JP2000301907A - 小型走行ロボット用車輪と小型走行ロボット - Google Patents
小型走行ロボット用車輪と小型走行ロボットInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 走行性能に優れた小型走行ロボット用車輪及
びこの車輪を備えた小型走行ロボットの提供。 【解決手段】 小型走行ロボット用車輪は、磁性材料に
て構成された主車輪と、柔軟材料で構成された補助輪と
を同軸的に設けたことを特徴とする。又、補助輪は主車
輪の両側に併設されたことを特徴とする小型走行ロボッ
トは、その駆動輪の主車輪における磁気吸引力が従動輪
の主車輪における磁気吸引力よりも大きく着磁されたこ
とを特徴とする。
びこの車輪を備えた小型走行ロボットの提供。 【解決手段】 小型走行ロボット用車輪は、磁性材料に
て構成された主車輪と、柔軟材料で構成された補助輪と
を同軸的に設けたことを特徴とする。又、補助輪は主車
輪の両側に併設されたことを特徴とする小型走行ロボッ
トは、その駆動輪の主車輪における磁気吸引力が従動輪
の主車輪における磁気吸引力よりも大きく着磁されたこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性材料にて構成
された車輪を備えた小型走行ロボット用車輪とこの車輪
を備えた小型走行ロボットに関するものである。
された車輪を備えた小型走行ロボット用車輪とこの車輪
を備えた小型走行ロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7において、1997年発行
の日本機械学会第7回設計工学・システム部門講演会講
演論文集第515頁〜第516頁に掲載された小型走行
ロボットを示す。図6はロボットの構成を示す分解斜視
図、図7はロボットの走行状態を示す鳥瞰図である。。
図中の符号、1は小型走行ロボット(以下、ロボットと
もいう)、2は駆動デバイスであり、この例ではマイク
ロ電磁モータが用いられている。3は駆動デバイス2に
連結された減速・走行デバイスである。この例の減速・
走行デバイスは、遊星歯車列が用いられた減速機構4、
減速・走行デバイス3の前側下部に取付けられた駆動輪
5、後側下部に取付けられた水平従動輪6、前側上部に
取付けられた垂直従動輪7、側板8、中板9、車軸10
等で構成されている。
の日本機械学会第7回設計工学・システム部門講演会講
演論文集第515頁〜第516頁に掲載された小型走行
ロボットを示す。図6はロボットの構成を示す分解斜視
図、図7はロボットの走行状態を示す鳥瞰図である。。
図中の符号、1は小型走行ロボット(以下、ロボットと
もいう)、2は駆動デバイスであり、この例ではマイク
ロ電磁モータが用いられている。3は駆動デバイス2に
連結された減速・走行デバイスである。この例の減速・
走行デバイスは、遊星歯車列が用いられた減速機構4、
減速・走行デバイス3の前側下部に取付けられた駆動輪
5、後側下部に取付けられた水平従動輪6、前側上部に
取付けられた垂直従動輪7、側板8、中板9、車軸10
等で構成されている。
【0003】駆動輪5、水平従動輪6、垂直従動輪7等
の車輪は、磁性材料にて構成された所謂「磁石車輪」で
あり、この磁石車輪を備えた小型走行ロボットは、例え
ば、図7に示すように、細管群の間を自在に水平走行
し、作業対象の細管の外周面を他のロボットと共に取囲
み、取囲んだ状態で当該細管を昇降することで、細管の
破損や亀裂等傷の有無を検査する。11は細管の傷を検
査する渦電流探傷センサ12を搭載した探傷デバイスで
あり、13は各ロボットが細管の外周面を環状に取囲ん
で連結する際のマイクロコネクタである。
の車輪は、磁性材料にて構成された所謂「磁石車輪」で
あり、この磁石車輪を備えた小型走行ロボットは、例え
ば、図7に示すように、細管群の間を自在に水平走行
し、作業対象の細管の外周面を他のロボットと共に取囲
み、取囲んだ状態で当該細管を昇降することで、細管の
破損や亀裂等傷の有無を検査する。11は細管の傷を検
査する渦電流探傷センサ12を搭載した探傷デバイスで
あり、13は各ロボットが細管の外周面を環状に取囲ん
で連結する際のマイクロコネクタである。
【0004】次に動作について説明する。この種の小型
走行ロボット1は、マイクロコネクタ13を介して外部
から供給された電力で、駆動源であるマイクロモータ2
の回転力を発生させる。この回転力が、減速機構4を介
して駆動輪5に伝へられて車輪が回転し、地面(鉄板1
