JP2000304971A - 光ファイバコネクタ用部品及びその製造方法 - Google Patents

光ファイバコネクタ用部品及びその製造方法

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JP2000304971A
JP2000304971A JP11154213A JP15421399A JP2000304971A JP 2000304971 A JP2000304971 A JP 2000304971A JP 11154213 A JP11154213 A JP 11154213A JP 15421399 A JP15421399 A JP 15421399A JP 2000304971 A JP2000304971 A JP 2000304971A
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molding
wire
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fiber connector
metallic wire
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JP11154213A
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Shinichi Okamoto
眞一 岡本
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Koshin Giken KK
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Koshin Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】フェルールの製造に於いて、プラスチック
を原料にし、金属線をコアにした成形による方法を採用
することにより、従来の問題点を解決し、管理が容易
で、不良率が低く、生産性を高めること等を可能にす
る。 【解決方法】金属線6を型内に位置合わせして張った状
態で入れて、プラスチックを成形し固化した後、当該金
属線6を引き抜いてフェルールを製造する方法を採用し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバコネクタ用
部品、及びその製造方法に関するものであり、さらに詳
しく説明すると、光ファイバコネクタは、断面が真円形
で0.125mmφの太さの光ファイバを円筒形の管に
通して支えることにより、光ファイバの中心にあるコア
同士の位置を正確に合わせて接続を図るものであり、い
くつかの部品で成り立っているが、その中心部にある光
ファイバを支持する一般には、フェルールと言われてい
る部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバコネクタ用部品のひと
つである光ファイバを支持する菅状部品のフェルール
は、例えば図1(a)(b)に示すような形状であり、
材質は、ジルコニアセラミックスを使用したものが主流
を占めている。図1(a)は、一芯タイプのフェルール
1で太さ2mmφ、長さ8mm程度の円柱形状で中心に
0.126mmφの真円形孔2が穿孔されたものであ
り、図1(b)は、2芯タイプのものである。
【0003】製造するには、まずジルコニア粉末と樹脂
の混合物を原料にして射出成形、圧縮成形などにより成
形し、次に500℃程度の温度で焼いて樹脂分を分解
し、次に1200℃程度以上の高温で焼成した後、細孔
の寸法が出ないため線状のダイヤモンド研磨体を通して
手作業で正確な寸法出しをするという手間のかかる方法
で製造しているが次のような問題点があった。
【0004】成形するのに、タングステン化合物などの
超硬ピンをコアに使用した成形をしているが、極めて硬
いジルコニア粉末により摩耗するなどの理由で所定の孔
径が得られないことから、線状のダイヤモンド研磨体で
寸法出しをしなければならないため、手作業にたよらな
ければ出来ない難しさがあり、また作業者の高度の熟練
を要することから、孔径の寸法不良率も高くなり、ま
た、そのために寸法の管理に手間がかかる。
【0005】また、前記したように超硬ピンをコアに使
用しているため、ピンの折れ、ピンの曲がりなどが発生
しやすく、その都度ピンを取り替える手間と、気付かず
に生産して多量の不良品を製造してしまうことがある。
【0006】また、孔径を出すのに作業者の高度に熟練
した手作業に頼らなければならないため、生産性が低
い。
【0007】また、従来は、主として図1の(a)に示
すような一芯タイプのものが主流を占めていたが、次第
に図1(b)に示すような二芯タイプ、或いはそれ以上
の多芯タイプのものが要求されるようになったため、特
にダイヤモンド研磨体による研磨寸法出し工程が非常に
難しく三芯以上になると実質的に製造が不可能になるな
どの問題があった。
【0008】また一方において端末機器などに、ごく一
部であるがプラスチック製のフェルールが使用されてい
るが、超硬合金製のピンを使用した通常の成型方法を採
用しているために、前記と同様のピンの折れ、ピンの摩
耗、ピンの曲りなどが発生して、その都度ピンを取り替
えるため、その管理の手間とコストがかかったり、ピン
が曲がったり、折れた状態で大量に製造してしまって品
質上の大きな問題を発生したりして、生産性、品質に問
題が有って殆ど実用化されていないのが現状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上に鑑み、
寸法安定性が良く、管理が容易で、作業者の熟練を特に
