JPH08302575A - 染色繊維及びその製造法 - Google Patents
染色繊維及びその製造法Info
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- JPH08302575A JPH08302575A JP7107272A JP10727295A JPH08302575A JP H08302575 A JPH08302575 A JP H08302575A JP 7107272 A JP7107272 A JP 7107272A JP 10727295 A JP10727295 A JP 10727295A JP H08302575 A JPH08302575 A JP H08302575A
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- enzyme protein
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 単繊維表面に架橋剤により架橋された酵素蛋
白質からなる被覆層が形成され、かつ染料が染着してい
ることを特徴とする染色繊維及びその製造法。 【効果】 原料繊維の種類を問わず簡便に染色でき、か
つこの染色繊維は洗浄後のフィブリル化が抑制されるた
め色のくすみが少ない。
白質からなる被覆層が形成され、かつ染料が染着してい
ることを特徴とする染色繊維及びその製造法。 【効果】 原料繊維の種類を問わず簡便に染色でき、か
つこの染色繊維は洗浄後のフィブリル化が抑制されるた
め色のくすみが少ない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は簡便な操作で容易に染色
でき、かつ洗浄後のフィブリル化が生じ難いため色のく
すみが少ない染色繊維及びその製造法に関する。
でき、かつ洗浄後のフィブリル化が生じ難いため色のく
すみが少ない染色繊維及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】染色とは、繊維をある温度の染料水溶液
に入れると、染料は水中から繊維に拡散し、染浴中の染
料の量が次第に減少し、ある時間以後は平衡に達し、繊
維を染浴から取り出して水洗しても、染料は繊維にとど
まり、脱落しないことをいう。
に入れると、染料は水中から繊維に拡散し、染浴中の染
料の量が次第に減少し、ある時間以後は平衡に達し、繊
維を染浴から取り出して水洗しても、染料は繊維にとど
まり、脱落しないことをいう。
【0003】この染色において重要な点は、染料の繊維
への拡散性と脱落防止性であり、これらは繊維と染料の
親和性により左右される。
への拡散性と脱落防止性であり、これらは繊維と染料の
親和性により左右される。
【0004】しかしながら、現代において繊維の種類は
原料の区分から天然繊維と化学繊維、又組成や構造から
セルロース系、蛋白質系、ポリエステル系、ポリアクリ
ロニトリル系等多数に及んでいる。更に、近年の繊維の
多機能化に伴い、繊維単品だけでなく多種の繊維から成
る混紡品や複合品が上市されるに至っている。従って、
繊維に対する染料も、親和性担保のため直接、酸性、塩
基性、媒染、分散、反応染料等の種々のものから選択し
なければならず、更に染色法も工夫する必要がある。
原料の区分から天然繊維と化学繊維、又組成や構造から
セルロース系、蛋白質系、ポリエステル系、ポリアクリ
ロニトリル系等多数に及んでいる。更に、近年の繊維の
多機能化に伴い、繊維単品だけでなく多種の繊維から成
る混紡品や複合品が上市されるに至っている。従って、
繊維に対する染料も、親和性担保のため直接、酸性、塩
基性、媒染、分散、反応染料等の種々のものから選択し
なければならず、更に染色法も工夫する必要がある。
【0005】すなわち、繊維ごとに染料及び染色法を変
えなければならず、煩雑な操作に加え、歩留りが悪く、
工業的に有利ではなかった。一方、木綿、麻等のセルロ
ース系繊維やレーヨン、テンセル等の再生セルロース系
繊維は、染色後、着用、洗濯等の物理的な力が加わった
場合、単繊維表面が割繊状態となり(フィブリル化)、
このため繊維の毛羽立ちによる色変化(くすみ)が生じ
ることがある。
えなければならず、煩雑な操作に加え、歩留りが悪く、
工業的に有利ではなかった。一方、木綿、麻等のセルロ
ース系繊維やレーヨン、テンセル等の再生セルロース系
繊維は、染色後、着用、洗濯等の物理的な力が加わった
場合、単繊維表面が割繊状態となり(フィブリル化)、
このため繊維の毛羽立ちによる色変化(くすみ)が生じ
ることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、種々の染料及び染色方法の選択を必要とせず、かつ
フィブリル化及び色くすみが防止された染色繊維及びそ
の製造方法を提供することにある。
は、種々の染料及び染色方法の選択を必要とせず、かつ
フィブリル化及び色くすみが防止された染色繊維及びそ
の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる実状に鑑み本発明
者らは、あらゆる繊維の表面に吸着し、良好に染色され
る被覆層を設ければ上記課題が解決できることが可能で
あると考え、鋭意研究を行った結果、酵素蛋白質があら
ゆる繊維に高い吸着性を示し、繊維表面に被覆層を形成
し、更に架橋剤を用いて処理すれば、堅牢な被覆層とな
り、これに染料を染着させれば着用、洗濯等によるフィ
ブリル化及び色くすみが抑制された染色繊維が得られる
ことを見出し本発明を完成した。
者らは、あらゆる繊維の表面に吸着し、良好に染色され
る被覆層を設ければ上記課題が解決できることが可能で
あると考え、鋭意研究を行った結果、酵素蛋白質があら
ゆる繊維に高い吸着性を示し、繊維表面に被覆層を形成
し、更に架橋剤を用いて処理すれば、堅牢な被覆層とな
り、これに染料を染着させれば着用、洗濯等によるフィ
ブリル化及び色くすみが抑制された染色繊維が得られる
ことを見出し本発明を完成した。
【0008】すなわち本発明は、単繊維表面に架橋剤に
より架橋された酵素蛋白質からなる被覆層が形成され、
かつ染料が染着していることを特徴とする染色繊維を提
供するものである。
より架橋された酵素蛋白質からなる被覆層が形成され、
かつ染料が染着していることを特徴とする染色繊維を提
供するものである。
【0009】また、本発明は単繊維表面に架橋剤により
架橋された酵素蛋白質からなる被覆層が形成された繊維
に染料を染着させることを特徴とする上記染色繊維の製
