JP2000310793A - 液晶素子 - Google Patents
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- JP2000310793A JP2000310793A JP12118299A JP12118299A JP2000310793A JP 2000310793 A JP2000310793 A JP 2000310793A JP 12118299 A JP12118299 A JP 12118299A JP 12118299 A JP12118299 A JP 12118299A JP 2000310793 A JP2000310793 A JP 2000310793A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自発分極を有する液晶をアクティブマトリク
ス方式により駆動する液晶素子において、上下基板での
ショートや配向性の劣化を生じない大きな容量値の補助
容量を設ける。 【解決手段】 画素電極3と面積がほぼ等しい補助容量
電極2を、画素電極3下に形成することにより、画素電
極内に段差が発生するのを防止し、さらに、セルギャッ
プの制御を、画素間に設けた隔壁18によって行なう。
ス方式により駆動する液晶素子において、上下基板での
ショートや配向性の劣化を生じない大きな容量値の補助
容量を設ける。 【解決手段】 画素電極3と面積がほぼ等しい補助容量
電極2を、画素電極3下に形成することにより、画素電
極内に段差が発生するのを防止し、さらに、セルギャッ
プの制御を、画素間に設けた隔壁18によって行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータのディスプレイ等に用いられる液晶素子に関し、
特に、スイッチング素子を用いたアクティブマトリクス
方式の液晶素子に関する。
ュータのディスプレイ等に用いられる液晶素子に関し、
特に、スイッチング素子を用いたアクティブマトリクス
方式の液晶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置に用いられる液晶として
は、ネマチック液晶、スメクチック液晶、高分子分散型
液晶等、様々な液晶材料が用いられているが、アクティ
ブマトリクス方式の液晶素子で実用化されているものの
ほとんどは、ネマチック液晶を用いたTN(ツイステッ
ドネマチック)モードを用いている。
は、ネマチック液晶、スメクチック液晶、高分子分散型
液晶等、様々な液晶材料が用いられているが、アクティ
ブマトリクス方式の液晶素子で実用化されているものの
ほとんどは、ネマチック液晶を用いたTN(ツイステッ
ドネマチック)モードを用いている。
【0003】図8は従来のアクティブマトリクス方式の
TN型液晶素子の1画素の構成を模式的に示す断面図で
ある。図中、1a及び1bは基板、2は補助容量電極、
3は画素電極、4はパッシベーション膜、5a及び5b
は配向膜、6は対向電極、10は薄膜トランジスタ(T
FT)、101はTN液晶、102はスペーサである。
TFT10は、ゲート電極11と、ゲート絶縁膜12
と、i型半導体層13と、ブロッキング層14と、オー
ミックコンタクト層15と、ソース電極16と、ドレイ
ン電極17とから構成されている。
TN型液晶素子の1画素の構成を模式的に示す断面図で
ある。図中、1a及び1bは基板、2は補助容量電極、
3は画素電極、4はパッシベーション膜、5a及び5b
は配向膜、6は対向電極、10は薄膜トランジスタ(T
FT)、101はTN液晶、102はスペーサである。
TFT10は、ゲート電極11と、ゲート絶縁膜12
と、i型半導体層13と、ブロッキング層14と、オー
ミックコンタクト層15と、ソース電極16と、ドレイ
ン電極17とから構成されている。
【0004】基板1a側はアクティブマトリクス基板で
あり、二次元状にマトリクス配置した画素毎に、画素電
極3とTFT10とが形成されている。また、画素電極
3に部分的に対向して補助容量電極2がゲート絶縁層1
2を介して形成され、TN液晶101と並列に補助容量
が接続されている。
あり、二次元状にマトリクス配置した画素毎に、画素電
極3とTFT10とが形成されている。また、画素電極
3に部分的に対向して補助容量電極2がゲート絶縁層1
2を介して形成され、TN液晶101と並列に補助容量
が接続されている。
【0005】また、基板1b側は対向基板で、全画素共
通或いは走査ライン毎に共通の対向電極6が形成されて
いる。
通或いは走査ライン毎に共通の対向電極6が形成されて
いる。
【0006】上記アクティブマトリクス基板と対向基板
はそれぞれ対向面にラビング等の配向処理が施された配
向膜5a、5bが形成され、スペーサ102を介して対
向配置してTN液晶102を挟持し、周囲を不図示のシ
ール材で封止して構成される。また、当該液晶素子の外
側にはそれぞれ偏光板を配置して用いる。
はそれぞれ対向面にラビング等の配向処理が施された配
