JP2000309917A - 畦畔ブロック - Google Patents
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Landscapes
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 畦畔ブロックの軽量化をはかり、据付に重機
とか多くの手間を必要とせずに自力施工が可能となり、
設置後に収縮クラックに起因する崩壊が生じない上、耕
作時にも支障が生じない畦畔ブロックを得ることを目的
とする。 【解決手段】 平板状のブロック本体11の一方側の面
に、該ブロック本体11の肉厚が順次厚くなる傾斜面1
1bとブロック本体11の肉厚に戻す逆傾斜面11cと
を付与し、ブロック本体11の左右両側部の一方側に突
条12を突設するとともに左右両側部の他方側に上記突
条12が嵌合可能な凹溝13を形成した畦畔ブロックを
基本構成とする。ブロック本体11の上側部適宜位置に
は、該ブロック本体11の厚み方向に貫通する孔部14
を開口してある。
とか多くの手間を必要とせずに自力施工が可能となり、
設置後に収縮クラックに起因する崩壊が生じない上、耕
作時にも支障が生じない畦畔ブロックを得ることを目的
とする。 【解決手段】 平板状のブロック本体11の一方側の面
に、該ブロック本体11の肉厚が順次厚くなる傾斜面1
1bとブロック本体11の肉厚に戻す逆傾斜面11cと
を付与し、ブロック本体11の左右両側部の一方側に突
条12を突設するとともに左右両側部の他方側に上記突
条12が嵌合可能な凹溝13を形成した畦畔ブロックを
基本構成とする。ブロック本体11の上側部適宜位置に
は、該ブロック本体11の厚み方向に貫通する孔部14
を開口してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水田に形成される畔
の止水性と土留め性を高度に維持するとともに、施工性
及び経済性が良好なコンクリート製の畦畔ブロックに関
するものである。
の止水性と土留め性を高度に維持するとともに、施工性
及び経済性が良好なコンクリート製の畦畔ブロックに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年農業を取りまく環境はきびしく、特
に若年労働者が他業種へ移行して就農者は家庭に残され
た高齢者が主労働力となっている。農作業の中でも大き
な労働力を要する仕事の一つに畔塗りがあり、古来から
手作業により水田の周囲に土壁を作って畔を形成する方
法が一般に行われているが、この方法は重労働を伴う
上、土壁にクラックが発生して止水性が低下するという
問題があり、更に経年性の面から近年ではコンクリート
製の畦畔ブロックとか畔塗り機が開発され、有効に利用
されている。
に若年労働者が他業種へ移行して就農者は家庭に残され
た高齢者が主労働力となっている。農作業の中でも大き
な労働力を要する仕事の一つに畔塗りがあり、古来から
手作業により水田の周囲に土壁を作って畔を形成する方
法が一般に行われているが、この方法は重労働を伴う
上、土壁にクラックが発生して止水性が低下するという
問題があり、更に経年性の面から近年ではコンクリート
製の畦畔ブロックとか畔塗り機が開発され、有効に利用
されている。
【0003】図6は従来のコンクリート製の各種畦畔ブ
ロック例を示しており、同図(a)は傾斜した基板1の
上部に水平方向の平面部2を形成したブロック、同図
(b)は鉛直方向の基板1の上部に水平方向の平面部2
を形成し、基板1の下部に幅広の基部3を設けたブロッ
ク、同図(c)は鉛直平板状の基板1で構成したブロッ
ク、同図(d)は鉛直平板状の基板1の上部に水平方向
の平面部2を形成したブロック、同図(e)は基板1の
下端部に先鋭な突部4を形成した断面楔形のブロックの
例である。
ロック例を示しており、同図(a)は傾斜した基板1の
上部に水平方向の平面部2を形成したブロック、同図
(b)は鉛直方向の基板1の上部に水平方向の平面部2
を形成し、基板1の下部に幅広の基部3を設けたブロッ
ク、同図(c)は鉛直平板状の基板1で構成したブロッ
ク、同図(d)は鉛直平板状の基板1の上部に水平方向
の平面部2を形成したブロック、同図(e)は基板1の
下端部に先鋭な突部4を形成した断面楔形のブロックの
例である。
【0004】このようなコンクリート製の各種畦畔ブロ
