JP2000310499A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2000310499A
JP2000310499A JP2000040676A JP2000040676A JP2000310499A JP 2000310499 A JP2000310499 A JP 2000310499A JP 2000040676 A JP2000040676 A JP 2000040676A JP 2000040676 A JP2000040676 A JP 2000040676A JP 2000310499 A JP2000310499 A JP 2000310499A
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tube
heat exchange
exchange tube
heat exchanger
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Soichi Kato
宗一 加藤
Katsuji Akiyama
勝司 秋山
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Bosch Automotive Systems Corp
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    • F28D1/03Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
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    • F28D1/0308Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐圧性・耐食性を向上した熱交換チューブを
用いた熱交換器を提供すること。 【解決手段】 内部に媒体を流通する熱交換チューブを
用いた熱交換器において、前記熱交換チューブを形成す
る材料は、アルミニウム及び/又はアルミ合金を芯材と
して、一方の面にろう材が被覆されたプレート状の材料
であり、熱交換チューブは、前記材料のろう材層を被覆
した面を媒体が流通する熱交換チューブの内面とし、前
記材料の犠牲層を被覆した面を熱交換チューブの外周面
として形成し、前記熱交換チューブは、前記プレート状
の材料に当接部を形成して成形するものであって、この
当接部の当接面をろう材層とし、又は、当接面がろう材
層に当接するように形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換チューブの
内部に媒体を流通し、前記媒体の熱交換を行う熱交換器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内部に媒体を流通する熱交換チュ
ーブと、前記熱交換チューブに装着するフィンと、前記
チューブの両端部が連通接続されたタンクから構成され
た熱交換器が知られている。
【0003】一方のタンクから流入した媒体は、各熱交
換チューブに分配されて前記チューブ内部を流通し、前
記チューブ表面及びフィンにおいて媒体の熱伝達がなさ
れた後、他方のタンクから排出される。
【0004】熱交換チューブに装着したフィンは、熱伝
達面積を拡大し、熱交換性能を向上するために設けられ
ている。
【0005】例えば、積層型の熱交換器においては、複
数段積層された熱交換チューブ間にフィンが装着され、
熱伝達面積を拡大する構成となっている。
【0006】これらの熱交換器に用いられる熱交換チュ
ーブは、高温高圧の媒体を内部に流通させるところ、耐
圧性確保のため、チューブ内部の媒体流路に複数の柱部
を設ける場合がある。
【0007】例えば、特公平7−41331号公報は、
ろう材層がクラッドされたアルミニウム製の板材の両側
部を同一方向に折り曲げ、両側部を当接した状態で、チ
ューブ内部に突出させ、前記突出させた当接部の頂部を
チューブの内面にろう付けして、断面θ形状の熱交換チ
ューブを開示している。
【0008】また、特開平6−123571号公報にお
いても、同様に断面θ形状の熱交換チューブが開示され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記熱交換チ
