JPH1157254A - ミシンの針振り幅変更装置 - Google Patents

ミシンの針振り幅変更装置

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JPH1157254A
JPH1157254A JP22671197A JP22671197A JPH1157254A JP H1157254 A JPH1157254 A JP H1157254A JP 22671197 A JP22671197 A JP 22671197A JP 22671197 A JP22671197 A JP 22671197A JP H1157254 A JPH1157254 A JP H1157254A
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JP
Japan
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cam
swing width
swing
arm
changing
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Application number
JP22671197A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Tachikawa
充宏 立川
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 針の振り幅を自動的に3段階に変更して、ボ
タン穴等の穴かがり縫いを行うことが可能なミシンの針
振り幅変更装置であって、小型化することが可能であ
り、ミシン本体を小型化してコストを低減することが可
能なミシンの針振り幅変更装置を提供すること。 【解決手段】 カムベース70の表側の面に振り幅カム
71を備え、裏側の面に閂止めカム72を備えるミシン
の針振り幅変更装置100であって、振り幅カム71と
閂止めカム72の凹凸を、振り幅伝達腕27および閂止
め伝達腕25によって振り幅調節腕23に伝達して振り
幅調節腕23を動作させ、この動作により調節体22お
よび変更部材21を動作させて揺動支点軸43を変位さ
せる。これにより、揺動部材20とロッド6の揺動の支
点が移動するので、ロッド6の揺動幅が変更され、針棒
10の振り幅は自動的に3段階に変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、針棒を揺動させて
ボタン穴等の穴かがり縫いを行うミシンに設けられ、針
棒の振り幅を変更する針振り幅変更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より行われてきたボタン穴の穴かが
り縫いにおいては、図8に示すように3種類の幅のかが
り縫いが行われる。図8は、ボタン穴の穴かがり縫いの
手順を示す説明図であり、図中、符号B1、B2によっ
て示すのは、かがり縫いの基準となる基線である。ミシ
ンによるかがり縫いは、この基線を図中右端の基準とし
て、この基線から針が図中左に振られることによって行
われる。尚、図8において、(a)は縫い始めの状態を
示し、続いて(b),(c),(d),(e)の順に、
手順を示す。
【0003】先ず手順(a)では、糸のほつれを防ぐた
めに基線B1を右端として止め縫いS1を行い、手順
(b)に移行する。手順(b)では基線B1を右端とし
てボタン穴側部の平行部S2を縫い、手順(c)に移行
する。手順(c)においては、まず基線がB2の位置に
設定され、ボタン穴の端部である閂止め部S3を縫い、
さらに同様に平行部S4を縫って手順(d)に移行す
る。手順(d)では、ボタン穴のもう一方の端部である
閂止め部S5を縫って手順(e)に移行する。最後に手
順(e)で、基線がB1の位置に設定され、糸のほつれ
を防止するために止め縫いS6を縫って、ボタン穴の穴
かがり縫いを終了する。
【0004】以上の一連の穴かがり縫いにおいては、止
め縫いS1,S6と、平行部S2,S4と、閂止め部S
3,S5との3種類の異なる幅のかがり縫いが行われ
る。このように3種類の幅のかがり縫いを行うならば、
針棒の揺動幅を切り換えて、針棒の揺動の幅を3種類に
切換える必要があった。
【0005】針棒の揺動幅を切換えるために従来用いら
れてきた装置としては、例えば実公昭61−14360
号公報に開示の針棒振幅変換装置および実公平7−44
305号公報に開示のボタン穴かがり用サイクルミシン
が挙げられる。一例として、実公昭61−14360号
公報に開示の針棒振幅変換装置P1を図9に示す。
【0006】図9は、ミシンに取り付けられた針棒振幅
変換装置P1の全体の構成を示す斜視図である。図中、
P10,P10は閂止めカム、P11は止め縫いカム、
P12はカムベース、P13は基線変更カム、P21,
P22はローラ、P30は調節腕、P31は調節体、P
