JP2000308376A - 超音波モータおよび超音波モータ付電子機器 - Google Patents
超音波モータおよび超音波モータ付電子機器Info
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Abstract
り駆動方向を逆転させる形式であり、かつ、駆動力の駆
動方向依存性を抑えた超音波モータを提供する。 【解決手段】 超音波モータ1の圧電素子11におい
て、電極16と電極17を形成する。ここで、分極部の
電極を一つおきに外縁部に沿って接続して電極17とす
る接続線17aの太さを、電極17とは互い違いとなる
ように分極部の電極を一つおきに内縁部に沿って接続し
て電極16とする接続線16aの太さより細くして、接
続線17aが接続線16aより長いにも係わらず、電極
17のインピーダンスを電極16のインピーダンスに一
致させる。これにより、電極17に駆動信号を入力して
ロータ104を逆方向に回転させても、その回転力すな
わち超音波モータ1の駆動力は、電極16に駆動信号を
入力してロータ104を正方向に回転させたときと同じ
となる。
Description
びこれを用いた超音波モータ付電子機器に係わり、特
に、出力の大きさが駆動方向によらない超音波モータお
よびこれを用いた超音波モータ付電子機器に関する。
て、交流電圧などの駆動信号を加えられた圧電体に発生
する、伸縮振動と屈曲振動の合成振動としての楕円運動
を動力として利用する超音波モータが注目されている。
超音波モータの中には、駆動信号を入力する分極部を変
更することにより、駆動方向を逆転させる形式の超音波
モータがある。
図9,図10,図11に示す円板型の超音波モータ10
0がある。超音波モータ100は、図9の側面方向の概
略図に示すように、圧電素子101と、圧電素子の上に
積層されていていて圧電素子101の振動を増幅する振
動体102および複数の突起103と、突起103から
伝えられる振動に伴って回転するロータ104と、を含
んで構成される。
に成形して中心に回転軸を通す孔101cを設けたもの
であり、円周方向に6分割して、この分割部を、分極方
向が互い違いになるように分極し、さらに各分割部を二
等分割してある。その結果、図9および図10の上面概
略図に示すように、互いに逆極性に分極された分極部1
01a,101bを二つ毎に交互に配置した構成とな
る。
に、分極部の境目に、ひとつおきに設けられている。ま
た、圧電素子101には、駆動信号を入力する電極とし
て、電極105a,電極105bが設けられる。電極1
05aは上記した分極部を一つおきに覆っており、ま
た、電極105bは電極105aと互い違いとなるよう
に分極部を一つおきに覆っている。
101の内縁部全周に設けることによって各分極部上の
電極を接続して一つの電極を形成しており、また、電極
105bは、一部を圧電素子101の外縁部全周に設け
ることによって各分極部上の電極を接続することにより
もう一つの電極となっている。すなわち、電極105b
に駆動信号を入力すると、圧電素子101には、電極1
05bに覆われている各分極部の中央部を腹とする定在
波が発生する。定在波を発生した場合、突起103は、
この定在波の腹と節の中間に、一つおきに位置してお
り、従って、すべての突起103の頭部は一方向に振れ
る。このため、突起103に接するロータ104は、図
11(A)に示すように一方向に回転する。
場合は、圧電素子101には、電極105aに覆われて
いる各分極部の中央部を腹とする定在波が発生するた
め、すべての突起103の頭部は、電極105bに駆動
信号を入力した場合と逆方向に振れる。従って、この場
合は図11(B)に示すように、突起103に接するロ
ータ104は電極105bに駆動信号を入力した場合と
逆方向に回転する。
さの駆動信号によってモータに生ずる駆動力の大きさ
は、駆動方向によらずに同じ値であることが望ましい。
しかし、超音波モータ100においては、上述したよう
に、電極105aは、所定の分極部を覆う以外に圧電素
子101の内縁部全周を覆っており、また、電極105
