JP2000307119A - 有機el素子の駆動装置および有機el表示装置 - Google Patents
有機el素子の駆動装置および有機el表示装置Info
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Abstract
素間や製品間で発光輝度のバラツキを生じることなく、
しかも動作速度が速い有機EL素子の駆動装置を実現す
る。 【解決手段】 制御電極と一組の被制御電極とが非単結
晶シリコン基体に形成されているスイッチング素子と、
このスイッチング素子により駆動され、少なくとも発光
機能に関与する有機層を有する有機EL素子とを有し、
前記スイッチング素子は、非単結晶シリコン基体の活性
層の膜厚が100〜800Åである有機EL素子の駆動
装置とした。
Description
装置に関し、特に非単結晶半導体薄膜を基体とする薄膜
トランジスタを用いた有機EL素子の駆動装置に関す
る。
イ)において、X−Yマトリックス回路で単純駆動をさ
せ画像表示を行う技術が知られている(特開平2−37
385号公報,特開平3−233891号公報など)。
しかし、このような単純駆動では、線順次駆動を行うの
で、走査数が数百本と多い場合には、要求される瞬間輝
度が観察される輝度の数百倍となるため、下記のような
問題があった。
常電圧下の場合の通常2〜3倍以上となるため効率が低
下する。従って消費電力が大きくなる。 (2)瞬間的に流れる電流量が数百倍となるため、有機
発光層が劣化しやすくなる。 (3)(2)と同様に通電電流が非常に大きいため、電
極配線の電圧降下が問題となる。
て、下記のアクティブマトリックス駆動が提案されてい
る。すなわち、蛍光体として無機物であるZnSを用
い、さらにアクティブマトリックス駆動を行うディスプ
レイが開示されている(米国特許第4143297
号)。しかし、この技術においては、無機蛍光体を用い
るため駆動電圧が100V以上と高く問題となってい
た。同様な技術は、IEEETrans Electr
on Devices,802(1971)にも記載さ
れている。一方、有機蛍光体を用いアクティブマトリッ
クス駆動を行うディスプレイも最近、多数開発されてい
る(特開平7−122360号公報,特開平7−122
361号公報,特開平7−153576号公報,特開平
8−54836号公報,特開平7−111341号公
報,特開平7−312290号公報,特開平8−109
370号公報,特開平8−129359号公報,特開平
8−241047号公報および特開平8−227276
号公報など)。上記の技術は、有機蛍光体を用いること
により駆動電圧が10V以下と大幅に低電圧化し、高効
率な有機蛍光体を用いる場合には効率は3 lm/w〜
15 lm/wの範囲で極めて高効率であること、ま
た、単純駆動に比べて高精細ディスプレイの駆動電圧が
1/2〜1/3となり、消費電力が低減できること等の
優れた特徴があったが、下記の点が問題となっていた。
の1つとして、非動作時に流れるオフ電流Ioff があ
る。このオフ電流Ioff が多くなると、誤発光現象を生
じたり、コントラストの低下現象を生じたりして、表示
装置の品質を著しく低下させてしまう。
(サブスレッショルド系数)がある。通常、TFT等の
スイッチング素子では、S値が小さいほど好ましいとさ
れている。これは、S値が小さくなると、少ない電圧変
化でスイッチング動作を行えるためで、通常、TFTで
は0.8以下が好ましいとされている。しかし、電流発
光素子である有機EL素子を駆動する場合、S値が大き
くなるとスイッチング素子のバラツキがそのまま発光輝
度の変化として生じやすくなり、画素間、製品間で発光
輝度のバラツキを生じてしまう。
光や、コントラストの低下を防止し、画素間や製品間で
発光輝度のバラツキを生じることなく、しかも動作速度
が速い有機EL素子の駆動装置、およびこれを用いた有
機EL表示装置を実現することである。
下の構成により達成される。 (1) 制御電極と一組の被制御電極とが非単結晶シリ
コン基体に形成されているスイッチング素子と、このス
イッチング素子により駆動され、少なくとも発光機能に
関与する有機層を有する有機EL素子とを有し、前記ス
イッチング素子は、非単結晶シリコン基体の活性層の膜
厚が100〜800Åである有機EL素子の駆動装置。 (2) 前記スイッチング素子は、S値が0.8(V/d
ecade)以上である上記(1)の有機EL素子の駆動装
