JPH06167074A - 鉄骨鉄筋コンクリート柱脚および鉄骨柱脚 - Google Patents
鉄骨鉄筋コンクリート柱脚および鉄骨柱脚Info
- Publication number
- JPH06167074A JPH06167074A JP31886892A JP31886892A JPH06167074A JP H06167074 A JPH06167074 A JP H06167074A JP 31886892 A JP31886892 A JP 31886892A JP 31886892 A JP31886892 A JP 31886892A JP H06167074 A JPH06167074 A JP H06167074A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforced concrete
- column base
- steel
- column
- shear strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 せん断耐力を十分発揮できる鉄骨鉄筋コンク
リート柱脚および鉄骨柱脚を提供する。 【構成】 本発明の柱脚は、柱脚部の鉄筋コンクリート
外形寸法を、柱又は基礎柱形の鉄筋コンクリート外形寸
法よりも大としたので建物に作用するせん断力に抵抗で
きる十分なせん断耐力を確保できる。なお、鉄骨の表面
に複数本のスタッドを設けることまた、鉄筋コンクリー
ト部分の外形を水平ハンチを設けた形状にすることもせ
ん断耐力の確保に寄与する。
リート柱脚および鉄骨柱脚を提供する。 【構成】 本発明の柱脚は、柱脚部の鉄筋コンクリート
外形寸法を、柱又は基礎柱形の鉄筋コンクリート外形寸
法よりも大としたので建物に作用するせん断力に抵抗で
きる十分なせん断耐力を確保できる。なお、鉄骨の表面
に複数本のスタッドを設けることまた、鉄筋コンクリー
ト部分の外形を水平ハンチを設けた形状にすることもせ
ん断耐力の確保に寄与する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の鉄骨鉄筋コンク
リート柱脚および鉄骨柱脚に関する。
リート柱脚および鉄骨柱脚に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄骨鉄筋コンクリート柱脚は、鉄骨柱と
その周囲に設けられた鉄筋コンクリートからなり、図1
2に示す如く、作用せん断力Qに対し鉄骨部分30と鉄
筋コンクリート部分31とで分担して抵抗する形式にな
っている。このような鉄骨鉄筋コンクリート柱脚とし
て、従来図11に示す構造のものが使用されている。図
11において、柱脚20は、鉄骨21,主鉄筋22a,
主鉄筋22aの周囲を取り囲むように配筋したフープ鉄
筋22b,鉄筋コンクリート部分31,鉄骨柱としての
鉄骨21に溶接されるベースプレート24,およびベー
スプレート24を固定するアンカーボルト25からな
る。アンカーボルト25は、下端部にアンカープレート
26がボルトで固着されており、上端部は座金(図示せ
ず)を介してナット23によりベースプレート24に固
定されている。該アンカーボルト25は、ベースプレー
ト24との固定部分より下方部は基礎柱形部の鉄筋コン
クリート28中に埋設されている。
その周囲に設けられた鉄筋コンクリートからなり、図1
2に示す如く、作用せん断力Qに対し鉄骨部分30と鉄
筋コンクリート部分31とで分担して抵抗する形式にな
っている。このような鉄骨鉄筋コンクリート柱脚とし
て、従来図11に示す構造のものが使用されている。図
11において、柱脚20は、鉄骨21,主鉄筋22a,
主鉄筋22aの周囲を取り囲むように配筋したフープ鉄
筋22b,鉄筋コンクリート部分31,鉄骨柱としての
鉄骨21に溶接されるベースプレート24,およびベー
スプレート24を固定するアンカーボルト25からな
る。アンカーボルト25は、下端部にアンカープレート
26がボルトで固着されており、上端部は座金(図示せ
ず)を介してナット23によりベースプレート24に固
定されている。該アンカーボルト25は、ベースプレー
ト24との固定部分より下方部は基礎柱形部の鉄筋コン
クリート28中に埋設されている。
【0003】図12は図11のA−A矢視断面図であ
り、その断面形状はベースプレート24に溶接された平
