JP2000301400A - 鋼板加工装置 - Google Patents
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Abstract
り得る鋼板加工装置を提供する。 【解決手段】 鋼板加工装置20によると、ワークの搬
送経路途中に設けられるプレス機30は、この搬送経路
を跨ぐように位置するフレーム31に上型35を上下動
可能に支持し、またこのフレーム31には、押圧機40
が搬送経路の交差方向に移動可能に支持される。そし
て、搬送経路に沿ってワークを搬送する搬送機50を、
プレス機30による加工および押圧機40による加工の
いずれにおいても共通に用いる。これにより、同じ搬送
経路においてプレス加工および押圧加工が施されること
から、プレス機30と押圧機40とを別個に構成した場
合と較べ、搬送経路方向の設備長さを短くすることがで
きる。したがって、搬送機50の共用化できる分、設備
コストを削減することができるとともに、搬送経路方向
の設備長さを短縮できる分、設備スペースを削減するこ
とができる。
Description
し、例えば一連の塑性加工等を鋼板に施すうえで好適に
用いられる鋼板加工装置に関するものである。
に仕上げるには、その加工目的ごとに異なった加工装置
を用いるのが一般的である。例えば、図9(D) に示すよ
うなパネル製品にあっては、同図(A) に示す鋼板素材9
1であるワークWaにプレスによるビード成形を施して
波板92に加工してワークWbとした後(同図(B) )、
矩形状の枠材93内にそれらを複数枚並べたワークWc
に(同図(C) )、リベット94を打ち込んで各波板92
同士或いは波板92と枠材93とを固定して出来上がる
(ワークWd)。
形するためのプレス工程にはプレス装置、リベット穴9
2bを形成するための穴あけ工程にはパンチ或いはドリ
ル装置、リベット94を固定するためのリベットかしめ
工程にはかしめ装置、というようにそれぞれの工程ごと
に各加工目的に応じた加工装置を用いる場合が多い。
たようにそれぞれの工程ごとに加工装置を用いた場合、
各工程ごとにそれぞれの加工装置を設備しなければなら
ないため、設備コストの増大を招くという問題を生ず
る。また、これらの各工程を一連の製造ラインによって
実現しようとすると、それぞれの加工装置を工程順にラ
イン状に設備しなければならないため、設備スペースの
拡大にも直結するという問題を生ずる。
なされたものであり、その目的とするところは、設備コ
ストの削減および設備の省空間化を図り得る鋼板加工装
置を提供することにある。
め、請求項1の鋼板加工装置では、鋼板の搬送経路途中
に設けられ、この搬送経路を跨ぐように位置するフレー
ムに上型を上下動可能に支持するプレス機と、前記フレ
ームに、前記搬送経路の交差方向に移動可能に支持され
る押圧機と、前記搬送経路に沿って前記鋼板を搬送する
搬送機とを備え、前記プレス機による加工および前記押
圧機による加工のいずれにおいても、前記鋼板の搬送に
前記搬送機を用いることを技術的特徴とする。
項1において、前記搬送機は、プレス加工時に前記鋼板
を保持する第1の保持手段と、押圧加工時に前記鋼板を
保持する第2の保持手段とを備え、前記第1の保持手段
は、前記押圧加工時に前記押圧機の移動範囲外に位置
し、前記第2の保持手段は、前記プレス加工時に前記プ
レス機の移動範囲外に位置することを技術的特徴とす
る。
求項1または2において、前記押圧機による加工は、前
記プレス機により加工された前記鋼板同士をリベット継
手により結合するものであることを技術的特徴とする。
に設けられるプレス機のフレームに押圧機を搬送経路の
交差方向に移動可能に支持し、プレス機による加工およ
び押圧機による加工のいずれにおいても、鋼板の搬送に
共通の搬送機を用いる。これにより、同じ搬送経路にお
いてプレス加工および押圧加工が施されることから、プ
レス機と押圧機とを別個に構成した場合と較べ、搬送経
路方向の設備長さを短くすることができる。
レス加工するときは第1の保持手段により鋼板を保持す
る一方で、プレス加工時に用いられない第2の保持手段
はプレス機の移動範囲外に位置する。また押圧機によっ
て押圧加工するときは第2の保持手段により鋼板を保持
する一方で、押圧加工時に用いられない第1の保持手段