造法を提供するものである。
架橋された酵素蛋白質からなる被覆層が形成された繊維
に染料を染着させることを特徴とする上記染色繊維の製
造法を提供するものである。
【0010】本発明に適用する酵素蛋白質とは、触媒作
用を持つための特定構造を有する蛋白質の総称を意味す
る。言い換えれば、触媒機能の発現有無にかかわらず、
触媒作用をもつための構造を有している蛋白質のすべて
が該当するものである。酵素蛋白質は、生産する生命体
によりその起源が異なり、動物起源、植物起源、微生物
起源のものがあるが、本発明においてはすべての起源の
酵素蛋白質を使用することができる。
用を持つための特定構造を有する蛋白質の総称を意味す
る。言い換えれば、触媒機能の発現有無にかかわらず、
触媒作用をもつための構造を有している蛋白質のすべて
が該当するものである。酵素蛋白質は、生産する生命体
によりその起源が異なり、動物起源、植物起源、微生物
起源のものがあるが、本発明においてはすべての起源の
酵素蛋白質を使用することができる。
【0011】このような酵素蛋白質としては、ヒドロラ
ーゼ類、リラーゼ類、オキシドレクターゼ類、リガーゼ
類、トランスフェラーゼ類及びインメラーゼ類が挙げら
れ、そのすべてを用いることができる。このうちヒドロ
ラーゼ類を用いることが好ましく、プロテアーゼ等のペ
プチターゼ、セルラーゼ、アミラーゼ等のグルコシダー
ゼ、リパーゼ等のエステラーゼなどを用いることが特に
好ましい。
ーゼ類、リラーゼ類、オキシドレクターゼ類、リガーゼ
類、トランスフェラーゼ類及びインメラーゼ類が挙げら
れ、そのすべてを用いることができる。このうちヒドロ
ラーゼ類を用いることが好ましく、プロテアーゼ等のペ
プチターゼ、セルラーゼ、アミラーゼ等のグルコシダー
ゼ、リパーゼ等のエステラーゼなどを用いることが特に
好ましい。
【0012】酵素蛋白質の分子量は、1万以上であるこ
とが好ましく、より好ましくは2万〜30万である。
とが好ましく、より好ましくは2万〜30万である。
【0013】酵素蛋白質は、1種又は2種以上を混合し
て用いることができる。また本発明においては後述する
蛋白質希釈溶液中に酵素蛋白質以外の蛋白質が混合して
いても、酵素蛋白質が有する吸着性のために優先的に酵
素蛋白質が繊維の単繊維表面に吸着されるため、精製さ
れた高価な酵素蛋白質を用いる必要はない。
て用いることができる。また本発明においては後述する
蛋白質希釈溶液中に酵素蛋白質以外の蛋白質が混合して
いても、酵素蛋白質が有する吸着性のために優先的に酵
素蛋白質が繊維の単繊維表面に吸着されるため、精製さ
れた高価な酵素蛋白質を用いる必要はない。
【0014】本発明において原料として用いられる繊維
は、その種類や構造によって何ら限定されるものではな
く、天然セルロース繊維及び化学繊維のいずれも挙げる
ことができる。ここで天然セルロース繊維とは、綿、麻
等のセルロースを基本単位とする天然繊維であり、綿を
NaOH、KOH、LiOH等によってマーセル化処理
したり、液体アンモニア等で処理した前処理繊維も含ま
れる。また、化学繊維とは再生繊維及び合成繊維を意味
するものであり、再生繊維としてはビスコースレーヨ
ン、キュプラ、テンセル等が挙げられ、合成繊維として
はポリエステル、アクリル、ナイロン、ビニロン、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ビニリデ
ン、ポリウレタン、ベンゾエート等が挙げられる。また
繊維の形態も原糸、織物及び不織布等特に限定されず、
更に混紡のものでもよい。
は、その種類や構造によって何ら限定されるものではな
く、天然セルロース繊維及び化学繊維のいずれも挙げる
ことができる。ここで天然セルロース繊維とは、綿、麻
等のセルロースを基本単位とする天然繊維であり、綿を
NaOH、KOH、LiOH等によってマーセル化処理
したり、液体アンモニア等で処理した前処理繊維も含ま
れる。また、化学繊維とは再生繊維及び合成繊維を意味
するものであり、再生繊維としてはビスコースレーヨ
ン、キュプラ、テンセル等が挙げられ、合成繊維として
はポリエステル、アクリル、ナイロン、ビニロン、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ビニリデ
ン、ポリウレタン、ベンゾエート等が挙げられる。また
繊維の形態も原糸、織物及び不織布等特に限定されず、
更に混紡のものでもよい。
【0015】本発明において単繊維表面に酵素蛋白質の
被覆層を形成するには、まず上記の酵素蛋白質を含む溶
液に浸漬する。ここで用いる溶媒としては、pH1〜10
の酸性緩衝液、中性緩衝液又は弱アルカリ緩衝液を用い
ることができるが、このうち酸性又は中性の緩衝液が好
ましい。このような溶媒を用いて酵素蛋白質を希釈する
と同時に溶液のpHを調整する。希釈溶液は、酵素蛋白質
の繊維に対する吸着条件から、pH3〜8の酸性ないし中
性領域に調整することが好ましい。希釈溶液の温度は、
蛋白質が熱変性を起こさない60℃以下とすることが好
ましく、特に繊維を加水分解する酵素、例えば木綿やレ
ーヨンなどのセルロース系繊維を加水分解するセルラー
ゼを用いる場合、その触媒性(分解性)を抑えるべく0
〜5℃の低温下で行うことが好ましい。希釈溶液のイオ
ン強度は、緩衝液のpH緩衝能を維持できる濃度の点から
0.01以上とすることが好ましく、特に0.05〜
0.2とすることが好ましい。酵素蛋白質の希釈溶液に
繊維を浸漬するとき、酵素蛋白質の吸着効率を上げるた
めに溶液を振盪あるいは攪拌することが好ましい。
被覆層を形成するには、まず上記の酵素蛋白質を含む溶
液に浸漬する。ここで用いる溶媒としては、pH1〜10
の酸性緩衝液、中性緩衝液又は弱アルカリ緩衝液を用い
ることができるが、このうち酸性又は中性の緩衝液が好
ましい。このような溶媒を用いて酵素蛋白質を希釈する
と同時に溶液のpHを調整する。希釈溶液は、酵素蛋白質
の繊維に対する吸着条件から、pH3〜8の酸性ないし中
性領域に調整することが好ましい。希釈溶液の温度は、
蛋白質が熱変性を起こさない60℃以下とすることが好
ましく、特に繊維を加水分解する酵素、例えば木綿やレ
ーヨンなどのセルロース系繊維を加水分解するセルラー
ゼを用いる場合、その触媒性(分解性)を抑えるべく0
〜5℃の低温下で行うことが好ましい。希釈溶液のイオ
ン強度は、緩衝液のpH緩衝能を維持できる濃度の点から
0.01以上とすることが好ましく、特に0.05〜
0.2とすることが好ましい。酵素蛋白質の希釈溶液に