面視略十字形の鉄骨21とアンカーボルト25により固
定されたベースプレート24よりなる鉄骨部分30,お
よび該鉄骨部分30の外周に配筋された鉄筋(主鉄筋2
2aおよびフープ鉄筋22b)部分に打設された鉄筋コ
ンクリート部分31よりなっている。なお、図符号27
は地中はりの鉄筋コンクリートである。鉄骨鉄筋コンク
リート柱脚20は、作用せん断力Qに対し鉄骨部分30
と鉄筋コンクリート部分31とで分担して抵抗する形式
になっている。鉄骨部分30のベースプレート24の外
形寸法が鉄筋コンクリート部分31の外形寸法に近い場
合、鉄筋コンクリート部分31の断面積が微少となり鉄
筋コンクリート部分31のせん断耐力がとれないという
問題がある。
り、その断面形状はベースプレート24に溶接された平
面視略十字形の鉄骨21とアンカーボルト25により固
定されたベースプレート24よりなる鉄骨部分30,お
よび該鉄骨部分30の外周に配筋された鉄筋(主鉄筋2
2aおよびフープ鉄筋22b)部分に打設された鉄筋コ
ンクリート部分31よりなっている。なお、図符号27
は地中はりの鉄筋コンクリートである。鉄骨鉄筋コンク
リート柱脚20は、作用せん断力Qに対し鉄骨部分30
と鉄筋コンクリート部分31とで分担して抵抗する形式
になっている。鉄骨部分30のベースプレート24の外
形寸法が鉄筋コンクリート部分31の外形寸法に近い場
合、鉄筋コンクリート部分31の断面積が微少となり鉄
筋コンクリート部分31のせん断耐力がとれないという
問題がある。
【0004】図13に示す鉄骨柱脚では、作用せん断力
Qに対し、ベースプレート24と基礎コンクリート33
との摩擦力Qaによって抵抗する形式である。ところ
で、図14に示す建物立面34の如く柱間寸法の小さい
建物の場合、地震時等には、外柱35には短期的に引抜
きの軸力−N2 ,内柱36(建物立面34において、外
側に存する外柱35に対して内側に存する柱の意であ
る)には圧縮軸力+N2 が作用する。
Qに対し、ベースプレート24と基礎コンクリート33
との摩擦力Qaによって抵抗する形式である。ところ
で、図14に示す建物立面34の如く柱間寸法の小さい
建物の場合、地震時等には、外柱35には短期的に引抜
きの軸力−N2 ,内柱36(建物立面34において、外
側に存する外柱35に対して内側に存する柱の意であ
る)には圧縮軸力+N2 が作用する。
【0005】従って、柱及び柱脚には、建物の自重等に
よって常時作用している圧縮軸力N 1 と短期的な軸力±
N2 が加算され、短期的に引抜きの軸力が作用する柱脚
では、トータル軸力N3 が小さくなったり、あるいはマ
イナス(引抜力)になったりする。この場合、ベースプ
レート24と基礎コンクリート33の摩擦力Qaが微少
となったりゼロとなることもある。この場合の処置とし
ては、ベースプレート24とアンカーボルト用座金(図
示せず)およびナット23を溶接し、作用せん断力Qを
アンカーボルトに伝えることによって抵抗する形式をと
ったり、あるいは鉄骨柱を基礎コンクリート33中に深
く埋設する形式をとっていた。結果として、現場溶接作
業の増大、あるいは基礎コンクリートの二度打設作業等
の悪作業が生じていた。
よって常時作用している圧縮軸力N 1 と短期的な軸力±
N2 が加算され、短期的に引抜きの軸力が作用する柱脚
では、トータル軸力N3 が小さくなったり、あるいはマ
イナス(引抜力)になったりする。この場合、ベースプ
レート24と基礎コンクリート33の摩擦力Qaが微少
となったりゼロとなることもある。この場合の処置とし
ては、ベースプレート24とアンカーボルト用座金(図
示せず)およびナット23を溶接し、作用せん断力Qを
アンカーボルトに伝えることによって抵抗する形式をと
ったり、あるいは鉄骨柱を基礎コンクリート33中に深
く埋設する形式をとっていた。結果として、現場溶接作
業の増大、あるいは基礎コンクリートの二度打設作業等
の悪作業が生じていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、地震時等に建物に発生するせん断力に抵抗しうるせ
ん断耐力を有する柱脚を提供することである。
は、地震時等に建物に発生するせん断力に抵抗しうるせ
ん断耐力を有する柱脚を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者は各種の応力状態において建物に発生