ューブの構成では、一方の面のみにろう材層が被覆され
た材料を用いた場合、互いに当接している部分にろう材
が存在しない部位が生じることとなり、ろう付けにより
チューブを形成するためには、他の部位からろう材を供
給し、又は別途ろう材を供給しなければならない。
【0010】また、前記熱交換チューブの構成では、媒
体流路には一の柱部しか存在しないため、耐圧要求性が
高い場合に耐圧性が確保できないという問題がある。
【0011】また、車両に搭載される熱交換器の場合、
走行中にどろや融雪材等が熱交換器に付着する場合があ
り、熱交換器には、高い耐食性が要求される。
【0012】そこで、本発明は、耐圧性が高く、また、
耐食性の高い熱交換チューブを用いた熱交換器を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、内部に媒体を流通する熱交換チューブを用い
た熱交換器において、前記熱交換チューブを形成する材
料は、アルミニウム及び/又はアルミ合金を芯材とし
て、一方の面にろう材が被覆されたプレート状の材料で
あり、熱交換チューブは、前記材料のろう材層を被覆し
た面を媒体が流通する熱交換チューブの内面とし、前記
材料の犠牲層を被覆した面を熱交換チューブの外周面と
した熱交換器である。
【0014】したがって、熱交換器を構成する熱交換チ
ューブは、高温多湿の外部雰囲気中に晒されるチューブ
の外周面を犠牲層で防食しているため、熱交換チューブ
に形成されやすい孔食等の発生を防止でき、耐食性を向
上した熱交換器を提供することが可能となる。
【0015】本願第2請求項に記載した発明は、前記請
求項1記載の発明において、一又は複数の前記材料を用
いた熱交換チューブにおいて、前記チューブは、前記材
料の端部に当接部を形成し、前記当接部は、前記当接部
の当接面をろう材層で形成し、または、前記当接部の当
接面をろう材層に当接するよう形成した熱交換器であ
る。
【0016】前記当接部には、ろう材層が介在している
ので、別途ろう材を供給する必要なく熱交換チューブを
形成できる。
【0017】本願第3請求項に記載した発明は、前記請
求項1又は2記載の発明において、前記チューブの当接
部は、熱交換チューブの内部で当接し、前記チューブ外
周の幅方向の断面形状は、左右対象の形状となるように
形成した熱交換器である。
【0018】熱交換チューブの内部に当接部を設ける
と、当接部は熱交換チューブの外周から突出することな
く、容易にチューブの幅方向の断面形状を左右対象の形
状に形成することができる。
【0019】熱交換チューブの幅方向の断面形状が左右
対象の形状であると、熱交換チューブをタンクに組付け
る際に方向性がなくなり、組付け作業が容易となる。
【0020】本願第4請求項に記載した発明は、前記請
求項1乃至3いずれか記載の発明において、前記チュー
ブは、前記チューブの上下平面を構成する面の所定部位
を折り曲げて、互いに対向する平面方向に向けて突出す
る柱部を形成し、前記柱部の頂部を互いに対向する内面
に当接した熱交換器である。
【0021】このように、熱交換チューブに柱部を形成
すると、この柱部によって熱交換チューブが補強され、
熱交換器の耐圧性が向上する。
【0022】本願第5請求項に記載した発明は、前記請
求項1乃至4いずれか記載の発明において、前記チュー
ブは、少なくとも二枚のプレート状の材料から形成され
るものであって、一の材料から形成したチューブ構成部
材及び他の材料から形成したチューブ構成部材は、互い
に当接する当接部を備え、前記当接部を熱交換チューブ
の内部で当接した熱交換器である。
【0023】このように、各チューブ構成部材は、チュ
ーブ内部で互いに当接するため、当接部をチューブ外周
から突出させることなく、また、互いのチューブ構成部
材の寸法のばらつきをチューブ内部で吸収して、各チュ
ーブ構成部材の隙間等の発生を防止して、ろう付け接合
する。
【0024】また、前記チューブの外周から当接部が突
出していないため、タンクにチューブを組付ける際の方
向性がなくなり、作業性を向上する。
【0025】本願第6請求項に記載した発明は、前記請
求項1乃至5いずれか記載の発明において、前記前記チ
ューブは、少なくとも二枚のプレート状の材料から形成
