JP2000310117A - フレキシブルチューブ - Google Patents

フレキシブルチューブ

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JP2000310117A
JP2000310117A JP11122412A JP12241299A JP2000310117A JP 2000310117 A JP2000310117 A JP 2000310117A JP 11122412 A JP11122412 A JP 11122412A JP 12241299 A JP12241299 A JP 12241299A JP 2000310117 A JP2000310117 A JP 2000310117A
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JP
Japan
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bellows
flexible tube
bellows portion
valley
fixed
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JP11122412A
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English (en)
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Tetsuya Mabuchi
哲也 馬渕
Kazunari Kubota
一成 久保田
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベローズ部の端部近傍の強度を向上すること
ができるフレキシブルチューブを提供する。 【解決手段】 ベローズ部2の端部2a近傍、例えば外
筒部材5の軸方向における略全長に亘る範囲において外
周側の谷部2dに合成樹脂7が全周に亘り施される。合
成樹脂7は、ベローズ部2及びアウターブレード4等を
管状部材3に溶接する際に、液状状態で谷部2dに注入
され、固化される。これにより、端部2a近傍における
山部2b、谷部2cが拘束され、それらの変形が抑制さ
れ、端部2a近傍及び溶接部6への応力集中が緩和され
る。このほか、内周用、外周用コイル状部材8、9を内
周側、外周側の谷部2e、2dに巻装するようにしても
よい。または、外周側、内周側の谷部2d、2eに対し
てそれぞれ嵌合的形状の山部23a、21aを有する外
側分割固定部品23、内側分割固定部品21を嵌合して
もよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、蛇腹状のベロー
ズを有するフレキシブルチューブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軸方向に伸縮可能なベローズ部
と、排気管等の管状部材とを、それらの各端部にて互い
に固着して成るフレキシブルチューブが知られている。
このフレキシブルチューブでは一般に、ベローズ部は軸
方向に山部、谷部が連続し、この山谷が変形して伸縮自
在になっている。
【0003】図5は、従来のフレキシブルチューブの部
分縦断面図である。
【0004】フレキシブルチューブ101は、ベローズ
部102の端部と排気管等の管状部材103の端部とを
固着して構成される。
【0005】ベローズ部102は、軸方向に連続する山
部及び谷部を有し、外周が波状に形成され(いわゆる蛇
腹状)、外力を受けたときこれらの山部及び谷部が変形
することにより、ベローズ部102が軸方向に伸縮自在
にされている。ベローズ部102の外周は、ほぼ全長に
亘ってアウターブレード104により囲繞され、保護さ
れている。また、ベローズ部102には、その端部近傍
(管状部材103との固着部近傍)において、その外周
に外筒部材105が外嵌配置され、保護されている。
【0006】ベローズ部102、アウターブレード10
4及び外筒部材105の各端部は、管状部材103の端
部と全周に亘り溶接により固着され(溶接部106)、
これにより、一体的なフレキシブルチューブ101が構
成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフレキシブルチューブでは、各構成要素が基本的に
は溶接ビード(溶接部106)によってのみ固定される
状態となっていたため、強度面で問題があった。