ックを用いることにより、前記したように手作業で土壁
を作って畔を形成するという重労働を伴う作業を省略
し、経年性を持たせた水田用の畦を実現することができ
る。
ックを用いることにより、前記したように手作業で土壁
を作って畔を形成するという重労働を伴う作業を省略
し、経年性を持たせた水田用の畦を実現することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンクリート製
の各種畦畔ブロックは夫々特徴を有しているが、長年に
わたる使用中に畦畔ブロックが崩壊することがあるとい
う問題点が存在する。即ち、畦畔ブロックの目的は畦塗
りをしないための一種の止水壁であるのに対して、使用
者によっては土留め壁としても期待され、水受面積を確
保するあまり畦畔部の踏面が狭くなり、畦畔が痩せて崩
壊するという原因が生じる。
の各種畦畔ブロックは夫々特徴を有しているが、長年に
わたる使用中に畦畔ブロックが崩壊することがあるとい
う問題点が存在する。即ち、畦畔ブロックの目的は畦塗
りをしないための一種の止水壁であるのに対して、使用
者によっては土留め壁としても期待され、水受面積を確
保するあまり畦畔部の踏面が狭くなり、畦畔が痩せて崩
壊するという原因が生じる。
【0006】更に畦畔ブロック崩壊の原因としてモグラ
の穴があり、従来の手作業により土壁を作って形成した
土状畦畔でも同様であるが、作土上の収縮クラックによ
り畦畔ブロックに雨水等の浸透水が受け入れられる状況
が生じて間隙水圧が大きくなり、畦畔が崩壊に到るケー
スがある。尚、土状畦畔のうち手塗り畦畔においては、
作土と畦畔との交差部とこれと直角方向に縦方向のクラ
ックが生じやすいことが観察されている。また、畔塗り
機を使用した場合でも手塗り畦畔と同様に塗り面に対し
て縦方向のクラックが生じている。
の穴があり、従来の手作業により土壁を作って形成した
土状畦畔でも同様であるが、作土上の収縮クラックによ
り畦畔ブロックに雨水等の浸透水が受け入れられる状況
が生じて間隙水圧が大きくなり、畦畔が崩壊に到るケー
スがある。尚、土状畦畔のうち手塗り畦畔においては、
作土と畦畔との交差部とこれと直角方向に縦方向のクラ
ックが生じやすいことが観察されている。また、畔塗り
機を使用した場合でも手塗り畦畔と同様に塗り面に対し
て縦方向のクラックが生じている。
【0007】畦畔ブロックの崩壊を防止するために該畦
畔ブロック自体の厚みを大きくし、大型化して機械的強
度を高める手段が考えられるが、このような手段を用い
た場合には、畦畔ブロック自体の重量が大となって据付
に建設機械を必要としたり、副資材とか多くの手間を要
して自力施工ができなくなるという問題点が生じる。
畔ブロック自体の厚みを大きくし、大型化して機械的強
度を高める手段が考えられるが、このような手段を用い
た場合には、畦畔ブロック自体の重量が大となって据付
に建設機械を必要としたり、副資材とか多くの手間を要
して自力施工ができなくなるという問題点が生じる。
【0008】そこで本発明はこのような従来の畦畔ブロ
ックが有している課題を解消して、畦畔ブロック自体の
軽量化をはかることによって据付に重機とか多くの手間
を必要とせずに自力施工が可能となり、設置後に収縮ク
ラックに起因する崩壊が生じない上、田面の耕作時にも
支障が生じない畦畔ブロックを得ることを目的とするも
のである。
ックが有している課題を解消して、畦畔ブロック自体の
軽量化をはかることによって据付に重機とか多くの手間
を必要とせずに自力施工が可能となり、設置後に収縮ク
ラックに起因する崩壊が生じない上、田面の耕作時にも
支障が生じない畦畔ブロックを得ることを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、平板状のブロック本体の一方側の面に該ブ
ロック本体の肉厚が順次厚くなる傾斜面と該ブロック本
体の肉厚に戻す逆傾斜面とを付与し、ブロック本体の左
右両側部の一方側に突条を突設するとともに左右両側部
の他方側に上記突条が嵌合可能な凹溝を形成した畦畔ブ
ロックを基本構成とする。
するために、平板状のブロック本体の一方側の面に該ブ
ロック本体の肉厚が順次厚くなる傾斜面と該ブロック本
体の肉厚に戻す逆傾斜面とを付与し、ブロック本体の左
右両側部の一方側に突条を突設するとともに左右両側部
の他方側に上記突条が嵌合可能な凹溝を形成した畦畔ブ