されるものであって、一の材料から形成したチューブ構
成部材は、他の材料から形成したチューブ構成部材を繋
止するものである熱交換器である。
【0026】このように、各チューブ構成部材が互いに
繋止し、ろう付けするため、ろう付け時に各チューブ構
成部材が分離してしまったり、前記各構成部材同士がず
れたり、隙間等を生じることなく確実にろう付け接合さ
れてチューブが成形されるため、良品の製造率が向上す
る。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、熱交換器1の概略構成を
示す平面図である。 図1に示すように、本例の熱交換
器1は、熱交換チューブ2とフィン3を交互に積層して
熱交換器1のコアを構成し、これらの積層したチューブ
2の各両端をそれぞれ一対のヘッダパイプ4,5のチュ
ーブ挿入孔6に挿入し、接続している。ヘッダパイプ
4、5の内部には、ヘッダパイプ4,5及び熱交換チュ
ーブにより構成された媒体流路を複数の区画に仕切る仕
切り板7を設けている。また、ヘッダパイプ4,5の上
下開口は、閉塞部材8によって閉塞し、積層されたチュ
ーブ2及びフィン3の両側端には、サイドプレート9を
設けている。一方のヘッダパイプ4には、媒体を熱交換
器1に送給する入口継手10を備え、他方のヘッダパイ
プ5は、媒体を熱交換器1から排出する出口継手11を
備えている。
【0028】熱交換器1は、チューブ2、フィン3及び
ヘッダパイプ4,5、その他の部材を組付けた後、各部
材を構成する材料にクラッドされたろう材により炉中に
おいて、各部材が一体的にろう付けされて熱交換器1を
成形している。
【0029】次に、前述した熱交換器1を構成する部材
である熱交換チューブの具体例について説明する。
【0030】図2は、本例の熱交換チューブ12の概略
構成を示す端面図である。
【0031】図2に示すように、本例の熱交換チューブ
12は、上下に平面を有する断面扁平上に形成してい
る。
【0032】本例の熱交換チューブ12は、一枚のプレ
ートを折り曲げて形成している。本例のプレートは,チ
ューブ内周面となる面にろう材層が被覆されており、チ
ューブの外周面となる面には、例えば、亜鉛が添加され
たJIS A7072の犠牲層が被覆されている。
【0033】すなわち、熱交換チューブ12は、一枚の
プレートを略中央で折り曲げ、前記チューブ12の上下
平面12b,12cとなる面の所定個所に、同一平面を
互いに当接して、対向する平面上に突出する柱部12d
を複数本形成している。
【0034】熱交換チューブ12は、前記柱部12dの
頂部を対向するチューブ内面に当接している。また、プ
レートの端部12e,12fを互いに当接した当接部を
設けている。
【0035】熱交換チューブ12の当接部を構成するプ
レート12e,12f及び柱部12dの頂部は、当接し
ているプレート面に介在するろう材によりろう付け接合
され、熱交換チューブ12を成形する。
【0036】また、熱交換器1を製造する際には、熱交
換チューブ12の上下平面12b,12c間にフィン3
を介装して組み立て、炉中にてろう付け接合する。
【0037】この際に熱交換チューブ12とフィン3を
ろう付けするためのろう材は、あらかじめフィン3にク
ラッドしておいても、ろう材のみを別途熱交換チューブ
12とフィン3のろう付け部に供給しておいてもよい。
【0038】熱交換チューブ12は、チューブ外周面に
芯材よりも電位の卑となる犠牲層が被覆されているた
め、高温多湿の外部空気に晒されても、熱交換チューブ
12の外周面が面一に腐食され、チューブの一部のみの
腐食が進行して発生する孔食を防ぎ、チューブの耐食性
を向上し、熱交換器1の耐久性を向上することができ
る。
【0039】また、熱交換チューブ12は、媒体流路に
複数の柱部12dを設けているため、熱交換チューブ1
2の強度が向上し、耐圧性を向上している。
【0040】次に、他の熱交換チューブの第二の具体例
を説明する。
【0041】チューブを構成するプレートは、前述と同
様にチューブの内周面となる面にろう材層が被覆し、チ
ューブの外周面となる面には、亜鉛が添加されたJIS
A7072の犠牲層を被覆し、前記プレートを二枚用
いて、本例の熱交換チューブ13を構成している。
【0042】すなわち、一方のプレートは第一のチュー