向膜5a、5bが形成され、スペーサ102を介して対
向配置してTN液晶102を挟持し、周囲を不図示のシ
ール材で封止して構成される。また、当該液晶素子の外
側にはそれぞれ偏光板を配置して用いる。
【0007】TNモードは、その応答速度が低いことと
視野角特性が狭いために、画質上の問題があった。そこ
で、強誘電性或いは反強誘電性液晶などのスメクチック
液晶の高速で且つ広い視野角特性を生かして、アクティ
ブマトリクスで駆動する液晶素子の研究がなされてき
た。
視野角特性が狭いために、画質上の問題があった。そこ
で、強誘電性或いは反強誘電性液晶などのスメクチック
液晶の高速で且つ広い視野角特性を生かして、アクティ
ブマトリクスで駆動する液晶素子の研究がなされてき
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図8に示した従来のア
クティブマトリクス方式のTN型液晶素子においては、
補助容量を形成する補助容量電極2は、TFT10のゲ
ート電極11のオン・オフ時に容量結合により生じるレ
ベル変動を画像に影響しない範囲に抑え、液晶抵抗によ
る電荷の低減を実際上問題のないレベルに低減するため
に形成される。よって、通常、補助容量は液晶容量の4
倍程度であり、画素面積Sの1/20程度の面積の補助
容量電極で形成することができるため、画素電極3の一
部か或いは該電極とは重ならない領域に形成されてい
た。
クティブマトリクス方式のTN型液晶素子においては、
補助容量を形成する補助容量電極2は、TFT10のゲ
ート電極11のオン・オフ時に容量結合により生じるレ
ベル変動を画像に影響しない範囲に抑え、液晶抵抗によ
る電荷の低減を実際上問題のないレベルに低減するため
に形成される。よって、通常、補助容量は液晶容量の4
倍程度であり、画素面積Sの1/20程度の面積の補助
容量電極で形成することができるため、画素電極3の一
部か或いは該電極とは重ならない領域に形成されてい
た。
【0009】しかしながら、自発分極を有する強誘電性
液晶や反強誘電性液晶の場合、当該自発分極値に応じた
補助容量が必要となる。自発分極を有する液晶の場合、
液晶のスイッチングに伴って自発分極の反転による反転
電流が発生し、該電流によって液晶容量に供給された電
荷が消費される。
液晶や反強誘電性液晶の場合、当該自発分極値に応じた
補助容量が必要となる。自発分極を有する液晶の場合、
液晶のスイッチングに伴って自発分極の反転による反転
電流が発生し、該電流によって液晶容量に供給された電
荷が消費される。
【0010】例えば強誘電性液晶のスイッチングに必要
な電荷量Qを、液晶に印加される電圧をV、画素電極面
積をS、液晶の自発分極をPsとすると、 Q=V・Clc+2Ps・S である。一方、TN液晶の場合はQ=V・Clcであるの
で、強誘電性液晶の場合には自発分極に応じた電荷量が
余分に必要となる。アクティブマトリクス方式で駆動す
る場合には、TFTのオン期間に必要な電荷量が供給さ
れない場合には、所望の表示ができなくなる。従って強
誘電性液晶をアクティブマトリクス方式で駆動する場合
には、短時間で大量の電荷を蓄積するために、大きな充
電能力を持ったTFTが必要となる。
な電荷量Qを、液晶に印加される電圧をV、画素電極面
積をS、液晶の自発分極をPsとすると、 Q=V・Clc+2Ps・S である。一方、TN液晶の場合はQ=V・Clcであるの
で、強誘電性液晶の場合には自発分極に応じた電荷量が
余分に必要となる。アクティブマトリクス方式で駆動す
る場合には、TFTのオン期間に必要な電荷量が供給さ
れない場合には、所望の表示ができなくなる。従って強
誘電性液晶をアクティブマトリクス方式で駆動する場合
には、短時間で大量の電荷を蓄積するために、大きな充
電能力を持ったTFTが必要となる。
【0011】TN液晶と強誘電性液晶で必要な補助容量
電極の面積を表1に示す。表1においては、TN液晶も
強誘電性液晶1〜4も比誘電率εを5、液晶に印加され
る最大駆動電圧を5V、画素電極面積S=100μm×
300μmとし、容量の異なる補助容量に対して、画素
電極面積の何倍の補助容量電極が必要かを示した。。
電極の面積を表1に示す。表1においては、TN液晶も
強誘電性液晶1〜4も比誘電率εを5、液晶に印加され
る最大駆動電圧を5V、画素電極面積S=100μm×
300μmとし、容量の異なる補助容量に対して、画素
電極面積の何倍の補助容量電極が必要かを示した。。
【0012】
【表1】
【0013】強誘電性液晶においては、自発分極の反転
によって発生する反転電流で消費される電荷=2Ps・
Sを合わせて補助容量に蓄積することになる。従って、
自発分極の大きな液晶でεが5〜20程度の絶縁膜を用
いた場合には、表1に示すように、画素電極面積に近い
面積の補助容量電極を形成し、画素電極内に補助容量を
形成する必要がある。しかしながら、画素電極内に大き
な補助容量を形成した場合には、次のような問題点があ
った。
によって発生する反転電流で消費される電荷=2Ps・
Sを合わせて補助容量に蓄積することになる。従って、
