JP2000308227A - 水底への長尺体の布設方法 - Google Patents
水底への長尺体の布設方法Info
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- JP2000308227A JP2000308227A JP10832799A JP10832799A JP2000308227A JP 2000308227 A JP2000308227 A JP 2000308227A JP 10832799 A JP10832799 A JP 10832799A JP 10832799 A JP10832799 A JP 10832799A JP 2000308227 A JP2000308227 A JP 2000308227A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水底に布設するケーブル等の長尺体にかかる
張力を軽減し、ブレーキ装置あるいは布設船の艤装を小
型化できる水底への長尺体の布設方法を提供する。 【解決手段】 布設船1においては、水底ケーブル3
は、ブレーキ装置2を通過した後に、前記ラッシング機
材(またはラッシング作業員)6により、浮力体4とラ
ッシングされ、水底ケーブル3はラッシングされた浮力
体4と共に水面8から下降して行き水底9に着底して布
設される。
張力を軽減し、ブレーキ装置あるいは布設船の艤装を小
型化できる水底への長尺体の布設方法を提供する。 【解決手段】 布設船1においては、水底ケーブル3
は、ブレーキ装置2を通過した後に、前記ラッシング機
材(またはラッシング作業員)6により、浮力体4とラ
ッシングされ、水底ケーブル3はラッシングされた浮力
体4と共に水面8から下降して行き水底9に着底して布
設される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水底ケーブル等の
長尺体の水底への布設方法に関する。
長尺体の水底への布設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、海底ケーブル等の水底ケーブル
の布設は、図3に示すように布設船aの船上からケーブ
ルbを送りだして水底cに布設するに際して、ケーブル
の単位重量と水底cまでの距離によっては、ケーブルb
の重量は重くなる。そのため、ケーブルbの送り出し量
を制御するため、ケーブルbはブレーキ装置dに通して
適当な制動力を与えている。
の布設は、図3に示すように布設船aの船上からケーブ
ルbを送りだして水底cに布設するに際して、ケーブル
の単位重量と水底cまでの距離によっては、ケーブルb
の重量は重くなる。そのため、ケーブルbの送り出し量
を制御するため、ケーブルbはブレーキ装置dに通して
適当な制動力を与えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の布設方法では、ケーブルの自重等により、船上でケ
ーブルに大きな張力がかかるため、ケーブルが重構造に
なったり布設船のブレーキ装置d等の艤装が大掛かりか
つ大型化したものとなる。これに対して、布設時にケー
ブルにかかる張力軽減を目的としてケーブルに、単独で
ブレーキ装置を通したメッセンジャーワイヤーを添わ
せ、これらを一体構造として布設を行い、布設時の張力
がケーブルにかからないようにする方法が提案されてい
る(特開昭57−62708号参照)。しかるに、この
方法を採用するとしても、ブレーキ装置自体の大型化は
避けられない。なお、浮力体のみで水底ケーブルの軽量
化のみを図るのでは、水底での着底した水底ケーブルが
潮流の影響を受け易い。
来の布設方法では、ケーブルの自重等により、船上でケ
ーブルに大きな張力がかかるため、ケーブルが重構造に
なったり布設船のブレーキ装置d等の艤装が大掛かりか
つ大型化したものとなる。これに対して、布設時にケー
ブルにかかる張力軽減を目的としてケーブルに、単独で
ブレーキ装置を通したメッセンジャーワイヤーを添わ
せ、これらを一体構造として布設を行い、布設時の張力
がケーブルにかからないようにする方法が提案されてい
る(特開昭57−62708号参照)。しかるに、この
方法を採用するとしても、ブレーキ装置自体の大型化は
避けられない。なお、浮力体のみで水底ケーブルの軽量
化のみを図るのでは、水底での着底した水底ケーブルが
潮流の影響を受け易い。
【0004】本発明は、前記の問題点を解消するためな
されたものであって、水底に布設するケーブルにかかる
張力を軽減し、ブレーキ装置等の布設船の艤装を小型化
できる水底ケーブルの布設方法を提供することを目的と
する。
されたものであって、水底に布設するケーブルにかかる
張力を軽減し、ブレーキ装置等の布設船の艤装を小型化