ブ構成部材14を形成し、他方のプレートは第二のチュ
ーブ構成部材15を形成し、第一及び第二のチューブ構
成部材14,15の二分割部材を用いて熱交換チューブ
13を構成している。
【0043】第一のチューブ構成部材14は、プレート
の両側から所定距離離間した部位に円弧状の折り曲げ部
14d,14fを形成し、前記折り曲げ部14d,14
fの間をチューブ13の下平面部14eとしている。
【0044】また、前記折り曲げ部14d,14fの両
側部は、上平面部14c,14gとし、プレートの両端
部に、前記下平面部14e方向に突出する垂直面部14
b,14hを形成し、垂直面部14b,14hの先端に
前記下平面部14eに当接する端面部14a,14jを
形成している。
【0045】第二のチューブ構成部材15は、第一のチ
ューブ構成部材14に用いたプレートよりも幅の狭いプ
レートを用いて形成されており、プレートの両端部を一
方の面に当接した第一及び第二の折畳部15a,15b
を形成し、更に、プレートの略中央の同一面を当接した
第三の折畳部15cを形成する。第一の折畳部15aと
第三の折畳部15eの間及び第二の折畳部15dと第三
の折畳部15eの間は、熱交換チューブ13の上平面を
構成することとなる。
【0046】すなわち、第一,第二,及び第三の折畳部
15a,15b,15cは、同一方向に突出した形状と
なっている。
【0047】熱交換チューブ13は、第一のチューブ構
成部材14の垂直面部14d,14h間に、第二のチュ
ーブ構成部材15を挿入し、第一及び第二の折畳部15
a,15bの両側面を垂直面部14d,14hに当接す
るとともに、前記折畳部15a,15bの頂部を端面部
14a,14jに当接し、また、折畳部15cの頂部を
下平面部14eに当接してチューブ13を形成する。
【0048】熱交換チューブ13は、チューブ13の内
面となる端面部14a,14jと下平面部14eに存在
するろう材と、第一及び第二の折畳部15a,15d及
び第三の折畳部15cに存在するろう材によって、第一
及び第二のチューブ構成部材14,15が互いにろう付
け接合され、熱交換チューブ13を成形する。
【0049】本例の熱交換チューブ13は、前記垂直面
部14b,14h,及び第一,第二及び第三の折畳部1
5a,15b,15cにより、3つの柱部が形成され、
熱交換チューブ13の内部の媒体流路を四つに区画し、
耐圧性を向上している。
【0050】また、熱交換チューブ13は、チューブ1
3を構成する当接部、すなわち、垂直面部14b,14
h及び折畳部15a,15b,15cが、チューブ13
の内部に存在する構成となる。
【0051】したがって、熱交換チューブ13の外周に
は突出した部位がなく、チューブ13を挿入するチュー
ブ挿入孔6を単純形状とすることができ、チューブ13
とヘッダパイプの組付け性がよくなる。
【0052】また、本例の熱交換チューブ13は、幅方
向の断面外形が左右対象となっているため、ヘッダパイ
プにチューブ13を組付ける際に方向性がなくなり、組
付け作業が容易となり作業性が向上する。
【0053】次に、本発明の第三の具体例について説明
する。
【0054】図4は、熱交換チューブ16の概略構成を
示す端面図である。
【0055】本例の熱交換チューブ16は、前述と同様
にチューブの内周面となる面にろう材層を被覆し、チュ
ーブの外周面となる面には、亜鉛が添加されたJIS
A7072の犠牲層を被覆したプレートを二枚用いて形
成している。
【0056】第一のチューブ構成部材17は、プレート
の両側から所定距離離間した部位に円弧状の折り曲げ部
17c,17eを形成し、前記折り曲げ部17c,17
eの間をチューブ16の下平面部17dとしている。
【0057】また、前記折り曲げ部17c,17eの両
側部は、上平面部17b,17fとし、プレートの両端
部を折畳み、下平面部17d方向に突出させた折畳部1
7a,17gを形成している。
【0058】第二のチューブ構成部材18は、第一のチ
ューブ構成部材17に用いたプレートよりも幅の狭いプ
レートを用いている。プレートの略中央の同一面を当接
し、一方向に突出させた折畳部18cを形成し、更に、
プレートの両側部に折畳部18cと同一方向に突出させ
た第一及び第二の垂直面部18b,18dを形成し、前
記垂直面部18b,18dの先端部に下平面部17dに