繊維を浸漬するとき、酵素蛋白質の吸着効率を上げるた
めに溶液を振盪あるいは攪拌することが好ましい。
【0016】本発明においては、酵素蛋白質の吸着によ
って、単繊維表面に被覆層(吸着蛋白質層)を形成する
ので、希釈溶液中の酵素蛋白質濃度は低濃度でよいが、
単繊維に対する酵素蛋白質の吸着量が繊維表面積当り3
〜15mg/m2 となるよう調整することが好ましい。
って、単繊維表面に被覆層(吸着蛋白質層)を形成する
ので、希釈溶液中の酵素蛋白質濃度は低濃度でよいが、
単繊維に対する酵素蛋白質の吸着量が繊維表面積当り3
〜15mg/m2 となるよう調整することが好ましい。
【0017】酵素蛋白質の希釈溶液に繊維を浸漬させる
時間は、吸着平衡に達するまでとすることができる。そ
して、浸漬は水溶液中の酵素蛋白質濃度と繊維への蛋白
質吸着量との関係において、単分子吸着を示すラングミ
ュア型吸着等温線の条件下で行うことが好ましい。酵素
蛋白質の吸着平衡時間を求めたり、吸着等温線をプロッ
トする場合、繊維への吸着により生じる溶液中の蛋白質
濃度変化を測定し、吸着前後の水溶液中蛋白質量(酵素
濃度)と処理した繊維の量と繊維の比表面積から下記式
(1)によって吸着量を概算することができる。
時間は、吸着平衡に達するまでとすることができる。そ
して、浸漬は水溶液中の酵素蛋白質濃度と繊維への蛋白
質吸着量との関係において、単分子吸着を示すラングミ
ュア型吸着等温線の条件下で行うことが好ましい。酵素
蛋白質の吸着平衡時間を求めたり、吸着等温線をプロッ
トする場合、繊維への吸着により生じる溶液中の蛋白質
濃度変化を測定し、吸着前後の水溶液中蛋白質量(酵素
濃度)と処理した繊維の量と繊維の比表面積から下記式
(1)によって吸着量を概算することができる。
【0018】また、水溶液中の蛋白質量は、本発明にお
いては、蛋白質定量法として最も代表的なLowry法
(DC−プロテイン/アッセイ法;BIO−RAD社
製)を用い、牛血清アルブミンを検量線として求めた換
算値とする。繊維の比表面積は、クリプトン吸着による
BET多点法により算出する。繊維の表面積当りの吸着
量をmg/m2 で表す。
いては、蛋白質定量法として最も代表的なLowry法
(DC−プロテイン/アッセイ法;BIO−RAD社
製)を用い、牛血清アルブミンを検量線として求めた換
算値とする。繊維の比表面積は、クリプトン吸着による
BET多点法により算出する。繊維の表面積当りの吸着
量をmg/m2 で表す。
【0019】
【数1】
【0020】ここでW:繊維の使用量(g), V:酵素溶液量(l), XA:吸着前の酵素濃度(g/l), XB:吸着後の酵素濃度(g/l), S:使用した繊維の比表面積(m2 /g).
【0021】酵素蛋白質を繊維に吸着させた後、架橋剤
を用いて架橋処理を行う。本発明に適用する架橋剤は、
主として蛋白質中の官能基と反応性を有するものであ
り、蛋白質分子間及び蛋白質分子内における反応で架橋
を生じるものであれば特に制限されない。例えば、「新
生化学実験講座1 タンパク質IV 構造機能相関 13
章 架橋、P207〜254((株)東京化学同人)」
や「生物化学実験法13 蛋白質の化学修飾(下) VI
章 架橋反応、P81〜113、大野素徳著((株)学
会出版センター)」などに記載されている公知の架橋剤
を利用することができる。就中、アルデヒド化合物、エ
ポキシ化合物、イソシアネート化合物などが反応性に富
んでいるため、好ましく使用できる。アルデヒド化合物
としては従来公知のものを広く使用でき、例えば、ホル
ムアルデヒド、及びグリオキサール、マロンアルデヒ
ド、グルタルアルデヒド等のジアルデヒドを挙げること
ができる。エポキシ化合物としては、エチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、グリセリン、ソルビトー
ル、ポリグリセロール、ペンタエリスリトール、トリス
(2−ヒドロキシエチル)、イソシアヌレート、トリメ
チロールプロパン、ネオペンチルグリコール、フェノー
ルエチレンオキサイド、及びラウリルアルコールエチレ
ンオキサイドのモノ並びにポリグリシジルエーテル、エ
ポキシ基含有カップリング剤が挙げられる。これらのエ
ポキシ化合物は水に溶解して使用するが、溶解度が低い
場合には少量の有機溶剤、例えばジオキサン又はイソプ
ロピルアルコールと水との混合溶媒に溶解して用いるこ
とが好ましい。イソシアネート化合物としては、トルエ
ンジイソシアネート、ジイソシアン酸ジフェニルメタ
ン、ヘキサンメチレンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、ナリタリンジイソシアネートなどの1
分子内に2個以上のイソシアネート基を有する化合物が
挙げられる。これらのイソシアネート化合物は、蛋白質
との架橋を可能とする公知の有機溶媒、例えば、クロロ
ホルム、ヘキサン、トルエンなどに溶解して用いること
が好ましい。
を用いて架橋処理を行う。本発明に適用する架橋剤は、
主として蛋白質中の官能基と反応性を有するものであ
り、蛋白質分子間及び蛋白質分子内における反応で架橋
を生じるものであれば特に制限されない。例えば、「新
生化学実験講座1 タンパク質IV 構造機能相関 13
章 架橋、P207〜254((株)東京化学同人)」
や「生物化学実験法13 蛋白質の化学修飾(下) VI
章 架橋反応、P81〜113、大野素徳著((株)学
会出版センター)」などに記載されている公知の架橋剤
を利用することができる。就中、アルデヒド化合物、エ
ポキシ化合物、イソシアネート化合物などが反応性に富
んでいるため、好ましく使用できる。アルデヒド化合物
としては従来公知のものを広く使用でき、例えば、ホル
ムアルデヒド、及びグリオキサール、マロンアルデヒ
ド、グルタルアルデヒド等のジアルデヒドを挙げること
ができる。エポキシ化合物としては、エチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、グリセリン、ソルビトー
ル、ポリグリセロール、ペンタエリスリトール、トリス
(2−ヒドロキシエチル)、イソシアヌレート、トリメ
チロールプロパン、ネオペンチルグリコール、フェノー
ルエチレンオキサイド、及びラウリルアルコールエチレ
ンオキサイドのモノ並びにポリグリシジルエーテル、エ
ポキシ基含有カップリング剤が挙げられる。これらのエ
ポキシ化合物は水に溶解して使用するが、溶解度が低い
場合には少量の有機溶剤、例えばジオキサン又はイソプ
ロピルアルコールと水との混合溶媒に溶解して用いるこ
