JP2000308772A - ミシンの針振り装置 - Google Patents

ミシンの針振り装置

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JP2000308772A
JP2000308772A JP11122741A JP12274199A JP2000308772A JP 2000308772 A JP2000308772 A JP 2000308772A JP 11122741 A JP11122741 A JP 11122741A JP 12274199 A JP12274199 A JP 12274199A JP 2000308772 A JP2000308772 A JP 2000308772A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミシンの針振り装置において、オペレーター
側から見て針棒の後方に布切り装置等の他の機構を配置
できるようにする。 【解決手段】 ミシンベッド上に立設されてその上方に
対向して位置する頭部フレームに対し、上下動可能かつ
横方向へ揺動可能に支持した針棒3と、ミシン駆動軸1
1と連動して所定の固定軸19線を中心に揺動回転可能
に支持した駆動部材18と、これと連動して前後方向へ
揺動可能で前後方向に沿って配設した揺動部材23と、
その前後方向への揺動を針棒3の横方向への揺動に変換
する変換機構と、を備えるミシンの針振り装置であっ
て、揺動部材23を、針棒3に対して横方向へオフセッ
トして配置する。また、針棒3を上下動可能に支持する
支持部材25を、軸線がほぼ垂直方向で揺動部材と連動
して上下動可能な縦軸26に固定する。そして、針棒3
の後方に布切りメス5を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンの針振り装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のミシンの針振り装置は、例えば、
図6に示すように、上軸61の回転により、揺動カム6
2、駆動二又63、揺動リンク64、揺動駆動腕65、
揺動駆動腕支点軸66、針棒揺動二又67を介して針棒
揺動台68が、針棒69に沿って上下動する。このと
き、針棒揺動台68に組み付けたピン68aが針棒69
に形成した斜め溝(図示せず)に沿って上下動すること
で、針棒69が上方を支点として針振り動作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような機構による従来の針振り装置では、オペレーター
側から見て針棒69の後方に針棒揺動二又67及び揺動
駆動腕支点軸66が配置されていたため、ミシンアーム
(不図示)内において、針棒69の後方に、例えば、布
切り装置等、他の機構を配置するスペースが無いという
問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、オペレーター側
から見て針棒の後方に布切り装置等の他の機構を配置で
きるようにしたミシンの針振り装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、ミシンベッド(1)上に立設さ
れてミシンベッドの上方に対向して位置する頭部フレー
ム(例えば、ミシンアーム2)に対し、上下動可能かつ
横方向へ揺動可能に支持された針棒(3)と、ミシン駆
動軸(例えば、上軸11)と連動して所定の固定軸(1
9)線を中心に揺動回転可能に支持された駆動部材(例
えば、揺動駆動腕18)と、この駆動部材と連動して前
後方向へ揺動可能で前後方向に沿って配設された揺動部
材(例えば、揺動リンク23)と、この揺動部材の前後
方向への揺動を針棒の横方向への揺動に変換する変換機
構(33)と、を備えるミシンの針振り装置であって、
揺動部材(23)を、針棒(3)に対して横方向へオフ
セットして配置した構成、を特徴としている。
【0006】このように、請求項1記載の発明によれ
ば、ミシン駆動軸と連動して所定の固定軸線を中心に揺
動回転可能な駆動部材と連動して前後方向へ揺動可能な
揺動部材を、その前後方向への揺動を変換する変換機構
により横方向へ揺動する針棒に対して横方向へオフセッ
ト配置した針振り装置なので、針棒の後方に、揺動部材
が存在しないスペースを確保して、他の機構を配置する
