JP2000303604A - 木質床構造 - Google Patents
木質床構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バリアフリータイプの床の施工時に根太受け
材14を落とし込む際、施工手間を省き、かつ多量の釘
の打込みによる根太受け材14の割れを抑制しつつ、水
平力に対する水平構面としての抵抗力を高める。 【解決手段】 土台1の側面に、根太6の高さと略同じ
深さで断面略矩形状に欠き込まれた欠込み部15を有す
る根太受け材14を取り付け、この欠込み部15の底面
15aに根太6の端部を根太6上面と根太受け材14上
面とが略面一になるように載せ掛け、根太受け材14上
面と根太6上面とに亘り床下地材7を載置して、その床
下地材7の端部を根太受け材14の上面に釘16,1
6,…により固定する。
材14を落とし込む際、施工手間を省き、かつ多量の釘
の打込みによる根太受け材14の割れを抑制しつつ、水
平力に対する水平構面としての抵抗力を高める。 【解決手段】 土台1の側面に、根太6の高さと略同じ
深さで断面略矩形状に欠き込まれた欠込み部15を有す
る根太受け材14を取り付け、この欠込み部15の底面
15aに根太6の端部を根太6上面と根太受け材14上
面とが略面一になるように載せ掛け、根太受け材14上
面と根太6上面とに亘り床下地材7を載置して、その床
下地材7の端部を根太受け材14の上面に釘16,1
6,…により固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木質床構造に関
し、特に、バリアフリータイプの床面の水平剛性が高く
て施工も容易な根太受け材を使用した床構造に関する技
術分野に属する。
し、特に、バリアフリータイプの床面の水平剛性が高く
て施工も容易な根太受け材を使用した床構造に関する技
術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、バリアフリータイプの木質床
の施工時にフローリング材の高さに和室の高さを合わせ
る場合、和室側の根太を、畳の厚さからフローリング材
の厚さを引いた高さと床下地材の厚み分とだけ落とし込
む構造が採用されている。この根太を落とし込む構造と
しては、例えば図5に示すように、根太受け材aを横架
材としての土台b(住宅の2階以上では胴差又は床梁)
の側面に取り付け、この根太受け材aの上面に該根太受
け材aと直交する方向の複数の根太c,c,…を所定間
隔をあけて載せ掛けした後、該根太c,c,…上に構造
用合板、パーティクルボード、MDF等からなる床下地
材dを載置して釘e,e,…等により取り付ける構造
と、図8に示す如く、上記のように根太受け材aの上面
に根太c,c,…を載せ掛けた後、その根太c,c間の
根太受け材a上面にブロッキング材fを土台b側面と接
するように嵌め込んで取り付け、床下地材dを釘e,
e,…等によって根太c及びブロッキング材fの各上面
に取り付ける構造とが知られている。これらの図中、g
は土台を支持する基礎である。
の施工時にフローリング材の高さに和室の高さを合わせ
る場合、和室側の根太を、畳の厚さからフローリング材
の厚さを引いた高さと床下地材の厚み分とだけ落とし込
む構造が採用されている。この根太を落とし込む構造と
しては、例えば図5に示すように、根太受け材aを横架
材としての土台b(住宅の2階以上では胴差又は床梁)
の側面に取り付け、この根太受け材aの上面に該根太受
け材aと直交する方向の複数の根太c,c,…を所定間
隔をあけて載せ掛けした後、該根太c,c,…上に構造
用合板、パーティクルボード、MDF等からなる床下地
材dを載置して釘e,e,…等により取り付ける構造
と、図8に示す如く、上記のように根太受け材aの上面
に根太c,c,…を載せ掛けた後、その根太c,c間の
根太受け材a上面にブロッキング材fを土台b側面と接
するように嵌め込んで取り付け、床下地材dを釘e,
e,…等によって根太c及びブロッキング材fの各上面
に取り付ける構造とが知られている。これらの図中、g
は土台を支持する基礎である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記根太c
上面に床下地材dを取り付ける前者の構造(図5に示す
もの)では、床下地材dを根太c以外の部位に固定する
ことができないので、図6に示す如く、床下地材dの端
部はそのうちで根太cと平行な一方向(図6の上下方
向)にしか構造部材に取り付けられず、図7に示すよう
に、地震力や風圧力といった水平力Fに対し水平構面と
して抵抗する力が弱い。図7においてhは床、iは壁で
ある。
上面に床下地材dを取り付ける前者の構造(図5に示す
もの)では、床下地材dを根太c以外の部位に固定する
ことができないので、図6に示す如く、床下地材dの端
部はそのうちで根太cと平行な一方向(図6の上下方