するせん断力に抵抗しうるせん断耐力を有する鉄骨鉄筋
コンクリート柱脚および鉄骨柱脚に想到し、本発明を完
成した。即ち、本発明の鉄骨鉄筋コンクリート柱脚は、
柱脚部の鉄筋コンクリート外形寸法を、柱又は基礎柱形
の鉄筋コンクリート外形寸法よりも大きくしたことを特
徴とする。これによって、鉄筋コンクリート部分で負担
するせん断耐力を大きく確保できるようになる。また、
柱脚部の鉄筋コンクリート部分の外形を水平ハンチを付
けた形状にすることにより柱脚部に発生する作用せん断
力を地中はりに負担させることによりせん断耐力を確保
できる。次に、本発明の鉄骨柱脚では、柱脚部に基礎柱
形の鉄筋コンクリート外形寸法よりも大きくした鉄筋コ
ンクリート部分を設けたことを特徴としており、これに
よって、柱脚部の鉄筋コンクリート部分でのせん断耐力
を確保できる。更に本発明の柱脚においては、柱脚の鉄
骨柱の表面に複数本のスタッドを設けたので鉄筋コンク
リート部分で負担するせん断耐力を大幅に増大すること
ができる。
の結果、本発明者は各種の応力状態において建物に発生
するせん断力に抵抗しうるせん断耐力を有する鉄骨鉄筋
コンクリート柱脚および鉄骨柱脚に想到し、本発明を完
成した。即ち、本発明の鉄骨鉄筋コンクリート柱脚は、
柱脚部の鉄筋コンクリート外形寸法を、柱又は基礎柱形
の鉄筋コンクリート外形寸法よりも大きくしたことを特
徴とする。これによって、鉄筋コンクリート部分で負担
するせん断耐力を大きく確保できるようになる。また、
柱脚部の鉄筋コンクリート部分の外形を水平ハンチを付
けた形状にすることにより柱脚部に発生する作用せん断
力を地中はりに負担させることによりせん断耐力を確保
できる。次に、本発明の鉄骨柱脚では、柱脚部に基礎柱
形の鉄筋コンクリート外形寸法よりも大きくした鉄筋コ
ンクリート部分を設けたことを特徴としており、これに
よって、柱脚部の鉄筋コンクリート部分でのせん断耐力
を確保できる。更に本発明の柱脚においては、柱脚の鉄
骨柱の表面に複数本のスタッドを設けたので鉄筋コンク
リート部分で負担するせん断耐力を大幅に増大すること
ができる。
【0008】
【実施例及び作用】以下本発明の実施例について図を参
照して具体的に説明する。 (実施例1)まず、本発明の鉄骨鉄筋コンクリート柱脚
について説明する。図1は本発明の一実施例における鉄
骨鉄筋コンクリート柱脚を示す。該柱脚は鉄骨21より
なる鉄骨柱32,主鉄筋22a,該主鉄筋22aを均等
間隔で配筋したフープ鉄筋22b,鉄骨21に溶接され
たベースプレート24及び該ベースプレートを固定する
アンカーボルト25更に鉄筋3よりなる。前記鉄筋3
は、前記ベースプレート24の上下、両側より取り囲む
ように配筋されており、柱鉄筋コンクリート1に対して
は、図1の断面図(図2)に示す如く、前記柱鉄筋コン
クリート1の対角線に各々1本、縦、横各々2本が配筋
されている。前記主鉄筋22aは、基礎柱形部の鉄筋コ
ンクリート28を貫通し、前記基礎柱形部の鉄筋コンク
リート28の下部に設けられた基礎コーチング部の鉄筋
コンクリート29まで埋設されている。前記アンカーボ
ルト25は、前記基礎柱形部の鉄筋コンクリート28の
略中間深さの位置まで埋設されており、前記基礎柱形部
の鉄筋コンクリート28の周囲には地中はりの鉄筋コン
クリート27が設けられている。
照して具体的に説明する。 (実施例1)まず、本発明の鉄骨鉄筋コンクリート柱脚
について説明する。図1は本発明の一実施例における鉄
骨鉄筋コンクリート柱脚を示す。該柱脚は鉄骨21より
なる鉄骨柱32,主鉄筋22a,該主鉄筋22aを均等
間隔で配筋したフープ鉄筋22b,鉄骨21に溶接され
たベースプレート24及び該ベースプレートを固定する
アンカーボルト25更に鉄筋3よりなる。前記鉄筋3
は、前記ベースプレート24の上下、両側より取り囲む
ように配筋されており、柱鉄筋コンクリート1に対して
は、図1の断面図(図2)に示す如く、前記柱鉄筋コン
クリート1の対角線に各々1本、縦、横各々2本が配筋
されている。前記主鉄筋22aは、基礎柱形部の鉄筋コ
ンクリート28を貫通し、前記基礎柱形部の鉄筋コンク
リート28の下部に設けられた基礎コーチング部の鉄筋
コンクリート29まで埋設されている。前記アンカーボ
ルト25は、前記基礎柱形部の鉄筋コンクリート28の
略中間深さの位置まで埋設されており、前記基礎柱形部