bは、所定の分極部を覆う以外に圧電素子101の外縁
部全周を覆っている。すなわち、電極105aと電極1
05bの面積すなわちインピーダンスは異なっていた。
同一の大きさの駆動信号によって生ずる駆動力の大きさ
は、駆動方向によって異なっていた。また、この問題は
超音波モータ100に限定されず、駆動信号を入力する
分極部を変えることにより駆動方向を逆転させる形式の
超音波モータにおいては一般的な問題であった。
する分極部を変えることにより駆動方向を逆転させる形
式であり、かつ、駆動力の駆動方向依存性を抑えた超音
波モータを提供することにある。
ため、請求項1に記載の発明は、第1の分極部と、この
第1の分極部とは別個に設けられた第2の分極部をそれ
ぞれ少なくとも一つ有する圧電素子を備え、この圧電素
子の前記第1の分極部あるいは前記第2の分極部のいず
れか一方に駆動信号を入力することにより該圧電素子に
生ずる振動を駆動力源として用いる超音波モータにおい
て、前記第1の分極部に前記駆動信号を入力する第1の
電極のインピーダンスを、前記第2の分極部に前記駆動
信号を入力する第2の電極のインピーダンスに近づける
ために、該第1の電極の全体あるいは一部の厚みまたは
幅あるいはその双方を変えることを特徴とする。
第1の分極部に前記駆動信号を入力する第1の電極のイ
ンピーダンスを、前記第2の分極部に前記駆動信号を入
力する第2の電極のインピーダンスに近づけるために、
該第1の電極の全体あるいは一部の厚み、幅または面積
あるいはその双方を変えるので、超音波モータの逆方向
の駆動力は、同一の駆動信号を用いて正方向に駆動させ
た時の駆動力に一致する。
力を得られる超音波モータを作製できる。この請求項1
に記載の発明は、より具体的には、例えば請求項2に記
載するように、前記圧電素子(11)は、円形であり、
かつ、一方向に分極した正方向分極部(例えば分極部1
1a)と、この正方向分極部とは逆方向に分極した逆方
向分極部(例えば分極部11b)と、を円周方向に交互
に配列した複数の分極部を全体に有しており、前記正方
向分極部と前記逆方向分極部を交互に選択することによ
り、前記第1の分極部を形成し、さらに、この第1の分
極部に選択されなかった前記正方向分極部および前記逆
方向分極部により、前記第2の分極部を形成する構成と
する。
21)の幅や厚さを調節する部分としては、例えば前記
複数の分極部上に設けられた電極を接続する接続線(1
7aあるいは21a)があるが、前記複数の分極部上に
設けられた電極の幅や厚さそのものを調節してもよい。
また、請求項1に記載の発明は、例えば請求項3に記載
するように、前記圧電素子(31)は、同極性に分極し
た前記第1の分極部(33aおよび33d)と、前記第
1の分極部と同極性に分極した第2の分極部(33bお
よび33c)と、を交互に配列した複数の分極部を全体
に有し、前記第1の分極部と前記第2の分極部とに同一
の駆動信号を入力して励振させることにより、屈曲振動
を生じる第1の圧電体(33)と、この第1の圧電体に
一体的に積層されると共に、同極性に分極した分極部を
励振させることにより、伸縮振動を生じる第2の圧電体
(34)と、を備え、前記第1の圧電体に生じる屈曲振
動と、前記第2の圧電体に生じる伸縮振動と、を合成す
ることにより駆動力源となる前記振動を得る構成として
もよい。
厚さを調節する部分としては、例えば複数の分極部の電
極を接続する接続線(35a)があるが、前記第1の分
極部上に設けられた電極の幅や厚さそのものを調節して
もよい。また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請
求項3のいずれかに記載の超音波モータを有する超音波
モータ付電子機器であることを特徴とする。
する出力機構を逆方向に駆動させても、この出力機構
は、同一の駆動信号を用いて正方向に駆動させた時と同
一の量ほど駆動する。従って、駆動方向によらずに一定
した駆動量を得られるため、駆動量の制御を容易に行え
る超音波モータ付電子機器を作製できる。
用した超音波モータおよび超音波モータ付電子機器を詳
