JP2000302145A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2000302145A JP11109471A JP10947199A JP2000302145A JP 2000302145 A JP2000302145 A JP 2000302145A JP 11109471 A JP11109471 A JP 11109471A JP 10947199 A JP10947199 A JP 10947199A JP 2000302145 A JP2000302145 A JP 2000302145A
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良一 佐藤
Sukenori Saito
祐紀 斎藤
Yumi Ikeda
由美 池田
Shigenori Saito
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 意図しない開蓋を確実に防止することのでき
る容器を提供する。 【解決手段】 容器口部の第1突起とキャップ内周面の
第2突起との係合により、閉蓋時における該キャップの
回転が阻止される容器において、複数の前記第1突起
は、角度A内の外周面に角度Bのピッチで周方向に等間
隔に配設されており、複数の前記第2突起は、内周面に
全周に亘って角度Cのピッチで周方向に等間隔に配設さ
れており、前記キャップの螺合の際に前記第2突起が前
記第1突起に当接してから該第1突起を乗り越えるまで
の該キャップの回転角度Dが、下記式(1)で示される
P値よりも小さいことを特徴とする容器。 式(1);P=|(角度A/角度C)の整数値×角度C
−(角度A/角度B)の整数値×角度B|

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器に関し、詳し
くは、意図しない開蓋を確実に防止することのできる容
器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
注出口を有するキャップ本体と該キャップ本体に螺合さ
れる計量キャップとからなるキャップを備えた容器が知
られている。かかる容器においては、計量キャップを取
り外す際にキャップ本体が共回りする場合があるため、
キャップ本体の内周面と容器本体の口部の外周面とのそ
れぞれに、共廻り防止用の突起を形成し、これらの突起
が閉蓋時に互いに係合するようにして共廻りを防止して
いる。
【0003】しかし、従来の容器においては、共廻り防
止用の突起が容器本体とキャップとで同一のピッチに設
けられており、そのため、閉蓋装置等を用いてキャップ
を螺合させると、締め付けのトルクが変化すること等に
より、キャップの回転終了時に、キャップ側の突起が総
て容器側の突起に乗り上げた状態となる場合が生じる。
そして、突起は、時間の経過に伴って本来の回転阻止機
能を失い、キャップ本体の共廻りを阻止できなくなって
しまう。
【0004】また、単一部材からなるキャップを備えた
容器においても、運搬時等における意図しない開蓋を、
同様の理由から確実に防止できないという問題があっ
た。
【0005】従って、本発明の第1の目的は、意図しな
い開蓋を確実に防止することのできる容器を提供するこ
とにある。また、本発明の第2の目的は、閉蓋装置等に
より確実に閉蓋することができ、使用時における共廻り
を確実に阻止することができる容器を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器本体と該
容器本体の口部の外周面に螺合されるキャップとからな
り、該口部の外周面に複数の第1突起を備え、該キャッ
プの内周面に複数の第2突起を備え、該第1突起と該第
2突起との係合により、閉蓋時における該キャップの回
転が阻止されるようになされている容器において、複数
の前記第1突起は、角度A内の外周面に角度Bのピッチ
で周方向に等間隔に配設されており、複数の前記第2突
起は、内周面に全周に亘って角度Cのピッチで周方向に
等間隔に配設されており、前記キャップの螺合の際に前
記第2突起が前記第1突起に当接してから該第1突起を
乗り越えるまでの該キャップの回転角度Dが、下記式
(1)で示されるP値よりも小さいことを特徴とする容
器を提供することにより、上記第1の目的を達成したも
のである。。 式(1);|(角度A/角度C)の整数値×角度C−(角度A/角度B)の整 数値×角度B| (但し、式(1)中、角度Aは、等間隔に配された複数
の第1突起の内の両端に位置する二つの第1突起と前記