向)にしか構造部材に取り付けられず、図7に示すよう
に、地震力や風圧力といった水平力Fに対し水平構面と
して抵抗する力が弱い。図7においてhは床、iは壁で
ある。
【0004】これに対し、根太c,c間にブロッキング
材fを嵌め込んで、そのブロッキング材fないし根太c
の各上面に床下地材dを取り付ける後者の構造(図8に
示すもの)では、図9に示すように、床下地材dの周囲
端部全体を構造部材に釘e,e,…により取り付けるこ
とができるので、図10に示す如く、水平力Fに対し水
平構面として抵抗する力を高めることができる。
材fを嵌め込んで、そのブロッキング材fないし根太c
の各上面に床下地材dを取り付ける後者の構造(図8に
示すもの)では、図9に示すように、床下地材dの周囲
端部全体を構造部材に釘e,e,…により取り付けるこ
とができるので、図10に示す如く、水平力Fに対し水
平構面として抵抗する力を高めることができる。
【0005】しかしながら、その反面、バリアフリータ
イプの床の施工時においては、様々な床高さに合わせて
根太受け材aを取り付けた後、さらにブロッキング材f
を各根太c,c間の根太受け材a上面に1本ずつ取り付
けていかなければならないので、施工手間がかかるとい
う問題がある。しかも、根太受け材aに根太cを固定す
るためや根太受け材aを土台bに固定するための多数の
釘が根太受け材aに打ち込まれることとなり、このこと
によって根太受け材aが割れる虞れもあった。
イプの床の施工時においては、様々な床高さに合わせて
根太受け材aを取り付けた後、さらにブロッキング材f
を各根太c,c間の根太受け材a上面に1本ずつ取り付
けていかなければならないので、施工手間がかかるとい
う問題がある。しかも、根太受け材aに根太cを固定す
るためや根太受け材aを土台bに固定するための多数の
釘が根太受け材aに打ち込まれることとなり、このこと
によって根太受け材aが割れる虞れもあった。
【0006】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、根太受け材の構造を改良すること
で、バリアフリータイプの床の施工時に根太受け材を落
とし込むときの施工手間を省き、かつ多量の釘等の打込
みによる根太受け材の割れを抑制しつつ、床構造におけ
る水平力に対する水平構面としての抵抗力を高め得るよ
うにすることにある。
であり、その目的は、根太受け材の構造を改良すること
で、バリアフリータイプの床の施工時に根太受け材を落
とし込むときの施工手間を省き、かつ多量の釘等の打込
みによる根太受け材の割れを抑制しつつ、床構造におけ
る水平力に対する水平構面としての抵抗力を高め得るよ
うにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的の達成のた
め、この発明では、根太受け材に欠込み部を形成して、
その欠込み部に根太の端部を載せ掛け、床下地材は根太
受け材上面と根太上面とに亘り載置して、その端部を根
太受け材上面に固定するようにした。
め、この発明では、根太受け材に欠込み部を形成して、
その欠込み部に根太の端部を載せ掛け、床下地材は根太
受け材上面と根太上面とに亘り載置して、その端部を根
太受け材上面に固定するようにした。
【0008】具体的には、請求項1の発明では、横架材
の側面に、根太の高さと略同じ深さで断面略矩形状に欠
き込まれた欠込み部を有する根太受け材が取り付けら
れ、この根太受け材の欠込み部の底面に根太の端部が、
根太の上面と根太受け材の上面とが略面一になるように
載せ掛けられており、上記根太受け材の上面と根太の上
面とに亘り床下地材が載置されていて、該床下地材の端
部が根太受け材の上面に固定されていることを特徴とし
ている。
の側面に、根太の高さと略同じ深さで断面略矩形状に欠
き込まれた欠込み部を有する根太受け材が取り付けら
れ、この根太受け材の欠込み部の底面に根太の端部が、
根太の上面と根太受け材の上面とが略面一になるように
載せ掛けられており、上記根太受け材の上面と根太の上
面とに亘り床下地材が載置されていて、該床下地材の端
部が根太受け材の上面に固定されていることを特徴とし
ている。
【0009】上記の構成により、床下地材の端部は、根
太の上面だけでなく、その根太と直交する方向の根太受
け材上面にも釘等によって取り付けられるので、床下地
材の周囲端部全体を根太受け材及び根太に取付固定で
き、水平力に対しての水平構面として抵抗する力を高め
ることができる。
太の上面だけでなく、その根太と直交する方向の根太受
け材上面にも釘等によって取り付けられるので、床下地
材の周囲端部全体を根太受け材及び根太に取付固定で
き、水平力に対しての水平構面として抵抗する力を高め
ることができる。
【0010】また、従来のようなブロッキング材を使用
しないので、施工手間が省けるばかりでなく、根太受け