自発分極の大きな液晶でεが5〜20程度の絶縁膜を用
いた場合には、表1に示すように、画素電極面積に近い
面積の補助容量電極を形成し、画素電極内に補助容量を
形成する必要がある。しかしながら、画素電極内に大き
な補助容量を形成した場合には、次のような問題点があ
った。
【0014】(1)画素電極下に補助容量電極を形成す
るために、その上層に形成された画素電極の平面平滑性
が低下し、液晶配向性が劣る。具体的には、画素電極の
一部に補助容量による段差が生じると、容量の作り込み
方法にもよるが、ITO層一層で1000〜2000
Å、二層では4000Åに近い段差が生じてしまい、配
向乱れを生じてしまう。
るために、その上層に形成された画素電極の平面平滑性
が低下し、液晶配向性が劣る。具体的には、画素電極の
一部に補助容量による段差が生じると、容量の作り込み
方法にもよるが、ITO層一層で1000〜2000
Å、二層では4000Åに近い段差が生じてしまい、配
向乱れを生じてしまう。
【0015】(2)大きな容量を作るために、薄い絶縁
膜を大面積で用いるため、上下ショートを起こし易い。
膜を大面積で用いるため、上下ショートを起こし易い。
【0016】(3)スメクチック液晶の最適ギャップ
は、TN液晶の約6μm程度に比べ、1〜2μmと狭い
ため、ギャップが出しにくく、ギャップ材を分散してセ
ル組立を行なうとギャップ材のダメージによって、補助
容量にショートやリークが発生する場合があった。
は、TN液晶の約6μm程度に比べ、1〜2μmと狭い
ため、ギャップが出しにくく、ギャップ材を分散してセ
ル組立を行なうとギャップ材のダメージによって、補助
容量にショートやリークが発生する場合があった。
【0017】(4)図8の構成の液晶素子のTN液晶1
01にかわってスメクチック液晶を用いた場合、TN液
晶では問題のなかった最適ギャップを形成しようとする
と、TFT10部が最も厚くその高さが画素電極3部よ
りも高いために、TFT10部がギャップを決める要因
となってしまう。液晶セルのギャップを出すためには、
セル内にはスペーサ102が配置されるが、ギャップを
出すために基板1a及び1bに力を加えすぎると、スペ
ーサ102がTFT10を損傷する、画素電極3のIT
O膜を損傷して上下ショートを発生させる、或いは、補
助容量に上下ショートを発生させる、スペーサ102自
体が割れて配向不良を発生させる、などの問題を生じ
る。その結果、表示むらやコントラスト低下の原因とな
っていた。
01にかわってスメクチック液晶を用いた場合、TN液
晶では問題のなかった最適ギャップを形成しようとする
と、TFT10部が最も厚くその高さが画素電極3部よ
りも高いために、TFT10部がギャップを決める要因
となってしまう。液晶セルのギャップを出すためには、
セル内にはスペーサ102が配置されるが、ギャップを
出すために基板1a及び1bに力を加えすぎると、スペ
ーサ102がTFT10を損傷する、画素電極3のIT
O膜を損傷して上下ショートを発生させる、或いは、補
助容量に上下ショートを発生させる、スペーサ102自
体が割れて配向不良を発生させる、などの問題を生じ
る。その結果、表示むらやコントラスト低下の原因とな
っていた。
【0018】このような狭いギャップで生じる問題を解
決するために、TFTや画素電極上に平坦化膜を形成す
ることも行なわれているが、TFT上に厚い平坦化膜を
形成すると画素電極と液晶との間隔が広くなり、平坦化
膜による電圧降下のために、液晶に印加される電圧が相
対的に低下するので、駆動電圧を高くしなければならな
い。また、このような構成において焼き付き現象を引き
起こすことも報告されている。
決するために、TFTや画素電極上に平坦化膜を形成す
ることも行なわれているが、TFT上に厚い平坦化膜を
形成すると画素電極と液晶との間隔が広くなり、平坦化
膜による電圧降下のために、液晶に印加される電圧が相
対的に低下するので、駆動電圧を高くしなければならな
い。また、このような構成において焼き付き現象を引き
起こすことも報告されている。
【0019】本発明の目的は、自発分極を有し、大きな
補助容量が必要な液晶をアクティブマトリクス方式によ
って駆動する液晶素子において、良好な配向性を有し、
上下ショートを防止した信頼性の高い素子を提供するこ
とにある。
補助容量が必要な液晶をアクティブマトリクス方式によ
って駆動する液晶素子において、良好な配向性を有し、
上下ショートを防止した信頼性の高い素子を提供するこ
とにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の基板間
に自発分極を有する液晶を挟持してなり、二次元状に配
置した画素毎にスイッチング素子と画素電極を配し、該
スイッチング素子により各画素電極への信号印加を制御
するアクティブマトリクス方式の液晶素子であって、上
記画素毎に、画素電極と面積が略等しく且つ該画素電極
に重なる補助容量電極を絶縁層を介して該画素電極の基
板側に形成し、該画素電極下に補助容量を形成したこと
