JP2000301681A - 化粧シート及びそれを用いた化粧材 - Google Patents
化粧シート及びそれを用いた化粧材Info
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- JP2000301681A JP2000301681A JP11110383A JP11038399A JP2000301681A JP 2000301681 A JP2000301681 A JP 2000301681A JP 11110383 A JP11110383 A JP 11110383A JP 11038399 A JP11038399 A JP 11038399A JP 2000301681 A JP2000301681 A JP 2000301681A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポリオレフィン系樹脂を用いた化粧シート
は、ポリ塩化ビニルを用いた化粧シートに比較して熱成
形性、耐候性、透明性が劣る等の問題がある。 【解決手段】 基材シートとしてアクリル樹脂と着色剤
からなる着色基材シート11を用い、該着色基材シート11
の上に絵柄層12及び易接着層14を形成した後、その上に
透明な非結晶性PETフィルム13を熱融着により積層し
て積層シートを作製し、更に、その積層シートの透明な
非結晶性PETフィルム13の上にフッ素基を含有する熱
硬化性樹脂からなる透明なトップコート層16を形成し、
裏面の着色基材シート11に易接着層15を形成して、熱成
形性に優れ、且つ耐摩耗性、耐擦傷性、耐汚染性、耐候
性に優れた化粧シート1 を作製する。
は、ポリ塩化ビニルを用いた化粧シートに比較して熱成
形性、耐候性、透明性が劣る等の問題がある。 【解決手段】 基材シートとしてアクリル樹脂と着色剤
からなる着色基材シート11を用い、該着色基材シート11
の上に絵柄層12及び易接着層14を形成した後、その上に
透明な非結晶性PETフィルム13を熱融着により積層し
て積層シートを作製し、更に、その積層シートの透明な
非結晶性PETフィルム13の上にフッ素基を含有する熱
硬化性樹脂からなる透明なトップコート層16を形成し、
裏面の着色基材シート11に易接着層15を形成して、熱成
形性に優れ、且つ耐摩耗性、耐擦傷性、耐汚染性、耐候
性に優れた化粧シート1 を作製する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の内装、建
具の表面化粧、車両の内装等に用いられる化粧シート及
びそれを用いた化粧材に関するものである。特に、化粧
シートを用いて真空成形により成形品表面を装飾する場
合においても、良好な表面装飾ができるように真空成形
適性を改良したものである。
具の表面化粧、車両の内装等に用いられる化粧シート及
びそれを用いた化粧材に関するものである。特に、化粧
シートを用いて真空成形により成形品表面を装飾する場
合においても、良好な表面装飾ができるように真空成形
適性を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の壁、天井等の内装、家
具、キャビネット等の表面装飾材として用いられる化粧
シートは、その基材シートにポリ塩化ビニルシートが多
く使用されている。例えば、ポリ塩化ビニルシートに木
目模様等を印刷し、これに透明なポリ塩化ビニルシート
を積層したものや、更に、透明なポリ塩化ビニルシート
にエンボス加工を施したものがある。また、ポリ塩化ビ
ニルシートに代わるものとして、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン系樹脂シートを使用した化
粧シートが提案されている(特開昭54ー62255号
公報参照)。
具、キャビネット等の表面装飾材として用いられる化粧
シートは、その基材シートにポリ塩化ビニルシートが多
く使用されている。例えば、ポリ塩化ビニルシートに木
目模様等を印刷し、これに透明なポリ塩化ビニルシート
を積層したものや、更に、透明なポリ塩化ビニルシート
にエンボス加工を施したものがある。また、ポリ塩化ビ
ニルシートに代わるものとして、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン系樹脂シートを使用した化
粧シートが提案されている(特開昭54ー62255号
公報参照)。
【0003】また、アクリル樹脂シートを用いた化粧シ
ートとして、基材シートにアクリル樹脂シートを用い、
表面にポリオレフィン系樹脂シートを用いたもの、又は
基材シートにポリ塩化ビニルシートを用い、表面にアク
リル樹脂シートを用いた化粧シートも使用されている。
ートとして、基材シートにアクリル樹脂シートを用い、
表面にポリオレフィン系樹脂シートを用いたもの、又は
基材シートにポリ塩化ビニルシートを用い、表面にアク
リル樹脂シートを用いた化粧シートも使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリ塩化ビニ
ル製のシートを用いた化粧シートは、廃棄されて焼却さ
れた場合、塩酸ガスやダイオキシンの発生の恐れがある
と言われているため、使用後の廃棄処理に問題がある。
また、耐熱性が不足するとか、可塑剤のブリードアウト
により表面が汚染される等の問題があった。また、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂シ
ートを使用した化粧シートは、極性基を持たないため、
絵柄層を形成する場合、印刷インキとの接着力を向上さ
せるために、オレフィン系樹脂シートの表面にコロナ放
電処理やプライマー層を形成する方法等の易接着層を設
ける必要があった。更に、ポリオレフィン系樹脂シート
を用いた化粧シートは、真空成形により成形品表面を装
飾する場合、ポリ塩化ビニルを用いた化粧シートに比較
して真空成形適性が劣る等の問題があった。
ル製のシートを用いた化粧シートは、廃棄されて焼却さ
れた場合、塩酸ガスやダイオキシンの発生の恐れがある
と言われているため、使用後の廃棄処理に問題がある。
また、耐熱性が不足するとか、可塑剤のブリードアウト
により表面が汚染される等の問題があった。また、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂シ
ートを使用した化粧シートは、極性基を持たないため、
絵柄層を形成する場合、印刷インキとの接着力を向上さ
せるために、オレフィン系樹脂シートの表面にコロナ放
電処理やプライマー層を形成する方法等の易接着層を設
ける必要があった。更に、ポリオレフィン系樹脂シート
を用いた化粧シートは、真空成形により成形品表面を装
飾する場合、ポリ塩化ビニルを用いた化粧シートに比較
して真空成形適性が劣る等の問題があった。
【0005】また、表面にアクリル樹脂フィルムを用い
た化粧シートは、凹凸形状を有する立体成形品の表面装
飾に用いた場合、真空成形により形成された絞り部分が
熱をかけることにより戻りが生じたり、表面の艶の変化
が生じたりする。更に、基材シートにアクリル樹脂シー
トを用い、表面フィルムにポリオレフィン樹脂フィルム
を用いた場合、伸度が乏しく、真空成形により立体成形
品の表面装飾を行う際、複雑な形状の成形品には困難で
ある。
た化粧シートは、凹凸形状を有する立体成形品の表面装
飾に用いた場合、真空成形により形成された絞り部分が
熱をかけることにより戻りが生じたり、表面の艶の変化
が生じたりする。更に、基材シートにアクリル樹脂シー
トを用い、表面フィルムにポリオレフィン樹脂フィルム
を用いた場合、伸度が乏しく、真空成形により立体成形
品の表面装飾を行う際、複雑な形状の成形品には困難で
ある。
【0006】以上のように、従来の化粧シートは、一長
一短があり必ずしも満足できるものではない。通常、建
築物の壁、天井等の内装、家具、キャビネット等の表面
装飾材として用いられる化粧シートには、下記のような
機能が要求される。 (1)ポリ塩化ビニルを用いた化粧シートと同等の熱成
形適性。 特に、温度変化に伴う一定荷重時の伸度の変化がポリ塩
化ビニルと同等の緩やかに連続的に変化すること。ま
た、加熱→冷却→加熱の繰り返しの温度変化に対しても
物性の劣化が少ないこと。 (2)耐クリープ変形性。 外装材や内装材には建具や家具による一定荷重が長時間
かけられる場合が多く、クリープ変形が生じると、荷重
部分がめくれたり剥がれたりする。従って、極力クリー
プ変形が生じない材料であることが求められる。 (3)耐寒折り曲げ強度。 寒冷地でVカット加工(化粧シートを積層した化粧材を
折り曲げ加工をした際に、化粧材にV字状の溝を形成し
て折り曲げ加工を行うこと、以下単にVカット加工とい
う)等の折り曲げ加工を行う際に、応力緩和が不十分な
場合は、折り曲げ部に白化、亀裂、破断等が生じる。
一短があり必ずしも満足できるものではない。通常、建
築物の壁、天井等の内装、家具、キャビネット等の表面
装飾材として用いられる化粧シートには、下記のような
機能が要求される。 (1)ポリ塩化ビニルを用いた化粧シートと同等の熱成
形適性。 特に、温度変化に伴う一定荷重時の伸度の変化がポリ塩
化ビニルと同等の緩やかに連続的に変化すること。ま
た、加熱→冷却→加熱の繰り返しの温度変化に対しても
物性の劣化が少ないこと。 (2)耐クリープ変形性。 外装材や内装材には建具や家具による一定荷重が長時間
かけられる場合が多く、クリープ変形が生じると、荷重
部分がめくれたり剥がれたりする。従って、極力クリー
プ変形が生じない材料であることが求められる。 (3)耐寒折り曲げ強度。 寒冷地でVカット加工(化粧シートを積層した化粧材を
折り曲げ加工をした際に、化粧材にV字状の溝を形成し
て折り曲げ加工を行うこと、以下単にVカット加工とい
う)等の折り曲げ加工を行う際に、応力緩和が不十分な
場合は、折り曲げ部に白化、亀裂、破断等が生じる。
【0007】(4)耐有機溶剤性。 化粧シートと被着体を接着する際、接着剤中の溶剤によ
り化粧シートが膨潤、変形するのを防止する。多層構造
の化粧シートの場合も同様である。 (5)破断時伸度、耐衝撃強度。 Vカット加工時の折り曲げ部の亀裂を防止するために、
この特性が要求される。 (6)適度な曲げ弾性率をもつ。 曲げ加工部での化粧シートの追従性が十分であるために
必要とされる。 (7)透明性が良好。 (8)エンボス加工等に伴う加熱と冷却によっても、再
結晶による白化、濁りが生じないこと。 (9)易接着性。 (10)耐候性に優れる。
り化粧シートが膨潤、変形するのを防止する。多層構造
の化粧シートの場合も同様である。 (5)破断時伸度、耐衝撃強度。 Vカット加工時の折り曲げ部の亀裂を防止するために、
この特性が要求される。 (6)適度な曲げ弾性率をもつ。 曲げ加工部での化粧シートの追従性が十分であるために
必要とされる。 (7)透明性が良好。 (8)エンボス加工等に伴う加熱と冷却によっても、再
結晶による白化、濁りが生じないこと。 (9)易接着性。 (10)耐候性に優れる。
【0008】本発明は、ポリオレフィン系樹脂及びアク
リル樹脂を用いた従来の化粧シートのもつ問題点を解消
することを目的として鋭意研究した結果、アクリル樹脂
シートと非結晶性ポリエチレンテレフタレート樹脂フィ
ルムを組み合わせることにより、ポリ塩化ビニル系樹脂
を用いた化粧シートと同等の熱成形性、耐汚染性、耐候
性、透明性、及び被着体との易接着性をもつ化粧シート
が得られることを見い出し、本発明に到った。
リル樹脂を用いた従来の化粧シートのもつ問題点を解消
することを目的として鋭意研究した結果、アクリル樹脂
シートと非結晶性ポリエチレンテレフタレート樹脂フィ
ルムを組み合わせることにより、ポリ塩化ビニル系樹脂
を用いた化粧シートと同等の熱成形性、耐汚染性、耐候
性、透明性、及び被着体との易接着性をもつ化粧シート
が得られることを見い出し、本発明に到った。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、化粧シートの構成を以下のようにした。着色基材シ
ート、絵柄層、及び透明な保護層からなる化粧シートに
おいて、前記着色基材シートがアクリル樹脂からなり、
前記透明な保護層が非結晶性ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂からなることを特徴とする化粧シートとした。ま
た、前記着色基材シートに、絵柄層、易接着層、透明な
非結晶性ポリエチレンテレフタレートフィルムがこの順
に積層されていることを特徴する化粧シートとした。更
に、前記透明な保護層の上に厚さ1〜10μmのトップ
コート層を形成した化粧シートとし、該トップコート層
が、フッ素基を含有する熱硬化性樹脂からなること、又
は抗菌剤を添加した樹脂層からなることを特徴とする化
粧シートとした。また、前記化粧シートの着色基材シー
ト側に易接着層を形成したことを特徴とする記載の化粧
シートとした。そして、前記化粧シートの着色基材シー
ト側を被着体に貼着して化粧材とした。
に、化粧シートの構成を以下のようにした。着色基材シ