32はロッド、P33はカム、P34は伝達機構、P3
5は針棒、P36は変換リンク、P37は揺動部材、P
38は止め縫い調節腕、P39は引っ張りバネである。
また、P41は基線ローラ、P42は基線伝達腕、P4
3は基線変更軸、P44は基線変更腕である。
【0007】このような針棒振幅変換装置P1によれ
ば、揺動部材P37を介して変換リンクP36に連結さ
れたロッドP32が、ミシンの動作に伴って回転される
カムP33の回転によって揺動される。この揺動により
伝達機構P34を介して針棒P35が揺動される。ロー
ラP22が止縫いカムP11上に来た時、止縫い調節腕
P38は図示しないバネの作用に抗して反時計回りに回
動される。引っ張りバネP39は、変換リンクP36及
び調節体P31を介して、調節腕P30を常には反時計
回りに付勢しているため、調節腕P30は止縫い調節腕
P38に当接した状態にあるから、止縫い調節腕P38
の反時計回りの回動を追従して反時計回りに回動される
こととなる。これにより、変換リンクP36と揺動部材
P37との連結部分はカムP33に近づくから、ロッド
P32の揺動の幅が小さくなることにより針棒P35の
揺動幅も小さくなり、図8に示す止縫いS1,S6の幅
の縫目を形成することができる。
【0008】ローラP22が止縫いカムP11上から外
れると、止縫い調節腕P38は図示しないバネの作用に
より時計回りに回動されて、調節腕P30を時計回りに
回動する。これにより、調節腕P30は調節体P31を
介して、変換リンクP36を引張りバネP39の付勢力
に抗して、調節腕P30方向へと引っ張る。従って、変
換リンクP36と揺動部材P37との連結部分はカムP
33から離れることになり、ロッドP32の揺動の幅が
大きくなることにより針棒P35の揺動幅も大きくな
り、図8に示す平行部S2,S4の幅の縫目を形成する
ことができる。
【0009】ローラP21が閂止めカムP10上に来た
時、調節腕P30は時計回りへと回動して止縫い調節腕
P38から離間する。これにより、調節腕P30は調節
体P31を介して、変換リンクP36を引張りバネP3
9の付勢力に抗して、更に調節腕P30方向へと引っ張
る。従って、変換リンクP36と揺動部材P37との連
結部分はカムP33から最も離れることになり、ロッド
P32の揺動の幅が最も大きくなることにより針棒P3
5の揺動幅も最も大きくなり、図8に示す閂止め部S
3,S5の幅の縫目を形成することができる。
【0010】各基線と上述した3種類の縫い幅との組合
せにより図8に示すような穴かがり縫いを行うことがで
きる。
【0011】ここで、円盤状のカムベースP12の回転
によって、基線変更カムP13が回転する。この基線変
更カムP13には上方から基線ローラP41が当接して
おり、基線変更カムP13の凹凸に従って基線ローラP
41が上下する。この基線ローラP41の上下運動は、
そのまま基線伝達腕P42の運動として伝達される。即
ち、基線ローラP41は基線伝達腕P42の先端から下
方に伸びていて、基線伝達腕P42の他端には基線変更
軸P43が固定されているので、基線ローラP41の上
下によって基線伝達腕P42は基線変更軸P43を中心
として動き、この動きにより基線変更軸P43が回動す
る。基線変更軸P43の先端は、変換リンクP36に連
結された基線変更腕P44に固定されている。基線変換
腕P44の変換リンクP36側は引張りバネP45によ
り上方に引っ張られているため基線ローラP41は常に
基線変更カムP13に当接している。基線変更軸P43
の回動によって基線変更腕P44は運動し、変換リンク
P36を運動させる。これによって、ロッドP32およ
びロッドP32と共に揺動する揺動部材P37の揺動の
範囲が制限され、図8に符号B1、B2で示す基線の切
換えが行われる。
【0012】以上のように、従来の針棒振幅変換装置P
1によれば、針棒の振幅を3種類に変更することがで
き、さらに、針棒の振幅の変換はカムベースP12が回
転することによって自動的に行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の針棒
振幅変換装置P1を使用したミシンには、次に示すよう
な課題があった。尚、説明の便宜上、下記の説明には上
記針棒振幅変換装置P1の符号を用いて説明するが、こ
れらの課題は上記の針棒振幅変換装置P1に限って課せ
られるものではない。
【0014】従来の針棒振幅変換装置P1を備えたミシ
ンにおいては、カムベースP12の回転に伴って、カム
ベースP12上に立設された閂止めカムP10,P10
および止め縫いカムP11が移動する構成であったの
で、閂止めカムP10,P10と止め縫いカムP11
は、カムベースP12の中心からの距離が異なる円周上
に配置されていた。即ち、閂止めカムP10,P10と
止め縫いカムP11は同心円を描くように動く構成であ
った。このため、カムベースP12は、少なくとも閂止