ロックを基本構成とする。
【0010】ブロック本体の上側部適宜位置には、該ブ
ロック本体の厚み方向に貫通する孔部を開口する。
ロック本体の厚み方向に貫通する孔部を開口する。
【0011】更に具体的な構成として、平板状のブロッ
ク本体の天端から略中間部にかけて該ブロック本体の肉
厚が順次厚くなる傾斜面を付与するとともに、該ブロッ
ク本体の略中間部より下側にブロック本体の肉厚に戻す
逆傾斜面を付与し、ブロック本体の左右両側部の一方側
に突条を突設するとともに左右両側部の他方側に上記突
条が嵌合可能な凹溝を形成し、更にブロック本体の上側
部適宜位置に該ブロック本体の厚み方向に貫通する単数
もしくは複数個の孔部を開口した畦畔ブロックの構成に
してある。
ク本体の天端から略中間部にかけて該ブロック本体の肉
厚が順次厚くなる傾斜面を付与するとともに、該ブロッ
ク本体の略中間部より下側にブロック本体の肉厚に戻す
逆傾斜面を付与し、ブロック本体の左右両側部の一方側
に突条を突設するとともに左右両側部の他方側に上記突
条が嵌合可能な凹溝を形成し、更にブロック本体の上側
部適宜位置に該ブロック本体の厚み方向に貫通する単数
もしくは複数個の孔部を開口した畦畔ブロックの構成に
してある。
【0012】また、突条側もしくは凹溝側の何れか一方
側に弾性ラグを貼着してある。畦畔ブロックの全高は、
水田における心土層上の作土層及び水深部の高さを余裕
を持ってカバーする高さとする。
側に弾性ラグを貼着してある。畦畔ブロックの全高は、
水田における心土層上の作土層及び水深部の高さを余裕
を持ってカバーする高さとする。
【0013】かかる畦畔ブロックによれば、作業者の耕
作もしくは耕運機等により作土層を耕運してから畦部分
に傾斜面を付与して地拵えを行った後、ブロック本体に
開口された孔部を利用して手作業で畦畔ブロックを1個
ずつ運搬して該ブロック本体の傾斜面が田面側に向くよ
うにして並べ、ブロック本体の一方側に突設された突条
を隣接するブロック本体の凹溝に嵌合する。設置後は田
面側の埋め戻しを行って設置作業を完了する。
作もしくは耕運機等により作土層を耕運してから畦部分
に傾斜面を付与して地拵えを行った後、ブロック本体に
開口された孔部を利用して手作業で畦畔ブロックを1個
ずつ運搬して該ブロック本体の傾斜面が田面側に向くよ
うにして並べ、ブロック本体の一方側に突設された突条
を隣接するブロック本体の凹溝に嵌合する。設置後は田
面側の埋め戻しを行って設置作業を完了する。
【0014】ブロック本体の略中間部の下側に逆傾斜面
が付与されたことによって畦畔ブロックに「へこみ」が
生じ、これによって耕運爪がブロック本体に当たること
がなく、ブロックの際まで機械作業を行うことができ
る。また、設置後の米作期間にブロック本体に開口され
た孔部内に背面側の畦土から草が芽吹いて繁殖し、畦畔
ブロック自体の結合強度を高めると同時に一体感を持た
せることができる。また、畦畔ブロックを傾斜して並べ
たことによって田面側のコンクリートに収縮クラックが
発生しないという作用が得られる。
が付与されたことによって畦畔ブロックに「へこみ」が
生じ、これによって耕運爪がブロック本体に当たること
がなく、ブロックの際まで機械作業を行うことができ
る。また、設置後の米作期間にブロック本体に開口され
た孔部内に背面側の畦土から草が芽吹いて繁殖し、畦畔
ブロック自体の結合強度を高めると同時に一体感を持た
せることができる。また、畦畔ブロックを傾斜して並べ
たことによって田面側のコンクリートに収縮クラックが
発生しないという作用が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明にかか
る畦畔ブロックの実施の形態を説明する。図1は本発明
を適用した畦畔ブロック10の上面図、図2は正面図、
図3は左側面図である。図中の11は平板状のブロック
本体であり、このブロック本体11の天端11aからブ
ロック本体11の上下方向略中間部にかけて、該ブロッ
ク本体11の肉厚が順次厚くなる傾斜面11bが付与さ
れている。尚、11cは該ブロック本体11の略中間部
より下側に形成されて、傾斜面11bにより増大した肉
厚をブロック本体11の肉厚に戻す逆傾斜面である。
る畦畔ブロックの実施の形態を説明する。図1は本発明
を適用した畦畔ブロック10の上面図、図2は正面図、
図3は左側面図である。図中の11は平板状のブロック