は押圧機の移動範囲外に位置する。これにより、プレス
機による加工、押圧機による加工のいずれにおいても、
その工程では用いられない第1または第2の保持手段
が、プレス機または押圧機に干渉することがないため、
鋼板の搬送に搬送機を効率良く共用して用いることがで
きる。
は、プレス機により加工された鋼板同士をリベット継手
により結合するものであるから、プレス加工された鋼板
を複数枚並べて順次リベット継手により結合する場合に
適用することができる。これにより、プレス加工された
鋼板を複数枚並べてリベット継手により結合するという
ような一連の塑性加工を鋼板に施す場合に好適に用いる
ことができる。
施形態について図1〜図9を参照して説明する。まず、
本発明の一実施形態による鋼板加工装置20の全体構成
を図1に基づいて説明する。図1に示すように、鋼板加
工装置20は、主に、コロコンベア22、24、プレス
機30、押圧機40、搬送機50および制御盤80から
構成されている。この鋼板加工装置20は、コロコンベ
ア22、24により形成される搬送経路の途中あるワー
クに、プレス機30によるプレス加工および押圧機40
による押圧加工等を施すものである。
輪状のコロ22a、24aを複数個直列に並べて構成さ
れており、これらを対向させることにより搬送経路の上
流側と下流側を形成している。また、上流側に位置する
コロコンベア22の外側には、長板状の位置決めガイド
23が設けられており、コロコンベア22にセットされ
たワークの幅方向の位置決めがなされる。このコロコン
ベア22、24による対向幅および位置決めガイド23
によるワークの幅方向のセット位置は、加工されるワー
クの種類に合わせて段取り時等に設定される。図1で
は、枠材93に波板92を仮止したワークWcの幅にコ
ロコンベア22、24の対向幅が設定されているが、例
えば図9(A) に示す鋼板素材91(ワークWa)を波板
92(ワークWb)にプレス加工する場合には、この対
向幅は段取り時にワークWaの幅に設定される。
0は、コロコンベア22、24により形成される搬送経
路の途中に位置しており、主に、フレーム31、油圧シ
リンダ33、スライドフレーム34、上型35および下
型36から構成されている。図2に示すように、門型の
フレーム31は、上部フレーム31a、側部フレーム3
1bおよび下部フレーム31cから構成されており、搬
送経路を跨ぐように設けられている。そして、フレーム
31の上部を構成する上部フレーム31aには、制御盤
80によりピストンロッド33aの移動を制御し得る油
圧シリンダ33が設けられいる。このピストンロッド3
3aは、上部フレーム31aのほぼ中央を貫通し、さら
にその先端には、後述するスライドフレーム34が固定
されている。一方、フレーム31の下部を構成する下部
フレーム31cには、脚部32が設けられており、この
脚部32が床面等に固定されることによりフレーム31
を床面等に固定している。またフレーム31の両側を構
成する側部フレーム31bには、その内側面にガイドレ
ール31dが形成されており、このガイドレール31d
を軌道にしてスライドフレーム34が移動する。
両側を構成する側部フレーム31bに挟まれながら、前
述した油圧シリンダ33によるピストンロッド33aの
移動とともに側部フレーム31bのガイドレール31d
に案内されて移動、即ち上下動し得るように構成されて
いる。またこのスライドフレーム34には、ワークWa
(図9(A) )を所定形状に成形し得るプレス成形型のう
ちの上型35が固定されている。この上型35は、下部
フレーム31cに固定される下型36とともに、ワーク
Waに例えば断面三角形状のビード部92aを成形し波
板92のワークWb(図9(B) )を形成し得るものであ
る。
うちの下型36がボルトによりネジ固定されており、ま
たこの下型36とスライドフレーム34に固定される上
型35との間にはこれらの型の長手方向両側に位置する
ガイド37が介在している。これにより、スライドフレ
ーム34の上下動に伴う上型35の移動が下型36との
間でスムースに行われ、かつ上型35と下型36との嵌
合が適正に行われる。
36の上面とほぼ同一の高さに位置するように設定され
ている。これにより、後述する板クランプ60により搬
送されるワークWa(図9(A) )は、上型35と下型3