めカムP10,P10と止め縫いカムP11とを半径方
向に並べることが可能な半径を有するものでなければな
らず、結局カムベースP12は大きな部材になってしま
っていた。このため、ミシンフレームも大型のものにな
ってしまい、製造コストや、大型化に伴う重量増と梱包
箱の大型化等による輸送コストの増大を招いてしまって
いた。
【0015】この発明は、上記問題点を解決するため、
針棒の振り幅を自動的に3段階に変更してボタン穴等の
穴かがり縫いを行うことが可能なミシンの針振り幅変更
装置であって、小型化することが可能であり、ミシン本
体を小型化してコストを低減することが可能なミシンの
針振り幅変更装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、針落ち位置を所定方向の一
方と他方とに交互に振るべく針棒を揺動させる揺動機構
と、この揺動機構による針棒の振り幅を変更可能とする
振り幅変更機構と、回転軸を中心に板面に沿って回転す
る円盤状のカムベースと、このカムベースの板面上で且
つ前記回転軸を中心とした円弧上に形成された第1カム
および第2カムと、前記針棒の振り幅を変更すべく、前
記第1カムおよび前記第2カムにそれぞれ接触して前記
第1カムおよび前記第2カムの運動を前記振り幅変更機
構にそれぞれ伝達する伝達機構とを備え、ミシンの駆動
に伴って前記カムベースが回転することで、前記伝達機
構が前記第1カムおよび前記第2カムに接触しない範囲
で第1の振り幅で針棒が揺動し、前記伝達機構が前記第
1カムに接触する範囲で第2の振り幅で針棒が揺動し、
前記伝達機構が前記第2カムに接触する範囲で第3の振
り幅で針棒が揺動するミシンの針振り幅変更装置であっ
て、前記第1カムと前記第2カムとは前記カムベースの
表面と裏面とに設けられていることを特徴とする構成と
した。
【0017】この請求項1記載の発明によれば、カムベ
ースの表側の面に揺動機構の揺動幅を変更させる第1カ
ムを備え、カムベースの裏側の面には揺動機構の揺動幅
を第1カムとは異なる大きさに変更させる第2カムを備
える構成としたので、それぞれ揺動機構の揺動幅を異な
る大きさに変更させる2種類の振り幅カムを、従来に比
べて小型のカムベースに設置することができる。即ち、
このミシンの針振り幅変更装置が、カムが伝達機構に接
触していない状態と、第1カムが接触した状態と、第2
カムが接触した状態との3種類の状態において3種類の
揺動幅を設定することを可能とした上で、カムベースを
小型化することができる。これによって、カムベースの
みならず、ミシンフレームを小型化することができるの
で、製造コストや輸送コストを低減することができる。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載のミ
シンの針振り幅変更装置であって、前記伝達機構は、前
記第1カムに接触して前記第1カムの運動を前記振り幅
変更機構に伝達する第1伝達腕と、前記第2カムに接触
して前記第2カムの運動を伝達するレバーと、このレバ
ーの運動を受けて、該運動を前記振り幅変更機構に伝達
する第2伝達腕とを備え、前記振り幅変更機構は、位置
が変位することで前記揺動機構および前記針棒の振り幅
を変更する振り幅変更部材と、前記第1伝達腕および前
記第2伝達腕の運動を前記振り幅変更部材に伝達してこ
の前記振り幅変更部材の位置をずらす振り幅伝達機構と
を備え、前記レバーが前記第2カムに接触して前記第2
カムの運動が前記第2伝達腕に伝達された場合と、前記
第1伝達腕が前記第1カムに接触して前記第1カムの運
動が前記第1伝達腕に伝達された場合とのいずれの場合
にも、前記振り幅変更部材は所定の一方向にずれること
を特徴とする構成とした。
【0019】請求項2記載の発明によれば、第1伝達腕
は第1カムに当接し、第2伝達腕はレバーを介して第2
カムに接触する構成であるので、2つのカムに当接して
いる2つの伝達腕のうち、どちらが移動した場合にも、
振り幅変更部材の位置を同じ方向にずらして針棒の振り
幅を変更することができる。これによって、例えば振り
幅変更部材が上方にずれることによって針棒の振り幅が
拡大される構成とすれば、振り幅変更部材が常に上方に
ずれることによって、針棒の振り幅は通常の状態の振り
幅と、より拡大された2種類の振り幅との3種類の振り
幅に変更可能となる。つまり、通常の状態からの拡大
と、通常の状態への復帰のみ可能であればよく、単純な
機構で実現可能である。また、特に伝達機構の他、振り
幅変更機構を簡単な構成とすることができる。従って、
2つのカムをカムベースの両面に備えたことによる装置
の複雑化を避けることが可能であり、これによって、装
置の単純化や小型化ができるので、製造コスト等のコス
トを低減することができる。
【0020】例えば、カムベースの上面に第1カムを設
け、下面に第2カムを設けた構成とし、第1伝達腕およ
び第2伝達腕はカムベースの上方から下に向かって伸び
