JP2000309290A - スクータ型車両の床下構造 - Google Patents

スクータ型車両の床下構造

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JP2000309290A JP11119606A JP11960699A JP2000309290A JP 2000309290 A JP2000309290 A JP 2000309290A JP 11119606 A JP11119606 A JP 11119606A JP 11960699 A JP11960699 A JP 11960699A JP 2000309290 A JP2000309290 A JP 2000309290A
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Junichi Nakatake
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    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 床部フレーム11dを、上に開放した略
U字断面部材とし、部品収納トレイ18を、底部101
の左右から側壁102,103を立上げ、これらの側壁
102,103の上部から左右にフランジ部104,1
05を延ばし、これらのフランジ部104,105の先
端を下方へ曲げて鈎部106,107とした断面を呈す
るものであり、左右一対の床部フレーム11d,11d
に、左右のフランジ部104,105を載せ且つ鈎部1
06,107を掛けることで床部フレーム11d,11
dに部品収納トレイ18を取付けた。 【効果】 左右の床部フレームに部品収納トレイを載せ
るだけの構造であり、取付の作業性を向上させることが
できる。また、鈎部により部品収納トレイの左右の位置
決めを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクータ型車両の床
下構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】二輪車等の車両において、部品を収納し
たり取付けたりする部材としては、例えば、特開平3
−243484号公報「電動式車両」、特開平7−3
09275号公報「自動二輪車の部品取付構造」に記載
されたものが知られている。
【0003】上記技術は、同公報の第10図に示され
る通り、バッテリトレイ71の上縁部にフック部71a
及び締結部71bを設け、車体フレーム11のチューブ
70Rにフック部71aを掛け、車体フレーム11のチ
ューブ70Lに締結部71bをボルト74,74で取付
けるものである。
【0004】上記技術は、同公報の図20に示される
通り、ヘッドパイプ5から左右後方にそれぞれメインチ
ューブ6,6を延ばし、同公報の第5図に示される通
り、部品取付部材50の前部左右にそれぞれ上部係合片
52a,53a、下部係合片52b,53bを設け、後
部に水平後板55,56を設け、係合片52aと係合片
52b、係合片53aと係合片53bでそれぞれメイン
チューブ6を挟み、メインチューブ6,6間に渡したク
ロスメンバ10の上に水平後板55,56を載せること
でメインチューブ6,6間に部品取付部材50を取付け
るものである。
【0005】また、同公報の図20に示される通り、部
品取付部材50の上部に、各種電装品及びこれらの電装
品に給電するためのメインハーネス41を配置するとと
もに、スロットルケーブル45a、45b及び45cを
配置するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記技術では、車体
フレーム11にバッテリトレイ71を取付ける場合、チ
ューブ70Rにバッテリトレイ71のフック部71aを
掛け、この後、バッテリトレイ71を支えながらチュー
ブ70Lに締結部71bをボルト74,74で固定する
ことになり、作業性が悪い。
【0007】上記技術では、車体フレームに部品取付
部材50を取付ける場合、メインチューブ6,6及びク
ロスメンバ10の上に部品取付部材50を載せ、この部
品取付部材50の前部を押し下げて下部係合片52b,