置。 (3) 前記スイッチング素子のオフ電流は、1×10
-8 A以下である上記(1)または(2)の有機EL素子
の駆動装置。 (4) 上記(1)〜(3)のいずれかの有機EL素子
の駆動装置がマトリクス状に配置されている有機EL表
示装置。
ッチング素子のバラツキによる電流変動の影響を受け、
発光輝度のバラツキを生じやすい。特に、S値が大きい
素子は、僅かな制御電圧の変化により、被制御側の電流
をスイッチできる反面、素子特性のバラツキや経時変化
等により、素子間でのしきい値の変動により、オン電流
に大きな差が生じてしまう。
流の変化/しきい値電圧の変化の割合を小さく押さえる
ことにより、スイッチング素子のバラツキによる有機E
L素子間での発光輝度のバラツキを抑制することができ
る。
数とも称し、例えばFETの場合、 S=∂Vgs /∂log10Ids (V/decade) Vgs :ドレイン−ゲート間電圧 Ids :ドレイン−ソース間電流 で表される。
は、本願実施例の図9に示すような関係にある。図9の
グラフから明らかなように、S値が低下するとIonのバ
ラツキと電界移動度は増大する。そして、S値が0.8
より低くなるとIonのバラツキは40以上となるが、電
界移動度も40以上となる。ここで、Ionのバラツキ
は、Ionのバラツキの標準偏差をIonの平均値で割った
値の百分率として示した。
関係は、例えば図10に示すようになっている。電界移
動度と活性層の膜厚との関係は、活性層を形成する際の
方法によっても異なるが、図10のグラフから明らかな
ように、膜厚が100Å以下になると、いずれのアニー
ル方法によっても電界移動度を30(cm2/V・sec)以上
とすることが困難になってくる。
図11に示すような関係にある。このグラフから明らか
なように、活性層の膜厚が1000Åを超えると、オフ
電流が増加してTFTの特性が低下してくることがわか
る。
は、制御電極と一組の被制御電極とがシリコン基体に形
成されているスイッチング素子と、このスイッチング素
子により駆動され、少なくとも発光機能に関与する有機
層を有する有機EL素子とを有し、前記スイッチング素
子は、シリコン基体の活性層の膜厚が100〜1000
Åであって、S値が0.8(V/decade)超である。
を規制することにより、オフ電流の増加を抑制すること
ができる。また、このような膜厚に調整してS値を0.
8(V/decade)超とすることにより、素子間の特性の
バラツキによる発光輝度の変動を抑制することができ
る。
一組の被制御電極とがシリコン基体に形成され、有機E
L素子を直接駆動する半導体であれば特に規制されるも
のではないが、表示装置として機能させるにはTFT
(Thin Film Transistor)タイプのものが好ましい。
り、石英、サファイア、ガラスのような透明材料である
ことが好ましい。ここで、透明とは、有機EL表示装置
における実際的な使用に対して充分な光を透過する性質
を有することを意味する。例えば、所望の発光波長帯域
で50%以上の光を透過するものは透明と考えられる。
また、低歪点ガラスとは、約700℃以上の温度で歪む
ガラスをいう。
FT)は有機EL素子の駆動のために用いられる。
ば、n+ /i/n+ 領域が形成された部分であり、n+
はN型にドーピングされた部位,iはドーピングされて
いない部位を示す。この活性層のドーピングがされた部
位はP型にドーピングされたp+であっても良い。この
活性層は、好ましくはポリシリコンで形成される。ポリ
シリコンは、アモルファスSiに比べ通電に対し十分な
安定性を示す。
は、各種CVD法により積層しうるが、好ましくはプラ
ズマCVD法により積層する。その後、KrF(248
nm)レーザーなどのエキシマーレーザーによりアニール
し、結晶化する。具体的な方法としては、SID´9
6,Digest oftechnical paper
s P17〜28に示されているような方法を用いると
よい。
は、基板温度100〜300℃に維持するのが好まし
く、100〜300mJ/cm2 のエネルギー量をもつ
レーザー光でアニール化するのが好ましい。
ル法を用いて結晶化してもよい。また、熱アニール法と
レーザーアニール法を併用することにより、さらに好ま
しい結果を得ることができる。
℃前後の加熱処理を経て形成されるシリコン薄膜(いわ
ゆる高温ポリシリコン膜)や600℃以下の比較的低温
で形成されるシリコン薄膜(いわゆる低温ポリシリコン