の鉄筋コンクリート28の周囲には地中はりの鉄筋コン
クリート27が設けられている。
【0009】この実施例においては、柱脚部の鉄筋コン
クリート2の外形寸法を柱鉄筋コンクリート1の外径寸
法又は基礎柱形部の鉄筋コンクリート28の外径寸法よ
りも大きくした柱脚部に形成し、該柱脚部の下部を基礎
コンクリート中に埋設させた形式としている。このよう
な形式としたことにより、建物に作用するせん断力Qに
抵抗するせん断耐力として、 SQa(鉄骨部分で負担す
るせん断耐力)と RQa(鉄筋コンクリート部分で負担
するせん断耐力)の和、特に RQaを大きく確保できる
ようになり、柱脚部のせん断耐力の増強をはかることが
できる。また、図3に示す柱脚においては、柱脚部の鉄
筋コンクリートを水平ハンチ付としたことにより、柱脚
部に発生する作用せん断力を地中はりに円滑に伝えるこ
とができ更なるせん断耐力の増強に寄与することができ
る。
クリート2の外形寸法を柱鉄筋コンクリート1の外径寸
法又は基礎柱形部の鉄筋コンクリート28の外径寸法よ
りも大きくした柱脚部に形成し、該柱脚部の下部を基礎
コンクリート中に埋設させた形式としている。このよう
な形式としたことにより、建物に作用するせん断力Qに
抵抗するせん断耐力として、 SQa(鉄骨部分で負担す
るせん断耐力)と RQa(鉄筋コンクリート部分で負担
するせん断耐力)の和、特に RQaを大きく確保できる
ようになり、柱脚部のせん断耐力の増強をはかることが
できる。また、図3に示す柱脚においては、柱脚部の鉄
筋コンクリートを水平ハンチ付としたことにより、柱脚
部に発生する作用せん断力を地中はりに円滑に伝えるこ
とができ更なるせん断耐力の増強に寄与することができ
る。
【0010】(実施例2)本発明の鉄骨鉄筋コンクリー
ト柱脚の他の実施例について、図4(縦断面図)と図5
(図5のA−A矢視断面図)を参照して説明する。実施
例2では、柱脚部の鉄筋コンクリート2の外形寸法を柱
鉄筋コンクリート1の外形寸法よりも大きくした形式は
前述の実施例1の柱脚と同様であるが、柱脚部の鉄筋コ
ンクリート2の外形寸法をそのままの外形寸法でもっ
て、地中はりの鉄筋コンクリート27の更に下方に位置
する基礎フーチング部の鉄筋コンクリート29の中まで
埋設させた形式としている。このため、柱脚部の鉄筋コ
ンクリート2のせん断耐力を大きく確保できると共に柱
脚部に作用するせん断力を地中はりの鉄筋コンクリート
27に円滑に伝えることができるのでせん断耐力の増強
をはかることができる。
ト柱脚の他の実施例について、図4(縦断面図)と図5
(図5のA−A矢視断面図)を参照して説明する。実施
例2では、柱脚部の鉄筋コンクリート2の外形寸法を柱
鉄筋コンクリート1の外形寸法よりも大きくした形式は
前述の実施例1の柱脚と同様であるが、柱脚部の鉄筋コ
ンクリート2の外形寸法をそのままの外形寸法でもっ
て、地中はりの鉄筋コンクリート27の更に下方に位置
する基礎フーチング部の鉄筋コンクリート29の中まで
埋設させた形式としている。このため、柱脚部の鉄筋コ
ンクリート2のせん断耐力を大きく確保できると共に柱
脚部に作用するせん断力を地中はりの鉄筋コンクリート
27に円滑に伝えることができるのでせん断耐力の増強
をはかることができる。
【0011】(実施例3)次に、本発明の鉄骨柱脚につ
いて説明する。図6は、本発明の実施例の鉄骨柱脚の断
面図である。図7は図6のA−A矢視断面図であり、図
8は水平ハンチ付柱脚部の鉄骨コンクリートの断面図で
ある。従来の鉄骨柱脚では、柱脚に作用するせん断力を
鉄骨部分でのせん断耐力で負担させていたのでその耐力
にも限界があった。本発明の鉄骨柱脚では、柱脚部に基
礎柱形の鉄筋コンクリート外形寸法よりも大きくした鉄
筋コンクリート2を設け、該柱脚部の鉄筋コンクリート
2の下部を基礎コンクリート中に埋設させた形式として
いる。
いて説明する。図6は、本発明の実施例の鉄骨柱脚の断
面図である。図7は図6のA−A矢視断面図であり、図
8は水平ハンチ付柱脚部の鉄骨コンクリートの断面図で
ある。従来の鉄骨柱脚では、柱脚に作用するせん断力を
鉄骨部分でのせん断耐力で負担させていたのでその耐力
にも限界があった。本発明の鉄骨柱脚では、柱脚部に基
礎柱形の鉄筋コンクリート外形寸法よりも大きくした鉄
筋コンクリート2を設け、該柱脚部の鉄筋コンクリート
2の下部を基礎コンクリート中に埋設させた形式として
いる。