本体であり、このブロック本体11の天端11aからブ
ロック本体11の上下方向略中間部にかけて、該ブロッ
ク本体11の肉厚が順次厚くなる傾斜面11bが付与さ
れている。尚、11cは該ブロック本体11の略中間部
より下側に形成されて、傾斜面11bにより増大した肉
厚をブロック本体11の肉厚に戻す逆傾斜面である。
【0016】また、ブロック本体11の左右両側部の一
方側には、上下方向に延長する突条12が突設され、左
右両側部の他方側には、上記突条12が嵌合可能な凹溝
13が形成されている。尚、突条12側もしくは凹溝1
3側の何れか一方側に弾性ラグ、例えばゴムを貼着する
ことによって嵌合時の密着性を高めることができる。更
にブロック本体11の上側部適宜位置に、該ブロック本
体11の厚み方向に貫通する孔部14,14が開口され
ている。尚、図示例では孔部14が2個形成されている
が、孔部14の個数は2個と限定されるものではなく、
1個もしくは2個以上の多数個であってもよい。
方側には、上下方向に延長する突条12が突設され、左
右両側部の他方側には、上記突条12が嵌合可能な凹溝
13が形成されている。尚、突条12側もしくは凹溝1
3側の何れか一方側に弾性ラグ、例えばゴムを貼着する
ことによって嵌合時の密着性を高めることができる。更
にブロック本体11の上側部適宜位置に、該ブロック本
体11の厚み方向に貫通する孔部14,14が開口され
ている。尚、図示例では孔部14が2個形成されている
が、孔部14の個数は2個と限定されるものではなく、
1個もしくは2個以上の多数個であってもよい。
【0017】畦畔ブロック10の全高は適宜に設定すれ
ばよいが、図4に示すように一般の水田における心土層
20上の作土層21の高さは150mm〜200mm、
水深部22の深さは約30mmであるため、心土層20
から水深部22を余裕を持ってカバーするために畦畔ブ
ロック10の全高Hは300mm〜400mmとするの
が適当である。また、孔部14,14として、例えば天
端から45mmの位置にφ30mmの穴を開口する。
ばよいが、図4に示すように一般の水田における心土層
20上の作土層21の高さは150mm〜200mm、
水深部22の深さは約30mmであるため、心土層20
から水深部22を余裕を持ってカバーするために畦畔ブ
ロック10の全高Hは300mm〜400mmとするの
が適当である。また、孔部14,14として、例えば天
端から45mmの位置にφ30mmの穴を開口する。
【0018】かかる構成を有する畦畔ブロックの使用時
の態様と作用を以下に説明する。図5は畦畔ブロック1
0の設置例を示しており、作業者の耕作もしくは耕運機
等により田圃地の心土層の上部まで作土層を耕運してか
ら鍬で鍬巾のみをかきあげて畦部分に適当な傾斜面を付
与して地拵えを行った後、手作業で畦畔ブロック10を
1個ずつ運搬して並べる。この時にブロック本体11に
付与された傾斜面11bが田面側に向くようにする。
の態様と作用を以下に説明する。図5は畦畔ブロック1
0の設置例を示しており、作業者の耕作もしくは耕運機
等により田圃地の心土層の上部まで作土層を耕運してか
ら鍬で鍬巾のみをかきあげて畦部分に適当な傾斜面を付
与して地拵えを行った後、手作業で畦畔ブロック10を
1個ずつ運搬して並べる。この時にブロック本体11に
付与された傾斜面11bが田面側に向くようにする。
【0019】地拵え部分の傾斜角度は適宜に設定すれば
よいが、本発明の畦畔ブロック10の場合には傾斜角度
を2分〜4分程度にすることにより好ましい結果が得ら
れる。
よいが、本発明の畦畔ブロック10の場合には傾斜角度
を2分〜4分程度にすることにより好ましい結果が得ら
れる。
【0020】作業時にはブロック本体11に開口された
孔部14,14を有効に利用することが可能であり、こ
の孔部14,14に作業者の手を入れて運搬する。そし
てブロック本体11の左右両側部の一方側に突設された
突条12を隣接するブロック本体11の他方側に形成さ
れた凹溝13に嵌合する。この時にゴム等の弾性ラグを
併用すれば畦畔ブロック10間の密着性と止水性を高め
ることができる。
孔部14,14を有効に利用することが可能であり、こ
の孔部14,14に作業者の手を入れて運搬する。そし
てブロック本体11の左右両側部の一方側に突設された
突条12を隣接するブロック本体11の他方側に形成さ
れた凹溝13に嵌合する。この時にゴム等の弾性ラグを