【0008】すなわち、フレキシブルチューブの使用態
様から、ベローズ部102の端部近傍に加わる力とし
て、流体の加圧/減圧による伸縮、曲げ(同図A)及び
ねじり(同図B)が考えられる。
【0009】まず、流体の加圧/減圧等によりベローズ
部102が軸方向に伸縮すると、ベローズ部102の山
部及び谷部の変形を介して溶接部106及びその近傍に
そのほとんどの力が作用するため、溶接部106やベロ
ーズ部102の溶接部106近傍における亀裂、割れ等
の損傷が発生しやすい。また、曲げ力が作用した場合
は、ベローズ部102の一方が伸び他方が縮むから、曲
げ力が作用した場合にも上記と同様の現象が生じ得る。
さらに、ねじり力が作用した場合も、溶接部106及び
その近傍にそのほとんどの力が作用し、上記と同様の現
象が生じ得る。
【0010】このように、従来のフレキシブルチューブ
では、各種使用態様によって加わる力の大部分が溶接部
106やベローズ部102の溶接部106近傍に集中的
に作用し、しかも溶接部106のみによって十分な強度
を確保するのは困難であることから、溶接部106やベ
ローズ部102の端部に損傷が発生しやすいという問題
があった。
【0011】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、ベローズ部の端
部近傍の強度を向上することができるフレキシブルチュ
ーブを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1のフレキシブルチューブは、軸方向
に連続する山部及び谷部を有し該山部及び谷部が変形す
ることにより前記軸方向に伸縮可能なベローズ部の端部
と、管状部材の端部とを、固着して成るフレキシブルチ
ューブにおいて、前記ベローズ部の前記管状部材に固着
された前記端部近傍における外周側の谷部及び内周側の
谷部の少なくとも一方に、前記軸方向に連続する山部及
び谷部の変形を抑制するための抑制部材を嵌装したこと
を特徴とする。
【0013】この構成により、ベローズ部の管状部材に
固着された端部近傍において、軸方向に連続する山部及
び谷部の変形が抑制されることにより、ベローズ部の当
該部分の伸縮が抑制されるので、ベローズ部の端部や管
状部材との固着部分への応力集中を抑制することができ
る。よって、ベローズ部の端部近傍の強度を向上するこ
とができる。
【0014】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2のフレキシブルチューブは、上記請求項1記載の構成
において、前記抑制部材の嵌装は、樹脂の注入、リング
状部材の巻装及び螺旋状部材の巻装の少なくとも1つに
よってなされたことを特徴とする。
【0015】この構成により、ベローズ部の管状部材に
固着された端部近傍における外周側の谷部または内周側
の谷部に樹脂が注入されると、これらの谷部が隙間なく
樹脂で埋まるので、軸方向に連続する山部及び谷部の変
形が効率よく抑制され、ベローズ部の端部近傍の伸縮が
抑制される。従って、伸縮及び曲げ力に対して強度を向
上することができるだけでなく、ねじれ力に対してもあ
る程度強度を向上することができる。なお、注入した樹
脂が谷部の面と接着状態となるようにすれば、特にねじ
れ力に対しても補強効果を高めることができる。一方、
リング状部材の巻装、螺旋状部材の巻装によれば、ベロ
ーズ部の伸縮が抑制され、特に伸縮及び曲げ力に対して
強度を向上することができる。なお、樹脂の注入と、リ
ング状部材の巻装及び/または螺旋状部材の巻装とを併
せて行うことで、ベローズ部の補強効果を一層高めるこ
とができる。
【0016】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3のフレキシブルチューブは、軸方向に連続する山部及
び谷部を有し該山部及び谷部が変形することにより前記
軸方向に伸縮可能なベローズ部の端部と、管状部材の端
部とを、固着して成るフレキシブルチューブにおいて、
前記ベローズ部の外周側の谷部に嵌合する形状を有し前
記ベローズ部の前記管状部材に固着された前記端部近傍
における外周面に嵌合固着された外側部材、及び前記ベ
ローズ部の内周側の谷部に嵌合する形状を有し前記ベロ
ーズ部の前記端部近傍における内周面に嵌合固着された
内側部材の少なくとも一方を備えたことを特徴とする。
【0017】この構成により、外側部材はベローズ部の
外周側の谷部に嵌合する形状を有しているので、これを
ベローズ部の管状部材に固着された端部近傍における外
周面に嵌合固着することにより、外周側の谷部に隙間が
