JP2000303357A - 抗菌性繊維構造物 - Google Patents

抗菌性繊維構造物

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JP2000303357A JP11106854A JP10685499A JP2000303357A JP 2000303357 A JP2000303357 A JP 2000303357A JP 11106854 A JP11106854 A JP 11106854A JP 10685499 A JP10685499 A JP 10685499A JP 2000303357 A JP2000303357 A JP 2000303357A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工業洗濯耐久性に優れた抗菌性を有し、かつ、
防しわ性、防縮性等の形態安定性能を有する繊維構造物
を提供する。 【解決手段】セルロース系繊維と繊維構造物1g当たり
の表面積が0.1m2 以上である合成繊維とからなる繊
維構造物であって、該セルロース系繊維が下記式で定義
される架橋指数が1〜4の範囲で架橋改質されたもので
あり、かつ、該合成繊維が分子量200〜700、無機
性/有機性値=0.3〜1.4、平均粒径2μm以下で
あるピリジン系抗菌剤を含む抗菌性繊維構造物。 架橋指数 = (A−B) ここで A:温度30℃、相対湿度90%RH雰囲気下
での架橋改質後の繊維構造物の吸湿率(%)。 B:温度20℃、相対湿度65%RH雰囲気下での架橋
改質後の繊維構造物の吸湿率(%)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形態安定性と工業
洗濯耐久性に優れた抗菌性を有する繊維構造物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、抗菌性を付与した繊維構造物
は、各種衣料、芯地、裏地、寝装製品、インテリア製品
などに広く利用されている。特に、近年、メチシリン耐
性黄色ブドウ状球菌(以下、「MRSA」という。)に
よる病院内感染が問題となっており、その対策として白
衣、カバー、シーツ、カーテンなどにはMRSA対応の
抗菌性を付与することが望まれている。
【0003】しかし、これらの用途では通常60〜85
℃の工業洗濯を多数繰り返されるため、従来技術では十
分な耐久性を有するものはほとんど得られていない。ま
た、それらがセルロース系繊維を含有する場合には、洗
濯後の形態安定性が劣る点も問題となっていた。
【0004】従来、抗菌処理には銀、銅、あるいは亜鉛
などの無機系抗菌剤を合成繊維の紡糸段階で練り込む方
法と、第四級アンモニウム塩などの有機系抗菌剤をスプ
レー処理あるいはパディング処理して付与する後加工の
方法が主としてとられてきた。前者の場合、洗濯耐久性
という面では優れているが、編織物など布帛上での加工
が不可能である。また、紡糸段階で口金面に抗菌剤が結
晶として析出するため、糸切れが多発するなどの製糸上
の問題があった。一方、後者の場合、布帛上で抗菌加工
ができるという利点はあるものの、抗菌性の洗濯耐久性
という面では劣っていた。
【0005】また、これらの用途では吸水性が高く、肌
触りがよいなどの点からセルロース系繊維が好ましく用
いられてきたが、その一方で合成繊維構造物に比べ、し
わになりやすい、洗濯により収縮するといった欠点があ
り解決が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる背景
を鑑み、工業洗濯耐久性に優れた抗菌性を有し、かつ、
防しわ性、防縮性等の形態安定性能を有する繊維構造物
を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の抗菌性繊維構造
物の一態様は、セルロース系繊維と繊維構造物1g当た
りの表面積が0.1m2 以上である合成繊維とからなる
