JP2000306789A - 保安機構を備えたケース入りコンデンサとその製造方法 - Google Patents
保安機構を備えたケース入りコンデンサとその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 コンデンサの異常時に高まるケース内圧力
で、蓋板を平坦に膨出させて基板実装タイプの保安機構
付きコンデンサとする。 【解決手段】 金属製蓋板1の孔1aに圧入したリング
パッキング1bの孔と、蓋板1の周面部1Aを除いた面
を挟んだ二枚の絶縁板2の孔3とに延展性金属で作った
外鍔4付きの外部端子金具5をその鍔面に配したゴムリ
ング6まで挿通し、絶縁板2から突出した端子金具突出
部7の周縁部分を外鍔方向に押し削りコキ広げカシメて
絶縁板2の面に圧接した鍔部10と成すことで、ゴムリ
ング6を外鍔4と絶縁板2とできつく挟んで圧縮し、絶
縁板2に外端子金具5を気密状態で植設し、また、金具
突出部7または、外鍔4の端部を支持板11に植設した
内部端子金具12の端部に所定引張力で離れる溶着強度
の保安溶着部yで接合してこの内部端子金具12にコン
デンサ素子13からのリード箔13aを接続した。
で、蓋板を平坦に膨出させて基板実装タイプの保安機構
付きコンデンサとする。 【解決手段】 金属製蓋板1の孔1aに圧入したリング
パッキング1bの孔と、蓋板1の周面部1Aを除いた面
を挟んだ二枚の絶縁板2の孔3とに延展性金属で作った
外鍔4付きの外部端子金具5をその鍔面に配したゴムリ
ング6まで挿通し、絶縁板2から突出した端子金具突出
部7の周縁部分を外鍔方向に押し削りコキ広げカシメて
絶縁板2の面に圧接した鍔部10と成すことで、ゴムリ
ング6を外鍔4と絶縁板2とできつく挟んで圧縮し、絶
縁板2に外端子金具5を気密状態で植設し、また、金具
突出部7または、外鍔4の端部を支持板11に植設した
内部端子金具12の端部に所定引張力で離れる溶着強度
の保安溶着部yで接合してこの内部端子金具12にコン
デンサ素子13からのリード箔13aを接続した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電解コンデンサ
やMF(メタライズド・フイルム)コンデンサのような
ケース入りコンデンサの異常時に高まるケース内圧力に
より金属製蓋板を外方に変位させて外部端子金具とコン
デンサ素子との間の導通を遮断するようにした保安機構
を備えたケース入りコンデンサとその製造方法に関す
る。
やMF(メタライズド・フイルム)コンデンサのような
ケース入りコンデンサの異常時に高まるケース内圧力に
より金属製蓋板を外方に変位させて外部端子金具とコン
デンサ素子との間の導通を遮断するようにした保安機構
を備えたケース入りコンデンサとその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の保安機構付きコンデンサとして
は、従来、例えば実公平6−39446号公報記載のも
のが有った。この従来の技術は、内部にコンデンサ素子
を格納した金属製ケースと、この金属製ケースの上側開
口部の周縁に弾性パッキングを介して気密に装着した金
属製上蓋と、この金属製上蓋を貫通するように設けてあ
り、アルミニウムリベットの下方部にアルミニウムハト
メを挿入圧接してなる複合形の第1リベットと、上部の
樹脂成形体と上記アルミニウムハトメとの間に圧縮挾持
してあって、上記第1リベットを上記金属製上蓋に対し
気密に、かつ絶縁して装着させる弾性部材と、上記アル
ミニウムリベットの上端部に溶接した外部端子と、上記
アルミニウムリベットの下端部に溶接した弱点部付アル
ミニウム箔板と、この弱点部付アルミニウム箔板を挿通
させる孔部を設けた樹脂成形固定板と、この樹脂成形固
定板に装着した第2リベットと、この第2リベットによ
り、上記弱点部付アルミニウム箔板と共に固定接続した
上記コンデンサ素子からの引出しリード箔板とを備えた
構成を有する保安装置付電解コンデンサである。
は、従来、例えば実公平6−39446号公報記載のも
のが有った。この従来の技術は、内部にコンデンサ素子
を格納した金属製ケースと、この金属製ケースの上側開
口部の周縁に弾性パッキングを介して気密に装着した金
属製上蓋と、この金属製上蓋を貫通するように設けてあ
り、アルミニウムリベットの下方部にアルミニウムハト
メを挿入圧接してなる複合形の第1リベットと、上部の
樹脂成形体と上記アルミニウムハトメとの間に圧縮挾持
してあって、上記第1リベットを上記金属製上蓋に対し
気密に、かつ絶縁して装着させる弾性部材と、上記アル
ミニウムリベットの上端部に溶接した外部端子と、上記
アルミニウムリベットの下端部に溶接した弱点部付アル
ミニウム箔板と、この弱点部付アルミニウム箔板を挿通
させる孔部を設けた樹脂成形固定板と、この樹脂成形固
定板に装着した第2リベットと、この第2リベットによ
り、上記弱点部付アルミニウム箔板と共に固定接続した
上記コンデンサ素子からの引出しリード箔板とを備えた
構成を有する保安装置付電解コンデンサである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の技術
は、ケース入り電解コンデンサに異常が生じた時に、金
属製ケース内の圧力の上昇により金属製上蓋は上方向へ
ふくらむように大きく変形する。このような金属製上蓋
の上方向への変形に伴って、この金属製上蓋に対し気密
に、かつ絶縁されて装着してある第1リベットも上方向
へ変位するために、第1リベットに溶接した弱点部付ア
ルミニウム箔板を上方向個へ引張り、その弱点部で容易
に切断することになる。その結果、弱点部付アルミニウ
ム箔板とコンデンサ素子からの引出しリード箔板との接
続を切断してこれにより電解コンデンサの電気回路を遮