ート、絵柄層、及び透明な保護層からなる化粧シートに
おいて、前記着色基材シートがアクリル樹脂からなり、
前記透明な保護層が非結晶性ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂からなることを特徴とする化粧シートとした。ま
た、前記着色基材シートに、絵柄層、易接着層、透明な
非結晶性ポリエチレンテレフタレートフィルムがこの順
に積層されていることを特徴する化粧シートとした。更
に、前記透明な保護層の上に厚さ1〜10μmのトップ
コート層を形成した化粧シートとし、該トップコート層
が、フッ素基を含有する熱硬化性樹脂からなること、又
は抗菌剤を添加した樹脂層からなることを特徴とする化
粧シートとした。また、前記化粧シートの着色基材シー
ト側に易接着層を形成したことを特徴とする記載の化粧
シートとした。そして、前記化粧シートの着色基材シー
ト側を被着体に貼着して化粧材とした。
【0010】即ち、本発明の化粧シートは、基材シート
として、アクリル樹脂からなる着色シートを用い、表面
の保護フィルムとして透明な非結晶性ポリエチレンテレ
フタレートフィルムを使用し、その表面フィルムと着色
基材シートの中間に印刷等により絵柄層を設け、その両
方のフィルムを熱融着法により積層したことを特徴とす
るものである。そして、化粧シートを上記構成にするこ
とにより、真空成形適性を改良して、従来のポリ塩化ビ
ニルフィルムを用いた化粧シートと同等な熱成形性を有
するようにしたものである。また、保護層の上に、フッ
素基を含有する熱硬化性樹脂からなるトップコート層を
設けて、化粧シートの耐摩耗性、耐候性、耐擦傷性、耐
汚染性等の物性を向上させ、また、トップコート層に抗
菌剤を添加して防菌性及び防カビ性を付与したものであ
る。また、被着体との接着性を良好にするために、裏面
に易接着層を形成すると共に、前記化粧シートを被着体
に貼着して化粧材とした。
として、アクリル樹脂からなる着色シートを用い、表面
の保護フィルムとして透明な非結晶性ポリエチレンテレ
フタレートフィルムを使用し、その表面フィルムと着色
基材シートの中間に印刷等により絵柄層を設け、その両
方のフィルムを熱融着法により積層したことを特徴とす
るものである。そして、化粧シートを上記構成にするこ
とにより、真空成形適性を改良して、従来のポリ塩化ビ
ニルフィルムを用いた化粧シートと同等な熱成形性を有
するようにしたものである。また、保護層の上に、フッ
素基を含有する熱硬化性樹脂からなるトップコート層を
設けて、化粧シートの耐摩耗性、耐候性、耐擦傷性、耐
汚染性等の物性を向上させ、また、トップコート層に抗
菌剤を添加して防菌性及び防カビ性を付与したものであ
る。また、被着体との接着性を良好にするために、裏面
に易接着層を形成すると共に、前記化粧シートを被着体
に貼着して化粧材とした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照にしながら本
発明を詳細に説明する。図1は本発明の化粧シートの一
例を示した模式断面図である。図2は本発明の化粧シー
トの別の態様で、絵柄層の上に易接着層を設けた場合の
模式断面図である。図3は本発明の化粧シートの別の態
様で、非結晶性ポリエチレンテレフタレートフィルム
(以下非結晶性PETフィルムとする)の上にトップコ
ート層設け、裏面に易接着層を設けたときの模式断面図
である。図4は本発明の化粧シートの別の態様で、トッ
プコート層に抗菌剤を添加したときの模式断面図であ
る。図5は本発明の化粧材の一例で、トップコート層を
形成した化粧シートを被着体に貼着したときの模式断面
図である。図6は本発明の化粧材の別の態様で、抗菌剤
を含有するトップコート層を形成した化粧シートを被着
体に貼着したときの模式断面図である。
発明を詳細に説明する。図1は本発明の化粧シートの一
例を示した模式断面図である。図2は本発明の化粧シー
トの別の態様で、絵柄層の上に易接着層を設けた場合の
模式断面図である。図3は本発明の化粧シートの別の態
様で、非結晶性ポリエチレンテレフタレートフィルム
(以下非結晶性PETフィルムとする)の上にトップコ
ート層設け、裏面に易接着層を設けたときの模式断面図
である。図4は本発明の化粧シートの別の態様で、トッ
プコート層に抗菌剤を添加したときの模式断面図であ
る。図5は本発明の化粧材の一例で、トップコート層を
形成した化粧シートを被着体に貼着したときの模式断面
図である。図6は本発明の化粧材の別の態様で、抗菌剤
を含有するトップコート層を形成した化粧シートを被着
体に貼着したときの模式断面図である。
【0012】図7は本発明の化粧シートを作製するとき
の説明図である。図8は本発明の化粧シートで、トップ
コート層に抗菌剤を含有する化粧シート(以下抗菌性化
粧シートとする)を作製するときの説明図である。図9
は本発明の化粧シートを作製し、その化粧シートを被着
体に貼着して化粧材を作製するときの説明図である。図
10は実施例1により化粧シートを作製するときの説明
図である。図11は実施例2により化粧シートを作製す
るときの説明図である。図12は真空成形適性試験によ
り化粧シートの良否を判定するときの説明図である。図
13は化粧材のVカット加工適性試験を行うときの説明
図である。
の説明図である。図8は本発明の化粧シートで、トップ
コート層に抗菌剤を含有する化粧シート(以下抗菌性化
粧シートとする)を作製するときの説明図である。図9
は本発明の化粧シートを作製し、その化粧シートを被着
体に貼着して化粧材を作製するときの説明図である。図
10は実施例1により化粧シートを作製するときの説明
図である。図11は実施例2により化粧シートを作製す
るときの説明図である。図12は真空成形適性試験によ
り化粧シートの良否を判定するときの説明図である。図
13は化粧材のVカット加工適性試験を行うときの説明
図である。
【0013】本発明の化粧シート1は、図1に示すよう
に、基本的には、着色基材シート11としてアクリル樹
脂からなる着色シートを用い、その着色基材シート11
に印刷等により絵柄層12を設け、保護層として透明な
非結晶性ポリエチレンテレフタレートフィルム(非結晶
性PETフィルム)を用いて、この印刷シート(基材シ
ート)と透明な非結晶性PETフィルム(保護層)を熱
融着により積層したものである。尚、絵柄層12は透明
な非結晶性PETフィルム13に設けて着色基材シート
11と熱融着することにより化粧シート1としてもよ
い。また、化粧シート1の別な態様として、着色基材シ
ートと非結晶性PETフィルムの接着性を向上させるた
めに、図2に示すように、着色基材シート11に絵柄層
12を形成した後更に易接着層14を形成して、透明な
非結晶性PETフィルム13と熱融着して化粧シート1
としたものがある。この場合、非結晶性PETフィルム
13に易接着層14及び絵柄層12を形成して着色基材
シート11と積層して化粧シート1としてもよいし、
又、着色基材シート11に絵柄層12を形成し、非結晶
性PETフィルム13に易接着層14して、この両者を
積層して化粧シート1としてもよい。
に、基本的には、着色基材シート11としてアクリル樹
脂からなる着色シートを用い、その着色基材シート11
に印刷等により絵柄層12を設け、保護層として透明な
非結晶性ポリエチレンテレフタレートフィルム(非結晶
性PETフィルム)を用いて、この印刷シート(基材シ
ート)と透明な非結晶性PETフィルム(保護層)を熱
融着により積層したものである。尚、絵柄層12は透明
な非結晶性PETフィルム13に設けて着色基材シート
11と熱融着することにより化粧シート1としてもよ
い。また、化粧シート1の別な態様として、着色基材シ
ートと非結晶性PETフィルムの接着性を向上させるた
めに、図2に示すように、着色基材シート11に絵柄層
12を形成した後更に易接着層14を形成して、透明な
非結晶性PETフィルム13と熱融着して化粧シート1
としたものがある。この場合、非結晶性PETフィルム
13に易接着層14及び絵柄層12を形成して着色基材
シート11と積層して化粧シート1としてもよいし、
又、着色基材シート11に絵柄層12を形成し、非結晶
性PETフィルム13に易接着層14して、この両者を
積層して化粧シート1としてもよい。
【0014】更に、化粧シート1の別な態様として、図
3に示すように、表面の耐摩耗性、耐擦傷性、耐候性、
耐汚染性等の物性を向上させるために、保護層としての
非結晶性PETフィルム13の上に、フッ素基を含有す
る熱硬化性樹脂からなるトップコート層15を形成し、
積層シートの裏面に被着体との接着性を向上させるため
に、易接着層14を形成して化粧シート1としたものも
ある。また、図4に示すように、上記のトップコート層
15に抗菌剤16を添加し、化粧シートに防菌性及び防
カビ性を付与して抗菌性化粧シート1aとすることもあ
る。
3に示すように、表面の耐摩耗性、耐擦傷性、耐候性、
耐汚染性等の物性を向上させるために、保護層としての
非結晶性PETフィルム13の上に、フッ素基を含有す
る熱硬化性樹脂からなるトップコート層15を形成し、
積層シートの裏面に被着体との接着性を向上させるため
に、易接着層14を形成して化粧シート1としたものも
ある。また、図4に示すように、上記のトップコート層
15に抗菌剤16を添加し、化粧シートに防菌性及び防
カビ性を付与して抗菌性化粧シート1aとすることもあ
る。
【0015】そして、本発明の化粧材は、図5及び図6
に示すように、前記化粧シート1又は抗菌性化粧シート
1aをプラスチック製シート、合板、成形品等の被着体
20に貼着して作製するものである。即ち、図5に示す
ように、着色基材シート11に絵柄層12、易接着層1
4、非結晶性PETフィルム13、トップコート層15
を積層した化粧シート1を、化粧シート1の裏面に形成
した易接着層14を介して、被着体20に熱融着又は接
着剤を用いて接着して化粧材2とするものである。ま
た、着色基材シート11に絵柄層12、易接着層14、
非結晶性PETフィルム13、抗菌剤16を含有するト
ップコート層15を積層した抗菌性化粧シート1aを、
前記と同様に接着して抗菌性化粧材2aとするものであ
る。
に示すように、前記化粧シート1又は抗菌性化粧シート
1aをプラスチック製シート、合板、成形品等の被着体
20に貼着して作製するものである。即ち、図5に示す
ように、着色基材シート11に絵柄層12、易接着層1
4、非結晶性PETフィルム13、トップコート層15
を積層した化粧シート1を、化粧シート1の裏面に形成
した易接着層14を介して、被着体20に熱融着又は接
着剤を用いて接着して化粧材2とするものである。ま
た、着色基材シート11に絵柄層12、易接着層14、
非結晶性PETフィルム13、抗菌剤16を含有するト
ップコート層15を積層した抗菌性化粧シート1aを、
前記と同様に接着して抗菌性化粧材2aとするものであ
る。
【0016】本発明の化粧シートに用いられる着色基材
シートとしては、下記のアクリル系樹脂に着色剤を添加
してカレンダー法等により所定の厚さにシート化したも
のが使用される。着色基材シートの厚さは、50〜10
0μmが好ましい。アクリル系樹脂としては、ポリ(メ
タ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチ
ル、ポリ(メタ)アクリル酸プロピル、ポリ(メタ)ア
クリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチル−(メタ)
アクリル酸ブチル共重合体、(メタ)アクリル酸エチル
−(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、エチレン−(メ
タ)アクリル酸メチル共重合体、スチレン−(メタ)ア
クリル酸メチル共重合体等の(メタ)アクリル酸エステ
ルを含む単独又は共重合体からなるアクリル樹脂が使用
される。(但し、ここで(メタ)アクリルとはアクリル
又はメタアクリルを意味するものとし、以下同様の意味
で用いるものとする。)
シートとしては、下記のアクリル系樹脂に着色剤を添加
してカレンダー法等により所定の厚さにシート化したも
のが使用される。着色基材シートの厚さは、50〜10
0μmが好ましい。アクリル系樹脂としては、ポリ(メ
タ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチ
ル、ポリ(メタ)アクリル酸プロピル、ポリ(メタ)ア
クリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチル−(メタ)
アクリル酸ブチル共重合体、(メタ)アクリル酸エチル
−(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、エチレン−(メ
タ)アクリル酸メチル共重合体、スチレン−(メタ)ア
クリル酸メチル共重合体等の(メタ)アクリル酸エステ
ルを含む単独又は共重合体からなるアクリル樹脂が使用
される。(但し、ここで(メタ)アクリルとはアクリル
又はメタアクリルを意味するものとし、以下同様の意味
で用いるものとする。)