を特徴とする液晶素子である。
に自発分極を有する液晶を挟持してなり、二次元状に配
置した画素毎にスイッチング素子と画素電極を配し、該
スイッチング素子により各画素電極への信号印加を制御
するアクティブマトリクス方式の液晶素子であって、上
記画素毎に、画素電極と面積が略等しく且つ該画素電極
に重なる補助容量電極を絶縁層を介して該画素電極の基
板側に形成し、該画素電極下に補助容量を形成したこと
を特徴とする液晶素子である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明においては、補助容量電極
を画素電極と略同じにすることで、画素電極内における
段差をなくし、配向性を低下させることなく大きな容量
の補助容量を形成することができる。また、本発明にお
いては、画素電極下に平坦化膜を形成することにより、
大面積の補助容量に対して外力に対するバリアーとする
ことができるため、上下ショートを低減することができ
る。同時に、該平坦化膜によって平滑化した上に画素電
極を形成することにより、配向性を向上させることがで
きる。
を画素電極と略同じにすることで、画素電極内における
段差をなくし、配向性を低下させることなく大きな容量
の補助容量を形成することができる。また、本発明にお
いては、画素電極下に平坦化膜を形成することにより、
大面積の補助容量に対して外力に対するバリアーとする
ことができるため、上下ショートを低減することができ
る。同時に、該平坦化膜によって平滑化した上に画素電
極を形成することにより、配向性を向上させることがで
きる。
【0022】さらに本発明においては、隔壁によってセ
ルギャップを形成することにより、大きな補助容量を形
成したことによる上下ショートや画素電極のダメージを
防止することができると同時に、上下基板の固定を強固
にすることができ、耐衝撃性に劣るスメクチック液晶に
おいても耐衝撃性を改善することができる。
ルギャップを形成することにより、大きな補助容量を形
成したことによる上下ショートや画素電極のダメージを
防止することができると同時に、上下基板の固定を強固
にすることができ、耐衝撃性に劣るスメクチック液晶に
おいても耐衝撃性を改善することができる。
【0023】以下に具体的な実施形態を示し、本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0024】[実施形態1]図1に本発明の液晶素子の
一実施形態の構成を模式的に示す断面図を示す。図1の
(a)は1画素分の断面図であり、(b)は(a)の矢
印A点の紙面に垂直な方向の断面図である。図1中、先
に説明した図8と同じ部材には同じ符号を付す。図1に
おいて、7は自発分極を有する液晶、18は隔壁であ
る。
一実施形態の構成を模式的に示す断面図を示す。図1の
(a)は1画素分の断面図であり、(b)は(a)の矢
印A点の紙面に垂直な方向の断面図である。図1中、先
に説明した図8と同じ部材には同じ符号を付す。図1に
おいて、7は自発分極を有する液晶、18は隔壁であ
る。
【0025】また、図2には当該実施形態の電気的な等
価回路を示す図であり、便宜上4×4画素について記載
している。図2中、21は補助容量、22は液晶容量、
23は走査信号線、24は情報信号線、25は補助容量
を形成する補助容量電極を接地するための引き出し線で
ある。
価回路を示す図であり、便宜上4×4画素について記載
している。図2中、21は補助容量、22は液晶容量、
23は走査信号線、24は情報信号線、25は補助容量
を形成する補助容量電極を接地するための引き出し線で
ある。
【0026】本発明の液晶素子は、アクティブマトリク
ス方式で駆動するもので、図1に示すように、平行に配
置された一対の基板1a、1bとの間に液晶7を挟持し
てなり、通常、不図示の偏光板をそれぞれの基板1a、
1bの外側に配置して用いる。
ス方式で駆動するもので、図1に示すように、平行に配
置された一対の基板1a、1bとの間に液晶7を挟持し
てなり、通常、不図示の偏光板をそれぞれの基板1a、
1bの外側に配置して用いる。
【0027】基板1a、1bは絶縁性基板で、通常、ガ
ラス板が用いられるが、必要な透明性と強度が得られれ
ば、プラスチック基板も用いることができる。基板1a
(アクティブマトリクス基板)には、複数の画素が二次
元状にマトリクス配置し、各画素毎にITO等の透明導
電膜材料からなる画素電極3と、該画素電極3にドレイ
ン電極17を接続されたTFT10とが配列形成されて
いる。各画素のTFT10のゲート電極11は走査信号
線23に、ソース電極16は情報信号線24にそれぞれ
接続され、外部よりコントロールされる。
ラス板が用いられるが、必要な透明性と強度が得られれ
ば、プラスチック基板も用いることができる。基板1a
(アクティブマトリクス基板)には、複数の画素が二次
元状にマトリクス配置し、各画素毎にITO等の透明導
電膜材料からなる画素電極3と、該画素電極3にドレイ
ン電極17を接続されたTFT10とが配列形成されて