なくなり、軸方向に連続する山部及び谷部の変形が効率
よく抑制され、ベローズ部の伸縮が抑制される。一方、
内側部材はベローズ部の内周側の谷部に嵌合する形状を
有しているので、これをベローズ部の前記端部近傍にお
ける内周面に嵌合固着することにより、内周側の谷部に
隙間がなくなり、軸方向に連続する山部及び谷部の変形
が効率よく抑制され、ベローズ部の伸縮が抑制される。
よって、ベローズ部の端部や管状部材との固着部分への
応力集中を抑制することができる。よって、ベローズ部
の端部近傍の強度を向上することができる。なお、外側
部材及び内側部材の双方を嵌合固着することで、ベロー
ズ部の補強効果を一層高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0019】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るフレキシブルチューブの構成を示
す部分縦断面図である。同図では、上半分を断面で示
す。
【0020】フレキシブルチューブ1は、ベローズ部2
と排気管等の管状部材3とを固着して構成される。
【0021】ベローズ部2は、軸方向に交互に連続する
山部2b及び谷部2cを有し、外周が波状に形成され
(いわゆる蛇腹状)、外力を受けたとき、これらの山部
2b及び谷部2cが変形することにより、ベローズ部2
が軸方向に伸縮自在にされている。
【0022】ベローズ部2の外周は、ほぼ全長に亘って
アウターブレード4により囲繞されている。アウターブ
レード4は、ベローズ部2の軸方向に対して斜めに配列
された多数の線材(図示せず)を編んで筒状に形成した
ものである。アウターブレード4により、ベローズ部2
全体が内力(例えば、ベローズ部2の内部を流動する流
動物による圧力やその変化等)から保護される。
【0023】アウターブレード4の端部4a近傍には、
外周に外筒部材5が外嵌配置され、この外筒部材5によ
り、ベローズ部2の端部2a近傍が内力(例えば、ベロ
ーズ部2の内部を流動する流動物による圧力やその変化
等)から保護される。
【0024】ベローズ部2、アウターブレード4及び外
筒部材5の各端部2a、4a、5aは、管状部材3の端
部3aと全周に亘り溶接により固着され、(溶接部
6)、この溶接部6により、フレキシブルチューブ1が
一体的なものとして構成される。
【0025】本実施の形態では、さらに、ベローズ部2
の外周に合成樹脂7(抑制部材)が施される。
【0026】すなわち、ベローズ部2の端部2a近傍、
例えば外筒部材5の軸方向における略全長に亘る範囲に
おいて、ベローズ部2の外周側の谷部2d(外側からみ
たとき谷に相当する部分)に、合成樹脂7が全周に亘り
設けられている。合成樹脂7は、固化したときに弾性の
小さい樹脂であり、外周側の谷部2dとアウターブレー
ド4とが形成する螺旋状の空間のほぼ全体を埋めてい
る。
【0027】これにより、ベローズ部2の端部2a近傍
における山部2b、谷部2cが拘束され、それらの変形
が抑制されるので、ベローズ部2の伸縮が抑制される。
また、合成樹脂7と外周側の谷部2dの面とが密着して
いるので、ねじり方向の力に対しても、ベローズ部2の
端部2a近傍の変位が抑制される。その結果、ベローズ
部2の端部2a及び溶接部6への応力集中が緩和され
る。
【0028】合成樹脂7は、固化後、ベローズ部2の外
周側の谷部2dの面と接着状態となるようなものである
のがより好ましい。このようにすれば、ベローズ部2の
端部2aが完全に固定状態となり、特にねじり方向に対
しても十分な補強を図ることができる。
【0029】本フレキシブルチューブ1を製造する際
は、例えばベローズ部2及びアウターブレード4等を管
状部材3に溶接する際に、液状状態の合成樹脂7を外周
側の谷部2dに注入し、固化させればよい。なお、フレ
キシブルチューブ1の他端部(図示せず)も同様に構成
される。
【0030】本実施の形態によれば、ベローズ部2の端
部2a近傍において、外周側の谷部2dに合成樹脂7を
設けたので、ベローズ部2の端部2a近傍における山部
2b、谷部2cが拘束され、それらの変形が抑制され
る。従って、フレキシブルチューブ1が曲げ力や、内部
の流体の加圧/減圧による伸縮力を受けても、ベローズ
部2の伸縮が少なく、ベローズ部2の端部2a及び溶接
部6へ応力が集中することを緩和することができる。ま
た、合成樹脂7と外周側の谷部2dの面とが密着してい
るので、ねじり方向の力に対しても、ベローズ部2の端
部2a近傍の変位が抑制され、ベローズ部2の端部2a
