JP2000307851A - 画像処理方法、プリンタドライバ、オペレーティングシステム、記憶媒体 - Google Patents

画像処理方法、プリンタドライバ、オペレーティングシステム、記憶媒体

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JP2000307851A
JP2000307851A JP11107791A JP10779199A JP2000307851A JP 2000307851 A JP2000307851 A JP 2000307851A JP 11107791 A JP11107791 A JP 11107791A JP 10779199 A JP10779199 A JP 10779199A JP 2000307851 A JP2000307851 A JP 2000307851A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偽造行為を抑制することができる構成を提供
することを目的とする。 【解決手段】 印刷処理の指示を受け(本実施形態では
図7、プリント指示コマンドに相当)、 前記印刷処理
の指示に応じて、ラスタライザにより展開した画像が特
定画像を表すか判定し(同、偽造判定処理モジュールに
相当)、前記判定結果を前記画像信号の処理にもちいる
べく出力する(同、偽造判定結果の出力に相当)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法及
び、プリンタドライバ及び、オペレーティングシステム
及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CCDなどを用いたカラー画像読み
取り装置(以下、カラースキャナ)、ならびにカラープ
リンタの性能が向上したため、紙幣や有価証券などの複
製禁止対象の原稿をカラー画像読み取り装置で画像デー
タとして読み取り、カラープリンタに出力することで、
複製禁止対象の原稿が複製して偽造される危険性が高く
なってきている。このような偽造を防ぐために、カラー
スキャナとカラープリンタを組み合わせた構成であるカ
ラー複写機では、複製禁止原稿を認識して複写を禁止す
る偽造防止装置が組み込まれることが多くなってきてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
複写機で用いられるような偽造防止装置はコピー動作時
にしか動作せず、一旦カラースキャナで複製禁止原稿が
読み取られれば、コントローラを介したカラー複写機や
その他のカラープリンタで出力でき、偽造されてしまう
という欠点がある。
【0004】本発明の目的は、上記の欠点に鑑み、カラ
ースキャナからの画像入力やカラープリンタへの画像出
力に対して偽造行為の抑止を行うことのできる構成を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は印刷処理の指示を受け(本実施形態では図
7、プリント指示コマンドに相当)、前記印刷処理の指
示に応じて、ラスタライザにより展開した画像が特定画
像を表すか判定し(同、偽造判定処理モジュールに相
当)、前記判定結果を前記画像信号の処理にもちいるべ
く出力するプリンタドライバを提供することを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は本発
明の第1の実施の形態を示しており、ホストコンピュー
タを含めたスキャナシステムの構成を示す図面である。
ホストコンピュータ上では、オペレーティングシステム
102(以下、OS)が稼動しており、その上で動作するス
キャナ操作アプリケーション101により、スキャナ104の
画像読み込み動作などの操作環境を提供する。
【0007】図1のスキャナシステムは、図2に示すハ
ードウェア構成の上に実現される。図2において、スキ
ャナシステムは、ホストコンピュータ21とスキャナ22か
らなる。さらにホストコンピュータ21は、アプリケーシ
ョン101のGUIやスキャナからの画像読み込み結果を表示
したりするためのモニター201、また、ユーザー入力を
アプリケーション101、およびOS102に伝えるため
のマウス202、キーボード203、各種プログラムや画像デ
ータを格納するためのHDD208、ホストコンピュータの基
本プログラムを格納するためのROM206、プログラムの読
み込みや画像を格納するためのRAM205、スキャナ22を制