いる。各画素のTFT10のゲート電極11は走査信号
線23に、ソース電極16は情報信号線24にそれぞれ
接続され、外部よりコントロールされる。
【0028】図1に示すように、TFT10及び画素電
極3上には、パッシベーション膜4が形成されている
が、この膜は、本実施形態では保護膜として機能する
が、後述の実施形態では絶縁層と兼用の平坦化膜として
形成される。
極3上には、パッシベーション膜4が形成されている
が、この膜は、本実施形態では保護膜として機能する
が、後述の実施形態では絶縁層と兼用の平坦化膜として
形成される。
【0029】本発明においては、各画素毎に、画素電極
3と面積が略等しい補助容量電極2が形成され、補助容
量2を形成している。補助容量2は、液晶容量3と並列
に接続されることになる。これらの上にパッシベーショ
ン膜17として、SiN、SiO2 などによる層が全面
に形成され、さらにその上に、ポリイミドなどからなり
表面にラビング処理などの配向処理が施された配向膜5
aが形成されている。
3と面積が略等しい補助容量電極2が形成され、補助容
量2を形成している。補助容量2は、液晶容量3と並列
に接続されることになる。これらの上にパッシベーショ
ン膜17として、SiN、SiO2 などによる層が全面
に形成され、さらにその上に、ポリイミドなどからなり
表面にラビング処理などの配向処理が施された配向膜5
aが形成されている。
【0030】一方、基板1b(対向基板)には、画素電
極3に対して一定の基準電圧が印加される透明な対向電
極6が形成され、その上には表面に配向処理が施された
配向膜5bが形成されている。
極3に対して一定の基準電圧が印加される透明な対向電
極6が形成され、その上には表面に配向処理が施された
配向膜5bが形成されている。
【0031】上記アクティブマトリクス基板と対向基板
は、外周部において枠状のシール材(不図示)を介して
接着され、両基板とシール材に囲まれた領域に液晶7が
封入される。液晶7としては、強誘電性や反強誘電性を
示すスメクチック液晶など、自発分極を有する液晶が用
いられる。これらの液晶を、その螺旋ピッチよりも小さ
いセルギャップで封入することにより、液晶によって、
単安定や2安定、3安定、或いはヒステリシス特性のな
い、いわゆる無しきい値の電気光学特性を持たせること
ができる。セルギャップは、隔壁18によって一定に保
たれる。隔壁18は、例えば図1(b)に示されるよう
に、画素電極間を走査信号線に沿ってストライプ状に形
成される。
は、外周部において枠状のシール材(不図示)を介して
接着され、両基板とシール材に囲まれた領域に液晶7が
封入される。液晶7としては、強誘電性や反強誘電性を
示すスメクチック液晶など、自発分極を有する液晶が用
いられる。これらの液晶を、その螺旋ピッチよりも小さ
いセルギャップで封入することにより、液晶によって、
単安定や2安定、3安定、或いはヒステリシス特性のな
い、いわゆる無しきい値の電気光学特性を持たせること
ができる。セルギャップは、隔壁18によって一定に保
たれる。隔壁18は、例えば図1(b)に示されるよう
に、画素電極間を走査信号線に沿ってストライプ状に形
成される。
【0032】図1に示されるように、本実施形態では補
助容量電極2を画素電極3と同じ面積で形成したため、
画素電極3内に段差がなく、配向性が良い。また、スペ
ーサを用いず、隔壁18を隣接する画素電極間に形成し
たことにより、スペーサによる画素電極3の損傷や、補
助容量電極とのショート、上下電極間でのショートが防
止される。また、隔壁18自体が上下基板の圧力でつぶ
れることもなく、素子の耐衝撃性が向上する。
助容量電極2を画素電極3と同じ面積で形成したため、
画素電極3内に段差がなく、配向性が良い。また、スペ
ーサを用いず、隔壁18を隣接する画素電極間に形成し
たことにより、スペーサによる画素電極3の損傷や、補
助容量電極とのショート、上下電極間でのショートが防
止される。また、隔壁18自体が上下基板の圧力でつぶ
れることもなく、素子の耐衝撃性が向上する。
【0033】本実施形態では、補助容量電極2を画素電
極3の下に全面に形成しているため、パッシベーション
膜4を平坦化膜として厚くすることなく、2000〜4
000Å程度存在するTFT10と画素電極3との高さ
の差を低減することができ、その結果、セルギャップの
安定性を高めることができる。
極3の下に全面に形成しているため、パッシベーション
膜4を平坦化膜として厚くすることなく、2000〜4
000Å程度存在するTFT10と画素電極3との高さ
の差を低減することができ、その結果、セルギャップの
安定性を高めることができる。
【0034】次に本実施形態の液晶素子の製造方法の一
例を説明する。
例を説明する。
【0035】先ず、ガラス基板1a上に全面にCr、A
lなどの金属膜をスパッタ膜により500〜2000Å
形成し、この金属膜をフォトリソグラフィによってパタ
ーニングしてゲート電極11と走査信号線23を形成す
る。
lなどの金属膜をスパッタ膜により500〜2000Å
