JP2000303797A - 支保工継手およびそれを用いた支保工構造 - Google Patents
支保工継手およびそれを用いた支保工構造Info
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- JP2000303797A JP2000303797A JP11110392A JP11039299A JP2000303797A JP 2000303797 A JP2000303797 A JP 2000303797A JP 11110392 A JP11110392 A JP 11110392A JP 11039299 A JP11039299 A JP 11039299A JP 2000303797 A JP2000303797 A JP 2000303797A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 地山が安定するまでの所定の地山変形を良好
に許容できると共に、地山が或る程度安定した後は地山
を強固に支持することができる支保工継手およびそれを
用いた支保工構造を提供する。 【解決手段】 本発明による支保工継手10は、一対の
基板11,12間に軸線方向に圧縮変形可能な可縮筒体
13を設け、その可縮筒体の圧縮変形を規制する規制筒
体14〜17を上記基板に一体的に設けたことを特徴と
する。また本発明による支保工構造は、支保工1を複数
個の支保工材1aで構成し、その隣り合う支保工材間
に、上記の支保工継手10を介在させたことを特徴とす
る。
に許容できると共に、地山が或る程度安定した後は地山
を強固に支持することができる支保工継手およびそれを
用いた支保工構造を提供する。 【解決手段】 本発明による支保工継手10は、一対の
基板11,12間に軸線方向に圧縮変形可能な可縮筒体
13を設け、その可縮筒体の圧縮変形を規制する規制筒
体14〜17を上記基板に一体的に設けたことを特徴と
する。また本発明による支保工構造は、支保工1を複数
個の支保工材1aで構成し、その隣り合う支保工材間
に、上記の支保工継手10を介在させたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は例えばNATM工法
等でトンネルを構築する場合などに用いる支保工継手お
よびそれを用いた支保工構造に関する。
等でトンネルを構築する場合などに用いる支保工継手お
よびそれを用いた支保工構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来たとえばNATM工法等でトンネル
を構築する場合には、図5〜図7に示すように掘削した
地山Mの坑壁面Wの内側に、地山の荷重を支持するため
の支保工1をトンネル軸線方向に所定間隔をおいて順次
設置していく。その支保工としては、地山の荷重が吹付
コンクリート2等を介して良好に伝達されるように、U
型鋼、H型鋼、或いは異形棒鋼による組立て鉄筋(ラチ
スガーダー)等を掘削断面と相似なアーチ状に形成した
鋼製支保工が多く用いられている。図中、3はロックボ
ルト、4は覆工、Sはトンネル空間、Cは切羽を示す。
を構築する場合には、図5〜図7に示すように掘削した
地山Mの坑壁面Wの内側に、地山の荷重を支持するため
の支保工1をトンネル軸線方向に所定間隔をおいて順次
設置していく。その支保工としては、地山の荷重が吹付
コンクリート2等を介して良好に伝達されるように、U
型鋼、H型鋼、或いは異形棒鋼による組立て鉄筋(ラチ
スガーダー)等を掘削断面と相似なアーチ状に形成した
鋼製支保工が多く用いられている。図中、3はロックボ
ルト、4は覆工、Sはトンネル空間、Cは切羽を示す。
【0003】しかし、膨張性地山の場合には、トンネル
掘削後に地山変形が生じ、周囲の地山がトンネル内方に
向かって押し出してくる。すると、支保工1には図7に
示すように矢印方向の過大な圧力Pが掛かって、支保工
1が同図鎖線示のように大きく変形したり、破壊する等
のおそれがある。
掘削後に地山変形が生じ、周囲の地山がトンネル内方に
向かって押し出してくる。すると、支保工1には図7に
示すように矢印方向の過大な圧力Pが掛かって、支保工
1が同図鎖線示のように大きく変形したり、破壊する等
のおそれがある。
【0004】そこで、これに対応する手段として、アー
チ状の支保工1を長さ方向(アーチ方向)に収縮可能に
構成した可縮支保工が提案されている。従来の可縮支保
工は、例えば図8に示すように複数本のU型鋼等で構成
し、その隣り合う端部を所定長さづつ重ね合わせて図に
省略したUボルトや係止具等でスライド可能に連結した
構成である。
チ状の支保工1を長さ方向(アーチ方向)に収縮可能に
構成した可縮支保工が提案されている。従来の可縮支保
工は、例えば図8に示すように複数本のU型鋼等で構成
し、その隣り合う端部を所定長さづつ重ね合わせて図に