6との間を通過する際に両型によってプレス成形され
る。また図3に示すように、下部フレーム31cから外
された下型36は、上型35にサスペンダ39を介して
ボルト固定されることで、スライドフレーム34の上方
移動に伴い上型35とともに上昇する。これにより、後
述する押圧機40により加工されるワークWc(図9
(C) )が、下型36と接触することなくしてフレーム3
1内を通過することができる。
は、プレス機30よりも搬送経路の上流側に位置してい
る。この押圧機40は、主に、上部スライド41、下部
スライド42、サーボモータ43、スライダ44、ドリ
ル45、リベットかしめ機46、スライダ47、押え部
48から構成されており、前述したプレス機30により
波板状に成形されたワークWb(図9(B) )に、リベッ
ト穴をあけるととに、このリベット穴に通したリベット
をかしめるものである。
前述したプレス機30のフレーム31に固定されてお
り、搬送経路を跨ぐように設けられている。そして、こ
の上部スライド41には、長手方向に延びるガイドレー
ル41aが2本並設されており、さらにそのガイドレー
ル41aの間にボールネジ41bがほぼ平行に位置して
いる。このボールネジ41bは、端部に接続されるサー
ボモータ43によって回動可能に構成されるとともに、
このボールネジ41bの回動に伴い板状のスライダ44
がガイドレール41aに案内されて、ワークWc(図9
(C) )の幅方向に移動可能に構成されている。これによ
り、スライダ44に取付けられたドリル45およびリベ
ットかしめ機46をワークWcの幅方向に移動させるこ
とができるとともに、その移動量を高精度に制御するこ
とができる。
2は、上部スライド41の下方に位置していおり、床面
等に固定された脚部49によって支えられている。そし
て、この下部スライド42にも、長手方向に延びるガイ
ドレール42aが2本並設されており、そのガイドレー
ル42aの間にボールネジ42bがほぼ平行に位置して
いる。このボールネジ42bには、端部にプーリ42c
が接続されており、ベルト48aにより伝達されるサー
ボモータ43の動力によって、上部スライド41のボー
ルネジ41bの回動に同期してボールネジ42bが回動
するように構成されている。そして、このボールネジ4
2bの回動に伴い板状のスライダ47がガイドレール4
2aに案内されて、ワークWcの幅方向に移動可能に構
成する。これにより、スライダ47に取付けられた押え
部48を、上部スライド41のスライダ44の移動方向
と同方向に移動させることができ、スライダ44の移動
と同様、その移動量を高精度に制御することができる。
は、その先端に所定方向に回転するドリル刃45aと、
このドリル刃45aを上下動させる駆動機構45bとを
備えている。これにより、スライダ44によってドリル
45をワークWcの幅方向に移動した後、駆動機構45
bによってドリル刃45aをワークWcの厚さ方向に移
動させることができる。そのため、ワークWcの平面方
向の任意位置にドリル刃45aにより穴あけをすること
ができる。なお、このドリル45のワークWc幅方向の
移動に同期して移動する押え部48は、ワークWcを下
側から支えることによって、ドリル刃45aの押圧時に
ワークWcが下方に撓むことを防止している。
り付けられるリベットかしめ機46は、その先端に所定
のリベットを押圧可能なポンチ46aと、このポンチ4
6aを上下動させる加圧機構46bとを備えている。こ
れにより、スライダ44によってリベットかしめ機46
をワークWcの幅方向に移動した後、加圧機構46bに
よってポンチ46aをワークWcの厚さ方向に移動させ
ることができる。またこのリベットかしめ機46のワー
クWc幅方向の移動に同期して押え部48を移動させる
ことにより、この押え部48によってワークWcを下側
から支えることから、ワークWcの平面方向の任意位置
に位置するリベットにポンチ46aを押圧させる、即ち
リベットをかしめることができる。
定盤51、サーボモータ53、ボールネジ55、板クラ
ンプ60および枠クランプ70からなり、搬送経路上を
移動可能に構成されている。つまり、搬送経路に沿って
設けられたガイドレール56とボールネジ55によって
定盤51が搬送経路上を移動可能に構成することで、定