形成し、この金属膜をフォトリソグラフィによってパタ
ーニングしてゲート電極11と走査信号線23を形成す
る。
【0036】次に、上記基板全面にITOを1500Å
スパッタ法により成膜し、パターニングして補助容量電
極2を形成する。
スパッタ法により成膜し、パターニングして補助容量電
極2を形成する。
【0037】さらに、上記基板全面に厚さ2000〜4
000Åのシリコン窒化膜(SiN)等からなるゲート
絶縁膜12をCVD等によって形成する。このゲート絶
縁膜12は、全てのTFTに共通に形成される。ゲート
絶縁膜12上にi型(真性)半導体層(例えばi型アモ
ルファスシリコン層或いはi型ポリシリコン層)13を
300〜700Å堆積し、その上に、基板全面に厚さ1
000〜2000Åのシリコン窒化膜層を形成し、これ
をパターニングしてi型半導体層13のチャネル領域を
エッチングから保護するためのブロッキング層14を形
成する。次に、厚さ300〜1000Åのn型の高濃度
シリコン層を形成し、これをパターニングしてオーミッ
クコンタクト層15を形成する。
000Åのシリコン窒化膜(SiN)等からなるゲート
絶縁膜12をCVD等によって形成する。このゲート絶
縁膜12は、全てのTFTに共通に形成される。ゲート
絶縁膜12上にi型(真性)半導体層(例えばi型アモ
ルファスシリコン層或いはi型ポリシリコン層)13を
300〜700Å堆積し、その上に、基板全面に厚さ1
000〜2000Åのシリコン窒化膜層を形成し、これ
をパターニングしてi型半導体層13のチャネル領域を
エッチングから保護するためのブロッキング層14を形
成する。次に、厚さ300〜1000Åのn型の高濃度
シリコン層を形成し、これをパターニングしてオーミッ
クコンタクト層15を形成する。
【0038】続いて、画素電極3となるITOを全面に
700Åの厚みにスパッタ法で形成し、これをパターニ
ングして画素電極3を形成する。基板全面に厚さ300
〜700ÅのCr層と1500〜2500ÅのAl層を
順次堆積し、パターニングしてソース電極16とドレイ
ン電極17、及びソース電極16が接続した情報信号線
24を形成する。
700Åの厚みにスパッタ法で形成し、これをパターニ
ングして画素電極3を形成する。基板全面に厚さ300
〜700ÅのCr層と1500〜2500ÅのAl層を
順次堆積し、パターニングしてソース電極16とドレイ
ン電極17、及びソース電極16が接続した情報信号線
24を形成する。
【0039】次に、CVDにより、パッシベーション膜
4を5000Å形成した後、ポリイミド等を印刷により
400Å程度の厚さに塗布して200〜250℃の温度
で焼成し、ラビング等によって配向処理を施して配向膜
5aを形成する。
4を5000Å形成した後、ポリイミド等を印刷により
400Å程度の厚さに塗布して200〜250℃の温度
で焼成し、ラビング等によって配向処理を施して配向膜
5aを形成する。
【0040】TFT10と画素電極3のそれぞれの領域
での高低差は、従来であれば、500〜2000Å(ゲ
ート電極11)+300〜700Å(i型半導体層)+
1000〜2000Å(ブロッキング層14)+300
〜1000Å(オーミックコンタクト層)+1800〜
3200Å(ソース電極16、ドレイン電極17)−7
00Å(画素電極3)=3200〜8200Åとなると
ころが、でき上がり寸法で約800〜1300Å程度に
低減できる。
での高低差は、従来であれば、500〜2000Å(ゲ
ート電極11)+300〜700Å(i型半導体層)+
1000〜2000Å(ブロッキング層14)+300
〜1000Å(オーミックコンタクト層)+1800〜
3200Å(ソース電極16、ドレイン電極17)−7
00Å(画素電極3)=3200〜8200Åとなると
ころが、でき上がり寸法で約800〜1300Å程度に
低減できる。
【0041】上記基板上に、アクリル系フォトポリマー
等有機材料を全面スピンコートで塗布した後、マスク露
光、現像を行ない、画素間に隔壁18を形成する。尚、
隔壁18は、配向膜5aの形成前に形成することも可能
である。また、無機系或いは有機系のギャップ材を1〜
10重量%程度混入して用いることが好ましいもう一方
のガラス基板1bにも、ITO等透明導電膜を500〜
1000Å堆積してパターニングし、対向電極6を形成
し、その上に配向膜5aと同様に配向膜5bを形成して
ラビング等の配向処理を施す。
等有機材料を全面スピンコートで塗布した後、マスク露
光、現像を行ない、画素間に隔壁18を形成する。尚、
隔壁18は、配向膜5aの形成前に形成することも可能
である。また、無機系或いは有機系のギャップ材を1〜
10重量%程度混入して用いることが好ましいもう一方
のガラス基板1bにも、ITO等透明導電膜を500〜
1000Å堆積してパターニングし、対向電極6を形成
し、その上に配向膜5aと同様に配向膜5bを形成して
ラビング等の配向処理を施す。
【0042】上記両基板を、外周に描画したシール材と