御するためのスキャナI/F207を備え、これらは内部バス
209で相互に接続され、CPU204で制御される。このよう
に構成されたホストコンピュータ21上で、OS102、スキ
ャナ操作アプリケーション101はともに、HDD208から
RAM205上に読み込まれたプログラムをCPU204が動作させ
ることにより、実現される。
【0008】次に、本発明の第1の実施の形態に必要な
範囲でOS102の内部構造を説明する。OSの多くでは、UNI
Xなどのように、スキャナなどのハードウェアとのイン
ターフェースを行うデバイスドライバとその他ユーザー
アプリケーションの管理、メモリ管理などを行うモジュ
ールが分離して実装されている。本実施の形態では、そ
のような分離構造を持つOSを例として説明する。
【0009】OS102は、ユーザー入力や他のハードウェ
アデバイスを制御する他に、スキャナを制御するモジュ
ールとして、スキャナドライバ103を持ち、本実施の形
態におけるスキャナドライバ103は、スキャナ104を
直接制御するスキャナ制御モジュール103-1とスキャナ
から取りこんだ画像に対して、その画像が複製禁止原稿
かどうかを判定するための偽造判定処理モジュール103-
2を持つ。また、OSは、画像データ領域を管理するため
のメモリ管理モジュール105を持っている。
【0010】また、スキャナ操作アプリケーション101
は、ユーザーとのインターフェースのためのGUIルーチ
ン、OS102経由で受け取ったユーザー入力を解釈してス
キャナを動作させる命令を発行するルーチン、スキャナ
から読み込んだ画像を表示するルーチン、また、スキャ
ナにより読み込んだ画像をHDD上に保存するルーチンな
どからなる。
【0011】スキャナ104は、スキャナドライバ103
からのスキャナ操作信号に従って、CCDラインセンサを
走査して原稿台に置かれた原稿を電子的に読み取り、所
定のインターフェース規則に従って画像信号をホストコ
ンピュータに返す。画像信号は、複数の色成分、例えば
R,G,Bに分かれており、それぞれ8から12bitの多値デー
タであるとする。
【0012】上記説明に従い、本実施の形態の動作につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図3はスキャナシ
ステムの動作の流れの例をスキャナ操作アプリケーショ
ン101、OS102、スキャナドライバ103の各モジ
ュールについて、説明したものである。
【0013】ユーザーがスキャナ操作アプリケーション
101を通して、モニタ201上に表示されたGUI
(グラフィカルユーザーインターフェイス)上でマウス
202、キーボード203を用いてスキャン開始動作を
指示すると、スキャナによる画像読み込みが開始され
る。スキャナ操作アプリケーションで読み込み動作が開
始されると、S301において、アプリケーションは指定さ
れた読み込むべき画像の領域をRAM上に確保して、S302
でOSに対して、スキャナを特定して画像読み込み命令を
発行して、S303で画像読み込み処理終了通知を受けるま
でアプリケーションはwait状態に入る。
【0014】スキャン開始命令を受けたOS102では、S31
1で、特定されたスキャナに応じたスキャナドライバモ
ジュールを呼び出して、スキャナからの画像読み込み命
令を発行して、スキャナドライバ103の処理が終了す
るまでwait状態に入る。この際に、OS側で偽造防止モジ
ュールが出力し、画像データが複写禁止原稿かどうかを
表す判定率を変数として用意しておく。
【0015】OS102からのスキャン開始命令を受けたス
キャナドライバ内のスキャナ制御モジュール103−1
は、S321でスキャナに対してそのスキャナ固有のスキャ
ン開始命令を出す。S322では画像を読み込んだ後、アプ
リケーションの確保した画像データ領域にスキャナから
受信した画像信号を格納して、偽造判定モジュール10
3−2に処理を移す。
【0016】偽造判定処理モジュール103−2は、画
像メモリとは別に、メモリ(RAM、もしくはROMであって
もいい)上に複製禁止パターンをテンプレートとして持
っている。S323において格納された画像データとテンプ
レートとのパターンマッチングを行い、0から100までの
値を判定率として出力する。このようなパターンマッチ
ングの具体例としては、画像データとテンプレートの色
成分毎の相互相関を取り、最大値を出力する処理が考え
られるが、ここではパターンマッチングの手法には特に
