JP2000309809A - ベルレス高炉における中心コークス装入方法 - Google Patents
ベルレス高炉における中心コークス装入方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中心コークス装入専用シュートを有するベル
レス高炉において、効率的に炉内中心にコークスを装入
する方法を提供する。 【解決手段】 旋回シュート6は炉帯中心軸の周りに旋
回しており、これにより、原料は炉頂部7の円周方向に
均一に散布され、原料層8を構成する。シュート14は
炉体7の端部まで延びており、シュート14から投入さ
れた原料35は、シュート14のを離れてからは自然落
下し、炉体中心部に、上方へ凸状に盛り上がって堆積す
る。シュート14から投入される中心コークスと、旋回
シュート6から投入される原料がぶつかると、中心コー
クスが炉体中心に装入されず、原料の分布も均一で無く
なる。よって、シュート14から投入されるコークスを
複数の回数に分けて、旋回シュート6がシュート14側
を向いていないタイミングで投入する。
レス高炉において、効率的に炉内中心にコークスを装入
する方法を提供する。 【解決手段】 旋回シュート6は炉帯中心軸の周りに旋
回しており、これにより、原料は炉頂部7の円周方向に
均一に散布され、原料層8を構成する。シュート14は
炉体7の端部まで延びており、シュート14から投入さ
れた原料35は、シュート14のを離れてからは自然落
下し、炉体中心部に、上方へ凸状に盛り上がって堆積す
る。シュート14から投入される中心コークスと、旋回
シュート6から投入される原料がぶつかると、中心コー
クスが炉体中心に装入されず、原料の分布も均一で無く
なる。よって、シュート14から投入されるコークスを
複数の回数に分けて、旋回シュート6がシュート14側
を向いていないタイミングで投入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常原料を装入す
るための旋回シュートとは別に、炉中心にコークスを集
中的に装入するための装置を有するベルレス高炉におい
て、炉中心部に効率的にコークスを装入する方法に関す
るものである。
るための旋回シュートとは別に、炉中心にコークスを集
中的に装入するための装置を有するベルレス高炉におい
て、炉中心部に効率的にコークスを装入する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】高炉操業において、鉱石を安定に還元、
溶解するためには、シャフト部におけるガスの流速分布
を適正な状態に維持し、ガスの持つ顕熱と還元能力をと
効率よく利用することが必要である。そのためには、炉
内装入物の分布を制御し、適正なガス流速を得ることが
重要であり、ベルレス高炉においては、この目的のため
に、傾動可能な旋回シュートが設けられている。この旋
回シュートを傾動角を制御しながら旋回させ、そこから
炉内に装入物を落下させることにより、炉内半径方向の
目的の場所に、目的とする装入物を目的とする量だけ装
入することができる。
溶解するためには、シャフト部におけるガスの流速分布
を適正な状態に維持し、ガスの持つ顕熱と還元能力をと
効率よく利用することが必要である。そのためには、炉
内装入物の分布を制御し、適正なガス流速を得ることが
重要であり、ベルレス高炉においては、この目的のため
に、傾動可能な旋回シュートが設けられている。この旋
回シュートを傾動角を制御しながら旋回させ、そこから
炉内に装入物を落下させることにより、炉内半径方向の
目的の場所に、目的とする装入物を目的とする量だけ装
入することができる。
【0003】しかしながら、このような旋回シュートを
用いた場合でも、装入物のうち鉱石の安息角はコークス
の安息角に比較して小さいので、装入された後に、鉱石
はコークスに比して炉の中央部に流れ込む度合いが多く
なり、炉の中央部においては、鉱石の割合が多くなる。
用いた場合でも、装入物のうち鉱石の安息角はコークス
の安息角に比較して小さいので、装入された後に、鉱石
はコークスに比して炉の中央部に流れ込む度合いが多く
なり、炉の中央部においては、鉱石の割合が多くなる。
【0004】これを防ぐための技術として、特許第28
28098号公報には、前記旋回シュートとは別に、炉
中心部にのみ原料の装入を行う特別の装入装置を設け、
そこから所定割合の鉱石/コークス比を有する原料を装
入する方法が記載されている。その方法を図5に従って
説明する。
28098号公報には、前記旋回シュートとは別に、炉
中心部にのみ原料の装入を行う特別の装入装置を設け、
そこから所定割合の鉱石/コークス比を有する原料を装
入する方法が記載されている。その方法を図5に従って
説明する。
【0005】図5において、ベルレス式装入装置31の