【0012】このような形式としたことにより、建物に
作用するせん断力Qに抵抗するせん断耐力として、 SQ
a(鉄骨部分で負担するせん断耐力)と RQa(鉄筋コ
ンクリート部分で負担するせん断耐力)の和を確保する
ことができる。つまり、従来の鉄骨部分でのせん断耐力
に加え鉄筋コンクリート部分のせん断耐力も確保するこ
とができるので、作用せん断力に抵抗するせん断耐力の
更なる増強が期待できる。該柱脚部の鉄筋コンクリート
2の下部を基礎コンクリート中に埋設させていること、
また図8に示す柱脚部においては、柱脚部の鉄筋コンク
リートを水平ハンチ付としたことにより、柱脚部に発生
する作用せん断力を地中はりに円滑に伝えることがで
き、更なるせん断耐力の確保に寄与することができる。
作用するせん断力Qに抵抗するせん断耐力として、 SQ
a(鉄骨部分で負担するせん断耐力)と RQa(鉄筋コ
ンクリート部分で負担するせん断耐力)の和を確保する
ことができる。つまり、従来の鉄骨部分でのせん断耐力
に加え鉄筋コンクリート部分のせん断耐力も確保するこ
とができるので、作用せん断力に抵抗するせん断耐力の
更なる増強が期待できる。該柱脚部の鉄筋コンクリート
2の下部を基礎コンクリート中に埋設させていること、
また図8に示す柱脚部においては、柱脚部の鉄筋コンク
リートを水平ハンチ付としたことにより、柱脚部に発生
する作用せん断力を地中はりに円滑に伝えることがで
き、更なるせん断耐力の確保に寄与することができる。
【0013】(実施例4)図9は本発明の鉄骨柱脚の他
の実施例を示す縦断面図であり、図10は図9のA−A
矢視の断面図である。スタッドがない場合、作用するせ
ん断力に対しては図10に示す斜線を付した鉄筋コンク
リート部分5しかせん断耐力を発揮することができな
い。鉄筋コンクリートが作用せん断力によって破壊する
時の想定破壊面は、鉄骨柱の一辺と対角線がつくる45
度の延長線上の図10に示す破線6の位置となる。
の実施例を示す縦断面図であり、図10は図9のA−A
矢視の断面図である。スタッドがない場合、作用するせ
ん断力に対しては図10に示す斜線を付した鉄筋コンク
リート部分5しかせん断耐力を発揮することができな
い。鉄筋コンクリートが作用せん断力によって破壊する
時の想定破壊面は、鉄骨柱の一辺と対角線がつくる45
度の延長線上の図10に示す破線6の位置となる。
【0014】ところが、本実施例の如く、鉄骨柱の表面
に複数本のスタッドを設けた場合、建物に作用するせん
断力を鉄骨、スタッドを介して図10に示す鉄骨断面の
全周囲の柱脚部の鉄筋コンクリート部分2に伝えること
ができる。従って、図10の断面図に示すように鉄骨の
表面に複数本のスタッドを設けることによりせん断耐力
の増大が期待できる。
に複数本のスタッドを設けた場合、建物に作用するせん
断力を鉄骨、スタッドを介して図10に示す鉄骨断面の
全周囲の柱脚部の鉄筋コンクリート部分2に伝えること
ができる。従って、図10の断面図に示すように鉄骨の
表面に複数本のスタッドを設けることによりせん断耐力
の増大が期待できる。
【0015】なお、本実施例では、鉄骨柱脚の鉄骨の表
面に複数本のスタッドを設けた場合について説明した
が、鉄骨鉄筋コンクリート柱脚の鉄骨柱においても実施
できることは勿論であり、やはり同じ効果を発揮できる
ことは言うまでもない。
面に複数本のスタッドを設けた場合について説明した
が、鉄骨鉄筋コンクリート柱脚の鉄骨柱においても実施
できることは勿論であり、やはり同じ効果を発揮できる
ことは言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の鉄骨鉄筋コ
ンクリート柱脚および鉄骨柱脚は、柱脚部の鉄筋コンク
リート部分の外形寸法を柱又は基礎柱形の鉄筋コンクリ
ート外形寸法よりも大としたので、建物に作用するせん
断力に抵抗しうるせん断耐力を十分発揮し、確保するこ
とができる。また、柱脚部の鉄筋コンクリート部分の外
形を水平ハンチを設けた形状にすること、あるいは鉄骨
柱の表面に複数本のスタッドを設けることにより、作用
するせん断力を柱脚部の鉄筋コンクリート全体に伝える
ことができるため十分なせん断耐力を確保できる。
ンクリート柱脚および鉄骨柱脚は、柱脚部の鉄筋コンク
リート部分の外形寸法を柱又は基礎柱形の鉄筋コンクリ
ート外形寸法よりも大としたので、建物に作用するせん