細に説明する。 <第1の実施例>まず、図1を用いて本発明の第1の実
施例である超音波モータ1について説明する。
素である振動体12および突起13を説明する上面概略
図であり、同図(B)は超音波モータ1の一構成要素で
ある圧電素子11の上面概略図であり、同図(C)は圧
電素子11の下面概略図である。まず、超音波モータ1
の構成について説明する。
と、圧電素子11の上面に固定されている円盤状の振動
体12と、振動体12の上面に一体的に設けられた複数
の突起13と、突起13から伝えられる振動に伴って回
転するロータ104と、圧電素子11の上面の電位をフ
ローティング(浮動的)にする電極15と、圧電素子1
1の下面に駆動信号を入力する電極16(第2の電
極),電極17(第1の電極)を含んで構成される。こ
れら各構成要素の位置関係は図6に概略を示した超音波
モータ100と同様である。
構成であり、チタン酸バリウムやチタン酸鉛など周知の
圧電体を円盤状に成形して中心に回転軸を通す孔11c
を設けたものであり、円周方向に6分割して、この分割
部を、分極方向が互い違いになるように分極し、さらに
各分割部を二等分割してある。従って、互いに逆極性に
分極された分極部11a(正方向分極部)および分極部
11b(逆方向分極部)を二つ毎に交互に配置した構成
をとる。
であり、金属などの剛体を円盤状に成型したものであ
り、圧電素子11の振動を増幅する。また、突起13
は、図1(A)および図1(C)に示すように、圧電素
子11の各分極部の境目に対応する箇所に、一つおきに
設けられている。また、突起13の高さはロータ104
に当接するように調節されている。
ものであり、突起13の動作に従って回転する。電極1
5は、圧電素子11の上面をほぼすべて覆っており、そ
の電位はフローティングされている。電極16は、圧電
素子11の下面に設けられており、上記した圧電素子1
1の分極部を一つおき(第2の分極部)に覆っている。
内縁部全周に設けて接続線16aとすることによって一
つの電極を形成している。電極17は、圧電素子11の
下面に設けられており、電極16と互い違いとなるよう
に圧電素子11の分極部を一つおき(第1の分極部)に
覆っている。また、電極17は、一部を圧電素子11の
内縁部全周に設けて接続線17aとすることによって一
つの電極を形成している。ここで、接続線17aは、接
続線16aより太く形成されている。その太さは、電極
16のインピーダンスと電極17のインピーダンスが同
じ程度となるように設定される。
aの全長より長いにも係わらず、電極16のインピーダ
ンスと電極17のインピーダンスの差はなくなってい
る。次に、超音波モータ1の動作について説明する。ま
ず、電極16に駆動信号を入力すると、圧電素子11に
は、電極16に覆われている各分極部の中央部を腹とす
る定在波が発生する。突起13は、この定在波の腹と節
の中間に、一つおきに位置している。従って、すべての
突起13の頭部は、一方向に振れる。このため、突起1
3に接するロータ104は一方向に回転する。
は、圧電素子11には、電極16に覆われている各分極
部の中央部を節とする定在波が発生するため、すべての
突起13の頭部は、電極16に駆動信号を入力したとき
とは他方向に振れる。従って、この場合は、突起13の
頭部に接するロータ104は、電極16に駆動信号を入
力したときと逆方向に回転する。
ピーダンスの大きさと電極17のインピーダンスの大き
さは同じである。従って、同一の駆動信号を入力した場
合、ロータ104の回転力すなわち超音波モータ1の駆
動力は、回転方向によらず一定となる。以上より、本発
明の第1の実施例である超音波モータ1において、分極
部の電極を一つおきに外縁部に沿って接続して電極17
とする接続線17aの太さを、電極17とは互い違いと
なるように分極部の電極を一つおきに内縁部に沿って接
続して電極16とする接続線16aの太さより細くした
ので、接続線17aが接続線16aより長いにも係わら
ず、電極17のインピーダンスを電極16のインピーダ
ンスに一致させることができる。