繊維構造物であって、該セルロース系繊維が下記式で定
義される架橋指数が1〜4の範囲で架橋改質されたもの
であり、かつ、該合成繊維が分子量200〜700、無
機性/有機性値=0.3〜1.4、平均粒径2μm以下
であるピリジン系抗菌剤を含むものであることを特徴と
する抗菌性繊維構造物である。
【0008】架橋指数 = (A−B) ここで A:温度30℃、相対湿度90%RH雰囲気下
での架橋改質後の繊維構造物の吸湿率(%)。
【0009】B:温度20℃、相対湿度65%RH雰囲
気下での架橋改質後の繊維構造物の吸湿率(%)。
【0010】本発明の抗菌性繊維構造物の他の態様は、
セルロース系繊維と単繊維繊度8デニール以下の合成繊
維を含む繊維構造物であって、該セルロース系繊維が下
記式で定義される架橋指数が1〜4の範囲で架橋改質さ
れたものであり、かつ、該合成繊維が分子量200〜7
00、無機性/有機性値=0.3〜1.4、平均粒径2
μm以下であるピリジン系抗菌剤を含むものであること
を特徴とする抗菌性繊維構造物である。
【0011】架橋指数 = (A−B) ここで A:温度30℃、相対湿度90%RH雰囲気下
での架橋改質後の繊維構造物の吸湿率(%)。
【0012】B:温度20℃、相対湿度65%RH雰囲
気下での架橋改質後の繊維構造物の吸湿率(%)。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明でいうセルロース系繊維
は、綿、麻、パルプなどの天然セルロース繊維、ビスコ
ースレーヨンなどの再生セルロース繊維等が含まれる。
【0014】また、本発明においてセルロース系繊維は
架橋剤により架橋改質されているものである。ここでい
う架橋剤とは、セルロース系繊維を構成しているセルロ
ース分子中の水酸基、とりわけ洗濯時のしわ、収縮の原
因となる非晶領域にある水酸基と反応し、セルロース分
子間および分子内に架橋を形成することが可能な化合物
のことであり、具体的にはホルムアルデヒドや、ジメチ
ロールエチレン尿素、ジメチロールトリアゾン、ジメチ
ロールウロン、ジメチロールグリオキザールモノウレイ
ン、ジメチロールプロピレン尿素、これらのメチロール
基の一部または全部をメトキシ化、エトキシ化したもの
等の繊維素反応型樹脂、ポリカルボン酸類、イソシアネ
ート類等があげられる。これらの架橋剤の中でも、セル
ロース系繊維の架橋改質をより効率的、効果的に行うた
めには、ホルムアルデヒドまたは下記一般式[I]で示
された化合物が好ましく用いられる。
【0015】
【化2】
【0016】ここで R1、R2は−H、炭素数1〜4の
アルキル基、又は−CH2OR7 のいずれかである同種
又は異種の基、R3、R4、R5、R6は−Hまたは−OR
8 のいずれかである同種又は異種の基、R7、R8は−
H、又は炭素数1〜4のアルキル基のいずれかである同
種又は異種の基セルロース系繊維の改質の程度は下記式
で定義される架橋指数が1〜4の範囲内であることが必
要であり、2〜3.5の範囲内が好ましい。かかる架橋
指数は、架橋改質後のセルロース系繊維の温度30℃、
相対湿度90%RH雰囲気下で吸湿率の値から温度20
℃、相対湿度65%RH雰囲気下で吸湿率の値を差し引
いて算出されるものであり、セルロース系繊維がどの程
度架橋改質されているかを知る上での指標となる。すな
わちこれは、架橋改質によりセルロース分子中の水酸基
が封鎖され、結果として吸湿率の値が低下することを利
用したものである。この指数が小さいものほど架橋改質
の度合いが大きく、大きいものほど架橋改質の度合いが
小さい。一般に未加工の木綿、麻で4〜5程度である。
【0017】架橋指数 = (A−B) ここで A:温度30℃、相対湿度90%RH雰囲気下
での架橋改質後の繊維構造物の吸湿率(%)。
【0018】B:温度20℃、相対湿度65%RH雰囲
気下での架橋改質後の繊維構造物の吸湿率(%)。
【0019】架橋指数が1より小さい場合、架橋が過度
に形成され、布帛の強力や柔軟性が低下し、形態安定性