4)に駆動力が与えられ、この駆動力によって小型走行
ロボット1は、図7の矢印に示すように任意の方向へと
走行する。磁性材料にて構成された駆動輪5は、地面即
ち通常は鉄板14で構成された面との間に、磁気吸引力
を発生しているので、地面(鉄板14)に対して少ない
スリップで回転し、駆動力を効率よく伝えることができ
る。又、左右の駆動輪5の回転数や回転方向を変えるこ
とで、小型走行ロボット1は左右に曲がったり、Uター
ンしたりする。
走行ロボット1は、マイクロコネクタ13を介して外部
から供給された電力で、駆動源であるマイクロモータ2
の回転力を発生させる。この回転力が、減速機構4を介
して駆動輪5に伝へられて車輪が回転し、地面(鉄板1
4)に駆動力が与えられ、この駆動力によって小型走行
ロボット1は、図7の矢印に示すように任意の方向へと
走行する。磁性材料にて構成された駆動輪5は、地面即
ち通常は鉄板14で構成された面との間に、磁気吸引力
を発生しているので、地面(鉄板14)に対して少ない
スリップで回転し、駆動力を効率よく伝えることができ
る。又、左右の駆動輪5の回転数や回転方向を変えるこ
とで、小型走行ロボット1は左右に曲がったり、Uター
ンしたりする。
【0005】この種の小型走行ロボット1の使用が想定
されている場所では、行動し易いよう環境が整えられて
おり、例えば、発電所の蒸気発生管を束ねる地面は鉄板
14で、しかも、その表面は滑らかに形成されて、行動
の邪魔となるような大きな障害や突起は除去されてい
る。このような環境下において、小型走行ロボット1
は、図7の細管(蒸気発生管)15の隙間を走行しなが
ら、目標の細管15aに到着する。細管15の外径は2
2mm、細管の間隔は10mmであり、小型走行ロボッ
ト1は、林立する細管15の間を走行可能なように、容
積が10mm3 以下に形成されている。
されている場所では、行動し易いよう環境が整えられて
おり、例えば、発電所の蒸気発生管を束ねる地面は鉄板
14で、しかも、その表面は滑らかに形成されて、行動
の邪魔となるような大きな障害や突起は除去されてい
る。このような環境下において、小型走行ロボット1
は、図7の細管(蒸気発生管)15の隙間を走行しなが
ら、目標の細管15aに到着する。細管15の外径は2
2mm、細管の間隔は10mmであり、小型走行ロボッ
ト1は、林立する細管15の間を走行可能なように、容
積が10mm3 以下に形成されている。
【0006】目標の細管15aに到着した小型走行ロボ
ット1は、駆動輪5及び垂直従動輪7を細管15aの外
周面に接触させる。この場合、駆動輪5及び垂直従動輪
7は、小型走行ロボット1が細管15aの外周面から転
落しない程度の磁気吸引力を発生するよう着磁されてい
る。
ット1は、駆動輪5及び垂直従動輪7を細管15aの外
周面に接触させる。この場合、駆動輪5及び垂直従動輪
7は、小型走行ロボット1が細管15aの外周面から転
落しない程度の磁気吸引力を発生するよう着磁されてい
る。
【0007】このように、磁性材料にて構成された車
輪、この例では駆動輪5や従動輪7に着磁しておくと、
細管15aの外周面に対してそれほどスリップすること
なく回転し、駆動力を伝えることができるので、小型走
行ロボット1は、図7に示すように、細管15aの外周
面上を容易に昇降することができる。以上のように、駆
動輪5は、小型走行ロボット1が水平面上(地面として
の鉄板14上)を走行する場合には少ないスリップで確
実に水平面に駆動力を伝達でき、小型走行ロボット1が
垂直面上(細管の外周面上)を昇降する場合にも垂直面
に駆動力を伝達できるように形成されている。こうし
て、小型走行ロボット1は、搭載された探傷センサ12
を用いて細管15aの外周面の傷や割れ目等の有無を検
査する。
輪、この例では駆動輪5や従動輪7に着磁しておくと、
細管15aの外周面に対してそれほどスリップすること
なく回転し、駆動力を伝えることができるので、小型走
行ロボット1は、図7に示すように、細管15aの外周
面上を容易に昇降することができる。以上のように、駆
動輪5は、小型走行ロボット1が水平面上(地面として
の鉄板14上)を走行する場合には少ないスリップで確
実に水平面に駆動力を伝達でき、小型走行ロボット1が
垂直面上(細管の外周面上)を昇降する場合にも垂直面
に駆動力を伝達できるように形成されている。こうし
て、小型走行ロボット1は、搭載された探傷センサ12
を用いて細管15aの外周面の傷や割れ目等の有無を検