及び溶接部6へ応力が集中することを緩和することがで
きる。よって、ベローズ部2の端部2a近傍の強度を向
上することができ、ベローズ部2の端部2a及び溶接部
6に亀裂や割れ等の損傷が生じることを回避し、耐久性
を向上することができる。
【0031】なお、合成樹脂7は全周に亘り施すのが最
も望ましいが、一部の領域で施すようにした場合でも、
溶接部6の強度向上をある程度図ることは可能である。
【0032】なお、合成樹脂7はベローズ部2の外周側
に施すようにしたが、内周側に施してもよいし、外周
側、内周側の双方に施すようにすれば、一層効果的であ
る。
【0033】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態に係るフレキシブルチューブの構成を示
す部分縦断面図である。同図では、上半分を断面で示
す。
【0034】本実施の形態におけるフレキシブルチュー
ブ10の構成は、第1の実施の形態に対し、合成樹脂7
を内周用コイル状部材8、外周用コイル状部材9(螺旋
状部材)に代えた点が異なり、その他の構成は同様であ
る。従って、フレキシブルチューブ10のベローズ部
2、管状部材3、アウターブレード4、外筒部材5及び
溶接部6の構成は、第1の実施の形態に係るフレキシブ
ルチューブ1のものと同様である。
【0035】本第2の実施の形態では、ベローズ部2の
内周、外周に内周用コイル状部材8、外周用コイル状部
材9が設けられる。各コイル状部材8、9は、例えば金
属製であるが、硬質のゴム製であってもよい。各コイル
状部材8、9の太さは、それぞれ内周側の谷部2e、外
周側の谷部2dに十分収まる程度に設定される。
【0036】内周用コイル状部材8は、ベローズ部2の
内周側の谷部2eに巻装され、外周用コイル状部材9は
ベローズ部2の外周側の谷部2dに巻装されている。両
コイル状部材8、9が巻装される範囲は、第1の実施の
形態における合成樹脂7と同様に、例えばベローズ部2
の端部2a近傍、例えば外筒部材5の軸方向における略
全長に亘る範囲とされる。
【0037】両コイル状部材8、9は、溶接部6による
溶接工程の以前に巻装する。なお、フレキシブルチュー
ブ10の他端部(図示せず)も同様に構成される。
【0038】本実施の形態によれば、ベローズ部2の端
部2a近傍において、コイル状部材8、9を内周側の谷
部2e、外周側の谷部2dに巻装したので、ベローズ部
2の端部2a近傍における山部2b、谷部2cが拘束さ
れ、それらの変形が抑制される。従って、フレキシブル
チューブ1に加わる曲げ力や、内部の流体の加圧/減圧
による伸縮力に対する強度に関して、第1の実施の形態
と同様の効果を奏することができる。
【0039】なお、内周用コイル状部材8のコイルとし
ての直径は、ベローズ部2の内周側の谷部2eに巻装さ
れたときよりも、自由状態時の方が大きくなるように設
定するのが望ましい。これにより、内周用コイル状部材
8が内周側の谷部2eに巻装された後は、ベローズ部2
を外周方向に常に付勢するので、内周側の谷部2eとの
当接状態を常時確保することができ、ベローズ部2の山
部2b、谷部2cの変形を一層効率よく抑制することが
できる。同様の理由から、外周用コイル状部材9につい
ては、これとは逆に巻装時よりも自由状態時の方が直径
が小さくなるように設定するのが望ましい。この場合
は、ベローズ部2を内周方向に常に付勢することになる
ので、外周側の谷部2dとの当接状態を常時確保するこ
とができる。これらの場合は、当接状態が適当に確保さ
れることにより、フレキシブルチューブ10に加わるね
じれ力に対しても、ベローズ部2の端部2aや溶接部6
の補強効果を高めることができる。このような構成にお
いては、形状記憶合金等を用い、適用される流体の温度
等を考慮して使用時に所望の付勢力を得るようにしても
よい。
【0040】なお、本実施の形態のコイル状部材8、9
を、第1の実施の形態の合成樹脂7に加えて設けるよう
にすれば、一層効果的である。
【0041】なお、各コイル状部材8、9の断面形状は
円形に限らず、谷部2e、2dとの当接を維持できる形
状であればよい。
【0042】なお、各コイル状部材8、9の形態は、螺
旋状の一体物に限らず、例えばリング状に形成し、これ
をベローズ部2に複数嵌装するようにしてもよい(リン
グ状部材)。その場合は、リング状部材の一部を断裂さ
せておけばよい。リング状にした場合、外筒部材5の軸
方向における略全長に亘る範囲全体において巻装するほ
か、一部において巻装するようにしても(例えば1谷お
きに等)、ある程度の効果は得られる。また、コイル状