必要とせず、そのため不良率も低く、生産性が極めて高
く、また二芯以上の多芯用の光ファイバコネクタ用部品
であっても極めて容易に製造することができる方法を提
供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、型内に金属線を正確に位置合わせして導
入し、強く引っ張った状態で型締めし、液体状の樹脂を
注入して成形して固化または硬化し、成形品を当該金属
線ごと取り出した後で、当該金属線を引き抜き、そして
ゲート処理、バリ処理などする方法を採用した。
【0011】更に詳しく説明すると、図2は本発明の一
実施例を示す概略要所構成図であるが、上型3、下型
4、パーティング部5、金属線6、線ガイド用溝7、ゲ
ート部8、製品部9で構成されている。
【0012】本発明に於ける成形方法は、射出成形、圧
縮成形、注型成形などを採用することができ、ブラスチ
ックは、耐熱性、耐ストレスクラック性、耐衝撃性、耐
水性などの耐薬品性、耐経時変化性などの優れたもので
あれば何でもよく、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいず
れも採用できる。熱可塑性樹脂では、ポリエステル樹
脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、変性フェニ
レンエーテル樹脂などのエンジニアリングプラスチック
が望ましく熱硬化樹脂では、フェノール樹脂、メラミン
樹脂、エポキシ樹脂などが望ましい。またグラスファイ
バー、カーボンファイバー、ケブラー、アモロファス金
属などの繊維や、アルミナ、炭化ケイ素、グラファイト
などのウィスカーで強化したものが望ましい。
【0013】前記した射出成形の場合には、一般には熱
可塑性樹脂を使用するが熱硬化性樹脂も使用でき、圧縮
成形の場合には、熱硬化性樹脂を使用するが図2に示し
たゲート部8は無くてよい。注型成形の場合には、エポ
キシ樹脂などの低粘度の液状樹脂を使用して減圧状態で
ゲート部8から樹脂を注入すればよい。
【0014】上型3、下型4は、射出成形、圧縮成形の
場合には主に鉄製の金型を使用し、注型成形の場合に
は、金型、または樹脂型を使用する。
【0015】また、ジルコニアなどの粉末と樹脂の混合
物、又は金属粉末と樹脂の混合物を使用し、金属線6を
コアにして射出成形、圧縮成形などで成形し、固化した
後、金型から取り出して金属線を引き抜き、500〜1
400℃程度で焼成してセラミックス製、又は金属製の
フェルールを製造する方法も本発明の範囲内にある。
【0016】金属線6は、耐腐食性が良好で引張強度が
高く強靭な材質のものであれば何でも使用可能である
が、例えば鉄合金、銅合金、アルミ合金などが望ましく
SUSが特に望ましい。金属線3の太さは、一芯タイプ
のフェルールの場合には、使用する材料の収縮率に応じ
て僅かに太さを太くする必要があり、0.126〜0.
129mmφ程度から選択される。金属線の太さの製造
管理は、重要でありダイスから押し出す方法、伸線によ
る方法などで太さの調整を実施する。また金属線は、成
形する直前までに、ペインタブルの離型剤で離型処理す
るのが望ましい。
【0017】線ガイド溝7は、金属線を型内に導入する
際の位置決めを容易にすることを目的とするものであ
り、例えば図3に示すようにV字形の線ガイド溝7を下
型4の端部に設け、ここから金属線が隙間無く正確に半
分の深さまで入る線溝10が製品部につながった構成と
なっている。
【0018】ゲート部8は、図2においては上型3の製
品部9の上に設けられた構成となっているが、特に、こ
の部分に限定するものでは無い。
【0019】これまでは金属線を一本使用した一芯タイ
プのフェルールに関するものであり、二本或いはそれ以
上の本数の金属線を使用することも出来るが、この場合
金属線の位置は、パーティング部に並べる構成となる。
図4は、その例を示す断面図であるが(a)は、これま
で述べた一芯タイプであり、(b)(c)は、四芯タイ
プで金属線がくっついた場合と離れた場合で、いずれも
製造可能である。
【0020】また金属線に断面形状が円形以外の、例え
ば図5に示すような断面形状の線を一本使用することも
可能である。
【0021】また、従来は、図1に示すような円筒形の
フェルールと複数個の部品を組み合わせてコネクターを
製造していたが、これらの部品を一体化して複雑形状で
製造することも容易に出来る。
【0022】
【作用】本発明の方法によれば、従来の方法と全く異な
る金属線を張ったものをコアにし、各種樹脂により成形
する方法を採用したため、金属線は、一回限りの使用の
ため従来のコアピンの摩耗、折れ、曲がりなどの異常が
発生せず、従って所定の孔径が成形だけで十分に得られ
ることから、手作業が殆ど無く作業者の熟練も必要とせ
ず、また不良率が低く、生産性が高く、そして二芯以上
の多芯用のフェルールであっても容易に製造することが
可能である。
【0023】
【実施例】(実施例1)以下本発明の実施例を説明する
と、断面が真円形の0.127mmφのSUS304線
を準備し、離型剤(リリーザゲンH−15−11N)に
浸漬して乾燥した後、図2に示すような射出成形用金型
内に強く張った状態で所定の位置に導入て型締めした。
ガラス繊維強化変性フェニレンエーテル樹脂を加熱状態
で通常の射出をして冷却した後、型開きして金属線をイ
ンサートした状態のままで取り出してから、金属線を引
き抜いた後、ゲート処理、研磨処理をして完成品にし
た。この様に製造したフェルールは、規格内にある問題
の無い製品であった。
【0024】(実施例2)カーボン繊維強化フェノール
樹脂を使用して、実施例1と同様の方法で熱硬化性樹脂
の射出成形によりフェルールの完成品にした。このよう