膜)がある。本発明の活性層は、高温ポリシリコン、低
温ポリシリコンのいずれであってもよい。
〜800Å、好ましくは300〜500Åである。
グラフィにより、スイッチング素子として必要な構成と
なるようアイランドにパターン化される。
セラミック、サファイア、ガラス等を用いることができ
るが、好ましくは低歪点ガラスのような高価でない材料
である。ガラス基板が用いられるときにはTFT−EL
の製造全体がガラスの溶融または歪みを回避し、能動領
域内にドーパントの外側拡散(out−diffusi
on)を回避するため、アニーリングは低プロセス温度
で実施される。このようにしてガラス基板に対して全て
の製造段階は800℃以下、好ましくは600℃以下で
なされなければならない。
は絶縁ゲート材料がポリシリコンアイランド上および絶
縁基板の表面にわたり積層される。絶縁材料は好ましく
はプラズマCVD(PECVD)または減圧CVD(L
PCVD)のような化学蒸着(CVD)により積層され
る二酸化シリコン(SiO2 )である。ゲート酸化物絶
縁層の厚さは好ましくは約50〜200nmである。基板
温度としては250〜400℃が好ましくさらに高品質
の絶縁ゲート材料を得るためにはアニールを300〜6
00℃で1〜3時間程度施すのが好ましい。
極を蒸着またはスパッタリング等により形成し、ゲート
電極をパターンニングする。ゲート電極の好ましい膜厚
は100〜500nmである。
してポリシリコンを用いる次の技術がある。
は、プラズマCVD法でPドープのα−Siを形成し、
これを600℃アニールにより多結晶化させ、n型の多
結晶Siとし、ホトリソグラフィーの手法を用いてパタ
ーニングする。
を形成してもよい。Al合金,Al,Cr,W,Moな
どの金属線をフォトリソグラフィにより形成する。
するために陽極酸化を2回にわたり行うのが好ましい。
陽極酸化に関しては特公平8−15120号公報に詳細
に開示されている。
はp+ の部位を形成する。
のコンタクトは、上記絶縁膜を開口した箇所で行う。上
記絶縁膜の内、SiO2 は、例えばTEOS(テトラエ
トキシシラン)をガスとして基板温度250〜400℃
の間に設定しPECVDにより得ることができる。また
ECR−CVDで基板温度を100〜300℃としても
得ることができる。
することができる。プラズマエッチングによるエッチバ
ック法 各種CVD法,プラズマCVD,PECVD
(プラズマ インハンスド CVD),LPCVD(減圧
CVD)法などによりSiO2 シリカを好ましくは0.
2μm〜3μm成膜する。
(SiO2 )を得ることができる。この方法には、シリ
カの他,PSG,BSG(リンシリカガラス,ボロンシ
リカガラス)を用いることもできるし、Si3N4 など
チッ化シリコン系化合物を用いることがもできる。以上
のようにして、スイッチング素子が形成される。
-8 A以下、特に1×10-10 A以下である。その下限と
しては特に規制されるものではなく、少ないほど好まし
いが、通常、1×10-13 A、好ましくは1×10-14 A
程度である。オフ電流が多くなると、誤発光やコントラ
ストの低下を招く。
くは60(cm2 /V・sec)以下、特に30〜50(cm2
/V・sec)である。
体的な構成、およびその製造工程について図を参照しつ
つ説明する。
ッタ法、各種CVD法、好ましくはプラズマCVD法等
により、α−Si層2を積層する。
ザー15等によりアニール、結晶化を行い、活性層2a
を形成する。
活性層(ポリシリコン層)2aをフォトリソグラフィに
よりアイランドにパターン化する。
ポリシリコンアイランド2a上および絶縁基板1の表面
にわたり積層する。基板温度としては250〜400℃
が好ましくさらに高品質の絶縁ゲート材料を得るために
はアニールを300〜600℃で1〜3時間程度施すの
が好ましい。
蒸着またはスパッタリングで成膜する。
をパターニングし、パターニングされたゲート電極4上
からイオンドーピング16を行い、n+ またはp+ の部
位を形成し、さらに、信号電極線および走査電極線をフ
ォトリソグラフィーにより形成する。
トを形成する。コンタクトは、絶縁膜11を開口した箇
所で行う。先ず、常圧CVD法により、層間絶縁層とし
てSiO2 膜を成膜する。次いで、層間絶縁層をエッチ
ングしてコンタクトホールを形成し、ドレイン、ソース
接続部を開口する。
ぞれドレイン配線電極12、ソース配線電極13を成膜
して、ドレイン、ソース電極と接続する。この場合、ド