こだわらない。また、複写禁止パターンのテンプレート
は複数あってもよく、複数ある場合には、複数のパター
ンと画像データのパターンマッチングを行って、その最
大値を出力すれば良い。ここでは、偽造判定モジュール
103−2をソフトウェアモジュールとして説明した
が、ハードウェア処理を行って、高速化することも可能
である。尚、ソフトウェアモジュールを用いて高速処理
を行うためには、 1)前述した画像データを空間的に間引き処理を行っ
て、得て、この画像データと、複写禁止パターン(間引
き後の画像データに応じた複写禁止パターン)とのテン
プレートマッチングを行う。 2)前述した画像データのbit数を減らした後、複写
禁止パターン(bit数を減らした画像データに応じた
複写禁止パターン)とのテンプレートマッチングを行
う。 のいずれかの方法をとればよい。
【0017】画像データの読み込み、偽造判定処理を終
えた後、スキャナドライバはOSに対して、処理の終了を
通知すると同時に、判定率を返す。
【0018】S312でOSはスキャナドライバの処理終了通
知を受け、S313では、実際に偽造判定処理を行った結
果、画像データが複写禁止画像であるかどうかの判定を
行う。OS側であらかじめ設定した閾値よりも判定率が大
きければ、その画像データを複写禁止画像である可能性
があるとして、S314の偽造防止制御処理に移る。
【0019】図6は偽造防止処理S314の具体的な流れの
例を示す図面である。S600で処理を開始し、S601で、図
4に示すようなユーザー入力画面をディスプレイドライ
バ107を介してモニター109に表示する。つまり、スキャ
ナーから入力された画像が複写禁止原稿である可能性が
ある場合に、本当に画像を読み込むのかどうかをユーザ
ーに確認する。S602でユーザーの入力が「はい」か「い
いえ」かをチェックし、「はい」であれば(もし読み込
むのであれば)、HDD108に図5に示すような操作履歴を
格納する。これにより、後で複写禁止原稿を読み込んだ
ことを証拠として残す。「いいえ」であれば(画像を読
み込まないのであれば)、S603において、画像を格納し
たメモリを解放し、画像読み込みを行わないようにす
る。
【0020】この処理を終えた後、S315でアプリケーシ
ョンに処理終了通知を出し、スキャナシステムの画像読
み込み動作を終了する。
【0021】以上のように、本実施形態では、スキャナ
による画像信号を獲得する際に、該画像信号と特定画像
(紙幣等の有価証券に対応する画像)との類似度の判定
を行ない、操作者に判定結果を報知することができる。
【0022】従って、いたずらで複写禁止画像を読取っ
た場合に警告を発することができる。
【0023】尚、上述した警告を行なったても、画像の
読取りが行われた場合、履歴をとるだけでは偽造行為を
抑制できたとは言えない。
【0024】そのため本実施の形態では、上述した判定
により判定された複写禁止画像を読取った画像データ
を、ホストコンピュータ21のHDD208に格納する
際に、この画像データに複写禁止画像であることを示す
情報を付加する構成を偽造防止制御モジュール106に
採用する。
【0025】そして、プリンタドライバ、プリンタ装置
等にこの付加情報を判定する機能を設けさせ、該プリン
タドライバ、プリンタにおいて形成する画像を黒べたに
する等の偽造防止処理を行なえば、偽造行為を防止でき
る。
【0026】また、例えばこの画像データが他の外部記
憶媒体(フロッピー(登録商標)ディスク、光ディス
ク、ミニディスク、MO等)にコピーされる際にもこの
付加情報が取り除かれないような画像データ記録フォー
マットを採用することにより、付加情報を確実に画像デ
ータに付加できる。この確実に画像データに付加する方
法としては、画像データに電子透かしとして付加すれば
よい。
【0027】スキャナ−ホストコンピュータ−プリント
までの一連のシーケンスの内、最上流の画像信号をスキ
ャンするタイミングで上述した判定を実施することによ
り、スキャナ−編集処理するホストコンピュータ(編集
装置)−像形成を行なうプリンタからなるシステムにお
いて確実に像形成禁止画像に応じた画像信号の獲得を防
止できる。
【0028】また、特定画像を判定する機能を有してい
ないプリンタが接続された場合でも、特定画像を判定す
る機能をスキャナドライバ、OSに設けておくことで確
実に像形成禁止画像に応じた画像信号のプリントを防止
できる。
【0029】(第2の実施の形態)図7に本発明の第2の