53bを弾性変形させ、メインチューブ6,6の内側を
通過させて、係合片52aと係合片52b、係合片53
aと係合片53bでそれぞれメインチューブ6を挟み込
む。
【0008】従って、部品取付部材50の材料によって
は、弾性力が大きくて押し下げるのに大きな力を必要と
したり、反対に、弾性力が小さくて取付ける部品の重量
が大きい場合に支えきれなくなるという不都合が生じ
る。また、使用できる材料が限定される。
【0009】更に、部品取付部材50の上部に、メイン
ハーネス41とスロットルケーブル45a,45b,4
5cとが混在するため、これらが重なった場合には、下
になった方のメンテナンス等を行う時に作業が煩わしく
なる。
【0010】そこで、本発明の目的は、部品収納トレイ
の取付を容易にし、ワイヤリングハーネスとコントロー
ルケーブルとを分離したスクータ型車両の床下構造を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、ヘッドパイプから下方へ前部フレームを
延ばし、この前部フレームから後方へ左右一対の床部フ
レームを延ばし、これらの床部フレーム間に部品収納ト
レイを配置し、床部フレームにフロアステップを取付け
ることでフロアステップで部品収納トレイの上面を覆う
ようにしたスクータ型車両において、床部フレームを、
上に開放した略U字断面部材とし、部品収納トレイを、
底部の左右から側壁を立上げ、これらの側壁の上部から
左右にフランジ部を延ばし、これらのフランジ部の先端
を下方へ曲げて鈎部とした断面を呈するものであり、左
右一対の床部フレームに、左右のフランジ部を載せ且つ
鈎部を掛けることで床部フレームに部品収納トレイを取
付けたことを特徴とする。
【0012】左右一対の床フレームに部品収納トレイの
左右のフランジ部を載せ且つ鈎部を掛けることで、床部
フレームに部品収納トレイを取付ける。従って、部品収
納トレイをごく簡単に取付けることができ、部品収納ト
レイの取付け作業性を高めることができる。
【0013】請求項2は、左右のフランジ部のうち、一
方のフランジを他方のフランジ部より延ばし、一方のフ
ランジ部には鈎部から一定の距離だけ側壁に寄った位置
に第2鈎部を立下げ形成したことを特徴とする。
【0014】鈎部と第2鈎部とで挟むようにして一方の
フランジ部を床フレームに掛ける。第2鈎部と側壁との
間を充分に空けることができるので、この空間にケーブ
ルやその他の備品を配置することができ、部品収納トレ
イ回りのスペースの有効活用を図ることができる。
【0015】請求項3は、床部フレームを、底部と、こ
の底部から立上げた内壁及び外壁とから構成し、内壁で
部品収納トレイを支えるようにしたときに、この内壁の
上端レベルを外壁の上端レベルより下げたことを特徴と
する。低位の内壁の上端で部品収納トレイを支えさせ、
高位の外壁の上端でステップフロアを支えさせることが
できるようにする。この結果、ステップフロアの形状の
簡素化を一層図ることができる。
【0016】請求項4は、ヘッドパイプから下方へ前部
フレームを延ばし、この前部フレームから後方へ左右一
対の床部フレームを延ばし、これらの床部フレーム間に
部品収納トレイを配置し、床部フレームにステップフロ
アを取付けることでステップフロアで部品収納トレイの
上面を覆うようにしたスクータ型車両において、部品収
納トレイ内に、電装品のためのハーネスを配置し、部品
収納トレイ外に、部品収納トレイに沿わせる形でスロッ
トルバルブ、ブレーキ等を作動させるコントロールケー
ブルを配置し、部品収納トレイでハーネスとコントロー
ルケーブルとを分離したことを特徴とする。
【0017】部品収納トレイ内にハーネスを配置し、部
品収納トレイの外にコントロールケーブルを配置するこ
とで、ハーネスとケーブルとを分離する。ハーネスとケ
ーブルとが分離しているため、ハーネス又はケーブルを
個々にメンテナンスし若しくは組付けることができるの
で、保守や組付作業が容易になる。
【0018】請求項5は、ハーネスの前部と後部とを接
続するカプラを、部品収納トレイに取付けたことを特徴
とする。部品収納トレイにカプラを取付け、ハーネスの
前部と後部との接続位置を部品収納トレイ上に設定す
る。これにより、ハーネスの接続を部品収納トレイ上で