原料ホッパー32内の原料33は、排出ゲート34が開
となると集合ホッパー35内に排出される。原料ホッパ
ー32は、鉱石用とコークス用が別々に設けられてお
り、定められた装入シーケンスに従って、順に中の原料
が集合ホッパー35に排出されるようになっている。集
合ホッパー内の原料は、旋回シュート36に導かれる。
旋回シュート36は炉体中心軸の周りに旋回しており、
これにより、原料は炉頂部37の円周方向に均一に散布
され、原料層38を構成する。図は、コークスと鉱石が
順次層をなすように装入されている状況を示している。
旋回シュート36は、その投入角度θが可変となってお
り、これにより、炉半径方向における原料の投入位置を
可変できるようになっている。
原料ホッパー32内の原料33は、排出ゲート34が開
となると集合ホッパー35内に排出される。原料ホッパ
ー32は、鉱石用とコークス用が別々に設けられてお
り、定められた装入シーケンスに従って、順に中の原料
が集合ホッパー35に排出されるようになっている。集
合ホッパー内の原料は、旋回シュート36に導かれる。
旋回シュート36は炉体中心軸の周りに旋回しており、
これにより、原料は炉頂部37の円周方向に均一に散布
され、原料層38を構成する。図は、コークスと鉱石が
順次層をなすように装入されている状況を示している。
旋回シュート36は、その投入角度θが可変となってお
り、これにより、炉半径方向における原料の投入位置を
可変できるようになっている。
【0006】これとは別に、炉中心部への原料装入装置
31が設けられており、主としてコークスがこの装置に
より炉中心部へ投入される。すなわち、ホッパー42内
の原料は、排出ゲート43が開となるとシュート44に
導かれる。シュート44は炉体中心部まで延びており、
シュート44から投入された原料45は、炉体中心部
に、上方へ凸状に盛り上がって堆積する。特に、この原
料装入装置41を使用して、コークスを炉体中心部に装
入してから、旋回シュート36により鉱石を投入するこ
とにより、炉体中心部に予め堆積しているコークスによ
り鉱石の流れ込みが抑制され、炉体中心部において鉱石
/コークス比が不必要に大きくなることを防止できる。
31が設けられており、主としてコークスがこの装置に
より炉中心部へ投入される。すなわち、ホッパー42内
の原料は、排出ゲート43が開となるとシュート44に
導かれる。シュート44は炉体中心部まで延びており、
シュート44から投入された原料45は、炉体中心部
に、上方へ凸状に盛り上がって堆積する。特に、この原
料装入装置41を使用して、コークスを炉体中心部に装
入してから、旋回シュート36により鉱石を投入するこ
とにより、炉体中心部に予め堆積しているコークスによ
り鉱石の流れ込みが抑制され、炉体中心部において鉱石
/コークス比が不必要に大きくなることを防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示すよ
うな設備を使用した原料の装入方法には、以下のような
問題点があった。 図5に示すように、シュート44が炉体中心まで延び
ているので、旋回シュート36から投入される原料がこ
のシュート44に当たり、円周方向に均一な分布の装入
を行う妨げとなる。また、シュート44の磨耗が激し
く、頻繁に交換する必要がある。 シュート44から原料が炉内を飛んで炉体中心に堆積
するような場合には、原料の所要投入時間の関係で、旋
回シュート36による原料投入の時期と、シュート44
により原料投入の時期とが重なることがあると、両方の
原料が干渉(ぶつかり合う等)して、十分な効果を奏す
ることができない。
うな設備を使用した原料の装入方法には、以下のような
問題点があった。 図5に示すように、シュート44が炉体中心まで延び
ているので、旋回シュート36から投入される原料がこ
のシュート44に当たり、円周方向に均一な分布の装入
を行う妨げとなる。また、シュート44の磨耗が激し
く、頻繁に交換する必要がある。 シュート44から原料が炉内を飛んで炉体中心に堆積
するような場合には、原料の所要投入時間の関係で、旋
回シュート36による原料投入の時期と、シュート44
により原料投入の時期とが重なることがあると、両方の
原料が干渉(ぶつかり合う等)して、十分な効果を奏す
ることができない。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、中心コークス装入専用シュートを有するベルレ
ス高炉において、効率的に炉内中心にコークスを装入す
る方法を提供することを課題とする。
もので、中心コークス装入専用シュートを有するベルレ
ス高炉において、効率的に炉内中心にコークスを装入す
る方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、ベルレス高炉において炉中心部にコー