省略したUボルトや係止具等でスライド可能に連結した
構成である。
【0005】上記の構成により、周囲の地山がトンネル
内空に向かって押し出してきて、アーチ状の支保工1
に、前記図7に示すようような矢印方向の過大な圧力P
が掛かると、支保工1にはアーチ方向に縮む方向の力
(軸力)Fが作用し、支保工1の重ね合わさった部分が
スライドして支保工1がアーチ方向に収縮する。それに
よって地山変形を吸収して支保工が変形したり、破壊さ
れるのを防止することができるものである。
内空に向かって押し出してきて、アーチ状の支保工1
に、前記図7に示すようような矢印方向の過大な圧力P
が掛かると、支保工1にはアーチ方向に縮む方向の力
(軸力)Fが作用し、支保工1の重ね合わさった部分が
スライドして支保工1がアーチ方向に収縮する。それに
よって地山変形を吸収して支保工が変形したり、破壊さ
れるのを防止することができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
可縮支保工には、アーチ方向の収縮を制御する手段がな
いため地山が安定した後も支保工が収縮可能な状態にあ
り、地山を支持する剛性が不足する等の不具合があっ
た。また前記のようなU型鋼をUボルトや係止具等でス
ライド可能に連結するものは、そのスライド動作を許容
した上で連結部分の強度を充分に確保するのが難しく、
例えばUボルトを締め付け過ぎるとスライドしにくくな
り、締め付け力が弱いと連結部分での座屈や曲げ破壊に
繋がる等の問題もあった。
可縮支保工には、アーチ方向の収縮を制御する手段がな
いため地山が安定した後も支保工が収縮可能な状態にあ
り、地山を支持する剛性が不足する等の不具合があっ
た。また前記のようなU型鋼をUボルトや係止具等でス
ライド可能に連結するものは、そのスライド動作を許容
した上で連結部分の強度を充分に確保するのが難しく、
例えばUボルトを締め付け過ぎるとスライドしにくくな
り、締め付け力が弱いと連結部分での座屈や曲げ破壊に
繋がる等の問題もあった。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑みて提案された
もので、前記のような地山変形を良好に吸収できると共
に、地山が安定した後は地山を強固に支持することので
きる支保工継手およびそれを用いた支保工構造を提供す
ることを目的とする。
もので、前記のような地山変形を良好に吸収できると共
に、地山が安定した後は地山を強固に支持することので
きる支保工継手およびそれを用いた支保工構造を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による支保工継手およびそれを用いた支保工
構造は、以下の構成としたものである。
めに本発明による支保工継手およびそれを用いた支保工
構造は、以下の構成としたものである。
【0009】即ち、本発明による支保工継手は、一対の
基板間に軸線方向に圧縮変形可能な可縮筒体を設け、そ
の可縮筒体の圧縮変形を規制する規制筒体を上記基板に
一体的に設けたことを特徴とする。その規制筒体は、少
なくとも可縮筒体の一端側の内外両側に設けるとよい。
基板間に軸線方向に圧縮変形可能な可縮筒体を設け、そ
の可縮筒体の圧縮変形を規制する規制筒体を上記基板に
一体的に設けたことを特徴とする。その規制筒体は、少
なくとも可縮筒体の一端側の内外両側に設けるとよい。
【0010】また本発明による支保工構造は、支保工を
複数個の支保工材で構成し、その隣り合う支保工材間
に、上記の支保工継手を介在させたことを特徴とする。
その支保工がトンネル用のアーチ状のものにあっては、
そのアーチ状支保工の両肩部に上記支保工継手を配置す
るとよい。
複数個の支保工材で構成し、その隣り合う支保工材間
に、上記の支保工継手を介在させたことを特徴とする。
その支保工がトンネル用のアーチ状のものにあっては、
そのアーチ状支保工の両肩部に上記支保工継手を配置す
るとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による支保工継手お
よびそれを用いた支保工構造を図に示す実施形態に基づ
いて具体的に説明する。
よびそれを用いた支保工構造を図に示す実施形態に基づ
いて具体的に説明する。
【0012】図1は本発明による支保工継手の一実施形
態を示すもので、同図(a)は支保工継手の縦断正面
図、同図(b)は(a)におけるb−b線断面図であ
る。
態を示すもので、同図(a)は支保工継手の縦断正面
図、同図(b)は(a)におけるb−b線断面図であ
る。
【0013】図示例の支保工継手10は、一対の基板1
1,12と、その両基板間に配設され軸線方向に圧縮変
形可能な可縮筒体13と、その可縮筒体13の圧縮変形
を規制する規制筒体14〜17とよりなる。
1,12と、その両基板間に配設され軸線方向に圧縮変