査する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、自動車等の
タイヤ車輪では、図8に示すように、旋回する場合に
は、タイヤ車輪16が弾性変形して横力17を有効に伝
達するために、滑らかな旋回が可能となる。ところが、
上記のような、従来の小型走行ロボット1では、重量低
下によるグリップ力の低減を補償するため、駆動輪5、
水平従動輪6、垂直従動輪7等の車輪を永久磁石で構成
していた。
タイヤ車輪では、図8に示すように、旋回する場合に
は、タイヤ車輪16が弾性変形して横力17を有効に伝
達するために、滑らかな旋回が可能となる。ところが、
上記のような、従来の小型走行ロボット1では、重量低
下によるグリップ力の低減を補償するため、駆動輪5、
水平従動輪6、垂直従動輪7等の車輪を永久磁石で構成
していた。
【0009】しかし、永久磁石はその剛性が高いため、
タイヤ車輪16のような弾性変形による横力伝達を行う
ことができず、旋回性能が劣るという問題がある。本発
明は、上記課題を解決し、走行性能に優れた小型走行ロ
ボット用車輪及びこの車輪を備えた小型走行ロボットの
提供を目的とする。
タイヤ車輪16のような弾性変形による横力伝達を行う
ことができず、旋回性能が劣るという問題がある。本発
明は、上記課題を解決し、走行性能に優れた小型走行ロ
ボット用車輪及びこの車輪を備えた小型走行ロボットの
提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の小型走行ロボ
ット用車輪の発明は、磁性材料にて構成された主車輪
と、柔軟材料で構成された補助輪とが同軸的に設けられ
たことを特徴とする。
ット用車輪の発明は、磁性材料にて構成された主車輪
と、柔軟材料で構成された補助輪とが同軸的に設けられ
たことを特徴とする。
【0011】請求項2の小型走行ロボット用車輪の発明
は、請求項1に記載の小型走行ロボット用車輪におい
て、補助輪は主車輪の両側に併設されたことを特徴とす
る。
は、請求項1に記載の小型走行ロボット用車輪におい
て、補助輪は主車輪の両側に併設されたことを特徴とす
る。
【0012】請求項3の小型走行ロボットの発明は、請
求項1又は請求項2に記載の小型走行ロボット用車輪を
駆動輪及び従動輪として備えた小型走行ロボットにおい
て、駆動輪の主車輪における磁気吸引力が従動輪の主車
輪における磁気吸引力よりも大きく着磁されたことを特
徴とする。
求項1又は請求項2に記載の小型走行ロボット用車輪を
駆動輪及び従動輪として備えた小型走行ロボットにおい
て、駆動輪の主車輪における磁気吸引力が従動輪の主車
輪における磁気吸引力よりも大きく着磁されたことを特
徴とする。
【0013】請求項4の小型走行ロボットの発明は、請
求項3に記載の小型走行ロボットにおいて、従動輪の補
助輪における接地面積が駆動輪の補助輪における接地面
積より小さく構成されたことを特徴とする。
求項3に記載の小型走行ロボットにおいて、従動輪の補
助輪における接地面積が駆動輪の補助輪における接地面
積より小さく構成されたことを特徴とする。
【0014】請求項5の小型走行ロボットの発明は、請
求項3乃至請求項4の何れかに記載された小型走行ロボ
ットにおいて、従動輪の補助輪における摩擦係数が駆動
輪の補助輪における摩擦係数より小さく構成されたこと
を特徴とする。
求項3乃至請求項4の何れかに記載された小型走行ロボ
ットにおいて、従動輪の補助輪における摩擦係数が駆動
輪の補助輪における摩擦係数より小さく構成されたこと
を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1を図
1乃至図2に基づいて説明する。図1は車輪が接地して
いない状態の拡大断面説明図、図2は車輪が接地してい
る状態の拡大断面説明図で、何れの図も、小型走行ロボ
ット1の駆動輪5或いは従動輪6周りの、接地面として
の鉄板14との関係を示す。尚、図6乃至図8において
説明した従来例と同一若しくは共通事項は同一符号で示
し、その説明を省略する。
1乃至図2に基づいて説明する。図1は車輪が接地して
いない状態の拡大断面説明図、図2は車輪が接地してい
る状態の拡大断面説明図で、何れの図も、小型走行ロボ
ット1の駆動輪5或いは従動輪6周りの、接地面として
の鉄板14との関係を示す。尚、図6乃至図8において
説明した従来例と同一若しくは共通事項は同一符号で示
し、その説明を省略する。
【0016】図中の符号18は、磁性材料にて構成され