クスを装入する方法であって、通常原料を装入するため
の旋回シュートからの原料が落下しない位置に、炉中心
部にコークスを装入する中心コークス装入専用シュート
を設け、この中心コークス装入専用シュートを用いて、
炉中心部にコークスを投入することを特徴とするベルレ
ス高炉における中心コークス装入方法(請求項1)であ
る。
の第1の手段は、ベルレス高炉において炉中心部にコー
クスを装入する方法であって、通常原料を装入するため
の旋回シュートからの原料が落下しない位置に、炉中心
部にコークスを装入する中心コークス装入専用シュート
を設け、この中心コークス装入専用シュートを用いて、
炉中心部にコークスを投入することを特徴とするベルレ
ス高炉における中心コークス装入方法(請求項1)であ
る。
【0010】本手段においては、図5に示されるような
設備と異なり、中心コークス装入専用シュートが、旋回
シュートからの原料が落下しない位置に設けられ、コー
クスは、その専用シュートの先端から斜めに落下して炉
体中心位置に堆積するようになっている。よって、旋回
シュートから投入される原料が、専用シュートに妨げら
れることがないので、炉内円周方向に原料を均一に分布
させることができ、かつ、専用シュートが磨耗すること
がない。
設備と異なり、中心コークス装入専用シュートが、旋回
シュートからの原料が落下しない位置に設けられ、コー
クスは、その専用シュートの先端から斜めに落下して炉
体中心位置に堆積するようになっている。よって、旋回
シュートから投入される原料が、専用シュートに妨げら
れることがないので、炉内円周方向に原料を均一に分布
させることができ、かつ、専用シュートが磨耗すること
がない。
【0011】前記課題を解決するための第2の手段は、
ベルレス高炉において炉中心部にコークスを装入する方
法であって、炉中心部にコークスを装入する中心コーク
ス装入専用シュートを設け、中心コークス装入専用シュ
ートからのコークスの投入を、通常原料を装入するため
の旋回シュートから投入される原料と干渉しないよう
に、複数回に分けて行うことを特徴とするベルレス高炉
における中心コークス装入方法(請求項2)である。
ベルレス高炉において炉中心部にコークスを装入する方
法であって、炉中心部にコークスを装入する中心コーク
ス装入専用シュートを設け、中心コークス装入専用シュ
ートからのコークスの投入を、通常原料を装入するため
の旋回シュートから投入される原料と干渉しないよう
に、複数回に分けて行うことを特徴とするベルレス高炉
における中心コークス装入方法(請求項2)である。
【0012】本手段は、特に第1の手段に適用すると有
効な方法であるが、炉中心部にコークスを装入する中心
コークス装入専用シュートが、旋回シュートからの原料
が落下する位置に設けられている場合であっても、旋回
シュートから投入される原料と、中心コークス装入専用
シュートから投入される原料とが干渉する(ぶつかり合
う等)ような場合に有効な手段である。
効な方法であるが、炉中心部にコークスを装入する中心
コークス装入専用シュートが、旋回シュートからの原料
が落下する位置に設けられている場合であっても、旋回
シュートから投入される原料と、中心コークス装入専用
シュートから投入される原料とが干渉する(ぶつかり合
う等)ような場合に有効な手段である。
【0013】すなわち、本手段においては、1チャージ
分の中心コークスを、中心コークス装入専用シュートか
ら1回で投入しようとすると、旋回シュートから投入さ
れる原料と干渉する恐れがあるとき、中心コークスの投
入を複数回に分けて、旋回シュートが中心コークス装入
専用シュート方向とは異なった方向に原料を投入してい
るタイミングで中心コークスの投入を行い、旋回シュー
トが中心コークス装入専用シュート方向に近い向きに原
料の投入を行っているときは、中心コークスの投入を行
わないようにする。
分の中心コークスを、中心コークス装入専用シュートか
ら1回で投入しようとすると、旋回シュートから投入さ
れる原料と干渉する恐れがあるとき、中心コークスの投
入を複数回に分けて、旋回シュートが中心コークス装入
専用シュート方向とは異なった方向に原料を投入してい
るタイミングで中心コークスの投入を行い、旋回シュー
トが中心コークス装入専用シュート方向に近い向きに原
料の投入を行っているときは、中心コークスの投入を行
わないようにする。
【0014】これにより、通常原料を旋回シュートから
挿入している最中にも中心コークスを装入することがで
きるようになり、かつ、こうした場合でも、通常の原料
と中心コークスとの干渉がなくなり、両者とも目的の位
置に正確に投入することができるようになる。また、中
心コークスの装入を複数回に分けて行うことにより、性