口部の中心点とを結ぶ二直線のなす角度であり、角度B
は、隣接する前記第1突起それぞれと前記口部の中心点
とを結ぶ二直線のなす角度であり、角度Cは、隣接する
第2突起それぞれと前記キャップの中心点とを結ぶ二直
線のなす角度である)。
【0007】また、本発明は、前記キャップが、前記容
器本体に螺合されるキャップ本体と該キャップ本体に螺
合される計量キャップとからなる容器を提供することに
より、上記第2の目的を達成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい実施
形態に基づいて説明する。本実施形態の容器1は、図1
に示すように、容器本体2と、容器本体2の口部21の
外周面に螺合されるキャップ3とからなり、口部21の
外周面に複数の第1突起22,22・を備え、キャップ
3の内周面に複数の第2突起32,32・を備え、第1
突起22,22・と第2突起32,32・との係合によ
り、閉蓋時における該キャップ3の回転が阻止されるよ
うになされている。
【0009】容器本体2は、一対の割型を用いてブロー
成形により形成されたものであり、その上部に、上方に
向けて開放された円筒状の口部21を有している。そし
て、口部21の外周面には、キャップ3を螺合するため
の螺合用の突条23が螺旋状に形成されている。複数の
前記第1突起22,22・は、口部21の基部外周面
に、平面視略三角形状の突起として外方に突出するよう
に設けられている。
【0010】キャップ3は、キャップ本体31と計量キ
ャップ33とからなる。キャップ本体31は、上下を仕
切る仕切り板34から上向きに突出し、上下を連通する
円筒状の注出筒35と、注出筒35との間に液体回収空
間(図示せず)を設けて注出筒35を囲繞し且つ注出筒
35に仕切り板34で結合された円筒状の外壁部36と
からなり、仕切り板34の最下部には、液体回収用の孔
部34aが設けられている。そして、外壁部36の内周
面には口部21の突条23と係合する螺合用の突条(図
示せず)が螺旋状に形成されており、キャップ3は、こ
の突条を介して容器本体2の口部21に螺合されるよう
になされている。
【0011】計量キャップ33は、一端部が開口された
有底円筒状の計量部37と、計量部37の上下方向の中
間部に環状円板部(図示せず)を介して結合された、計
量部37より大径の円筒状の螺合装着部38とからな
り、螺合装着部38の内周面に形成された螺合用の突条
(図示せず)を、キャップ本体31の外壁部36の上縁
部に形成された螺合用の突条(図示せず)に、回転係合
させることにより、キャップ本体31に液密に螺合可能
になされている。複数の第2突起32,32・は、キャ
ップ3の内周面、より具体的には、キャップ本体31の
外壁部36における下端開口周縁部の内周面に、キャッ
プの内方に向けて突出するように設けられている。
【0012】而して、口部21に設けられた複数の第1
突起22,22・は、図2(a)に示すように、角度A
内の口部21の外周面に角度Bのピッチで周方向に等間
隔に配設されている。角度Aは、図2(a)に示すよう
に、それぞれ口部21の中心点Oを通り、複数の第1突
起22,22・が等ピッチに配設されている部分を挟ん
で、その両側に位置する二直線L1,L2のなす角度を
意味し、容器本体2がブロー成形により成形されている
本実施形態の容器においては、直線L1は、口部21の
中心点Oを通り一対の割型のパーティングラインPLに
直交する直線であり、直線L2は、口部21の中心点O
を中心として、直線L1から反時計方向に、第1突起の
ピッチBに第1突起の個数を乗じた角度(72°)回転
させた直線である。
【0013】一方、キャップ3の複数の第2突起32,
32・は、図2(b)に示すように、キャップ3の内周
面に、その全周に亘って角度Cのピッチで周方向に等間
隔に配設されている。
【0014】キャップ3を、口部21に装着して回転さ
せると、該キャップ3の下縁部は、前記口部21の基部
に向けて下降し、ある程度下降したところから、キャッ
プ3の第2突起32,32・と、口部21の第1突起2
2,22・とが図2(b)に示すように互いに接触する
ようになる。
【0015】このように、キャップ3を螺合する際に
は、キャップ3の回転に伴って、第2突起32は、図3
に示すように、第1突起22に近づき〔図3(a)〕、
第1突起に当接した後〔図3(b)〕、第1突起22に
押圧され変形されながら〔図3(c)〕、第1突起22
を乗り越える〔図3(d)〕のであるが、この第2突起
32が、第1突起22に当接を開始した位置から、第1
突起22を完全に乗り越える位置までのキャップ3の回