る構成として具体的に説明する。この場合、第2伝達腕
がカムベースの下面に回り込んで第2カムに直接接触す
る構成とすると、第2伝達腕の先端が第2カムに接触し
て下方に動き、第1伝達腕の先端は第1カムに接触して
上方に動くので、動作の方向が反対であることによって
伝達機構等が複雑な構成となる恐れがある。しかし、第
2伝達腕の先端にレバーを備え、このレバーが第2カム
に接触する構成とすれば第2カムの動きを第1カムの動
きと同じ方向への動きとすることが可能であり、各部の
構成を複雑化する必要が無いため、製造コスト等のコス
トを節減することができる。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項2記載のミ
シンの針振り幅変更装置であって、前記振り幅変更腕
と、前記第1伝達腕と、前記第2伝達腕とは同一の支持
軸によって支持されていて、前記第1伝達腕および前記
レバーが対応する前記第1カム或いは前記第2カムに接
触した場合には、それぞれ前記支持軸を中心として回動
することを特徴とする構成とした。
【0022】この請求項3記載の発明によれば、変位部
材と、第1振り幅変更腕および第2振り幅変更腕とが、
同じ支持軸に支持される構成としたので、ミシンの針振
り幅変更装置を小型化し、ミシンのフレームを小型化す
ることができるので、コストを低減することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図8の図面を参照しながら説明する。図1
は、本発明の実施の形態であるミシンの針振り幅変更装
置をミシンに取り付けた状態を示す斜視図であり、図2
は、図1において符号Xで示した部分の側面を拡大した
図である。図3は、図1に示すミシンの針振り幅変更装
置の構成を示す斜視図であり、図4は、図1のミシンの
針振り幅変更装置の要部を分離した分解斜視図である。
図5〜図7は、図1のミシンの針振り幅変更装置の動作
時の状態を、側方から眺めた図である。図8は、この実
施の形態であるミシン1による穴かがり縫いの一例とし
てのボタン穴かがりの手順を示すものであり、(a)か
ら、(b),(c),(d),(e)の順に手順を示
す。
【0024】これらの図1から図8において、1はミシ
ン、10は針棒、11はミシンフレーム、12はミシン
フレーム側板、100はミシンの針振り幅変更装置、2
は揺動台、2aは揺動台2の支点軸、3はアーム、4は
揺動軸、5は揺動杆、6はロッド、7は偏心カムであ
り、これらの揺動台2、支点軸2a、アーム3、揺動軸
4、揺動杆5、ロッド6、偏心カム7によって揺動機構
が構成される。また、20は振り幅変更部材としての揺
動部材、21は変更部材、22は調節体、23は振り幅
調節腕であり、これらの揺動部材20、変更部材21、
調節体22、振り幅調節腕23によって振り幅変更機構
が構成され、特に変更部材21、調節体22、振り幅調
節腕23によって振り幅伝達機構が構成される。24は
土台であり、土台24において24aは土台支持部であ
る。25は第2伝達腕としての閂止め伝達腕、26はレ
バー、27は第1伝達腕としての振り幅伝達腕、28は
基線変更腕、29は基線伝達腕である。このうち、土台
24、閂止め伝達腕25、レバー26、振り幅伝達腕2
7および後述するローラ52,53,54、支持軸59
によって、伝達機構が構成される。
【0025】また、41は偏心カム軸、42は揺動部材
連結軸、43は揺動支点軸、44は変更部材支持軸、4
5は基線変更軸、46は変更部材連結軸、47は段ネ
ジ、48は閂止め調節ネジ、49は振り幅調節ネジ、5
1は支点段ネジ、52,53,54,55はローラ、5
6は土台固定ネジ、57はバネ、58は基線伝達腕固定
ネジ、59は支持軸である。そして、70はカムベース
であり、71は第1カムとしての振り幅カム、72は第
2カムとしての閂止めカムであり、74は基線変更カム
である。
【0026】図1に示すように、ミシン1の針棒10は
支点軸2aを支点として揺動する揺動台2に支持され、
揺動台2はアーム3を介して揺動軸4の一端に連結され
ている。揺動軸4の他端には、揺動軸4に対して垂直に
揺動杆5が連結され、揺動杆5にはロッド6が連結され
ている。ロッド6は揺動部材連結軸42によって揺動部
材20に連結されていて、かつ、ミシン1の主軸の回転
に伴って回転する偏心カム7に当接している。このた
め、偏心カム7の回転に伴ってロッド6は揺動し、この
揺動が揺動杆5、揺動軸4、アーム3を介して揺動台2
に伝達され、針棒10を揺動させる構成となっている。
【0027】図2は、図1において符号Xで示す部分の
側面を拡大した図である。図1および図2に示したカム
ベース70は円盤状部材であり、表側の面には振り幅カ
ム71が上向きに立設され、裏側の面には閂止めカム7
2が下向きに立設されている。振り幅カム71および閂
止めカム72はカムベース70の回転の中心軸を中心と
した円弧上に立設されていて、振り幅カム71はカムベ