質の異なったコークスの分離装入が可能になる。
挿入している最中にも中心コークスを装入することがで
きるようになり、かつ、こうした場合でも、通常の原料
と中心コークスとの干渉がなくなり、両者とも目的の位
置に正確に投入することができるようになる。また、中
心コークスの装入を複数回に分けて行うことにより、性
質の異なったコークスの分離装入が可能になる。
【0015】前記課題を解決するための第3の手段は、
前記第2の手段であって、1回あたりの中心コークスの
投入量を、中心コークス装入専用シュートに設けられた
投入用ゲート弁を開とする時間によって制御することを
特徴とするもの(請求項3)である。
前記第2の手段であって、1回あたりの中心コークスの
投入量を、中心コークス装入専用シュートに設けられた
投入用ゲート弁を開とする時間によって制御することを
特徴とするもの(請求項3)である。
【0016】中心コークスの投入を複数回に分けて行う
場合、1回ごとの投入量を秤量して決定することが理想
的であるが、このような秤量機構が炉頂部に設けられな
い場合がある。一方、投入ゲートの開時間と中心コーク
ス投入量の間には相関関係があるので、本手段において
は、この相関関係を予め求めておき、投入用ゲート弁を
開とする時間によって中心コークスの投入量を制御する
ようにしている。よって、特別な秤量機構を設ける必要
がなく、かつ、迅速に次の回の中心コークス投入を行う
ことができる。
場合、1回ごとの投入量を秤量して決定することが理想
的であるが、このような秤量機構が炉頂部に設けられな
い場合がある。一方、投入ゲートの開時間と中心コーク
ス投入量の間には相関関係があるので、本手段において
は、この相関関係を予め求めておき、投入用ゲート弁を
開とする時間によって中心コークスの投入量を制御する
ようにしている。よって、特別な秤量機構を設ける必要
がなく、かつ、迅速に次の回の中心コークス投入を行う
ことができる。
【0017】前記課題を解決するための第4の手段は、
前記第2の手段又は第3の手段であって、複数回の中心
コークスの投入量が、ほぼ均一とされていることを特徴
とするもの(請求項4)である。
前記第2の手段又は第3の手段であって、複数回の中心
コークスの投入量が、ほぼ均一とされていることを特徴
とするもの(請求項4)である。
【0018】各回の中心コークスの投入量が不均一の場
合には、投入量が少ない回において、鉱石の流れ込みを
中心コークスによって、完全にブロックすることができ
ないことがあり、また、中心コークスの堆積形状がブロ
ード化し、極中心部へのコークスの堆積が期待できない
ことがある。本手段においては、各回の中心コークスの
投入量をほぼ均一としているので、このような問題点が
解消される。なお、「ほぼ」とは、このような問題点を
解消する程度に均一であればよく、厳密に均一である必
要がないことを示す。どの程度が許容範囲であるかは、
炉の条件によって実験的に決定することができる。
合には、投入量が少ない回において、鉱石の流れ込みを
中心コークスによって、完全にブロックすることができ
ないことがあり、また、中心コークスの堆積形状がブロ
ード化し、極中心部へのコークスの堆積が期待できない
ことがある。本手段においては、各回の中心コークスの
投入量をほぼ均一としているので、このような問題点が
解消される。なお、「ほぼ」とは、このような問題点を
解消する程度に均一であればよく、厳密に均一である必
要がないことを示す。どの程度が許容範囲であるかは、
炉の条件によって実験的に決定することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態の1例
を示す概要図である。図1において、1はベルレス式装
入装置、2は原料ホッパー、3は原料、4は排出ゲー
ト、5は集合ホッパー、6は旋回シュート、7は炉頂
部、8は原料層、11は炉中心部へのコークス投入装
置、12はコークスホッパー、13は排出ゲート、14
はシュート、15は中心コークスである。なお、以下の
図においては、同じ構成要素には同じ符号を付して説明
を省略する。
図を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態の1例
を示す概要図である。図1において、1はベルレス式装
入装置、2は原料ホッパー、3は原料、4は排出ゲー
ト、5は集合ホッパー、6は旋回シュート、7は炉頂
部、8は原料層、11は炉中心部へのコークス投入装
置、12はコークスホッパー、13は排出ゲート、14
はシュート、15は中心コークスである。なお、以下の
図においては、同じ構成要素には同じ符号を付して説明
を省略する。
【0020】図1において、ベルレス式装入装置1の原
料ホッパー2内の原料3は、排出ゲート4が開となると