転角度〔D,図3(d)参照〕が、下記式(1)で示さ
れるP値よりも小さくなっている。尚、図3(d)中の
二直線L3,L4は何れもキャップ3の軸芯線に直角に
交わる直線である。 式(1);|(角度A/角度C)の整数値×角度C−(角度A/角度B)の整 数値×角度B|
【0016】ここで、式(1)中、角度Aは、上述した
ように、等間隔に配された複数の第1突起の内の両端部
に位置する二つの第1突起と前記口部の中心点とを結ぶ
二直線L1,L2のなす角度であり〔図2(a)参
照〕、角度Bは、一の第1突起22と口部21の中心点
Oとの間を結ぶ直線(直線L5又は直線L1)と、当該
一の第1突起22に隣接する他の第1突起22と口部2
1の中心点Oとの間を結ぶ直線(直線L5又は直線L
1)とのなす角度であり、角度Cは、一の第2突起32
とキャップの中心点O(口部の中心点に同じ)との間を
結ぶ直線(直線L6)と、当該一の第2突起32に隣接
する他の第2突起32とキャップ3の中心点Oとの間を
結ぶ直線(直線L6)とのなす角度である。また、整数
値とは、角度Aを角度C又は角度Bで除した数値が整数
の場合には、その整数値を意味し、角度Aを角度C又は
角度Bで除した数値が整数でない場合には、その数値の
小数点以下を切り捨てた数値である。
【0017】本実施形態の容器1においては、キャップ
3及び該キャップ3が螺合される容器本体2の口部21
に、前記式(1)を満たすように、複数の第1突起2
2,22・及び複数の第2突起32,32・が設けられ
ているため、閉蓋装置等により、キャップ3を口部21
に螺合させた場合に、該キャップ3の各第2突起32,
32・の位置が、設定した本来あるべき位置よりも先ま
で移動していたり、あるいは、本来あるべき位置よりも
手前に位置している場合等であっても、前記角度A内に
存する第1突起22の内の少なくとも一つは、第2突起
32の何れかに対して図3(d)に示すような適正な状
態で係合する。即ち、従来容器におけるように、総ての
第2突起32が、図3(c)に示すように第1突起22
に乗り上げた状態となる恐れがなく、一部の第2突起3
2が第1突起22に乗り上げて回転阻止機能を損なって
も、その他の第2突起32の回転阻止機能が損なわれる
ことがない。
【0018】そのため、閉蓋状態におけるキャップ3を
回転させようとしても、該キャップ3の回転は確実に阻
止される。従って、容器1に内容物を充填した後の運搬
時や陳列時等にキャップ3が外れたり緩むことがない。
また、計量キャップ33を取り外す際に、キャップ本体
31が共回りして内容物が漏出するといったことが防止
される。尚、容器1の内部に充填した内容物は、注出口
35から注出させることができ、その際、計量キャップ
33を用いて計量することができる。
【0019】前記角度A、前記角度B、前記角度C及び
前記回転角度Dの好ましい値の一例を示すと、角度Aは
72度、角度Bは12度、角度Cは30度、回転角度D
は5度である。
【0020】本実施形態の容器1においては、等ピッチ
で配された複数の第1突起22,22・からなる第1突
起群E1,E2が、口部21の中心点Oに対して対称の
位置に、一対設けられており、そのため、本容器1は、
キャップ3の回転阻止織能により優れたものとなってい
る。
【0021】また、第1突起22それぞれにおける第2
突起32部との係合面22aは、図3(a)に示すよう
に、第1突起22の基部から先端部に向かうにつれて、
キャップ3螺合の際の該キャップ3の回転方向Xに突出
する傾斜面とされており、閉蓋時におけるキャップ3の
回転阻止機能がより一層向上されている。
【0022】更に、第1突起22それぞれにおける第2
突起の乗り上げ面22bが、図3(b)に示すように、
テーパー状になされているため、キャップ3を口部21
にスムーズに螺合させることができ、閉蓋装置における
キャップ把持機構等に与える負担が小さい。そのため、
キャップ3の回転終了時に、各第2突起32,32・の
位置が設定した適正位置からずれることを防止すること
ができる。
【0023】本発明は、計量キャップを有しない容器に
も適用可能である。斯かる容器においては、キャップに
設けた第2突起32の回転阻止機能が開蓋時に初めて損
なわれるため、ピルファープルーフ機能を有する容器と
して用いることができる。
【0024】尚、キャップ3の内周面及び口部21の外
周面には、それぞれ本発明の効果を阻害させない範囲で
他の突起を設けても良い。例えば、図2(a)に示すよ
うに、第2突起32に圧接されてキャップ3の回転を阻
止する補助突起23を、第1突起22に加えて更に口部