ことが可能となる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のミ
シンの針振り装置であって、針棒(3)を上下動可能に
支持する支持部材(例えば、縦軸抱き25)を、軸線が
ほぼ垂直方向で揺動部材(23)と連動して上下動可能
な縦軸(26)に固定した構成、を特徴としている。
【0008】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、針棒を上下動可能に支持する支持部材を、軸線がほ
ぼ垂直方向で請求項1記載の揺動部材と連動して上下動
可能な縦軸に固定したので、針棒の横方向において、針
棒の支持部材を、揺動部材と連動して、軸線がほぼ垂直
方向の縦軸と一緒に上下動させられる。つまり、揺動部
材の前後方向の揺動運動を針棒に対し横方向からの上下
方向の揺動運動に変換して、針棒の横方向に揺動部材を
オフセット配置できる。また、上下方向の運動を行う縦
軸に対する支持部材の位置を変えることで、針棒の横方
向への揺動位置を簡単に変更できる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のミシンの針振り装置であって、針棒(3)の後方
に布切りメス(5)を配置した構成、を特徴としてい
る。
【0010】このように、請求項3記載の発明によれ
ば、請求項1または2記載の針棒の後方に布切りメスを
配置したので、針棒の後方のスペースを有効に利用でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るミシンの針
振り装置の実施の各形態例を図1から図5に基づいて説
明する。
【0012】<第1の実施の形態例>先ず、図1は本発
明を適用するミシンの一例を示した概略側面図で、図
中、1はミシンベッド、2はミシンアーム(頭部フレー
ム)、3は針棒、4は縫い針、5は布切りメスである。
この実施の形態例では、図示のように、針棒3の左側に
布切りメス5を備えるミシン、つまり、オペレーター側
から見て針棒3の後方に布切りメス5を備えるボタン穴
かがりミシンの針振り装置について説明する。
【0013】そして、図2から図4は本発明を適用した
第1の実施の形態例としてのミシンの針振り装置を示す
もので、図中、11は上軸(ミシン駆動軸)、12は揺
動カム、13は駆動二又、16は第1揺動リンク、18
は揺動駆動腕、19は固定軸、23は第2揺動リンク、
25は縦軸抱き(支持部材)、26は縦軸、28は揺動
二又、32は針棒揺動台、33は変換機構、34は斜め
溝部、35はピン、36は支点部材である。即ち、前記
ミシンベッド1上に立設されてその上方に対向して位置
する前記フレームをなす前記ミシンアーム2の内部にお
いて、ミシン駆動軸である上軸11が回転可能に軸受支
持して設けられており、この上軸11に揺動カム12が
固定されている。この揺動カム12には、前後方向(オ
ペレーター側から見て、以下、同様)に揺動可能な駆動
二又13が接触している。この駆動二又13は、前記ミ
シンアーム2に設けた固定軸14を中心に前後方向に揺
動するもので、その前部に連結軸15を介して第1揺動
リンク16が揺動可能に連結されている。
【0014】そして、第1揺動リンク16の前端には、
連結軸17を介して駆動部材である揺動駆動腕18が一
端で前後方向へ揺動可能に連結されている。この揺動駆
動腕18は、ベルクランク状でその角部において、前記
ミシンアーム2に設けた固定軸19を中心に前後方向へ
揺動するものである。以上の揺動駆動腕18の角部から
の前半部に形成した円弧状長孔21に、ピン22を介し
て揺動部材である第2揺動リンク23が前後方向へ移動
可能かつ揺動可能に上端で接続されている。この第2揺
動リンク23は、針棒3に対し横方向(オペレーター側
から見て、以下、同様)の左側に配置されており、下端
が連結軸24を介して縦軸抱き25に前後方向へ揺動可
能かつ円弧状長孔21内の任意の位置に固定可能に連結
されている。この縦軸抱き25は、軸線を垂直方向とし
た縦軸26に固定されている。この縦軸26は、前記ミ
シンアーム2に設けた上下のガイド部材27,27に沿
って上下方向へ移動可能となっている。
【0015】さらに、縦軸抱き25には、揺動二又28
が横方向へ移動可能に支持されており、この揺動二又2
8に一対のピン29,29を介して筒部材31が支持さ