とが好ましい。イソシアネート化合物としては、トルエ
ンジイソシアネート、ジイソシアン酸ジフェニルメタ
ン、ヘキサンメチレンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、ナリタリンジイソシアネートなどの1
分子内に2個以上のイソシアネート基を有する化合物が
挙げられる。これらのイソシアネート化合物は、蛋白質
との架橋を可能とする公知の有機溶媒、例えば、クロロ
ホルム、ヘキサン、トルエンなどに溶解して用いること
が好ましい。
【0022】更に、架橋剤と一緒に、蛋白質中の官能基
との反応性を高めるための触媒を添加することが好まし
い。このような触媒としてはアルカリ金属の中性塩があ
り、例えば、フッ化ナトリウム、塩化ナトリウム、臭化
ナトリウム、硝酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、酢酸ナ
トリウム、亜硝酸ナトリウム、チオシアン酸ナトリウ
ム、チオ硝酸ナトリウムが挙げられる。
との反応性を高めるための触媒を添加することが好まし
い。このような触媒としてはアルカリ金属の中性塩があ
り、例えば、フッ化ナトリウム、塩化ナトリウム、臭化
ナトリウム、硝酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、酢酸ナ
トリウム、亜硝酸ナトリウム、チオシアン酸ナトリウ
ム、チオ硝酸ナトリウムが挙げられる。
【0023】架橋処理は、酵素蛋白質吸着後、繊維を乾
燥させずに同じ溶液中で行うこともできるし、他の溶液
中に移して行うこともできる。更に、一端溶液中から引
き上げて乾燥させた繊維に対して行うこともできる。架
橋剤の濃度は、官能基当量(分子量/官能基数)により
異なるが、繊維重量当りの蛋白質吸着量により官能基の
総モル数を算出し、それに応じて架橋剤の使用量を決定
すればよい。架橋反応を行うための触媒の温度は使用架
橋剤により設定し、溶液のpHを弱酸性から弱アルカリ性
として行うのが好ましい。
燥させずに同じ溶液中で行うこともできるし、他の溶液
中に移して行うこともできる。更に、一端溶液中から引
き上げて乾燥させた繊維に対して行うこともできる。架
橋剤の濃度は、官能基当量(分子量/官能基数)により
異なるが、繊維重量当りの蛋白質吸着量により官能基の
総モル数を算出し、それに応じて架橋剤の使用量を決定
すればよい。架橋反応を行うための触媒の温度は使用架
橋剤により設定し、溶液のpHを弱酸性から弱アルカリ性
として行うのが好ましい。
【0024】また、架橋は、その前段階である吸着状態
を損なわない条件で行うことが必要である。例えば、ア
ルデヒド化合物(架橋剤)は、蛋白質中のアミノ基と室
温で簡単に反応することができ、吸着状態のままで架橋
を形成することができる。これに対してエポキシ化合物
(架橋剤)は、蛋白質中のアミノ基、カルボキシル基と
の反応を促進する場合、加温又は加熱等の条件下に置
く。加温又は加熱することにより、蛋白質が熱変性する
おそれがある。従って温度条件に注意する必要がある
が、単繊維表面上の蛋白質被覆層の均一性が失われない
温度であれば支障はない。架橋剤処理後は、常法に従っ
て水洗浄、湯洗浄を充分に行う。
を損なわない条件で行うことが必要である。例えば、ア
ルデヒド化合物(架橋剤)は、蛋白質中のアミノ基と室
温で簡単に反応することができ、吸着状態のままで架橋
を形成することができる。これに対してエポキシ化合物
(架橋剤)は、蛋白質中のアミノ基、カルボキシル基と
の反応を促進する場合、加温又は加熱等の条件下に置
く。加温又は加熱することにより、蛋白質が熱変性する
おそれがある。従って温度条件に注意する必要がある
が、単繊維表面上の蛋白質被覆層の均一性が失われない
温度であれば支障はない。架橋剤処理後は、常法に従っ
て水洗浄、湯洗浄を充分に行う。
【0025】このようにして得られた被覆繊維は、常法
により染料を染着させ、染色を行えばよい。
により染料を染着させ、染色を行えばよい。
【0026】染色に用いる染料は、羊毛や絹などの蛋白
質系繊維を染色する染料ならば、すべて用いることがで
きる。これには例えば、直接染料、酸性染料、塩基性染
料、媒染染料、酸性媒染染料、建染め染料、反応染料な
どが挙げられる。
質系繊維を染色する染料ならば、すべて用いることがで
きる。これには例えば、直接染料、酸性染料、塩基性染
料、媒染染料、酸性媒染染料、建染め染料、反応染料な
どが挙げられる。
【0027】染色を行う場合、所定の濃度の染料水溶液
を用いて適宜選定された浴比のもとに行う。単なる染料
の水溶液のみで充分染色がなされるが、必要であれば種
々な染色助剤を併用してもよい。温度は使用する染料の
特性によって決め、更に、染色時間は温度に応じて適宜
決定すればよい。染色後は必要によりソーピングを行
う。
を用いて適宜選定された浴比のもとに行う。単なる染料
の水溶液のみで充分染色がなされるが、必要であれば種
々な染色助剤を併用してもよい。温度は使用する染料の
特性によって決め、更に、染色時間は温度に応じて適宜
決定すればよい。染色後は必要によりソーピングを行
う。
【0028】捺染の場合は通常、染料とのり剤を配合し
適当な粘度に調整した色のりを繊維に印捺し乾燥させた
後、比較的湿潤した蒸気で熱処理後ソーピングを行う。
適当な粘度に調整した色のりを繊維に印捺し乾燥させた
後、比較的湿潤した蒸気で熱処理後ソーピングを行う。
【0029】繊維の単繊維表面に架橋剤により架橋され
ている酵素蛋白質からなる被覆層の酵素活性は、その被
覆層を形成した繊維が衣料用(着用)として用いられた
り、それ以外の用途として用いられる場合、使用時点で
活性を有しないことが好ましい。通常、架橋段階におい
て酵素活性のそのほとんどは失われる。
ている酵素蛋白質からなる被覆層の酵素活性は、その被
覆層を形成した繊維が衣料用(着用)として用いられた
り、それ以外の用途として用いられる場合、使用時点で
活性を有しないことが好ましい。通常、架橋段階におい
て酵素活性のそのほとんどは失われる。
【0030】
【発明の効果】本発明方法は、いかなる繊維の染色にも
適用でき、染料も蛋白質系繊維に用いられる染料であれ
ば、すべて採用することができる。従って、混紡品も一
浴一染料にて染色することができ、工業的に有利であ
る。
適用でき、染料も蛋白質系繊維に用いられる染料であれ
ば、すべて採用することができる。従って、混紡品も一
浴一染料にて染色することができ、工業的に有利であ
る。
【0031】更に、本発明の染色繊維は着用や洗濯によ