は良好であるものの、実用に耐えないものとなってしま
う。一方、架橋指数が4より大きい場合は、セルロース
繊維の架橋改質が十分でなく、必要とされるレベルの防
しわ性、防縮性等の形態安定性能が付与できない。布帛
の強力、柔軟性と形態安定性のバランスを考えた場合に
は、架橋指数が2〜3.5の範囲内にあることが好まし
い。
【0020】かかる架橋剤のセルロース系繊維への付与
方法としては、各種手段が適用可能であり、具体的には
架橋剤をガス状にして付与する方法、パディング法、浸
漬法、スプレー法、プリント法、コーティング法、グラ
ビア加工法、泡加工法等があげられが、なかでも、架橋
剤がホルムアルデヒドの場合にはガス状にして付与する
方法が、架橋剤が繊維素反応型樹脂、ポリカルボン酸
類、イソシアネート類等の場合にはパディング法が好ま
しく使用される。
【0021】セルロース系繊維の架橋改質を行うにあた
り、架橋剤の反応を促進する目的で、触媒を併用するこ
とも好ましく行われ、具体的には、有機酸、有機アミン
塩、塩化マグネシウム、硝酸亜鉛、ホウフッ化亜鉛、硝
酸マグネシウム、塩化亜鉛等の金属塩などを用いること
ができる。
【0022】また、架橋剤によるセルロース系繊維の架
橋改質の方法としては、通常の架橋改質方法が適用可能
であり、具体的には、縫製品の状態にした繊維構造物に
対しホルムアルデヒドで気相処理する方法、布帛の状態
のままの繊維構造物に対し前記架橋剤を付与し、縫製し
た後、加熱処理を施すポストキュア法、布帛の状態のま
まの繊維構造物に対し前記架橋剤を付与して熱処理まで
行うプレキュア法等があげられるがこれらに限定される
ものではない。なお、熱処理温度としては80〜220
℃の範囲にあることが好ましく、120〜200℃の範
囲で熱処理を行うことがさらに好ましい。
【0023】次に、本発明に用いられる合成繊維は、ポ
リエチレンテレフタレートやポリブレチンテレフタレー
トなどのポリエステル系繊維、アクリル系繊維、ナイロ
ン6やナイロン66などのポリアミド系繊維等が挙げら
れる。本発明の繊維構造物は、糸、織布、不織布等を使
用することができる。かかる合成繊維の中でもポリエス
テル繊維が、抗菌性の工業洗濯耐久性が最も優れている
繊維構造物を提供することができる。
【0024】また、本発明において合成繊維は、発色性
を損なわずに抗菌性を付与する観点から着色されている
ことが好ましい。ここで着色されているとは、合成繊維
が分散染料、酸性染料、カチオン染料、蛍光増白剤など
の着色物を含むことをいう。
【0025】かかる繊維構造物のうち、本発明に使用さ
れ得る繊維構造物は、繊維構造物1g当たりの合成繊維
の表面積が0.1m2 以上または繊維構造物の単繊維繊
度が8デニール以下であるもの、好ましくは表面積が
0.15m2 以上または単繊維繊度が4デニール以下の
ものである。合成繊維に抗菌剤が付着または吸尽する作
用は繊維の表面積もしくは繊維の単繊維繊度に依存する
ので、表面積が0.1m 2 以上の繊維または単繊維繊度
が8デニール以下の繊維では、高度な工業洗濯耐久性を
有する抗菌性繊維構造物を得ることができる。なお、複
数種の合成繊維やさらに天然繊維を組み合わせた場合で
も同等の効果が得られる。
【0026】本発明でいう繊維構造物は、前記セルロー
ス系繊維および合成繊維が混繊、混紡、交繊、交編等に
より混用されていなければならないが、その他に羊毛、
絹等が混用されていても構わない。有効な形態安定性能
を確保する観点から、セルロース系繊維は、繊維重量で
10〜90wt%の範囲で含有していることが好まし
い。
【0027】本発明において合成繊維は、分子量が20
0〜700であり、無機性/有機性値=0.3〜1.4
のもので、かつ、平均粒径2μm以下であるというピリ
ジン系抗菌剤を含むものである。
【0028】かかるピリジン系抗菌剤は、合成繊維に対
し強固に付着または吸尽・拡散する。これは、特定な分
子量、無機性/有機性値ならびに平均粒径の3つの要件
を、繊維内部に吸尽・拡散する分散染料に近い条件に近