れている。この筒部材31は、針棒揺動台32と一体に
起設されたもので、このような筒部材31及び針棒揺動
台32に、針棒3が上下方向へ移動可能に支持されてい
る。そして、針棒揺動台32部分に変換機構33が構成
されている。即ち、変換機構33は、針棒揺動台32に
形成した斜め溝部34と、この斜め溝部34に係合する
ピン35とから構成されるもので、ピン35は、前記ミ
シンアーム2に固定して設けられている。また、ピン3
5は、旋回可能で上下固定されている旋回部70に固定
するように設けられていても良い。このように、針棒3
は、針棒揺動台32(筒部材31)及び揺動二又28を
介して縦軸抱き25に支持されており、従って、縦軸抱
き25は、針棒3を上下方向へ移動可能に支持する支持
部材を兼ねている。なお、針棒3は、その上端部におい
て、前記ミシンアーム2に設けた支点部材36により前
後及び左右方向を含む全方向へ揺動可能に支持されてい
る。
【0016】次に、以上の構成によるミシンの針振り装
置の動作について説明する。先ず、上軸11が回転する
と、一体の揺動カム12が回転し、その揺動カム12に
接触している駆動二又13が固定軸14を中心として前
後方向に揺動する。この駆動二又13の前後揺動によ
り、連結軸15を介して第1揺動リンク16が前後方向
に揺動し、連結軸17を介して揺動駆動腕18が固定軸
19を中心として揺動回転する。この揺動駆動腕18の
揺動回転により、その円弧状長孔21に挿入されたピン
22、第2揺動リンク23を介して縦軸抱き25及び縦
軸26が一体に上下方向(垂直方向)に移動する。そし
て、縦軸抱き25と一緒に揺動二又28も上下方向に移
動し、これにより、ピン29,29を介して針棒揺動台
32(筒部材31)も同期して上下方向に移動する。こ
の針棒揺動台32の上下方向動作において、その斜め溝
部34に前記ミシンアーム2に固定のピン35が係合し
ていることにより、針棒3が上方の支点部材36を支点
として横方向に揺動する。
【0017】以上の通り、針棒3に対し横方向に第2揺
動リンク23をオフセットして配置したため、針棒3の
後方には、従来のような針棒揺動二又及び揺動駆動腕支
点軸といった揺動部材が存在しないスペースが確保され
る。従って、針棒3の後方に、図示のように、布切りメ
ス5を配置することができる。また、揺動駆動腕18と
第2揺動リンク23の固定位置をピン22により変える
ことによって、簡単に針棒3の横方向の揺動量を変更す
ることができ、即ち、前記縫い針4の横方向の針落ち位
置を変更することができる。
【0018】<第2の実施の形態例>図5は本発明を適
用した第2の実施の形態例としてのミシンの針振り装置
を示すもので、前述した第1の実施の形態例(図2参
照)と同様の部分に同様の符号を付しており、図中、3
7は第2縦軸抱きである。この実施の形態例は、前記縦
軸抱き25に加えて、第2縦軸抱き37を設けたもので
ある。即ち、第2縦軸抱き37に第2揺動リンク23を
連結軸24により揺動可能に連結して、この第2縦軸抱
き37を縦軸37に固定している。そして、第2縦軸抱
き37の下方において、前記揺動二又28を支持した縦
軸抱き25が縦軸37に固定されている。このような構
成によっても、前述した第1の実施の形態例と同様の機
能並びに効果が得られる。また、縦軸26に対する縦軸
抱き25の固定位置を変えることによって、簡単に針棒
3の横方向位置を揺動量とは別に変更することができる
効果が得られる。
【0019】なお、以上の実施の各形態例においては、
ボタン穴かがりミシンの針振り装置としたが、本発明は
これに限定されるものではなく、千鳥縫いミシンの針振
り装置であっても良い。また、揺動部材の前後方向への
揺動を針棒の横方向への揺動に変換する変換機構の構成
も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても
適宜に変更可能であることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
るミシンの針振り装置によれば、駆動軸と連動して所定
の固定軸線を中心に揺動回転する駆動部材と連動して前
後方向へ揺動する揺動部材を、その前後方向への揺動を
変換する変換機構により横方向へ揺動する針棒に対して
横方向へオフセット配置したことによって、針棒の後方
に、揺動部材が存在しないスペースを確保できるため、