【0017】上記アクリル樹脂に添加される着色剤は、
基材シートに化粧シートとしての必要な色彩をもたせる
ものであり、必要に応じて、顔料又は染料からなる着色
剤が使用される。アクリル樹脂シートの着色は、用途に
応じて透明着色、不透明着色が用いられるが、一般的に
は、被着体の表面を隠蔽することが必要であり、着色不
透明なシート好ましい。着色剤として、チタン白、亜鉛
華、弁柄、朱、群青、コバルトブルー、チタン黄、カー
ボンブラック等の無機顔料、イソインドリノン、バンザ
イエローA、キナクリドン、パーマネントレッド4R、
フタロシアニンブルー等の有機顔料あるいは染料、アル
ミニウム、真珠等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、
塩基性炭酸亜鉛等、の箔粉からなる真珠光沢顔料等が用
いられる。また、必要に応じて、無機充填剤を添加して
もよく、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、クレー、タル
ク、シリカ(二酸化珪素)、アルミナ(酸化アルミニウ
ム)等の粉末等が挙げられる。
基材シートに化粧シートとしての必要な色彩をもたせる
ものであり、必要に応じて、顔料又は染料からなる着色
剤が使用される。アクリル樹脂シートの着色は、用途に
応じて透明着色、不透明着色が用いられるが、一般的に
は、被着体の表面を隠蔽することが必要であり、着色不
透明なシート好ましい。着色剤として、チタン白、亜鉛
華、弁柄、朱、群青、コバルトブルー、チタン黄、カー
ボンブラック等の無機顔料、イソインドリノン、バンザ
イエローA、キナクリドン、パーマネントレッド4R、
フタロシアニンブルー等の有機顔料あるいは染料、アル
ミニウム、真珠等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、
塩基性炭酸亜鉛等、の箔粉からなる真珠光沢顔料等が用
いられる。また、必要に応じて、無機充填剤を添加して
もよく、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、クレー、タル
ク、シリカ(二酸化珪素)、アルミナ(酸化アルミニウ
ム)等の粉末等が挙げられる。
【0018】本発明の化粧シートに用いられる透明な保
護層としては、非結晶性ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(非結晶性PETフィルム)が使用される。非結
晶性ポリエチレンテレフタレートとしては、イーストマ
ンケミカル社のPETG(商品名)、三井・デュポンポ
リケミカル(株)のシーラーPT(商品名)が使用でき
るが、イーストマンケミカル社のPETG(商品名)が
好適である。また、非結晶性ポリエチレンテレフタレー
トのシート(又はフィルム)として、鐘紡(株)、帝人
(株)、東洋紡績(株)、ポリテック(株)等から販売
されているAーPETシート(又はフィルム)も使用で
きる。
護層としては、非結晶性ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(非結晶性PETフィルム)が使用される。非結
晶性ポリエチレンテレフタレートとしては、イーストマ
ンケミカル社のPETG(商品名)、三井・デュポンポ
リケミカル(株)のシーラーPT(商品名)が使用でき
るが、イーストマンケミカル社のPETG(商品名)が
好適である。また、非結晶性ポリエチレンテレフタレー
トのシート(又はフィルム)として、鐘紡(株)、帝人
(株)、東洋紡績(株)、ポリテック(株)等から販売
されているAーPETシート(又はフィルム)も使用で
きる。
【0019】イーストマンケミカル社のPETGは、ポ
リエチレンテレフタレート(以下PETとする)のエチ
レングリコール成分の一部を、1,4−シクロヘキサン
ジメタノールで置換したもので、テレフタル酸とエチレ
ングリコールと1,4−シクロヘキサンジメタノールの
共重合体であり、エチレングリコールと1,4−シクロ
ヘキサンジメタノールの成分比を変えることによりPE
Tの結晶性をなくしたものである。そして、PETGを
用いて作製した透明なフィルムは、低温時における衝撃
強度に優れており、加工性がよいので、これを用いて作
製した化粧シートは常温で白化せずに折り曲げ加工がで
きる。また、PETGはガラス転移点が約81℃で、7
0℃から粘着性を帯び、約130〜140℃でヒートシ
ールが可能である。そのため、基材シートとして用いる
着色アクリル樹脂シートと熱融着して化粧シートを作製
することができる。
リエチレンテレフタレート(以下PETとする)のエチ
レングリコール成分の一部を、1,4−シクロヘキサン
ジメタノールで置換したもので、テレフタル酸とエチレ
ングリコールと1,4−シクロヘキサンジメタノールの
共重合体であり、エチレングリコールと1,4−シクロ
ヘキサンジメタノールの成分比を変えることによりPE
Tの結晶性をなくしたものである。そして、PETGを
用いて作製した透明なフィルムは、低温時における衝撃
強度に優れており、加工性がよいので、これを用いて作
製した化粧シートは常温で白化せずに折り曲げ加工がで
きる。また、PETGはガラス転移点が約81℃で、7
0℃から粘着性を帯び、約130〜140℃でヒートシ
ールが可能である。そのため、基材シートとして用いる
着色アクリル樹脂シートと熱融着して化粧シートを作製
することができる。
【0020】以下に、本発明の化粧シートの製造方法に
ついて説明する。先ず、前記アクリル樹脂及び着色剤を
用いて、公知の方法によりシート化して、図7(a)に
示すように、着色基材シート11を作製する。次に、図
7(b)に示すように、着色基材シート11に絵柄層1
2及び易接着層14を設けて印刷シート3とする。尚、
絵柄層12及び易接着層14は、保護層として用いられ
る透明な非結晶性PETフィルムに設けられてもよい
が、本発明においては着色基材シート11に設けた。
ついて説明する。先ず、前記アクリル樹脂及び着色剤を
用いて、公知の方法によりシート化して、図7(a)に
示すように、着色基材シート11を作製する。次に、図
7(b)に示すように、着色基材シート11に絵柄層1
2及び易接着層14を設けて印刷シート3とする。尚、
絵柄層12及び易接着層14は、保護層として用いられ
る透明な非結晶性PETフィルムに設けられてもよい
が、本発明においては着色基材シート11に設けた。
【0021】絵柄層は、化粧シートに意匠性を付与する
ために設けられるものであり、グラビア印刷、オフセッ
ト印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転写
印刷等公知の印刷法を用いて形成される。絵柄層の模様
としては、木目模様、石目模様、皮絞模様、幾何学図
形、文字、記号、或いは全面べタ印刷等がある。上記の
印刷に用いる印刷インキのバインダーとしては、エチル
セルロース、ニトロセルロース、酢酪酸セルロース等の
セルロース誘導体、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタ
クリル酸ブチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラー
ル等のビニル系樹脂等が挙げられる。そして、印刷イン
キとしては、上記バインダー樹脂を一種又は二種以上混
合したものを用い、これに公知の顔料、染料等の着色
剤、体質顔料、充填剤、添加剤、溶剤等を添加してイン
キ化したものがものが用いられる。インキの着色剤とし
ては、前述のように、着色基材シートに用いられる着色
剤が使用できる。
ために設けられるものであり、グラビア印刷、オフセッ
ト印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転写
印刷等公知の印刷法を用いて形成される。絵柄層の模様
としては、木目模様、石目模様、皮絞模様、幾何学図
形、文字、記号、或いは全面べタ印刷等がある。上記の
印刷に用いる印刷インキのバインダーとしては、エチル
セルロース、ニトロセルロース、酢酪酸セルロース等の
セルロース誘導体、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタ
クリル酸ブチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラー
ル等のビニル系樹脂等が挙げられる。そして、印刷イン
キとしては、上記バインダー樹脂を一種又は二種以上混
合したものを用い、これに公知の顔料、染料等の着色
剤、体質顔料、充填剤、添加剤、溶剤等を添加してイン
キ化したものがものが用いられる。インキの着色剤とし
ては、前述のように、着色基材シートに用いられる着色
剤が使用できる。
【0022】また、着色基材シート11には、非結晶性
PETフィルム13との接着性を上げるために、図7
(b)に示すように、必要に応じて易接着層14が形成
される。また、易接着層は非結晶性PETフィルム13
に形成される場合もある。易接着層(プライマー層或い
はアンカー層ともいう)としては、コロナ放電処理、プ
ラズマ処理等により形成することもできるが、アクリル
系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニルー酢酸ビニル共重
合体系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、塩
素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の樹脂を溶
媒に溶解した塗工液を塗布して形成される。塗工液の樹
脂としては特にポリウレタン樹脂が望ましい。上記樹脂
を溶媒に溶解した塗工液を、公知の方法で塗布、乾燥し
て易接着層とすることにより、透明な非結晶性PETフ
ィルム13と絵柄層12及び着色基材シート11との接
着力を強力なものにすることができる。
PETフィルム13との接着性を上げるために、図7
(b)に示すように、必要に応じて易接着層14が形成
される。また、易接着層は非結晶性PETフィルム13
に形成される場合もある。易接着層(プライマー層或い
はアンカー層ともいう)としては、コロナ放電処理、プ
ラズマ処理等により形成することもできるが、アクリル
系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニルー酢酸ビニル共重
合体系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、塩
素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の樹脂を溶
媒に溶解した塗工液を塗布して形成される。塗工液の樹
脂としては特にポリウレタン樹脂が望ましい。上記樹脂
を溶媒に溶解した塗工液を、公知の方法で塗布、乾燥し
て易接着層とすることにより、透明な非結晶性PETフ
ィルム13と絵柄層12及び着色基材シート11との接
着力を強力なものにすることができる。
【0023】易接着層に用いられるアクリル樹脂として
は、,ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)ア
クリル酸エチル、ポリ(メタ)アクリル酸プロピル、ポ
リ(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチ
ル・(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、(メタ)アク
リル酸エチル・(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、エ
チレン・(メタ)アクリル酸メチル共重合体、スチレン
・(メタ)アクリル酸メチル共重合体等の(メタ)アク
リル酸エステルを含む単独又は共重合体からなるアクリ
ル樹脂(但し、ここで(メタ)アクリルとはアクリル又
はメタアクリルを意味するものとし以下同様とする)が
使用される。
は、,ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)ア
クリル酸エチル、ポリ(メタ)アクリル酸プロピル、ポ
リ(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチ
ル・(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、(メタ)アク
リル酸エチル・(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、エ
チレン・(メタ)アクリル酸メチル共重合体、スチレン
・(メタ)アクリル酸メチル共重合体等の(メタ)アク
リル酸エステルを含む単独又は共重合体からなるアクリ
ル樹脂(但し、ここで(メタ)アクリルとはアクリル又
はメタアクリルを意味するものとし以下同様とする)が
使用される。
【0024】ポリウレタンとはポリオール(多価アルコ
ール)を主剤とし、イソシアネートを架橋剤(硬化剤)
とするポリウレタンである。ポリオールとしては、分子