レイン、ソース電極のいずれか一方が、有機EL素子の
第1の電極、または第2の電極として機能するか、これ
と接続される。図示例ではホール注入電極であるITO
(15)と接続される。さらに、ドレイン配線電極12
上に絶縁膜14を形成し、同時に画素部分以外を覆うエ
ッジカバーを形成して図7に示すようなスイッチング素
子を得る。
電極との接続には、例えば図8に示すように配線電極1
3と、ホール注入電極15との間に両者の接続性を向上
させるために、TiN等の接続金属層16を形成すると
よい。
について説明する。有機EL素子は、第1の電極と、第
2の電極との間に、少なくとも発光機能に関与する有機
物質を含有する有機層を有する。そして、第1の電極
と、第2の電極とから与えられる電子・ホールが、有機
層中で再結合することにより発光する。
をホール注入電極、電子注入電極としてもよいが、通
常、基板側の第1の電極がホール注入電極となり、第2
の電極は電子注入電極となる。
が好ましく、例えば、K、Li、Na、Mg、La、C
e、Ca、Sr、Ba、Al、Ag、In、Sn、Z
n、Zr等の金属元素単体、または安定性を向上させる
ためにそれらを含む2成分、3成分の合金系を用いるこ
とが好ましい。合金系としては、例えばAg・Mg(A
g:0.1〜50at%)、Al・Li(Li:0.01
〜14at%)、In・Mg(Mg:50〜80at%)、
Al・Ca(Ca:0.01〜20at%)等が挙げられ
る。なお、電子注入電極は蒸着法やスパッタ法でも形成
することが可能である。
分行える一定以上の厚さとすれば良く、0.5nm以上、
好ましくは1nm以上、より好ましくは3nm以上とすれば
よい。また、その上限値には特に制限はないが、通常膜
厚は3〜500nm程度とすればよい。電子注入電極の上
には、さらに補助電極ないし保護電極を設けてもよい。
×10-5Torrで、蒸発源の加熱温度は、金属材料であれ
ば100〜1400℃、有機材料であれば100〜50
0℃程度が好ましい。
ため、透明ないし半透明な電極が好ましい。透明電極と
しては、ITO(錫ドープ酸化インジウム)、IZO
(亜鉛ドープ酸化インジウム)、ZnO、SnO2 、I
n2 O3 等が挙げられるが、好ましくはITO(錫ドー
プ酸化インジウム)、IZO(亜鉛ドープ酸化インジウ
ム)が好ましい。ITOは、通常In2 O3 とSnOと
を化学量論組成で含有するが、O量は多少これから偏倚
していてもよい。ホール注入電極は、透明性が必要でな
いときは、不透明の公知の金属材質であってもよい。
分行える一定以上の厚さを有すれば良く、好ましくは5
0〜500nm、さらには50〜300nmの範囲が好まし
い。また、その上限は特に制限はないが、あまり厚いと
剥離などの心配が生じる。厚さが薄すぎると、製造時の
膜強度やホール輸送能力、抵抗値の点で問題がある。
も形成できるが、好ましくはスパッタ法、特にパルスD
Cスパッタ法により形成することが好ましい。
成とすることができる。発光層は、ホール(正孔)およ
び電子の注入機能、それらの輸送機能、ホールと電子の
再結合により励起子を生成させる機能を有する。発光層
には、比較的電子的にニュートラルな化合物を用いるこ
とが好ましい。
のホールの注入を容易にする機能、ホールを安定に輸送
する機能および電子を妨げる機能を有するものであり、
電子注入輸送層は、電子注入電極からの電子の注入を容
易にする機能、電子を安定に輸送する機能およびホール
を妨げる機能を有するものである。これらの層は、発光
層に注入されるホールや電子を増大・閉じこめさせ、再
結合領域を最適化させ、発光効率を改善する。
よび電子注入輸送層の厚さは、特に制限されるものでは
なく、形成方法によっても異なるが、通常5〜500nm
程度、特に10〜300nmとすることが好ましい。
送層の厚さは、再結合・発光領域の設計によるが、発光
層の厚さと同程度または1/10〜10倍程度とすれば
よい。ホールまたは電子の各々の注入層と輸送層とを分
ける場合は、注入層は1nm以上、輸送層は1nm以上とす
るのが好ましい。このときの注入層、輸送層の厚さの上
限は、通常、注入層で500nm程度、輸送層で500nm
程度である。このような膜厚については、注入輸送層を
2層設けるときも同じである。
する化合物である蛍光性物質を含有させる。このような
蛍光性物質としては、例えば、特開昭63−26469
2号公報に開示されているような化合物、例えばキナク