一括して行い、作業の効率化を図る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る床下構造を採用したス
クータ型車両の側面図であり、スクータ型車両10は、
車体フレーム11と、この車体フレーム11のヘッドパ
イプ12に繰舵可能に取付けたフロントフォーク13
と、このフロントフォーク13の下部に取付けた前輪1
4及びこの前輪14の上部を覆うフロントフェンダ15
と、フロントフォーク13の上部に連結したハンドル1
6と、このハンドル16の前方に配置したヘッドランプ
17と、車体フレーム11の中央低部に取付けた部品収
納トレイ18と、車体フレーム11の後ろ上部に取付け
たスイング式パワーユニット21(エンジン22と変速
機23とからなる)と、パワーユニット21の後部に取
付けた後輪24と、車体フレーム11の後部上部に取付
けた収納ボックス26と、この収納ボックス26の上部
に取付けたシート27と、収納ボックス26の後方で車
体フレーム11の後部上部に取付けた燃料タンク28
と、車体フレーム11の後部上部にパワーユニット21
を懸架するリヤサスペンションユニット29と、車体フ
レーム11を覆うボディカバー30とからなる。
【0020】車体フレーム11は前端にヘッドパイプ1
2と一体的に設けた側面視L字状の車体前部フレーム1
1aと、この車体前部フレーム11aの後端部に連結し
た側面視略S字状の車体後部フレーム11bとからな
る。車体前部フレーム11aは、ヘッドパイプ12から
下方に延ばした前部フレーム11cと、この前部フレー
ム11cから後方に延ばした床部フレーム11d,11
dとを備える。ここで、25は図示せぬ点火プラグに高
電圧を供給する点火コイルユニットである。
【0021】ボディカバー30は、ヘッドパイプ12の
前部を覆うフロントカバー31と、運転者の脚部を覆う
ためのレッグシールド32と、運転者の足載せのための
ステップフロア33と、ステップフロア33の下方に配
置して車体フレーム11の下部を覆うアンダカバー34
と、車体フレーム11の後半部を覆うリヤカバー35と
からなる。図中、41はフロントクッションユニット、
43はメインスタンド、44はエンジン始動用のキック
アーム、45はテイルランプ、46はリヤフェンダ、4
7はマフラである。
【0022】図2は本発明に係る床下構造を示す平面図
であり、車体前部フレーム11aの床部フレーム11
d,11d及び部品収納トレイ18の上部に配置したス
テップフロア33を外した状態を示す。車体前部フレー
ム11aは、前述の前部フレーム11c(図1参照)
と、左右の前後方向に延ばした床部フレーム11d,1
1dと、これらの左右の床部フレーム11d,11dの
後部を繋ぐクロスメンバ部11eとからなる。
【0023】部品収納トレイ18は、左右の床部フレー
ム11d,11dの間に配置したものであり、各電装品
と、これらの電装品に接続する導線の集合体であるワイ
ヤリングハーネス50を収納したものである。
【0024】上記の電装品としては、前側に配置したバ
ッテリ51、このバッテリ51の後方の各ヒューズソケ
ット52,53に取付けたヒューズ54,55、左側の
各リレー取付部56,57,58に取付けたリレー6
1,62,63、後側に配置したレギュレータ73であ
る。なお、75はプラス側バッテリ端子、76はマイナ
ス側バッテリ端子、77はバッテリ固定用ゴムバンドで
ある。
【0025】ワイヤリングハーネス50は、車両の前部
に設けた電装品、例えばヘッドランプ、ターンシグナル
ランプ、ホーン、メインスイッチ等に接続した前部ハー
ネス81と、車両の後部に設けた電装品、例えばリヤコ
ンビネーションランプ、ACゼネレータ、CDIユニッ
ト等及び上記のバッテリ51、ヒューズ54,55、リ
レー61,62,63、レギュレータ73に接続した後
部ハーネス82とからなる。
【0026】図3は図2の3−3線断面図であり、床部
フレーム11d,11dは、それぞれ上に開放した略U
字断面部材であり、底部91と、この底部91から立上
げた内壁92及び外壁93と、底部91から立上げた起
立壁94とからなり、内壁92で部品収納トレイ18を
支えるようにしたときに、この内壁92の上端レベルを
外壁93の上端レベルより高さHだけ下げた部材であ