た車輪(以下、主車輪という)で、駆動輪5、水平従動
輪6、垂直従動輪7等の車輪として用いられて来た従来
例でいう所謂「磁石車輪」と同様の構成である。本発明
の小型走行ロボット用車輪の特徴の一つは、この磁石車
輪を主車輪18とし、この主車輪18に対して、柔軟材
料で構成された補助輪19を同軸的に設けた構成とした
ことにある。この実施の形態では、2つの補助輪19,
19が主車輪18の両側に同軸的に併設された構成とな
っている。
た車輪(以下、主車輪という)で、駆動輪5、水平従動
輪6、垂直従動輪7等の車輪として用いられて来た従来
例でいう所謂「磁石車輪」と同様の構成である。本発明
の小型走行ロボット用車輪の特徴の一つは、この磁石車
輪を主車輪18とし、この主車輪18に対して、柔軟材
料で構成された補助輪19を同軸的に設けた構成とした
ことにある。この実施の形態では、2つの補助輪19,
19が主車輪18の両側に同軸的に併設された構成とな
っている。
【0017】このように、磁性材料にて構成された主車
輪18と柔軟材料で構成された補助輪19とが組み合わ
されて併設された構成の車輪では、図2に示すように、
駆動輪としての車輪5或いは従動輪としての車輪6が、
地面としての鉄板14に接触した状態では、小型走行ロ
ボット1の重力、及び、車輪の磁性材料部分としての主
車輪18と鉄板14との間に作用する磁界20による磁
石吸着力によって、、車輪の柔軟材料部分としての補助
輪19が、図8に示す自動車のタイヤ車輪16のよう
に、弾性変形させられるため、横力17が有効に伝達さ
れることになる。
輪18と柔軟材料で構成された補助輪19とが組み合わ
されて併設された構成の車輪では、図2に示すように、
駆動輪としての車輪5或いは従動輪としての車輪6が、
地面としての鉄板14に接触した状態では、小型走行ロ
ボット1の重力、及び、車輪の磁性材料部分としての主
車輪18と鉄板14との間に作用する磁界20による磁
石吸着力によって、、車輪の柔軟材料部分としての補助
輪19が、図8に示す自動車のタイヤ車輪16のよう
に、弾性変形させられるため、横力17が有効に伝達さ
れることになる。
【0018】実施の形態2.実施の形態2を図3に基づ
いて説明する。図3は小型走行ロボット1の駆動輪5と
従動輪6とを示すものである。図に示すように、駆動輪
5及び従動輪6の車輪の構造は上記実施の形態1と同じ
である。この実施の形態2は、このような車輪を駆動輪
5及び従動輪6として備えた小型走行ロボットにおい
て、駆動輪5の主車輪18における磁気吸引力を従動輪
の主車輪18における磁気吸引力よりも相対的に大きく
着磁した例である。このように、駆動輪5の磁気吸引力
の方が従動輪6の磁気吸引力よりも大きくなるように、
それぞれの車輪の磁性材料部分としての主車輪18を着
磁すると、磁気吸引力の小さい従動輪6の方の走行抵抗
が減少するので、小型走行ロボット1の旋回性能が向上
する。
いて説明する。図3は小型走行ロボット1の駆動輪5と
従動輪6とを示すものである。図に示すように、駆動輪
5及び従動輪6の車輪の構造は上記実施の形態1と同じ
である。この実施の形態2は、このような車輪を駆動輪
5及び従動輪6として備えた小型走行ロボットにおい
て、駆動輪5の主車輪18における磁気吸引力を従動輪
の主車輪18における磁気吸引力よりも相対的に大きく
着磁した例である。このように、駆動輪5の磁気吸引力
の方が従動輪6の磁気吸引力よりも大きくなるように、
それぞれの車輪の磁性材料部分としての主車輪18を着
磁すると、磁気吸引力の小さい従動輪6の方の走行抵抗
が減少するので、小型走行ロボット1の旋回性能が向上
する。
【0019】実施の形態3.実施の形態3を図4に基づ
いて説明する。図4は小型走行ロボット1の駆動輪5と
従動輪6とを示すものである。図に示すように、駆動輪
5及び従動輪6の車輪の基本構造は上記実施の形態1或
いは2と同じであるが、この実施の形態3では、このよ
うな車輪を駆動輪5及び従動輪6として備えた小型走行
ロボットにおいて、駆動輪5の補助輪19aの幅を従動
輪6の補助輪19bの幅よりも大きくして、その接地面
積が大きくなるように構成した例である。このように、
従動輪6の柔軟材料部分としての補助輪19bの方が、
駆動輪5の柔軟材料部分としての補助輪19aに比べ
て、その接地面積を相対的に小さく構成すると、従動輪
6の走行抵抗が小さくなり、小型走行ロボット1の旋回
性能が向上する。
いて説明する。図4は小型走行ロボット1の駆動輪5と