当接する端面部18a,18eを形成している。
【0059】すなわち、第二のチューブ構成部材18
は、折畳部18c,垂直面部18b,18dが同一方向
に突出している構成となる。また、前記垂直面部18b
と折畳部18cの間及び垂直面部18dと折畳部18c
の間は、チューブ16の上平面部を構成することとな
る。
【0060】前記第一のチューブ構成部材17の折畳部
17a,17gの間に第二のチューブ構成部材18を挿
入し、折畳部17a及び垂直面部18b並びに折畳部1
7g及び垂直面部18dを当接するとともに、折畳部1
8cの頂部を下平面部17dに当接して熱交換チューブ
16を形成する。
【0061】熱交換チューブ16は、端面部18a,1
8eと折畳部18cの頂部に存在するろう材と、第一及
び第二の折畳部17a,17gに存在するろう材によっ
て、第一及び第二のチューブ構成部材17,18が互い
にろう付け接合され、熱交換チューブ16が成形され
る。
【0062】本例の熱交換チューブ16は、前記垂直面
部18b,18d及び折畳部17a,17g並びに折畳
部18cにより、三つの柱部が形成され、熱交換チュー
ブ16の内部の媒体流路を四つに区画し、耐圧性を向上
している。
【0063】また、熱交換チューブ16は、チューブ1
6を構成する当接部、すなわち、垂直面部18b,18
d及び折畳部18c,並びに折畳部17a,17gが、
チューブ16の内部に存在する構成となり、チューブ1
6の幅方向の断面の外周形状が左右対象となっているた
め、チューブ16の方向性がなくなり、組付けが容易と
なる。
【0064】また、第一のチューブ構成部材17の折畳
部17a,17gで、第二のチューブ構成部材18の端
面部18a,18eを繋止する状態となるため、搬送時
やろう付け時に第一及び第二のチューブ構成部材が分離
したりずれたりすることなく、確実ろう付け接合なされ
る。
【0065】したがって、ろう付け不良による媒体洩れ
等を生じることなく、良品の熱交換器を製造することが
可能となる。
【0066】次に、本発明の第四の具体例について説明
する。
【0067】図5は、熱交換チューブ19の概略構成を
示す端面図である。
【0068】本例の熱交換チューブ19は、前述と同様
にチューブの内周面となる面にろう材層を被覆し、チュ
ーブの外周面となる面には、亜鉛が添加されたJIS
A7072の犠牲層を被覆したプレートを二枚用いて形
成している。
【0069】第一のチューブ構成部材20は、プレート
の両側から所定距離離間した部位に円弧状の折り曲げ部
20c,20gを形成し、前記折り曲げ部20c,20
gの間をチューブ19の下平面部20dとしている。
【0070】また、前記折り曲げ部20c,20gの両
側部は、上平面部20b,20hとし、プレートの両端
部を下平面部20d方向に折り曲げた垂直面部20a,
20iを形成している。
【0071】また、垂直面部20a,20iに当接する
ような形状で、上平面部方向に突出した折畳部20e,
20fを形成している。
【0072】第二のチューブ構成部材21は、第一のチ
ューブ構成部材17に用いたプレートよりも幅の狭いプ
レートを用いてプレートの略中央の同一面を当接し、一
方向に突出させた折畳部21cを形成し、プレートの両
側部に折畳部21cと同一方向に突出させた第一及び第
二の垂直面部21a,21bを形成している。
【0073】すなわち、第二のチューブ構成部材21
は、折畳部21c,垂直面部21a,21bが同一方向
に突出している構成となる。また、前記垂直面部21a
及び折畳部21cの間並びに垂直面部21b及び折畳部
21cの間は、チューブ19の上平面部を構成すること
となる。
【0074】前記第一のチューブ構成部材20の折畳部
20e,20fの間に第二のチューブ構成部材21を挿
入し、折畳部20e及び垂直面部21a並びに折畳部2
0f及び垂直面部21bを当接するとともに、折畳部2
1cの頂部を下平面部20dに当接して熱交換チューブ
19を形成する。
【0075】熱交換チューブ19は、第一のチューブ構
成部材20の折畳部20e,20fに存在するろう材
と、第二のチューブ構成部材21の折畳部21cに存在
するろう材によって、第一及び第二のチューブ構成部材
20,21が互いにろう付け接合され、熱交換チューブ
19が成形される。
【0076】本例の熱交換チューブ19は、前記垂直面