中に2個以上の水酸基を有するもので、例えばポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、アクリル
ポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポ
リオール等が用いられる。又、イソシアネートとして
は、分子中に2個以上のイソシアネート基を有する多価
イソシアネートが用いられる。例えば、2,4トリレン
ジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、4,4
ジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香族イソシア
ネート、或いはへキサメチレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、水素添加トリレンジイソシア
ネート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート等
の脂肪族イソシアネートが用いられる。
ール)を主剤とし、イソシアネートを架橋剤(硬化剤)
とするポリウレタンである。ポリオールとしては、分子
中に2個以上の水酸基を有するもので、例えばポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、アクリル
ポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポ
リオール等が用いられる。又、イソシアネートとして
は、分子中に2個以上のイソシアネート基を有する多価
イソシアネートが用いられる。例えば、2,4トリレン
ジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、4,4
ジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香族イソシア
ネート、或いはへキサメチレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、水素添加トリレンジイソシア
ネート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート等
の脂肪族イソシアネートが用いられる。
【0025】一方、非結晶性ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂、例えば、PETGを用いて溶融押出し法等の公
知の方法によりフィルムを作製して、図7(c)に示す
ように、透明な非結晶性PETフィルム13を得る。
ト樹脂、例えば、PETGを用いて溶融押出し法等の公
知の方法によりフィルムを作製して、図7(c)に示す
ように、透明な非結晶性PETフィルム13を得る。
【0026】上記のようにして作製した、絵柄層12及
び易接着層14を形成した着色基材シート11と透明な
非結晶性PETフィルム13は、熱プレス又は熱ロール
を用いて熱融着して積層し、図7(d)に示すような積
層シート4を作製する。更に、化粧シート1の耐摩耗
性、耐擦傷性、耐薬品性、耐汚染性等を向上させるため
に、図7(e)に示すように、積層シート4の非結晶性
PETフィルム13の上にトップコート層15を形成
し、積層シート4の着色基材シート11側に被着体との
接着性を向上させるために、易接着層14を形成して化
粧シート1を作製する。また、絵柄層12及び易接着層
14を形成した着色基材シート11(印刷シート3)の
上に透明な非結晶性PETフィルムを積層する方法とし
て、印刷シート3の上に、非結晶性ポリエチレンテレフ
タレート樹脂をエクストルージョン法により溶融押し出
してラミネートすることもできる。
び易接着層14を形成した着色基材シート11と透明な
非結晶性PETフィルム13は、熱プレス又は熱ロール
を用いて熱融着して積層し、図7(d)に示すような積
層シート4を作製する。更に、化粧シート1の耐摩耗
性、耐擦傷性、耐薬品性、耐汚染性等を向上させるため
に、図7(e)に示すように、積層シート4の非結晶性
PETフィルム13の上にトップコート層15を形成
し、積層シート4の着色基材シート11側に被着体との
接着性を向上させるために、易接着層14を形成して化
粧シート1を作製する。また、絵柄層12及び易接着層
14を形成した着色基材シート11(印刷シート3)の
上に透明な非結晶性PETフィルムを積層する方法とし
て、印刷シート3の上に、非結晶性ポリエチレンテレフ
タレート樹脂をエクストルージョン法により溶融押し出
してラミネートすることもできる。
【0027】トップコート層に用いる樹脂としては、ア
クリル樹脂、フッ素基を含有する熱硬化性樹脂、ポリウ
レタン樹脂、エポキシ樹脂、塩素化ポリオレフィン、電
離放射線硬化性樹脂等がが使用されるが、フッ素基を含
有する熱硬化性樹脂、又は電離放射線硬化性樹脂が好ま
しい。トップコート層の形成方法としては、グラビアコ
ート、或いはロールコート、ナイフコート、エアーナイ
フ等の方法を用いることができる。
クリル樹脂、フッ素基を含有する熱硬化性樹脂、ポリウ
レタン樹脂、エポキシ樹脂、塩素化ポリオレフィン、電
離放射線硬化性樹脂等がが使用されるが、フッ素基を含
有する熱硬化性樹脂、又は電離放射線硬化性樹脂が好ま
しい。トップコート層の形成方法としては、グラビアコ
ート、或いはロールコート、ナイフコート、エアーナイ
フ等の方法を用いることができる。
【0028】本発明に用いられるフッ素基を含有する熱
硬化性樹脂としては、フルオロオレフィン系重合体に硬
化剤としてポリイソシアネート化合物等を配合してなる
フッ素系熱硬化性樹脂、及び、低分子量のフッ素化合物
を添加混合したフッ素添加二液硬化性ウレタン系樹脂が
使用される。フルオロオレフィン系重合体に硬化剤とし
てポリイソシアネート化合物等を配合してなるフッ素系
熱硬化性樹脂としては、フルオロオレフィン単位に基づ
くフッ素含有量が10重量%以上で、且つ溶剤に可溶な
ヒドロキシル基を有するフッ素共重合体が挙げられる。
硬化性樹脂としては、フルオロオレフィン系重合体に硬
化剤としてポリイソシアネート化合物等を配合してなる
フッ素系熱硬化性樹脂、及び、低分子量のフッ素化合物
を添加混合したフッ素添加二液硬化性ウレタン系樹脂が
使用される。フルオロオレフィン系重合体に硬化剤とし
てポリイソシアネート化合物等を配合してなるフッ素系
熱硬化性樹脂としては、フルオロオレフィン単位に基づ
くフッ素含有量が10重量%以上で、且つ溶剤に可溶な
ヒドロキシル基を有するフッ素共重合体が挙げられる。
【0029】また、二液硬化性ウレタン系樹脂に混合す
るフッ素系添加剤としては、分子中にアルキル基の水素
原子がすべてフッ素原子に置換したパーフルオロアルキ
ル基と親水性基もしくは親油性基をもつ界面活性剤であ
る。そして、このパーフルオロアルキル基の表面移行性
を利用して樹脂の表面改質を行うものであって、同一分
子内においてパーフルオロアルキル基を集合化させ、表
面配向性を向上させたものであり、少量の添加で樹脂表
面に移行し、樹脂表面をフッ素改質する。フッ素系界面
活性剤の添加量としては、樹脂固形分に対して0.5〜
1.0重量部の添加で樹脂表面はフッ素改質され、二液
硬化性ウレタン系樹脂表面は撥水撥油化、耐汚染化、非
粘着化される。
るフッ素系添加剤としては、分子中にアルキル基の水素
原子がすべてフッ素原子に置換したパーフルオロアルキ
ル基と親水性基もしくは親油性基をもつ界面活性剤であ
る。そして、このパーフルオロアルキル基の表面移行性
を利用して樹脂の表面改質を行うものであって、同一分
子内においてパーフルオロアルキル基を集合化させ、表
面配向性を向上させたものであり、少量の添加で樹脂表
面に移行し、樹脂表面をフッ素改質する。フッ素系界面
活性剤の添加量としては、樹脂固形分に対して0.5〜
1.0重量部の添加で樹脂表面はフッ素改質され、二液
硬化性ウレタン系樹脂表面は撥水撥油化、耐汚染化、非
粘着化される。
【0030】本発明に用いられる電離放射線硬化性樹脂
としては、分子中に重合不飽和結合又はカチオン重合性
官能基を有するプレポリマー(所謂オリゴマーも包含す
る)及び/又はモノマーを適宜混合した組成物で、電離
放射線により硬化可能なものが用いられる。尚、ここ
で、電離放射線とは、電磁波又は荷電粒子線の中で、分
子を重合或いは架橋し得るエネルギー量子を有するもの
を意味し、通常、電子線又は紫外線が用いられる。
としては、分子中に重合不飽和結合又はカチオン重合性
官能基を有するプレポリマー(所謂オリゴマーも包含す
る)及び/又はモノマーを適宜混合した組成物で、電離
放射線により硬化可能なものが用いられる。尚、ここ
で、電離放射線とは、電磁波又は荷電粒子線の中で、分
子を重合或いは架橋し得るエネルギー量子を有するもの
を意味し、通常、電子線又は紫外線が用いられる。
【0031】電離放射線硬化性樹脂としては、具体的に
は、分子中に(メタ)アクリロイル基、(メタ)アクリ
ロイルオキシ基等のラジカル重合性不飽和基、エポキシ
基等のカチオン重合性官能基又はチオールを2個以上有
する単量体、プレポリマー、オリゴマーからなるもので
ある。これら、単量体、又はプレポリマーは単体で用い
るか、又は数種類混合して用いる。尚、ここで、(メ
タ)アクリロイル基とは、アクリロイル基又はメタアク
リロイル基の意味で用いており、以下(メタ)は同様の
意味で用いるものとする。
は、分子中に(メタ)アクリロイル基、(メタ)アクリ
ロイルオキシ基等のラジカル重合性不飽和基、エポキシ
基等のカチオン重合性官能基又はチオールを2個以上有
する単量体、プレポリマー、オリゴマーからなるもので
ある。これら、単量体、又はプレポリマーは単体で用い
るか、又は数種類混合して用いる。尚、ここで、(メ
タ)アクリロイル基とは、アクリロイル基又はメタアク
リロイル基の意味で用いており、以下(メタ)は同様の
意味で用いるものとする。
【0032】前記プレポリマー、オリゴマーの例として
は、不飽和ジカルボン酸と多価アルコールの縮合物等の
不飽和ポリエステル類、ポリエステルメタクリレート、
ポリエーテルメタクリレート、ポリオールメタクリレー
ト、メラミンメタクリレート等のメタクリレート類、ポ
リエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレ
タンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリオ
ールアクリレート、メラミンアクリレート等のアクリレ
ート類、カチオン重合型エポキシ化合物等が挙げられ
る。分子量としては、通常250〜10,000程度の
ものが用いられる。ラジカル重合性不飽和基を有するポ
リマーとしては、上記ポリマーの重合度を10,000
程度以上としたものが用いられる。
は、不飽和ジカルボン酸と多価アルコールの縮合物等の
不飽和ポリエステル類、ポリエステルメタクリレート、
ポリエーテルメタクリレート、ポリオールメタクリレー
ト、メラミンメタクリレート等のメタクリレート類、ポ
リエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレ
タンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリオ
ールアクリレート、メラミンアクリレート等のアクリレ
ート類、カチオン重合型エポキシ化合物等が挙げられ
る。分子量としては、通常250〜10,000程度の
ものが用いられる。ラジカル重合性不飽和基を有するポ
リマーとしては、上記ポリマーの重合度を10,000
程度以上としたものが用いられる。
【0033】カチオン重合性官能基を有するプレポリマ
ーの例としては、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボ
ラック型エポキシ樹脂等のエポキシ系樹脂、脂肪族系ビ
ニルエーテル、芳香族系ビニルエーテル等のビニルエー
テル系樹脂のプレポリマーが挙げられる。
ーの例としては、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボ
ラック型エポキシ樹脂等のエポキシ系樹脂、脂肪族系ビ
ニルエーテル、芳香族系ビニルエーテル等のビニルエー
テル系樹脂のプレポリマーが挙げられる。
【0034】カチオン重合性官能基を有する単量体の例
としては、上記カチオン重合性官能基を有するプレポリ
マーの単量体が利用できる。チオール基を有する単量体
の例としては、トリメチロールプロパントリチオグリコ
レート、トリメチロールプロパントリチオプロピレー
ト、ジペンタエリスリトールテトラチオグリコレート等
がある。
としては、上記カチオン重合性官能基を有するプレポリ
マーの単量体が利用できる。チオール基を有する単量体
の例としては、トリメチロールプロパントリチオグリコ
レート、トリメチロールプロパントリチオプロピレー
ト、ジペンタエリスリトールテトラチオグリコレート等
がある。
【0035】ラジカル重合性不飽和基を有するプレポリ