従動輪6とを示すものである。図に示すように、駆動輪
5及び従動輪6の車輪の基本構造は上記実施の形態1或
いは2と同じであるが、この実施の形態3では、このよ
うな車輪を駆動輪5及び従動輪6として備えた小型走行
ロボットにおいて、駆動輪5の補助輪19aの幅を従動
輪6の補助輪19bの幅よりも大きくして、その接地面
積が大きくなるように構成した例である。このように、
従動輪6の柔軟材料部分としての補助輪19bの方が、
駆動輪5の柔軟材料部分としての補助輪19aに比べ
て、その接地面積を相対的に小さく構成すると、従動輪
6の走行抵抗が小さくなり、小型走行ロボット1の旋回
性能が向上する。
【0020】実施の形態4.実施の形態4を図5に基づ
いて説明する。図5は小型走行ロボット1の駆動輪5と
従動輪6とを示すものである。図に示すように、駆動輪
5及び従動輪6の車輪の基本構造は上記実施の形態1乃
至3と同じであるが、この実施の形態4では、このよう
な車輪を駆動輪5及び従動輪6として備えた小型走行ロ
ボットにおいて、駆動輪5の補助輪19aの摩擦係数を
従動輪6の補助輪19bの摩擦係数よりも大きくして、
その走行抵抗が大きくなるように構成した例である。
尚、摩擦抵抗の大小については、材料の選定や車輪表面
の溝の形成如何等、常套手段を用いればよい。このよう
に、駆動輪5に比べて従動輪6の方の走行抵抗を相対的
に小さく構成すると、小型走行ロボット1の旋回性能が
向上する。
いて説明する。図5は小型走行ロボット1の駆動輪5と
従動輪6とを示すものである。図に示すように、駆動輪
5及び従動輪6の車輪の基本構造は上記実施の形態1乃
至3と同じであるが、この実施の形態4では、このよう
な車輪を駆動輪5及び従動輪6として備えた小型走行ロ
ボットにおいて、駆動輪5の補助輪19aの摩擦係数を
従動輪6の補助輪19bの摩擦係数よりも大きくして、
その走行抵抗が大きくなるように構成した例である。
尚、摩擦抵抗の大小については、材料の選定や車輪表面
の溝の形成如何等、常套手段を用いればよい。このよう
に、駆動輪5に比べて従動輪6の方の走行抵抗を相対的
に小さく構成すると、小型走行ロボット1の旋回性能が
向上する。
【0021】上記実施の形態4では、駆動輪5及び従動
輪6のそれぞれの柔軟材料部分としての補助輪19a及
び補助輪19bの材料全体を変えた例であるが、材料全
体は変えず、従って材料は同一であるが、それぞれの表
面に摩擦係数の異なる膜を形成して走行抵抗を相対的に
異ならしめてもよい。
輪6のそれぞれの柔軟材料部分としての補助輪19a及
び補助輪19bの材料全体を変えた例であるが、材料全
体は変えず、従って材料は同一であるが、それぞれの表
面に摩擦係数の異なる膜を形成して走行抵抗を相対的に
異ならしめてもよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、車輪を
磁性材料部分と柔軟材料部分とを組み合わせた構成とし
たので、小型走行ロボットの重力及び磁性材料部分と地
面(鉄板)との間に作用する磁石吸着力により、車輪の
柔軟材料部分が、自動車のタイヤ車輪のように、弾性変
形させられるため、横力が有効に伝達され、旋回性能に
優れた高性能の小型走行ロボット用車輪を提供すること
ができる。
磁性材料部分と柔軟材料部分とを組み合わせた構成とし
たので、小型走行ロボットの重力及び磁性材料部分と地
面(鉄板)との間に作用する磁石吸着力により、車輪の
柔軟材料部分が、自動車のタイヤ車輪のように、弾性変
形させられるため、横力が有効に伝達され、旋回性能に
優れた高性能の小型走行ロボット用車輪を提供すること
ができる。
【0023】請求項3の発明によれば、駆動輪の磁気吸
引力の方が従動輪の磁気吸引力よりも大きくなるように
着磁したので、従動輪の走行抵抗が減少し、旋回性能の
優れた小型走行ロボットを提供できる。
引力の方が従動輪の磁気吸引力よりも大きくなるように
着磁したので、従動輪の走行抵抗が減少し、旋回性能の
優れた小型走行ロボットを提供できる。
【0024】請求項4の発明によれば、従動輪の柔軟材
料の占める面積の方が駆動輪の柔軟材料の占める面積よ
り小さくするように構成したので、従動輪の走行抵抗が
減少し、旋回性能の優れた小型走行ロボットを提供でき
る。
料の占める面積の方が駆動輪の柔軟材料の占める面積よ
り小さくするように構成したので、従動輪の走行抵抗が
減少し、旋回性能の優れた小型走行ロボットを提供でき
る。
【0025】請求項5の発明によれば、従動輪の柔軟材