部20a,20i及び折畳部20e,20f、並びに垂
直面部21a,21b及び折畳部21cにより、三つの
柱部が形成され、熱交換チューブ19の内部の媒体流路
を四つに区画し、耐圧性を向上している。
【0077】また、熱交換チューブ19は、チューブ1
9を構成する当接部、すなわち、前記垂直面部20a,
20i及び折畳部20e,20f、並びに垂直面部21
a,21b及び折畳部21cが、チューブ19の内部に
存在する構成となり、幅方向の断面の外周形状が左右対
象となっているため、チューブの方向性がなくなり、組
付けが容易となる。
【0078】また、本例の熱交換チューブ19は、第一
及び第二のチューブ構成部材20,21の端面(すなわ
ち、垂直面部20a,20i,21a,21bの先端
部)を全て下平面部20dに当接しているため、チュー
ブ構成部材20,21の寸法のばらつきを吸収して、チ
ューブ19の成形性を向上している。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、内部に
媒体を流通する熱交換チューブを用いた熱交換器におい
て、前記熱交換チューブを形成する材料は、アルミニウ
ム及び/又はアルミ合金を芯材として、一方の面にろう
材が被覆されたプレート状の材料であり、熱交換チュー
ブは、前記材料のろう材層を被覆した面を媒体が流通す
る熱交換チューブの内面とし、前記材料の犠牲層を被覆
した面を熱交換チューブの外周面とした熱交換器であ
る。
【0080】熱交換器を構成する熱交換チューブは、高
温多湿の外部雰囲気中に晒されるチューブの外周面を犠
牲層で防食しているため、熱交換チューブに形成されや
すい孔食等の発生を防止し、熱交換器の耐食性を向上す
る。
【0081】また、前記熱交換チューブは、チューブの
当接部の当接面をろう材層で形成し、または、ろう材層
に当接する当接面を形成するため、別途ろう材を供給す
る必要なく熱交換チューブを形成できる。
【0082】前記熱交換チューブは、前記当接部をチュ
ーブ内部で当接し、前記チューブ外周の幅方向の断面形
状が左右対象の形状となるように形成しているため、チ
ューブの外周から突出する部位を存在させず、チューブ
の方向性がなくなるため、組付け作業が容易となる。
【0083】前記熱交換チューブは、チューブの内部に
柱部を形成し、この柱部によって熱交換チューブを補強
し、熱交換器の耐圧性を向上している。
【0084】また、前記熱交換チューブが二枚のプレー
ト状の材料から構成される場合、各チューブ構成部材の
当接部をチューブの内部で当接し、各チューブ構成部材
の寸法のばらつきをチューブ内部で吸収して、チューブ
の成形性を向上し、良品の熱交換器を製造することがで
きる。
【0085】また、各チューブ構成部材を互いに繋止す
る形状に形成すると、ろう付け時に、各チューブ構成部
材が分離してしまったり、前記各構成部材同士がずれた
り、隙間等を生じることなく確実にろう付け接合されて
チューブが成形されるため、熱交換器の良品の製造率が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例に係り、熱交換器の概略構成を
示す図である。
【図2】本発明の具体例に係り、熱交換チューブの端面
を示す図である。
【図3】本発明の第二の具体例に係り、熱交換チューブ
の端面を示す図である。
【図4】本発明の第三の具体例に係り、熱交換チューブ
の端面を示す図である。
【図5】本発明の第四の具体例に係り、熱交換チューブ
の端面を示す図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 チューブ 3 フィン 4 ヘッダパイプ 5 ヘッダパイプ 6 チューブ挿入孔 7 仕切り板 8 閉塞部材 9 サイドプレート 10 入口継手 11 出口継手 12 チューブ 12b 上平面部 12c 下平面部 12d 柱部 12e 端部 12f 端部 13 熱交換チューブ 14 第一のチューブ構成部材 14a 端面部 14b 垂直面部 14c 上平面部 14d 折り曲げ部 14e 下平面部 14f 折り曲げ部 14g 上平面部 14h 垂直面部 14i 端面部 15 第二のチューブ構成部材 15a 折畳部 15b 折畳部 15c 折畳部 16 熱交換チューブ 17 第一のチューブ構成部材 