材へ多量の釘等を打ち込むこともなく、その釘等の打込
みによる根太受け材の割れを抑制することができる。
しないので、施工手間が省けるばかりでなく、根太受け
材へ多量の釘等を打ち込むこともなく、その釘等の打込
みによる根太受け材の割れを抑制することができる。
【0011】請求項2の発明では、上記根太受け材の欠
込み部は、根太受け材側面の上端角部を根太受け材の長
さ方向に沿って連続して欠き込むことで形成されている
構造とする。また、請求項3の発明では、根太受け材の
欠込み部は、根太受け材の上面の少なくとも幅方向の一
部を長さ方向に沿って部分的に欠き込むことで複数形成
されている構造とする。このことで、根太受け材の欠込
み部を具体的に容易に得ることができる。
込み部は、根太受け材側面の上端角部を根太受け材の長
さ方向に沿って連続して欠き込むことで形成されている
構造とする。また、請求項3の発明では、根太受け材の
欠込み部は、根太受け材の上面の少なくとも幅方向の一
部を長さ方向に沿って部分的に欠き込むことで複数形成
されている構造とする。このことで、根太受け材の欠込
み部を具体的に容易に得ることができる。
【0012】請求項4の発明では、上記床下地材は、そ
の上面に畳が他の部屋の床表面材と略面一になるように
敷設される和室の床下地材とする。こうすれば、上記請
求項1〜3の発明の効果が有効に発揮される最適な木質
床構造が得られる。
の上面に畳が他の部屋の床表面材と略面一になるように
敷設される和室の床下地材とする。こうすれば、上記請
求項1〜3の発明の効果が有効に発揮される最適な木質
床構造が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図2は本発明の実
施形態1の全体構成を示し、1は住宅の1階部分におい
て図の右側の洋室R1及び左側の和室R2の周囲部分及
び境界部分に配置される土台で、基礎2上に設置されて
いる。この土台1は、住宅の主要な構造強度を受け持つ
構造部材を構成する横架材であって、木材(製材品)や
集成材等の木質系材料からなる。土台1上の隅角部には
柱4,4,…が立設固定されている。
施形態1の全体構成を示し、1は住宅の1階部分におい
て図の右側の洋室R1及び左側の和室R2の周囲部分及
び境界部分に配置される土台で、基礎2上に設置されて
いる。この土台1は、住宅の主要な構造強度を受け持つ
構造部材を構成する横架材であって、木材(製材品)や
集成材等の木質系材料からなる。土台1上の隅角部には
柱4,4,…が立設固定されている。
【0014】上記洋室R1の周囲に位置する土台1のう
ち、洋室R1及び和室R2の境界部分に位置する土台1
とそれと平行な土台1との各々の室中央側の側面(洋室
R1及び和室R2の境界部分に位置する土台1にあって
は洋室R1側の側面)には根太受け材5,5が釘(図示
せず)により取付固定されている。この各根太受け材5
としては、上記土台1と同様の木質系材料が使用され、
その他、合板やLVL等も木質系材料として使用するこ
とができる。
ち、洋室R1及び和室R2の境界部分に位置する土台1
とそれと平行な土台1との各々の室中央側の側面(洋室
R1及び和室R2の境界部分に位置する土台1にあって
は洋室R1側の側面)には根太受け材5,5が釘(図示
せず)により取付固定されている。この各根太受け材5
としては、上記土台1と同様の木質系材料が使用され、
その他、合板やLVL等も木質系材料として使用するこ
とができる。
【0015】上記両根太受け材5,5間には根太受け材
5と直交する方向に平行に延びる複数の根太6,6,…
(1本のみ図示する)が掛け渡されている。この各根太
6は後述の床下地材7を支持固定するためのもので、そ
の上面は上記土台1の上面と略面一になるように配置さ
れ、その端部は根太受け材5の上面に載置されて釘(図
示せず)により固定されている。各根太6は上記土台1
と同様に木質系材料からなる。
5と直交する方向に平行に延びる複数の根太6,6,…
(1本のみ図示する)が掛け渡されている。この各根太
6は後述の床下地材7を支持固定するためのもので、そ
の上面は上記土台1の上面と略面一になるように配置さ
れ、その端部は根太受け材5の上面に載置されて釘(図
示せず)により固定されている。各根太6は上記土台1
と同様に木質系材料からなる。
【0016】上記根太6,6,…の上面には複数枚の床
下地材7,7,…(1枚のみ図示する)が一連の連続面
を形成するように敷き並べられ、この各床下地材7は各
根太6に対し釘(図示せず)により固定されている。
下地材7,7,…(1枚のみ図示する)が一連の連続面
を形成するように敷き並べられ、この各床下地材7は各
根太6に対し釘(図示せず)により固定されている。
【0017】この床下地材7の端部のうち、床面の周縁
に位置する端部は、根太6の上面と略面一な土台1上面
にその幅方向中央まで延びるように位置していて、その