料の摩擦係数を駆動輪の柔軟材料の摩擦係数より小さく
するように構成したので、従動輪の走行抵抗が減少し、
旋回性能の優れた小型走行ロボットを提供できる。
料の摩擦係数を駆動輪の柔軟材料の摩擦係数より小さく
するように構成したので、従動輪の走行抵抗が減少し、
旋回性能の優れた小型走行ロボットを提供できる。
【図1】 実施の形態1の車輪が接地していない状態の
拡大断面説明図である。
拡大断面説明図である。
【図2】 実施の形態1の車輪が接地している状態の拡
大断面説明図である。
大断面説明図である。
【図3】 実施の形態2の小型走行ロボットの駆動輪
と従動輪とを示す図である。
と従動輪とを示す図である。
【図4】 実施の形態3の小型走行ロボットの駆動輪と
従動輪とを示す図である。
従動輪とを示す図である。
【図5】 実施の形態4の小型走行ロボットの駆動輪と
従動輪とを示す図である。
従動輪とを示す図である。
【図6】 従来の小型走行ロボット分解斜視図である。
【図7】 小型走行ロボットの走行状態を示す鳥瞰図で
ある。。
ある。。
【図8】 自動車のタイヤ車輪の弾性変形を示す図であ
る。
る。
1 小型走行ロボット、2 駆動源、5 駆動輪(車
輪)、6 従動輪(車輪)、17 横力、18 主車輪
(車輪の磁性材料部分)、19、19a,19b補助輪
(車輪の柔軟材料部分)、20 磁石車輪の磁界。
輪)、6 従動輪(車輪)、17 横力、18 主車輪
(車輪の磁性材料部分)、19、19a,19b補助輪
(車輪の柔軟材料部分)、20 磁石車輪の磁界。
Claims (5)
- 【請求項1】 磁性材料にて構成された主車輪と、柔軟
材料で構成された補助輪とが同軸的に設けられたことを
特徴とする小型走行ロボット用車輪。 - 【請求項2】 補助輪は主車輪の両側に併設されたこと
を特徴とする請求項1に記載の小型走行ロボット用車
輪。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の小型走行
ロボット用車輪を駆動輪及び従動輪として備えた小型走
行ロボットにおいて、 駆動輪の主車輪における磁気吸引力が従動輪の主車輪に
おける磁気吸引力よりも大きく着磁されたことを特徴と
する小型走行ロボット。 - 【請求項4】 従動輪の補助輪における接地面積が駆動
輪の補助輪における接地面積より小さく構成されたこと
を特徴とする請求項3に記載の小型走行ロボット。 - 【請求項5】 従動輪の補助輪における摩擦係数が駆動
輪の補助輪における摩擦係数より小さく構成されたこと
を特徴とする請求項3乃至請求項4の何れかに記載され
た小型走行ロボット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11114716A JP2000301907A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 小型走行ロボット用車輪と小型走行ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11114716A JP2000301907A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 小型走行ロボット用車輪と小型走行ロボット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000301907A true JP2000301907A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14644843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11114716A Pending JP2000301907A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 小型走行ロボット用車輪と小型走行ロボット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000301907A (ja) |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11114716A patent/JP2000301907A/ja active Pending
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