マーの例としては、ポリエステル(メタ)アクリレー
ト、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)
アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、トリア
ジン(メタ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリ
レート等が使用できる。分子量としては、250〜10
0,000程度のものが用いられる。
マーの例としては、ポリエステル(メタ)アクリレー
ト、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)
アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、トリア
ジン(メタ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリ
レート等が使用できる。分子量としては、250〜10
0,000程度のものが用いられる。
【0036】ラジカル重合性不飽和基を有する単官能単
量体の例としては、(メタ)アクリレート化合物の単官
能単量体、例えば、メチル(メタ)アクリレート、2−
エチルヘキシル(メタ)アクリレート、フェノキシエチ
ル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
量体の例としては、(メタ)アクリレート化合物の単官
能単量体、例えば、メチル(メタ)アクリレート、2−
エチルヘキシル(メタ)アクリレート、フェノキシエチ
ル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0037】ラジカル重合性不飽和基を有する多官能単
量体の例としては、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパンエチレンオキサイドトリ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート等が挙げられる。
量体の例としては、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパンエチレンオキサイドトリ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0038】電離放射線硬化性樹脂として紫外線又は可
視光線にて硬化させる場合には、電離放射線硬化型樹脂
中に光重合開始剤を添加する。ラジカル重合性不飽和基
を有する樹脂系の場合は、光重合開始剤として、アセト
フェノン類、ベンゾフェノン類、チオキサントン類、ベ
ンゾイン、ベンゾインメチルエーテル等を単独又は混合
して用いることができる。また、カチオン重合性官能基
を有する樹脂系の場合は、光重合開始剤として、芳香族
ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨード
ニウム塩、メタセロン化合物、ベンゾインスルホン酸エ
ステル等を単独又は混合物として用いることができる。
尚、これらの光重合開始剤の添加量としては、該電離放
射線硬化型樹脂100重量部に対して、0.1〜10重
量部程度である。
視光線にて硬化させる場合には、電離放射線硬化型樹脂
中に光重合開始剤を添加する。ラジカル重合性不飽和基
を有する樹脂系の場合は、光重合開始剤として、アセト
フェノン類、ベンゾフェノン類、チオキサントン類、ベ
ンゾイン、ベンゾインメチルエーテル等を単独又は混合
して用いることができる。また、カチオン重合性官能基
を有する樹脂系の場合は、光重合開始剤として、芳香族
ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨード
ニウム塩、メタセロン化合物、ベンゾインスルホン酸エ
ステル等を単独又は混合物として用いることができる。
尚、これらの光重合開始剤の添加量としては、該電離放
射線硬化型樹脂100重量部に対して、0.1〜10重
量部程度である。
【0039】上記電離放射線硬化性樹脂に、必要に応じ
て各種添加剤を添加する場合がある。これらの添加剤と
しては、例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポ
リ酢酸ビニル、アクリル樹脂、セルロース系樹脂等の熱
可塑性樹脂、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、シリカ、
アルミナ等の微粉末からなる体質顔料(充填剤)、線
量、顔料等の着色剤等がある。
て各種添加剤を添加する場合がある。これらの添加剤と
しては、例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポ
リ酢酸ビニル、アクリル樹脂、セルロース系樹脂等の熱
可塑性樹脂、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、シリカ、
アルミナ等の微粉末からなる体質顔料(充填剤)、線
量、顔料等の着色剤等がある。
【0040】電離放射線硬化性樹脂のコーティング法と
しては、グラビアコート、グラビアリバースコート、グ
ラビアオフセットコート、スピンナーコート、ロールコ
ート、リバースロールコート、キスコート、ディップコ
ート、シルクスクリーンコートによるベタコート、ワイ
ヤーバーコート、コンマコート、スプレーコート、フロ
ートコート、かけ流しコート、刷毛塗り、スプレーコー
ト等を用いることができる。その中でもグラビアコート
が好ましい。
しては、グラビアコート、グラビアリバースコート、グ
ラビアオフセットコート、スピンナーコート、ロールコ
ート、リバースロールコート、キスコート、ディップコ
ート、シルクスクリーンコートによるベタコート、ワイ
ヤーバーコート、コンマコート、スプレーコート、フロ
ートコート、かけ流しコート、刷毛塗り、スプレーコー
ト等を用いることができる。その中でもグラビアコート
が好ましい。
【0041】電離放射線硬化性樹脂を硬化させる電離放
射線照射装置としては、紫外線照射装置や電子線照射装
置が用いられる。紫外線照射装置としては、例えば、超
高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアー
ク、ブラックライトランプ、メタルハライドランプ等の
光源が使用される。紫外線の波長としては、通常、19
0〜380nmの波長領域が主として用いられる。電子
線照射装置としては、コックロフトワルト型、バンデグ
ラフ型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型或いは直線
型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子線加速器
が用いられる。
射線照射装置としては、紫外線照射装置や電子線照射装
置が用いられる。紫外線照射装置としては、例えば、超
高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアー
ク、ブラックライトランプ、メタルハライドランプ等の
光源が使用される。紫外線の波長としては、通常、19
0〜380nmの波長領域が主として用いられる。電子
線照射装置としては、コックロフトワルト型、バンデグ
ラフ型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型或いは直線
型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子線加速器
が用いられる。
【0042】そして、電子線を照射する場合、加速電圧
100〜1000KeV、好ましくは100〜300K
eVで照射し、吸収線量としては、通常、1〜300k
Gy(キログレイ)程度である。吸収線量が1kGy未
満では、塗膜の硬化が不十分となり、又、照射量が30
0kGyを超えると硬化した塗膜及び基材が黄変した
り、損傷したりする。また、紫外線照射の場合、その照
射量は50〜1000mJ/cm2 の範囲が好ましい。
紫外線照射量が50mJ/cm2 未満では、塗膜の硬化
が不十分となり、また、照射量が1000mJ/cm2
を超えると硬化した塗膜が黄変したりする。また、電離
放射線の照射方法として、先ず紫外線を照射して電離放
射線硬化性樹脂を少なくとも表面が指触乾燥する程度以
上に硬化させ、而る後に、電子線を照射して塗膜を完全
に硬化させる方法もある。
100〜1000KeV、好ましくは100〜300K
eVで照射し、吸収線量としては、通常、1〜300k
Gy(キログレイ)程度である。吸収線量が1kGy未
満では、塗膜の硬化が不十分となり、又、照射量が30
0kGyを超えると硬化した塗膜及び基材が黄変した
り、損傷したりする。また、紫外線照射の場合、その照
射量は50〜1000mJ/cm2 の範囲が好ましい。
紫外線照射量が50mJ/cm2 未満では、塗膜の硬化
が不十分となり、また、照射量が1000mJ/cm2
を超えると硬化した塗膜が黄変したりする。また、電離
放射線の照射方法として、先ず紫外線を照射して電離放
射線硬化性樹脂を少なくとも表面が指触乾燥する程度以
上に硬化させ、而る後に、電子線を照射して塗膜を完全
に硬化させる方法もある。
【0043】また、本発明の化粧シートの別の態様とし
て、表面のトップコート層に抗菌剤を添加して、防菌性
及び防カビ性を付与して抗菌性化粧シートとする場合が
ある。以下、抗菌性化粧シートについて説明する。図8
(a)に示すように、前述と同様に、アクリル樹脂から
なる着色基材シート11に絵柄層12及び易接着層14
を形成して印刷シート3を作製し、また、透明な非結晶
性PETフィルム13を作製する。次いで、印刷シート
3と非結晶性PETフィルム13を熱融着して、図8
(c)に示すような積層シート4を作製する。
て、表面のトップコート層に抗菌剤を添加して、防菌性
及び防カビ性を付与して抗菌性化粧シートとする場合が
ある。以下、抗菌性化粧シートについて説明する。図8
(a)に示すように、前述と同様に、アクリル樹脂から
なる着色基材シート11に絵柄層12及び易接着層14
を形成して印刷シート3を作製し、また、透明な非結晶
性PETフィルム13を作製する。次いで、印刷シート
3と非結晶性PETフィルム13を熱融着して、図8
(c)に示すような積層シート4を作製する。
【0044】次に、前記積層シート4の非結晶性PET
フィルム13面に抗菌剤16を含有するトップコート層
15を形成し、積層シート4の裏面の着色基材シート1
1に易接着層14を形成して抗菌性化粧シート1aを作
製する。トップコート層15に用いる樹脂としては、前
述のトップコート層に用いた樹脂が使用され、抗菌剤と
しては下記のものが使用される。
フィルム13面に抗菌剤16を含有するトップコート層
15を形成し、積層シート4の裏面の着色基材シート1
1に易接着層14を形成して抗菌性化粧シート1aを作
製する。トップコート層15に用いる樹脂としては、前
述のトップコート層に用いた樹脂が使用され、抗菌剤と
しては下記のものが使用される。
【0045】上記トップコート層に用いられる抗菌剤と
しては、一般に市販されている工業用抗菌剤が使用でき
る。抗菌剤には有機系抗菌剤と無機系抗菌剤があり、本
発明においてはいずれも使用することができる。 無機系抗菌剤として、特公昭63ー54013号公
報、特開平4ー300975号公報、特許第25295
74号公報等に開示されているゼオライト、アパタイ
ト、ガラス、シリカゲル、リン酸塩、リン酸ジルコニウ
ム等のイオン交換可能なイオンの一部又は全部を、銀、
銅、亜鉛、錫、鉛、水銀、コバルト、アンモニウム等の
イオンで置換したイオン交換体がある。中でも、ゼオラ
イト、リン酸ジルコニウムのイオン交換可能なイオンの
一部を銀イオンで置換したものが、安全性や実積面から
望ましい。ゼオライト、リン酸ジルコニウムに担持させ
た金属イオンの含有量としては、銀イオンの場合は0.
1〜15重量%、銅又は亜鉛イオンの場合は0.1〜8
重量%が好ましい。また、上記金属イオンで置換したイ
オン交換体を更にアンモニウムイオンで置換したものも
ある。(特公平4ー28646号公報、特許第2529
574号公報等に開示)
しては、一般に市販されている工業用抗菌剤が使用でき
る。抗菌剤には有機系抗菌剤と無機系抗菌剤があり、本
発明においてはいずれも使用することができる。 無機系抗菌剤として、特公昭63ー54013号公
報、特開平4ー300975号公報、特許第25295
74号公報等に開示されているゼオライト、アパタイ
ト、ガラス、シリカゲル、リン酸塩、リン酸ジルコニウ
ム等のイオン交換可能なイオンの一部又は全部を、銀、
銅、亜鉛、錫、鉛、水銀、コバルト、アンモニウム等の
イオンで置換したイオン交換体がある。中でも、ゼオラ
イト、リン酸ジルコニウムのイオン交換可能なイオンの
一部を銀イオンで置換したものが、安全性や実積面から
望ましい。ゼオライト、リン酸ジルコニウムに担持させ
た金属イオンの含有量としては、銀イオンの場合は0.