集合ホッパー5内に排出される。原料ホッパー2は、鉱
石用とコークス用が別々に設けられており、定められた
装入シーケンスに従って、順に中の原料が集合ホッパー
5に排出されるようになっている。集合ホッパー5内の
原料は、旋回シュート6に導かれる。旋回シュート6は
炉帯中心軸の周りに旋回しており、これにより、原料は
炉頂部7の円周方向に均一に散布され、原料層8を構成
する。図は、コークスと鉱石が順次層をなすように装入
されている状況を示している。旋回シュート6は、その
投入角度θが可変となっており、これにより、炉半径方
向における原料の投入位置を可変できるようになってい
る。
料ホッパー2内の原料3は、排出ゲート4が開となると
集合ホッパー5内に排出される。原料ホッパー2は、鉱
石用とコークス用が別々に設けられており、定められた
装入シーケンスに従って、順に中の原料が集合ホッパー
5に排出されるようになっている。集合ホッパー5内の
原料は、旋回シュート6に導かれる。旋回シュート6は
炉帯中心軸の周りに旋回しており、これにより、原料は
炉頂部7の円周方向に均一に散布され、原料層8を構成
する。図は、コークスと鉱石が順次層をなすように装入
されている状況を示している。旋回シュート6は、その
投入角度θが可変となっており、これにより、炉半径方
向における原料の投入位置を可変できるようになってい
る。
【0021】これとは別に、炉中心部へのコークス装入
装置11が設けられており、コークスがこの装置により
炉中心部へ投入される。すなわち、コークスホッパー1
2内の原料は、排出ゲート13が開となるとシュート1
4に導かれる。シュート14は炉体7の端部まで延びて
おり、シュート14から投入された原料35は、シュー
ト14のを離れてからは自然落下し、炉体中心部に、上
方へ凸状に盛り上がって堆積する。
装置11が設けられており、コークスがこの装置により
炉中心部へ投入される。すなわち、コークスホッパー1
2内の原料は、排出ゲート13が開となるとシュート1
4に導かれる。シュート14は炉体7の端部まで延びて
おり、シュート14から投入された原料35は、シュー
ト14のを離れてからは自然落下し、炉体中心部に、上
方へ凸状に盛り上がって堆積する。
【0022】この実施の形態においては、図5に示した
従来技術と異なり、シュート14が炉体中心部まで延び
ていないので、旋回シュート6から投入される原料がシ
ュートに当たって分散されることがなくなり、均一な分
布で原料を装入できると共に、シュート14が落下する
通常原料によって磨耗することが無くなる。
従来技術と異なり、シュート14が炉体中心部まで延び
ていないので、旋回シュート6から投入される原料がシ
ュートに当たって分散されることがなくなり、均一な分
布で原料を装入できると共に、シュート14が落下する
通常原料によって磨耗することが無くなる。
【0023】しかし、シュート14から投入される中心
コークスと、旋回シュート6から投入される原料がぶつ
かると、中心コークスが炉体中心に装入されず、原料の
分布も均一で無くなるので、このような事態の発生を避
けなければならない。そのためには、旋回シュート26
からの原料の投入方向が、シュート14の方向に対して
ある角度範囲内にあるときには、中心コークスの投入を
しないように、排出ゲート13を開とするタイミングを
決定してやる必要がある。
コークスと、旋回シュート6から投入される原料がぶつ
かると、中心コークスが炉体中心に装入されず、原料の
分布も均一で無くなるので、このような事態の発生を避
けなければならない。そのためには、旋回シュート26
からの原料の投入方向が、シュート14の方向に対して
ある角度範囲内にあるときには、中心コークスの投入を
しないように、排出ゲート13を開とするタイミングを
決定してやる必要がある。
【0024】しかしながら、一般的には、旋回シュート
6が1回転する間に、1度に装入される中心コークス全
てをシュート14から投入することはできない。よっ
て、本実施の形態においては、中心コークスの装入を複
数回に分けて行っている。この様子を、図2により説明
する。すなわち、(a)に示すように、旋回シュート6が
中心コークス投入範囲内にあるとき、シュート14より
中心コークスを投入する。そして、この中心コークスの
装入は、(b)に示すように、複数回(図では3回)に分
けて行う。すなわち、通常原料を1チャージ分装入する
ために、旋回シュートがn回旋回しなければならないと
すると、そのうち、適当なa1回目、a2回目、a3回
目に中心コークスを投入している。
6が1回転する間に、1度に装入される中心コークス全
てをシュート14から投入することはできない。よっ
て、本実施の形態においては、中心コークスの装入を複
数回に分けて行っている。この様子を、図2により説明