断できるとしているものである。
は、ケース入り電解コンデンサに異常が生じた時に、金
属製ケース内の圧力の上昇により金属製上蓋は上方向へ
ふくらむように大きく変形する。このような金属製上蓋
の上方向への変形に伴って、この金属製上蓋に対し気密
に、かつ絶縁されて装着してある第1リベットも上方向
へ変位するために、第1リベットに溶接した弱点部付ア
ルミニウム箔板を上方向個へ引張り、その弱点部で容易
に切断することになる。その結果、弱点部付アルミニウ
ム箔板とコンデンサ素子からの引出しリード箔板との接
続を切断してこれにより電解コンデンサの電気回路を遮
断できるとしているものである。
【0004】したがってこの従来例は、コンデンサの異
常時に高まるケース内圧力で、従来例公報中図2のよう
に、金属製上蓋の中央部が丸く弯突して、外部端子を外
側方向に傾けつつ第1リベットを傾動させて弱点部付き
アルミ箔を切断する構成のため、外部端子に接続する外
部導体が被覆電線のようなフレキシブル導体の場合には
良いが、外部端子をプリント配線基板のスルーホール等
の接続用差し込み孔に装着し、外部端子の基板突出部を
上記印刷配線基板の導電ランドに半田付接続して使うた
めの所謂『基板実装タイプ』のコンデンサとした場合、
外部端子が不動のため第1リベットが傾かなくなる結
果、コンデンサの異常時に切れる筈の弱点部付きアルミ
箔板が切断しない不感事故も生じるので、この従来例
は、基板実装タイプのコンデンサとしては使えないとい
う大きな問題点が有る。
常時に高まるケース内圧力で、従来例公報中図2のよう
に、金属製上蓋の中央部が丸く弯突して、外部端子を外
側方向に傾けつつ第1リベットを傾動させて弱点部付き
アルミ箔を切断する構成のため、外部端子に接続する外
部導体が被覆電線のようなフレキシブル導体の場合には
良いが、外部端子をプリント配線基板のスルーホール等
の接続用差し込み孔に装着し、外部端子の基板突出部を
上記印刷配線基板の導電ランドに半田付接続して使うた
めの所謂『基板実装タイプ』のコンデンサとした場合、
外部端子が不動のため第1リベットが傾かなくなる結
果、コンデンサの異常時に切れる筈の弱点部付きアルミ
箔板が切断しない不感事故も生じるので、この従来例
は、基板実装タイプのコンデンサとしては使えないとい
う大きな問題点が有る。
【0005】また、この従来例は、肝心の第1リベット
の上蓋に対する固定の仕方が、弾性パッキングを圧縮し
てのハトメまたは中空リベットの圧嵌だけであるため、
第1リベットが軟質金属であるアルミニウムの場合は、
リベットに対するハトメ(中空リベット)の圧嵌強度が
小さく、上記パッキングの圧縮復元弾撥力または少しの
外力で、第1リベットがグラ付き始め、上記従来例の請
求項3の発明では、肝心の弱点部付きアルミ箔が千切れ
てしまったり、リベット自体が抜けてしまうという本質
的な問題点が有る。
の上蓋に対する固定の仕方が、弾性パッキングを圧縮し
てのハトメまたは中空リベットの圧嵌だけであるため、
第1リベットが軟質金属であるアルミニウムの場合は、
リベットに対するハトメ(中空リベット)の圧嵌強度が
小さく、上記パッキングの圧縮復元弾撥力または少しの
外力で、第1リベットがグラ付き始め、上記従来例の請
求項3の発明では、肝心の弱点部付きアルミ箔が千切れ
てしまったり、リベット自体が抜けてしまうという本質
的な問題点が有る。
【0006】さらに、上記従来例は、第1リベットがア
ルミニウム以外の導体であっても、そのハトメ(または
中空リベット)圧嵌め部の微小なスキマからケース内の
電解液が毛細管作用で滲透して入り込み、肝心の圧嵌部
が腐食したり、電解液の潤滑作用で、ますますリベット
が抜け易くなると共に、アルミ箔の挾持接続部のゆるみ
により、リベットとアルミ箔との接触抵抗が経年変化で
大となり、コンデンサとしての耐用寿命が短かく、せい
ぜい5年程しか使用できないという、これまた本質的か
つ、重大な問題点が有る。
ルミニウム以外の導体であっても、そのハトメ(または
中空リベット)圧嵌め部の微小なスキマからケース内の
電解液が毛細管作用で滲透して入り込み、肝心の圧嵌部
が腐食したり、電解液の潤滑作用で、ますますリベット
が抜け易くなると共に、アルミ箔の挾持接続部のゆるみ
により、リベットとアルミ箔との接触抵抗が経年変化で
大となり、コンデンサとしての耐用寿命が短かく、せい
ぜい5年程しか使用できないという、これまた本質的か
つ、重大な問題点が有る。
【0007】そこで、この発明は、前記した各問題点を
除去するために、ケース入りコンデンサの金属製蓋板の
中央部両面を絶縁板で挟み補強することで、コンデンサ
の異常時に高まるケース内圧力で、上記蓋板を平坦に膨
出させて基板実装タイプの保安機構付きコンデンサとな
すと共に、外部端子金具を蓋板に対し上記絶縁板により
絶縁状態でカシメ固定することで、この端子金具の絶縁
板に対する植設強度を大となし、かつ、内外各端子金具
の端部同士を保安用溶着部で溶着することで、コンデン
サ素子へ至る電路抵抗を極小に長期維持できるようにす
ることを目的とする。
除去するために、ケース入りコンデンサの金属製蓋板の
中央部両面を絶縁板で挟み補強することで、コンデンサ
の異常時に高まるケース内圧力で、上記蓋板を平坦に膨
出させて基板実装タイプの保安機構付きコンデンサとな
すと共に、外部端子金具を蓋板に対し上記絶縁板により
絶縁状態でカシメ固定することで、この端子金具の絶縁
板に対する植設強度を大となし、かつ、内外各端子金具
の端部同士を保安用溶着部で溶着することで、コンデン
サ素子へ至る電路抵抗を極小に長期維持できるようにす
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、ケース入りコンデンサの異常時に高まるケース内圧
力により金属製蓋板を外方に変位させて外部端子金具と
コンデンサ素子との間の導通を遮断するようにしたケー
ス入りコンデンサを構成するに当り、前記金属製蓋板の
孔に圧入した気密保持用リングパッキングの孔と、この
蓋板の周面部を除いた面を挟んだ二枚の絶縁板の孔とに
延展性金属で作った外鍔付きの外部端子金具をその鍔面
に配したゴムリングまで挿通し、前記絶縁板から突出し
た端子金具突出部の周縁部分を前記外鍔方向に押し削り
コキ広げカシメて前記絶縁板の面に圧接した鍔部を成す
ことで、前記ゴムリングを前記外鍔と絶縁板とできつく
挟んで圧縮し、絶縁板に外端子金具を気密状態で植設
し、また、前記金具突出部または、外鍔の端部を支持板
に植設した内部端子金具の端部に所定引張力で離れる溶
着強度の保安溶着部で接合してこの内部端子金具にコン
デンサ素子からのリード箔を接続するとともに、このコ
ンデンサ素子をケース内に収納して前記支持板の周縁部
をコンデンサケースの内面に固定し、かつ、蓋板の前記
周面部をゴムパッキングを挟み前記ケースの開口部にそ
のカール部で気密固定したことで達成できた。
は、ケース入りコンデンサの異常時に高まるケース内圧
力により金属製蓋板を外方に変位させて外部端子金具と
コンデンサ素子との間の導通を遮断するようにしたケー
ス入りコンデンサを構成するに当り、前記金属製蓋板の
孔に圧入した気密保持用リングパッキングの孔と、この
蓋板の周面部を除いた面を挟んだ二枚の絶縁板の孔とに
延展性金属で作った外鍔付きの外部端子金具をその鍔面
に配したゴムリングまで挿通し、前記絶縁板から突出し
た端子金具突出部の周縁部分を前記外鍔方向に押し削り
コキ広げカシメて前記絶縁板の面に圧接した鍔部を成す
ことで、前記ゴムリングを前記外鍔と絶縁板とできつく
挟んで圧縮し、絶縁板に外端子金具を気密状態で植設
し、また、前記金具突出部または、外鍔の端部を支持板
に植設した内部端子金具の端部に所定引張力で離れる溶
着強度の保安溶着部で接合してこの内部端子金具にコン
デンサ素子からのリード箔を接続するとともに、このコ
ンデンサ素子をケース内に収納して前記支持板の周縁部
をコンデンサケースの内面に固定し、かつ、蓋板の前記
周面部をゴムパッキングを挟み前記ケースの開口部にそ
のカール部で気密固定したことで達成できた。
【0009】なお、上記ゴムリングは、端子金具突出部
に挿通し、コキ広げカシメた端子金具の鍔部と絶縁板と
の間に挟み込み、圧縮維持するようにしてもよく、ま
た、外部端子金具の外鍔に圧接させた外部導体を設けて
もよい。
に挿通し、コキ広げカシメた端子金具の鍔部と絶縁板と
の間に挟み込み、圧縮維持するようにしてもよく、ま
た、外部端子金具の外鍔に圧接させた外部導体を設けて
もよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例について図
面を参照して説明する。先ず、この発明の基本形態は、
図1に示すような有底円筒状の金属製ケース14に収納
したコンデンサ素子13の異常時に高まるケース14内
の圧力により丸皿状アルミニウム板等の金属製蓋板1を
図2のように外方に変位させて外部端子金具5とコンデ
ンサ素子13を接続した内部端子金具12との間の導通
を図2のように遮断できるようにした保安機構付きのケ
ース入りコンデンサを構成することに有る。
面を参照して説明する。先ず、この発明の基本形態は、
図1に示すような有底円筒状の金属製ケース14に収納
したコンデンサ素子13の異常時に高まるケース14内
の圧力により丸皿状アルミニウム板等の金属製蓋板1を
図2のように外方に変位させて外部端子金具5とコンデ
ンサ素子13を接続した内部端子金具12との間の導通
を図2のように遮断できるようにした保安機構付きのケ
ース入りコンデンサを構成することに有る。
【0011】本発明では、前記金属製蓋板1の比較的大
きい孔1a内に圧入したリングパッキング1bの孔と、
この蓋板1の上面における周面部1Aを除いた上下各面
を挟んだ二枚の円板状の絶縁板2の孔3とにアルミニウ
ムや銅などの延展性金属で旋盤加工や鋳造して作った外
鍔4付きの丸ピン状外部端子金具5をその鍔面に配した
外部導体Lを挟みゴムリング6まで図3(a)のように
挿通する。
きい孔1a内に圧入したリングパッキング1bの孔と、
この蓋板1の上面における周面部1Aを除いた上下各面
を挟んだ二枚の円板状の絶縁板2の孔3とにアルミニウ
ムや銅などの延展性金属で旋盤加工や鋳造して作った外
鍔4付きの丸ピン状外部端子金具5をその鍔面に配した
外部導体Lを挟みゴムリング6まで図3(a)のように
挿通する。
【0012】次いで、前記絶縁板2から突出した端子金
具突出部7の周縁部分7Aを図3のようにその平面輪郭
よりも一回り小さい縦穴8を有し、周知のプレス機等で
所定寸法だけ強力に動き、かつ、縦に二つ割して閉じた
押しダイ9の予じめ位置合せした穴縁で前記外鍔方向に
図3の(b)、(c)、(d)に示す順序で縦方向に押
し削りコキ広げカシメて前記絶縁板2の非円形等の凹所
2aの面に圧接した図1、図3(d)、図4(a)のよ
うな鍔部10と成した後、押しダイ9を開けるなどして
除くことで、前記ゴムリング6を上記各図のように前記
外鍔4と絶縁板2とできつく挟んで圧縮し、絶縁板2に
外端子金具5を気密状態で植設するとともに、前記蓋板
1と二枚の絶縁板2とを図4(a)のように合着維持す
る。
具突出部7の周縁部分7Aを図3のようにその平面輪郭
よりも一回り小さい縦穴8を有し、周知のプレス機等で
所定寸法だけ強力に動き、かつ、縦に二つ割して閉じた
押しダイ9の予じめ位置合せした穴縁で前記外鍔方向に
図3の(b)、(c)、(d)に示す順序で縦方向に押
し削りコキ広げカシメて前記絶縁板2の非円形等の凹所
2aの面に圧接した図1、図3(d)、図4(a)のよ
うな鍔部10と成した後、押しダイ9を開けるなどして
除くことで、前記ゴムリング6を上記各図のように前記
外鍔4と絶縁板2とできつく挟んで圧縮し、絶縁板2に
外端子金具5を気密状態で植設するとともに、前記蓋板
1と二枚の絶縁板2とを図4(a)のように合着維持す
る。
【0013】また、前記金具突出部7の端部を硬質プラ
スチック等で丸皿状に作った絶縁性の支持板11に植設
した内部端子金具12の端部に周知の超音波溶接機やバ
ット溶接とかスタッド溶接などの周知の溶接手段で、7
〜15Kg重程度の引張力で離れる溶着強度の保安用溶
着部yで図4(b)のように接合してこの内部端子金具
12の外鍔12aを経た端部12Aにコンデンサ素子1
3からのリード箔13aを図4(c)のように押し潰し
カシメ鍔12Bでカシメ止め接続する。
スチック等で丸皿状に作った絶縁性の支持板11に植設
した内部端子金具12の端部に周知の超音波溶接機やバ
ット溶接とかスタッド溶接などの周知の溶接手段で、7
〜15Kg重程度の引張力で離れる溶着強度の保安用溶
着部yで図4(b)のように接合してこの内部端子金具
12の外鍔12aを経た端部12Aにコンデンサ素子1
3からのリード箔13aを図4(c)のように押し潰し
カシメ鍔12Bでカシメ止め接続する。
【0014】次いで、このコンデンサ素子を前記各部材
と共に図4(d)のようにケース14内に収納して前記
支持板11の周縁段部をコンデンサケース14の上部に
おける絞り込み周溝14bの内面段部に図1のように係
合固定し、かつ、蓋板1の前記周面部1Aに配置したゴ
ムパッキング15を上記各図のように前記ケース14の
開口部に周知のカール成形機による巻き込みカール部1
4aできつく圧縮し気密固定する。
と共に図4(d)のようにケース14内に収納して前記
支持板11の周縁段部をコンデンサケース14の上部に
おける絞り込み周溝14bの内面段部に図1のように係
合固定し、かつ、蓋板1の前記周面部1Aに配置したゴ
ムパッキング15を上記各図のように前記ケース14の
開口部に周知のカール成形機による巻き込みカール部1
4aできつく圧縮し気密固定する。
【0015】このように気密固定することで、前記コン
デンサ素子13の異常時に高まるケース内圧力により、
図2のように前記蓋板1の周面部1Aの内側の面全体を
平坦のまま外方に変位させて前記外部端子金具5と内部
端子金具12との前記溶着部yを図2のように垂直に引
離して両金具5、12の導通を遮断できる本発明による
保安機構を備えたケース入りコンデンサを構成できた。
デンサ素子13の異常時に高まるケース内圧力により、
図2のように前記蓋板1の周面部1Aの内側の面全体を
平坦のまま外方に変位させて前記外部端子金具5と内部
端子金具12との前記溶着部yを図2のように垂直に引
離して両金具5、12の導通を遮断できる本発明による
保安機構を備えたケース入りコンデンサを構成できた。
【0016】なお、各図中符号Lで示したものは、基板
実装用の外部導体であり、この導体Lは、金具外鍔4の
内面に接して予じめ金具5に挿通しておき、図3のよう
に金具突出部7をコキ広げカシメた鍔部10を外部端子
金具5の下部に前述したように形成する。また、上記外
部導体Lは、金具5の外鍔4の外面から一体突設したピ
ン状の外部導体としてもよく、さらに、外部端子金具5
の植設向きを図1に示す前例に対し、その上下を反転し
て植設し、金具5の外鍔4と内部端子金具12とを溶接
して保安用溶着部yとしてもよい。
実装用の外部導体であり、この導体Lは、金具外鍔4の
内面に接して予じめ金具5に挿通しておき、図3のよう
に金具突出部7をコキ広げカシメた鍔部10を外部端子
金具5の下部に前述したように形成する。また、上記外
部導体Lは、金具5の外鍔4の外面から一体突設したピ
ン状の外部導体としてもよく、さらに、外部端子金具5
の植設向きを図1に示す前例に対し、その上下を反転し
て植設し、金具5の外鍔4と内部端子金具12とを溶接
して保安用溶着部yとしてもよい。
【0017】本発明は、以上のような実施形態を採用し
ているので、コンデンサ素子13の誘電体に絶縁損傷が
生じてからも引続き電気エネルギーを供給し続けると、
誘電体が連鎖的に熱破壊し、多量の熱と分解ガスとが発
生し、ケース14の内圧が上昇し、この圧力が支持板1
1この支持板にと接している他の部材間とのスキマを経
て蓋板内面に加わるため、蓋板1が図1に示す状態から
図2に示すように全体的にほぼ平坦の状態で上外方に膨
出して外部端子金具5がこの膨出量に見合った量だけ平
行上昇する。
ているので、コンデンサ素子13の誘電体に絶縁損傷が
生じてからも引続き電気エネルギーを供給し続けると、
誘電体が連鎖的に熱破壊し、多量の熱と分解ガスとが発
生し、ケース14の内圧が上昇し、この圧力が支持板1
1この支持板にと接している他の部材間とのスキマを経
て蓋板内面に加わるため、蓋板1が図1に示す状態から
図2に示すように全体的にほぼ平坦の状態で上外方に膨
出して外部端子金具5がこの膨出量に見合った量だけ平
行上昇する。
【0018】支持板11は常に圧縮定位しているゴムパ
ッキング15を介しケースカール部14aで固定してあ
るため、この支持板11に外鍔12aで係止した内部端
子金具12と前記外部端子金具5との間に7〜15kg
/cm2 程度以上の引張力が加わると、両者の前記溶
着部yは引きはがれて切断し、コンデンサ素子13への
電気エネルギーの供給を遮断する。したがって、ケース
内の発熱と誘電体の熱破壊と、分解ガスの充満とによる
コンデンサの炎上あるいは爆発という危険な状態を回避
し得る。なお、このような場合は使用電気回路に異常を
来たし、症状発生を確認した後、点検により上記不良と
なったコンデンサを発見して良品と交換すれば良い。
ッキング15を介しケースカール部14aで固定してあ
るため、この支持板11に外鍔12aで係止した内部端
子金具12と前記外部端子金具5との間に7〜15kg
/cm2 程度以上の引張力が加わると、両者の前記溶
着部yは引きはがれて切断し、コンデンサ素子13への
電気エネルギーの供給を遮断する。したがって、ケース
内の発熱と誘電体の熱破壊と、分解ガスの充満とによる
コンデンサの炎上あるいは爆発という危険な状態を回避
し得る。なお、このような場合は使用電気回路に異常を
来たし、症状発生を確認した後、点検により上記不良と
なったコンデンサを発見して良品と交換すれば良い。
【0019】
【実施例】なお、前記した内部端子金具12の外鍔12
aを経た端部12Aにコンデンサ素子13からのアルミ
リード箔13aを接続するには、スポット溶着接続と
か、ネジ止め接続を採用できるが、リード箔13aを端
部12Aにカシメ止めするには、図4(b)の状態に在
る金具端部12Aに挿通配置した上記リード箔13aの
下部における金具端部12Aの下端に当てがった押しダ
イ(または固定ダイ)と前記金属製蓋板周面部1Aまた
は外部端子金具5の上面に当てがった固定ダイ(または
押しダイ)との相対間隔を周知手段で所定寸法だけ強力
に近づけることで、硬質の支持板11を経て、内部端子
金具12の外鍔12aを経た端部12Aを押し潰して、
カシメ鍔12Bを形成することができ、図4(c)のよ
うに金具端部12Aにリード箔13aをきつくカシメ止
め接続することができる。
aを経た端部12Aにコンデンサ素子13からのアルミ
リード箔13aを接続するには、スポット溶着接続と
か、ネジ止め接続を採用できるが、リード箔13aを端
部12Aにカシメ止めするには、図4(b)の状態に在
る金具端部12Aに挿通配置した上記リード箔13aの
下部における金具端部12Aの下端に当てがった押しダ
イ(または固定ダイ)と前記金属製蓋板周面部1Aまた
は外部端子金具5の上面に当てがった固定ダイ(または
押しダイ)との相対間隔を周知手段で所定寸法だけ強力
に近づけることで、硬質の支持板11を経て、内部端子
金具12の外鍔12aを経た端部12Aを押し潰して、
カシメ鍔12Bを形成することができ、図4(c)のよ
うに金具端部12Aにリード箔13aをきつくカシメ止
め接続することができる。
【0020】ただし、蓋板周面部1Aにダイを当てが
い、支持板11を経たプレス圧力で金具端部12Aを押
し潰しカシメした場合の方が、外部端子金具5にダイを
当てがい潰しカシメした例に比べて内外各端子金具間の
前記溶着部yに加わる無用なカシメ応力が少ない。
い、支持板11を経たプレス圧力で金具端部12Aを押
し潰しカシメした場合の方が、外部端子金具5にダイを
当てがい潰しカシメした例に比べて内外各端子金具間の
前記溶着部yに加わる無用なカシメ応力が少ない。
【0021】また、前記溶着部yの溶着の仕方は、内外
各端子金具5,12の被溶着端同士を軽く接した状態で
各金具5,12の地端部にバット溶着機の通電電極を接
続し、各電極間に交流1.6ボルトで約1キロアンペア
程度の電流を0.8秒程印加しながら各金具5,12を
強く押し付け、各金具5,12同士を溶着部yで溶着接
続することができ、両金具5,12に約10kg重の引
張り応力を加えた場合に溶着部yが離れる結果となり、
充分実用化できることが判明した。
各端子金具5,12の被溶着端同士を軽く接した状態で
各金具5,12の地端部にバット溶着機の通電電極を接
続し、各電極間に交流1.6ボルトで約1キロアンペア
程度の電流を0.8秒程印加しながら各金具5,12を
強く押し付け、各金具5,12同士を溶着部yで溶着接
続することができ、両金具5,12に約10kg重の引
張り応力を加えた場合に溶着部yが離れる結果となり、
充分実用化できることが判明した。
【0022】さらに、この本発明は、絶縁板2の面から
突出した外部端子金具5の前記突出部7にゴムリング6
を予じめ挿通配置しておき、コキ広げカシメ形成した鍔
部10で、上記ゴムリング6を絶縁板2に対し圧接定位
して、外部端子金具5と絶縁板2との気密を確保するよ
うにしてもよい。この例における図4中の各符号で示し
た部分は、図1中の同一符号部分と均等または同一部分
を示す。
突出した外部端子金具5の前記突出部7にゴムリング6
を予じめ挿通配置しておき、コキ広げカシメ形成した鍔
部10で、上記ゴムリング6を絶縁板2に対し圧接定位
して、外部端子金具5と絶縁板2との気密を確保するよ
うにしてもよい。この例における図4中の各符号で示し
た部分は、図1中の同一符号部分と均等または同一部分
を示す。
【0023】
【発明の効果】この発明は、以上のような形態を採用し
たので、以下に記載の効果を奏する。コンデンサ素子1
3の誘電体に絶縁損傷が生じてからも引続き電気エネル
ギーを供給し続けると、誘電体が連鎖的に熱破壊し、多
量の熱と分解ガスとが発生し、ケース14の内圧が上昇
し、この圧力が支持板11の周囲のスキマを経て蓋板1
に加わるため、蓋板1が全体的にほぼ平坦の状態で上外
方に膨出して外部端子金具5がこの膨出量に見合った量
だけ平行上昇する。
たので、以下に記載の効果を奏する。コンデンサ素子1
3の誘電体に絶縁損傷が生じてからも引続き電気エネル
ギーを供給し続けると、誘電体が連鎖的に熱破壊し、多
量の熱と分解ガスとが発生し、ケース14の内圧が上昇
し、この圧力が支持板11の周囲のスキマを経て蓋板1
に加わるため、蓋板1が全体的にほぼ平坦の状態で上外
方に膨出して外部端子金具5がこの膨出量に見合った量
だけ平行上昇する。
【0024】支持板11は常に圧縮定位しているゴムパ
ッキング15を介しケースカール部14aで固定してあ
るため、この支持板11に外鍔12aで係止した内部端