断力に抵抗しうるせん断耐力を十分発揮し、確保するこ
とができる。また、柱脚部の鉄筋コンクリート部分の外
形を水平ハンチを設けた形状にすること、あるいは鉄骨
柱の表面に複数本のスタッドを設けることにより、作用
するせん断力を柱脚部の鉄筋コンクリート全体に伝える
ことができるため十分なせん断耐力を確保できる。
【図1】本発明の実施例鉄骨鉄筋コンクリート柱脚の縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】本発明の実施例水平ハンチ付柱脚部の横断面図
である。
である。
【図4】本発明の実施例鉄骨鉄筋コンクリート柱脚の縦
断面図である。
断面図である。
【図5】図4のA−A矢視断面図である。
【図6】本発明の実施例鉄骨柱脚の縦断面図である。
【図7】図6のA−A矢視断面図である。
【図8】本発明の実施例水平ハンチ付柱脚部の鉄筋コン
クリートの横断面図である。
クリートの横断面図である。
【図9】本発明の実施例鉄骨柱の表面にスタッドを設け
た鉄骨柱脚部の縦断面図である。
た鉄骨柱脚部の縦断面図である。
【図10】図9のA−A矢視断面図である。
【図11】従来の鉄骨鉄筋コンクリート柱脚の縦断面図
である。
である。
【図12】図11のA−A矢視断面図である。
【図13】従来の鉄骨柱脚の縦断面図である。
【図14】建物立面を示す図である。
1 柱鉄筋コンクリート 2 柱脚部の鉄筋コンクリート 3 鉄筋 4 スタッド 5 スタッドがない場合、 RQaを生み出す鉄筋コンク
リート部分 6 鉄筋コンクリートが作用せん断力によって破壊する
時の想定破壊面 Q 作用せん断力 Qa ベースプレートと基礎コンクリートとの摩擦力R Qa 鉄筋コンクリート部分で負担するせん断耐力S Qa 鉄骨部分で負担するせん断耐力 Ns トータル軸力=N1 ±N2 ΣQ 地震等により作用するせん断力 N1 常時作用している圧縮軸力 +N2 地震時等に短期的に発生する軸力(圧縮力) −N2 地震時等に短期的に発生する軸力(引抜力) 19 柱 20 柱脚 21 鉄骨 22a 主鉄筋 22b フープ鉄筋 23 ナット 24 ベースプレート 25 アンカーボルト 26 アンカーフレーム 27 地中はりの鉄筋コンクリート 28 基礎柱形部の鉄筋コンクリート 29 基礎フーチング部の鉄筋コンクリート 30 鉄骨部分 31 鉄筋コンクリート部分 32 鉄骨柱 33 基礎コンクリート 34 建物立面 35 外柱 36 内柱
リート部分 6 鉄筋コンクリートが作用せん断力によって破壊する
時の想定破壊面 Q 作用せん断力 Qa ベースプレートと基礎コンクリートとの摩擦力R Qa 鉄筋コンクリート部分で負担するせん断耐力S Qa 鉄骨部分で負担するせん断耐力 Ns トータル軸力=N1 ±N2 ΣQ 地震等により作用するせん断力 N1 常時作用している圧縮軸力 +N2 地震時等に短期的に発生する軸力(圧縮力) −N2 地震時等に短期的に発生する軸力(引抜力) 19 柱 20 柱脚 21 鉄骨 22a 主鉄筋 22b フープ鉄筋 23 ナット 24 ベースプレート 25 アンカーボルト 26 アンカーフレーム 27 地中はりの鉄筋コンクリート 28 基礎柱形部の鉄筋コンクリート 29 基礎フーチング部の鉄筋コンクリート 30 鉄骨部分 31 鉄筋コンクリート部分 32 鉄骨柱 33 基礎コンクリート 34 建物立面 35 外柱 36 内柱
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 倫夫 北九州市若松区北浜一丁目9番1号 日立 金属株式会社若松工場内 (72)発明者 富田 昭夫 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 佐藤 邦昭 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 中村 嘉宏 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 柱脚部の鉄筋コンクリート外形寸法を、
柱又は基礎柱形の鉄筋コンクリート外形寸法よりも大と
したことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート柱脚。 - 【請求項2】 柱脚部に基礎柱形の鉄筋コンクリート外
形寸法よりも大とした鉄筋コンクリート部分を設けた鉄