できる水底ケーブルの布設方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、次の構成を有する。本発明は、長尺体を
水底に布設するに際して、長尺体に水深と共に浮力の小
さくなる浮力体を取り付けることを特徴とする水底長尺
体の布設方法である。本発明においては、浮力体を水底
長尺体にラッシングにより取り付けることが好適であ
る。
達成するため、次の構成を有する。本発明は、長尺体を
水底に布設するに際して、長尺体に水深と共に浮力の小
さくなる浮力体を取り付けることを特徴とする水底長尺
体の布設方法である。本発明においては、浮力体を水底
長尺体にラッシングにより取り付けることが好適であ
る。
【0006】本発明によれば、水底ケーブル等の長尺体
を水底に布設するに際して、長尺体に水深と共に浮力の
小さくなる浮力体を取り付けるので、長尺体は水中重量
が軽くなり、張力が低減できるのでブレーキ装置等の船
上の艤装を軽量用のものにすることができ、大型化を防
止できる。また、浮力体が水深と共に小さくなるので、
長尺体の着底面において長尺体重量を大きくできるため
布設後に、潮流などの影響を受けにくくして、かつ水底
面での長尺体の曲げ径の管理をしやすい。また、浮力体
を水底ケーブルにラッシングにより取り付ければ、取付
け工程を容易にできる。浮力体には発泡スチロール等の
水深と共に小さくなる物を用いるのが好適である。
を水底に布設するに際して、長尺体に水深と共に浮力の
小さくなる浮力体を取り付けるので、長尺体は水中重量
が軽くなり、張力が低減できるのでブレーキ装置等の船
上の艤装を軽量用のものにすることができ、大型化を防
止できる。また、浮力体が水深と共に小さくなるので、
長尺体の着底面において長尺体重量を大きくできるため
布設後に、潮流などの影響を受けにくくして、かつ水底
面での長尺体の曲げ径の管理をしやすい。また、浮力体
を水底ケーブルにラッシングにより取り付ければ、取付
け工程を容易にできる。浮力体には発泡スチロール等の
水深と共に小さくなる物を用いるのが好適である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は実施形態の水底ケーブ
ルの布設方法に用いる水底ケーブル布設船の平面図、図
2は該ケーブルの布設方法の説明図である。
施形態を詳細に説明する。図1は実施形態の水底ケーブ
ルの布設方法に用いる水底ケーブル布設船の平面図、図
2は該ケーブルの布設方法の説明図である。
【0008】図1に示すように、布設船1には、履体
(キャタピラー等)で両側から挟み付けて海底ケーブル
等の水底ケーブル3を制動するブレーキ装置2と、この
ケーブル3に連続的または間欠的に取り付ける浮力体4
を巻き出す浮力体用パン5と、浮力体4を前記ケーブル
3に取り付けるラッシング機材(またはラッシング作業
員)6と、船倉に格納された前記ケーブルをブレーキ装
置2に向けて送り出すケーブル用パン7とが搭載されて
いる。なお、符号8は水面、9は水底である。
(キャタピラー等)で両側から挟み付けて海底ケーブル
等の水底ケーブル3を制動するブレーキ装置2と、この
ケーブル3に連続的または間欠的に取り付ける浮力体4
を巻き出す浮力体用パン5と、浮力体4を前記ケーブル
3に取り付けるラッシング機材(またはラッシング作業
員)6と、船倉に格納された前記ケーブルをブレーキ装
置2に向けて送り出すケーブル用パン7とが搭載されて
いる。なお、符号8は水面、9は水底である。
【0009】図2に示すように、前記構成の布設船1に
おいては、水底ケーブル3は、ブレーキ装置2を通過し
た後に、前記ラッシング機材(またはラッシング作業
員)6により、浮力体4とラッシングされる。水底ケー
ブル3はそれにラッシングされた浮力体4と共に水面8
から下降して行って、水底9に着底して布設される。
おいては、水底ケーブル3は、ブレーキ装置2を通過し
た後に、前記ラッシング機材(またはラッシング作業
員)6により、浮力体4とラッシングされる。水底ケー
ブル3はそれにラッシングされた浮力体4と共に水面8
から下降して行って、水底9に着底して布設される。
【0010】前記浮力体4は、水底ケーブル3にラッシ
ングされた状態で水中を降りて行くと水深と共に浮力の
小さくなる特性を有する。浮力体4としては、発泡スチ
ロール等を用いることができる。発泡スチロールによれ
ば水深と共に水圧が上昇するので、その含んでいる気泡
が適切に潰れて浮力が小さくなる。
ングされた状態で水中を降りて行くと水深と共に浮力の
小さくなる特性を有する。浮力体4としては、発泡スチ
ロール等を用いることができる。発泡スチロールによれ
ば水深と共に水圧が上昇するので、その含んでいる気泡
が適切に潰れて浮力が小さくなる。