実施の形態を示す。この実施の形態は、ホストコンピュ
ータとプリンタからなる画像処理システムの中で、プリ
ンタドライバ703とOS702において、偽造防止処理
を行うものである。第1の実施の形態と同様に、ホスト
コンピュータ上ではOS702が稼動しており、その上で動
作するアプリケーション701により、プリンタ704への画
像出力動作などの操作環境が提供されている。
【0030】また、図1のスキャナシステムと同様に、
図7のプリンタシステムも図2に示すハードウェア構成
の上に実現される。図7において、プリンタシステム
は、ホストコンピュータ21とプリンタ23からなる。さら
にホストコンピュータ21は、アプリケーション701のGUI
やスキャナからの画像読み込み結果を表示したりするた
めのモニター201、また、ユーザー入力をアプリケーシ
ョン、およびOSに伝えるためのマウス202、キーボード2
03、各種プログラムや画像データを格納するためのHDD2
08、ホストコンピュータの基本プログラムを格納するた
めのROM206、プログラムの読み込みや画像を格納するた
めのRAM205、プリンタ23を制御するためのプリンタI/F2
10を備え、これらは内部バス209で相互に接続され、CPU
204で制御される。
【0031】このように構成されたホストコンピュータ
22上で、OS、アプリケーションはともに、HDD208からRA
M205上に読み込まれたプログラムをCPU204が動作させる
ことにより、実現される。OS702は、ユーザー入力や他
のハードウェアデバイスを制御する他に、プリンタを制
御するモジュールとして、プリンタドライバ703を持
ち、本実施の形態におけるプリンタドライバは、プリン
タ704に適した画像データを生成するラスタライザ703-1
と生成された画像データを格納する画像メモリ703-2、
および、ラスタライズされた画像が複製禁止原稿かどう
かを判定するための偽造判定処理モジュール703-3を持
つ。偽造判定処理モジュールの出力である偽造判定結果
は偽造防止制御モジュール705に渡され、偽造防止制御
モジュールはこの判定結果によって、偽造行為を防止ま
たは抑制するための処理を行う。
【0032】また、OS702は、ラスタライズされた画像
をプリンタに出力するための制御を行うプリントスプー
ラ709を持っている。ここでは、ラスタライザ、画像メ
モリ、および偽造判定処理モジュールをプリンタドライ
バで行う、つまり、ソフトウェア処理で行うものとした
が、これらをプリンタ704で行う構成とすることも可能
である。その場合、プリンタで行われた偽造判定処理の
結果を偽造防止制御モジュール705に返すような構成に
すればよい。
【0033】つぎに本実施の形態での偽造防止処理の流
れを説明する。
【0034】モニタ708上に表示されたGUI(グラ
フィカルユーザーインターフェイス)上でマウス20
2、キーボード203を用いてマニュアル指示によりプ
リント指示コマンドを受けたOS702はプリンタドライバ7
03にアプリケーション701から受けたデータの印刷処
理を指示する。印刷処理の指示を受けたプリンタドライ
バ703では、ラスタライザ703-1において、印刷文書
を画像データとして展開し、画像メモリ703-2に格納す
る。格納された画像を偽造防止判定処理モジュール703-
2およびプリントスプーラ709に渡され、それぞれ、偽造
判定処理と印刷処理が開始される。偽造判定処理モジュ
ールでは、第1の実施の形態と同様に印刷すべき画像に
複写が禁止されているパターンが含まれているかどうか
を判定し、判定率を偽造防止制御モジュール705に対し
て出力する。偽造防止制御モジュールでは、OSで予め設
定されているしきい値と偽造判定処理モジュールの出力
値である判定率を比較して、判定率の方が大きい場合に
は、図4と同様な警告ダイアログをモニター708上に表示
する。このダイアログの結果、印刷を行わないとユーザ
ーが決定した場合には、プリンタスプーラ704に対して
スプール中止命令を出して、印刷処理を終える。ダイア
ログへの入力により、印刷を行うとユーザーが決定した
場合には、図5と同様の操作履歴情報を706上に格納し
て、印刷処理を終える。
【0035】尚、偽造防止モジュールは、判定率が高い
場合警告を表示するのではなく、モニタ708上に印刷
中止の旨を表示し、プリンタスプーラ704にスプール
中止命令を出してもよい。
【0036】本実施形態では、ホストコンピュタとプリ