状態で土台1に対し釘(図示せず)により固定されてい
る。この各床下地材7には、例えば合板、LVL、OS
B、パーティクルボード、MDF等の木質系板材が使用
され、この他に大建工業(株)製の商品名「ダイライ
ト」等の無機質系板材を使用することもできる。
に位置する端部は、根太6の上面と略面一な土台1上面
にその幅方向中央まで延びるように位置していて、その
状態で土台1に対し釘(図示せず)により固定されてい
る。この各床下地材7には、例えば合板、LVL、OS
B、パーティクルボード、MDF等の木質系板材が使用
され、この他に大建工業(株)製の商品名「ダイライ
ト」等の無機質系板材を使用することもできる。
【0018】上記和室R2と反対側に位置する土台1上
に位置する、床下地材7の端部上には内壁下地受け材8
が柱4,4間に配置された状態で載置され、この内壁下
地受け材8は、床下地材7の端部を土台1の上面との間
に挟んだ状態で該土台1に対し釘(図示せず)により一
体的に固定されている。この内壁下地受け材8として
は、上記根太受け材5で説明したものと同様な材料が使
用される。
に位置する、床下地材7の端部上には内壁下地受け材8
が柱4,4間に配置された状態で載置され、この内壁下
地受け材8は、床下地材7の端部を土台1の上面との間
に挟んだ状態で該土台1に対し釘(図示せず)により一
体的に固定されている。この内壁下地受け材8として
は、上記根太受け材5で説明したものと同様な材料が使
用される。
【0019】床下地材7の端部のうち、和室R2と反対
側に位置する端部近くの上面には複数枚の内壁下地耐力
面材9,9,…(1枚のみ図示する)が立設され、この
各内壁下地耐力面材9の下端部は上記内壁下地受け材8
の側面に釘(図示せず)により固定され、側部は上記柱
4に直接、同様の釘(図示せず)により固定されてい
る。この内壁下地耐力面材9としては、合板、LVL、
OSB、パーティクルボード、MDF等の木質系板材が
使用され、この他に石膏ボード、大建工業(株)製の商
品名「ダイライト」等の無機質系板材を使用することも
できる。
側に位置する端部近くの上面には複数枚の内壁下地耐力
面材9,9,…(1枚のみ図示する)が立設され、この
各内壁下地耐力面材9の下端部は上記内壁下地受け材8
の側面に釘(図示せず)により固定され、側部は上記柱
4に直接、同様の釘(図示せず)により固定されてい
る。この内壁下地耐力面材9としては、合板、LVL、
OSB、パーティクルボード、MDF等の木質系板材が
使用され、この他に石膏ボード、大建工業(株)製の商
品名「ダイライト」等の無機質系板材を使用することも
できる。
【0020】一方、上記和室R2側に位置する土台1
(洋室R1及び和室R2の境界部分に位置するもの)上
には該土台1と同じ幅の敷居11がその下面の洋室R1
側半部に形成した切欠部11aに床下地材7の端部を嵌
合させた状態で固定されている。そして、床下地材7,
7,…上には表面床材としてのフローリング材10が上
面を敷居11上面と略面一にして敷設されている。
(洋室R1及び和室R2の境界部分に位置するもの)上
には該土台1と同じ幅の敷居11がその下面の洋室R1
側半部に形成した切欠部11aに床下地材7の端部を嵌
合させた状態で固定されている。そして、床下地材7,
7,…上には表面床材としてのフローリング材10が上
面を敷居11上面と略面一にして敷設されている。
【0021】本発明の特徴は上記和室R2の床構造にあ
る。この和室R2の床構造の基本構成は上記洋室R1の
床構造と同じであるので、その洋室R1の床構造と同じ
部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略
する。すなわち、和室R2の周囲に位置する土台1のう
ち、洋室R1及び和室R2の境界部分に位置する上記土
台1とそれと平行な土台1との各室中央側の側面(洋室
R1及び和室R2の境界部分に位置する土台1にあって
は和室R2側の側面)にはそれぞれ根太受け材14,1
4が釘(図示せず)により取付固定されている。図1に
も示すように、この各根太受け材14は上記洋室R1側
の根太受け材5とは異なり、その室中央側の側面の上部
にはその上端角部を根太6の高さと略同じ深さで断面略
矩形状に欠き込んでなる欠込み部15が根太受け材14
の長さ方向に沿って連続して形成され、この欠込み部1
5の底面15aは上記洋室R1側の根太受け材5の上面
よりも所定寸法hだけ下がった位置に配置されている。
る。この和室R2の床構造の基本構成は上記洋室R1の
床構造と同じであるので、その洋室R1の床構造と同じ
部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略
する。すなわち、和室R2の周囲に位置する土台1のう
ち、洋室R1及び和室R2の境界部分に位置する上記土