リドン、ルブレン、スチリル系色素等の化合物から選択
される少なくとも1種が挙げられる。また、トリス(8
−キノリノラト)アルミニウム等の8−キノリノールま
たはその誘導体を配位子とする金属錯体色素などのキノ
リン誘導体、テトラフェニルブタジエン、アントラセ
ン、ペリレン、コロネン、12−フタロペリノン誘導体
等が挙げられる。さらには、特開平8−12600号公
報(特願平6−110569号)に記載のフェニルアン
トラセン誘導体、特開平8−12969号公報(特願平
6−114456号)のテトラアリールエテン誘導体等
を用いることができる。
と組み合わせて使用することが好ましく、ドーパントと
しての使用が好ましい。このような場合の発光層におけ
る化合物の含有量は0.01〜20体積% 、さらには
0.1〜15体積% であることが好ましい。特にルブレ
ン系では、0.01〜20体積%であることが好まし
い。ホスト物質と組み合わせて使用することによって、
ホスト物質の発光波長特性を変化させることができ、長
波長に移行した発光が可能になるとともに、素子の発光
効率や安定性が向上する。
好ましく、さらには8−キノリノールまたはその誘導体
を配位子とするアルミニウム錯体が好ましい。このよう
なアルミニウム錯体としては、特開昭63−26469
2号、特開平3−255190号、特開平5−7073
3号、特開平5−258859号、特開平6−2158
74号等に開示されているものを挙げることができる。
ラト)アルミニウム、ビス(8−キノリノラト)マグネ
シウム、ビス(ベンゾ{f}−8−キノリノラト)亜
鉛、ビス(2−メチル−8−キノリノラト)アルミニウ
ムオキシド、トリス(8−キノリノラト)インジウム、
トリス(5−メチル−8−キノリノラト)アルミニウ
ム、8−キノリノラトリチウム、トリス(5−クロロ−
8−キノリノラト)ガリウム、ビス(5−クロロ−8−
キノリノラト)カルシウム、5,7−ジクロル−8−キ
ノリノラトアルミニウム、トリス(5,7−ジブロモ−
8−ヒドロキシキノリノラト)アルミニウム、ポリ[亜
鉛(II)−ビス(8−ヒドロキシ−5−キノリニル)メ
タン]等がある。
−12600号公報(特願平6−110569号)に記
載のフェニルアントラセン誘導体や特開平8−1296
9号公報(特願平6−114456号)に記載のテトラ
アリールエテン誘導体なども好ましい。
ってもよく、このような場合はトリス(8−キノリノラ
ト)アルミニウム等を使用することが好ましい。これら
の蛍光性物質を蒸着すればよい。
も1種のホール注入輸送性化合物と少なくとも1種の電
子注入輸送性化合物との混合層とすることも好ましく、
さらにはこの混合層中にドーパントを含有させることが
好ましい。このような混合層における化合物の含有量
は、0.01〜20体積% 、さらには0.1〜15体積
% とすることが好ましい。
スができるため、各キャリアは極性的に有利な物質中を
移動し、逆の極性のキャリア注入は起こりにくくなるた
め、有機化合物がダメージを受けにくくなり、素子寿命
がのびるという利点がある。また、前述のドーパントを
このような混合層に含有させることにより、混合層自体
のもつ発光波長特性を変化させることができ、発光波長
を長波長に移行させることができるとともに、発光強度
を高め、素子の安定性を向上させることもできる。
物および電子注入輸送性化合物は、各々、後述のホール
注入輸送層用の化合物および電子注入輸送層用の化合物
の中から選択すればよい。なかでも、ホール注入輸送層
用の化合物としては、強い蛍光を持ったアミン誘導体、
例えばホール輸送材料であるトリフェニルジアミン誘導
体、さらにはスチリルアミン誘導体、芳香族縮合環を持
つアミン誘導体を用いるのが好ましい。
ン誘導体、さらには8−キノリノールないしその誘導体
を配位子とする金属錯体、特にトリス(8−キノリノラ
ト)アルミニウム(Alq3 )を用いることが好まし
い。また、上記のフェニルアントラセン誘導体、テトラ
アリールエテン誘導体を用いるのも好ましい。
い蛍光を持ったアミン誘導体、例えば上記のホール輸送
材料であるトリフェニルジアミン誘導体、さらにはスチ
リルアミン誘導体、芳香族縮合環を持つアミン誘導体を
用いるのが好ましい。
移動度とキャリア濃度によるが、一般的には、ホール注
入輸送性化合物の化合物/電子注入輸送機能を有する化
合物の重量比が、1/99〜99/1、さらに好ましく
は10/90〜90/10、特に好ましくは20/80
〜80/20程度となるようにすることが好ましい。