17a 折畳部 17b 上平面部 17c 折り曲げ部 17d 下平面部 17e 折り曲げ部 17f 上平面部 17g 折畳部 18 第二のチューブ構成部材 18a 端面部 18b 垂直面部 18c 折畳部 18d 垂直面部 18e 端面部 19 熱交換チューブ 20 第一のチューブ構成部材 20a 折り曲げ部 20b 上平面部 20c 折り曲げ部 20d 下平面部 20e 折畳部 20f 折畳部 20g 折り曲げ部 20h 上平面部 20i 折り曲げ部 21 第二のチューブ構成部材 21a 垂直面部 21b 垂直面部 21c 折畳部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に媒体を流通する熱交換チューブを
    用いた熱交換器において、 前記熱交換チューブを形成する材料は、アルミニウム及
    び/又はアルミ合金を芯材として、一方の面にろう材が
    被覆されたプレート状の材料であり、 熱交換チューブは、前記材料のろう材層を被覆した面を
    媒体が流通する熱交換チューブの内面とし、前記材料の
    犠牲層を被覆した面を熱交換チューブの外周面としたこ
    とを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 一又は複数の前記材料を用いた熱交換チ
    ューブにおいて、前記チューブは、前記材料の端部に当
    接部を形成し、 前記当接部は、前記当接部の当接面をろう材層で形成
    し、または、前記当接部の当接面をろう材層に当接する
    よう形成したことを特徴とする前記請求項1記載の熱交
    換器。
  3. 【請求項3】 前記チューブの当接部は、熱交換チュー
    ブの内部で当接し、 前記チューブ外周の幅方向の断面形状は、左右対象の形
    状となるように形成したことを特徴とする前記請求項1
    又は2記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記チューブは、前記チューブの上下平
    面を構成する面の所定部位を折り曲げて、互いに対向す
    る平面方向に向けて突出する柱部を有し、 前記柱部の頂部を互いに対向する内面に当接したことを
    特徴とする前記請求項1乃至3いずれか記載の熱交換
    器。
  5. 【請求項5】 前記チューブは、少なくとも二枚のプレ
    ート状の材料から形成されるものであって、 一の材料から形成したチューブ構成部材及び他の材料か
    ら形成したチューブ構成部材は、互いに当接する当接部
    を備え、前記当接部を熱交換チューブの内部で当接した
    ことを特徴とする前記請求項1乃至4いずれか記載の熱
    交換器。
  6. 【請求項6】 前記チューブは、少なくとも二枚のプレ
    ート状の材料から形成されるものであって、 一の材料から形成したチューブ構成部材は、他の材料か
    ら形成したチューブ構成部材を繋止するものであること
    を特徴とする前記請求項1乃至5いずれか記載の熱交換
    器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002228369A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Toyo Radiator Co Ltd 熱交換器用偏平チューブおよび熱交換器の製造方法
JP2003014203A (ja) * 2001-06-27 2003-01-15 Maruyasu Industries Co Ltd 過熱蒸気発生装置
JP2009127995A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Furukawa Sky Kk 熱交換器用チューブ及びこれと外部フィンとを結合した熱交換器
US20240230239A9 (en) * 2022-10-20 2024-07-11 Shinhan Apex Corporation Plate-type heat exchanger and method for fabricating the same

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