骨柱脚。 - 【請求項3】 柱脚部の鉄筋コンクリート部分の外形を
水平ハンチを設けた形状にしたことを特徴とする請求項
1に記載の鉄骨鉄筋コンクリート柱脚。 - 【請求項4】 柱脚の鉄骨柱の表面に複数本のスタッド
を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
記載の柱脚。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4318868A JP2710737B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 鉄骨鉄筋コンクリート柱脚および鉄骨柱脚 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4318868A JP2710737B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 鉄骨鉄筋コンクリート柱脚および鉄骨柱脚 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06167074A true JPH06167074A (ja) | 1994-06-14 |
| JP2710737B2 JP2710737B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=18103864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4318868A Expired - Fee Related JP2710737B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 鉄骨鉄筋コンクリート柱脚および鉄骨柱脚 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2710737B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103206042A (zh) * | 2013-03-18 | 2013-07-17 | 广西大学 | Pvc管约束配矩形箍筋的钢筋混凝土组合柱 |
| CN103669723A (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-26 | 浙江江鑫钢网桁架有限公司 | 钢骨砼柱 |
| CN103669726A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-03-26 | 沙洲职业工学院 | 附加变直径子螺旋箍筋的钢筋混凝土柱 |
| CN106401067A (zh) * | 2016-06-16 | 2017-02-15 | 苏州杰姆斯特机械有限公司 | 一种建筑施工预埋抗剪切力加固结构 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103981956B (zh) * | 2014-05-06 | 2016-05-11 | 中建三局集团有限公司 | 一种多腔体巨型混凝土柱保温层的固定装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5244133A (en) * | 1975-10-06 | 1977-04-06 | Nec Corp | Microprogram control system |
| JPS5931320A (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-20 | Hasegawa Komuten Co Ltd | 杭と柱鉄骨との連結構造 |
| JPS6182424A (ja) * | 1984-09-29 | 1986-04-26 | Toshiba Corp | 荷電ビ−ム描画装置 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP4318868A patent/JP2710737B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5244133A (en) * | 1975-10-06 | 1977-04-06 | Nec Corp | Microprogram control system |