1〜15重量%、銅又は亜鉛イオンの場合は0.1〜8
重量%が好ましい。また、上記金属イオンで置換したイ
オン交換体を更にアンモニウムイオンで置換したものも
ある。(特公平4ー28646号公報、特許第2529
574号公報等に開示)
【0046】 抗菌性を有する有機化合物としては、
p−アミノベンゼンスルホンアミド、スルファチアゾー
ル、スルファピリジン、スルファピダイアジン等のスル
ファ剤、ジメチルジチオカルバメート、エチレンビスチ
オカルバメート、等のジチオカルバミン酸塩、2−(2
−フリル)−3−(5−ニトロ−2−フリル)アクリル
アミド等が挙げられる。
p−アミノベンゼンスルホンアミド、スルファチアゾー
ル、スルファピリジン、スルファピダイアジン等のスル
ファ剤、ジメチルジチオカルバメート、エチレンビスチ
オカルバメート、等のジチオカルバミン酸塩、2−(2
−フリル)−3−(5−ニトロ−2−フリル)アクリル
アミド等が挙げられる。
【0047】 抗菌性及び防黴性を有する有機化合物
としては、10,10′−オキシビスフェノキシアルシ
ン、トリメトキシシリルプロピルオクタデシルアンモニ
ウムクロライド、2−(4−チアゾリル)−ベンズイミ
ダゾール、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜
鉛、2−N−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン、2,3,5,6,−チトクロロ−4−(メチルチ
オ)−フタルイミド、N−(フルオロジクロロメチルチ
オ)フロルイミド、グリセオフルビン、トリコマイシ
ン、アンホテリシンB等がある。
としては、10,10′−オキシビスフェノキシアルシ
ン、トリメトキシシリルプロピルオクタデシルアンモニ
ウムクロライド、2−(4−チアゾリル)−ベンズイミ
ダゾール、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜
鉛、2−N−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン、2,3,5,6,−チトクロロ−4−(メチルチ
オ)−フタルイミド、N−(フルオロジクロロメチルチ
オ)フロルイミド、グリセオフルビン、トリコマイシ
ン、アンホテリシンB等がある。
【0048】 抗生物質としては、フェノキシメチル
ペニシリン、ジクロキサシリン等のペニシリン、セファ
ロチン、セファゾリン等のセファロスポリン、硫酸スト
レプトマイシン、パロモマイシン(硫酸塩)等のストレ
プトマイシン、エリスロマイシン、ジョサマイシン等の
エリスロマイシン、テトラサイクリン、硝酸ロリテトラ
サイクリン等のテトラサイクリン、クロランフェニコー
ル、チアンフェニコールアミン酢酸エステル塩酸塩等の
クロランフェニコール等がある。
ペニシリン、ジクロキサシリン等のペニシリン、セファ
ロチン、セファゾリン等のセファロスポリン、硫酸スト
レプトマイシン、パロモマイシン(硫酸塩)等のストレ
プトマイシン、エリスロマイシン、ジョサマイシン等の
エリスロマイシン、テトラサイクリン、硝酸ロリテトラ
サイクリン等のテトラサイクリン、クロランフェニコー
ル、チアンフェニコールアミン酢酸エステル塩酸塩等の
クロランフェニコール等がある。
【0049】上記抗菌剤を含有量するトップコート層を
形成する場合、抗菌剤の含有量は0.01〜10重量%
の範囲で使用されるが、好ましくは0.1〜3.0重量
%の範囲である。抗菌剤の含有量が0.01重量%未満
では十分な抗菌作用が得られない。また、含有量が10
重量%を超える場合は、これ以上添加してもそれほど抗
菌効果は高まらず、経済的なデメリットが大きくなる。
又、透明性が悪くなる場合がある。抗菌剤を含有するト
ップコート層の厚さは3〜10μの範囲で形成する方が
よい。抗菌剤を含有するトップコート層の厚さが3μ以
下では加工上の問題があり、実用的でなくなる。また、
10μを超える場合は、10μ以下で十分な抗菌性能を
発揮させることができるので、経済的に不利となる。
形成する場合、抗菌剤の含有量は0.01〜10重量%
の範囲で使用されるが、好ましくは0.1〜3.0重量
%の範囲である。抗菌剤の含有量が0.01重量%未満
では十分な抗菌作用が得られない。また、含有量が10
重量%を超える場合は、これ以上添加してもそれほど抗
菌効果は高まらず、経済的なデメリットが大きくなる。
又、透明性が悪くなる場合がある。抗菌剤を含有するト
ップコート層の厚さは3〜10μの範囲で形成する方が
よい。抗菌剤を含有するトップコート層の厚さが3μ以
下では加工上の問題があり、実用的でなくなる。また、
10μを超える場合は、10μ以下で十分な抗菌性能を
発揮させることができるので、経済的に不利となる。
【0050】本発明の化粧シートは、各種被着体に積層
して化粧材として使用され、所定の成形加工等を施し
て、各種用途に用いることができる。本発明の化粧材は
以下のように作製される。即ち、前述のように、図9
(a)に示すように、着色基材シート11に絵柄層12
及び易接着層14を形成して印刷シート3を作製する。
次いで、保護層として透明な非結晶性PETフィルムを
用いて、図9(b)に示すように、前記印刷フィルム3
と非結晶性PETフィルム13を熱融着によりラミネー
トして積層シート4を作製し、更に、積層シート4の非
結晶性PETフィルムの上に、図9(c)に示すよう
に、トップコート層15を形成し、裏面の着色基材シー
ト11には易接着層14を形成して化粧シート1を作製
する。次に、上記化粧シート1の着色基材シート11側
を、図9(d)に示すように、合板、立体成形品等の被
着体20に貼着して化粧材2を作製する。
して化粧材として使用され、所定の成形加工等を施し
て、各種用途に用いることができる。本発明の化粧材は
以下のように作製される。即ち、前述のように、図9
(a)に示すように、着色基材シート11に絵柄層12
及び易接着層14を形成して印刷シート3を作製する。
次いで、保護層として透明な非結晶性PETフィルムを
用いて、図9(b)に示すように、前記印刷フィルム3
と非結晶性PETフィルム13を熱融着によりラミネー
トして積層シート4を作製し、更に、積層シート4の非
結晶性PETフィルムの上に、図9(c)に示すよう
に、トップコート層15を形成し、裏面の着色基材シー
ト11には易接着層14を形成して化粧シート1を作製
する。次に、上記化粧シート1の着色基材シート11側
を、図9(d)に示すように、合板、立体成形品等の被
着体20に貼着して化粧材2を作製する。
【0051】被着体としては各種素材の平板、曲面板等
の板材、シート(或いはフィルム)、或いは各種立体形
状物品(成形品)が対象となる。例えば、射出成形品等
の曲面を有する成形品に対しても、本発明の化粧シート
を接着することができる。被着体として立体成形品が使
用される場合は、多くは真空成形法が用いられるが、本
発明の化粧シートは、立体成形品のR部分、又は逆R部
分にも接着性が良く、良好な表面化粧を行うことができ
る。更に、凹凸のある表面に対しても、凹部に絞り込ま
れ、且つその絞り込まれた部分が加熱により戻りを生じ
ることもなく、化粧シートにより優れた凹凸表面を形成
することができる。
の板材、シート(或いはフィルム)、或いは各種立体形
状物品(成形品)が対象となる。例えば、射出成形品等
の曲面を有する成形品に対しても、本発明の化粧シート
を接着することができる。被着体として立体成形品が使
用される場合は、多くは真空成形法が用いられるが、本
発明の化粧シートは、立体成形品のR部分、又は逆R部
分にも接着性が良く、良好な表面化粧を行うことができ
る。更に、凹凸のある表面に対しても、凹部に絞り込ま
れ、且つその絞り込まれた部分が加熱により戻りを生じ
ることもなく、化粧シートにより優れた凹凸表面を形成
することができる。
【0052】被着体として、板材或いはシート(フィル
ム)のいずれにも用いられる素材としては、木材単板、
木材合板、パーティクルボード、中密度繊維板(MD
F)等の木材板、木質繊維板等の水質板、鉄、アルミニ
ウム等の金属、アクリル、ポリカーボネート、エチレン
・酢酸ビニル共重合体、エチレンビニルアセテート、ポ
リエステル、ポリスチレン、ポリオレフィン、ABS、
フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、セルロース系樹脂、
ゴム等の樹脂が挙げられる。
ム)のいずれにも用いられる素材としては、木材単板、
木材合板、パーティクルボード、中密度繊維板(MD
F)等の木材板、木質繊維板等の水質板、鉄、アルミニ
ウム等の金属、アクリル、ポリカーボネート、エチレン
・酢酸ビニル共重合体、エチレンビニルアセテート、ポ
リエステル、ポリスチレン、ポリオレフィン、ABS、
フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、セルロース系樹脂、
ゴム等の樹脂が挙げられる。
【0053】これら各種被着体への積層方法としては、
例えば、次の〜の方法を挙げることができる。即
ち、 接着剤層を間に介して板状基材に加圧ローラーで加
圧して積層する方法、 特公昭50−19132号公報、特公昭43−27
488号公報等に記載されるように、化粧シートを射出
成形の雌雄両金型間に挿入して、両金型を閉じ、雄型の
ゲートから溶融樹脂を射出充填した後、冷却して樹脂成
形品の成形と同時にその表面に化粧シートを接着積層す
る、いわゆる射出成形同時ラミネート法、 特公昭56−45768号公報、特公昭60−58
014号公報等に記載されるように、化粧シートを成形
品の表面に接着剤を介して対向なしいは載置し、成形品
側からの真空吸引による圧力差により化粧シートを成形
品表面に積層する、いわゆる真空プレス積層方法、
例えば、次の〜の方法を挙げることができる。即
ち、 接着剤層を間に介して板状基材に加圧ローラーで加
圧して積層する方法、 特公昭50−19132号公報、特公昭43−27
488号公報等に記載されるように、化粧シートを射出
成形の雌雄両金型間に挿入して、両金型を閉じ、雄型の
ゲートから溶融樹脂を射出充填した後、冷却して樹脂成
形品の成形と同時にその表面に化粧シートを接着積層す
る、いわゆる射出成形同時ラミネート法、 特公昭56−45768号公報、特公昭60−58
014号公報等に記載されるように、化粧シートを成形
品の表面に接着剤を介して対向なしいは載置し、成形品
側からの真空吸引による圧力差により化粧シートを成形
品表面に積層する、いわゆる真空プレス積層方法、
【0054】 特公昭61−5895号公報、特公平
3−2666号公報等に記載されるように、円柱、多角
柱等の柱状基材の長軸方向に、化粧シートを間に接着剤
層を介して供給しつつ、多数の向きの異なるローラーに
より、柱状体を構成する複数の側面に順次化粧シートを
加圧接着して積層してゆく、いわゆるラッピング加工方
法、 実公大15−31122号公報、特開昭48−47
972号公報等に記載されるように、先ず化粧シートを
板状基材に接着剤層を介して積層し、次いで板状基材の
化粧シートとは反対側の面に、化粧シートと板状基材と
の界面に到達するように、断面がV字状、又はU字状溝
を切削し、次いで該溝内に接着剤を塗布した上で、該溝
を折り曲げ、箱体又は柱状体を成形するいわゆる、Vカ
ット又はUカット加工方法等が挙げられる。
3−2666号公報等に記載されるように、円柱、多角
柱等の柱状基材の長軸方向に、化粧シートを間に接着剤
層を介して供給しつつ、多数の向きの異なるローラーに
より、柱状体を構成する複数の側面に順次化粧シートを
加圧接着して積層してゆく、いわゆるラッピング加工方
法、 実公大15−31122号公報、特開昭48−47
972号公報等に記載されるように、先ず化粧シートを
板状基材に接着剤層を介して積層し、次いで板状基材の
化粧シートとは反対側の面に、化粧シートと板状基材と
の界面に到達するように、断面がV字状、又はU字状溝
を切削し、次いで該溝内に接着剤を塗布した上で、該溝
を折り曲げ、箱体又は柱状体を成形するいわゆる、Vカ
ット又はUカット加工方法等が挙げられる。
【0055】特に、本発明の化粧シートを凹凸立体物に
貼り合わせる方法としては、前記方法の中で、ラッピン
グ加工法、射出成形同時ラミネート法、真空プレス積層
方法、等が好ましい。以上のようにして作製した化粧材
は、各種用途に使用することができる。例えば、壁、天
井、床等の建築物の内装、窓枠、扉、手すり等の建具の
表面化粧、家具又は弱電・OA機器のキャビネットの表
面化粧、自動車、電車等の車両の内装、航空機の内装、
窓硝子の化粧等に利用できる。そのために、化粧シート
が直接素材等に接着できない場合は、適当な易接着層又
は接着剤層を介して被着体に接着する。しかし、化粧シ
ートが熱融着等で被着体に接着可能な場合は、易接着層