形可能な可縮筒体13と、その可縮筒体13の圧縮変形
を規制する規制筒体14〜17とよりなる。
【0014】上記規制筒体14〜17は基板に一体的に
設けるもので、図の場合は規制筒体14,15を基板1
1と、また規制筒体16,17を基板12とそれぞれ金
属鋼材等で一体に形成したものであるが、上記各規制筒
体14〜17と基板11,12とをそれぞれ別体に形成
して溶接等で一体的に固着してもよい。また可縮筒体1
3は金属鋼管等で断面円形に形成され、上記基板11,
12の対向面に溶接等で一体的に固着されている
設けるもので、図の場合は規制筒体14,15を基板1
1と、また規制筒体16,17を基板12とそれぞれ金
属鋼材等で一体に形成したものであるが、上記各規制筒
体14〜17と基板11,12とをそれぞれ別体に形成
して溶接等で一体的に固着してもよい。また可縮筒体1
3は金属鋼管等で断面円形に形成され、上記基板11,
12の対向面に溶接等で一体的に固着されている
【0015】上記規制筒体14〜17は、それぞれ可縮
筒体13と同心状に配置され、基板11側の規制筒体1
4,15と、基板12側の規制筒体16,17とは、そ
れぞれ可縮筒体13の軸線方向の圧縮変形を許容し得る
ように所定の間隔dを置いて対向して配置されている。
また可縮筒体13の内側の規制筒体14,16と、外側
の規制筒体15,17との間には、それぞれ可縮筒体1
3が軸線方向に圧縮変形したときの径方向の変位を許容
し且つ所定以上の変位を規制する隙間gが形成されてい
る。
筒体13と同心状に配置され、基板11側の規制筒体1
4,15と、基板12側の規制筒体16,17とは、そ
れぞれ可縮筒体13の軸線方向の圧縮変形を許容し得る
ように所定の間隔dを置いて対向して配置されている。
また可縮筒体13の内側の規制筒体14,16と、外側
の規制筒体15,17との間には、それぞれ可縮筒体1
3が軸線方向に圧縮変形したときの径方向の変位を許容
し且つ所定以上の変位を規制する隙間gが形成されてい
る。
【0016】図2および図3は上記の支保工継手10を
トンネル構築時のトンネル坑壁面の補強用支保工に適用
した例を示すもので、図2は支保工構造の一実施形態を
示す横断面図、図3は図2における鎖線領域Aの拡大図
である。
トンネル構築時のトンネル坑壁面の補強用支保工に適用
した例を示すもので、図2は支保工構造の一実施形態を
示す横断面図、図3は図2における鎖線領域Aの拡大図
である。
【0017】構築中のトンネルTには、トンネル進行方
向(図3で紙面と交叉方向)に所定の間隔をおいて支保
工1が建て込まれており、その各支保工1はトンネル内
面形状に沿うアーチ状に形成されている。
向(図3で紙面と交叉方向)に所定の間隔をおいて支保
工1が建て込まれており、その各支保工1はトンネル内
面形状に沿うアーチ状に形成されている。
【0018】その各支保工1は、図示例においてはH型
鋼からなる支保工材1aをアーチ方向に複数本設け、隣
り合う支保工材1aを上記の支保工継手10で連結した
構成であり、その支保工継手10と支保工材1aとの間
には、図3および図4(a)に示すようにH型鋼を所定
長さにカットした連結片1bが介在されている。その連
結片1bと支保工材1aとは溶接等で一体的に固着さ
れ、連結片1bと支保工継手10とは溶接もしくはボル
ト等で連結する構成である。
鋼からなる支保工材1aをアーチ方向に複数本設け、隣
り合う支保工材1aを上記の支保工継手10で連結した
構成であり、その支保工継手10と支保工材1aとの間
には、図3および図4(a)に示すようにH型鋼を所定
長さにカットした連結片1bが介在されている。その連
結片1bと支保工材1aとは溶接等で一体的に固着さ
れ、連結片1bと支保工継手10とは溶接もしくはボル
ト等で連結する構成である。
【0019】上記支保工継手10の設置個数や設置位置
は適宜であるが、上記のようなアーチ状の支保工にあっ
ては両肩部、すなわちアーチ状支保工(トンネル横断
面)における上部中央部と両側部との中間付近に設ける
とよく、本実施形態においては図2に示すように左右の
肩部に各々3箇所ずつ、左右合わせて6個の支保工継手
が設けられている。
は適宜であるが、上記のようなアーチ状の支保工にあっ
ては両肩部、すなわちアーチ状支保工(トンネル横断
面)における上部中央部と両側部との中間付近に設ける
とよく、本実施形態においては図2に示すように左右の
肩部に各々3箇所ずつ、左右合わせて6個の支保工継手
が設けられている。
【0020】なお、トンネル内面には前記従来例と同様
に掘削壁面を覆うように吹付コンクリート2が施され、
支保工設置後、支保工材1aおよび連結片1bも吹付コ
ンクリート中に埋まるが、支保工継手部分は図3に示す
ように低強度モルタルや弾性材料等の支保工継手の収縮
を阻害しない被覆材21で覆われている。
に掘削壁面を覆うように吹付コンクリート2が施され、
