JP2000303483A - 基礎構造 - Google Patents

基礎構造

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JP2000303483A
JP2000303483A JP11115124A JP11512499A JP2000303483A JP 2000303483 A JP2000303483 A JP 2000303483A JP 11115124 A JP11115124 A JP 11115124A JP 11512499 A JP11512499 A JP 11512499A JP 2000303483 A JP2000303483 A JP 2000303483A
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康成 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地盤上に構築される建物を支持する杭の径を
可能な限り小さくすることである。 【解決手段】 軟弱地盤1上に構築された建物2が基礎
スラブ6とピン接合された支持杭8で支持され、該支持
杭8の上部外周を覆うようにして鋼管杭11が打設さ
れ、該鋼管杭11と支持杭8との間には緩衝材12が充
填された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基礎構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に軟弱地盤上に構築される鉄筋コン
クリート造などの建物は、図8に示すように、コンクリ
ート杭や鋼管杭などの杭17で支持されている。この杭
17は軟弱地盤18の下方に位置する支持地盤19にま
で打ち込まれて建物20の鉛直荷重を支持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
杭は鉛直荷重を支持しながら、地震などによる水平荷重
にも十分に耐えられるような大断面とするために非経済
的であった。
【0004】本発明は上記のような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、地盤上に構築される建物を
支持する杭の径を可能な限り小さくすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を達成するた
めの手段は、請求項1の発明が、軟弱地盤上に構築され
た建物が基礎スラブとピン接合された支持杭で支持さ
れ、該支持杭の上部外周を覆うようにして鋼管杭が打設
され、該鋼管杭と支持杭との間には緩衝材が充填された
ことを特徴とする。
【0006】請求項1の発明によれば、支持杭が基礎ス
ラブとピン接合されたことにより、地震などの水平荷重
により支持杭に発生する曲げモーメントを小さくするこ
とができる。また支持杭が軟弱地盤に拘束されずに鋼管
杭内において、ピン接合部を中心に回転変形して水平荷
重を減衰させる。また鋼管杭で支持杭の上部外周を保護
している。
【0007】また請求項2の発明が、請求項1におい
て、前記支持杭の周囲における基礎スラブに水平抵抗杭
が設けられたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明によれば、水平抵抗杭が軟
弱地盤中を水平移動することによって発生する地盤反力
と地盤減衰を利用して地震エネルギーを消散させること
で、杭頭に作用する曲げモーメントを小さくすることが
できるので、支持杭の径を鉛直荷重だけが支持できる大
きさに縮小できる。また支持杭が軟弱地盤に拘束されず
にピン接合部を中心に回転変形することにより、水平抵
抗杭への水平力分担が効果的に行える。
【0009】また請求項3の発明が、請求項1または2
において、前記水平抵抗杭は緊張材によってプレストレ
ストが付与されたことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明によれば、水平抵抗杭にプ
レストレストが付与されて、ある程度の軸力が作用する
ことにより、水平抵抗杭の耐力が大きくなる。
【0011】請求項4の発明が、請求項1〜3のいずれ
かにおいて、前記水平抵抗杭は断面円形または断面多角
形であることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明によれば、水平抵抗杭の断
面形状を建物の形状、地盤の性質に応じたものとするこ
とができる。
【0013】また請求項5の発明が、請求項1〜4のい
ずれかにおいて、前記基礎スラブはフーチングと基礎梁
とからなることを特徴とする。
【0014】請求項5の発明によれば、支持杭をピン接
合したことにより、杭頭に発生する曲げモーメントと、
基礎梁のせん断力とを小さくできるので、基礎梁の断面
を小さくすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明における基礎構造の
実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は第
1の実施の形態の基礎構造の断面図、図2は図1のA−
A線断面図、図3は要部の拡大断面図、図4は杭頭部の
拡大断面図である。
【0016】図1は、地盤改良をしていない軟弱地盤1
上に構築された建物2の基礎構造3を示し、フーチング
4と基礎梁5とからなる基礎スラブ6を支持地盤7に打
設された支持杭8で支持している。
【0017】支持杭8は現場打ち鉄筋コンクリート杭、
または既存の鉄筋コンクリート杭であり、図4に示すよ
うに、フーチング4にピン接合され、該ピン接合部9を
中心にして自由に回転変形できるようになっている。ま
た杭頭部10の外周は鋼管杭11で保護され、該鋼管杭
11と支持杭8との間には砂や弾性体などの緩衝材12
が充填されている。したがって、地震などの水平荷重に
より(以下水平荷重という)支持杭8がピン接合部9を
中心にして鋼管杭11内で回転変形することにより、杭
頭部10に発生する曲げモーメントが小さくなる。ま
た、前記鋼管杭11は水平抵抗杭ともなるため、水平荷
重にも抵抗する。
【0018】また、図5および図6は第2の実施の形態
の基礎構造13を示し、鋼管杭11の周囲のフーチング
4に水平抵抗杭14を設けたものであり、この水平抵抗
杭14を設けた他の構成は第1の実施の形態と同じであ
る。水平抵抗杭14は水平荷重に抵抗するものであり、
プレキャストコンクリートまたは現場打ちコンクリート
により軟弱地盤1中を水平移動できる長さに形成されて
いる。また水平抵抗杭14はフーチング4に限らず、基
礎スラブ6のいずれかに設けてもよい。
【0019】このように基礎構造13は軟弱地盤1を自
然の減衰材として利用することにより、水平荷重を減衰
しようとするものである。すなわち、水平抵抗杭14が
軟弱地盤1中を水平移動することによって発生する地盤
反力と、地盤減衰とを利用して水平荷重を低減するもの
である。これによって杭頭部10に作用する曲げモーメ
ントが小さくできるので、支持杭8の径を鉛直荷重だけ
が支持できる大きさに縮小できる。さらに、この曲げモ
ーメントが小さくなると、フーチング4に作用するせん
断力も小さくなるので、フーチング4自体も小さくする
ことができる。
【0020】また支持杭8がピン接合部9を中心に回転
変形して水平荷重を減衰するが、この減衰効果は支持杭
8と鋼管杭11との間の緩衝材12によりさらに高めら
れる。したがって軟弱地盤1と、ピン接合の支持杭8
と、水平抵抗杭14とによって水平荷重に柔軟に対応す
ることができる基礎構造13となる。
【0021】図7は第3の実施の形態の基礎構造15を
示し、水平抵抗杭14にPC鋼線やPC鋼棒などの緊張
材16でプレストレストを付与したものであり、この点
を除いた他の構成は第2の実施の形態と同じである。
【0022】なお、水平抵抗杭14は断面円形に限ら
ず、断面四角形、その他の多角形であってもよく、径、
長さ、本数および支持杭8との長さの比などは建物2の
大きさ、形状、構造形式あるいは地盤の性状などによっ
て決定する(図示せず)。
【0023】
【発明の効果】支持杭に作用する曲げモーメントを小さ
くすることにより、基礎梁に作用するせん断力も小さく
なるので、基礎梁の断面を小さくすることができる。
【0024】鋼管杭が水底抵抗杭ともなるため、水平荷
重にも抵抗して減衰させることができる。
【0025】軟弱地盤に拘束されない支持杭が、鋼管杭
内においてピン接合部を中心に回転変形して水平荷重を
減衰させるとともに、この減衰効果が緩衝材でさらに高
められる。
【0026】支持杭の上部外周を鋼管杭で保護すること
ができる。
【0027】水平抵抗杭が軟弱地盤中を水平移動して発
生する地盤反力と地盤減衰とを利用して地震エネルギー
を消散させることで、杭頭に発生する曲げモーメントを
小さくできるので、支持杭の径を鉛直荷重だけが支持で
きる大きさに縮小できる。また、支持杭が軟弱地盤に拘
束されず鋼管杭内でピン接合部を中心に回転変形するこ
とにより、水平抵抗杭への水平力分担が効果的に行え
る。
【0028】水平抵抗杭にプレストレストが付与され
て、ある程度の軸力が作用することにより、水平抵抗杭
の耐力を大きくすることができる。
【0029】水平抵抗杭の断面形状を建物の形状、地盤
の性質に応じたものとすることができる。
【0030】軟弱地盤を自然の減衰材として利用するこ
とにより、地盤改良などの手間が省け工期の短縮および
工費の低減を図ることができる。
【0031】軟弱地盤を自然の減衰材として利用するこ
とにより、水平荷重を効果的に減衰できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基礎構造の断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】基礎構造の要部の拡大断面図である。
【図4】(1)は杭頭部の拡大断面図、(2)は(1)
のBーB線断面図である。
【図5】第2の実施の形態の基礎構造の断面図である。
【図6】(1)は杭頭部の拡大断面図、(2)は(1)
のCーC線断面図である。
【図7】第3の実施の形態の基礎構造における杭頭部の
拡大断面図である。
【図8】従来の基礎構造の断面図である。
【符号の説明】
1、18 軟弱地盤 2、20 建物 3、13、15 基礎構造 4 フーチング 5 基礎梁 6 基礎スラブ 7、19 支持地盤 8 支持杭 9 ピン接合部 10 杭頭部 11 鋼管杭 12 緩衝材 13 基礎構造 14 水平抵抗杭 16 緊張材 17 杭