る。なお、95,95は外壁93の上端から左右に延ば
した水平部である。
【0027】部品収納トレイ18は、トレイ底部101
と、このトレイ底部101の左右から立上げた側壁10
2,103と、これらの側壁102,103の上部から
左右に延ばしたフランジ部104,105と、これらの
フランジ部104,105の先端を下方へ曲げて形成し
た鈎部106,107とからなる断面を呈するものであ
り、左右一対の床部フレーム11d,11dの内壁9
2,92上端に、左右のフランジ部104,105を載
せ且つ鈎部106,107を掛けることで床部フレーム
11d,11dに取付ける部材である。
【0028】フランジ部104は、フランジ部105よ
り延ばし、鈎部106から一定の距離だけ側壁102に
寄った位置に第2鈎部108を立下げ形成した部分であ
る。第2鈎部108は、側壁102との間にスロットル
バルブを開閉するスロットルケーブル111、ブレーキ
を作動させるブレーキケーブル112等のコントロール
ケーブルを配置するスペースS1と、鈎部106との間
に床部フレーム11dの内壁92を配置するスペースS
2とを形成する部分である。アンダカバー34は、車体
前部フレーム11a及び部品収納トレイ18の下方全体
を覆う部材である。
【0029】図4は図2の4−4線断面図であり、前部
ハーネス81と後部ハーネス82との接続部を示す。前
部ハーネス81と後部ハーネス82とは、前部ハーネス
81端部に設けた前部第1カプラ121及び前部第2カ
プラ122と、後部ハーネス82端部に設けた後部第1
カプラ123及び後部第2カプラ124とで結合する。
ここで、125は結合させた前部第1カプラ121と後
部第1カプラ123とを保持する第1カプラ保持部,1
26は結合させた前部第2カプラ122と後部第2カプ
ラ124とを保持する第2カプラ保持部である。
【0030】以上に述べた床下構造の組付要領を次に説
明する。図5は本発明に係る床下構造の組付要領を説明
する第1説明図である。 床部フレーム11dの内壁92内方にスロットルケー
ブル111及びブレーキケーブル112を配置する。 車体前部フレーム11aの下部にアンダカバー34を
取付ける。 左右の床部フレーム11d,11dに部品収納トレイ
18を載せる。
【0031】図6は本発明に係る床下構造の組付要領を
説明する第2説明図である。 部品収納トレイ18のがたつきをなくすために、部品
収納トレイ18の前部中央と後部中央との2ヵ所をビス
131,131で車体前部フレームに固定する。 部品収納トレイ18上に電装品(バッテリ51、ヒュ
ーズ54,55、レギュレータ73)を取付ける。
【0032】図7は本発明に係る床下構造の組付要領を
説明する第3説明図である。 前部ハーネス81の前部第1カプラ121と、後部ハ
ーネス82の後部第1カプラ123とを結合し、前部ハ
ーネス81の前部第2カプラ122と、後部ハーネス8
2の後部第2カプラ124とを結合する。 第1カプラ保持部125に前部第1カプラ121及び
後部第1カプラ123を挿入して保持し、第2カプラ保
持部126に前部第2カプラ122及び後部第2カプラ
124を挿入して保持する。
【0033】図8は本発明に係る床下構造の組付要領を
説明する第4説明図である。 部品収納トレイ18上の電装品に、後部ハーネス82
の各端末導線を接続する。リレー61,62,63につ
いては、端末導線に接続した後、リレー取付部56,5
7,58にそれぞれ取付ける。以上で、スクータ型車両
の床下構造の組付が完了する。
【0034】図9(a),(b)は本発明に係る床下構
造におけるコントロールケーブル支持構造を説明する説
明図であり、(a)は断面図、(b)は底面図である。
(a)は、部品収納トレイ18のフランジ部104の下
部にコントロールケーブル(スロットルケーブル11
1、ブレーキケーブル112等)を掛けるための複数の
ケーブルフック133,134を一体に設けたことを示
す。(b)において、ケーブルフック133,134
は、ともにL字形状で、それぞれ交互に配置して、下部
の水平部133a,134aでコントロールケーブル1
11(又は112)を受けるものである。
【0035】図10は本発明に係る床下構造におけるコ
ントロールケーブル支持構造の他の実施の形態を説明す