21に設けても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、意図しない開蓋を確実
に防止することのできる容器を提供することができる。
また、本発明によれば、閉蓋装置等により確実に閉蓋す
ることができ、使用時における共廻りを確実に阻止する
ことができる容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の容器の一実施形態を一部省略
して示す分解斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す容器の断面図で、図2
(a)は口部の第1突起を横切る断面を示す一部省略横
断面図、図2(a)は口部にキャップが螺合装着された
状態における該口部の第1突起及びキャップの第2突起
を横切る断面を示す一部省略横断面図である。
【図3】図3は、図1に示す容器の第1突起及び第2突
起を示す模式図である。
【符号の説明】
1 容器 2 容器本体 21 口部 22 第1突起 23 螺合用の突条 3 キャップ 31 キャップ本体 32 第2突起 33 計量キャップ A 等間隔に配された複数の第1突起の内の両端部
に位置する二つの第1突起と口部の中心点とを結ぶ二直
線のなす角度 B 第1突起のピッチ C 第2突起のピッチ D 第2突起が前記第1突起に当接してから該第1
突起を乗り越えるまでの該キャップの回転角度 E1,E2 第1突起群
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 祐紀 山形県酒田市大浜2−1−18 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 池田 由美 山形県酒田市大浜2−1−18 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 斎藤 成紀 山形県酒田市大浜2−1−18 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 CA01 DA01 DB06 DB12 FA09 FB01 FB05 GA01 GB01 GB08 KA12 KA15 LA05 LA06 LA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と該容器本体の口部の外周面に
    螺合されるキャップとからなり、該口部の外周面に複数
    の第1突起を備え、該キャップの内周面に複数の第2突
    起を備え、該第1突起と該第2突起との係合により、閉
    蓋時における該キャップの回転が阻止されるようになさ
    れている容器において、 複数の前記第1突起は、角度A内の外周面に角度Bのピ
    ッチで周方向に等間隔に配設されており、 複数の前記第2突起は、内周面に全周に亘って角度Cの
    ピッチで周方向に等間隔に配設されており、 前記キャップの螺合の際に前記第2突起が前記第1突起
    に当接してから該第1突起を乗り越えるまでの該キャッ
    プの回転角度Dが、下記式(1)で示されるP値よりも
    小さいことを特徴とする容器。 式(1);P=|(角度A/角度C)の整数値×角度C−(角度A/角度B) の整数値×角度B| (但し、式(1)中、角度Aは、等間隔に配された複数
    の第1突起の内の両端に位置する二つの第1突起と前記
    口部の中心点とを結ぶ二直線のなす角度であり、角度B
    は、隣接する前記第1突起それぞれと前記口部の中心点
    とを結ぶ二直線のなす角度であり、角度Cは、隣接する
    第2突起それぞれと前記キャップの中心点とを結ぶ二直
    線のなす角度である)。
  2. 【請求項2】 それぞれ前記式(1)の要件を満たすよ
    うに配設された、複数の第1突起からなる第1突起群
    が、前記口部の中心点に対して対称の位置に一対設けら
    れている請求項1記載の容器。
  3. 【請求項3】 前記第1突起における前記第2突起との
    係合面が、該第1突起の基部から先端部に向かうにつれ
    て、キャップを螺合する際の該キャップの回転方向側に
    突出する傾斜面とされている請求項1又は2に記載の容
  4. 【請求項4】 前記キャップが、前記容器本体に螺合さ
    れるキャップ本体と該キャップ本体に螺合される計量キ
    ャップとからなる請求項1〜3の何れかに記載の容器。
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