する厚み以上で、有機化合物層の膜厚未満とすることが
好ましい。具体的には1〜85nmとすることが好まし
く、さらには5〜60nm、特には5〜50nmとすること
が好ましい。
蒸着源より蒸発させる共蒸着が好ましいが、蒸気圧(蒸
発温度)が同程度あるいは非常に近い場合には、予め同
じ蒸着ボード内で混合させておき、蒸着することもでき
る。混合層は化合物同士が均一に混合している方が好ま
しいが、場合によっては、化合物が島状に存在するもの
であってもよい。発光層は、一般的には、有機蛍光物質
を蒸着するか、あるいは、樹脂バインダー中に分散させ
てコーティングすることにより、発光層を所定の厚さに
形成する。
3−295695号公報、特開平2−191694号公
報、特開平3−792号公報、特開平5−234681
号公報、特開平5−239455号公報、特開平5−2
99174号公報、特開平7−126225号公報、特
開平7−126226号公報、特開平8−100172
号公報、EP0650955A1等に記載されている各
種有機化合物を用いることができる。例えば、テトラア
リールベンジシン化合物(トリアリールジアミンないし
トリフェニルジアミン:TPD)、芳香族三級アミン、
ヒドラゾン誘導体、カルバゾール誘導体、トリアゾール
誘導体、イミダゾール誘導体、アミノ基を有するオキサ
ジアゾール誘導体、ポリチオフェン等である。これらの
化合物は、1種のみを用いても、2種以上を併用しても
よい。2種以上を併用するときは、別層にして積層した
り、混合したりすればよい。
輸送層とに分けて積層する場合は、ホール注入輸送層用
の化合物のなかから好ましい組合せを選択して用いるこ
とができる。このとき、ホール注入電極(ITO等)側
からイオン化ポテンシャルの小さい化合物の順に積層す
ることが好ましい。また、ホール注入電極表面には薄膜
性の良好な化合物を用いることが好ましい。このような
積層順については、ホール注入輸送層を2層以上設ける
ときも同様である。このような積層順とすることによっ
て、駆動電圧が低下し、電流リークの発生やダークスポ
ットの発生・成長を防ぐことができる。また、素子化す
る場合、蒸着を用いているので1〜10nm程度の薄い膜
も均一かつピンホールフリーとすることができるため、
ホール注入層にイオン化ポテンシャルが小さく、可視部
に吸収をもつような化合物を用いても、発光色の色調変
化や再吸収による効率の低下を防ぐことができる。ホー
ル注入輸送層は、発光層等と同様に上記の化合物を蒸着
することにより形成することができる。
ノラト)アルミニウム(Alq3 )等の8−キノリノー
ルまたはその誘導体を配位子とする有機金属錯体などの
キノリン誘導体、オキサジアゾール誘導体、ペリレン誘
導体、ピリジン誘導体、ピリミジン誘導体、キノキサリ
ン誘導体、ジフェニルキノン誘導体、ニトロ置換フルオ
レン誘導体等を用いることができる。電子注入輸送層は
発光層を兼ねたものであってもよく、このような場合は
トリス(8−キノリノラト)アルミニウム等を使用する
ことが好ましい。電子注入輸送層の形成は、発光層と同
様に、蒸着等によればよい。
とに分けて積層する場合には、電子注入輸送層用の化合
物の中から好ましい組み合わせを選択して用いることが
できる。このとき、電子注入電極側から電子親和力の値
の大きい化合物の順に積層することが好ましい。このよ
うな積層順については、電子注入輸送層を2層以上設け
るときも同様である。
輸送層の形成には、均質な薄膜が形成できることから、
真空蒸着法を用いることが好ましい。真空蒸着法を用い
た場合、アモルファス状態または結晶粒径が0.2μm
以下の均質な薄膜が得られる。結晶粒径が0.2μm を
超えていると、不均一な発光となり、素子の駆動電圧を
高くしなければならなくなり、電荷の注入効率も著しく
低下する。
0-4Pa以下の真空度とし、蒸着速度は0.01〜1nm/
sec 程度とすることが好ましい。また、真空中で連続し
て各層を形成することが好ましい。真空中で連続して形
成すれば、各層の界面に不純物が吸着することを防げる
ため、高特性が得られる。また、素子の駆動電圧を低く
したり、ダークスポットの発生・成長を抑制したりする
ことができる。
合において、1層に複数の化合物を含有させる場合、化
合物を入れた各ボートを個別に温度制御して共蒸着する
ことが好ましい。
色変換膜、あるいは誘電体反射膜を用いて発光色をコン
トロールしてもよい。
で用いられているカラーフィルターを用いれば良いが、