盤51に取付けられた板クランプ60および枠クランプ
70が搬送経路に沿って移動するものである。これによ
り、この搬送機50は、プレス機30による加工および
押圧機40による加工のいずれにおいても共通に用いら
れることになるため、同じ搬送経路においてプレス加工
および押圧加工が施される。したがって、プレス機30
と押圧機40とを別個に構成した場合と較べ、搬送経路
方向の設備長さを短くすることができる。即ち、搬送機
50の共用化できる分、設備コストを削減することがで
きるとともに、搬送経路方向の設備長さを短縮できる
分、設備スペースを削減することができる。
56とこのガイドレール56の間に設けられたボールネ
ジ55とを跨ぐように位置している。ガイドレール56
と接する側の面には、ガイドレール56に摺接可能な凸
部等がガイドレール56との対向部分に形成されている
ほか、ボールネジ55の機構部55aが設けられてい
る。他方、ガイドレール56と接しない側の面には、そ
の両側に枠クランプ70が2箇所、ほぼ中央にサーボモ
ータ53がそれぞれ設けれ、またサーボモータ53を挟
むようにして板クランプ60も2箇所に設けられてい
る。なお、図6ではサーボモータ53の両側に板クラン
プ60を位置させているが、コロコンベア24の段取り
位置に合わせて適宜変更し得るように構成されている。
60は、主に、ベース部61、ポスト63、クランプ本
体64、上側クランプ65およびシリンダ66から構成
されており、搬送経路の上流側に向かって先端部が突出
しながらも、枠クランプ70の先端部よりも定盤51側
に引っ込んだところに位置するように定盤51に取付け
られている。つまり、押圧加工時(例えば後述する枠リ
ベットかしめ作業)に用いられない板クランプ60は押
圧機40の移動範囲外に位置するように構成されてい
る。
は、厚肉の板状に形成されており、ベース部61に直立
して設けられる軸状のポスト63を中心に回動自在に、
かつ定盤51に垂直に立つように構成されている。つま
り、クランプ本体64の下部に形成されるLアングル部
64bと定盤51に固定されるベース部61との間に設
けられるポスト63およびコイルばね63aにより、ク
ランプ本体64が回動かつ上下動可能に構成されてい
る。また、クランプ本体64の先端部64aは、その断
面が後述する上側クランプ65の先端部65aとともに
板状のワークWa、Wbを把持可能に平面状に形成され
ている。さらに、この先端部64aの近傍には、ストッ
パ68が設けられており、このストッパ68によって、
クランプ本体64と上側クランプ65との間に把持され
るワークWa、Wbの位置決めがなされる。
れており、ジョイント部67を介してクランプ本体64
に回動自在に軸支されている。この上側クランプ65の
先端部65aは、その断面が前述したクランプ本体64
の先端部64aとともに板状のワークWa、Wbを把持
可能に平面状に形成されている。
自在に軸支されるとともに、そのピストンロッド66a
の先端部も上側クランプ65の上端部65bに回動自在
に軸支されている。これにより、シリンダ66の作動に
よるピストンロッド66aの伸張によって上側クランプ
65の先端部65aがクランプ本体64側に向かって移
動し(図7(A) )、またピストンロッド66aの収縮に
よって上側クランプ65の先端部65aがクランプ本体
64の反対側に向かって移動する(図7(B) )。したが
って、シリンダ66の作動を制御することによって、ク
ランプ本体64と上側クランプ65とによるワークW
a、Wbの把持および開放を制御することができる。ま
た前述したストッパ68にワークWa、Wbが当接する
ことによってワーク流れ方向の位置決めがなされる。こ
の板クランプ60が請求項2に記載の第1の保持手段に
該当する。
70は、主に、ベース部71、クランプ本体72、上側
クランプ74およびシリンダ75から構成されており、
搬送経路の上流側に向かってクランプ本体72が突出す
るように定盤51の端部に取付けられている。このよう
に定盤51の端部に枠クランプ70を位置させることに
よって、定盤51の移動に伴い枠クランプ70が搬送経
路内を移動しても、プレス機30によるフレーム31内
の上型35の可動範囲内に枠クランプ70が入ることが
ない。つまり、プレス加工時(例えば後述する波板成形