【0011】実施形態の布設方法によれば、水底ケーブ
ル3を水底9に布設するに際して、水底ケーブル3に水
深と共に浮力の小さくなる浮力体4を取り付けるので、
水底ケーブルは水中重量が軽くなり、張力が低減できる
のでブレーキ装置等の船上のブレーキ装置等の艤装を軽
量用のものにすることができる。また、ケーブルに掛か
る張力が軽減され、ケーブル構造も簡易(テンションメ
ンバーの軽減など)なものになる。また、浮力体4が水
深と共に小さくなるので、水底ケーブル3の着底面にお
いて水底ケーブル3重量を大きくできるため、布設後に
水底ケーブル3が潮流などの影響を受けにくくして、か
つ着底する水底ケーブル3の曲げ径の管理がしやすい。
ル3を水底9に布設するに際して、水底ケーブル3に水
深と共に浮力の小さくなる浮力体4を取り付けるので、
水底ケーブルは水中重量が軽くなり、張力が低減できる
のでブレーキ装置等の船上のブレーキ装置等の艤装を軽
量用のものにすることができる。また、ケーブルに掛か
る張力が軽減され、ケーブル構造も簡易(テンションメ
ンバーの軽減など)なものになる。また、浮力体4が水
深と共に小さくなるので、水底ケーブル3の着底面にお
いて水底ケーブル3重量を大きくできるため、布設後に
水底ケーブル3が潮流などの影響を受けにくくして、か
つ着底する水底ケーブル3の曲げ径の管理がしやすい。
【0012】ここで、本発明を実施した具体的な例を説
明する。既存の布設専用船において、水深の深いところ
に海底ケーブルを付設するときには、ケーブル重量を軽
くしている。つまり、既存付設する専用船では、ブレー
キ装置の能力などから、布設時張力は50ton程度を
限界としている。例えば、ハワイ海底ケーブルにおいて
は、水深は1900mあり、ケーブル重量(水中)は3
7kg/m(25kg/m)であり、布設張力は49t
onと推定される。このため、これ以上のケーブル重量
では布設が困難である。また、水深が浅くてもケーブル
重量が重い場合は、布設船の能力を超えてしまう。
明する。既存の布設専用船において、水深の深いところ
に海底ケーブルを付設するときには、ケーブル重量を軽
くしている。つまり、既存付設する専用船では、ブレー
キ装置の能力などから、布設時張力は50ton程度を
限界としている。例えば、ハワイ海底ケーブルにおいて
は、水深は1900mあり、ケーブル重量(水中)は3
7kg/m(25kg/m)であり、布設張力は49t
onと推定される。このため、これ以上のケーブル重量
では布設が困難である。また、水深が浅くてもケーブル
重量が重い場合は、布設船の能力を超えてしまう。
【0013】本発明では、浮力体がラッシングされた水
底ケーブルの見かけの重量は、連続的に浮力体が潰れて
行くため、図2に示すように、 ((Cf−Bf)+Cf)/2 となる。この場合、Cf:ケーブルは水中重量、Bf:
浮力体の浮力である。そして、簡単に布設船に掛かる張
力を求めると、張力=見かけのケーブル重量×水深+海
底着底点でのケーブルテンション(約1ton)とな
る。この張力値がブレーキ力を超えなければ良い。
底ケーブルの見かけの重量は、連続的に浮力体が潰れて
行くため、図2に示すように、 ((Cf−Bf)+Cf)/2 となる。この場合、Cf:ケーブルは水中重量、Bf:
浮力体の浮力である。そして、簡単に布設船に掛かる張
力を求めると、張力=見かけのケーブル重量×水深+海
底着底点でのケーブルテンション(約1ton)とな
る。この張力値がブレーキ力を超えなければ良い。
【0014】なお、前記の実施形態では本発明の好適例
を説明したが、本発明はこれに限定されないことはもち
ろんである。前記の実施形態では、長尺体として水底に
付設する電力ケーブル(水底ケーブル)を挙げたが本発
明の適用対象はこれに限定されず、海底通信ケーブル、
海底光ファイバーケーブル、海底パイプライン等、他の
長尺体で本発明は実施可能である。
を説明したが、本発明はこれに限定されないことはもち
ろんである。前記の実施形態では、長尺体として水底に
付設する電力ケーブル(水底ケーブル)を挙げたが本発
明の適用対象はこれに限定されず、海底通信ケーブル、
海底光ファイバーケーブル、海底パイプライン等、他の
長尺体で本発明は実施可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、水
底ケーブル等の長尺体を水底に布設するに際して、長尺
体に水深と共に浮力の小さくなる浮力体を取り付けるの
で、長尺体は水中重量が軽くなり、張力が低減できるの
でブレーキ装置等の船上の制動装置および艤装を軽量用
のものにすることができる。近年ケーブルの大サイズ
化、布設海域の大水深化が進み、従来あるブレーキ装置
等の布設機材を大型化する必要があったが、本発明で
は、この必要がなくなり、既存の艤装の布設船の有効利