有機EL素子の発光する光に合わせてカラーフィルター
の特性を調整し、取り出し効率・色純度を最適化すれば
よい。
するような短波長の外光をカットできるカラーフィルタ
ーを用いれば、素子の耐光性・表示のコントラストも向
上する。
いてカラーフィルターの代わりにしても良い。
吸収し、蛍光変換膜中の蛍光体から光を放出させること
で、発光色の色変換を行うものであるが、組成として
は、バインダー、蛍光材料、光吸収材料の三つから形成
される。
いものを用いれば良く、EL発光波長域に吸収が強いこ
とが望ましい。実際には、レーザー色素などが適してお
り、ローダミン系化合物・ペリレン系化合物・シアニン
系化合物・フタロシアニン系化合物(サブフタロシアニ
ン等も含む)ナフタロイミド系化合物・縮合環炭化水素
系化合物・縮合複素環系化合物・スチリル系化合物・ク
マリン系化合物等を用いればよい。
ような材料を選べば良く、フォトリソグラフィー・印刷
等で微細なパターニングが出来るようなものが好まし
い。また、基板上にホール注入電極と接する状態で形成
される場合、ホール注入電極(ITO、IZO)の成膜
時にダメージを受けないような材料が好ましい。
い場合に用いるが、必要のない場合は用いなくても良
い。また、光吸収材料は、蛍光性材料の蛍光を消光しな
いような材料を選べば良い。
流駆動型、パルス駆動型のEL素子として用いられる。
印加電圧は、通常、2〜30V 程度とされる。
ス基板の上にアモルファス・シリコン層を約600Åの
厚さでCVD法により成膜した。この成膜条件は、下記
の通りである。 Si2H6 ガス :100SCCM、圧力 :0.3Torr、温
度 :480℃。
固相成長させて活性層(ポリシリコン層)とした。この
固相成長は、熱アニールとレーザーアニールを併用し
た。その条件は下記の通りである。
ショット数:50
グして活性シリコン層:500Åを得た。
なるSiO2 層を、例えばプラズマCVD法により、約
800Å成膜した。成膜条件は例えば下記の通りであ
る。
エトキシシラン)ガス:50SCCM、O2 :500SCCM、
圧力:0.1〜0.5Torr、温度:350℃。
Mo−Si2 層を、スパッタ法により、約1000Å成
膜した。それからこのMo−Si2 層および上記で形成
したSiO2 層を、例えばドライエッチングによりパタ
ーニングし、ゲート電極およびゲード酸化膜を得た。
リコン活性層のソース・ドレイン領域となるべき部分に
イオンドーピング法により、N型の不純物:Pをドーピ
ングした。
10時間加熱して、ドーパントの活性化を行った。さら
に、水素雰囲気中で約400℃で30分加熱処理して水
素化を行い、半導体の欠陥準位密度を減少させた。
SiO2 層を、厚さ約8000Å成形した。この層間絶
縁層となるSiO2 の成膜条件は、以下の通りである。 O2/N2 :10SLM 5%SiH4/N2 :1SLM 1%PH3/N2 :500SCCM N2 :10SLM 温度:410℃ 圧力:大気圧
ングし、コンタクト用のホールを形成した。次いで、ド
レイン、ソース配線電極としてAlを蒸着した。
ザーアニールのレーザーショット数を200(比較サン
プル1)、膜厚を1000Åとしてレーザーアニールの
レーザーショット数を200(比較サンプル2)とした
以外は上記と同様にして比較サンプルを作製した。
ころ、本発明サンプルは1.0(V/decade)、比較サ
ンプル1は0.4(V/decade)であった。さらに、オ
フ電流を測定したところ、本発明サンプルは4×10
-10 A、比較サンプル1は1×10-10 A、比較サンプル
2は1×10-6 A以上であった。
入電極となるITOを成膜し、前記配線電極と接続し
た。
TFT薄膜パターンの画素領域(ITO上)に発光層を
含む有機層を真空蒸着法により成膜した。成膜した材料
は以下の通りである。ここでは一例のみを挙げるが、本
発明はその概念から明らかなように、蒸着法で形成可能
であれば成膜材料によらずに適用できる。
N,N´−ビス(m−メチルフェニル)−N,N´−ジフ
ェニル−1,1´−ビフェニル−4,4´−ジアミン(N,
N´-bis(m-methyl phenyl)-N,N´-diphenyl-1,1´-biph
enyl-4,4´-diamine以下TPDと略す)を、発光層兼電
子輸送層としてトリス(8−ヒドロキシキノリン)アル
ミニウム(tris (8-hydroxyquinoline)aluminium 以下
