JP2000304034A - 回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置 - Google Patents

回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置

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JP2000304034A
JP2000304034A JP11110716A JP11071699A JP2000304034A JP 2000304034 A JP2000304034 A JP 2000304034A JP 11110716 A JP11110716 A JP 11110716A JP 11071699 A JP11071699 A JP 11071699A JP 2000304034 A JP2000304034 A JP 2000304034A
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JP
Japan
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flange
fixed shaft
fixed
thrust
dynamic pressure
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JP11110716A
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English (en)
Inventor
Koji Sonoda
孝司 園田
隆文 ▲浅▼田
Takafumi Asada
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定軸に対するフランジ3の結合後の直角度
を高くしてスラスト浮上量を確保し、更に、こすれによ
る焼き付きを防止する。 【解決手段】 フランジ3の内径部(固定軸2との結合
面)に周状に凹部3Aを形成することにより、フランジ
3の、固定軸2に対する安定した直角度を得ることがで
き、高速回転中でもスラスト板7のスラスト側動圧軸受
7Aがフランジ3とこすれることなく非接触で回転し、
焼き付きを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ記録再
生装置等の高速、高精度回転装置に用いられる、動圧型
の流体軸受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下図5を参照しながら、従来の流体軸
受装置について例えばビデオテープレコーダの回転ヘッ
ドシリンダを例に説明する。
【0003】図5において、下部固定シリンダ21には
固定軸22の下端が固定され、固定軸22の上端は上部
固定シリンダ31に固定されている。ヘッド20を有す
る回転ヘッジシリンダ24は、スリーブ24Aと一体に
構成されており、固定軸22に回転可能に取り付けられ
ている。
【0004】固定軸22の上端近傍にはリング状のフラ
ンジ23が固定されている。フランジ23は回転シリン
ダ24の凹部に位置するように固定軸22に取り付けら
れている。フランジ23に近接して対向するスラスト板
27が回転シリンダ24に固定されている。
【0005】固定軸22の外周面またはスリーブ24A
の内周面のいずれか一方には少なくとも2組の、例えば
ヘリングボーン形状のラジアル側動圧発生溝24B、2
4Cが設けられている。また、フランジ23と、スラス
ト板27の対向面のいずれか一方にはスラスト側動圧発
生溝27Aが形成されている。スラスト側動圧発生溝2
7Aの構成を図6に示す。図に示すように、各スラスト
側動圧発生溝27Aは曲折した形状を有する。図5にお
いて、スラスト側動圧発生溝27A、ラジアル側動圧発
生溝24B、24C、及び潤滑剤溜まり30は潤滑剤で
満たされている。
【0006】回転シリンダ24はモータロータ26が固
定され、下部固定シリンダ21にはモータステータ25
が固定されている。固定軸22の上部は、上部固定シリ
ンダ31に取り付けられている。
【0007】以上のように構成された流体軸受装置につ
いて、その動作を説明する。図5において、モータステ
ータ25に通電して、回転磁界が発生すると、モータロ
ータ26は、トルクを発生し、回転シリンダ24、スリ
ーブ24A、スラスト板27は図の上方から見て反時計
方向に回転を始める。この時、ラジアル側動圧発生溝2
4B、24Cにおいては、そのポンピング作用により潤
滑剤の圧力が上昇し、スリーブ24Aはラジアル方向で
軸22に非接触で回転する。また、スラスト側動圧発生
溝27Aにおいては、フランジ23に対するスラスト板
27の矢印A方向の回転(図6)によってスラスト側動