ンタが1:1で接続された例を示したが、複数のホスト
コンピュータがプリンタにネットワークを介して接続さ
れる形態でプリンタドライバを含むOSにより偽造判定
を行なってもよい。
【0037】プリンタにおいて偽造判定の構成を採用し
た場合、OSにおいて偽造判定を行なうのと同様に偽造
が判定できる。
【0038】しかしながら、画像形成が行われない複製
禁止画像の画像データを判定する間、ネットワークプリ
ンタが占有状態になることは、他のホストコンピュータ
の操作者にとって好ましいことではない。
【0039】それに対してOSにおいて偽造判定を行な
えることは、プリンタの無駄な占有を回避する意味でも
有効である。
【0040】またOSにおいて偽造判定を採用すること
により、複製禁止画像の判定機能を有していないプリン
タを用いている場合にでも確実に複製禁止が実現でき
る。
【0041】(他の実施形態)上述した実施の形態では
テンプレートの数はとくに触れなかったが、テンプレー
トを複数種類の有価証券に応じて、複数保持し複数の有
価証券の判定を行なうようにしてもよい。
【0042】他の方法としては、特定画像の判定に対応
していないスキャナ(プリンタ)ドライバを用いた場合
判定を行なえない欠点を補うべく、OSにおいてスキャ
ナ(プリンタ)ドライバのバージョン情報を参照し、特
定画像の判定に対応していないスキャン(プリンタ)ド
ライバであるとの認識をした場合、特定画像の判定に対
応したスキャナ(プリンタ)ドライバをネットワーク
(例えばインターネット)を介してダウンロードしても
らうように、操作画面をモニタ201に表示させるよう
にしてもよい。
【0043】この操作画面上における操作者のマニュア
ル指示により特定画像の判定に対応したスキャナ(プリ
ンタ)ドライバをダウンロードできる。
【0044】また、上記実施の形態では判定処理時間を
削減するために空間的な画素間引きをした画像信号を用
いたテンプレートマッチング、画素のビット数を落とし
た後のテンプレートマッチングを実施した。
【0045】他の判定処理を高速化する方法として、特
定画像の一部(例えば、日本銀行券の透かし部分、数字
の部分、印鑑部分)のテンプレートを用意して、この特
定画像の一部が判定されたタイミングで高い認識率をO
Sに返す構成を採用すると、特定画像に対応した画像信
号の全てを判定することなく上記一部の判定が終了した
時点で判定を終了することが可能となる。
【0046】その結果、ソフト処理により判定を行なっ
たにもかかわらず判定に必要な時間を削減可能にでき
る。
【0047】また、上述した実施の形態のように空間的
な画素間引きをした画像信号もしくは、画素のビット数
を落とした画像信号を用いた上、特定画像の一部のテン
プレートを用いて、特定画像に対応した画像信号の全て
を判定することなく上記一部の判定が終了した時点で高
い判定率を出力する構成を採用することで一層高速な判
定が可能となる。
【0048】尚、ほとんどの場合、判定を行なう画像が
特定画像である可能性は低いので、この高速な判定方法
を利用しておおよその判定を行なった後であって、判定
率が高い場合についてのみ、上記高速な判定でおおよそ
テンプレートに対応した画像がある位置の画像信号をR
AMから間引くことなく読み出し、別途用意した詳細な
判定用の画素間引きを行なっていないテンプレートを用
いて判定を行なうことで、高速な判定を実現できる上、
特定画像らしきものについて確実に判定を行なうことが
可能となる。
【0049】また、特定画像の判定テンプレートを特定
画像の一部とした際には、特定画像の判定精度が低下す
る可能性がある。
【0050】そこで、同じ特定画像のある部分に応じた
テンプレートと別の部分に応じたテンプレートを予め保
持しておき、ある部分に応じたテンプレートを用いた判
定を行ない判定率が高い場合、別のテンプレートを用い
た判定を行い、何れのテンプレートについてもある閾値
以上の判定率になった場合初めて、画像データを破壊す
るようにすれば、誤判定の発生率を低減したうえ、精度
の高い判定を実現できる。
【0051】尚、上述した実施例ではフローチャート等
を用いて処理手順を説明したが、かかる処理手順に応じ
たコードを順次発生するコンピュータにより読取り可能
な記憶媒体も本実施形態に含まれることは言うまでもな
い。
【0052】上記実施例では、スキャナから画像信号を
得る構成を例に挙げて説明した。
【0053】しかしながら、デジタルカメラ、デジタル