に製造したフェルールは、規格内にある問題のない製品
であった。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上に示した方法及び構成に
より以下のような効果を奏する。従来は、孔径が出ない
ため手作業でダイヤモンド研磨体で磨いて寸法出しする
という工程がネックとなっていて、高度の熟練を要する
手作業に頼っているために不良率が高く、そのために寸
法管理に手間取るという問題が有ったが、本発明は、従
来の方法と全く異なる金属線をコアにした成形を採用し
たので、金属線は、一回限りの使用のためコアの摩耗な
どが無いため、予め収縮率に合わせた金属線の太さを採
用すれば規格通りの孔径寸法が十分に得られることか
ら、出来たものを研磨体で磨く必要は無く、手作業が殆
どなく、従って、不良率の低下と、寸法管理の容易性を
図ることができる。
【0026】また、従来は、高度の熟練した手作業によ
らなければ出来ないために、生産性が低いという問題が
有ったが、本発明の方法によれば手作業が殆ど無いため
生産性が高い。
【0027】また、従来の方法では、多芯タイプのもの
の研磨寸法出しに於いて非常に難しく、三芯以上になる
と実質的に不可能という問題が有ったが、本発明の方法
によれば、一芯タイプと変わりなく極めて容易に製造で
きる。
【0028】また、従来から一部で使用されていた樹脂
フェルールは、コアピンの曲り、折れ、摩耗による寸法
不良などがあり、これによる品質の問題と、その都度コ
アピンを取り替える手間がかかるなどで生産性が低い問
題も有ったが、本発明の方法によればコアの金属線は、
一回限りの使用のため、これらの問題はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来法に係るフェルールの正面断面図と側面図
である。
【図2】本発明に係るフェルールの製造方法の一例を示
す正面断面図と側面図である。
【図3】本発明に係る下型の、線を位置決めして金型に
導入する一例を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る一本又は複数本の線を金型内に入
れる時の方法を示す断面図である。
【図5】本発明に係る、断面が円形以外の線を使用し
て、多芯タイプのフェルールを製造する時の線の断面形
状の例を示す図である。
【符号の説明】
1 フェルール 2 真円
形孔 3 上型 4 下型 5 パーティング部 6 金属
線 7 線ガイド用溝 8 ゲー
ト部 9 製品部 10 線溝

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属線を成形用型内に位置合わせし、かつ
    張った状態で入れて、液体状のプラスチックを導入して
    成形し、固化した後、当該線を引き抜くことを特徴とす
    る光ファイバコネクタ用部品及びその製造方法。
  2. 【請求項2】成形方法に射出成形を採用することを特徴
    とする請求項1記載の光ファイバコネクタ用部品及びそ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】成形方法に圧縮成形を採用することを特徴
    とする請求項1記載の光ファイバコネクタ用部品及びそ
    の製造方法。
  4. 【請求項4】成形方法に注型成形を採用することを特徴
    とする請求項1記載の光ファイバコネクタ用部品及びそ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】当該金属線を複数本使用することを特徴と
    する請求項1記載の光ファイバコネクタ部品及びその製
    造方法。
  6. 【請求項6】当該金属線に、断面形状が円形以外のもの
    を使用した多芯タイプ用の請求項1記載の光ファイバコ
    ネクタ用部品及びその製造方法。
  7. 【請求項7】二部品或いは、それ以上の部品を組立てた
    状態の複雑形状に成形することを特徴とする請求項1記
    載の光ファイバコネクタ用部品及びその製造方法。
  8. 【請求項8】成形用原料にセラミックス粉末とプラスチ
    ックの混合物を使用し、成形して固化し、当該金属線を
    引き抜いた後、焼成してプラスチックを分解除去し、セ
    ラミックス製のフェルールを製造することを特徴とする
    請求項1記載の光ファイバコネクタ用部品及びその製造
    方法。
  9. 【請求項9】成形用原料に金属粉末とプラスチックの混
    合物を使用し、成型して固化し、当該金属線を引き抜い
    た後、焼成してプラスチックを分解除去し、金属製のフ
    ェルールを製造することを特徴とする請求項1記載の光
    ファイバコネクタ部品及びその製造方法。
JP11154213A 1999-04-23 1999-04-23 光ファイバコネクタ用部品及びその製造方法 Pending JP2000304971A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002069009A1 (en) * 2001-02-26 2002-09-06 Chikuma Industrial Limited Ferrule for optical-fiber connector and process for producing the same
US8002442B2 (en) 2007-11-14 2011-08-23 Schott Ag Color filter and method for its manufacture

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