部材8、9のいずれか一方のみを設けるようにしてもよ
く、その場合でも、ある程度の効果は得られる。
【0043】(第3の実施の形態)図3は、本発明の第
3の実施の形態に係るフレキシブルチューブの構成を示
す部分縦断面図である。同図では、上半分を断面で示
す。
【0044】本実施の形態では、ベローズ部2の端部2
a近傍における伸縮を抑制するために、ベローズ部2の
内周、外周に内側分割固定部品21(内側部材)、外側
分割固定部品23(外側部材)を設けた。ベローズ部
2、管状部材3の構成は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0045】図4は、外側分割固定部品23(同図
(a))及び内側分割固定部品21(同図(b))の外
観斜視図である。各分割固定部品21、23はいずれ
も、円筒状部品を3つに分割したような形態の部品の1
つであり、同図にはそれらの1つが例示されている。各
分割固定部品21、23はいずれも、例えば合成樹脂で
形成される。各分割固定部品21、23は、フレキシブ
ルチューブ20への装着後はそれぞれ3つ1組で略円筒
状を呈する。
【0046】外側分割固定部品23は、ベローズ部2の
外周側の谷部2dに対して嵌合的形状の山部23aを有
する(同図(a))。外側分割固定部品23は、ベロー
ズ部2の端部2a近傍における外周面に3つ配置され
(図示は1つの断面のみ)、図3に示すように山部23
aが内周側の谷部2eに嵌合している。ベローズ部2の
外周は、外側分割固定部品23が嵌合した範囲を除き、
第1の実施の形態と同様に、ほぼ全長に亘ってアウター
ブレード4により囲繞されている。アウターブレード4
は、外側分割固定部品23に対応する部分が他の部分よ
りも拡径しており、外側分割固定部品23の外周は、ア
ウターブレード4の拡径した部分により囲繞され、外側
分割固定部品23の脱落が防止されている。アウターブ
レード4の端部4a近傍には、外周に外筒部材5が外嵌
配置されている。
【0047】内側分割固定部品21は、ベローズ部2の
内周側の谷部2eに対して嵌合的形状の山部21aを有
する(図4(b))。内側分割固定部品21は、ベロー
ズ部2の端部2a近傍における内周面に3つ配置され
(図示は1つの断面のみ)、図3に示すように山部21
aが外周側の谷部2dに嵌合している。内側分割固定部
品21の内周には、円筒状のパイプ部材22が挿設さ
れ、これにより、内側分割固定部品21の脱落が防止さ
れている。
【0048】ベローズ部2、アウターブレード4及び外
筒部材5の各端部2a、4a、5aは、パイプ部材22
の左端に設けた突縁部22aと共に、管状部材3の端部
3aに対して全周に亘り溶接により固着され、(溶接部
6)、この溶接部6により、フレキシブルチューブ20
が一体的なものとして構成される。
【0049】フレキシブルチューブ20を組み付ける際
は、まずベローズ部2に外側分割固定部品23及び内側
分割固定部品21を嵌合させ、内周にパイプ部材22を
挿通固定すると共に、外周側からアウターブレード4、
外筒部材5を嵌装する。その後、各構成要素を溶接する
ことにより組み付けすることができる。なお、フレキシ
ブルチューブ20の他端部(図示せず)も同様に構成さ
れる。
【0050】本実施の形態によれば、ベローズ部2の端
部2a近傍において、外側分割固定部品23及び内側分
割固定部品21をベローズ部2に嵌合固着したので、ベ
ローズ部2の端部2a近傍における山部2b、谷部2c
が拘束され、それらの変形が抑制される。従って、フレ
キシブルチューブ1に加わる曲げ力、ねじり力や、内部
の流体の加圧/減圧による伸縮力に対する強度に関し
て、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができ
る。
【0051】なお、外側分割固定部品23、内側分割固
定部品21は、3つに分割した部品として構成したが、
組み付け作業に支障なければ分割の態様は問わない。ま
た、ベローズ部2の山部2b、谷部2cの変形を抑制で
きればよいので、嵌合状態で、分割した各部品間に多少
のすきまがあってもかまわない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係るフレキシブルチューブによれば、ベローズ部の端
部や管状部材との固着部分への応力集中を抑制し、ベロ
ーズ部の端部近傍の強度を向上することができる。
【0053】本発明の請求項2に係るフレキシブルチュ
ーブによれば、樹脂の注入によれば、伸縮及び曲げ力に