づけることにより、分散染料と同じ挙動を示すものと考
えられる。これら条件を満足しない場合、抗菌剤は合成
繊維に対して強固に付着または吸尽・拡散せず、十分な
工業洗濯耐久性は得られない。
【0029】分子量が200未満のときは、抗菌剤が合
成繊維に付着または吸尽・拡散するが洗濯耐久性は低
い。一方、分子量が700を超えるときは、抗菌剤が合
成繊維に付着または吸尽しない。好ましくは、抗菌剤の
分子量は300〜500である。
【0030】次に、本発明でいう「無機性/有機性値」
とは、藤田稔氏が考案した各種有機化合物の極性を有機
概念的に取り扱った値であり〔改編 化学実験学−有機
化学篇−河出書房(1971)参照〕、炭素(C)1個
を有機性20とし、それに対し各種極性基の無機性、有
機性の値を表1の如く定め、無機性値の和と有機性値の
和を求め両者の比をとった値をいう。
【0031】
【表1】
【0032】かかる有機概念で、例えばポリエチレンテ
レフタレートの無機性/有機性値を算出すると0.7、
本発明は、かかる有機概念で算出された値をもとにして
合成繊維と抗菌剤との親和性に注目し、無機性/有機性
値が所定の範囲内にある抗菌剤を合成繊維に付着または
吸尽・拡散させたものである。
【0033】無機性/有機性値が0.3未満の場合は有
機性が強くなりすぎて、逆に1.4を超える場合は無機
性が強くなりすぎて、合成繊維に付着または吸尽・拡散
しにくくなる。無機性/有機性値は0.35〜1.3で
あることが好ましく、0.4〜1.2であることがより
好ましい。
【0034】例えば、2,3,5,6−テトラクロロ−
4−ヒドロキシピリジンの場合、ベンゼン核を1つ、−
Cl基を4つ、−OH基を1つ、−NR2基を1つ含む
ため無機性値は265となる。また有機性値は、C(炭
素)を5つ、−Cl基を4つ含むため180となり、無
機性値/有機性値は1.47となる。また、2−ピリジ
ルチオール−1−オキシド亜鉛はキレート錯体として存
在し、電気陰性度の点から亜鉛と硫黄は共有結合をして
いると考えるので、この化合物の無機性値は85、有機
性値は190となり無機性値/有機性値は0.45と計
算できる。一方、同じピリジン系抗菌剤である2−ピリ
ジルチオール−1−オキシドナトリウムは、ナトリウム
と硫黄は電気陰性度差が1.6以上あり、この結合はイ
オン結合となり、この場合、ナトリウムは軽金属塩とし
て働くため無機性値は585、有機性値は190と算出
でき、無機性値/有機性値は3.0となることから、ポ
リエステルとの親和性は悪くなる。
【0035】また、本発明においては、かかる抗菌剤の
中でも、平均粒径が2μm以下のものを用いる。平均粒
径が2μmを超えると、合成繊維に付着または吸尽しに
くくなる上に、加工液にした時に粒子の沈降が起こり、
液の安定性に欠ける傾向を示すものである。好ましく
は、抗菌剤の平均粒径は1μm以下である。
【0036】かかる抗菌剤として、2−クロロ−6−ト
リクロロメチルピリジン、2−クロロ−4−トリクロロ
メチル−6−メトキシピリジン、2−クロロ−4−トリ
クロロメチル−6−(2−フリルメトキシ)ピリジン、
ジ(4−クロロフェニル)ピリジルメタノール、2,
3,5−トリクロロ−4−(n−プロピルスルフォニ
ル)ピリジン、2−ピリジルチオール−1−オキシド亜
鉛、ジ(2−ピリジルチオール−1−オキシド)等のピ
リジン系化合物を用いることができる。その中でも特
に、2−ピリジルチオール−1−オキシド亜鉛が、繊維
との親和性がよく、繊維に対して強固に付着、吸尽する
ため洗濯耐久性が良く、MRSAをはじめ効果を示す対
象菌種の広さの点で好ましい。
【0037】また、本発明の繊維構造物は、界面活性剤
を混合した洗液を使い、80℃で12分/回×50回の
工業洗濯処理後も、SEK(繊維製品新機能評価協議
会)の定める制菌評価方法(統一試験法)で、静菌活性
値が2.2以上であるものが好ましい。より好ましく
は、界面活性剤を混合した洗液を使い、85℃で15分