って起こるフィブリル化が抑制され、色のくすみが少な
い。
って起こるフィブリル化が抑制され、色のくすみが少な
い。
【0032】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが本発明は、これらに限定されるものではない。
るが本発明は、これらに限定されるものではない。
【0033】実施例1 酵素蛋白質として、バチルス属菌の生産するセルラーゼ
(微工研条寄第1485号)、トリコデルマ属菌の生産
するセルラーゼ(メイセラーゼTP−60,明治製菓
製)、バチルス属菌の生産するアミラーゼ(微工研条寄
第10886号)を硫安沈殿させ、透析及び凍結乾燥し
たものを用いた。
(微工研条寄第1485号)、トリコデルマ属菌の生産
するセルラーゼ(メイセラーゼTP−60,明治製菓
製)、バチルス属菌の生産するアミラーゼ(微工研条寄
第10886号)を硫安沈殿させ、透析及び凍結乾燥し
たものを用いた。
【0034】繊維は、平織り木綿(洗濯科学協会112
5細布)、平織りポリエステル(旭化成 パレス)を用
い、油剤落としとしてクロロホルム:メタノール=1:
1にてソックスレー抽出を6時間行った。
5細布)、平織りポリエステル(旭化成 パレス)を用
い、油剤落としとしてクロロホルム:メタノール=1:
1にてソックスレー抽出を6時間行った。
【0035】繊維の比表面積は、クリプトン吸着による
BET多点法を用いて算出した。測定装置として、日本
ベル(株)製高精度全自動吸着装置BELSORP36
を用い、吸着ガスをクリプトン(純度99.995
%)、死容積をヘリウム(純度99.999%)、吸着
温度77K、測定範囲は相対圧0.01〜0.35(測
定圧/吸着ガスの飽和蒸気圧)、平衡時間は各相対圧に
つき180秒として、等温での吸着でBET多分子吸着
理論に基づく比表面積を計算した。その結果、木綿布帛
は0.638m2 /g、ポリエステル布帛は0.205
m2 /gであった。
BET多点法を用いて算出した。測定装置として、日本
ベル(株)製高精度全自動吸着装置BELSORP36
を用い、吸着ガスをクリプトン(純度99.995
%)、死容積をヘリウム(純度99.999%)、吸着
温度77K、測定範囲は相対圧0.01〜0.35(測
定圧/吸着ガスの飽和蒸気圧)、平衡時間は各相対圧に
つき180秒として、等温での吸着でBET多分子吸着
理論に基づく比表面積を計算した。その結果、木綿布帛
は0.638m2 /g、ポリエステル布帛は0.205
m2 /gであった。
【0036】使用した緩衝液は100mM酢酸−酢酸ナト
リウム緩衝液(pH5.0)、イオン強度を0.1に調整
した。
リウム緩衝液(pH5.0)、イオン強度を0.1に調整
した。
【0037】まず蛋白質を緩衝液に希釈し、蛋白質濃度
をLowry法による蛋白質定量値の牛血清アルブミン
換算値で0〜1g/lの範囲とした。繊維は、この溶液
1リットルに対して50g加え、溶液の温度を5℃とし
て振盪しながら平衡吸着に達するまで浸漬を行った。
をLowry法による蛋白質定量値の牛血清アルブミン
換算値で0〜1g/lの範囲とした。繊維は、この溶液
1リットルに対して50g加え、溶液の温度を5℃とし
て振盪しながら平衡吸着に達するまで浸漬を行った。
【0038】吸着等温線をプロットした結果(図1、図
2)、最大平衡吸着量は、下記表1のごとくであった。
2)、最大平衡吸着量は、下記表1のごとくであった。
【0039】
【表1】
【0040】架橋剤として、アルデヒド系架橋剤のグル
タルアルデヒド(約5%溶液、和光純薬工業製、1級)
又は下記式(1)で示され、平均分子量が約1000、
平均エポキシ当量が172のエポキシ系架橋剤のポリグ
リセロールポリグリシジルエーテル(デナコールEX−
521、ナガセ化成工業製)をそれぞれ酢酸−酢酸ナト
リウム緩衝液に100mMになるように希釈し、酵素蛋白
質を吸着させた繊維を架橋剤希釈液1リットルに対して
50g加え浸漬した。
タルアルデヒド(約5%溶液、和光純薬工業製、1級)
又は下記式(1)で示され、平均分子量が約1000、
平均エポキシ当量が172のエポキシ系架橋剤のポリグ
リセロールポリグリシジルエーテル(デナコールEX−
521、ナガセ化成工業製)をそれぞれ酢酸−酢酸ナト
リウム緩衝液に100mMになるように希釈し、酵素蛋白
質を吸着させた繊維を架橋剤希釈液1リットルに対して
50g加え浸漬した。
【0041】
【化1】
【0042】グルタルアルデヒド溶液を用いた場合は2
0℃で1時間振盪させ架橋反応を行った。デナコールE
X−521溶液を用いた場合は10分以内に20℃から
90℃加温し、1時間振盪させて反応を行った。架橋処
理後、繊維の水洗浄を充分行い、乾燥させた。
0℃で1時間振盪させ架橋反応を行った。デナコールE
X−521溶液を用いた場合は10分以内に20℃から
90℃加温し、1時間振盪させて反応を行った。架橋処
理後、繊維の水洗浄を充分行い、乾燥させた。
【0043】バチルス属菌の生産するセルラーゼを木綿
布帛に吸着させ、吸着平衡に達した後、グルタルアルデ
ヒドで架橋したものを本発明品1、デナコールEX−5
21で架橋したものを本発明品2とした。架橋後は充分
水洗を行い乾燥させた。
布帛に吸着させ、吸着平衡に達した後、グルタルアルデ
ヒドで架橋したものを本発明品1、デナコールEX−5
21で架橋したものを本発明品2とした。架橋後は充分
水洗を行い乾燥させた。
【0044】バチルス属菌の生産するセルラーゼをポリ
エステル布帛に吸着させ、吸着平衡に達した後、グルタ
ルアルデヒドで架橋したものを本発明品3、デナコール
EX−521で架橋したものを本発明品4とした。架橋
後、水洗、乾燥させた。
エステル布帛に吸着させ、吸着平衡に達した後、グルタ
ルアルデヒドで架橋したものを本発明品3、デナコール
EX−521で架橋したものを本発明品4とした。架橋
後、水洗、乾燥させた。
【0045】酵素蛋白質を吸着、架橋させなかった木綿
布帛を比較品1、ポリエステル布帛を比較品4とした。
布帛を比較品1、ポリエステル布帛を比較品4とした。
【0046】バチルス属菌の生産するセルラーゼを木綿
布帛に吸着させ、吸着平衡に達した後、充分水洗して乾
燥させたものを比較品2とし、吸着平衡に達した後、9
0℃、1時間加熱を行ったものを比較品3とした。同様
に、バチルス属菌の生産するセルラーゼをポリエステル
布帛に吸着させ、吸着平衡に達した後、充分水洗して乾
燥させたものを比較品5とし、吸着平衡に達した後、9
0℃、1時間加温を行ったものを比較品6とした。