| JPS5931320A (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-20 | Hasegawa Komuten Co Ltd | 杭と柱鉄骨との連結構造 |
| JPS6182424A (ja) * | 1984-09-29 | 1986-04-26 | Toshiba Corp | 荷電ビ−ム描画装置 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103669723A (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-26 | 浙江江鑫钢网桁架有限公司 | 钢骨砼柱 |
| CN103206042A (zh) * | 2013-03-18 | 2013-07-17 | 广西大学 | Pvc管约束配矩形箍筋的钢筋混凝土组合柱 |
| CN103669726A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-03-26 | 沙洲职业工学院 | 附加变直径子螺旋箍筋的钢筋混凝土柱 |
| CN103669726B (zh) * | 2013-12-16 | 2016-04-06 | 沙洲职业工学院 | 附加变直径子螺旋箍筋的钢筋混凝土柱 |
| CN106401067A (zh) * | 2016-06-16 | 2017-02-15 | 苏州杰姆斯特机械有限公司 | 一种建筑施工预埋抗剪切力加固结构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2710737B2 (ja) | 1998-02-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2001311314A (ja) | 既存建物の免震構造化方法 | |
| JP2004197373A (ja) | 既設コンクリート容器構造物の耐震補強方法および耐震補強構造 | |
| JP2710737B2 (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート柱脚および鉄骨柱脚 | |
| JPH0445615B2 (ja) | ||
| JP5411375B1 (ja) | 制震柱状体を用いた建物 | |
| JP3859218B2 (ja) | 建造物の鉄骨柱脚部の耐震補強構造、及び建造物の鉄骨柱脚部の耐震補強方法 | |
| JPH09296456A (ja) | 補強金網を用いた鉄骨柱脚 | |
| JP2001271499A (ja) | 鉄骨方杖材による既存建物の仮受け工法 | |
| JP3322259B2 (ja) | 免震化工事中における施工時地震対策工法 | |
| JP3306226B2 (ja) | 連層耐震壁の付帯柱脚部構造 | |
| JP2018017041A (ja) | 基礎構造及びその基礎工法 | |
| JPH0718877A (ja) | 壁接合部のひび割れ防止方法 | |
| JP2022068465A (ja) | 補強地盤改良杭と上方構造物との一体化工法 | |
| JP2005256424A (ja) | 鉄骨露出型柱脚構造 | |
| JP3023709B2 (ja) | 架構構造 | |
| JPH07324338A (ja) | 固定型露出柱脚構造 | |
| JP4095481B2 (ja) | 建築構造 | |
| JP2973985B2 (ja) | Rc柱・鉄骨ばり接合部構造 | |
| JPH0932311A (ja) | 既設建物の補強構造 | |
| JP2008057125A (ja) | 緊張材を用いた耐震補強架構及びその施工方法 | |
| JPH1018639A (ja) | 建物の補強構造 | |
| JPH0350847B2 (ja) | ||
| JPH0329937B2 (ja) | ||
| JP2019100040A (ja) | 免震建物、免震構造の構築方法 | |
| JP2000303701A (ja) | 耐震補強構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |