JP2000306860A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JP2000306860A JP2000306860A JP11111726A JP11172699A JP2000306860A JP 2000306860 A JP2000306860 A JP 2000306860A JP 11111726 A JP11111726 A JP 11111726A JP 11172699 A JP11172699 A JP 11172699A JP 2000306860 A JP2000306860 A JP 2000306860A
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W20/00—Interconnections in chips, wafers or substrates
- H10W20/01—Manufacture or treatment
- H10W20/031—Manufacture or treatment of conductive parts of the interconnections
- H10W20/032—Manufacture or treatment of conductive parts of the interconnections of conductive barrier, adhesion or liner layers
- H10W20/033—Manufacture or treatment of conductive parts of the interconnections of conductive barrier, adhesion or liner layers in openings in dielectrics
- H10W20/034—Manufacture or treatment of conductive parts of the interconnections of conductive barrier, adhesion or liner layers in openings in dielectrics bottomless barrier, adhesion or liner layers
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- H10W20/01—Manufacture or treatment
- H10W20/071—Manufacture or treatment of dielectric parts thereof
- H10W20/081—Manufacture or treatment of dielectric parts thereof by forming openings in the dielectric parts
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンタクトホールでの素子コンタクト面の洗
浄を行った場合でも、コンタクトホール内におけるゲー
ト電極やソース・ドレイン領域等の短絡を確実に防止し
て、素子不良が発生することがない半導体装置の製造方
法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板101上に素子を形成し、
前記素子を覆う層間絶縁膜111を形成し、さらに前記
層間絶縁膜111に前記素子を露呈するコンタクトホー
ル113を開口し、コンタクトホール113の内底面に
露呈される素子のコンタクト面を洗浄し、しかる上で前
記コンタクトホール113内に導電材を埋め込んでコン
タクトプラグ115を形成する工程を含む半導体装置の
製造方法において、前記コンタクトホール113を開口
した後、前記素子のコンタクト面を洗浄する工程の間
に、前記洗浄剤に対して耐性のあるストッパ膜114を
前記コンタクトホール113の内側面に形成する工程を
含むことを特徴とする。
浄を行った場合でも、コンタクトホール内におけるゲー
ト電極やソース・ドレイン領域等の短絡を確実に防止し
て、素子不良が発生することがない半導体装置の製造方
法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板101上に素子を形成し、
前記素子を覆う層間絶縁膜111を形成し、さらに前記
層間絶縁膜111に前記素子を露呈するコンタクトホー
ル113を開口し、コンタクトホール113の内底面に
露呈される素子のコンタクト面を洗浄し、しかる上で前
記コンタクトホール113内に導電材を埋め込んでコン
タクトプラグ115を形成する工程を含む半導体装置の
製造方法において、前記コンタクトホール113を開口
した後、前記素子のコンタクト面を洗浄する工程の間
に、前記洗浄剤に対して耐性のあるストッパ膜114を
前記コンタクトホール113の内側面に形成する工程を
含むことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板に形成し
た素子に電気接続するためのコンタクト構造を備える半
導体装置に関し、特に層間絶縁膜に開口したコンタクト
ホールを利用して素子に対する電気コンタクトを行う半
導体装置の製造方法に関するものである。
た素子に電気接続するためのコンタクト構造を備える半
導体装置に関し、特に層間絶縁膜に開口したコンタクト
ホールを利用して素子に対する電気コンタクトを行う半
導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体基板に形成したMOSトランジス
タ等の素子に対して電気接続を行う手法として、MOS
トランジスタを覆う層間絶縁膜に当該MOSトランジス
タのソース・ドレイン領域にコンタクトホールを開口
し、かつこのコンタクトホール内に導電材料を充填して
前記ソース・ドレイン領域との電気接続を行うことで、
前記層間絶縁膜上に形成する上層配線やその他の電気回
路素子との電気接続を行う構成が採用されている。しか
しながら、近年における半導体装置の微細化、高集積化
により、MOSトランジスタのゲート電極やソース・ド
レイン領域の微細化が進み、そのために層間絶縁膜に対
してコンタクトホールを高精度に開口することが要求さ
れる。すなわち、MOSトランジスタに対してコンタク
トホールの位置ずれが生じていると、コンタクトホール
を開口したときにコンタクトホール内にゲート電極の一
部が露呈されてしまい、コンタクトホール内に導電材を
充填したときに、その充填材によってゲート電極とソー
ス・ドレイン領域が短絡してしまい、素子不良が生じて
しまう。あるいは、素子分離酸化膜の一部がエッチング
されてしまい、このエッチング部分にコンタクトホール
内の導電材の一部が侵入され、隣接するソース・ドレイ
ン領域を短絡してしまう。特に、層間絶縁膜のコンタク
トホールの開口が不十分であると、ソース・ドレイン領
域に対する電気接続が不良となるため、コンタクトホー
ルの開口時には層間絶縁膜を若干オーバエッチングする
ことが行われているが、このオーバエッチングによって
ゲート電極の側面のシリコン酸化膜や素子分離酸化膜が
エッチングされてしまい、これらのエッチングによって
前記した素子不良が生じることになる。
タ等の素子に対して電気接続を行う手法として、MOS
トランジスタを覆う層間絶縁膜に当該MOSトランジス
タのソース・ドレイン領域にコンタクトホールを開口
し、かつこのコンタクトホール内に導電材料を充填して
前記ソース・ドレイン領域との電気接続を行うことで、
前記層間絶縁膜上に形成する上層配線やその他の電気回
路素子との電気接続を行う構成が採用されている。しか
しながら、近年における半導体装置の微細化、高集積化
により、MOSトランジスタのゲート電極やソース・ド
レイン領域の微細化が進み、そのために層間絶縁膜に対
してコンタクトホールを高精度に開口することが要求さ
れる。すなわち、MOSトランジスタに対してコンタク
トホールの位置ずれが生じていると、コンタクトホール
を開口したときにコンタクトホール内にゲート電極の一
部が露呈されてしまい、コンタクトホール内に導電材を
充填したときに、その充填材によってゲート電極とソー
ス・ドレイン領域が短絡してしまい、素子不良が生じて
しまう。あるいは、素子分離酸化膜の一部がエッチング
されてしまい、このエッチング部分にコンタクトホール
内の導電材の一部が侵入され、隣接するソース・ドレイ
ン領域を短絡してしまう。特に、層間絶縁膜のコンタク
トホールの開口が不十分であると、ソース・ドレイン領
域に対する電気接続が不良となるため、コンタクトホー
ルの開口時には層間絶縁膜を若干オーバエッチングする
ことが行われているが、このオーバエッチングによって
ゲート電極の側面のシリコン酸化膜や素子分離酸化膜が
エッチングされてしまい、これらのエッチングによって
前記した素子不良が生じることになる。
【0003】このため、従来では、層間絶縁膜を構成す
るシリコン酸化膜とはエッチング選択性のあるシリコン
窒化膜を利用した技術が提案され、コンタクトホールの
位置ずれに対する素子不良の発生を防止している。図8
はその一例を示す概略工程図である。図8(a)のよう
に、シリコン基板201にSTI(ショート・トレンチ
・アイソレーション)202を形成して素子形成領域を
区画形成し、次いで常法によってゲート絶縁膜204、
ゲート電極205を形成するとともに、シリコン基板2
01に低濃度の不純物を注入してLDD領域206を形
成し、さらにゲート電極205の側面にサイドウォール
207を形成した後、シリコン基板201に高濃度の不
純物を注入してソース・ドレイン領域208を形成し、
MOSトランジスタを形成する。しかる上で、前記MO
Sトランジスタを覆うように、シリコン窒化膜210を
形成し、その上でMOSトランジスタを覆う層間絶縁膜
211をシリコン酸化膜(BPSG、BSG)で形成す
る。次いで、図8(b)のように、フォトレジスト等の
マスクを用いて層間絶縁膜を選択エッチングし、コンタ
クトホール213を開口する。このとき、同図のよう
に、コンタクトホール213が右側に位置ずれが生じて
いたとしても、層間絶縁膜211をオーバエッチングし
たときにシリコン窒化膜210によってサイドウォール
207やSTI202がエッチングされることはない。
因みに、前記シリコン窒化膜210が無い場合には、図
8(c)のように、コンタクトホール213の位置ずれ
の方向によってサイドウォール207或いはSTI20
2がエッチングされる。しかる上で、シリコン窒化膜2
10を選択エッチングすることで、ソース・ドレイン領
域208を開口することができ、このときシリコン酸化
膜からなるサイドウォール207やSTI202がエッ
チングされることがない。したがって、層間絶縁膜21
1をオーバエッチングしたときにサイドウォール207
やSTI202がオーバエッチングされることによる素
子不良の発生を防止することが可能となる。
るシリコン酸化膜とはエッチング選択性のあるシリコン
窒化膜を利用した技術が提案され、コンタクトホールの
位置ずれに対する素子不良の発生を防止している。図8
はその一例を示す概略工程図である。図8(a)のよう
に、シリコン基板201にSTI(ショート・トレンチ
・アイソレーション)202を形成して素子形成領域を
区画形成し、次いで常法によってゲート絶縁膜204、
ゲート電極205を形成するとともに、シリコン基板2
01に低濃度の不純物を注入してLDD領域206を形
成し、さらにゲート電極205の側面にサイドウォール
207を形成した後、シリコン基板201に高濃度の不
純物を注入してソース・ドレイン領域208を形成し、
MOSトランジスタを形成する。しかる上で、前記MO
Sトランジスタを覆うように、シリコン窒化膜210を
形成し、その上でMOSトランジスタを覆う層間絶縁膜
211をシリコン酸化膜(BPSG、BSG)で形成す
る。次いで、図8(b)のように、フォトレジスト等の
マスクを用いて層間絶縁膜を選択エッチングし、コンタ
クトホール213を開口する。このとき、同図のよう
に、コンタクトホール213が右側に位置ずれが生じて
いたとしても、層間絶縁膜211をオーバエッチングし
たときにシリコン窒化膜210によってサイドウォール
207やSTI202がエッチングされることはない。
因みに、前記シリコン窒化膜210が無い場合には、図
8(c)のように、コンタクトホール213の位置ずれ
の方向によってサイドウォール207或いはSTI20
2がエッチングされる。しかる上で、シリコン窒化膜2
10を選択エッチングすることで、ソース・ドレイン領
域208を開口することができ、このときシリコン酸化
膜からなるサイドウォール207やSTI202がエッ
チングされることがない。したがって、層間絶縁膜21
1をオーバエッチングしたときにサイドウォール207
やSTI202がオーバエッチングされることによる素
子不良の発生を防止することが可能となる。
【0004】しかしながら、この従来技術では、コンタ
クトホールを開口する際の、層間絶縁膜のオーバエッチ
ングに対しては有効であるが、コンタクトホールを開口
した後の工程、特にコンタクトホール内に導電材を充填
してコンタクトプラグを形成する際の前処理時に、コン
タクトホールを拡大するようなエッチング処理が行われ
た場合には、このエッチング処理によって層間絶縁膜や
サイドウォール、STI等がエッチングされてしまい、
シリコン窒化膜による前記した効果が失われてしまうこ
とになる。
クトホールを開口する際の、層間絶縁膜のオーバエッチ
ングに対しては有効であるが、コンタクトホールを開口
した後の工程、特にコンタクトホール内に導電材を充填
してコンタクトプラグを形成する際の前処理時に、コン
タクトホールを拡大するようなエッチング処理が行われ
た場合には、このエッチング処理によって層間絶縁膜や
サイドウォール、STI等がエッチングされてしまい、
シリコン窒化膜による前記した効果が失われてしまうこ
とになる。
【0005】例えば、先に本願出願人が提案している、
特願平9−305387号の技術を図8に示した半導体
装置の製造に適用した場合には、図9(a)に示すよう
に、MOSトランジスタのゲート電極205の上面と、
シリコン基板201のソース・ドレイン領域208の表
面にそれぞれタングステン等の金属シリサイド層209
を形成しておき、その上で層間絶縁膜211にコンタク
トホール213を開口し、前記コンタクトホール213
内に多結晶シリコン等の導電材を充填して前記金属シリ
サイド層209に接続するコンタクトプラグ215を形
成する。このとき、前記金属シリサイド層209の表面
に生じている表面の荒れ等が原因してコンタクトプラグ
215と金属シリサイド層209との接触抵抗が高くな
る。これを防止するために、図9(b)のように、コン
タクトホール213を開口した後に、コンタクトホール
213の内底面に露呈している金属シリサイド209の
表面を希弗酸などによりウェットエッチングして洗浄を
行っている。この洗浄により、金属シリサイド層209
の表面が若干エッチングされて、その荒れが除去され、
コンタクトプラグ215との接触抵抗を低下することが
可能となる。
特願平9−305387号の技術を図8に示した半導体
装置の製造に適用した場合には、図9(a)に示すよう
に、MOSトランジスタのゲート電極205の上面と、
シリコン基板201のソース・ドレイン領域208の表
面にそれぞれタングステン等の金属シリサイド層209
を形成しておき、その上で層間絶縁膜211にコンタク
トホール213を開口し、前記コンタクトホール213
内に多結晶シリコン等の導電材を充填して前記金属シリ
サイド層209に接続するコンタクトプラグ215を形
成する。このとき、前記金属シリサイド層209の表面
に生じている表面の荒れ等が原因してコンタクトプラグ
215と金属シリサイド層209との接触抵抗が高くな
る。これを防止するために、図9(b)のように、コン
タクトホール213を開口した後に、コンタクトホール
213の内底面に露呈している金属シリサイド209の
表面を希弗酸などによりウェットエッチングして洗浄を
行っている。この洗浄により、金属シリサイド層209
の表面が若干エッチングされて、その荒れが除去され、
コンタクトプラグ215との接触抵抗を低下することが
可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9
(b)に示したような希弗酸による金属シリサイド層2
09の表面、換言すれば素子のコンタクト面の洗浄を行
ったときに、シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜211
とシリコン窒化膜210も同時にエッチングが進行され
てしまい、特に、コンタクトホール213の内側面は前
記希弗酸に顕著に晒される状態にあるために、コンタク
トホール213の内側面でのエッチングの進行が著し
く、これにより同図に鎖線で示すように、コンタクトホ
ール213の内径が拡大されてしまう。また、このコン
タクトホール213の内径の拡大に伴って、コンタクト
ホール213内に露呈されるサイドウォール207やS
TI202がエッチングされ、前記したようなゲート電
極205に対する短絡、あるいはソース・ドレイン領域
208の短絡という問題が生じてしまうことになる。
(b)に示したような希弗酸による金属シリサイド層2
09の表面、換言すれば素子のコンタクト面の洗浄を行
ったときに、シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜211
とシリコン窒化膜210も同時にエッチングが進行され
てしまい、特に、コンタクトホール213の内側面は前
記希弗酸に顕著に晒される状態にあるために、コンタク
トホール213の内側面でのエッチングの進行が著し
く、これにより同図に鎖線で示すように、コンタクトホ
ール213の内径が拡大されてしまう。また、このコン
タクトホール213の内径の拡大に伴って、コンタクト
ホール213内に露呈されるサイドウォール207やS
TI202がエッチングされ、前記したようなゲート電
極205に対する短絡、あるいはソース・ドレイン領域
208の短絡という問題が生じてしまうことになる。
【0007】本発明の目的は、コンタクトホールでの素
子のコンタクト面の洗浄を行った場合でも、コンタクト
ホール内におけるゲート電極やソース・ドレイン領域等
の短絡を確実に防止して、素子不良が発生することがな
い半導体装置の製造方法を提供することにある。
子のコンタクト面の洗浄を行った場合でも、コンタクト
ホール内におけるゲート電極やソース・ドレイン領域等
の短絡を確実に防止して、素子不良が発生することがな
い半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリコン基板
上に素子を形成する工程と、前記素子を覆う層間絶縁膜
を形成し、前記層間絶縁膜に前記素子を露呈するコンタ
クトホールを開口する工程と、前記コンタクトホールの
内底面に露呈される前記素子のコンタクト面を洗浄する
工程と、前記コンタクトホール内に導電材を埋め込んで
コンタクトプラグを形成する工程を含む半導体装置の製
造方法において、前記コンタクトホールを開口した後、
前記素子のコンタクト面を洗浄する工程の間に、前記洗
浄剤に対して耐性のあるストッパ膜を前記コンタクトホ
ールの内側面に形成する工程を含むことを特徴とする。
上に素子を形成する工程と、前記素子を覆う層間絶縁膜
を形成し、前記層間絶縁膜に前記素子を露呈するコンタ
クトホールを開口する工程と、前記コンタクトホールの
内底面に露呈される前記素子のコンタクト面を洗浄する
工程と、前記コンタクトホール内に導電材を埋め込んで
コンタクトプラグを形成する工程を含む半導体装置の製
造方法において、前記コンタクトホールを開口した後、
前記素子のコンタクト面を洗浄する工程の間に、前記洗
浄剤に対して耐性のあるストッパ膜を前記コンタクトホ
ールの内側面に形成する工程を含むことを特徴とする。
【0009】本発明の製造方法の好ましい形態として
は、シリコン基板にゲート電極、ソース・ドレイン領域
を形成してMOSトランジスタを形成する工程と、前記
MOSトランジスタのシリコン面に高融点金属シリサイ
ド層を形成する工程と、前記MOSトランジスタを覆う