又は接着剤層は省略してもよい。
貼り合わせる方法としては、前記方法の中で、ラッピン
グ加工法、射出成形同時ラミネート法、真空プレス積層
方法、等が好ましい。以上のようにして作製した化粧材
は、各種用途に使用することができる。例えば、壁、天
井、床等の建築物の内装、窓枠、扉、手すり等の建具の
表面化粧、家具又は弱電・OA機器のキャビネットの表
面化粧、自動車、電車等の車両の内装、航空機の内装、
窓硝子の化粧等に利用できる。そのために、化粧シート
が直接素材等に接着できない場合は、適当な易接着層又
は接着剤層を介して被着体に接着する。しかし、化粧シ
ートが熱融着等で被着体に接着可能な場合は、易接着層
又は接着剤層は省略してもよい。
【0056】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明を更に詳細
に説明する。 (実施例1)先ず、図10(a)に示すように、基材シ
ートとして、ポリメタクリル酸メチルからなる厚さ80
μmの着色アクリルシート(共和レザー(株)製、以下
着色PMMAシート11aとする)を用意し、この着色
PMMAシート11aにグラビアインキ(昭和インク工
業(株)製、インキのバインダーとしてアクリル樹脂と
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を50/50の割合で
混合した樹脂を用いたインキ)を用いて木目柄をグラビ
ア印刷して絵柄層12を形成し、更にその絵柄層12の
上に二液硬化型のポリウレタンからなるプライマー液を
塗工して易接着層14を形成して、図10(b)に示す
ような印刷シート3を作製した。一方、非結晶性ポリエ
チレンテレフタレート樹脂としてイーストマンケミカル
社のPETG(商品名)を用い、このPETGを用いて
押出し法によりフィルムを作製し、図10(c)に示す
ように、厚さ60μmの透明なPETGフィルム13a
を得た。
に説明する。 (実施例1)先ず、図10(a)に示すように、基材シ
ートとして、ポリメタクリル酸メチルからなる厚さ80
μmの着色アクリルシート(共和レザー(株)製、以下
着色PMMAシート11aとする)を用意し、この着色
PMMAシート11aにグラビアインキ(昭和インク工
業(株)製、インキのバインダーとしてアクリル樹脂と
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を50/50の割合で
混合した樹脂を用いたインキ)を用いて木目柄をグラビ
ア印刷して絵柄層12を形成し、更にその絵柄層12の
上に二液硬化型のポリウレタンからなるプライマー液を
塗工して易接着層14を形成して、図10(b)に示す
ような印刷シート3を作製した。一方、非結晶性ポリエ
チレンテレフタレート樹脂としてイーストマンケミカル
社のPETG(商品名)を用い、このPETGを用いて
押出し法によりフィルムを作製し、図10(c)に示す
ように、厚さ60μmの透明なPETGフィルム13a
を得た。
【0057】次に、図10(d)に示すように、上記印
刷フィルム3と透明なPETGフィルム13aを重ね合
わせ、加熱ロールを用いて加熱、加圧して熱融着し、図
10(d)に示すように、積層シート4を作製した。次
いで、PETGフィルム13aの上に、フッ素系アクリ
ルウレタン樹脂をバインダーとするオーバープリントイ
ンキ(昭和インク工業(株)製、OPFインキと硬化剤
を100:12の割合で混合したもの)をコーティング
して、図10(e)に示すように、トップコート層15
を形成し、次いで、化粧シート裏面の着色PMMAシー
ト11aに、前記と同様に二液硬化型のポリウレタンか
らなる易接着層14を形成して、化粧シート1を作製し
た。
刷フィルム3と透明なPETGフィルム13aを重ね合
わせ、加熱ロールを用いて加熱、加圧して熱融着し、図
10(d)に示すように、積層シート4を作製した。次
いで、PETGフィルム13aの上に、フッ素系アクリ
ルウレタン樹脂をバインダーとするオーバープリントイ
ンキ(昭和インク工業(株)製、OPFインキと硬化剤
を100:12の割合で混合したもの)をコーティング
して、図10(e)に示すように、トップコート層15
を形成し、次いで、化粧シート裏面の着色PMMAシー
ト11aに、前記と同様に二液硬化型のポリウレタンか
らなる易接着層14を形成して、化粧シート1を作製し
た。
【0058】(実施例2)実施例1と同様に、着色PM
MAシート11aに、絵柄層12及び易接着層14を形
成して、図11(a)に示すような印刷シート3を作製
した。また、図11(b)に示すように、実施例1と同
様に、透明なPETGフィルム13aを作製した。
MAシート11aに、絵柄層12及び易接着層14を形
成して、図11(a)に示すような印刷シート3を作製
した。また、図11(b)に示すように、実施例1と同
様に、透明なPETGフィルム13aを作製した。
【0059】次に、図11(c)に示すように、上記印
刷フィルム3とPETGフィルム13aを重ね合わせ、
エンボス版を用いてダブリングエンボス法により、印刷
フィルム3とPETGフィルム13aを加熱、加圧して
熱融着すると共に、PETGフィルム13aにエンボス
模様17を形成して、図11(c)に示すように、エン
ボス積層シート5を作製した。
刷フィルム3とPETGフィルム13aを重ね合わせ、
エンボス版を用いてダブリングエンボス法により、印刷
フィルム3とPETGフィルム13aを加熱、加圧して
熱融着すると共に、PETGフィルム13aにエンボス
模様17を形成して、図11(c)に示すように、エン
ボス積層シート5を作製した。
【0060】次いで、上記エンボス模様17を形成した
PETGフィルム13aにワイピング加工により二液硬
化型のワイピングインキ(昭和インク工業(株)製)を
塗布し、図11(d)に示すように、エンボス凹部17
aに着色インキ18を充填した。更に、ワイピング加工
したPETGフィルム13aの上に、フッ素系アクリル
ウレタン樹脂をバインダーとするオーバープリントイン
キ(昭和インク工業(株)製、OPFインキと硬化剤を
100:12の割合で混合したもの)をコーティングし
て、図10(e)に示すように、トップコート層15を
形成し、次いで、化粧シート裏面の着色PMMAシート
11aに、前記と同様に二液硬化型のポリウレタンから
なる易接着層14を形成して、化粧シート1を作製し
た。
PETGフィルム13aにワイピング加工により二液硬
化型のワイピングインキ(昭和インク工業(株)製)を
塗布し、図11(d)に示すように、エンボス凹部17
aに着色インキ18を充填した。更に、ワイピング加工
したPETGフィルム13aの上に、フッ素系アクリル
ウレタン樹脂をバインダーとするオーバープリントイン
キ(昭和インク工業(株)製、OPFインキと硬化剤を
100:12の割合で混合したもの)をコーティングし
て、図10(e)に示すように、トップコート層15を
形成し、次いで、化粧シート裏面の着色PMMAシート
11aに、前記と同様に二液硬化型のポリウレタンから
なる易接着層14を形成して、化粧シート1を作製し
た。
【0061】(実施例3)先ず、実施例1と同様に、着
色PMMAシート11aに絵柄層12及び易接着層15
を形成して、図12(a)に示すような印刷シート3を
作製した。また、実施例1と同様に、図12(b)に示
すように、厚さ60μmの透明なPETGフィルム13
aを用意し、このPETGフィルム13aと印刷シート
3をダブリングエンボス法により積層して、図12
(c)に示すように、エンボス積層シート5を作製し
た。次いで、実施例2と同様に、上記エンボス模様17
を形成したPETGフィルム13aにワイピング加工に
より、図12(d)に示すように、エンボス凹部17a
に着色インキ18を充填した。
色PMMAシート11aに絵柄層12及び易接着層15
を形成して、図12(a)に示すような印刷シート3を
作製した。また、実施例1と同様に、図12(b)に示
すように、厚さ60μmの透明なPETGフィルム13
aを用意し、このPETGフィルム13aと印刷シート
3をダブリングエンボス法により積層して、図12
(c)に示すように、エンボス積層シート5を作製し
た。次いで、実施例2と同様に、上記エンボス模様17
を形成したPETGフィルム13aにワイピング加工に
より、図12(d)に示すように、エンボス凹部17a
に着色インキ18を充填した。
【0062】次に、有機系抗菌剤(モートン・チオコー
ル社製、バイナジン)を添加したオーバープリントイン
キ(昭和インク工業(株)製、抗菌OPインキと硬化剤
を100:5の割合で混合したもの)をコーティングし
て、図12(e)に示すように、抗菌剤16を1重量%
含有するトップコート層15を形成し、更に、化粧シー
トの裏面の着色PMMAシート11aに、二液硬化型の
ポリウレタンからなる易接着層14を形成して、図12
(e)に示すように、抗菌性化粧シート1aを作製し
た。
ル社製、バイナジン)を添加したオーバープリントイン
キ(昭和インク工業(株)製、抗菌OPインキと硬化剤
を100:5の割合で混合したもの)をコーティングし
て、図12(e)に示すように、抗菌剤16を1重量%
含有するトップコート層15を形成し、更に、化粧シー
トの裏面の着色PMMAシート11aに、二液硬化型の
ポリウレタンからなる易接着層14を形成して、図12
(e)に示すように、抗菌性化粧シート1aを作製し
た。
【0063】(比較例1)保護層の表面フィルムとし
て、延伸倍率3倍の透明な二軸延伸アイソタクチックポ
リプロピレンフィルム(厚さ100μm)、基材シート
として、延伸倍率3倍の着色不透明な二軸延伸アイソタ
クチックポリプロピレンシート(厚さ80μm)を用
い、実施例1と同様に化粧シートを作製した。 (比較例2)基材シートとして実施例1で用いた着色P
MMAシートを用い、保護層として比較例1で用いた二
軸延伸ポリプロピレンフィルムを用いて、実施例2と同
様に化粧シートを作製した。 (比較例3)基材シートとして実施例1で用いた着色P
MMAシートを用い、保護層として厚さ80μmの無延
伸ポリプロピレンフィルムを用いて、実施例2と同様に
化粧シートを作製した。
て、延伸倍率3倍の透明な二軸延伸アイソタクチックポ
リプロピレンフィルム(厚さ100μm)、基材シート
として、延伸倍率3倍の着色不透明な二軸延伸アイソタ
クチックポリプロピレンシート(厚さ80μm)を用
い、実施例1と同様に化粧シートを作製した。 (比較例2)基材シートとして実施例1で用いた着色P
MMAシートを用い、保護層として比較例1で用いた二
軸延伸ポリプロピレンフィルムを用いて、実施例2と同
様に化粧シートを作製した。 (比較例3)基材シートとして実施例1で用いた着色P
MMAシートを用い、保護層として厚さ80μmの無延
伸ポリプロピレンフィルムを用いて、実施例2と同様に
化粧シートを作製した。
【0064】(性能試験)実施例1、2、3及び比較例
1、2、3で作製した化粧シートについて、下記の試験
を行ない、その性能を比較した。
1、2、3で作製した化粧シートについて、下記の試験
を行ない、その性能を比較した。
【0065】(真空成形適性試験)図13(a)に示す
ように、サイズ100mm×100mmで厚さ30mm
のラワン合板20aの中央表面に、角度90°で深さ5
mmの溝を形成し、この溝を形成した合板20aの上に
接着剤を塗布した化粧シート1を重ね、真空成形法にて
化粧シート1を合板20aに接着した。化粧シートを接
着した合板を取り出し、表面及び断面を目視にて観察し
て、図13(b)に示すように、合板20aの溝に化粧
シート1が綺麗に入り込んでいるのを○、図13(c)
に示すように、化粧シート1が溝から浮いているのを×
として判定した。
ように、サイズ100mm×100mmで厚さ30mm
のラワン合板20aの中央表面に、角度90°で深さ5
mmの溝を形成し、この溝を形成した合板20aの上に
接着剤を塗布した化粧シート1を重ね、真空成形法にて
化粧シート1を合板20aに接着した。化粧シートを接
着した合板を取り出し、表面及び断面を目視にて観察し
て、図13(b)に示すように、合板20aの溝に化粧
シート1が綺麗に入り込んでいるのを○、図13(c)
に示すように、化粧シート1が溝から浮いているのを×
として判定した。
【0066】(寒熱繰り返し試験)上記真空成形法にて
作成した化粧シートを接着した合板を試料として、この
試料を80±3℃のオーブンに2時間、次に−20±3
℃の冷凍庫に2時間、再度80±3℃のオーブンに2時
間放置するのを繰り返し、これを10回繰り返した後、
試料の表面及び断面を目視にて観察して、図13(b)
に示すように、化粧シートが溝に挿入されているのを
○、図13(c)に示すように、化粧シートが溝から浮
いているのを×として判定した。
作成した化粧シートを接着した合板を試料として、この
試料を80±3℃のオーブンに2時間、次に−20±3
℃の冷凍庫に2時間、再度80±3℃のオーブンに2時
間放置するのを繰り返し、これを10回繰り返した後、
試料の表面及び断面を目視にて観察して、図13(b)
に示すように、化粧シートが溝に挿入されているのを
○、図13(c)に示すように、化粧シートが溝から浮
いているのを×として判定した。
【0067】(Vカット加工適性試験)化粧シートを接
着剤を用いて厚さ10mmのラワン合板20aに接着し
た後、図14(a)に示すように、化粧シート1の反対
側のラワン合板20aに、ラワン合板20aと接着剤層
との界面にまで達するように、断面V字型の条溝21を
切削し、該条溝21に接着剤を塗布してから、図14
(b)に示すように、該条溝を閉じるようにして合板2
0aをL字型(断面)に折り曲げて接着し、その折り曲
げ部分の白化、亀裂等を目視にて観察した。加工時の雰
囲気温度は10℃に設定した。
着剤を用いて厚さ10mmのラワン合板20aに接着し
た後、図14(a)に示すように、化粧シート1の反対
側のラワン合板20aに、ラワン合板20aと接着剤層
との界面にまで達するように、断面V字型の条溝21を
切削し、該条溝21に接着剤を塗布してから、図14
(b)に示すように、該条溝を閉じるようにして合板2
0aをL字型(断面)に折り曲げて接着し、その折り曲
げ部分の白化、亀裂等を目視にて観察した。加工時の雰
囲気温度は10℃に設定した。
【0068】実施例1、2、3及び比較例1、2、3で
作製した化粧シートの上記性能試験の結果を表1に示し
た。表1の結果から分かるように、実施例1、2、3で
作製した化粧シートは、真空成形試験において、溝への
入り込みが十分で、真空成形適性が良好であった。ま
た、寒熱繰り返し試験においても、浮きは生じず、化粧
シートとして満足できるものであった。更に、Vカット
加工適性試験においても良好な結果が得られ、寒冷地に
おいても使用できることが予想できる。
作製した化粧シートの上記性能試験の結果を表1に示し
た。表1の結果から分かるように、実施例1、2、3で
作製した化粧シートは、真空成形試験において、溝への
入り込みが十分で、真空成形適性が良好であった。ま
た、寒熱繰り返し試験においても、浮きは生じず、化粧
シートとして満足できるものであった。更に、Vカット
加工適性試験においても良好な結果が得られ、寒冷地に
おいても使用できることが予想できる。
【0069】
【表1】
【0070】
【発明の効果】本発明の化粧シートは、基材シートにア
クリル樹脂を使用し、表面の透明な保護層として非結晶
性ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用している
ので、化粧シートが焼却処理された場合でも塩酸ガスや
ダイオキシン等の有害ガスが発生する恐れがなくなる。
また、本発明の化粧シートは、基材シートにアクリル樹
脂シート、表面の保護層に非結晶性ポリエチレンテレフ
タレートシートを使用しているので、真空成形適性に優
れており、真空成形法により凹凸形状を有する立体成形
物の表面装飾に利用した場合、凹部への入り込みがよ
く、優れた表面装飾ができる。従って、本発明の化粧シ
ートは凹凸形状を有する立体成形物に対しても利用でき
ることが予想できる。
クリル樹脂を使用し、表面の透明な保護層として非結晶
性ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用している
ので、化粧シートが焼却処理された場合でも塩酸ガスや
ダイオキシン等の有害ガスが発生する恐れがなくなる。
また、本発明の化粧シートは、基材シートにアクリル樹
脂シート、表面の保護層に非結晶性ポリエチレンテレフ
タレートシートを使用しているので、真空成形適性に優
れており、真空成形法により凹凸形状を有する立体成形
物の表面装飾に利用した場合、凹部への入り込みがよ
く、優れた表面装飾ができる。従って、本発明の化粧シ
ートは凹凸形状を有する立体成形物に対しても利用でき
ることが予想できる。
【0071】更に、本発明の化粧シートは加熱時の熱収
縮が少ないため、凹凸形状を有する立体成形物の表面装
飾に使用された場合、加熱、冷却を繰り返しても、立体
成形物の凹部に入り込んだ化粧シートの浮き現象が見ら
れず、表面の凹凸形状に戻りが見られない。即ち、本発
明の化粧シートは耐候性にも優れたものである。また、
本発明の化粧シートはVカット加工適性が良好で、折り
曲げ加工をした場合でも化粧シートに亀裂が生じたり、
白化が生じたりすることがないので、加工性に優れたも
のである。そして、本発明の化粧シートには、エンボス
加工とワイピング加工を施すことができるので、従来の
ポリ塩化ビニル樹脂を用いた化粧シートと同等の意匠性
を付与することができる。
縮が少ないため、凹凸形状を有する立体成形物の表面装
飾に使用された場合、加熱、冷却を繰り返しても、立体
成形物の凹部に入り込んだ化粧シートの浮き現象が見ら
れず、表面の凹凸形状に戻りが見られない。即ち、本発
明の化粧シートは耐候性にも優れたものである。また、
本発明の化粧シートはVカット加工適性が良好で、折り
曲げ加工をした場合でも化粧シートに亀裂が生じたり、
白化が生じたりすることがないので、加工性に優れたも
のである。そして、本発明の化粧シートには、エンボス
加工とワイピング加工を施すことができるので、従来の
ポリ塩化ビニル樹脂を用いた化粧シートと同等の意匠性
を付与することができる。
【0072】また、本発明の抗菌性化粧シートは、プラ
スチック、紙、木材、金属板、無機系素材等あらゆる基
材に貼付することによりその表面に抗菌性能を付与する
ことができるので、室内水回り関係や高温多湿の場所及
び病院その他衛生的な環境を必要とする場所で使用され
る各種備品(電気製品、キャビネット、各種器具等)に
対し、抗菌性能を付与することができる。また、本発明
の抗菌性化粧シートを、既存の電気製品、キャビネッ
ト、各種器具等に貼付することにより、抗菌性能を付与
することができるので、細菌の汚染防止に経済的負担が
少なくて済む。
スチック、紙、木材、金属板、無機系素材等あらゆる基
材に貼付することによりその表面に抗菌性能を付与する
ことができるので、室内水回り関係や高温多湿の場所及
び病院その他衛生的な環境を必要とする場所で使用され
る各種備品(電気製品、キャビネット、各種器具等)に
対し、抗菌性能を付与することができる。また、本発明
の抗菌性化粧シートを、既存の電気製品、キャビネッ
ト、各種器具等に貼付することにより、抗菌性能を付与
することができるので、細菌の汚染防止に経済的負担が
少なくて済む。
【図1】本発明の化粧シートの一例を示した模式断面図
である。
である。
【図2】本発明の化粧シートの別の態様で、絵柄層の上
に易接着層を設けた場合の模式断面図である。
に易接着層を設けた場合の模式断面図である。
【図3】本発明の化粧シートの別の態様で、非結晶性P
ETフィルムの上にトップコート層設け、裏面に易接着
層を設けたときの模式断面図である。
ETフィルムの上にトップコート層設け、裏面に易接着
層を設けたときの模式断面図である。
【図4】本発明の化粧シートの別の態様で、トップコー
ト層に抗菌剤を添加したときの模式断面図である。
ト層に抗菌剤を添加したときの模式断面図である。
【図5】図5は本発明の化粧材の一例で、トップコート
層を形成した化粧シートを被着体に貼着したときの化粧
材の模式断面図である。
層を形成した化粧シートを被着体に貼着したときの化粧
材の模式断面図である。
【図6】図6は本発明の化粧材の別の態様で、抗菌剤を
含有するトップコート層を形成した化粧シートを被着体
に貼着したときの化粧材の模式断面図である。
含有するトップコート層を形成した化粧シートを被着体
に貼着したときの化粧材の模式断面図である。
【図7】図7は本発明の化粧シートを作製するときの説
明図である。
明図である。
【図8】図8は本発明の化粧シートで、トップコート層
に抗菌剤を添加した抗菌性化粧シートを作製するときの
説明図である。
に抗菌剤を添加した抗菌性化粧シートを作製するときの
説明図である。
【図9】本発明の化粧シートを作製し、その化粧シート
を被着体に貼着して化粧材を作製するときの説明図であ
る。
を被着体に貼着して化粧材を作製するときの説明図であ
る。
【図10】実施例1により化粧シートを作製するときの
説明図である。
説明図である。
【図11】実施例2により化粧シートを作製するときの
説明図である
説明図である
【図12】実施例3により化粧シートを作製するときの
説明図である
説明図である
【図13】真空成形適性試験により化粧シートの良否を
判定するときの説明図である。
判定するときの説明図である。
【図14】化粧材のVカット加工適性試験を行うときの
説明図である。
説明図である。
1 化粧シート 1a 抗菌性化粧シート 2 化粧材 3 印刷シート 4 積層シート 5 エンボス積層シート 11 着色基材シート 11a 着色PMMAシート 12 絵柄層 13 非結晶性PETフィルム 13a PETGフィルム 14 易接着層 15 トップコート層 16 抗菌剤 17 エンボス模様 17a エンボス凹部 18 着色インキ 20 被着体 20a 合板 21 V字型の条溝
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK15 AK17C AK22 AK25A AK25C AK42B AK51G AL01 AL01C AR00D AT00A BA02 BA03 BA04 BA07 BA10A BA10B BA10C BA10D CA12C CB00 CB00D GB08 GB48 GB81 HB00 JA12B JK14 JL01 JL06 JL09 JL10A JL11 JL11D JN01 JN01B
Claims (7)
- 【請求項1】 着色基材シート、絵柄層、及び透明な保
護層からなる化粧シートにおいて、前記着色基材シート
がアクリル樹脂からなり、前記透明な保護層が非結晶性
ポリエチレンテレフタレート樹脂からなることを特徴と
する化粧シート。 - 【請求項2】 前記着色基材シートに、絵柄層、易接着
層、透明な非結晶性ポリエチレンテレフタレートフィル
ムがこの順に積層されていることを特徴する請求項1に
記載の化粧シート。 - 【請求項3】 前記透明な保護層の上に厚さ1〜10μ
mのトップコート層を形成したことを特徴する請求項1
又は請求項2に記載の化粧シート。 - 【請求項4】 前記トップコート層が、フッ素化アクリ
ル樹脂からなることを特徴とする請求項3に記載の化粧
シート。 - 【請求項5】 前記トップコート層が、抗菌剤を含有す
る樹脂層からなることを特徴とする請求項3又は請求項
4に記載の化粧シート。 - 【請求項6】 前記化粧シートの着色基材シート側に易
接着層を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項
5のいずれかに記載の化粧シート。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6に記載の化粧シー
トの着色基材シート側を被着体に貼着したことを特徴と
する化粧材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11110383A JP2000301681A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 化粧シート及びそれを用いた化粧材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11110383A JP2000301681A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 化粧シート及びそれを用いた化粧材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000301681A true JP2000301681A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14534426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11110383A Pending JP2000301681A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 化粧シート及びそれを用いた化粧材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000301681A (ja) |
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