他の機構を配置することができる。
【0021】請求項2記載の発明に係るミシンの針振り
装置によれば、針棒を上下動可能に支持する支持部材
を、揺動部材と連動して上下動する縦軸に固定したた
め、針棒の横方向において、針棒の支持部材を、揺動部
材と連動して、軸線がほぼ垂直方向の縦軸と一緒に上下
動させることができる。即ち、請求項1記載の発明によ
り得られる効果に加え、揺動部材の前後方向の揺動運動
を針棒に対し横方向からの上下方向の揺動運動に変換し
て、針棒の横方向に揺動部材をオフセット配置すること
ができ、また、上下方向の運動を行う縦軸に対する支持
部材の位置を変えることによって、針棒の横方向への揺
動位置を簡単に変更することができるといった利点が得
られる。
【0022】請求項3記載の発明に係るミシンの針振り
装置によれば、針棒の後方に布切りメスを配置したた
め、請求項1または2記載の発明により得られる効果に
加え、針棒の後方のスペースを有効利用することができ
るといった利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するミシンの一例を示した概略側
面図である。
【図2】本発明を適用した第1の実施の形態例としての
ミシンの針振り装置を示す概略側面図である。
【図3】図2の針振り装置を示した概略平面図である。
【図4】図2及び図3の針振り装置を示した概略正面図
である。
【図5】本発明を適用した第2の実施の形態例としての
ミシンの針振り装置を示す概略側面図である。
【図6】従来のミシンの針振り装置の一例を示すもの
で、上軸から縦軸までの構成を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 ミシンベッド 2 ミシンアーム(頭部フレーム) 3 針棒 4 縫い針 5 布切りメス 11 上軸(ミシン駆動軸) 12 揺動カム 13 駆動二又 16 第1揺動リンク 18 揺動駆動腕(駆動部材) 19 固定軸 23 第2揺動リンク(揺動部材) 25 縦軸抱き(支持部材) 26 縦軸 28 揺動二又 32 針棒揺動台 33 変換機構 34 斜め溝部 35 ピン 36 支点部材 37 第2縦軸抱き

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンベッド上に立設されてミシンベッド
    の上方に対向して位置する頭部フレームに対し、上下動
    可能かつ横方向へ揺動可能に支持された針棒と、ミシン
    駆動軸と連動して所定の固定軸線を中心に揺動回転可能
    に支持された駆動部材と、この駆動部材と連動して前後
    方向へ揺動可能で前後方向に沿って配設された揺動部材
    と、 この揺動部材の前後方向への揺動を針棒の横方向への揺
    動に変換する変換機構と、 を備えるミシンの針振り装置であって、 揺動部材を、針棒に対して横方向へオフセットして配置
    したこと、を特徴とするミシンの針振り装置。
  2. 【請求項2】針棒を上下動可能に支持する支持部材を、
    軸線がほぼ垂直方向で揺動部材と連動して上下動可能な
    縦軸に固定したこと、を特徴とする請求項1記載のミシ
    ンの針振り装置。
  3. 【請求項3】針棒の後方に布切りメスを配置したこと、
    を特徴とする請求項1または2記載のミシンの針振り装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101608381A (zh) * 2009-07-23 2009-12-23 浙江胜佳特种缝制设备有限公司 钮孔缝纫机
CZ304418B6 (cs) * 2001-02-23 2014-04-23 Juki Corporation Šicí stroj na knoflíkové dírky

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CZ304418B6 (cs) * 2001-02-23 2014-04-23 Juki Corporation Šicí stroj na knoflíkové dírky
CN101608381A (zh) * 2009-07-23 2009-12-23 浙江胜佳特种缝制设备有限公司 钮孔缝纫机

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