カムコーダ、コンパクトディスク、ミニディスク、DV
D、フィルムスキャナ等さまざまな入力デバイス、再生
デバイスから画像信号を獲得した際に、入力デバイス用
のドライバ、OSによりかかる画像信号が有価証券のも
のでないかどうかを判定する際に上記実施形態のように
判定を行なえることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上のように、プリンタが特定画像判定
に対応していなくとも、特定画像判定機能を提供でき
る。
【0055】さまざまな入力デバイスに対応した特定画
像判定機能を提供できる。
【0056】プリント指示により得られた画像信号に応
じた画像が特定画像を表すか判定した判定結果を獲得
し、前記獲得した判定結果に応じて処理を行なうべく信
号を出力するオペレーションシステムを提供できるの
で、オペレーティングシステムにおいて確実に特定画像
の判定結果による処理が可能となる。
【0057】入力デバイスに画像信号発生命令を出力
し、前記命令に応じて前記入力デバイスから得られる画
像信号に応じた画像が特定画像を表すか判定し、前記判
定結果を表示部における表示させるべく信号を出力する
ので、画像信号により表される画像が特定画像を表すか
の判定結果を操作者に知らしめることが可能となる。
【0058】画像信号に応じた画像が特定画像であるか
判定し、該判定結果、前記画像が特定画像であると判定
されたなら、前記判定された画像データを記憶する際、
前記画像が特定画像であることを示す情報を付加するの
で、判定された画像を記憶する際に情報を付加すること
が可能となる。また、判定された画像を記憶媒体に記憶
させる時、該情報を付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホストコンピュータを含めたスキャナシステム
の構成例を示す図面である。
【図2】第1及び第2の実施の形態の実現例を示す図面
である。
【図3】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
例である。
【図4】複写禁止物の画像入力に対するユーザーへの問
い合わせ画面の例である。
【図5】複写禁止物の画像入力の操作履歴の例である。
【図6】偽造防止処理の流れの例である。
【図7】プリンタシステムの構成例を示す図面である。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA09 AB05 BA03 BA07 BB10 BB13 BD01 BD05 DA06 DA07 DA13 5B017 AA06 BA07 BA09 BB02 BB03 CA07 CA08 CA09 CA16 5B021 AA01 AA02 AA19 LL05 QQ04 5C076 AA14 AA22 BA02 BB06 5C077 LL14 PP55 PP65 PQ20 PQ22 RR18 SS06 TT02

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷処理の指示を受け、 前記印刷処理の指示に応じて、展開した画像信号に応じ
    た画像が特定画像を表すか判定し 前記判定結果を前記画像信号の処理にもちいるべく出力
    するプリンタドライバ。
  2. 【請求項2】 前記判定結果に応じて、オペレーティン
    グシステム内の偽造防止モジュールがデイスプレドライ
    バに所定の表示を行なう指示を出力することを特徴とす
    る請求項1記載のプリンタドライバ。
  3. 【請求項3】 前記判定結果に応じて、オペレーティン
    グシステム内の偽造防止モジュールがスプールを中止す
    る命令をだすことを特徴とする請求項1記載のプリンタ
    ドライバ。
  4. 【請求項4】 前記判定はテンプレートマッチングを用
    いた判定であることを特徴とする請求項1記載のプリン
    タドライバ。
  5. 【請求項5】 前記所定の表示とは、前記画像が複写が
    禁止されている画像であることを示す表示であることを
    特徴とする請求項2記載のプリンタドライバ。
  6. 【請求項6】 前記表示後、印刷を行なう旨の指示がな
    された場合、ログ情報を記憶手段に記憶させることを特
    徴とする請求項5記載のプリンタドライバ。
  7. 【請求項7】 前記判定は、前記画像信号に応じた画像
    と複数の特定画像の判定を行なうことを特徴とする請求