併用すれば畦畔ブロック10間の密着性と止水性を高め
ることができる。
【0021】畦畔ブロック10の背面側は平板状である
ため、傾斜した地拵え部分との密着性は良好となる。畦
畔ブロック10の設置後は田面側の埋め戻しを行って設
置作業を完了する。この時にブロック本体11の略中間
部の下側に逆傾斜面11cが付与されたことにより、傾
斜面11bにより増大した肉厚が減少して「へこみ」が
生じており、これによって耕運爪がブロック本体11に
当たることがなく、畦畔ブロック10の際まで機械作業
を行うことができる。
ため、傾斜した地拵え部分との密着性は良好となる。畦
畔ブロック10の設置後は田面側の埋め戻しを行って設
置作業を完了する。この時にブロック本体11の略中間
部の下側に逆傾斜面11cが付与されたことにより、傾
斜面11bにより増大した肉厚が減少して「へこみ」が
生じており、これによって耕運爪がブロック本体11に
当たることがなく、畦畔ブロック10の際まで機械作業
を行うことができる。
【0022】このようにして畦畔ブロック10を設置し
て通常の田植えを行い、米作を行う。この米作期間にブ
ロック本体11に開口された孔部14,14内に背面側
の畦土から草が芽吹いて繁殖するため、連結した畦畔ブ
ロック10自体の結合強度を高めると同時に一体感を持
たせることができる。
て通常の田植えを行い、米作を行う。この米作期間にブ
ロック本体11に開口された孔部14,14内に背面側
の畦土から草が芽吹いて繁殖するため、連結した畦畔ブ
ロック10自体の結合強度を高めると同時に一体感を持
たせることができる。
【0023】畦畔ブロック10を傾斜して並べたことに
より、田面側のコンクリートに収縮クラックが発生しな
い。これは耕土がスライム状態から沈降の過程で土壌粒
子がコンクリートの傾斜面で支えられるため、蒸発散作
用の進行段階で土壌粒子とコンクリート間に粘着力が生
じてクラックに対して拘束力が発生するものと考えられ
る。但しコンクリート面が垂直の場合の土壌収縮はほと
んどが水平方向の土壌のみの収縮だけとなる。
より、田面側のコンクリートに収縮クラックが発生しな
い。これは耕土がスライム状態から沈降の過程で土壌粒
子がコンクリートの傾斜面で支えられるため、蒸発散作
用の進行段階で土壌粒子とコンクリート間に粘着力が生
じてクラックに対して拘束力が発生するものと考えられ
る。但しコンクリート面が垂直の場合の土壌収縮はほと
んどが水平方向の土壌のみの収縮だけとなる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる畦畔ブロックによれば、畦畔ブロック自体の軽量化
をはかることによって据付時に副資材とか重機等は必要
とせず、自力施工を可能として経済性を高めることがで
きる。
かる畦畔ブロックによれば、畦畔ブロック自体の軽量化
をはかることによって据付時に副資材とか重機等は必要
とせず、自力施工を可能として経済性を高めることがで
きる。
【0025】また、長年にわたる使用中にモグラの穴と
か作土上の収縮クラックによる雨水等の浸透水、更には
畔塗り機のように塗り面に対して生じるクラック等に起
因する畦畔ブロックの崩壊現象が発生せず、従来の畦畔
ブロックに比較して経年性を大幅に向上させることがで
きる。
か作土上の収縮クラックによる雨水等の浸透水、更には
畔塗り機のように塗り面に対して生じるクラック等に起
因する畦畔ブロックの崩壊現象が発生せず、従来の畦畔
ブロックに比較して経年性を大幅に向上させることがで
きる。
【0026】畦畔ブロックの背面側は平板状であるた
め、地拵え部分との密着性は良好であり、ブロック本体
の下側に逆傾斜面が付与されたことによって生じた「へ
こみ」によって耕運爪がブロック本体に当たることがな
くなり、畦畔ブロックの際まで機械作業を行うことがで
きる。更に設置後の米作期間にブロック本体の孔部内に
草が芽吹いて繁殖することによって畦畔ブロックの結合
強度を高めると同時に一体感を持たせることができる。
め、地拵え部分との密着性は良好であり、ブロック本体
の下側に逆傾斜面が付与されたことによって生じた「へ
こみ」によって耕運爪がブロック本体に当たることがな
くなり、畦畔ブロックの際まで機械作業を行うことがで
きる。更に設置後の米作期間にブロック本体の孔部内に
草が芽吹いて繁殖することによって畦畔ブロックの結合