/回×50回の工業洗濯処理後も、SEK(繊維製品新
機能評価協議会)の定める制菌評価方法(統一試験法)
で、静菌活性値が2.2以上のものである。
【0038】洗濯処理条件を厳しくした場合において
も、静菌活性値が2.2以上であるものがさらに好まし
い。すなわち、過酸化物、強アルカリ剤、界面活性剤を
混合した洗液を使い、80℃で12分/回×50回の工
業洗濯処理後も、SEK(繊維製品新機能評価協議会)
の定める制菌評価方法(統一試験法)で、静菌活性値が
2.2以上であるものがさらに好ましい。最も好ましい
のは、過酸化物、強アルカリ剤、界面活性剤を混合した
洗液を使い、85℃で15分/回×50回の工業洗濯処
理後も、SEK(繊維製品新機能評価協議会)の定める
制菌評価方法(統一試験法)で、静菌活性値が2.2以
上のものである。
【0039】ここでいう過酸化物、強アルカリ剤、界面
活性剤を混合した洗液とは、界面活性剤として、例えば
花王(株)製洗剤“ザブ”(登録商標)2g/l、過酸
化物として過酸化水素水(35%工業用)3cc/l、
強アルカリ剤として過炭酸ナトリウム1.5g/lを、
それぞれ所定量に秤量した後、浴比1:20の割合で水
を張ったドラム染色機内に投入し混合して調整したもの
である。その後この洗液を温度85℃まで昇温し、本発
明の抗菌性繊維構造物と捨布を投入後15分間洗濯す
る。その後排液、脱水後、オーバーフロー水洗を10分
間実施し、最後に脱水を行い、これを洗濯1回とする。
この工程を50回繰り返した後、タンブラー・ドライヤ
ーを用いて20分間で乾燥させ、制菌評価を行う。
【0040】かかる抗菌剤を合成繊維に付着または吸尽
させる方法としては、液流染色機等で抗菌剤を含む液中
に繊維構造物を浸し、常圧または加圧の下、90〜16
0℃で10〜120分間、より好ましくは120〜13
5℃で20〜60分間加熱する。このとき、必要に応じ
て分散染料または分散性蛍光増白剤を液中に添加しても
よい。
【0041】かかる方法において、さらに好ましくは液
中処理した後、テンター等で160〜200℃で15秒
〜5分間、より好ましくは170〜190℃で30秒〜
2分間の乾熱処理を行うことができる。かかる乾熱処理
により、抗菌剤は繊維表面から内部に拡散して繊維内部
リング分布の状態になり、抗菌性を損なうことなく洗濯
耐久性を向上させることができる。この処理条件を変更
することで抗菌剤を繊維表面付着、繊維内部リング分
布、繊維内部拡散の各状態にコントロールすることがで
きる。
【0042】いまひとつの方法は、パディング法やスプ
レー法等で該抗菌剤を含む液を繊維構造物に付着させた
後、テンター等で160〜200℃で30秒〜10分
間、より好ましくは170〜190℃で1〜5分間、乾
熱処理および湿熱処理から選ばれた少なくとも1種の加
熱処理をすることにより製造することができる。
【0043】コスト、加工工程の合理化の面からは、パ
ディング法やスプレー法等で、該架橋剤および抗菌剤を
同時に繊維構造物に付着させた後、170〜190℃で
30秒〜5分熱処理を行う方法が好ましく用いられるが
これらに限定されるものではない。
【0044】かかる繊維構造物は、工業洗濯耐久性のあ
る抗菌性、形態安定性に優れ、織物、編物の形態で好ま
しく用いられ、ドレスシャツ、ユニフォーム、インナー
靴下、インテリア、スポーツ衣料等の用途に好適であ
る。
【0045】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明をさらに具体的
に説明する。
【0046】実施例、比較例中での品質評価は次の方法
によるものである。 (1)洗濯方法 ドラム染色機を用い、花王(株)製洗剤“ザブ”(登録
商標)2g/l、過酸化水素水(35%工業用)3cc
/l、過炭酸ナトリウム1.5g/l、温度85±2
℃、浴比1:20で15分間洗濯し、その後排液、脱水
後、オーバーフロー水洗を10分間実施した。水洗後タ
ンブラー・ドライヤーを用いて20分間で乾燥させた。