ース70の円周に沿った内側の各所に凹部を有し、閂止
めカム72はカムベース70の円周に沿って一部に凸部
が設けられて構成される。
【0028】図3に示すように、ロッド6は揺動部材連
結軸42によって揺動部材20に連結されている。一方
で、この揺動部材20は揺動支点軸43によって変更部
材21に連結されて支持されている。揺動支点軸43は
後述する振り幅調節軸23、調節体22、変更部材21
の動作によってのみ移動し、通常は移動しない。このた
め、ロッド6と揺動部材20との揺動の幅や角度など
は、ロッド6と揺動部材20との揺動の支点である揺動
支点軸43の位置によって決定される。
【0029】変更部材21は、通常ほぼ直立した状態で
設置され、その下端は変更部材支持軸44によって基線
変更腕28に連結され、中央部は前述のように、揺動支
点軸43によって揺動部材20に連結されている。変更
部材21の上端は変更部材連結軸46によって調節体2
2に連結され、さらにバネ57によって調節体22とは
反対の方向に常に引かれている。以上の揺動支点軸4
3、変更部材支持軸44、変更部材連結軸46と、変更
部材21との連結箇所はすべて回動可能に連結されてい
る。このため、変更部材21の下端に連結された基線変
更腕28および上端に連結された調節体22がそれぞれ
動くことによって、変更部材21は傾きを変えて揺動支
点軸43を移動させる。この揺動部材20の揺動の支点
である揺動支点軸43が移動することによって、ロッド
6の揺動幅、即ち針棒10の揺動幅が決定される。尚、
変更部材21の上部に連結されたバネ57は、変更部材
21を調節体22とは反対に引っ張り、変更部材21を
常に一定方向へ押し付けることにより変更部材21を位
置決めしている。
【0030】変更部材21の下端に連結された基線変更
腕28は、一端部を基線変換軸45に固定され、基線変
更軸45を中心軸とした運動が可能である。この基線変
更軸45の先端には基線伝達腕29の一端が連結され、
基線伝達腕29の他端にはローラ55が基線変更ネジ5
8によって固定されている。このローラ55はカムベー
ス70上の基線変更カム74に当接しており、カムベー
ス70が回転すると、ローラ55が基線変更カム74の
凹凸に従って上下して基線伝達腕29が運動し、基線変
更軸45が回動することによって基線変更腕28が基線
変更軸45を中心として動く。
【0031】調節体22の先端は変更部材21の上端に
連結され、基端部は段ネジ47によって振り幅調節腕2
3の上端に連結されている。振り幅調節腕23は、土台
24に支持された支持軸59によって支持されている。
この振り幅調節腕23には、回転させることで前後に移
動可能な閂止め調節ネジ48と振り幅調節ネジ49が設
けられ、これらのネジの先端に閂止め伝達腕25および
振り幅伝達腕27の端部側面が当接している。従って、
閂止め調節ネジ48を回転させて閂止め調節ネジ48の
先端を移動させることで、振り幅調節腕23と閂止め伝
達腕25との間の距離を変えることが可能であり、同様
に、振り幅調節ネジ49を回転させることで振り幅伝達
腕27と振り幅調節腕23との距離を変えることができ
る。
【0032】図3および図4に示した揺動幅変更手段
は、前述のように、支持軸59と、支持軸59によって
土台24に連結された閂止め伝達腕25および振り幅伝
達腕27と、閂止め伝達腕25に設けられたローラ52
と、このローラ52を介して閂止め伝達腕25に当接す
るレバー26と、このレバー26に設けられたローラ5
4と、振り幅伝達腕27に設けられたローラ53とによ
って構成される。そして、ローラ53とローラ54は、
カムベース70に設けられた振り幅カム71と閂止めカ
ム72にそれぞれ当接している。
【0033】詳述すると、振り幅伝達腕27は、中央部
を支持軸59によって回動可能に支持され、一端にロー
ラ53を備え、他端は振り幅調節ネジ49を介して振り
幅調節腕23に当接している。このため、振り幅伝達腕
27は、ローラ53が振り幅カム71の凹凸に従って上
下に運動することによって支持軸59を中心として回動
し、振り幅調節腕23を運動させる。また同様に、閂止
め伝達腕25は支持軸59によって回動可能に支持さ
れ、閂止め調節ネジ48を介して振り幅調節腕23に当
接している。この閂止め伝達腕25の先端にはローラ5
2が設けられ、このローラ52を介してレバー26に当
接している。レバー26は、支点段ネジ51によって土
台支持部24aに連結されて支持されていて、先端には
ローラ54が設けられている。カムベース70が回転
し、閂止めカム72の凹凸に従ってローラ54が上下す
ると、レバー26が支点段ネジ51を中心として回動す
る。この回動はローラ52を介して閂止め伝達腕25に
伝達され、さらに閂止め調節ネジ48を介して振り幅調
節腕23に伝達される。以上より、手動或いは他の駆動
力によって中の閂止め調節ネジ48と振り幅調節ネジ4
9を回転させて平行部および閂止め部の針振り幅の調節