作業)に用いられない枠クランプ70はプレス機30の
移動範囲外に位置するように構成されている。
は、厚肉の板状に形成されており、Lアングル状に形成
されたベース部71に接続されて定盤51に垂直に立つ
ように構成されている。また、クランプ本体72の先端
部には、断面L字形状の下爪73が設けられており、こ
の下爪73によってワークWcの枠材93(図9(C))
を受け止め、さらに後述する上側クランプ74の先端部
74aとともにワークWcを把持可能に構成されてい
る。またこの下爪73には突き当て面73aが形成され
ていることから、この突き当て面73aによって、下爪
73と上側クランプ74との間に把持されるワークWc
の位置決めがなされる。
れており、ジョイント部76を介してクランプ本体72
に回動自在に軸支されている。この上側クランプ74の
先端部74aは、その断面が前述したクランプ本体72
の下爪73とともにワークWcの枠材93(図9(C) )
を把持可能に形成されている。
自在に軸支されるとともに、そのピストンロッド75a
の先端部も上側クランプ74の後端部74bに回動自在
に軸支されている。これにより、シリンダ75の作動に
よるピストンロッド75aの伸張によって上側クランプ
74の先端部74aが下爪73側に向かって移動し(図
8(A) )、またピストンロッド75aの収縮によって上
側クランプ74の先端部74aが下爪73の反対側に向
かって移動する(図8(B) )。したがって、シリンダ7
5の作動を制御することによって、下爪73と上側クラ
ンプ74とによるワークWcの把持および開放を制御す
ることができる。また前述した突き当て面73aにワー
クWcが当接することによってワーク流れ方向の位置決
めがなされる。この枠クランプ70が請求項2に記載の
第2の保持手段に該当する。
機30のフレーム31に隣接するように搬送経路を跨い
で設けられるステージ81に配置されており、主に、操
作盤82および制御部83から構成されている。そし
て、ワークの形状、種類等に応じて予め準備されている
所定の制御プログラムによって、前述したプレス機3
0、押圧機40および搬送機50の作動を制御する。
よって制御部83に対し、ワークの形状、種類等に応じ
た所定の制御プログラムを選択したり、選択したプログ
ラムの起動および停止させる指示を行い得るように構成
されている。一方、制御部83は、中央演算ユニット、
記憶ユニット、入出力ユニット等からなり、前述したプ
レス機30、押圧機40、搬送機50および操作盤82
により入出力制御され得るように構成されている。
各加工作業を、波板成形作業と枠リベットかしめ作業と
に分け、主に図1および図9を参照して説明する。 (1) 波板成形作業 波板成形作業は、図9(A) に示す鋼板素材91(ワーク
Wa)にプレス加工を施して図9(B) に示す波板92
(ワークWb)を成形するまでのもので、鋼板加工装置
20のプレス機30を用いて行われる。
状に合わせてコロコンベア22、24の間隔を設定する
ととにも、搬送機50をコロコンベア22側の予め決め
られた原位置に移動させる。この原位置は、鋼板加工装
置20による一連の加工工程が終了すると、次工程に備
えて搬送機50が待機する位置のことである。
ークWaを搬入してワークWaの幅方向およびワーク流
れ方向の位置決めを行う。つまり、コロコンベア22の
位置決めガイド23によってワークWaの幅方向の位置
決めが行われ、また板クランプ60のストッパ68(図
7参照)よってワークWaのワーク流れ方向の位置決め
が行われる。そして、これらの位置決めが確認される
と、板クランプ60によってワークWaの端部が把持さ
れ、鋼板加工装置20へのワークWaのセットが完了す
る。なお、ワークWaの搬入は、ワークWaの長手方向
がワークの流れ方向になるようにセットされる。
ワークWaに対応する所定の制御プログラムが選択され
た後、起動スイッチのオンによって、制御部83による
搬送機50およびプレス機30の加工制御がなされる。
つまり、ワークWaを把持した搬送機50が、ワークの
流れ方向、即ちコロコンベア24方向に徐々に移動する
ことにより、ワークWaがプレス機30の成形型(上型
35および下型36)内に徐々に引き込まれる。一方、
プレス機30は、ワークWaの移動に同期してスライド
フレーム34の上下動を繰り返すため、ワークWaのワ
ーク流れ方向には所定間隔ごとに上型35と下型36に
よるプレス加工が行われる。これにより、例えば図9
(B) に示すようなビード部92aが所定間隔ごとに形成
されて波板92の成形が行われる。
ンベア22側の搬入位置からワークWbとして搬出する
ため、搬送機50が原位置に戻される。そして、搬送機
50の板クランプ60からワークWbが開放され、コロ
コンベア22からワークWbが搬出されると、鋼板加工
装置20のプレス機30による一連のプレス加工、即ち
波板成形作業が終了する。
て成形された波板92(ワークWb)を、矩形状の枠材
93内に複数枚並べてワークWc(図9(C) )を構成
し、各波板92同士あるいは波板92と枠材93とを固
定するためにリベット94をかしめるもので、鋼板加工
装置20の押圧機40を用いて行われる。
てコロコンベア22、24の間隔を設定するととにも、
搬送機50をコロコンベア22側の予め決められた原位
置に移動させる。そして、プレス機30の下型36を、
サスペンダ39を介して上型35にボルト固定した後、
スライドフレーム34を所定位置まで上昇させる(図3
参照)。これにより、押圧機40により加工されるワー
クWcが、下型36と接触することなくしてフレーム3
1内を通過することができる。
ークWcを搬入してワークWcの幅方向およびワーク流
れ方向の位置決めを行う。つまり、コロコンベア22の
位置決めガイド23によってワークWcの幅方向の位置
決めが行われ、また枠クランプ70の下爪73(図8参
照)よってワークWcのワーク流れ方向の位置決めが行
われる。そして、これらの位置決めが確認されると、枠
クランプ70によってワークWcの枠材93が把持さ
れ、鋼板加工装置20へのワークWcのセットが完了す
る。なお、ワークWcの搬入は、ワークWcを構成する
ワークWbの長手方向がワークの幅方向になるようにセ
ットされる。
ワークWcに対応する所定の制御プログラムが選択され
た後、起動スイッチのオンによって、制御部83による
搬送機50および押圧機40の加工制御がなされる。つ
まり、ワークWcを把持した搬送機50が、ワークの流
れ方向、即ちコロコンベア24方向に徐々に移動するこ
とにより、ワークWcが押圧機40の移動可能範囲内に
徐々に引き込まれる。一方、押圧機40は、ワークWc
が所定範囲内に引き込まれると、搬送機50の移動中断
時期に合わせて、スライダ44、47をワークWcの幅
方向に移動させるとともに、所定間隔ごとにドリル45
およびリベットかしめ機46の上下動を繰り返す。その
ため、ワークWcの幅方向には、所定間隔ごとにリベッ
ト穴92bがドリル45によりあけられ、さらにこのリ
ベット穴92bに通されたリベット94がリベットかし
め機46によりかしめられる(図1参照)。
穴あけおよびリベット94のかしめ加工が完了すると、
コロコンベア22側の搬入位置からワークWdとして搬
出するため、搬送機50が原位置に戻される。そして、
搬送機50の枠クランプ70からワークWdが開放さ
れ、コロコンベア22からワークWdが搬出されると、
鋼板加工装置20の押圧機40による一連の押圧加工、
即ち枠リベットかしめ作業が終了する。
工装置20によると、ワークの搬送経路途中に設けられ
るプレス機30は、この搬送経路を跨ぐように位置する
フレーム31に上型35を上下動可能に支持し、またこ
のフレーム31には、押圧機40が搬送経路の交差方向
に移動可能に支持される。そして、搬送経路に沿ってワ
ークを搬送する搬送機50を、プレス機30による加工
および押圧機40による加工のいずれにおいても共通に
用いる。これにより、同じ搬送経路においてプレス加工
および押圧加工が施されることから、プレス機30と押
圧機40とを別個に構成した場合と較べ、搬送経路方向
の設備長さを短くすることができる。したがって、搬送
機50の共用化できる分、設備コストを削減し得るとと
もに、搬送経路方向の設備長さを短縮できる分、設備ス
ペースを削減、即ち設備の省空間化を図り得る効果があ
る。
ると、プレス機30によってプレス加工するときは板ク
ランプ60によりワークWa、Wbを保持する一方で、
プレス加工時に用いられない枠クランプ70はプレス機
30の移動範囲外に位置する。また押圧機40によって