Alq3 と略す)を、さらに真空を破らずに第2の電極
12として陰極を、引き続き成膜した。
ール輸送層は真空蒸着法を、第2の電極はDCスパッタ
法を選択した。第2の電極としてはAl/Li合金(L
i濃度:7at%)をガス圧1Pa、パワー1W/cm2 で膜
厚5nmだけ成膜し、さらに、配線電極としてAlを0.
3Pa、パワー1W/cm2 で膜厚200nm積層した。
動するTFTのゲートに、所定の駆動電圧を加えて時分
割駆動したところ、TFTの動作に従って、オン−オフ
動作(発光)が確認された。また、本発明サンプルは比
較サンプル1に比べコントラストが改善されるととも
に、誤発光発光現象は見られなかった。また、比較サン
プル2は本発明サンプルよりコントラスト比が1/2以
下に低下していた。
実施例で用いた有機EL素子構成膜およびその積層順序
に限るものではなく、ホール注入層、発光層、第2の電
極、配線電極に他の材料を用いてもよく、ホール注入
層、電子輸送層、電子注入層などをさらに形成し多層構
造としても良い。言い換えると成膜される材料の種類、
構造によらず適用できる。
や、コントラストの低下を防止し、画素間や製品間で発
光輝度のバラツキを生じることなく、しかも動作速度が
速い有機EL素子の駆動装置を実現することができる。
示す一部断面図である。
示す一部断面図である。
示す一部断面図である。
示す一部断面図である。
示す一部断面図である。
示す一部断面図である。
を示す一部断面図である。
続性を向上させるために形成された接続金属層の様子を
示した部分断面図である。
示したグラフである。
係を示したグラフである。
グラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 制御電極と一組の被制御電極とが非単結
晶シリコン基体に形成されているスイッチング素子と、 このスイッチング素子により駆動され、少なくとも発光
機能に関与する有機層を有する有機EL素子とを有し、 前記スイッチング素子は、非単結晶シリコン基体の活性
層の膜厚が100〜800Åである有機EL素子の駆動
装置。 - 【請求項2】 前記スイッチング素子は、S値が0.8
(V/decade)以上である請求項1の有機EL素子の駆
動装置。 - 【請求項3】 前記スイッチング素子のオフ電流は、1
×10-8 A以下である請求項1または2の有機EL素子
の駆動装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの有機EL素子
の駆動装置がマトリクス状に配置されている有機EL表
示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11115089A JP2000307119A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 有機el素子の駆動装置および有機el表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11115089A JP2000307119A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 有機el素子の駆動装置および有機el表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000307119A true JP2000307119A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14653935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11115089A Pending JP2000307119A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 有機el素子の駆動装置および有機el表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000307119A (ja) |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11115089A patent/JP2000307119A/ja active Pending
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