する。すなわち、(a)に示すように、旋回シュート6が
中心コークス投入範囲内にあるとき、シュート14より
中心コークスを投入する。そして、この中心コークスの
装入は、(b)に示すように、複数回(図では3回)に分
けて行う。すなわち、通常原料を1チャージ分装入する
ために、旋回シュートがn回旋回しなければならないと
すると、そのうち、適当なa1回目、a2回目、a3回
目に中心コークスを投入している。
【0025】このように、中心コークスの分割投入を行
うことで、旋回シュートからの通常原料の装入との干渉
を避けながら、1チャージに必要な中心コークスを装入
することができる。何回に分けてどの旋回回数の時に中
心コークスを装入するかは、中心コークスによって鉱石
の流れ込みをできるだけブロックできるように定めるこ
とが望ましく、実験によって定められる。
うことで、旋回シュートからの通常原料の装入との干渉
を避けながら、1チャージに必要な中心コークスを装入
することができる。何回に分けてどの旋回回数の時に中
心コークスを装入するかは、中心コークスによって鉱石
の流れ込みをできるだけブロックできるように定めるこ
とが望ましく、実験によって定められる。
【0026】発明者らの実験の結果によると、中心コー
クスの装入を複数回に分けて行う場合、各回で投入され
るコークス量が異なると、投入量が少ない回において、
鉱石の流れ込みを、中心コークスによって完全にブロッ
クすることができないことがあり、また、中心コークス
の堆積形状がブロード化し、極中心部へのコークスの堆
積が期待できないことがあることが分かった。よって、
本実施の形態においては、各回で投入されるコークス量
をほぼ均一にするようにしている。
クスの装入を複数回に分けて行う場合、各回で投入され
るコークス量が異なると、投入量が少ない回において、
鉱石の流れ込みを、中心コークスによって完全にブロッ
クすることができないことがあり、また、中心コークス
の堆積形状がブロード化し、極中心部へのコークスの堆
積が期待できないことがあることが分かった。よって、
本実施の形態においては、各回で投入されるコークス量
をほぼ均一にするようにしている。
【0027】図3に、中心コークス装入用のコークスホ
ッパー12の詳細図を示す。図3において、16は炉頂
ホッパー、17はメリックコンベーアー秤量機、18は
上部シール弁、19は秤量ホッパー、20は下部ゲート
弁、21は下部シール弁である。
ッパー12の詳細図を示す。図3において、16は炉頂
ホッパー、17はメリックコンベーアー秤量機、18は
上部シール弁、19は秤量ホッパー、20は下部ゲート
弁、21は下部シール弁である。
【0028】炉頂ホッパー16から切り出されたコーク
スは、メリックコンベアー秤量機17で秤量され、所定
量のコークスが秤量ホッパー19内に蓄えられる。上部
シール弁18は、メリックコンベアー秤量機17から秤
量ホッパー19内にコークスを投入するときに開となる
が、その他の時間帯では閉となっている。高炉内に中心
コークスを装入するときは、下部シール弁21を開と
し、その上で下部ゲート弁20を開とすると、秤量ホッ
パー19内のコークスが落下し、シュートを介して高炉
内に装入される。
スは、メリックコンベアー秤量機17で秤量され、所定
量のコークスが秤量ホッパー19内に蓄えられる。上部
シール弁18は、メリックコンベアー秤量機17から秤
量ホッパー19内にコークスを投入するときに開となる
が、その他の時間帯では閉となっている。高炉内に中心
コークスを装入するときは、下部シール弁21を開と
し、その上で下部ゲート弁20を開とすると、秤量ホッ
パー19内のコークスが落下し、シュートを介して高炉
内に装入される。
【0029】1チャージにおいて中心コークスを分割投
入するとき、各投入毎に、メリックコンベアー秤量機1
7で所定量のコークスを秤量ホッパー19に溜めてから
投入することができれば、正確に目標量の中心コークス
の装入が実施できる。しかしながら、実際には、各投入
毎にこのような秤量を行った上での中心コークスの投入
は、時間的に間に合わない。
入するとき、各投入毎に、メリックコンベアー秤量機1
7で所定量のコークスを秤量ホッパー19に溜めてから
投入することができれば、正確に目標量の中心コークス
の装入が実施できる。しかしながら、実際には、各投入
毎にこのような秤量を行った上での中心コークスの投入
は、時間的に間に合わない。
【0030】よって、本発明の実施の形態では、1チャ
ージ分の中心コークスを秤量ホッパー19内に溜めてお
き、下部ゲート弁20を開とする時間を調節することに
よって、各投入回における中心コークスの装入量をほぼ
一定としている。
ージ分の中心コークスを秤量ホッパー19内に溜めてお
き、下部ゲート弁20を開とする時間を調節することに
よって、各投入回における中心コークスの装入量をほぼ