布帛に吸着させ、吸着平衡に達した後、充分水洗して乾
燥させたものを比較品2とし、吸着平衡に達した後、9
0℃、1時間加熱を行ったものを比較品3とした。同様
に、バチルス属菌の生産するセルラーゼをポリエステル
布帛に吸着させ、吸着平衡に達した後、充分水洗して乾
燥させたものを比較品5とし、吸着平衡に達した後、9
0℃、1時間加温を行ったものを比較品6とした。
【0047】(染色試験)これら繊維に対して、直接染
料、酸性染料による染色を行った。直接染料による染色
は、コンゴーレッド(特級 和光純薬工業製)5%(対
繊維)を硫酸ナトリウム、15g/lの染浴中に、浴比
1:20で加え、温度90℃、1時間攪拌することによ
り行った。次いで水洗、乾燥した。
料、酸性染料による染色を行った。直接染料による染色
は、コンゴーレッド(特級 和光純薬工業製)5%(対
繊維)を硫酸ナトリウム、15g/lの染浴中に、浴比
1:20で加え、温度90℃、1時間攪拌することによ
り行った。次いで水洗、乾燥した。
【0048】酸性染料による染色は、オレンジII(一
級,和光純薬工業製)5%(対繊維)、硫酸ナトリウム
10%(対繊維)、硫酸5%(対繊維)で浴比1:20
の染浴にし、布を常温で入れ、30分間で70℃とし
て、攪拌しながら1時間染色することにより行った。次
いで水洗、乾燥した。
級,和光純薬工業製)5%(対繊維)、硫酸ナトリウム
10%(対繊維)、硫酸5%(対繊維)で浴比1:20
の染浴にし、布を常温で入れ、30分間で70℃とし
て、攪拌しながら1時間染色することにより行った。次
いで水洗、乾燥した。
【0049】染色性の評価は、下記の判定基準により、
5人の評価員による視覚判定で行った。結果を表3に示
す。
5人の評価員による視覚判定で行った。結果を表3に示
す。
【0050】
【表2】染色性の判定基準 ○:良く染色された。 △:わずかに染色された。 ×:染色されなかった。
【0051】
【表3】
【0052】表3より木綿繊維は直接染料には染まる
が、酸性染料では染まらないことが判る。一方、酵素蛋
白質を吸着、架橋して被覆層を形成することにより木綿
繊維でも酸性染料で良好に染めることができた。ポリエ
ステル繊維は、直接染料、酸性染料では染まらないが、
酵素蛋白質を吸着、架橋して被覆層を形成することによ
り両染料で良好に染めることができた。また、トリコデ
ルマ属菌の生産するセルラーゼ、バチルス属菌の生産す
るアミラーゼにおいても同様の染色結果が得られた。
が、酸性染料では染まらないことが判る。一方、酵素蛋
白質を吸着、架橋して被覆層を形成することにより木綿
繊維でも酸性染料で良好に染めることができた。ポリエ
ステル繊維は、直接染料、酸性染料では染まらないが、
酵素蛋白質を吸着、架橋して被覆層を形成することによ
り両染料で良好に染めることができた。また、トリコデ
ルマ属菌の生産するセルラーゼ、バチルス属菌の生産す
るアミラーゼにおいても同様の染色結果が得られた。
【0053】実施例2 平織り木綿、ポリエステル混紡(木綿:ポリエステル=
35:65)を用いて、実施例1と同様に染色性を調べ
た。バチルス属菌の生産するセルラーゼを木綿、ポリエ
ステル混紡布帛に吸着させ、吸着平衡に達した後、グル
タルアルデヒドで架橋したものを本発明品5、デナコー
ルEX−521で架橋したものを本発明品6とした。架
橋後は充分水洗を行い乾燥させた。
35:65)を用いて、実施例1と同様に染色性を調べ
た。バチルス属菌の生産するセルラーゼを木綿、ポリエ
ステル混紡布帛に吸着させ、吸着平衡に達した後、グル
タルアルデヒドで架橋したものを本発明品5、デナコー
ルEX−521で架橋したものを本発明品6とした。架
橋後は充分水洗を行い乾燥させた。
【0054】酵素蛋白質を吸着、架橋させなかった木
綿、ポリエステル混紡布帛を比較品7とした。バチルス
属菌の生産するセルラーゼを、木綿、ポリエステル混紡
布帛に吸着させ、吸着平衡に達した後、充分水洗して乾
燥させたものを比較品8とし、吸着平衡に達した後、9
0℃、1時間加熱を行ったものを比較品9とした。染色
性の試験結果を表4に示す。
綿、ポリエステル混紡布帛を比較品7とした。バチルス
属菌の生産するセルラーゼを、木綿、ポリエステル混紡
布帛に吸着させ、吸着平衡に達した後、充分水洗して乾
燥させたものを比較品8とし、吸着平衡に達した後、9
0℃、1時間加熱を行ったものを比較品9とした。染色
性の試験結果を表4に示す。
【0055】
【表4】
【0056】一般的に木綿繊維は、直接染料には染まる
が、酸性染料では染まらない。ポリエステル繊維は、直
接染料、酸性染料に染まらない。上記比較品の木綿、ポ
リエステル混紡においては、直接染料でポリエステルが
染まらないため、ポリエステル部分が白くなり、霜ふり
状の染色になってしまう。しかし、酵素蛋白質を吸着、
架橋することにより、ポリエステルを直接染料で染める
ことができ、混紡全体を良好に染めることができたこと
が判る。又酸性染料では混紡を染めることができない
が、酵素蛋白質を吸着、架橋することで良好に染色する
ことができる。
が、酸性染料では染まらない。ポリエステル繊維は、直
接染料、酸性染料に染まらない。上記比較品の木綿、ポ
リエステル混紡においては、直接染料でポリエステルが
染まらないため、ポリエステル部分が白くなり、霜ふり
状の染色になってしまう。しかし、酵素蛋白質を吸着、
架橋することにより、ポリエステルを直接染料で染める
ことができ、混紡全体を良好に染めることができたこと
が判る。又酸性染料では混紡を染めることができない
が、酵素蛋白質を吸着、架橋することで良好に染色する
ことができる。
【0057】尚、トリコデルマ属菌の生産するセルラー
ゼ、バチルス属菌の生産するアミラーゼにおいても同様
の染色結果が得られた。
ゼ、バチルス属菌の生産するアミラーゼにおいても同様
の染色結果が得られた。
【0058】実施例3 木綿の単繊維表面に酵素蛋白質を吸着、架橋して被覆層
を形成させた繊維を、衣料用にした場合の着用、洗濯で
の毛羽立ち(フィブリル発生)防止、色変化(くすみ)
防止効果を調べた。
を形成させた繊維を、衣料用にした場合の着用、洗濯で
の毛羽立ち(フィブリル発生)防止、色変化(くすみ)
防止効果を調べた。
【0059】実施例1で用いた本発明品1、2、比較品
1、2、3でのコンゴーレッドにより染色した布帛の洗
濯によるフィブリル発生及び色変化を評価した。
1、2、3でのコンゴーレッドにより染色した布帛の洗
濯によるフィブリル発生及び色変化を評価した。
【0060】洗濯は、モデル洗剤(表5)を用い、洗剤