圧発生溝27Aの曲折部27Bに潤滑剤が移送され、曲
折部27Bでの油圧が高くなり、浮上力が発生する。そ
の結果、スラスト板27Aは潤滑剤を介してフランジ2
3により支持され、フランジ23に対して非接触で回転
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、次のような問題点がある。図7は従来例
の軸受部にかかわる断面図であるが、図7のフランジ2
3において、図8に示すようにフランジ23の固定軸2
2に対する直角度が悪いと、適切な浮上力は得られず、
フランジ23の周端面23Aがスラスト板27と接触を
起こし、こすれながら回転を生じる。その結果、スラス
ト軸受側で焼き付きを起こしやすくなってしまう。
【0009】図9は従来例におけるフランジ23を表し
た図であり、このフランジ23を固定軸22に固定する
に際し、図9(a)に示すようにフランジ23の、固定
軸22との結合面であるフランジ内部径23Bの本来の
あるべき形状を図面上ではストレート形状にしている
が、実際の加工後の形状としては、図9(b)に示すよ
うに加工によるダレや形状精度の影響によって、内径部
の形状は23Cのような形状になることがあった。
【0010】図10は、前記フランジ23を圧入等によ
り固定軸22に結合した場合を表した図であるが、図1
0(a)に示すように、前記フランジ23の内径部23
Cが例えば曲面状の形状を有しているため、固定軸22
と結合した後は、図10(b)に示すように、固定軸2
2に対するフランジ23の結合後の直角度が安定して得
られなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置は、一
端が固定部に固定された固定軸と、前記固定軸の他端部
近傍に固定されたフランジと、前記固定軸に回転可能に
支持されているスリーブと、前記スリーブの端面近傍
の、前記フランジに近接して対向する位置に固定され、
前記固定軸の貫通孔を有するスラスト板と、前記固定軸
の外周面及びスリーブ内周面の少なくともいずれか一方
に形成され、前記潤滑剤を保持するラジアル側動圧発生
溝と、前記フランジ及びスラスト板の互いに対向する面
のいずれか一方の面に形成され、前記潤滑剤を保持する
スラスト側動圧発生溝と、前記固定部に取り付けられた
モータステータと、前記スリーブに取り付けられたモー
タロータとを有し、前記フランジの前記固定軸との結合
面に、周状に凹部を設けたことを特徴とする。
【0012】上記構成によって、フランジは固定軸に対
し、結合面上の2箇所で支持結合されることとなり、そ
の結果、前記固定軸に対するフランジの直角度は安定し
た良好な結果が得られる。これによって、スラスト板が
回転しても、固定軸に対するフランジの直角度が良いた
め、適切なスラスト浮上量によって、フランジの周端面
はスラスト板と非接触となり、焼き付きは解消される。
【0013】すなわち、フランジの内径部(固定軸との
結合面)に周状に凹部を形成することにより、フランジ
の、固定軸に対する安定した直角度を得ることができ
る。従って、高速回転中でも前記凹部により、固定軸に
結合された直角度良好なフランジによって、スラスト側
動圧軸受がこすれることなく非接触で回転し、焼き付き
を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態につい
て、ビデオテープレコーダの回転ヘッドシリンダを例と
し図1〜4を参照しながら説明する。
【0015】図1において、固定部としての下部固定シ
リンダ1には固定軸2の下端が固定され、固定軸2の上
端は上部固定シリンダ11に固定されている。ヘッド2
0を有する回転ヘッドシリンダ4は、スリーブ4Aと一
体に構成されており、固定軸2に回転可能に取り付けら
れている。
【0016】固定軸2の上端近傍には図3(a)に示す
リング状のフランジ3が固定されている。ここで、フラ
ンジ3の内径部(固定軸との結合面)には図3(b)に
示すように、周状に凹部3Aを設けている。フランジ3
は回転シリンダ4の凹部に位置するように固定軸2に取
り付けられている。フランジ3に近接して対向するスラ
スト板7が回転シリンダ4に固定されている。
【0017】固定軸2の外周面またはスリーブ4Aの内
周面のいずれか一方には少なくとも2組の、例えばヘリ
ングボーン形状のラジアル側動圧発生溝4B、4Cが設
けられている。また、フランジ3と、スラスト板7の対
向面のいずれか一方にはスラスト側動圧発生溝7Aが形
成されている。
【0018】回転シリンダ4にはモータロータ6が固定
され、下部固定シリンダ1にはモータステータ5が固定
されている。固定軸2の上部は、上部固定シリンダ11
に取り付けられている。
【0019】以上のように構成された流体軸受装置につ
いて、その動作を説明する。図1において、モータステ
ータ5に通電して、回転磁界が発生すると、モータロー