押圧加工するときは枠クランプ70によりワークWcを
保持する一方で、押圧加工時に用いられない板クランプ
60は押圧機40の移動範囲外に位置する。これによ
り、プレス機30による加工、押圧機40による加工の
いずれにおいても、その工程では用いられない板クラン
プ60または枠クランプ70が、プレス機30または押
圧機40に干渉することがないため、ワークの搬送に搬
送機50を効率良く共用して用いることができる。な
お、本実施例では、プレス加工あるいはリベットかしめ
加工終了後、搬送手段によりワークをコロコンベア22
側へ戻してからワークを取り出すことで説明したが、加
工終了の位置、即ちコロコンベア24側でワークを取り
出すようにしてもよい。
中に設けられるプレス機のフレームに押圧機を搬送経路
の交差方向に移動可能に支持し、プレス機による加工お
よび押圧機による加工のいずれにおいても、鋼板の搬送
に共通の搬送機を用いる。これにより、同じ搬送経路に
おいてプレス加工および押圧加工が施されることから、
プレス機と押圧機とを別個に構成した場合と較べ、搬送
経路方向の設備長さを短くすることができる。したがっ
て、搬送機の共用化できる分、設備コストを削減し得る
とともに、搬送経路方向の設備長さを短縮できる分、設
備スペースを削減、即ち設備の省空間化を図り得る効果
がある。
レス加工するときは第1の保持手段により鋼板を保持す
る一方で、プレス加工時に用いられない第2の保持手段
はプレス機の移動範囲外に位置する。また押圧機によっ
て押圧加工するときは第2の保持手段により鋼板を保持
する一方で、押圧加工時に用いられない第1の保持手段
は押圧機の移動範囲外に位置する。これにより、プレス
機による加工、押圧機による加工のいずれにおいても、
その工程では用いられない第1または第2の保持手段
が、プレス機または押圧機に干渉することがないため、
鋼板の搬送に搬送機を効率良く共用して用いることがで
きる。したがって、搬送機を効率的に共用化できる分、
設備コストをさらに削減し得るとともに、搬送経路方向
の設備長さを短縮できる分、設備の省空間化を図り得る
効果がある。
は、プレス機により加工された鋼板同士をリベット継手
により結合するものであるから、プレス加工された鋼板
を複数枚並べて順次リベット継手により結合する場合に
適用することができる。これにより、プレス加工された
鋼板を複数枚並べてリベット継手により結合するという
ような一連の塑性加工を鋼板に施す場合に好適に用いる
ことができる。したがって、かかる一連の塑性加工を鋼
板に施す場合においても、設備コストの削減および設備
の省空間化を図り得る効果がある。
を示す模式的な斜視図である。
ークの投入側から示した構成図である。
る下型が退避した状態を示す説明図である。
クの投入側から示した構成図である。
圧機との位置関係を示す説明図である。
を示す説明図である。
構成を示す説明図で、図7(A)は板クランプが閉じた状
態を示すもの、図7(B) は板クランプが開いた状態を示
すものある。
構成を示す説明図で、図8(A)は枠クランプが閉じた状
態を示すもの、図8(B) は枠クランプが開いた状態を示
すものある。
図で、図9(A) は加工前の鋼板を示すもの、図9(B) は
ビード部成形後の鋼板を示すもの、図9(C) はリベット
穴形成後の鋼板を示すもの、図9(D) は完成したパネル
製品を示すものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 鋼板の搬送経路途中に設けられ、この搬
送経路を跨ぐように位置するフレームに上型を上下動可
能に支持するプレス機と、 前記フレームに、前記搬送経路の交差方向に移動可能に
支持される押圧機と、 前記搬送経路に沿って前記鋼板を搬送する搬送機とを備
え、 前記プレス機による加工および前記押圧機による加工の
いずれにおいても、前記鋼板の搬送に前記搬送機を用い
ることを特徴とする鋼板加工装置。 - 【請求項2】 前記搬送機は、プレス加工時に前記鋼板
を保持する第1の保持手段と、押圧加工時に前記鋼板を
保持する第2の保持手段とを備え、 前記第1の保持手段は、前記押圧加工時に前記押圧機の
移動範囲外に位置し、 前記第2の保持手段は、前記プレス加工時に前記プレス
機の移動範囲外に位置することを特徴とする請求項1記