隔壁18を介して接着固定し、真空注入法により液晶7
を注入する。
隔壁18を介して接着固定し、真空注入法により液晶7
を注入する。
【0043】本発明においては、各部材の材質や厚さ、
形状、製法は特に上記したものに限定されず、本発明の
効果が得られる範囲で従来の液晶素子の技術をそのまま
適用することが可能である。また、本実施形態及び後述
の実施形態では、スイッチング素子としてTFTを用い
た構成を示しているが、当該構成以外にもチャネルエッ
チ型のTFTや、MIM等のデバイスを用いることがで
きる。
形状、製法は特に上記したものに限定されず、本発明の
効果が得られる範囲で従来の液晶素子の技術をそのまま
適用することが可能である。また、本実施形態及び後述
の実施形態では、スイッチング素子としてTFTを用い
た構成を示しているが、当該構成以外にもチャネルエッ
チ型のTFTや、MIM等のデバイスを用いることがで
きる。
【0044】[実施形態2]図3に本発明の別の実施形
態の構成を示す。尚、対向基板は図1と同じであるの
で、アクティブマトリクス基板のみを示す。
態の構成を示す。尚、対向基板は図1と同じであるの
で、アクティブマトリクス基板のみを示す。
【0045】本実施形態では、補助容量を形成する絶縁
膜として、ゲート絶縁膜12にTaOx のような高誘電
率無機膜からなるパッシベーション膜4を加えた複合膜
構成としたものである。このパッシベーション膜4は、
ソース電極16及びゲート電極17の形成後にスパッタ
等で形成され、厚さは3000Å程度に形成される。T
aOx 膜は、比誘電率εが20程度であるため、膜厚が
厚くなっても容量値の低減は少ない。当該パッシベーシ
ョン膜4を形成後、エッチングによりコンタクトホール
を形成し、ITOをスパッタで1500Åの厚さに形成
し、パターニングして画素電極3を形成する。その後の
配向膜5aの形成以降は実施形態1と同じである。
膜として、ゲート絶縁膜12にTaOx のような高誘電
率無機膜からなるパッシベーション膜4を加えた複合膜
構成としたものである。このパッシベーション膜4は、
ソース電極16及びゲート電極17の形成後にスパッタ
等で形成され、厚さは3000Å程度に形成される。T
aOx 膜は、比誘電率εが20程度であるため、膜厚が
厚くなっても容量値の低減は少ない。当該パッシベーシ
ョン膜4を形成後、エッチングによりコンタクトホール
を形成し、ITOをスパッタで1500Åの厚さに形成
し、パターニングして画素電極3を形成する。その後の
配向膜5aの形成以降は実施形態1と同じである。
【0046】[実施形態3]図4に本発明第3の実施形
態のアクティブマトリクス基板の構成を示す。本実施形
態では、ソース電極16とドレイン電極17を形成した
後に、ゲート絶縁膜12上に補助容量電極2を厚さ10
00ÅのITOで形成し、TaOx からなるパッシベー
ション膜4を3000Åの厚さに堆積し、フォトレジス
トを用いてドライエッチングによりコンタクトホールを
形成し、フォトレジストを除去してITOを1000Å
堆積し、パターニングして画素電極3を形成するもので
ある。配向膜5aの形成以降は実施形態1と同じであ
る。
態のアクティブマトリクス基板の構成を示す。本実施形
態では、ソース電極16とドレイン電極17を形成した
後に、ゲート絶縁膜12上に補助容量電極2を厚さ10
00ÅのITOで形成し、TaOx からなるパッシベー
ション膜4を3000Åの厚さに堆積し、フォトレジス
トを用いてドライエッチングによりコンタクトホールを
形成し、フォトレジストを除去してITOを1000Å
堆積し、パターニングして画素電極3を形成するもので
ある。配向膜5aの形成以降は実施形態1と同じであ
る。
【0047】[実施形態4]図5に本発明第4の実施形
態のアクティブマトリクス基板の構成を示す。本実施形
態は、実施形態1と同様にオーミックコンタクト層15
を形成した後に、基板全面に厚さ700ÅのITO膜を
形成後、パターニングして、第2の補助容量電極2bを
形成し、その後にTFT10のソース電極16、ドレイ
ン電極17をスパッタリングとエッチングで形成し、ド
レイン電極17と第2の補助容量電極2bを接続する。
続いて、Si(OH)4 溶液をスピンコートし、平坦化
膜を兼ねたパッシベーション膜4を補助容量電極2b上
で厚さ0.7〜1μmになるように形成し、コンタクト
ホールを形成してITOからなる画素電極3を形成す
る。配向膜5aの形成以降は実施形態1と同じである。
尚、2aは第1の補助容量電極で、実施例1の補助容量
電極2と同様にして形成する。
態のアクティブマトリクス基板の構成を示す。本実施形
態は、実施形態1と同様にオーミックコンタクト層15
を形成した後に、基板全面に厚さ700ÅのITO膜を
形成後、パターニングして、第2の補助容量電極2bを
形成し、その後にTFT10のソース電極16、ドレイ
ン電極17をスパッタリングとエッチングで形成し、ド
レイン電極17と第2の補助容量電極2bを接続する。
続いて、Si(OH)4 溶液をスピンコートし、平坦化