支保工設置後、支保工材1aおよび連結片1bも吹付コ
ンクリート中に埋まるが、支保工継手部分は図3に示す
ように低強度モルタルや弾性材料等の支保工継手の収縮
を阻害しない被覆材21で覆われている。
【0021】上記の構成において、支保工施工後に周囲
の地山がトンネル内方に向かって押し出してきて、アー
チ状の支保工1に、図3および図4(a)に示すようよ
うな矢印方向の圧力Pが掛かると、支保工1にはアーチ
方向に縮む方向の力(軸力)Fが作用する。その力Fが
所定の限度以下のときは支保工継手10の可縮筒体13
は圧縮変形することなく、上記の状態を維持する。
の地山がトンネル内方に向かって押し出してきて、アー
チ状の支保工1に、図3および図4(a)に示すようよ
うな矢印方向の圧力Pが掛かると、支保工1にはアーチ
方向に縮む方向の力(軸力)Fが作用する。その力Fが
所定の限度以下のときは支保工継手10の可縮筒体13
は圧縮変形することなく、上記の状態を維持する。
【0022】一方、上記の圧力Pが強く、支保工1に所
定の限度以上の力Fが作用すると、可縮筒体13は、図
4(b)に示すように、例えばその一端側、図の場合は
基板2側の端部が内外規制筒体16・17間においてベ
ローズ状(蛇腹状)に圧縮変形する。なお、そのとき上
記規制筒体16,17は、可縮筒体13が上記のように
ベローズ状に圧縮変形するのを許容すると共に、所定以
上に拡径もしくは縮径するのを防止する。
定の限度以上の力Fが作用すると、可縮筒体13は、図
4(b)に示すように、例えばその一端側、図の場合は
基板2側の端部が内外規制筒体16・17間においてベ
ローズ状(蛇腹状)に圧縮変形する。なお、そのとき上
記規制筒体16,17は、可縮筒体13が上記のように
ベローズ状に圧縮変形するのを許容すると共に、所定以
上に拡径もしくは縮径するのを防止する。
【0023】上記のようにして可縮筒体13が圧縮変形
することによって、支保工1がアーチ方向に収縮し、そ
れによって地山の変形を許容すると共に、支保工が変形
したり、破壊されるのを防止することができる。
することによって、支保工1がアーチ方向に収縮し、そ
れによって地山の変形を許容すると共に、支保工が変形
したり、破壊されるのを防止することができる。
【0024】また上記のように地山が変形した後は次第
に地山が安定化すると共に、支保工継手10の対向する
規制筒体14,15および16,17の端部が互いに当
接して可縮筒体13および支保工1の過度の収縮が防止
されて地山が緩むのを防ぐことができる。しかも、可縮
筒体13が上記のようにベローズ状に圧縮変形したと
き、規制筒体17には図4(b)に示すように外向きの
力Qが付勢されているため、支保工周囲の地山から掛か
る前記の圧力Pに対して非常に強い抵抗力を発揮して地
山を安定かつ強固に支持することができるものである。
に地山が安定化すると共に、支保工継手10の対向する
規制筒体14,15および16,17の端部が互いに当
接して可縮筒体13および支保工1の過度の収縮が防止
されて地山が緩むのを防ぐことができる。しかも、可縮
筒体13が上記のようにベローズ状に圧縮変形したと
き、規制筒体17には図4(b)に示すように外向きの
力Qが付勢されているため、支保工周囲の地山から掛か
る前記の圧力Pに対して非常に強い抵抗力を発揮して地
山を安定かつ強固に支持することができるものである。
【0025】上記のように本発明による支保工継手は、
所定の設定した範囲内でのみ収縮して地山の変形を許容
すると共に、所定の地山変形が終了して地山が或る程度
安定化した後は収縮することなく地山を強固に支持する
ことができるもので、特に図示例のようにアーチ状支保
工の両肩部に支保工継手を設けると、その両肩部は地山
の力が大きく働き支保工が破壊しやすい部分なので、こ
こで支保工の変形を良好に吸収し、吸収した後は強い剛
性力で支持することにより一層効果的な地山支保機能を
発揮することができるものである。
所定の設定した範囲内でのみ収縮して地山の変形を許容
すると共に、所定の地山変形が終了して地山が或る程度
安定化した後は収縮することなく地山を強固に支持する
ことができるもので、特に図示例のようにアーチ状支保
工の両肩部に支保工継手を設けると、その両肩部は地山
の力が大きく働き支保工が破壊しやすい部分なので、こ
こで支保工の変形を良好に吸収し、吸収した後は強い剛
性力で支持することにより一層効果的な地山支保機能を
発揮することができるものである。
【0026】なお上記実施形態においては、可縮筒体1
3の両端部に規制筒体を設けたが、いずれか一方の端部
側にのみ規制筒体を設けてもよい。また図示例は支保工
継手を、連結片1bを介して支保工材1aに連結した
が、支保工材1aに直接連結するようにしてもよい。
3の両端部に規制筒体を設けたが、いずれか一方の端部
側にのみ規制筒体を設けてもよい。また図示例は支保工