シリコン窒化膜を形成する工程と、前記シリコン窒化膜
上にシリコン酸化膜の層間絶縁膜を形成する構成と、前
記MOSトランジスタの少なくともソース・ドレイン領
域に対応する位置において前記層間絶縁膜に前記シリコ
ン窒化膜に達するコンタクトホールを開口する工程と、
全面に第1の導電膜を形成し、かつ前記第1の導電膜を
異方性エッチングして前記コンタクトホールの内側面に
のみ前記第1の導電膜を残してストッパ膜を形成する工
程と、前記コンタクトホールの内底面に露呈する前記シ
リコン窒化膜を除去する工程と、前記コンタクトホール
の内底面に露呈された前記高融点金属シリサイド層の表
面を希弗酸によるウェットエッチングにより洗浄する工
程と、前記コンタクトホール内に第2の導電膜を埋め込
み、前記ストッパ膜を構成する第1の導電膜と一体化し
たコンタクトプラグを形成する工程とを含んでいる。
は、シリコン基板にゲート電極、ソース・ドレイン領域
を形成してMOSトランジスタを形成する工程と、前記
MOSトランジスタのシリコン面に高融点金属シリサイ
ド層を形成する工程と、前記MOSトランジスタを覆う
シリコン窒化膜を形成する工程と、前記シリコン窒化膜
上にシリコン酸化膜の層間絶縁膜を形成する構成と、前
記MOSトランジスタの少なくともソース・ドレイン領
域に対応する位置において前記層間絶縁膜に前記シリコ
ン窒化膜に達するコンタクトホールを開口する工程と、
全面に第1の導電膜を形成し、かつ前記第1の導電膜を
異方性エッチングして前記コンタクトホールの内側面に
のみ前記第1の導電膜を残してストッパ膜を形成する工
程と、前記コンタクトホールの内底面に露呈する前記シ
リコン窒化膜を除去する工程と、前記コンタクトホール
の内底面に露呈された前記高融点金属シリサイド層の表
面を希弗酸によるウェットエッチングにより洗浄する工
程と、前記コンタクトホール内に第2の導電膜を埋め込
み、前記ストッパ膜を構成する第1の導電膜と一体化し
たコンタクトプラグを形成する工程とを含んでいる。
【0010】本発明は、コンタクトホールを開口した後
に、コンタクトホールの内底面に露呈された高融点金属
シリサイド層の表面を洗浄する工程では、コンタクトホ
ールの内面にはストッパ膜として第1の導電膜が存在し
ているため、コンタクトホールの内側面が洗浄液に晒さ
れることがなく、コンタクトホールの内側面がエッチン
グされて内径が拡大されるようなことはない。そのた
め、洗浄処理を行った場合でも、コンタクトホール内に
ゲート電極や素子分離酸化膜の一部が露呈されるような
ことはなく、コンタクトホール内に第2の導電膜を埋め
込んでコンタクトプラグを形成した場合でも、コンタク
トプラグにゲート電極が短絡するような状況や、コンタ
クトプラグが直接シリコン基板に電気接続してソース・
ドレイン領域を短絡するような状況が生じることが防止
される。
に、コンタクトホールの内底面に露呈された高融点金属
シリサイド層の表面を洗浄する工程では、コンタクトホ
ールの内面にはストッパ膜として第1の導電膜が存在し
ているため、コンタクトホールの内側面が洗浄液に晒さ
れることがなく、コンタクトホールの内側面がエッチン
グされて内径が拡大されるようなことはない。そのた
め、洗浄処理を行った場合でも、コンタクトホール内に
ゲート電極や素子分離酸化膜の一部が露呈されるような
ことはなく、コンタクトホール内に第2の導電膜を埋め
込んでコンタクトプラグを形成した場合でも、コンタク
トプラグにゲート電極が短絡するような状況や、コンタ
クトプラグが直接シリコン基板に電気接続してソース・
ドレイン領域を短絡するような状況が生じることが防止
される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1ないし図4は本発明の第1の実
施形態を製造工程順に示す断面図である。この実施形態
では、MOSトランジスタとキャパシタで構成されるD
RAMのメモリセルを形成する例について示している。
先ず、図1(a)のように、シリコン基板101上に素
子分離酸化膜としてSTI102を形成する。このST
I102は、前記シリコン基板101の表面に図外のレ
ジストマスクを形成して素子分離領域を浅くエッチング
して浅溝を形成し、この浅溝内にシリコン酸化膜を成長
し、かつ表面をCMP法等によって平坦に研磨すること
で形成する。次いで、素子形成領域の前記シリコン基板
101の表面を露出した後、形成するMOSトランジス
タのしきい値電圧を調整するために、前記シリコン基板
にボロンをイオン注入して不純物領域103を形成す
る。さらに、前記シリコン基板101の表面に形成され
ている図外の自然酸化膜を、希弗酸などの酸を用いた洗
浄により除去した後、ゲート酸化膜104を形成する。
さらに、全面にCVD法により多結晶シリコン膜を形成
する。次いで、図外のレジストパターンをマスクにした
フォトリソグラフィ技術により、HBrやCl等のガス
を用いたドライエッチングにより前記多結晶シリコン膜
を選択的にエッチングし、ゲート電極105を形成す
る。そして、前記ゲート電極105をマスクとして前記
シリコン基板101にリンを低濃度にイオン注入し、L
DD領域106を形成する。なお、このときゲート電極
105にもリンが導入される。
参照して説明する。図1ないし図4は本発明の第1の実
施形態を製造工程順に示す断面図である。この実施形態
では、MOSトランジスタとキャパシタで構成されるD
RAMのメモリセルを形成する例について示している。
先ず、図1(a)のように、シリコン基板101上に素
子分離酸化膜としてSTI102を形成する。このST
I102は、前記シリコン基板101の表面に図外のレ
ジストマスクを形成して素子分離領域を浅くエッチング
して浅溝を形成し、この浅溝内にシリコン酸化膜を成長
し、かつ表面をCMP法等によって平坦に研磨すること
で形成する。次いで、素子形成領域の前記シリコン基板
101の表面を露出した後、形成するMOSトランジス
タのしきい値電圧を調整するために、前記シリコン基板
にボロンをイオン注入して不純物領域103を形成す
る。さらに、前記シリコン基板101の表面に形成され
ている図外の自然酸化膜を、希弗酸などの酸を用いた洗
浄により除去した後、ゲート酸化膜104を形成する。
さらに、全面にCVD法により多結晶シリコン膜を形成
する。次いで、図外のレジストパターンをマスクにした
フォトリソグラフィ技術により、HBrやCl等のガス
を用いたドライエッチングにより前記多結晶シリコン膜
を選択的にエッチングし、ゲート電極105を形成す
る。そして、前記ゲート電極105をマスクとして前記
シリコン基板101にリンを低濃度にイオン注入し、L
DD領域106を形成する。なお、このときゲート電極
105にもリンが導入される。
【0012】次いで、図1(b)のように、前記シリコ
ン基板101に対して全面にシリコン酸化膜を形成し、
かつこのシリコン酸化膜を異方性のあるドライエッチン
グによりエッチングバックすることにより、ゲート電極
105の側面にサイドウォール107を形成する。そし
て、前記ゲート電極105及びサイドウォール107を
マスクにして砒素を高濃度にイオン注入し、ソース・ド
レイン領域108を形成する。また、この際にゲート電
極にも砒素が添加される。次いで、活性化熱処理を行
う。これにより、MOSトランジスタが形成される。さ
らに、前記ゲート電極105及びサイドウォール107
を含む前記シリコン基板101の全面に、膜厚15nm
程度のコバルト膜を堆積する。そして、500〜600
℃程度のRTA(急速加熱:Rapid Thermal Annealing)
処理する。このRTA処理により、前記シリコン基板1
01やゲート電極105のシリコンとコバルトが接触し
ている箇所においてシリサイド化反応が生じる。しかる
後、STI102やサイドウォール107等の酸化膜上
の未反応のコバルト膜を、例えば、塩酸と過酸化水素の
混液によるウェットエッチングで除去する。次いで、7
50℃〜800℃程度のRTA処理をする。このRTA
処理により、コバルトシリサイド層109が形成され
る。これにより、ゲート電極105の上面、及びソース
・ドレイン領域108の表面にそれぞれコバルトシリサ
イド層109が層厚40〜50nm程度に形成される。
ン基板101に対して全面にシリコン酸化膜を形成し、
かつこのシリコン酸化膜を異方性のあるドライエッチン
グによりエッチングバックすることにより、ゲート電極
105の側面にサイドウォール107を形成する。そし
て、前記ゲート電極105及びサイドウォール107を
マスクにして砒素を高濃度にイオン注入し、ソース・ド
レイン領域108を形成する。また、この際にゲート電
極にも砒素が添加される。次いで、活性化熱処理を行
う。これにより、MOSトランジスタが形成される。さ
らに、前記ゲート電極105及びサイドウォール107
を含む前記シリコン基板101の全面に、膜厚15nm
程度のコバルト膜を堆積する。そして、500〜600
℃程度のRTA(急速加熱:Rapid Thermal Annealing)
処理する。このRTA処理により、前記シリコン基板1
01やゲート電極105のシリコンとコバルトが接触し
ている箇所においてシリサイド化反応が生じる。しかる
後、STI102やサイドウォール107等の酸化膜上
の未反応のコバルト膜を、例えば、塩酸と過酸化水素の
混液によるウェットエッチングで除去する。次いで、7
50℃〜800℃程度のRTA処理をする。このRTA
処理により、コバルトシリサイド層109が形成され
る。これにより、ゲート電極105の上面、及びソース
・ドレイン領域108の表面にそれぞれコバルトシリサ
イド層109が層厚40〜50nm程度に形成される。
【0013】次いで、図1(c)のように、全面にシリ
コン窒化膜110を形成し、さらにその上にBPSGや
BSG等のシリコン酸化膜を堆積して層間絶縁膜111
を形成する。
コン窒化膜110を形成し、さらにその上にBPSGや
BSG等のシリコン酸化膜を堆積して層間絶縁膜111
を形成する。
【0014】そして、図2(a)のように、レジストパ
ターン112をマスクとしたドライエッチングにより、
前記層間絶縁膜111の所要箇所、この実施形態では前
記MOSトランジスタのドレイン領域108に対応する
箇所にコンタクトホール113を開口する。このコンタ
クトホール113の開口工程では、前記層間絶縁膜11
1の膜厚に対して多少のオーバエッチングを行うこと
で、層間絶縁膜111の膜厚のばらつきにかかわらず、
対象となるMOSトランジスタの全てのコンタクトホー
ルにおいてシリコン窒化膜110に達するまで確実に開
口される。このとき、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜
のエッチング選択性によってシリコン窒化膜110がエ
ッチング除去されることはない。したがって、仮にコン
タクトホール113に位置ずれが生じていた場合でも、
前記サイドウォール107やSTI102を構成するシ
リコン酸化膜がエッチングされるようなことはない。
ターン112をマスクとしたドライエッチングにより、
前記層間絶縁膜111の所要箇所、この実施形態では前
記MOSトランジスタのドレイン領域108に対応する
箇所にコンタクトホール113を開口する。このコンタ
クトホール113の開口工程では、前記層間絶縁膜11
1の膜厚に対して多少のオーバエッチングを行うこと
で、層間絶縁膜111の膜厚のばらつきにかかわらず、
対象となるMOSトランジスタの全てのコンタクトホー
ルにおいてシリコン窒化膜110に達するまで確実に開
口される。このとき、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜
のエッチング選択性によってシリコン窒化膜110がエ
ッチング除去されることはない。したがって、仮にコン
タクトホール113に位置ずれが生じていた場合でも、
前記サイドウォール107やSTI102を構成するシ
リコン酸化膜がエッチングされるようなことはない。
【0015】次いで、図2(b)のように、前記シリコ
ン基板101の全面に不純物を導入して低抵抗化した多
結晶シリコン膜(DOPOS:Doped PolySilicon )1
14を所要の膜厚に成長する。このDOPOS膜114
の膜厚は、少なくとも前記コンタクトホール113の内
側面に前記DOPOS膜114が被着して当該内側面を
覆うのに必要とされる膜厚とする。しかる上で、前記D
OPOS膜114に対して異方性のあるドライエッチン
グを行い、前記層間絶縁膜111上、前記コンタクトホ
ール113の内底面上の各DOPOS膜114をエッチ
ング除去する。これにより、DOPOS膜114はコン
タクトホール113のほぼ垂直な内側面にのみストッパ
膜として残される。
ン基板101の全面に不純物を導入して低抵抗化した多
結晶シリコン膜(DOPOS:Doped PolySilicon )1
14を所要の膜厚に成長する。このDOPOS膜114
の膜厚は、少なくとも前記コンタクトホール113の内
側面に前記DOPOS膜114が被着して当該内側面を
覆うのに必要とされる膜厚とする。しかる上で、前記D
OPOS膜114に対して異方性のあるドライエッチン
グを行い、前記層間絶縁膜111上、前記コンタクトホ
ール113の内底面上の各DOPOS膜114をエッチ
ング除去する。これにより、DOPOS膜114はコン
タクトホール113のほぼ垂直な内側面にのみストッパ
膜として残される。
【0016】しかる上で、図3(a)のように、前記コ
ンタクトホール113内に露呈されているシリコン窒化
膜110に対してドライエッチングを行い、シリコン窒
化膜110をエッチング除去し、下層のコバルトシリサ
イド層109を露呈させる。さらに、前記コンタクトホ
ール113の内底面に露呈されているコバルトシリサイ
ド層109の表面に生じている荒れを解消するために、
800℃、10秒程度のRTA処理を行い、かつ希弗酸
等を用いたウェットエッチングからなる洗浄を行い、コ
バルトシリサイド層109の表面を薄くエッチングす
る。これにより、コバルトシリサイド層109の清浄化
された表面が露呈される。また、このとき、コンタクト
ホール113はその内側面がDOPOS膜114によっ
て覆われているため、前記希弗酸による洗浄を行って
も、コンタクトホール113の内側面がエッチングされ
ることはなく、コンタクトホール113の内径が拡大さ
れるようなことはない。
ンタクトホール113内に露呈されているシリコン窒化
膜110に対してドライエッチングを行い、シリコン窒
化膜110をエッチング除去し、下層のコバルトシリサ
イド層109を露呈させる。さらに、前記コンタクトホ
ール113の内底面に露呈されているコバルトシリサイ
ド層109の表面に生じている荒れを解消するために、
800℃、10秒程度のRTA処理を行い、かつ希弗酸
等を用いたウェットエッチングからなる洗浄を行い、コ
バルトシリサイド層109の表面を薄くエッチングす
る。これにより、コバルトシリサイド層109の清浄化
された表面が露呈される。また、このとき、コンタクト
ホール113はその内側面がDOPOS膜114によっ
て覆われているため、前記希弗酸による洗浄を行って
も、コンタクトホール113の内側面がエッチングされ
ることはなく、コンタクトホール113の内径が拡大さ
れるようなことはない。
【0017】次いで、図3(b)のように、全面にリン
が導入された多結晶シリコン膜115を堆積して前記コ
ンタクトホール113内に埋め込み、コンタクトプラグ
115として形成する。しかる後、図4に示すように、
前記層間絶縁膜111上に同様の多結晶シリコン膜11
6を堆積し、かつ必要な領域のみを残して、すなわちM
OSトランジスタのドレイン領域108に接続される前
記コンタクトプラグ115の直上の領域のみを残して前
記多結晶シリコン膜116を除去し、DRAMのメモリ
セルの容量電極116として形成する。さらに、その上
にシリコン酸化膜等により容量絶縁膜117を形成し、
かつ金属膜あるいは多結晶シリコン膜118を形成し、
これらの金属膜あるいは多結晶シリコン膜118を所要
のパターンに選択エッチングして共通電極118として
形成する。これにより、MOSトランジスタとキャパシ
タとで構成されるDRAMのメモリセルが形成される。
が導入された多結晶シリコン膜115を堆積して前記コ
ンタクトホール113内に埋め込み、コンタクトプラグ
115として形成する。しかる後、図4に示すように、
前記層間絶縁膜111上に同様の多結晶シリコン膜11
6を堆積し、かつ必要な領域のみを残して、すなわちM
OSトランジスタのドレイン領域108に接続される前
記コンタクトプラグ115の直上の領域のみを残して前
記多結晶シリコン膜116を除去し、DRAMのメモリ
セルの容量電極116として形成する。さらに、その上
にシリコン酸化膜等により容量絶縁膜117を形成し、
かつ金属膜あるいは多結晶シリコン膜118を形成し、
これらの金属膜あるいは多結晶シリコン膜118を所要
のパターンに選択エッチングして共通電極118として
形成する。これにより、MOSトランジスタとキャパシ
タとで構成されるDRAMのメモリセルが形成される。
【0018】以上のように、前記実施形態では、層間絶
縁膜111へのコンタクトホール113の開口時に位置
ずれが生じても、層間絶縁膜111の下層に存在するシ
リコン窒化膜110によってサイドウォール107やS
TI102がエッチングされることが防止され、コンタ
クトホール113内にゲート電極105やシリコン基板
101が露呈されることが防止される。したがって、そ
の後の工程でコンタクトプラグ115を形成してドレイ
ン領域108に対して電気接続を行った場合でも、コン
タクトプラグ115にゲート電極105が短絡するよう
な状況や、コンタクトプラグ115がSTI102の露
呈された領域を介してシリコン基板101に直接的に電
気接続してドレイン領域108を短絡するような状況が
生じることが防止される。
縁膜111へのコンタクトホール113の開口時に位置
ずれが生じても、層間絶縁膜111の下層に存在するシ
リコン窒化膜110によってサイドウォール107やS
TI102がエッチングされることが防止され、コンタ
クトホール113内にゲート電極105やシリコン基板
101が露呈されることが防止される。したがって、そ
の後の工程でコンタクトプラグ115を形成してドレイ
ン領域108に対して電気接続を行った場合でも、コン
タクトプラグ115にゲート電極105が短絡するよう
な状況や、コンタクトプラグ115がSTI102の露
呈された領域を介してシリコン基板101に直接的に電
気接続してドレイン領域108を短絡するような状況が
生じることが防止される。
【0019】また、コンタクトホール113を開口した
後に、コンタクトホール113の内底面に露呈されたコ
バルトシリサイド層109の表面を洗浄する工程では、
コンタクトホール113の内面にはDOPOS膜114
が存在しているため、コンタクトホール113の内側面
が洗浄液に晒されることがなく、コンタクトホール11
3の内側面がエッチングされて内径が拡大されることも
ない。そのため、洗浄処理を行った場合でも、コンタク
トホール113内にゲート電極105やSTI102の
一部が露呈されるようなことはなく、したがって、コン
タクトプラグ115を形成した場合でも、コンタクトプ
ラグ115にゲート電極105が短絡し、あるいはコン
タクトプラグ115がシリコン基板101に電気接続し
てドレイン領域108を短絡することが防止される。
後に、コンタクトホール113の内底面に露呈されたコ
バルトシリサイド層109の表面を洗浄する工程では、
コンタクトホール113の内面にはDOPOS膜114
が存在しているため、コンタクトホール113の内側面
が洗浄液に晒されることがなく、コンタクトホール11
3の内側面がエッチングされて内径が拡大されることも
ない。そのため、洗浄処理を行った場合でも、コンタク
トホール113内にゲート電極105やSTI102の
一部が露呈されるようなことはなく、したがって、コン
タクトプラグ115を形成した場合でも、コンタクトプ
ラグ115にゲート電極105が短絡し、あるいはコン
タクトプラグ115がシリコン基板101に電気接続し
てドレイン領域108を短絡することが防止される。
【0020】ここで、前記実施形態では、MOSトラン
ジスタのゲート電極105上及びソース・ドレイン領域
108にコバルトシリサイド層を形成した例を示してい
るが、チタンシリサイド層、ニッケルシリサイド層等の
他の高融点金属シリサイド層を形成する場合においても
同様である。また、図5に示すように、前記したコバル
トシリサイド層109のような高融点金属シリサイド層
を形成しない場合でも、コンタクトホール113を開口
した後に、コンタクトホール113の内底面に露呈され
るシリコン基板101の表面、この場合はドレイン領域
108のコンタクト面を洗浄する処理を含む半導体装置
の製造工程であれば、この洗浄処理によってコンタクト
ホール113の内径が拡大されるおそれがあるため、コ
ンタクトホール113の内側面にDOPOS膜114を
形成することが有効である。あるいは、図6に示すよう
に、前記コバルトシリサイド層109のような高融点金
属シリサイド層を、コンタクトホール113の内底面に
おいて全厚さにわたってエッチング除去する場合におい
ても同様である。
ジスタのゲート電極105上及びソース・ドレイン領域
108にコバルトシリサイド層を形成した例を示してい
るが、チタンシリサイド層、ニッケルシリサイド層等の
他の高融点金属シリサイド層を形成する場合においても
同様である。また、図5に示すように、前記したコバル
トシリサイド層109のような高融点金属シリサイド層
を形成しない場合でも、コンタクトホール113を開口
した後に、コンタクトホール113の内底面に露呈され
るシリコン基板101の表面、この場合はドレイン領域
108のコンタクト面を洗浄する処理を含む半導体装置
の製造工程であれば、この洗浄処理によってコンタクト
ホール113の内径が拡大されるおそれがあるため、コ
ンタクトホール113の内側面にDOPOS膜114を
形成することが有効である。あるいは、図6に示すよう
に、前記コバルトシリサイド層109のような高融点金
属シリサイド層を、コンタクトホール113の内底面に
おいて全厚さにわたってエッチング除去する場合におい
ても同様である。
【0021】また、前記実施形態では、コバルトシリサ
イド層109の表面の洗浄時に、コンタクトホール11
3の内側面のエッチングを阻止するためのストッパ膜と
してDOPOS膜114を形成した例を示しているが、
前記したように高融点金属シリサイド層の表面あるいは
シリコン基板の表面を洗浄する際の希弗酸に対してエッ
チング選択性のある材料であれば、非晶質シリコン、あ
るいは絶縁膜を用いることも可能である。ただし、前記
実施形態のようにストッパ膜としてDOPOS膜11
4、あるいは不純物が導入されて低抵抗化された非晶質
シリコンを用いた場合には、ストッパ膜自体が導電性を
有するため、その後にコンタクトホール113内に埋め
込まれる多結晶シリコン膜と一体化してコンタクトプラ
グ115を形成することができ、コンタクトプラグ11
5の径寸法の縮小が防止でき、コンタクトプラグ115
の低抵抗化が可能となる。因みに、ストッパ膜に絶縁膜
を用いると、コンタクトプラグ115の径寸法がコンタ
クトホールの内径寸法よりもストッパ膜の膜厚分縮小さ
れ、低抵抗化を図る上では不利となる。
イド層109の表面の洗浄時に、コンタクトホール11
3の内側面のエッチングを阻止するためのストッパ膜と
してDOPOS膜114を形成した例を示しているが、
前記したように高融点金属シリサイド層の表面あるいは
シリコン基板の表面を洗浄する際の希弗酸に対してエッ
チング選択性のある材料であれば、非晶質シリコン、あ
るいは絶縁膜を用いることも可能である。ただし、前記
実施形態のようにストッパ膜としてDOPOS膜11
4、あるいは不純物が導入されて低抵抗化された非晶質
シリコンを用いた場合には、ストッパ膜自体が導電性を
有するため、その後にコンタクトホール113内に埋め
込まれる多結晶シリコン膜と一体化してコンタクトプラ
グ115を形成することができ、コンタクトプラグ11
5の径寸法の縮小が防止でき、コンタクトプラグ115
の低抵抗化が可能となる。因みに、ストッパ膜に絶縁膜
を用いると、コンタクトプラグ115の径寸法がコンタ
クトホールの内径寸法よりもストッパ膜の膜厚分縮小さ
れ、低抵抗化を図る上では不利となる。
【0022】なお、前記実施形態では、層間絶縁膜11
1の下層に層間絶縁膜111を構成するシリコン酸化膜
とはエッチング選択性のあるシリコン窒化膜110を形
成した例を示しているが、コンタクトホール113の位
置精度にある程度の精度が得られ、層間絶縁膜111を
オーバエッチングしてコンタクトホール113を開口し
た際にコンタクトホール113の一部がゲート電極10
5やSTI102と重なることがないような場合には、
図7のように、前記シリコン窒化膜110、あるいはこ
れに代わる他の材質の下層膜を省略することも可能であ
る。このように、下層のシリコン窒化膜110等を省略
すれば、コンタクトホール113の内側面にのみストッ
パ膜(DOPOS膜)114を残した工程の後に、下層
のシリコン窒化膜110等を除去する工程が不要とな
り、製造工程の短縮が可能となる。
1の下層に層間絶縁膜111を構成するシリコン酸化膜
とはエッチング選択性のあるシリコン窒化膜110を形
成した例を示しているが、コンタクトホール113の位
置精度にある程度の精度が得られ、層間絶縁膜111を
オーバエッチングしてコンタクトホール113を開口し
た際にコンタクトホール113の一部がゲート電極10
5やSTI102と重なることがないような場合には、
図7のように、前記シリコン窒化膜110、あるいはこ
れに代わる他の材質の下層膜を省略することも可能であ
る。このように、下層のシリコン窒化膜110等を省略
すれば、コンタクトホール113の内側面にのみストッ
パ膜(DOPOS膜)114を残した工程の後に、下層
のシリコン窒化膜110等を除去する工程が不要とな
り、製造工程の短縮が可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、コンタク
トホールを開口した後に、コンタクトホールの内底面に
露呈された素子のコンタクト面の表面を洗浄する工程で
は、コンタクトホールの内面にはストッパ膜として第1
の導電膜が存在しているため、コンタクトホールの内側
面が洗浄液に晒されることがなく、コンタクトホールの
内側面がエッチングされて内径が拡大されるようなこと
はない。そのため、洗浄処理を行った場合でも、コンタ
クトホール内に素子の導電部分が露呈されるようなこと
はなく、コンタクトホール内に第2の導電膜を埋め込ん
でコンタクトプラグを形成した場合でも、コンタクトプ
ラグによって素子の導電部が短絡されることが防止され
る。これにより、半導体装置の微細化、高集積化を進め
た場合でも、信頼性のあるコンタクト構造の半導体装置
を製造することが可能となる。
トホールを開口した後に、コンタクトホールの内底面に
露呈された素子のコンタクト面の表面を洗浄する工程で
は、コンタクトホールの内面にはストッパ膜として第1
の導電膜が存在しているため、コンタクトホールの内側
面が洗浄液に晒されることがなく、コンタクトホールの
内側面がエッチングされて内径が拡大されるようなこと
はない。そのため、洗浄処理を行った場合でも、コンタ
クトホール内に素子の導電部分が露呈されるようなこと
はなく、コンタクトホール内に第2の導電膜を埋め込ん
でコンタクトプラグを形成した場合でも、コンタクトプ
ラグによって素子の導電部が短絡されることが防止され
る。これにより、半導体装置の微細化、高集積化を進め
た場合でも、信頼性のあるコンタクト構造の半導体装置
を製造することが可能となる。
【図1】本発明の製造方法の実施形態を製造工程順に示
す断面図のその1である。
す断面図のその1である。
【図2】本発明の製造方法の実施形態を製造工程順に示
す断面図のその2である。
す断面図のその2である。
【図3】本発明の製造方法の実施形態を製造工程順に示
す断面図のその3である。
す断面図のその3である。
【図4】本発明の製造方法の実施形態を製造工程順に示
す断面図のその4である。
す断面図のその4である。
【図5】本発明の製造方法の他の実施形態の最終工程の
断面図である。
断面図である。
【図6】本発明の製造方法のさらに他の実施形態の最終
工程の断面図である。
工程の断面図である。
【図7】本発明の製造方法の異なる他の実施形態の最終
工程の断面図である。
工程の断面図である。
【図8】従来の製造方法の一例の製造工程を示す断面図
である。
である。
【図9】従来の製造方法の他の例の製造工程を示す断面
図である。
図である。
101 シリコン基板 102 STI 104 ゲート酸化膜 105 ゲート電極 106 LDD 107 サイドウォール 108 ソース・ドレイン領域 109 コバルトシリサイド層 110 シリコン窒化膜 111 層間絶縁膜(シリコン酸化膜) 113 コンタクトホール 114 DOPOS膜(ストッパ膜:第1の導電膜) 115 コンタクトプラグ(第2の導電膜) 116 容量電極 117 容量絶縁膜 118 共通電極 201 シリコン基板 202 STI 204 ゲート酸化膜 205 ゲート電極 206 LDD 207 サイドウォール 208 ソース・ドレイン領域 209 金属シリサイド層 210 シリコン窒化膜 211 層間絶縁膜(シリコン酸化膜) 213 コンタクトホール 215 コンタクトプラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 BB20 BB21 BB25 CC01 DD04 DD08 DD16 DD17 DD22 DD32 DD64 DD80 DD84 FF13 FF24 GG09 GG14 GG16 HH14 HH16 HH20 5F040 DA14 DB01 DC01 EA08 EF02 EH07 EK05 FB10 FC19 FC22 5F083 AD31 GA13 JA32 JA35 MA04 MA05 MA06 MA17 NA01 PR06 PR09 PR34 PR48
Claims (7)
- 【請求項1】 シリコン基板上に素子を形成する工程
と、前記素子を覆う層間絶縁膜を形成し、前記層間絶縁
膜に前記素子を露呈するコンタクトホールを開口する工
程と、前記コンタクトホールの内底面に露呈される前記
素子のコンタクト面を洗浄する工程と、前記コンタクト
ホール内に導電材を埋め込んでコンタクトプラグを形成
する工程を含む半導体装置の製造方法において、前記コ
ンタクトホールを開口した後、前記素子のコンタクト面
を洗浄する工程の間に、前記洗浄剤に対して耐性のある
ストッパ膜を前記コンタクトホールの内側面に形成する
工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記素子のコンタクト面の洗浄は、希弗
酸によるウェットエッチング処理であることを特徴とす
る請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記素子のコンタクト面には、高融点金
属シリサイド層が形成されており、前記洗浄では前記高
融点金属シリサイド層の表面層、あるいは前記高融点金
属シリサイド層の全層にわたってエッチング除去するこ
とを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項4】 前記ストッパ膜は、前記希弗酸に対して
エッチング選択性のある多結晶シリコン膜、非晶質シリ
コン膜等の導電性材料膜で構成されることを特徴とする
請求項2または3に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記層間絶縁膜の下層には、前記コンタ
クトホールの開口工程に対してエッチング選択性のある
下層膜が形成され、前記コンタクトホールを前記下層膜
が完全に露呈されるまでオーバエッチングにより開口す
ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 シリコン基板にゲート電極、ソース・ド
レイン領域を形成してMOSトランジスタを形成する工
程と、前記MOSトランジスタのシリコン面に高融点金
属シリサイド層を形成する工程と、前記MOSトランジ
スタを覆うシリコン窒化膜を形成する工程と、前記シリ
コン窒化膜上にシリコン酸化膜の層間絶縁膜を形成する
構成と、前記MOSトランジスタの少なくともソース・
ドレイン領域に対応する位置において前記層間絶縁膜に
前記シリコン窒化膜に達するコンタクトホールを開口す
る工程と、全面に第1の導電膜を形成し、かつ前記第1
の導電膜を異方性エッチングして前記コンタクトホール
の内側面にのみ前記第1の導電膜を残してストッパ膜を
形成する工程と、前記コンタクトホールの内底面に露呈
する前記シリコン窒化膜を除去する工程と、前記コンタ
クトホールの内底面に露呈された前記高融点金属シリサ
イド層の表面を希弗酸によるウェットエッチングにより
洗浄する工程と、前記コンタクトホール内に第2の導電
膜を埋め込み、前記ストッパ膜を構成する第1の導電膜
と一体化したコンタクトプラグを形成する工程とを含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記シリコン基板には素子形成領域を区
画するための溝型の素子分離酸化膜を形成する工程と、
前記ゲート電極の側面にシリコン酸化膜からなるサイド
ウォールを形成する工程とを含むことを特徴とする請求
項6に記載の半導体装置の製造方法。
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