一定としている。
【0031】発明者らの実験によれば、下部ゲート弁2
0が開となる時間と中心コークス投入量の間には、図4
に示すような関係があり、両者の間は1次式で回帰でき
る。よって、予め実験によりこの回帰式を求めておき、
1回あたりの投入したい中心コークス量が決まったと
き、この回帰式にあてはめて下部ゲート弁を開とする時
間を決定すればよい。なお、このような制御を正確にす
るためには、下部ゲート弁20の開閉速度が速いことが
望ましく、電動式のものより油圧駆動式のものとするこ
とが好ましい。
0が開となる時間と中心コークス投入量の間には、図4
に示すような関係があり、両者の間は1次式で回帰でき
る。よって、予め実験によりこの回帰式を求めておき、
1回あたりの投入したい中心コークス量が決まったと
き、この回帰式にあてはめて下部ゲート弁を開とする時
間を決定すればよい。なお、このような制御を正確にす
るためには、下部ゲート弁20の開閉速度が速いことが
望ましく、電動式のものより油圧駆動式のものとするこ
とが好ましい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係る発明においては、旋回シュートから投入され
る原料が、専用シュートに妨げられることがないので、
炉内円周方向に原料を均一に分布させることができ、か
つ、専用シュートが磨耗することがない。
項1に係る発明においては、旋回シュートから投入され
る原料が、専用シュートに妨げられることがないので、
炉内円周方向に原料を均一に分布させることができ、か
つ、専用シュートが磨耗することがない。
【0033】請求項2に係る発明においては、通常の原
料と中心コークスとの干渉がなくなり、両者とも目的の
位置に正確に投入することができる。
料と中心コークスとの干渉がなくなり、両者とも目的の
位置に正確に投入することができる。
【0034】請求項3に係る発明においては、特別な秤
量機構を設ける必要がなく、かつ、迅速に次の回の中心
コークス投入を行うことができる。
量機構を設ける必要がなく、かつ、迅速に次の回の中心
コークス投入を行うことができる。
【0035】請求項4に係る発明においては、鉱石の流
れ込みを中心コークスによって、完全にブロックするこ
とができ、また、中心コークスの堆積形状のブロード化
を防止し、極中心部へコークスを堆積させることができ
る。
れ込みを中心コークスによって、完全にブロックするこ
とができ、また、中心コークスの堆積形状のブロード化
を防止し、極中心部へコークスを堆積させることができ
る。
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す概要図であ
る。
る。
【図2】中心コークスを装入するタイミングの例を示す
図である。
図である。
【図3】中心コークス装入用のコークスホッパーの詳細
図である。
図である。
【図4】下部ゲート弁開時間と中心コークス投入量の関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図5】従来の中心コークス装入装置の例を示す概要図
である。
である。
1…ベルレス式装入装置、2…原料ホッパー、3…原
料、4…排出ゲート、5…集合ホッパー、6…旋回シュ
ート、7…炉頂部、8…原料層、11…炉中心部へのコ
ークス投入装置、12…コークスホッパー、13…排出
ゲート、14…シュート、15…中心コークス、16…
炉頂ホッパー、17…メリックコンベーアー秤量機、1
8…上部シール弁、19…秤量ホッパー、20…下部ゲ
ート弁、21…下部シール弁
料、4…排出ゲート、5…集合ホッパー、6…旋回シュ
ート、7…炉頂部、8…原料層、11…炉中心部へのコ
ークス投入装置、12…コークスホッパー、13…排出
ゲート、14…シュート、15…中心コークス、16…
炉頂ホッパー、17…メリックコンベーアー秤量機、1
8…上部シール弁、19…秤量ホッパー、20…下部ゲ
ート弁、21…下部シール弁
フロントページの続き (72)発明者 早坂 祥和 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 山口 富 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 田所 謙一郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4K012 BA04 BA08 4K015 GB03 GB10
Claims (4)
- 【請求項1】 ベルレス高炉において炉中心部にコーク
スを装入する方法であって、通常原料を装入するための
旋回シュートからの原料が落下しない位置に、炉中心部
にコークスを装入する中心コークス装入専用シュートを