7に駆動信号を入力してロータ104を逆方向に回転さ
せても、その回転力すなわち超音波モータ1の駆動力
は、電極16に駆動信号を入力してロータ104を正方
向に回転させたときと同じとなる。 <第2の実施例>次に、図2を用いて本発明の第2の実
施例である超音波モータ2について説明する。
圧電素子11の下面に設けた電極16および電極21の
構成を説明する概略図であり、図2(B)は同図(A)
のX−X線における断面概略図である。超音波モータ2
は、超音波モータ1と概略同じ構成をとるが、電極17
の代わりに電極21(第1の電極)を用いている。
るが、接続線17aの代わりに接続線21aを用いてい
る。すなわち、接続線21aは、図2(B)に示すよう
に、太さは接続線16aとほぼ同じであるが、厚さを接
続線16aより厚くすることにより、接続線16aより
インピーダンスを小さくした構成となる。
を数回繰り返したり、あるいは真空プロセスなどの薄膜
堆積法による場合は堆積時間を長くしたりすることによ
り、接続線16aより厚く堆積される。従って、この超
音波モータ2によれば、接続線21aの厚さを厚くする
ことにより、超音波モータ1において接続線17aの幅
を太くしたことと同じ効果を得られるので、超音波モー
タ1と同様の効果を得られる。
5,図6,図7を用いて、本発明の第3の実施例である
超音波モータ3について説明する。図3は超音波モータ
3の斜視概略図である。図4は超音波モータ3の一構成
要素である圧電体33の上面概略図であり、図5は圧電
体33の下面概略図である。図6は超音波モータ3の一
構成要素である圧電体34の下面概略図である。図7
(A)は超音波モータ3の一構成要素であるロータ32
が一の方向に回転する場合を説明する図であり、図7
(B)はロータ32が逆方向に回転する場合を説明する
図である。
する。超音波モータ3は、図3に示すように、短冊状の
直方体である圧電素子31と、圧電素子31の一端面の
中央部付近に接しているロータ32と、電極35(第1
の電極)、電極36(第2の電極),電極37および電
極38により概略構成される。
体34(第2の圧電体)の上に圧電体33(第1の圧電
体)を一体的に積層したものである。圧電体33は、チ
タン酸バリウムやチタン酸鉛など周知の圧電体を薄い直
方体に成形したものであり、図4に示すように、積層面
を縦方向に二等分割するとともに横方向にも二等分割す
ることで生成する4つの分極部33a(第1の分極
部),分極部33b(第2の分極部),分極部33c
(第2の分極部),分極部33d(第1の分極部)を、
積層方向に、かつ、同一方向に分極した構造である。
酸鉛など周知の圧電体を圧電体33と同じ大きさに成形
したものであり、図5および図6に示すように、ほぼ全
面をひとつの分極部34aとして、積層方向に分極す
る。ロータ32は、圧電素子31の端面に生ずる楕円振
動を回転力に変換して外部に伝達する周知のロータであ
る。
角に位置する分極部33a,分極部33dの上面全域を
覆っており、圧電体33の上面外周縁部に沿って設けら
れた接続線35aを用いて各分極部上の電極を接続する
ことにより、一枚の電極を形成している。電極36は、
図4に示すように、互いに対角に位置する分極部33
b,分極部33dの上面全域を覆っており、圧電体33
の上面中央部に設けられた接続線36aを用いて各分極
部上の電極を接続することにより、一枚の電極を形成し
ている。
り太く形成されている。その太さは、電極35のインピ
ーダンスと電極36のインピーダンスが同じ程度となる
ように設定される。従って、接続線35aの全長が接続
線36aの全長より長いにも係わらず、電極35のイン
ピーダンスと電極36のインピーダンスの差はなくなっ
ている。
4の上面全域をほぼ覆っており、かつ、接地されてい
る。また、上述したように、圧電体34の上には圧電体
33が一体的に積層されている。従って、電極37は、
圧電体34の分極部34a上面の電位のみならず、圧電
体33の分極部33a〜33dの下面の電位も接地させ
る。
4の下面全域をほぼ覆っている。次に、超音波モータ3