継手を、連結片1bを介して支保工材1aに連結した
が、支保工材1aに直接連結するようにしてもよい。
【0027】さらに上記実施形態は、トンネルの支保工
に適用した例を示したが、各種の地下空洞や共同溝その
他の洞道等の支保工にも適用できる。
に適用した例を示したが、各種の地下空洞や共同溝その
他の洞道等の支保工にも適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明による支保工
継手およびそれを用いた支保工構造は上記の構成である
から、例えば膨張性地山の支保工に用いた場合にも、支
保工継手が収縮して地山の変形を許容し、支保工が変形
したり破壊されるのを未然に防止できると共に、地山が
安定した後は支保工継手が収縮することなく地山を強固
に支持することができるもので、耐久性および安定性の
よう支保工構造を提供できる等の効果がある。
継手およびそれを用いた支保工構造は上記の構成である
から、例えば膨張性地山の支保工に用いた場合にも、支
保工継手が収縮して地山の変形を許容し、支保工が変形
したり破壊されるのを未然に防止できると共に、地山が
安定した後は支保工継手が収縮することなく地山を強固
に支持することができるもので、耐久性および安定性の
よう支保工構造を提供できる等の効果がある。
【図1】(a)は本発明による支保工継手の一実施形態
を示す縦断正面図。(b)は(a)におけるb−b線断
面図。
を示す縦断正面図。(b)は(a)におけるb−b線断
面図。
【図2】上記支保工継手を用いた支保工構造の一実施形
態を示すトンネルの横断面図。
態を示すトンネルの横断面図。
【図3】上記図2における鎖線部分の拡大図。
【図4】(a)は支保工継手と支保工材との連結状態を
示す縦断面図。(b)は可縮筒体が圧縮変形した状態の
同上図。
示す縦断面図。(b)は可縮筒体が圧縮変形した状態の
同上図。
【図5】(a)は従来の支保工の施工例を示すトンネル
の横断面図。(b)は(a)におけるb−b線断面図。
の横断面図。(b)は(a)におけるb−b線断面図。
【図6】従来の支保工の施工例を示す斜視図。
【図7】地山変形により支保工に掛かる圧力の説明図。
【図8】従来の可縮支保工継手の一部の斜視図。
1 支保工 2 吹付コンクリート 3 ロックボルト 10 支保工継手 11,12 基板 13 可縮筒体 14〜17 規制筒体 M 地山 W トンネル坑壁面 S トンネル空間
Claims (4)
- 【請求項1】 一対の基板間に軸線方向に圧縮変形可能
な可縮筒体を設け、その可縮筒体の圧縮変形を規制する
規制筒体を上記基板に一体的に設けたことを特徴とする
支保工継手。 - 【請求項2】 前記規制筒体は、少なくとも可縮筒体の
一端側の内外両側に設けてなる請求項1に記載の支保工
継手。 - 【請求項3】 支保工を複数個の支保工材で構成し、そ
の隣り合う支保工材間に、前記請求項1または2に記載
の支保工継手を介在させたことを特徴とする支保工構
造。 - 【請求項4】 前記支保工は、トンネル用のアーチ状支
保工であり、そのアーチ状支保工の両肩部に前記支保工
継手を配置してなる請求項3に記載の支保工構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11110392A JP2000303797A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 支保工継手およびそれを用いた支保工構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11110392A JP2000303797A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 支保工継手およびそれを用いた支保工構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000303797A true JP2000303797A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14534658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11110392A Withdrawn JP2000303797A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 支保工継手およびそれを用いた支保工構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000303797A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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