載の鋼板加工装置。 - 【請求項3】 前記押圧機による加工は、前記プレス機
により加工された前記鋼板同士をリベット継手により結
合するものであることを特徴とする請求項1または2記
載の鋼板加工装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP10749499A JP3620336B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 鋼板加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10749499A JP3620336B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 鋼板加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000301400A true JP2000301400A (ja) | 2000-10-31 |
| JP3620336B2 JP3620336B2 (ja) | 2005-02-16 |
Family
ID=14460645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10749499A Expired - Fee Related JP3620336B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 鋼板加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3620336B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100337786C (zh) * | 2003-04-02 | 2007-09-19 | 浙江精工钢结构有限公司 | 箱型钢构件的横向布置生产流水线 |
| JP2010105076A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Toyota Boshoku Corp | 取付装置 |
| JP2015510454A (ja) * | 2012-01-25 | 2015-04-09 | オットー ユンカー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 2つの金属帯片端部を接合する方法および装置 |
| CN109382433A (zh) * | 2018-12-03 | 2019-02-26 | 浙江中隧桥波形钢腹板有限公司 | 一种增力压机及压型方法 |
| CN114161153A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-03-11 | 中车长江车辆有限公司 | 一种铁路货车侧梁钻铆装置 |
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| CN103537539B (zh) * | 2013-10-18 | 2015-12-09 | 中国科学院深圳先进技术研究院 | 波纹箔片的冲压成形装置及波纹箔片的生产设备 |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP10749499A patent/JP3620336B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US9895735B2 (en) | 2012-01-25 | 2018-02-20 | Otto Junker Gmbh | Method for joining two metal strip ends |
| CN109382433A (zh) * | 2018-12-03 | 2019-02-26 | 浙江中隧桥波形钢腹板有限公司 | 一种增力压机及压型方法 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP3620336B2 (ja) | 2005-02-16 |
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