の動作について説明する。まず、ロータ32を一の方向
に回転させる場合について説明する。この場合は、電極
36および電極38に同一の駆動信号を入力する。する
と、圧電体33の分極部33b,分極部33cおよび圧
電体34は同一周期で伸縮する。
素子31の端面がロータ32に強く接するときには、分
極部33bおよび分極部33cは伸長しているため、圧
電素子31は、図7(A)の太線に示すようにある方向
に屈曲する。従って、このときは、圧電素子31の端面
はロータ32を一方向に回転させる。また、駆動信号電
圧の正負が逆転して圧電素子31の屈曲方向が逆になっ
ても、圧電体34の収縮に伴って圧電素子31も収縮す
るため、圧電素子31の端面はロータ32に当接しな
い。従って、このときは、圧電素子31の動作はロータ
32の回転に影響しない。
向に回転させる。また、ロータ32を逆方向に回転させ
る場合は電極35および電極38に同一の駆動信号を入
力する。すると、圧電体33の分極部33a,分極部3
3dおよび圧電体34は同一周期で伸縮する。
素子31の端面がロータ32に強く接するときには、分
極部33aおよび分極部33dは伸長しているため、圧
電素子31は、図7(B)の太線に示すように逆方向に
屈曲する。従って、このときは、圧電素子31の端面は
ロータ32を逆方向に回転させる。また、駆動信号電圧
の正負が逆転して圧電素子31の屈曲方向がさらに逆に
なっても、圧電体34の収縮に伴って圧電素子31も収
縮するため、圧電素子31の端面はロータ32に当接し
ない。従って、このときは、圧電素子31の動作はロー
タ32の回転に影響しない。
向に回転させる。ここで、上記したように、電極35の
インピーダンスの大きさと電極36のインピーダンスの
大きさは同じであるため、同一の駆動信号を入力した場
合、ロータ32の回転力すなわち超音波モータ3の駆動
力は、回転方向によらず一定となる。
音波モータ3において、接続線35aを接続線36aよ
り太くしたので、接続線35aが接続線36aより長い
にも係わらず、電極35のインピーダンスを電極36の
インピーダンスに一致させることができる。従って、超
音波モータ3によれば、電極36に駆動信号を入力して
ロータ32を逆方向に回転させても、その回転力すなわ
ち超音波モータ3の駆動力は、電極35に駆動信号を入
力してロータ32を正方向に回転させたときと同じとな
る。
実施例であり、上述した超音波モータ1〜3を電子機器
に適用した、超音波モータ付電子機器4のブロック図で
ある。超音波モータ付電子機器4は、超音波モータ5
と、超音波モータ5の移動体と連動して動く伝達機構6
と、伝達機構6の動作に基づいて運動する出力機構7
と、を備えることにより実現する。
超音波モータ1〜3のいずれかを用いる。この場合は、
前記した移動体はロータ104やロータ32となる。ま
た、伝達機構6としては、例えば歯車、摩擦車等の伝達
車を用いる。出力機構7には、例えば、カメラにおいて
はシャッタ駆動機構やレンズ駆動機構などを、電子時計
においては指針駆動機構やカレンダー駆動機構を、記憶
装置に用いる場合は、該記憶装置内の記憶媒体に情報を
読み書きするヘッドを駆動するヘッド駆動機構を、工作
機械においては刃具送り機構や加工部材送り機構などを
用いる。
ては、例えば、電子時計、計測器、カメラ、プリンタ、
印刷機、工作機械、ロボット、移動装置、記憶装置など
がある。この超音波モータ付電子機器4によれば、出力
機構7は、逆方向に駆動する場合にも、同一の駆動信号
によって正方向に駆動する時と同一の量ほど駆動する。
すなわち、駆動方向によらずに一定した駆動量を得られ
るため、駆動量の制御を容易に行える超音波モータ付電
子機器となる。
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意
に変形可能である。特に、本発明は、駆動信号を入力す
る分極部を変えることにより駆動方向を逆転させる形式
の超音波モータにおいては一般的に適用可能であり、か
つ、同様の効果を得られる。
線の幅あるいは厚みを調節することにより各電極のイン
ピーダンスを調節したが、当然電極全体の厚みや幅ある