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟弱地盤上に構築された建物が基礎スラ
    ブとピン接合された支持杭で支持され、該支持杭の上部
    外周を覆うようにして鋼管杭が打設され、該鋼管杭と支
    持杭との間には緩衝材が充填されたことを特徴とする基
    礎構造。
  2. 【請求項2】 前記支持杭の周囲における基礎スラブに
    水平抵抗杭が設けられたことを特徴とする請求項1に記
    載の基礎構造。
  3. 【請求項3】 前記水平抵抗杭は緊張材によってプレス
    トレストが付与されたことを特徴とする請求項1または
    2に記載の基礎構造。
  4. 【請求項4】 前記水平抵抗杭は断面円形または断面多
    角形であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の基礎構造。
  5. 【請求項5】 前記基礎スラブはフーチングと基礎梁と
    からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載の基礎構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013002076A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Taisei Corp 杭基礎構造
JP2014227736A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 株式会社大林組 杭基礎構造、及び、杭基礎構造の構築方法
CN104264726A (zh) * 2014-09-29 2015-01-07 中铁十六局集团北京轨道交通工程建设有限公司 一种防止盾构侧面穿过桩基时引发桩基沉降的施工方法
JP2019073884A (ja) * 2017-10-16 2019-05-16 東日本旅客鉄道株式会社 構造物の振動変位抑制構造

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