を0.0833%(w/v)になるように水道水に溶か
し、浴比が1:30、20℃で家庭用洗濯機(静御前・
日立製)で12分間洗浄、5分間すすぎを行った後、脱
水、乾燥を行った。この洗濯工程を5回くり返した。
を0.0833%(w/v)になるように水道水に溶か
し、浴比が1:30、20℃で家庭用洗濯機(静御前・
日立製)で12分間洗浄、5分間すすぎを行った後、脱
水、乾燥を行った。この洗濯工程を5回くり返した。
【0061】
【表5】
【0062】フィブリル発生を評価するため、布帛を走
査型電子顕微鏡で単繊維表面を観察し、下記の基準によ
り判定した。観察は布帛試料を白金パラジウムによりス
パッタリング処理し、電解放射型電子顕微鏡(FE−S
EM,S−4000,日立製)で加速電圧5kVにて行
った。
査型電子顕微鏡で単繊維表面を観察し、下記の基準によ
り判定した。観察は布帛試料を白金パラジウムによりス
パッタリング処理し、電解放射型電子顕微鏡(FE−S
EM,S−4000,日立製)で加速電圧5kVにて行
った。
【0063】
【表6】フィブリル発生の判断基準 1.単繊維表面にフィブリル発生は見られない。 2.単繊維表面にわずかにフィブリル発生は見られる。 3.単繊維表面にかなりフィブリル発生が生じている
が、単繊維間にフィブリルが絡まってはいない。 4.単繊維間にフィブリルが絡まっている。
が、単繊維間にフィブリルが絡まってはいない。 4.単繊維間にフィブリルが絡まっている。
【0064】図3にフィブリル発生の判断基準に対応す
る写真を示す。また、染色の洗濯による色変化は、視覚
判定により評価を行い、下記の基準により判定した。
る写真を示す。また、染色の洗濯による色変化は、視覚
判定により評価を行い、下記の基準により判定した。
【0065】
【表7】色変化の判断基準 ○:洗濯前の染色状態と同等。 △:洗濯前の染色状態よりわずかに劣る。 ×:洗濯前の染色状態よりかなり劣る(くすみが生じ
る)。
る)。
【0066】
【表8】
【0067】木綿繊維の直接染料による染色性は、洗濯
により染料が繊維から脱離しやすく、又フィブリルが発
生するため色がくすんでくる。一方、酵素蛋白質を吸
着、架橋して、単繊維表面に被覆層を形成することによ
りフィブリル発生が軽減でき、色のくすみを抑えること
ができることが判る。
により染料が繊維から脱離しやすく、又フィブリルが発
生するため色がくすんでくる。一方、酵素蛋白質を吸
着、架橋して、単繊維表面に被覆層を形成することによ
りフィブリル発生が軽減でき、色のくすみを抑えること
ができることが判る。
【図1】酵素蛋白質の吸着等温線を示す図である。
【図2】酵素蛋白質の吸着等温線を示す図である。
【図3】フィブリル発生の判断基準を示す写真である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】このような酵素蛋白質としては、ヒドロラ
ーゼ類、リアーゼ類、オキシドレクターゼ類、リガーゼ
類、トランスフェラーゼ類及びインメラーゼ類が挙げら
れ、そのすべてを用いることができる。このうちヒドロ
ラーゼ類を用いることが好ましく、プロテアーゼ等のペ
プチターゼ、セルラーゼ、アミラーゼ等のグルコシダー
ゼ、リパーゼ等のエステラーゼなどを用いることが特に
好ましい。
ーゼ類、リアーゼ類、オキシドレクターゼ類、リガーゼ
類、トランスフェラーゼ類及びインメラーゼ類が挙げら
れ、そのすべてを用いることができる。このうちヒドロ
ラーゼ類を用いることが好ましく、プロテアーゼ等のペ
プチターゼ、セルラーゼ、アミラーゼ等のグルコシダー
ゼ、リパーゼ等のエステラーゼなどを用いることが特に
好ましい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】酵素蛋白質を繊維に吸着させた後、架橋剤
を用いて架橋処理を行う。本発明に適用する架橋剤は、
主として蛋白質中の官能基と反応性を有するものであ
り、蛋白質分子間及び蛋白質分子内における反応で架橋
を生じるものであれば特に制限されない。例えば、「新
生化学実験講座1 タンパク質IV 構造機能相関 1
3章 架橋、P207〜254((株)東京化学同
人)」や「生物化学実験法13 蛋白質の化学修飾
(下) VI章 架橋反応、P81〜113、大野素徳
著((株)学会出版センター)」などに記載されている
公知の架橋剤を利用することができる。就中、アルデヒ
ド化合物、エポキシ化合物、イソシアネート化合物など
が反応性に富んでいるため、好ましく使用できる。アル
デヒド化合物としては従来公知のものを広く使用でき、
例えば、ホルムアルデヒド、及びグリオキサール、マロ
ンアルデヒド、グルタルアルデヒド等のジアルデヒドを
挙げることができる。エポキシ化合物としては、エチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレング
リコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ソ
ルビトール、ポリグリセロール、ペンタエリスリトー
ル、トリス(2−ヒドロキシエチル)、イソシアヌレー
ト、トリメチロールプロパン、ネオペンチルグリコー
ル、フェノールエチレンオキサイド、及びラウリルアル
コールエチレンオキサイドのモノ並びにポリグリシジル
エーテル、エポキシ基含有カップリング剤が挙げられ
る。これらのエポキシ化合物は水に溶解して使用する
が、溶解度が低い場合には少量の有機溶剤、例えばジオ
キサン又はイソプロピルアルコールと水との混合溶媒に
溶解して用いることが好ましい。イソシアネート化合物
としては、トルエンジイソシアネート、ジイソシアン酸
ジフェニルメタン、ヘキサンメチレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート、ナフタリンジイソシ
アネートなどの1分子内に2個以上のイソシアネート基
を有する化合物が挙げられる。これらのイソシアネート
化合物は、蛋白質との架橋を可能とする公知の有機溶
媒、例えば、クロロホルム、ヘキサン、トルエンなどに
溶解して用いることが好ましい。 ─────────────────────────────────────────────────────
を用いて架橋処理を行う。本発明に適用する架橋剤は、
主として蛋白質中の官能基と反応性を有するものであ
り、蛋白質分子間及び蛋白質分子内における反応で架橋
を生じるものであれば特に制限されない。例えば、「新
生化学実験講座1 タンパク質IV 構造機能相関 1