用が可能である。また、長尺体としての水底ケーブルで
は水底ケーブルに掛かる張力が軽減され、ケーブル構造
も簡易(テンションメンバーの軽減など)なものにな
る。また、浮力体が水深と共に小さくなるので、長尺体
の着底面において長尺体重量を大きくでき、潮流などの
影響を受けにくくして、かつ水底面での長尺体の曲げ径
の管理をしやすい。また、浮力体を水底ケーブルにラッ
シングにより取り付ければ、取付け工程を容易にでき
る。
底ケーブル等の長尺体を水底に布設するに際して、長尺
体に水深と共に浮力の小さくなる浮力体を取り付けるの
で、長尺体は水中重量が軽くなり、張力が低減できるの
でブレーキ装置等の船上の制動装置および艤装を軽量用
のものにすることができる。近年ケーブルの大サイズ
化、布設海域の大水深化が進み、従来あるブレーキ装置
等の布設機材を大型化する必要があったが、本発明で
は、この必要がなくなり、既存の艤装の布設船の有効利
用が可能である。また、長尺体としての水底ケーブルで
は水底ケーブルに掛かる張力が軽減され、ケーブル構造
も簡易(テンションメンバーの軽減など)なものにな
る。また、浮力体が水深と共に小さくなるので、長尺体
の着底面において長尺体重量を大きくでき、潮流などの
影響を受けにくくして、かつ水底面での長尺体の曲げ径
の管理をしやすい。また、浮力体を水底ケーブルにラッ
シングにより取り付ければ、取付け工程を容易にでき
る。
【図1】本発明の実施形態に係る水底ケーブルの布設方
法の説明図であり、(a)は布設船の平面視の説明図、
(b)は布設船による布設方法説明図である。
法の説明図であり、(a)は布設船の平面視の説明図、
(b)は布設船による布設方法説明図である。
【図2】一般的な布設船の水底ケーブル布設状況説明図
である。
である。
【図3】浮力体によるケーブル重量軽減の説明図であ
る。
る。
1 布設船 2 ブレーキ装置 3 水底ケーブル 4 浮力体 6 ラッシング機材
Claims (2)
- 【請求項1】 長尺体を水底に布設するに際して、長尺
体に水深と共に浮力の小さくなる浮力体を長尺体に取り
付けることを特徴とする水底への長尺体の布設方法。 - 【請求項2】 浮力体を長尺体にラッシングにより取り
付けることを特徴とする請求項1に記載の水底への長尺
体の布設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10832799A JP2000308227A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 水底への長尺体の布設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10832799A JP2000308227A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 水底への長尺体の布設方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000308227A true JP2000308227A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14481899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10832799A Pending JP2000308227A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 水底への長尺体の布設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000308227A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019066247A1 (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | (주)판토스 | 선박의 해저케이블 운송장치 및 운송방법 |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP10832799A patent/JP2000308227A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019066247A1 (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | (주)판토스 | 선박의 해저케이블 운송장치 및 운송방법 |
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