をすることが可能である。
【0034】上記のように構成されるミシンの針振り幅
変更装置100の動作について、図1および図5〜図8
に基づいて説明する。図8は、本発明の実施の形態であ
るミシンの針振り幅変更装置100を備えたミシン1に
よって行われる穴かがり縫いの手順を示す図である。同
図に示された手順(a)〜(e)は、従来の装置による
穴かがり縫いと同じ手順なので、ここでの説明は省略す
る。
【0035】ミシン1の駆動源(図示省略)が動作を開
始すると、ミシン1の主軸(図示省略)が回転し、針棒
10が上下運動を開始する。これと同時に、ミシン1の
主軸(図示省略)の回転によって偏心カム7が上軸の1
/2の回転数で回転し、ロッド6が揺動し、この揺動が
揺動杆5、揺動軸4、アーム3を介して揺動台2に伝達
され、針棒10が揺動する。さらに、ミシン1の主軸
(図示省略)の動作によってカムベース70が回転し、
基線変更カム74、振り幅カム71、閂止めカム72が
回転する。
【0036】まず、基線変更カム74による基線B1,
B2(図8参照)の切換えについて説明する。基線変更
カム74にはローラ55が当接しているので、基線変更
カム74の凹凸に従ってローラ55が上下するととも
に、基線伝達腕29は基線変更軸45を中心として回転
するように動く。この動作によって基線変更軸45が回
動し、基線変更腕28が基線変更軸45を中心として回
転する方向に動く。基線変更腕28が運動すると、基線
変更腕28の端部に連結された変更部材21の下部は上
下に動く。ここで、変更部材21の下部が下方に移動す
ると、揺動支点軸43が下方に移動する。揺動支点軸4
3はロッド6と揺動部材20の揺動の支点であるので、
揺動支点軸43が下方に移動することによってロッド6
の揺動の幅は変化せずに、ロッド6の揺動の端の位置が
平行移動する。即ち、図8において、符号B1、B2で
示す基線が切り換えられることになる。
【0037】次に、振り幅カム71の凹部および閂止め
カム72がローラ53,54に向かって移動することに
伴って行われる、針棒10の振り幅の変更について、図
5〜図7を参照して説明する。但し、この図5〜図7に
おいては本実施の形態の把握を容易にするため、実際に
は閂止め調節ネジ48の奥に位置する振り幅調節ネジ4
9を、閂止め調節ネジ48の上方に図示している。
【0038】図5は、振り幅カム71の凹部とローラ5
3が嵌合した状態を側面から眺めた図である。このと
き、閂止めカム72はローラ54に接触していない。ま
た、ここで、偏心カム7の回転によるロッド6の揺動
は、図中、符号Yによって示す方向の揺動となる。図5
に示す状態では、揺動部材支点軸43が偏心カム7に最
も近い位置にある。このため、揺動部材20およびロッ
ド6の揺動は最も小さい幅に制限され、符号Yで示す方
向の揺動は非常に小さくなる。従って、針棒10は後述
する図6および図7に示す状態に比べ最も小さい幅の揺
動を行い、止め縫いS1(図8参照)の縫製が行われ
る。この後、カムベース70の回転によってミシンの針
振り幅変更装置100は図6に示す状態へと移行する。
【0039】図6に示す状態では、ローラ53は振り幅
カム71の上に乗っており、ローラ54と閂止めカム7
2は接触していない。同図に示す状態と図5の状態とを
比較すると、図6においてはローラ53に振り幅カム7
1が当接しているためにローラ53が持ち上げられ、振
り幅伝達腕27の上端部が振り幅調節腕23を押す方
向、即ち支持軸59を中心として時計周りに回動する。
振り幅調節腕23は振り幅伝達腕27に押されて偏心カ
ム7から離れる方向へ傾き、調節体22を変更部材21
を引く方向に移動させるので、揺動支点軸43は偏心カ
ム7から離れている。このため、図中、符号Yで示すロ
ッド6の揺動は、図5に比べて大きい幅の揺動となって
いるので、穴かがり縫いの手順のうち平行部S2(図8
参照)の縫製がミシン1によって行われる。
【0040】続いて図7に示す状態では、ローラ54は
閂止めカム72の凸部に乗り上げていて、ローラ53は
振り幅カム71に乗っているが、振り幅伝達腕27と振
り幅調節ネジ49とは接していない。この図7に示す状
態と、図6および図5に示す状態とを比較すると、ロー
ラ54が閂止めカム72に当接して持ち上げられている
ために、レバー26は支点段ネジ51を中心として回転
し、ローラ52を押し上げている。このため、閂止め伝
達腕25は支持軸59を中心として時計周りに回動し、
その上端は振り幅調節腕23を押す方向に移動するの
で、振り幅調節腕23は大きく傾いている。従って、調
節体22によって変更部材21が引き寄せられ、揺動支
点軸43は偏心カム7から大きく離されている。図中、
符号Yで示すロッド6の揺動は、揺動支点軸43が偏心
カム7から大きく離れているために非常に大きい幅とな
り、ミシン1によって、閂止め部S3(図8参照)が縫
製される。
【0041】ところで、図6および図7においては、ロ