これを洗濯1回とした。 (2)抗菌試験方法 試験方法は統一試験法を採用し、試験菌体はMRSA臨
床分離株を用いた。試験方法は、滅菌試料布に上記試験
菌のブイヨン懸濁液を注加し、密閉容器中で37℃、1
8時間培養後の生菌数を計測し、殖菌数に対する菌数を
求め、次の基準に従った。
【0047】log(B/A)>1.5の条件下、lo
g(B/C)を菌数増減値差とし、2.2以上を合格レ
ベルとした。
【0048】ただし、Aは無加工品の接種直後分散回収
した菌数、Bは無加工品の18時間培養後分散回収した
菌数、Cは加工品の18時間培養後分散回収した菌数を
表す。 (3)防しわ性の評価 AATCC124−19845段階レプリカ法に基づい
て判定した。 5級(良好)〜1級(不良) (4)洗濯収縮率 JIS L−1042により測定した。
【0049】実施例1 まず抗菌剤のコロイド化処理を行った。すなわち、抗菌
剤50gとナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物2
0gおよびリグニンスルホン酸ナトリウム30gを水3
00gと共にスラリー化し、次いでガラスビーズを用い
て湿式粉砕処理を施し、平均粒径1μmのコロイド状態
の組成物を得た。なお、抗菌剤は2−ピリジンチオール
−1−オキシド亜鉛を使用した。また、架橋剤はジメチ
ロールジヒドロキシエチレン尿素樹脂水溶液(固形分2
0%)を、触媒として塩化マグネシウムを使用した。
【0050】供試布として、ポリエチレンテレフタレー
トスパン糸(繊維構造物1g当たりの表面積が0.28
2、単繊維繊度1デニール、繊維長38mm)と綿糸
の割合が50:50となるように混紡した45番手の紡
績糸を経糸および緯糸に用いた織物(目付185g/m
2)を作製した。
【0051】この織物を表2に示された組成の加工液に
浸漬し、絞り率80%でパディング後、130℃×90
秒予備乾燥、次いで180℃×1分熱処理し、試料を作
製した。評価結果と併せて表2に示す。
【0052】良好な形態安定性を示すと共に、工業洗濯
耐久性に優れた抗菌性を示すものが得られた。
【0053】実施例2 供試布として、75デニール−72フィラメントのポリ
エチレンテレフタレートフィラメント糸(繊維構造物1
g当たりの表面積が0.27m2、単繊維繊度1.04
デニール)と、45番手の綿糸を50:50の割合で交
編させた編物を使用した。かかる編物を実施例1に示し
た条件で加工し、試料を作製した。評価結果と併せて表
2に示す。
【0054】良好な形態安定性を示すと共に、工業洗濯
耐久性に優れた抗菌性を示すものが得られた。
【0055】実施例3 供試布として実施例1と同様の織物を使用した。かかる
織物を高圧染色試験機を用いて抗菌剤1%owf、浴比
1:10、pH5の液中に浸し、130℃、60分間の
条件で染色加工の常法に従って処理した。その後、ジメ
チロールジヒドロキシエチレン尿素樹脂水溶液(固形分
20%)を100g/l、塩化マグネシウムを15g/
l含む加工液を用い、実施例1と同様の条件で加工し、
試料を作製した。評価結果と併せて表2に示す。
【0056】良好な形態安定性を示すと共に、工業洗濯
耐久性に優れた抗菌性を示すものが得られた。
【0057】比較例1、2 表2に示された組成の加工液を用いて、実施例1と同様
に加工を行い試料を作製した。評価結果と併せて表2に
示す。
【0058】比較例1については、抗菌性が得られず、
比較例2については防しわ性、防縮性等の形態安定性能
が得られていないことがわかる。
【0059】
【表2】
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、工業洗濯耐久性に優れ
た抗菌性を有し、かつ、防しわ性、防縮性等の形態安定
性能を有する繊維構造物を提供することができる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セルロース系繊維と繊維構造物1g当たり
    の表面積が0.1m2 以上である合成繊維とからなる繊