いはその双方を調節することにより各電極のインピーダ
ンスを調節してもよい。また、超音波モータ3におい
て、接続線35aの幅を接続線36aの幅より太くする
ことにより、電極35と電極36のインピーダンスを一
致させたが、接続線35aの厚さを接続線36aの厚さ
より厚くすることにより、同様の効果を得られる。
音波モータの逆方向の駆動力は、同一の駆動信号を用い
て正方向に駆動させた時の駆動力に一致するため、より
容易に駆動力を制御できる超音波モータを作製できる。
また、請求項4に記載の発明によれば、駆動方向によら
ずに一定した駆動量を得られるため、駆動量の制御を容
易に行える超音波モータ付電子機器を作製できる。
音波モータ1の一構成要素である振動体12および突起
13を説明する上面概略図であり、同図(B)は超音波
モータ1の一構成要素である圧電素子11の上面概略図
であり、同図(C)は圧電素子11の下面概略図であ
る。
音波モータ2において、圧電素子11の下面に設けた電
極16および電極21の構成を説明する概略図であり、
図2(B)は同図(A)のX−X線における断面概略図
である。
斜視概略図である。
の上面概略図である。
の下面概略図である。
るロータ32が一の方向に回転する場合を説明する図で
あり、図7(B)はロータ32が逆方向に回転する場合
を説明する図である。
子機器4のブロック図である。
する断面概略図である。
素子101および電極105a,105bの構成を説明
する上面概略図である。
要素であるロータ104が一の方向に回転する場合を説
明する図であり、図11(B)はロータ104が逆方向
に回転する場合を説明する図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の分極部と、この第1の分極部とは
別個に設けられた第2の分極部をそれぞれ少なくとも一
つ有する圧電素子を備え、 この圧電素子の前記第1の分極部あるいは前記第2の分
極部のいずれか一方もしくは両方に駆動信号を入力する
ことにより該圧電素子に生ずる振動を、駆動力源として
用いる超音波モータにおいて、 前記第1の分極部に前記駆動信号を入力する第1の電極
のインピーダンスを、前記第2の分極部に前記駆動信号
を入力する第2の電極のインピーダンスに近づけるため
に、該第1の電極の全体あるいは一部の厚みまたは幅あ
るいはその双方を変えること、 を特徴とする超音波モータ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の超音波モータにおい
て、前記圧電素子は円形であり、かつ、 一方向に分極した正方向分極部と、 前記正方向分極部とは逆方向に分極した逆方向分極部
と、を円周方向に交互に配列した複数の分極部を全体に
有しており、 この正方向分極部と前記逆方向分極部を交互に選択する
ことにより、前記第1の分極部を形成し、 さらに、この第1の分極部に選択されなかった前記正方
向分極部および前記逆方向分極部により、前記第2の分
極部を形成すること、を特徴とする超音波モータ。 - 【請求項3】 請求項1に記載の超音波モータにおい
て、前記圧電素子は、一方向に分極した前記第1の分極
部と、前記第1の分極部と同方向に分極した第2の分極
部と、を交互に配列した複数の分極部を全体に有し、 前記第1の分極部と前記第2の分極部とに同一の駆動信
号を入力して励振させることにより、屈曲振動を生じる
第1の圧電体と、この第1の圧電体に一体的に積層され
ると共に、一方向に分極した分極部を励振させることに
より、伸縮振動を生じる第2の圧電体と、を備え、前記
第1の圧電体に生じる屈曲振動と、前記第2の圧電体に
生じる伸縮振動と、を合成することにより駆動力源とな
る前記振動を得ること、 を特徴とする超音波モータ。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
超音波モータを有することを特徴とする超音波モータ付
電子機器。
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