設け、この中心コークス装入専用シュートを用いて、炉
中心部にコークスを投入することを特徴とするベルレス
高炉における中心コークス装入方法。 - 【請求項2】 ベルレス高炉において炉中心部にコーク
スを装入する方法であって、炉中心部にコークスを装入
する中心コークス装入専用シュートを設け、中心コーク
ス装入専用シュートからのコークスの投入を、通常原料
を装入する旋回シュートから投入される原料と干渉しな
いように、複数回に分けて行うことを特徴とするベルレ
ス高炉における中心コークス装入方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載のベルレス高炉における
中心コークス装入方法であって、1回あたりの中心コー
クスの投入量を、中心コークス装入専用シュートに設け
られた投入用ゲート弁を開とする時間によって制御する
ことを特徴とするベルレス高炉における中心コークス装
入方法。 - 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載のベルレス
高炉における中心コークス装入方法であって、複数回の
中心コークスの投入量が、ほぼ均一とされていることを
特徴とするベルレス高炉における中心コークス装入方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11115390A JP2000309809A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | ベルレス高炉における中心コークス装入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11115390A JP2000309809A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | ベルレス高炉における中心コークス装入方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000309809A true JP2000309809A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14661372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11115390A Pending JP2000309809A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | ベルレス高炉における中心コークス装入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000309809A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006336094A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Jfe Steel Kk | 高炉原料装入装置および高炉原料装入方法 |
| KR101368533B1 (ko) | 2012-07-30 | 2014-02-28 | 현대제철 주식회사 | 고로 조업 시험 장치 |
| JP2021175822A (ja) * | 2020-04-22 | 2021-11-04 | Jfeスチール株式会社 | 中心コークスの投入方法 |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11115390A patent/JP2000309809A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006336094A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Jfe Steel Kk | 高炉原料装入装置および高炉原料装入方法 |
| KR101368533B1 (ko) | 2012-07-30 | 2014-02-28 | 현대제철 주식회사 | 고로 조업 시험 장치 |
| JP2021175822A (ja) * | 2020-04-22 | 2021-11-04 | Jfeスチール株式会社 | 中心コークスの投入方法 |
| JP7331876B2 (ja) | 2020-04-22 | 2023-08-23 | Jfeスチール株式会社 | 中心コークスの投入方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051124 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060314 |