る説明図であり、部品収納トレイ18のフランジ部10
4に貫通穴136を開け、この貫通穴136にコントロ
ールケーブル(スロットルケーブル111、ブレーキケ
ーブル112等)を掛けるためのケーブルクリップ13
7の先端を挿入して、フランジ部104にケーブルクリ
ップ137を取付けたことを示す。
【0036】ケーブルクリップ137は、樹脂製のもの
であり、貫通穴136に挿入して固定するための先端部
138とC字形状のケーブル保持部139とからなり、
このケーブル保持部139にコントロールケーブル11
1(又は112)を押し込んで保持させ、フランジ部1
04にコントロールケーブル111(又は112)を取
付けるものである。
【0037】図11は本発明に係る床下構造の変形例を
示す断面図であり、左側の床部フレーム11dの内壁9
2の上端に部品収納トレイ18のフランジ部104を載
せ、且つ第2鈎部108を掛ける、即ちフランジ部10
4の下方のスペースS1に内壁92を配置し、床部フレ
ーム11d内、即ちフランジ部104の下方のスペース
S2にスロットルケーブル111、ブレーキケーブル1
12等のコントロールケーブルを配置したことを示す。
【0038】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1のスクータ型車両の床下構造は、床部フ
レームを、上に開放した略U字断面部材とし、部品収納
トレイを、底部の左右から側壁を立上げ、これらの側壁
の上部から左右にフランジ部を延ばし、これらのフラン
ジ部の先端を下方へ曲げて鈎部とした断面構造体とし、
左右一対の床部フレームに、左右のフランジ部を載せ且
つ鈎部を掛けることで床部フレームに部品収納トレイを
取付けるので、左右の床部フレームに部品収納トレイを
載せるだけの構造であり、取付の作業性を向上させるこ
とができる。また、鈎部により部品収納トレイの左右の
位置決めを行うことができる。
【0039】請求項2のスクータ型車両の床下構造は、
左右のフランジ部のうち、一方のフランジを他方のフラ
ンジ部より延ばし、一方のフランジ部には鈎部から一定
の距離だけ側壁に寄った位置に第2鈎部を立下げ形成し
たので、側壁と第2鈎部との間、第2鈎部と鈎部との間
にそれぞれスペースを形成することができ、これらのス
ペースを別々に利用する等して部品収納トレイ下の有効
利用を図ることができる。
【0040】請求項3のスクータ型車両の床下構造は、
床部フレームを、底部と、この底部から立上げた内壁及
び外壁とから構成し、内壁で部品収納トレイを支えるよ
うにしたときに、この内壁の上端レベルを外壁の上端レ
ベルより下げたので、左右の床部フレームにおけるそれ
ぞれの外壁の上端にステップフロアを載せることがで
き、ステップフロアに作用する荷重を受けることができ
る。また、ステップフロア形状を単純にすることができ
る。
【0041】請求項4のスクータ型車両の床下構造は、
部品収納トレイ内に、電装品のためのハーネスを配置
し、部品収納トレイ外に、部品収納トレイに沿わせる形
でスロットルバルブ、ブレーキ等を作動させるコントロ
ールケーブルを配置し、部品収納トレイでハーネスとコ
ントロールケーブルとを分離したので、ワイヤリングハ
ーネスとコントロールケーブルとを重ならないようにす
ることができ、メンテナンスを容易に行うことができ
る。また、ワイヤリングハーネスとコントロールケーブ
ルとの組付を独立して行えるため、組付性の自由度を向
上させることができる。
【0042】請求項5のスクータ型車両の床下構造は、
ハーネスの前部と後部とを接続するカプラを、部品収納
トレイに取付けるので、ハーネスの前部と後部とを接続
するときに部品収納トレイ上で一括して行うことがで
き、作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る床下構造を採用したスクータ型車
両の側面図
【図2】本発明に係る床下構造を示す平面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】本発明に係る床下構造の組付要領を説明する第
1説明図
【図6】本発明に係る床下構造の組付要領を説明する第
2説明図
【図7】本発明に係る床下構造の組付要領を説明する第