対して強度を向上することができるだけでなく、ねじれ
力に対してもある程度強度を向上することができる。リ
ング状部材の巻装、螺旋状部材の巻装によれば、ベロー
ズ部の伸縮が抑制され、特に伸縮及び曲げ力に対して強
度を向上することができる。
【0054】本発明の請求項3に係るフレキシブルチュ
ーブによれば、ベローズ部の端部や管状部材との固着部
分への応力集中を抑制し、ベローズ部の端部近傍の強度
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るフレキシブ
ルチューブの構成を示す部分縦断面図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態に係るフレキシブ
ルチューブの構成を示す部分縦断面図である。
【図3】 本発明の第3の実施の形態に係るフレキシブ
ルチューブの構成を示す部分縦断面図である。
【図4】 外側分割固定部品(同図(a))及び内側分
割固定部品(同図(b))の外観斜視図である。
【図5】 従来のフレキシブルチューブの部分縦断面図
である。
【符号の説明】
1 フレキシブルチューブ、 2 ベローズ部、 2a
端部、 2b 山部、 2c 谷部、 2d 外周側
の谷部、 2e 内周側の谷部、 3 管状部材、 4
アウターブレード、 5 外筒部材、 6 溶接部、
7 合成樹脂(抑制部材)、 8 内周用コイル状部
材(螺旋状部材)、 9 外周用コイル状部材(螺旋状
部材)、 21 内側分割固定部品(内側部材)、 2
3 外側分割固定部品(外側部材)
フロントページの続き Fターム(参考) 3G004 BA05 DA14 DA15 EA03 FA08 GA01 GA06 3H111 AA03 BA01 BA15 CA44 CA47 CB27 CB28 CC17 DA26 DB11 DB20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に連続する山部及び谷部を有し該
    山部及び谷部が変形することにより前記軸方向に伸縮可
    能なベローズ部の端部と、管状部材の端部とを、固着し
    て成るフレキシブルチューブにおいて、 前記ベローズ部の前記管状部材に固着された前記端部近
    傍における外周側の谷部及び内周側の谷部の少なくとも
    一方に、前記軸方向に連続する山部及び谷部の変形を抑
    制するための抑制部材を嵌装したことを特徴とするフレ
    キシブルチューブ。
  2. 【請求項2】 前記抑制部材の嵌装は、樹脂の注入、リ
    ング状部材の巻装及び螺旋状部材の巻装の少なくとも1
    つによってなされたことを特徴とする請求項1記載のフ
    レキシブルチューブ。
  3. 【請求項3】 軸方向に連続する山部及び谷部を有し該
    山部及び谷部が変形することにより前記軸方向に伸縮可
    能なベローズ部の端部と、管状部材の端部とを、固着し
    て成るフレキシブルチューブにおいて、 前記ベローズ部の外周側の谷部に嵌合する形状を有し前
    記ベローズ部の前記管状部材に固着された前記端部近傍
    における外周面に嵌合固着された外側部材、及び前記ベ
    ローズ部の内周側の谷部に嵌合する形状を有し前記ベロ
    ーズ部の前記端部近傍における内周面に嵌合固着された
    内側部材の少なくとも一方を備えたことを特徴とするフ
    レキシブルチューブ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002361561A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Shibuya Kogyo Co Ltd ブラスト装置
JP2007029895A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Kurita Engineering Co Ltd 高圧洗浄装置
JP2010019305A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Tofle Co Inc フレキシブルホース及びフレキシブルホースの製造方法
JP2011179555A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Ise Kogyo:Kk 止水装置における環状体の補強装置

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