台1とそれと平行な土台1との各室中央側の側面(洋室
R1及び和室R2の境界部分に位置する土台1にあって
は和室R2側の側面)にはそれぞれ根太受け材14,1
4が釘(図示せず)により取付固定されている。図1に
も示すように、この各根太受け材14は上記洋室R1側
の根太受け材5とは異なり、その室中央側の側面の上部
にはその上端角部を根太6の高さと略同じ深さで断面略
矩形状に欠き込んでなる欠込み部15が根太受け材14
の長さ方向に沿って連続して形成され、この欠込み部1
5の底面15aは上記洋室R1側の根太受け材5の上面
よりも所定寸法hだけ下がった位置に配置されている。
【0022】そして、上記両根太受け材14,14間に
亘り複数の根太6,6,…が掛け渡され、この各根太6
の端部は、根太受け材14の欠込み部15の底面15a
上に根太6の上面と根太受け材14の上面とが略面一に
なるように載せ掛けられている。また、図3にも示すよ
うに、上記各根太受け材14の上面と各根太6の上面と
に亘り複数の床下地材7,7,…が載置され、この各床
下地材7の短辺側端部は根太受け材14の上面に、また
長辺側端部及び幅方向中央部は根太6の上面にそれぞれ
釘16,16,…により固定されている。さらに、この
床下地材7,7,…の上面に表面床材としての畳17,
17,…が上面を敷居11上面(従って洋室R1のフロ
ーリング材10上面)と略面一となるように敷設されて
おり、このことで、洋室R1及び和室R2の各床は敷居
11も含めて段差のないバリアフリータイプに構成され
ている。
亘り複数の根太6,6,…が掛け渡され、この各根太6
の端部は、根太受け材14の欠込み部15の底面15a
上に根太6の上面と根太受け材14の上面とが略面一に
なるように載せ掛けられている。また、図3にも示すよ
うに、上記各根太受け材14の上面と各根太6の上面と
に亘り複数の床下地材7,7,…が載置され、この各床
下地材7の短辺側端部は根太受け材14の上面に、また
長辺側端部及び幅方向中央部は根太6の上面にそれぞれ
釘16,16,…により固定されている。さらに、この
床下地材7,7,…の上面に表面床材としての畳17,
17,…が上面を敷居11上面(従って洋室R1のフロ
ーリング材10上面)と略面一となるように敷設されて
おり、このことで、洋室R1及び和室R2の各床は敷居
11も含めて段差のないバリアフリータイプに構成され
ている。
【0023】したがって、この実施形態では、和室R2
の床下地材7,7,…を取り付ける場合、床周囲の土台
1における対向部分の側面の所定高さ位置にそれぞれ根
太受け材14,14を釘によって取り付け、これら両根
太受け材14,14間に複数の根太6,6,…をその端
部が各根太受け材14の欠込み部15の底面15aに載
せ掛けされた状態で掛け渡し、その各根太6の端部を欠
込み部15の底面15aに固定する。次いで、根太受け
材14の上面と根太6の上面とに亘り床下地材7,7,
…を載せた後、その各床下地材7の周囲端部全体、具体
的には床下地材7の短辺側端部を根太受け材14の上面
に、また長辺側端部及び幅方向中央部を根太6の上面に
それぞれ釘16,16,…により固定する。しかる後、
床下地材7上に畳17,17,…を敷き詰めればよい。
の床下地材7,7,…を取り付ける場合、床周囲の土台
1における対向部分の側面の所定高さ位置にそれぞれ根
太受け材14,14を釘によって取り付け、これら両根
太受け材14,14間に複数の根太6,6,…をその端
部が各根太受け材14の欠込み部15の底面15aに載
せ掛けされた状態で掛け渡し、その各根太6の端部を欠
込み部15の底面15aに固定する。次いで、根太受け
材14の上面と根太6の上面とに亘り床下地材7,7,
…を載せた後、その各床下地材7の周囲端部全体、具体
的には床下地材7の短辺側端部を根太受け材14の上面
に、また長辺側端部及び幅方向中央部を根太6の上面に
それぞれ釘16,16,…により固定する。しかる後、
床下地材7上に畳17,17,…を敷き詰めればよい。
【0024】このように和室R2における各床下地材7
の周囲端部の一部が根太受け材14を介して土台1に、
また残りが根太6にそれぞれ取り付けられて、周囲端部
全体が構造部材に固定されるので、図10に示すよう
に、和室R2の床面の水平剛性がより高められ、地震や
台風時の水平力に対しての水平構面として抵抗する力が
強くなる。
の周囲端部の一部が根太受け材14を介して土台1に、
また残りが根太6にそれぞれ取り付けられて、周囲端部
全体が構造部材に固定されるので、図10に示すよう
に、和室R2の床面の水平剛性がより高められ、地震や
台風時の水平力に対しての水平構面として抵抗する力が
強くなる。
【0025】また、様々な床高さに合わせて根太受け材
14を土台1側面に取付固定するだけで、各床下地材7
の端部全体を構造部材に取付固定できるので、従来(図
8及び図9参照)のように根太間の根太受け材上面にブ