    項1記載のプリンタドライバ。
  8. 【請求項8】 前記判定は、前記画像信号を空間的に間
    引きした画像信号を用いて行なうことを特徴とする請求
    項1記載のプリンタドライバ。
  9. 【請求項9】 前記判定は、前記画像信号のビットを減
    らした画像信号を用いて行なうことを特徴とする請求項
    1記載のプリンタドライバ。
  10. 【請求項10】 前記判定は、得られる画像信号に応じ
    た画像が、特定画像であるとの高い認識率が得られた時
    に終了することを特徴とする請求項1項記載のプリンタ
    ドライバ。
  11. 【請求項11】 前記判定は、前記画像信号を空間的に
    間引きした画像信号を用いて判定を行なった後、該判定
    結果特定画像である可能性が高い場合、間引かない画像
    信号を用いて判定を行なうことを特徴とする請求項1記
    載のプリンタドライバ。
  12. 【請求項12】 前記間引かない画像信号を用いた判定
    は、前記間引きをした画像信号のなかで、判定対象があ
    る領域の画像信号のみを用いて判定を行なうことを特徴
    とする請求項10記載のプリンタドライバ。
  13. 【請求項13】 前記判定は、同じ特定画像用に用意さ
    れた2種類の判定のうち、第1の判定において高い判定
    率の場合、第2の判定を実施することを特徴とする請求
    項1記載のプリンタドライバ。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13の処理を行なうため
    のコード格納したコンピュータにより読取り可能な記憶
    媒体。
  15. 【請求項15】 プリント指示により得られた画像信号
    に応じた画像が特定画像を表すか判定した判定結果を獲
    得し、前記獲得した判定結果に応じて処理を行なうべく
    信号を出力するオペレーティングシステム。
  16. 【請求項16】 前記判定はプリンタドライバにおいて
    行われることを特徴とする請求項13項記載のオペレー
    ティングシステム。
  17. 【請求項17】 前記処理とは、前記画像信号に応じた
    画像の印刷中止処理であることを特徴とする請求項15
    項記載のオペレーティングシステム。
  18. 【請求項18】 前記処理とは、前記画像が特定画像で
    あることを示す表示処理であることを特徴とする請求項
    15項記載のオペレーティングシステム。
  19. 【請求項19】 入力デバイスに画像信号発生命令を出
    力し、 前記命令に応じて前記入力デバイスから得られる画像信
    号に応じた画像が特定画像を表すか判定し 前記判定結果を表示部における表示させるべく信号を出
    力することを特徴とするドライバ。
  20. 【請求項20】 前記入力デバイスとは、デジタルカメ
    ラ、デジタルカムコーダ、もしくはスキャナ、コンパク
    トディスク、ミニディスクもしくはDVDであることを特
    徴とする請求項19項記載のドライバ。
  21. 【請求項21】 画像信号に応じた画像が特定画像であ
    るか判定し、該判定結果、前記画像が特定画像であると
    判定されたなら、前記判定された画像データを記憶する
    際、前記画像が特定画像であることを示す情報を付加す
    ることを特徴とするオペレーティングシステム。
  22. 【請求項22】 前記付加された情報は、プリンタドラ
    イバもしくはプリンタにて認識可能であることを特徴と
    する請求項22記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記画像データを記憶媒体にコピーす
    る際には、前記付加された情報をもコピーされることを
    特徴とする請求項21記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記付加された情報は電子透かしによ
    り前記画像データに付加されていることを特徴とする請
    求項21記載の画像処理方法。
  25. 【請求項25】 請求項1〜13における処理を行なう
    ことを特徴とする画像処理方法。
  26. 【請求項26】 請求項1〜13における処理を行なう
    ことを特徴とするプリンタ。
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