子金具12と前記外部端子金具5との間に7〜15kg
/cm2 程度以上の引張力が加わると、両者の前記溶
着部yは引きはがれて切断し、コンデンサ素子13への
電気エネルギーの供給を遮断することができた。
ッキング15を介しケースカール部14aで固定してあ
るため、この支持板11に外鍔12aで係止した内部端
子金具12と前記外部端子金具5との間に7〜15kg
/cm2 程度以上の引張力が加わると、両者の前記溶
着部yは引きはがれて切断し、コンデンサ素子13への
電気エネルギーの供給を遮断することができた。
【0025】したがって、本発明によれば、ケース入り
コンデンサの金属製蓋板1の周縁部を除いた大部分を絶
縁板2で挟み補強したので、コンデンサの異常時に高ま
るケース内圧力で、上記蓋板1を平坦に膨出させて基板
実装タイプの保安機構付きコンデンサとすることができ
ると共に、外部端子金具5を蓋板1に対し上記絶縁板2
により絶縁状態でコキカシメ固定することで、この端子
金具の絶縁板に対する植設強度を大とすることができ、
かつ、内外各端子金具の端部同士を保安用溶着部yで溶
着したことで、コンデンサ素子へ至る電路抵抗を極小に
長期維持できたという三つの効果が有る。
コンデンサの金属製蓋板1の周縁部を除いた大部分を絶
縁板2で挟み補強したので、コンデンサの異常時に高ま
るケース内圧力で、上記蓋板1を平坦に膨出させて基板
実装タイプの保安機構付きコンデンサとすることができ
ると共に、外部端子金具5を蓋板1に対し上記絶縁板2
により絶縁状態でコキカシメ固定することで、この端子
金具の絶縁板に対する植設強度を大とすることができ、
かつ、内外各端子金具の端部同士を保安用溶着部yで溶
着したことで、コンデンサ素子へ至る電路抵抗を極小に
長期維持できたという三つの効果が有る。
【0026】また、特に本発明における外部端子金具5
は、絶縁板2に対しその突出部7の周縁部分7Aを押し
削りコキ広げた鍔部10でカシメ止め植設したので、肝
心の溶着部yとなる金具5の両端面にはカシメに伴なう
損傷や変形を与えることがなく、内部端子金具12の端
面に精確な溶着強度でバラツキなく溶着することがで
き、確実な遮電作用と保安効果を得ることができる。
は、絶縁板2に対しその突出部7の周縁部分7Aを押し
削りコキ広げた鍔部10でカシメ止め植設したので、肝
心の溶着部yとなる金具5の両端面にはカシメに伴なう
損傷や変形を与えることがなく、内部端子金具12の端
面に精確な溶着強度でバラツキなく溶着することがで
き、確実な遮電作用と保安効果を得ることができる。
【0027】また、本発明の請求項3、4の各発明によ
れば、前記諸効果に加えて、外部端子金具5に外部導体
Lを備えたので、この外部導体Lをそのまま直かにプリ
ント配線基板のスルーホール等の接続用差し込み孔に装
着でき、外部端子の基板突出部を上記印刷配線基板の導
電ランドに半田付接続して所謂『基板実装タイプ』のコ
ンデンサとして採用できるという効果を付加できた。
れば、前記諸効果に加えて、外部端子金具5に外部導体
Lを備えたので、この外部導体Lをそのまま直かにプリ
ント配線基板のスルーホール等の接続用差し込み孔に装
着でき、外部端子の基板突出部を上記印刷配線基板の導
電ランドに半田付接続して所謂『基板実装タイプ』のコ
ンデンサとして採用できるという効果を付加できた。
【図1】本発明の実施形態の一例を示す縦断立面図
【図2】図1と状態を異にした縦断立面図
【図3】外部端子金具を絶縁板に気密植設する例の工程
断面図
断面図
【図4】図1に示すものの組立て順序の一例を示す要部
断面図
断面図
【図5】外部端子金具を絶縁板に気密植設した他の例を
示す要部断面図
示す要部断面図
1 金属製蓋板 1a 金属製蓋板の孔 1b 金属製蓋板の孔に圧入した気密保持用リングパ
ッキング 1A 金属製蓋板の周面部 2 絶縁板 3 絶縁板の孔 4 外鍔 5 外部端子金具 6 ゴムリング 7 絶縁板から突出した金具突出部 7A 絶縁板から突出した金具突出部の周縁部 8 押しダイの縦穴 9 押しダイ 10 コキ広げカシメ形成した鍔部 11 支持板 12 内部端子金具 13 コンデンサ素子 13a リード箔 14 ケース 14a カール部 15 パッキング y 保安用溶着部
ッキング 1A 金属製蓋板の周面部 2 絶縁板 3 絶縁板の孔 4 外鍔 5 外部端子金具 6 ゴムリング 7 絶縁板から突出した金具突出部 7A 絶縁板から突出した金具突出部の周縁部 8 押しダイの縦穴 9 押しダイ 10 コキ広げカシメ形成した鍔部 11 支持板 12 内部端子金具 13 コンデンサ素子 13a リード箔 14 ケース 14a カール部 15 パッキング y 保安用溶着部
Claims (6)
- 【請求項1】 ケース入りコンデンサの異常時に高まる
ケース内圧力により金属製蓋板を外方に変位させて外部
端子金具とコンデンサ素子との間の導通を遮断するよう
にしたケース入りコンデンサにおいて、前記金属製蓋板
1の孔1aに圧入した気密保持用リングパッキング1b
の孔と、この蓋板1の周面部1Aを除いた面を挟んだ二
枚の絶縁板2の孔3とに延展性金属で作った外鍔4付き
の外部端子金具5をその鍔面に配したゴムリング6まで
挿通し、前記絶縁板2から突出した端子金具突出部7の
周縁部分7Aをその平面輪郭よりも一回り小さい縦穴8
を有する押しダイ9の穴縁で前記外鍔方向に押し削りコ
キ広げカシメて前記絶縁板2の面に圧接した鍔部10と
成すことで、前記ゴムリング6を前記外鍔4と絶縁板2
とできつく挟んで圧縮し、絶縁板2に外端子金具5を気
密状態で植設するとともに、前記蓋板1と絶縁板2とを
合着維持し、また、前記外部端子金具5の端部を支持板
11に植設した内部端子金具12の端部に所定引張力で