3章 架橋、P207〜254((株)東京化学同
人)」や「生物化学実験法13 蛋白質の化学修飾
(下) VI章 架橋反応、P81〜113、大野素徳
著((株)学会出版センター)」などに記載されている
公知の架橋剤を利用することができる。就中、アルデヒ
ド化合物、エポキシ化合物、イソシアネート化合物など
が反応性に富んでいるため、好ましく使用できる。アル
デヒド化合物としては従来公知のものを広く使用でき、
例えば、ホルムアルデヒド、及びグリオキサール、マロ
ンアルデヒド、グルタルアルデヒド等のジアルデヒドを
挙げることができる。エポキシ化合物としては、エチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレング
リコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ソ
ルビトール、ポリグリセロール、ペンタエリスリトー
ル、トリス(2−ヒドロキシエチル)、イソシアヌレー
ト、トリメチロールプロパン、ネオペンチルグリコー
ル、フェノールエチレンオキサイド、及びラウリルアル
コールエチレンオキサイドのモノ並びにポリグリシジル
エーテル、エポキシ基含有カップリング剤が挙げられ
る。これらのエポキシ化合物は水に溶解して使用する
が、溶解度が低い場合には少量の有機溶剤、例えばジオ
キサン又はイソプロピルアルコールと水との混合溶媒に
溶解して用いることが好ましい。イソシアネート化合物
としては、トルエンジイソシアネート、ジイソシアン酸
ジフェニルメタン、ヘキサンメチレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート、ナフタリンジイソシ
アネートなどの1分子内に2個以上のイソシアネート基
を有する化合物が挙げられる。これらのイソシアネート
化合物は、蛋白質との架橋を可能とする公知の有機溶
媒、例えば、クロロホルム、ヘキサン、トルエンなどに
溶解して用いることが好ましい。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】フィブリル発生の判断基準を示す走査型電子顕
微鏡(SEM)写真である。
微鏡(SEM)写真である。
Claims (8)
- 【請求項1】 単繊維表面に架橋剤により架橋された酵
素蛋白質からなる被覆層が形成され、かつ染料が染着し
ていることを特徴とする染色繊維。 - 【請求項2】 酵素蛋白質の分子量が10,000以上
である請求項1記載の染色繊維。 - 【請求項3】 酵素蛋白質の被覆量が、繊維表面積当り
3〜15mg/m2 である請求項1又は2記載の染色繊
維。 - 【請求項4】 単繊維表面に架橋剤により架橋された酵
素蛋白質からなる被覆層が形成された繊維に染料を染着
させることを特徴とする請求項1記載の繊維の製造法。 - 【請求項5】 被覆層を形成する手段が、酵素蛋白質を
含む溶液中に繊維を浸漬して繊維の単繊維表面に酵素蛋
白質を吸着させ、次いで架橋剤により該酵素蛋白質を架
橋するものである請求項4記載の製造法。 - 【請求項6】 酵素蛋白質を含む溶液が、酸性又は中性
である請求項5記載の製造法。 - 【請求項7】 酵素蛋白質の分子量が10,000以上
である請求項4〜6のいずれかの項記載の製造法。 - 【請求項8】 酵素蛋白質の被覆層が、繊維表面積当り
3〜15mg/m2 である請求項4〜7のいずれかの項記
載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7107272A JPH08302575A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 染色繊維及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7107272A JPH08302575A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 染色繊維及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08302575A true JPH08302575A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14454863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7107272A Pending JPH08302575A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 染色繊維及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08302575A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003527492A (ja) * | 1999-08-20 | 2003-09-16 | ジェネンコア インターナショナル インコーポレーテッド | ポリエステル繊維または物品の表面の酵素を使用する改質 |
| JP2009174111A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-08-06 | Ist Corp | 分枝状タンパク質繊維及びその製造方法、並びに綿状体、分枝状タンパク質繊維紡績糸、分枝状タンパク質繊維含有紡績糸、布帛、不織布 |
| CN104652141A (zh) * | 2015-03-20 | 2015-05-27 | 际华三五四三针织服饰有限公司 | 纤维素纤维织物一浴式短流程染色工艺 |
| JP2021517610A (ja) * | 2018-01-23 | 2021-07-26 | ジャリク、デニム、テクスティル、サン.ベ、ティク.ア.セ.Calik Denim Tekstil San. Ve Tic. A.S. | 合成繊維を染色するための方法及び装置、染色された繊維、並びに染色された繊維を含む生地 |
-
1995
- 1995-05-01 JP JP7107272A patent/JPH08302575A/ja active Pending
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| A02 | Decision of refusal |
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