ーラ53またはローラ54が上下に動くことによって、
閂止め伝達腕25または振り幅伝達腕27が振り幅調節
腕23を移動させ、ロッド6の揺動幅を変更していた。
ここで、振り幅調節腕23に設けられた閂止め調節ネジ
48を回転させて、振り幅調節腕23と閂止め伝達腕2
5との距離を広げる方向に閂止め調節ネジを移動させ
る。すると、ローラ54が移動する変位量が変化しなく
ても振り幅調節腕23の傾きは大きくなり、ロッド6の
揺動幅が大きくなって針棒10の揺動幅が拡大され、幅
の大きいボタン穴の穴かがり縫いを行うことができる。
同様に、振り幅調節ネジ49を回転させて振り幅伝達腕
27との距離を広げる方向に移動させると、ローラ53
が移動する変位量が変化しなくても、針棒10の揺動幅
を大きくすることが可能であり、閂止め調節ネジ48又
は振り幅調節ネジ49を逆方向に移動させると針棒10
の揺動幅を縮小して、細い幅のかがり縫いを行うことが
可能となる。さらに、これらの閂止め調節ネジ48およ
び振り幅調節ネジ49による調節は、ミシンフレーム1
1に設けられたミシンフレーム側板12を開いて閂止め
調節ネジ48と振り幅調節ネジ49とを露出させること
で容易に行うことが可能であり、ミシン1の動作が停止
していれば、手軽に調節可能である。
【0042】以上説明したように、図5〜図7の3種類
の状態によって3種類の幅のかがり縫いを行うことがで
きるので、これらの各状態を適宜組み合わせることによ
って、図8に示す各手順を縫製し、ボタン穴の穴かがり
縫いを行うことができる。
【0043】以上のように、この実施の形態のミシンの
針振り幅変更装置によれば、カムベース70の表側の面
に振り幅カム71を備え、裏側の面に閂止めカム72を
備えた構成としたので、針棒10の振り幅を3段階に変
更可能で、かつ、カムベース70を小型化することが可
能であり、ミシンの針振り幅変更装置100だけでな
く、ミシンフレーム11を小型化し、製造コストや輸送
コストを低減することができる。また、閂止め伝達腕2
5は、レバー26を介して閂止めカム72と当接する構
成としたので、振り幅伝達腕27と閂止め伝達腕25が
平行に並び、振り幅調節腕23を同じ方向に傾けること
ができる。従って、閂止めカム72が振り幅カム71の
裏側の面に設けられていても、特に機構を複雑化する必
要がない。そして、支持軸59が、振り幅調節腕23
と、閂止め伝達腕25と、振り幅伝達腕27との共通の
支持軸となる構成としたので、ミシンの針振り幅変更装
置100を小型化することが可能で、コストを低減する
ことができる。
【0044】なお、本実施の形態において細部に亘る構
成については、本発明の趣旨を損なうことのない範囲に
おいて、適宜変更可能である。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、カムベー
スの表側の面に揺動機構の揺動幅を変更させる第1カム
を備え、カムベースの裏側の面には揺動機構の揺動幅を
前記第1カムとは異なる大きさに変更させる第2カムを
備える構成としたので、それぞれ揺動機構の揺動幅を異
なる大きさに変更させる2種類の振り幅カムを、従来に
比べて小型のカムベースに設置することができる。即
ち、このミシンの針振り幅変更装置が、カムが伝達機構
に接触していない状態と、第1カムが接触した状態と、
第2カムが接触した状態との3種類の状態において3種
類の揺動幅を設定することを可能とした上で、カムベー
スを小型化することができる。これによって、カムベー
スのみならず、ミシンフレームを小型化することができ
るので、製造コストや輸送コストを低減することができ
る。
【0046】請求項2記載の発明によれば、第1伝達腕
は第1カムに当接し、第2伝達腕はレバーを介して第2
カムに接触する構成であるので、2つのカムに当接して
いる2つの伝達腕のうち、どちらが移動した場合にも、
振り幅変更部材の位置を同じ方向にずらして針棒の振り
幅を変更することができる。これによって、例えば振り
幅変更部材が上方にずれることによって針棒の振り幅が
拡大される構成とすれば、振り幅変更部材が常に上方に
ずれることによって、針棒の振り幅は通常の状態の振り
幅と、より拡大された2種類の振り幅との3種類の振り
幅に変更可能となる。つまり、通常の状態からの拡大
と、通常の状態への復帰のみ可能であればよく、単純な
機構で実現可能である。従って、2つのカムをカムベー
スの両面に備えたことによる装置の複雑化を避けること
が可能であり、これによって、装置の単純化や小型化が
できるので、製造コスト等のコストを低減することがで
きる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、変位部材
と、第1振り幅変更腕および第2振り幅変更腕とが、同
じ支持軸に支持される構成としたので、ミシンの針振り
幅変更装置を小型化し、ミシンのフレームを小型化する