タ6は、トルクを発生し、回転シリンダ4、スリーブ4
A、スラスト板7は図の上方から見て反時計方向に回転
を始める。この時、ラジアル側動圧発生溝4B、4Cに
おいては、そのポンピング作用により潤滑剤12の圧力
が上昇し、スリーブ4Aはラジアル方向で軸2に非接触
で回転する。また、スラスト側動圧発生溝7Aにおいて
は、フランジ3とスラスト板7の回転によってスラスト
側動圧発生溝に潤滑剤12が移送され、非接触で回転す
る。
【0020】更に、図3(b)に示すように、フランジ
3の内径部(固定軸との結合部)には周状に凹部3Aが
形成されている。図4は本実施形態におけるフランジ3
を圧入等により固定軸2に結合した場合を表した図であ
るが、図4(a)に示すように、前記フランジ3の内径
部に周状の凹部3Aを有しているため、固定軸2と結合
した後は図4(b)に示すように、固定軸2によりフラ
ンジ3は、2箇所の周状の接合面3B、3Cで支持され
る形となり、固定軸2に対するフランジ3の直角度は安
定かつ良好となる。そのため、スラスト板7は非接触で
浮上することができる。
【0021】従って、スラスト軸受側の焼き付きは解消
される。
【0022】以上のように、本実施形態によれば、モー
タの回転時において、フランジの固定軸に対する直角度
の不良により引き起こされるスラスト軸受側の焼き付き
は解消され、長期にわたり非接触で安定した回転が得ら
れる。
【0023】なお、ラジアル側動圧発生溝4B、4Cは
スリーブ4Aの内周に形成した場合について説明した
が、固定軸2の外周面に形成しても同様の効果が得られ
る。
【0024】また、本実施形態においては、スリーブ4
Aと回転シリンダ4は一体に構成されている場合につい
て説明したが、ダイキャスト構成部品、プレス構成部品
等からなる別部材で構成してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、固定軸と
の結合面であるフランジの内周部に周状に凹部を形成す
ることにより、フランジの、固定軸に対する組立時の安
定した直角度を得ることができる。従って、高速回転中
でも前記凹部を設けたことにより、固定軸に結合された
直角度良好なフランジと、スラスト側動圧発生溝を設け
たスラスト板とが互いにこすれることなく非接触で回転
し、焼き付きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の流体軸受装置の断面図
【図2】図1に示す流体軸受装置の軸受部の詳細図
【図3】(a)フランジの平面図 (b)本図(a)に示すフランジの断面図
【図4】(a)フランジと固定軸との圧入結合前の相互
関係を示す図 (b)フランジと固定軸との圧入結合後の状態を示す図
【図5】従来の流体軸受装置の断面図
【図6】スラスト板のスラスト動圧発生溝の例を示す平
面図
【図7】従来の流体軸受装置の軸受部の詳細図
【図8】従来の、軸に対するフランジの直角度が不良の
状態を示す説明図
【図9】(a)フランジのあるべき形状を示す断面図 (b)従来のフランジの加工後の形状を示す断面図
【図10】(a)図9(b)に示すフランジと固定軸と
の圧入結合前の状態を示す図 (b)本図(a)の状態から、圧入結合を完了した後の
状態を示す図
【符号の説明】
1 下部固定シリンダ 2 固定軸 3 フランジ 3A 周状の凹部 4 回転シリンダ 4A スリーブ 4B、4C ラジアル側動圧発生溝 5 モータステータ 6 モータロータ 7 スラスト板 7A スラスト側動圧発生溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が固定部に固定された固定軸と、前
    記固定軸の他端部近傍に固定されたフランジと、前記固
    定軸に回転可能に支持されているスリーブと、前記スリ
    ーブの端面近傍の、前記フランジに近接して対向する位
    置に固定され、前記固定軸の貫通孔を有するスラスト板
    と、前記固定軸の外周面及びスリーブ内周面の少なくと
    もいずれか一方に形成され前記潤滑剤を保持するラジア
    ル側動圧発生溝と、前記フランジ及びスラスト板の互い
    に対向する面のいずれか一方の面に形成され前記潤滑剤
    を保持するスラスト側動圧発生溝と、前記固定部に取り
    付けられたモータステータと、前記スリーブに取り付け
    られたモータロータと有し、前記フランジの前記固定軸
    との結合面に、周状に凹部を設けたことを特徴とする流
    体軸受装置。
JP11110716A 1999-04-19 1999-04-19 回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置 Pending JP2000304034A (ja)

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