    維構造物であって、該セルロース系繊維が下記式で定義
    される架橋指数が1〜4の範囲で架橋改質されたもので
    あり、かつ、該合成繊維が分子量200〜700、無機
    性/有機性値=0.3〜1.4、平均粒径2μm以下で
    あるピリジン系抗菌剤を含むものであることを特徴とす
    る抗菌性繊維構造物。 架橋指数 = (A−B) ここで A:温度30℃、相対湿度90%RH雰囲気下
    での架橋改質後の繊維構造物の吸湿率(%)。 B:温度20℃、相対湿度65%RH雰囲気下での架橋
    改質後の繊維構造物の吸湿率(%)。
  2. 【請求項2】セルロース系繊維と単繊維繊度8デニール
    以下の合成繊維を含む繊維構造物であって、該セルロー
    ス系繊維が下記式で定義される架橋指数が1〜4の範囲
    で架橋改質されたものであり、かつ、該合成繊維が分子
    量200〜700、無機性/有機性値=0.3〜1.
    4、平均粒径2μm以下であるピリジン系抗菌剤を含む
    ものであることを特徴とする抗菌性繊維構造物。 架橋指数 = (A−B) ここで A:温度30℃、相対湿度90%RH雰囲気下
    での架橋改質後の繊維構造物の吸湿率(%)。 B:温度20℃、相対湿度65%RH雰囲気下での架橋
    改質後の繊維構造物の吸湿率(%)。
  3. 【請求項3】該ピリジン系抗菌剤が、2−クロロ−6−
    トリクロロメチルピリジン、2−クロロ−4−トリクロ
    ロメチル−6−メトキシピリジン、2−クロロ−4−ト
    リクロロメチル−6−(2−フリルメトキシ)ピリジ
    ン、ジ(4−クロロフェニル)ピリジルメタノール、
    2,3,5−トリクロロ−4−(n−プロピルスルフォ
    ニル)ピリジン、2−ピリジルチオール−1−オキシド
    亜鉛、ジ(2−ピリジルチオール−1−オキシド)から
    選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする請求項
    1または2に記載の抗菌性繊維構造物。
  4. 【請求項4】該ピリジン系抗菌剤が、2−ピリジルチオ
    ール−1−オキシド亜鉛であることを特徴とする請求項
    1〜3いずれかに記載の抗菌性繊維構造物。
  5. 【請求項5】該セルロース系繊維の架橋指数が2〜3.
    5であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載
    の抗菌性繊維構造物。
  6. 【請求項6】繊維重量で10〜90wt%の範囲でセル
    ロース系繊維を含有することを特徴とする請求項1〜5
    いずれかに記載の繊維構造物。
  7. 【請求項7】該セルロース系繊維が、ホルムアルデヒド
    を架橋剤として用いて架橋改質されていることを特徴と
    する請求項1〜6いずれかに記載の抗菌性繊維構造物。
  8. 【請求項8】該セルロース系繊維が、下記一般式[I]
    で示される化合物を架橋剤として用いて架橋改質されて
    いることを特徴とする請求項1〜7いずれかに記載の抗
    菌性繊維構造物。 【化1】 ここで R1、R2は−H、炭素数1〜4のアルキル基、
    又は−CH2OR7 のいずれかである同種又は異種の
    基、 R3、R4、R5、R6は−Hまたは−OR8 のいずれかで
    ある同種又は異種の基、 R7、R8は−H、又は炭素数1〜4のアルキル基のいず
    れかである同種又は異種の基。
  9. 【請求項9】該抗菌剤が、該合成繊維に付着または吸尽
    していることを特徴とする請求項1〜8いずれかに記載
    の抗菌性繊維構造物。
  10. 【請求項10】該合成繊維が、ポリエステルからなるこ
    とを特徴とする請求項1〜9いずれかに記載の抗菌性繊
    維構造物。
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