3説明図
【図8】本発明に係る床下構造の組付要領を説明する第
4説明図
【図9】本発明に係る床下構造におけるコントロールケ
ーブル支持構造を説明する説明図
【図10】本発明に係る床下構造におけるコントロール
ケーブル支持構造の他の実施の形態を説明する説明図
【図11】本発明に係る床下構造の変形例を示す断面図
【符号の説明】
10…スクータ型車両、11c…前部フレーム、11d
…床部フレーム、12…ヘッドパイプ、18…部品収納
トレイ、33…ステップフロア、50…ハーネス(ワイ
ヤリングハーネス)、81…前部ハーネス、82…後部
ハーネス、91…底部、92…内壁、93…外壁、10
1…底部(トレイ底部)、102,103…側壁、10
4,105…フランジ部、106,107…鈎部、10
8…第2鈎部、111,112…コントロールケーブル
(スロットルケーブル、ブレーキケーブル)、121,
122,123,124…カプラ、125,126…カ
プラ保持部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 正彰 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 中竹 順一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D012 BD04 BN03 BN07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドパイプから下方へ前部フレームを
    延ばし、この前部フレームから後方へ左右一対の床部フ
    レームを延ばし、これらの床部フレーム間に部品収納ト
    レイを配置し、床部フレームにステップフロアを取付け
    ることでステップフロアで部品収納トレイの上面を覆う
    ようにしたスクータ型車両において、前記床部フレーム
    は、上に開放した略U字断面部材であり、前記部品収納
    トレイは、底部の左右から側壁を立上げ、これらの側壁
    の上部から左右にフランジ部を延ばし、これらのフラン
    ジ部の先端を下方へ曲げて鈎部とした断面を呈するもの
    であり、前記左右一対の床部フレームに、左右のフラン
    ジ部を載せ且つ鈎部を掛けることで床部フレームに部品
    収納トレイを取付けることを特徴としたスクータ型車両
    の床下構造。
  2. 【請求項2】 前記左右のフランジ部のうち、一方のフ
    ランジを他方のフランジ部より延ばし、一方のフランジ
    部には鈎部から一定の距離だけ側壁に寄った位置に第2
    鈎部を立下げ形成したことを特徴とする請求項1記載の
    スクータ型車両の床下構造。
  3. 【請求項3】 前記床部フレームは、底部と、この底部
    から立上げた内壁及び外壁とからなり、内壁で前記部品
    収納トレイを支えるようにしたときに、この内壁の上端
    レベルを外壁の上端レベルより下げたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載のスクータ型車両の床下構
    造。
  4. 【請求項4】 ヘッドパイプから下方へ前部フレームを
    延ばし、この前部フレームから後方へ左右一対の床部フ
    レームを延ばし、これらの床部フレーム間に部品収納ト
    レイを配置し、床部フレームにステップフロアを取付け
    ることでステップフロアで部品収納トレイの上面を覆う
    ようにしたスクータ型車両において、前記部品収納トレ
    イ内に、電装品のためのハーネスを配置し、前記部品収
    納トレイ外に、部品収納トレイに沿わせる形でスロット
    ルバルブ、ブレーキ等を作動させるコントロールケーブ
    ルを配置し、部品収納トレイでハーネスとコントロール
    ケーブルとを分離したことを特徴とするスクータ型車両
    の床下構造。
  5. 【請求項5】 前記ハーネスの前部と後部とを接続する
    カプラを、前記部品収納トレイに取付けることを特徴と
    する請求項4記載のスクータ型車両の床下構造。
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