ロッキング材を取り付ける施工手間が省け、しかも、根
太受け材14に多量の釘の打込みによる割れが生じるこ
とも抑制できる。
14を土台1側面に取付固定するだけで、各床下地材7
の端部全体を構造部材に取付固定できるので、従来(図
8及び図9参照)のように根太間の根太受け材上面にブ
ロッキング材を取り付ける施工手間が省け、しかも、根
太受け材14に多量の釘の打込みによる割れが生じるこ
とも抑制できる。
【0026】(実施形態2)図4は本発明の実施形態2
を示し(尚、図1及び図2と同じ部分については同じ符
号を付してその詳細な説明は省略する)、根太受け材1
4の欠込み部15を変えたものである。
を示し(尚、図1及び図2と同じ部分については同じ符
号を付してその詳細な説明は省略する)、根太受け材1
4の欠込み部15を変えたものである。
【0027】すなわち、この実施形態では、根太受け材
14の欠込み部15′は根太受け材14の上面の幅方向
全体(室中央側の一部でもよい)を長さ方向に沿って部
分的に欠き込むことで複数形成されている。そして、各
根太6は、上記各欠込み部15′の底面15a′上に載
せ掛けられている。したがって、この実施形態でも上記
実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
14の欠込み部15′は根太受け材14の上面の幅方向
全体(室中央側の一部でもよい)を長さ方向に沿って部
分的に欠き込むことで複数形成されている。そして、各
根太6は、上記各欠込み部15′の底面15a′上に載
せ掛けられている。したがって、この実施形態でも上記
実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
【0028】尚、上記2つの実施形態1,2を比較した
とき、実施形態1では根太受け材14の欠込み部15が
連続的に設けられているので、各根太6の端部の取付位
置を根太受け材14の長さ方向に調整して、様々な根太
6の取付位置に対応できる利点がある。
とき、実施形態1では根太受け材14の欠込み部15が
連続的に設けられているので、各根太6の端部の取付位
置を根太受け材14の長さ方向に調整して、様々な根太
6の取付位置に対応できる利点がある。
【0029】また、上記根太受け材14の欠込み部1
5,15′は施工現場で容易に加工できるが、予め工場
にて加工するようにしてもよい。また、上記各実施形態
は、住宅の1階部分の和室R2に適用したものである
が、本発明は、住宅の2階以上の部分にある和室の床構
造にも適用でき、その場合、胴差や床梁が横架材とな
る。さらに、固定具は釘以外のもの(例えばビス)を使
用することもできる。
5,15′は施工現場で容易に加工できるが、予め工場
にて加工するようにしてもよい。また、上記各実施形態
は、住宅の1階部分の和室R2に適用したものである
が、本発明は、住宅の2階以上の部分にある和室の床構
造にも適用でき、その場合、胴差や床梁が横架材とな
る。さらに、固定具は釘以外のもの(例えばビス)を使
用することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4の発
明によると、バリアフリータイプの床の木質床構造の施
工時、根太受け材を横架材側面に床高さに応じて取り付
け、根太受け材の欠込み部底面に根太を載せ掛けるだけ
で、床下地材の周囲端部全体を構造部材に取り付けるこ
とができ、床面の耐震性や耐風性が向上するとともに、
施工手間の短縮化や根太受け材の釘等の打込み過ぎによ
る割れの抑制を図ることができる。
明によると、バリアフリータイプの床の木質床構造の施
工時、根太受け材を横架材側面に床高さに応じて取り付
け、根太受け材の欠込み部底面に根太を載せ掛けるだけ
で、床下地材の周囲端部全体を構造部材に取り付けるこ
とができ、床面の耐震性や耐風性が向上するとともに、
施工手間の短縮化や根太受け材の釘等の打込み過ぎによ
る割れの抑制を図ることができる。
【図1】本発明の実施形態1の木質床構造を示す斜視図
である。
である。
【図2】和室及び洋室の床構造を示す断面図である。
【図3】和室における床下地材に対する釘打ち位置を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】本発明の実施形態2の木質床構造の要部を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図5】従来例を示す図1相当図である。
【図6】従来例を示す図3相当図である。
【図7】従来例において水平力に対する水平構面として
の抵抗力の作用を示す説明図である。
の抵抗力の作用を示す説明図である。
【図8】他の従来例を示す図1相当図である。
【図9】他の従来例を示す図3相当図である。
【図10】他の従来例及び本発明の実施形態1を示す図
7相当図である。