強度を高めると同時に一体感を持たせることができる。
【0027】従って本発明によれば、畦畔ブロック自体
の施工性、経済性及び崩壊防止性の各面で優れ、多くの
手間を必要とせずに自力施工が可能となり、設置後に収
縮クラックが生じることがなく、田面側の耕作時にも支
障が生じない畦畔ブロックを提供することができる。
の施工性、経済性及び崩壊防止性の各面で優れ、多くの
手間を必要とせずに自力施工が可能となり、設置後に収
縮クラックが生じることがなく、田面側の耕作時にも支
障が生じない畦畔ブロックを提供することができる。
【図1】本発明を適用した畦畔ブロックの上面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図2の左側面図。
【図4】水田における心土層と作土層及び水深部と畦畔
ブロックの高さ関係を示す概要図。
ブロックの高さ関係を示す概要図。
【図5】本発明にかかる畦畔ブロックの設置例を示す要
部斜視図。
部斜視図。
【図6】従来のコンクリート製の各種畦畔ブロック例を
示す要部断面図。
示す要部断面図。
11…ブロック本体 11a…天端 11b…傾斜面 11c…逆傾斜面 12…突条 13…凹溝 14…孔部 整理番号 P2942
Claims (5)
- 【請求項1】 平板状のブロック本体の一方側の面に該
ブロック本体の肉厚が順次厚くなる傾斜面と該ブロック
本体の肉厚に戻す逆傾斜面とを付与し、ブロック本体の
左右両側部の一方側に突条を突設するとともに左右両側
部の他方側に上記突条が嵌合可能な凹溝を形成したこと
を特徴とする畦畔ブロック。 - 【請求項2】 ブロック本体の上側部適宜位置に、該ブ
ロック本体の厚み方向に貫通する孔部を開口したことを
特徴とする請求項1に記載の畦畔ブロック。 - 【請求項3】 平板状のブロック本体の天端から略中間
部にかけて該ブロック本体の肉厚が順次厚くなる傾斜面
を付与するとともに、該ブロック本体の略中間部より下
側にブロック本体の肉厚に戻す逆傾斜面を付与し、ブロ
ック本体の左右両側部の一方側に突条を突設するととも
に左右両側部の他方側に上記突条が嵌合可能な凹溝を形
成し、更にブロック本体の上側部適宜位置に該ブロック
本体の厚み方向に貫通する単数もしくは複数個の孔部を
開口したことを特徴とする畦畔ブロック。 - 【請求項4】 突条側もしくは凹溝側の何れか一方側に
弾性ラグを貼着したことを特徴とする請求項1又は3に
記載の畦畔ブロック。 - 【請求項5】 畦畔ブロックの全高は、水田における心
土層上の作土層及び水深部の高さを余裕を持ってカバー
する高さとしたことを特徴とする請求項1,2又は3に
記載の畦畔ブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11120923A JP2000309917A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 畦畔ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11120923A JP2000309917A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 畦畔ブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000309917A true JP2000309917A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14798346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11120923A Pending JP2000309917A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 畦畔ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000309917A (ja) |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP11120923A patent/JP2000309917A/ja active Pending
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