ことができるので、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるミシンの針振り幅変
更装置が取り付けられた状態でのミシンの構成を示す斜
視図である。
【図2】図1において符号Xで示す部分を拡大した側面
図である。
【図3】図1のミシンの針振り幅変更装置の要部の構成
を示す斜視図である。
【図4】図1のミシンの針振り幅変更装置の要部を分離
した斜視図である。
【図5】図1のミシンの針振り幅変更装置の動作時の状
態を示す図である。
【図6】図1のミシンの針振り幅変更装置の動作時の状
態を示す図である。
【図7】図1のミシンの針振り幅変更装置の動作時の状
態を示す図である。
【図8】ボタン穴の穴かがり縫いの手順を模式的に示す
図である。
【図9】従来のミシンの針棒振幅変更装置の構成を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 ミシン 20 揺動部材(振り幅変更部材) 21 変更部材 22 調節体 23 振り幅調節腕 25 閂止め伝達腕(第2伝達腕) 26 レバー 27 振り幅伝達腕(第1伝達腕) 43 揺動支点軸 44 変更部材支持軸 48 閂止め調節ネジ 49 振り幅調節ネジ 71 振り幅カム(第1カム) 72 閂止めカム(第2カム) 73 カムベース 100 ミシンの針振り幅変更装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針落ち位置を所定方向の一方と他方とに
    交互に振るべく針棒を揺動させる揺動機構と、 この揺動機構による針棒の振り幅を変更可能とする振り
    幅変更機構と、 回転軸を中心に板面に沿って回転する円盤状のカムベー
    スと、 このカムベースの板面上で且つ前記回転軸を中心とした
    円弧上に形成された第1カムおよび第2カムと、 前記針棒の振り幅を変更すべく、前記第1カムおよび前
    記第2カムにそれぞれ接触して前記第1カムおよび前記
    第2カムの運動を前記振り幅変更機構にそれぞれ伝達す
    る伝達機構とを備え、 ミシンの駆動に伴って前記カムベースが回転すること
    で、前記伝達機構が前記第1カムおよび前記第2カムに
    接触しない範囲で第1の振り幅で針棒が揺動し、前記伝
    達機構が前記第1カムに接触する範囲で第2の振り幅で
    針棒が揺動し、前記伝達機構が前記第2カムに接触する
    範囲で第3の振り幅で針棒が揺動するミシンの針振り幅
    変更装置であって、 前記第1カムと前記第2カムとは前記カムベースの表面
    と裏面とに設けられていることを特徴とするミシンの針
    振り幅変更装置。
  2. 【請求項2】 前記伝達機構は、 前記第1カムに接触して前記第1カムの運動を前記振り
    幅変更機構に伝達する第1伝達腕と、 前記第2カムに接触して前記第2カムの運動を伝達する
    レバーと、 このレバーの運動を受けて、該運動を前記振り幅変更機
    構に伝達する第2伝達腕とを備え、 前記振り幅変更機構は、 位置が変位することで前記揺動機構および前記針棒の振
    り幅を変更する振り幅変更部材と、 前記第1伝達腕および前記第2伝達腕の運動を前記振り
    幅変更部材に伝達してこの前記振り幅変更部材の位置を
    ずらす振り幅伝達機構とを備え、 前記レバーが前記第2カムに接触して前記第2カムの運
    動が前記第2伝達腕に伝達された場合と、前記第1伝達
    腕が前記第1カムに接触して前記第1カムの運動が前記
    第1伝達腕に伝達された場合とのいずれの場合にも、前
    記振り幅変更部材は所定の一方向にずれること、 を特徴とする請求項1記載のミシンの針振り幅変更装
    置。
  3. 【請求項3】 前記振り幅変更腕と、前記第1伝達腕
    と、前記第2伝達腕とは同一の支持軸によって支持され
    ていて、前記第1伝達腕および前記レバーが対応する前
    記第1カム或いは前記第2カムに接触した場合には、そ
    れぞれ前記支持軸を中心として回動すること、 を特徴とする請求項2記載のミシンの針振り幅変更装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001162073A (ja) * 1999-12-14 2001-06-19 Brother Ind Ltd 千鳥縫ミシンの止縫装置
JP2001190874A (ja) * 2000-01-07 2001-07-17 Juki Corp 電子ミシン
JP2001300166A (ja) * 2000-04-27 2001-10-30 Juki Corp 電子ミシン
KR200451133Y1 (ko) 2008-05-15 2010-11-25 치 시앙 인더스트리얼 컴퍼니 리미티드 캠 전환장치

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