7相当図である。
R1 洋室 R2 和室 1 土台(横架材) 5 洋室側根太受け材 6 根太 7 床下地材 10 フローリング材 11 敷居 14 和室側根太受け材 15,15′ 欠込み部 15a,15a′ 底面 16 釘(固定具) 17 畳
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外山 竜也 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 大建工業株式会社内 (72)発明者 入山 朋之 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 大建工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 横架材の側面に、根太の高さと略同じ深
さで断面略矩形状に欠き込まれた欠込み部を有する根太
受け材が取り付けられ、 上記根太受け材の欠込み部の底面に根太の端部が、根太
の上面と根太受け材の上面とが略面一になるように載せ
掛けられており、 上記根太受け材の上面と根太の上面とに亘り床下地材が
載置されていて、該床下地材の端部が根太受け材の上面
に固定されていることを特徴とする木質床構造。 - 【請求項2】 請求項1の木質床構造において、 根太受け材の欠込み部は、根太受け材側面の上端角部を
根太受け材の長さ方向に沿って連続して欠き込むことで
形成されていることを特徴とする木質床構造。 - 【請求項3】 請求項1の木質床構造において、 根太受け材の欠込み部は、根太受け材の上面の少なくと
も幅方向の一部を長さ方向に沿って部分的に欠き込むこ
とで複数形成されていることを特徴とする木質床構造。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つの木質床構
造において、 床下地材は、その上面に畳が他の部屋の床表面材と略面
一になるように敷設される和室の床下地材であることを
特徴とする木質床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11114725A JP2000303604A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 木質床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11114725A JP2000303604A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 木質床構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000303604A true JP2000303604A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14645070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11114725A Pending JP2000303604A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 木質床構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000303604A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006299505A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-11-02 | Misato Kk | 複合パネルを使用した床暖房装置 |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11114725A patent/JP2000303604A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006299505A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-11-02 | Misato Kk | 複合パネルを使用した床暖房装置 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041105 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060713 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060725 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061205 |