離れる溶着強度の溶着部yで接合してこの内部端子金具
12にコンデンサ素子13からのリード箔13aを接続
するとともに、このコンデンサ素子をケース14内に収
納して前記支持板11の周縁部をコンデンサケース14
の内面に固定し、かつ、蓋板1の前記周面部1Aをゴム
パッキング15を挟み前記ケース14の開口部にそのカ
ール部14aで気密固定してなり、前記コンデンサ素子
13の異常時に高まるケース内圧力により前記蓋板1を
外方に変位させて前記外部端子金具5と内部端子金具1
2との前記溶着部yを引離して導通を遮断する保安機構
を備えたケース入りコンデンサ。 - 【請求項2】 ケース入りコンデンサの異常時に高まる
ケース内圧力により金属製蓋板を外方に変位させて外部
端子金具とコンデンサ素子との間の導通を遮断するよう
にしたケース入りコンデンサにおいて、前記金属製蓋板
1の孔1aに圧入した気密保持用リングパッキング1b
の孔と、この蓋板1の周面部1Aを除いた面を挟んだ二
枚の絶縁板2の孔3とに延展性金属で作った外鍔4付き
の外部端子金具5をその鍔面まで挿通し、前記絶縁板2
から突出した端子金具突出部7にゴムリング6を挿通し
てこの突出部7の周縁部分7Aをその平面輪郭よりも一
回り小さい縦穴8を有する押しダイ9の穴縁で前記外鍔
方向に押し削りコキ広げカシメて前記ゴムリング7を絶
縁板2の面に圧接した鍔部10と成すことで、前記絶縁
板2に外端子金具5を気密状態で植設するとともに、前
記蓋板1と絶縁板2とを合着維持し、また、前記外部端
子金具5の端部を支持板11に植設した内部端子金具1
2の端部に所定引張力で離れる溶着強度の溶着部yで接
合してこの内部端子金具12にコンデンサ素子13から
のリード箔13aを接続するとともに、このコンデンサ
素子をケース14内に収納して前記支持板11の周縁部
をコンデンサケース14の内面に固定し、かつ、蓋板1
の前記周面部1Aをゴムパッキング15を挟み前記ケー
ス14の開口部にそのカール部14aで気密固定してな
り、前記コンデンサ素子13の異常時に高まるケース内
圧力により前記蓋板1を外方に変位させて前記外部端子
金具5と内部端子金具12との前記溶着部yを引離して
導通を遮断する保安機構を備えたケース入りコンデン
サ。 - 【請求項3】 外部端子金具5の外鍔4(10)とゴム
リング6との間にプリント配線基板実装用の外部導体L
を挾支固定した請求項1記載の保安機構を備えたケース
入りコンデンサ。 - 【請求項4】 外部端子金具5の外鍔4(10)と絶縁
板2との間にプリント配線基板実装用の外部導体Lを挾
支固定した請求項2記載の保安機構を備えたケース入り
コンデンサ。 - 【請求項5】 ケース入りコンデンサの異常時に高まる
ケース内圧力により金属製蓋板を外方に変位させて外部
端子金具とコンデンサ素子との間の導通を遮断するよう
にしたケース入りコンデンサにおいて、前記金属製蓋板
の孔に圧入したリングパッキングの孔と、この蓋板の周
面部を除いた面を挟んだ二枚の絶縁板の孔とに延展性金
属で作った外鍔付きの外部端子金具をその鍔面に配した
ゴムリングまで挿通し、前記絶縁板から突出した端子金
具突出部の周縁部分をその平面輪郭よりも一回り小さい
縦穴を有する押しダイの穴縁で前記外鍔方向に押し削り
コキ広げカシメて前記絶縁板の面に圧接した鍔部と成す
ことで、前記ゴムリングを前記外鍔と絶縁板とできつく
挟んで圧縮し、絶縁板に外端子金具を気密状態で植設す
るとともに、前記蓋板と絶縁板とを合着維持し、また、
前記金具の端部を支持板に植設した内部端子金具の端部
に所定引張力で離れる溶着強度の溶着部で接合してこの
内部端子金具にコンデンサ素子からのリード箔を接続す
るとともに、このコンデンサ素子をケース内に収納して
前記支持板の周縁部をコンデンサケースの内面に固定
し、かつ、蓋板の前記周面部をゴムパッキングを挟み前
記ケースの開口部にそのカール部で気密固定してなり、
前記コンデンサ素子の異常時に高まるケース内圧力によ
り前記蓋板を外方に変位させて前記外部端子金具と内部
端子金具との前記溶着部を引離して導通を遮断する保安
機構を備えたケース入りコンデンサの製造方法。 - 【請求項6】 ケース入りコンデンサの異常時に高まる
ケース内圧力により金属製蓋板を外方に変位させて外部
端子金具とコンデンサ素子との間の導通を遮断するよう
にしたケース入りコンデンサにおいて、前記金属製蓋板
の孔に圧入したリングパッキングの孔と、この蓋板の周
面部を除いた面を挟んだ二枚の絶縁板の孔とに延展性金
属で作った外鍔付きの外部端子金具をその鍔面まで挿通
し、前記絶縁板から突出した端子金具突出部にゴムリン
グを挿通してこの突出部の周縁部分をその平面輪郭より
も一回り小さい縦穴を有する押しダイの穴縁で前記外鍔
方向に押し削りコキ広げカシメて前記ゴムリングを絶縁
板の面に圧接した鍔部と成すことで、前記絶縁板に外端
子金具を気密状態で植設するとともに、前記蓋板と絶縁
板とを合着維持し、また、前記金具の端部を支持板に植
設した内部端子金具の端部に所定引張力で離れる溶着強
度の溶着部で接合してこの内部端子金具にコンデンサ素
子からのリード箔を接続するとともに、このコンデンサ
素子をケース内に収納して前記支持板の周縁部をコンデ
ンサケースの内面に固定し、かつ、蓋板の前記周面部を
ゴムパッキングを挟み前記ケースの開口部にそのカール
部で気密固定してなり、前記コンデンサ素子の異常時に
高まるケース内圧力により前記蓋板を外方に変位させて
前記外部端子金具と内部端子金具との前記溶着部を引離
して導通を遮断する保安機構を備えたケース入りコンデ
ンサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11460799A JP3309277B2 (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 保安機構を備えたケース入りコンデンサとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11460799A JP3309277B2 (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 保安機構を備えたケース入りコンデンサとその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000306789A true JP2000306789A (ja) | 2000-11-02 |
| JP3309277B2 JP3309277B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=14642103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11460799A Expired - Fee Related JP3309277B2 (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 保安機構を備えたケース入りコンデンサとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3309277B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002280142A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Shintani Denki Kk | 絶縁板に対する端子金具の気密植設方法 |
| WO2005038837A1 (ja) * | 2003-10-21 | 2005-04-28 | Asahi Glass Company, Limited | 電気二重層キャパシタ |
| KR20060117663A (ko) * | 2005-05-13 | 2006-11-17 | 세메스 주식회사 | 평판 디스플레이 제조를 위한 세정 브러시 유닛 |
| CN103700495A (zh) * | 2013-12-21 | 2014-04-02 | 铜陵源丰电子有限责任公司 | 一种防爆防短路电容器 |
| CN103811172A (zh) * | 2014-01-20 | 2014-05-21 | 宁国市天威电器有限公司 | 电容器盖板总成 |
| CN105788860A (zh) * | 2016-04-26 | 2016-07-20 | 铜陵市新洲电子科技有限责任公司 | 一种电容器内高安全性接线结构 |
| JPWO2021172440A1 (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-02 | ||
| CN115148492A (zh) * | 2022-06-24 | 2022-10-04 | 惠州市智胜新电子技术有限公司 | 一种智能电容器 |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11460799A patent/JP3309277B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2005038837A1 (ja) * | 2003-10-21 | 2005-04-28 | Asahi Glass Company, Limited | 電気二重層キャパシタ |
| US7286335B2 (en) | 2003-10-21 | 2007-10-23 | Asahi Glass Company, Limited | Electric double layer capacitor |
| KR20060117663A (ko) * | 2005-05-13 | 2006-11-17 | 세메스 주식회사 | 평판 디스플레이 제조를 위한 세정 브러시 유닛 |
| CN103700495A (zh) * | 2013-12-21 | 2014-04-02 | 铜陵源丰电子有限责任公司 | 一种防爆防短路电容器 |
| CN103811172A (zh) * | 2014-01-20 | 2014-05-21 | 宁国市天威电器有限公司 | 电容器盖板总成 |
| CN105788860A (zh) * | 2016-04-26 | 2016-07-20 | 铜陵市新洲电子科技有限责任公司 | 一种电容器内高安全性接线结构 |
| JPWO2021172440A1 (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-02 | ||
| JP7813999B2 (ja) | 2020-02-28 | 2026-02-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電解コンデンサおよびその製造方法 |
| CN115148492A (zh) * | 2022-06-24 | 2022-10-04 | 惠州市智胜新电子技术有限公司 | 一种智能电容器 |
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|---|---|
| JP3309277B2 (ja) | 2002-07-29 |
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|---|---|---|---|
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