膜を兼ねたパッシベーション膜4を補助容量電極2b上
で厚さ0.7〜1μmになるように形成し、コンタクト
ホールを形成してITOからなる画素電極3を形成す
る。配向膜5aの形成以降は実施形態1と同じである。
尚、2aは第1の補助容量電極で、実施例1の補助容量
電極2と同様にして形成する。
【0048】[実施形態5]図6の本発明第5の実施形
態のアクティブマトリクス基板の構成を示す。本実施形
態では、ゲート絶縁層12上に第1の補助容量電極2a
をITOで1000Åの膜厚で形成した後、補助容量の
絶縁膜となるTaOx をスパッタにより3000Å堆積
して第1のパッシベーション膜4aを形成し、続いてI
TOを1000Å堆積、パターニングして補助容量電極
2bを形成し、さらにSi(OH)4溶液をスピンコー
トして第2のパッシベーション膜4aを形成し、コンタ
クトホールを形成してITOからなる厚さ1000Åの
画素電極3を形成する。配向膜5aの形成以降は実施形
態1と同じである。
態のアクティブマトリクス基板の構成を示す。本実施形
態では、ゲート絶縁層12上に第1の補助容量電極2a
をITOで1000Åの膜厚で形成した後、補助容量の
絶縁膜となるTaOx をスパッタにより3000Å堆積
して第1のパッシベーション膜4aを形成し、続いてI
TOを1000Å堆積、パターニングして補助容量電極
2bを形成し、さらにSi(OH)4溶液をスピンコー
トして第2のパッシベーション膜4aを形成し、コンタ
クトホールを形成してITOからなる厚さ1000Åの
画素電極3を形成する。配向膜5aの形成以降は実施形
態1と同じである。
【0049】
【実施例】[実施例1]本発明第1の実施例として前記
実施形態1の液晶素子を作製した。その工程を下記に説
明する。
実施形態1の液晶素子を作製した。その工程を下記に説
明する。
【0050】厚さ1.1mmのガラス基板1a全面に、
モリブデンをスパッタにより2000Åの厚さに堆積
し、フォトリソグラフィによってパターニングしてゲー
ト電極11と走査信号線を形成した。
モリブデンをスパッタにより2000Åの厚さに堆積
し、フォトリソグラフィによってパターニングしてゲー
ト電極11と走査信号線を形成した。
【0051】次に、基板全面にITOをスパッタにより
1500Åの厚さに堆積し、パターニングして補助容量
電極2を形成した。
1500Åの厚さに堆積し、パターニングして補助容量
電極2を形成した。
【0052】上記基板全面にCVDによってSiNから
なるゲート絶縁膜12を厚さÅになるように堆積し、ア
モルファスSiを厚さ3000Å堆積してi型半導体層
13を形成し、基板全面にSiNを厚さ3000Åに堆
積し、パターニングしてブロッキング層14を形成し
た。さらに、n型高濃度シリコンを1000Å堆積して
パターニングし、オーミックコンタクト層15を形成し
た。
なるゲート絶縁膜12を厚さÅになるように堆積し、ア
モルファスSiを厚さ3000Å堆積してi型半導体層
13を形成し、基板全面にSiNを厚さ3000Åに堆
積し、パターニングしてブロッキング層14を形成し
た。さらに、n型高濃度シリコンを1000Å堆積して
パターニングし、オーミックコンタクト層15を形成し
た。
【0053】次に、画素電極3となるITOを基板全面
に700Åの厚さにスパッタで堆積し、パターニングし
た。続いて、Crを1000ÅとAlを3000Å順次
堆積し、パターニングしてソース電極16とドレイン電
極17及び情報信号線を形成した。
に700Åの厚さにスパッタで堆積し、パターニングし
た。続いて、Crを1000ÅとAlを3000Å順次
堆積し、パターニングしてソース電極16とドレイン電
極17及び情報信号線を形成した。
【0054】引き続き、CVDによりSiNを3000
Å堆積してパッシベーション膜4を形成し、その上にポ
リイミドをオフセット印刷機によって厚さ400Åにな
るように塗布し、200℃で焼成した後、表面をラビン
グ処理して配向膜5aを形成した。
Å堆積してパッシベーション膜4を形成し、その上にポ
リイミドをオフセット印刷機によって厚さ400Åにな
るように塗布し、200℃で焼成した後、表面をラビン
グ処理して配向膜5aを形成した。
【0055】上記基板の画素電極間隙に、アクリル系フ
ォトポリマーを用いて隔壁18を形成した。隔壁は高さ
が1.2μm、幅が12μm、ピッチが280μmで、
走査信号線に平行に形成した。
ォトポリマーを用いて隔壁18を形成した。隔壁は高さ
が1.2μm、幅が12μm、ピッチが280μmで、
走査信号線に平行に形成した。
【0056】もう一方のガラス基板1bには、ITOを
1000Åの厚さに堆積し、パターニングして対向電極
6を形成した上に、配向膜5aと同様にして配向膜5b
を形成した。
1000Åの厚さに堆積し、パターニングして対向電極
6を形成した上に、配向膜5aと同様にして配向膜5b
を形成した。
【0057】上記両基板を外周にシール材を描画してか
ら、ラビング方向が略平行になるように対向して貼りあ
わせ、真空注入法により下記組成の液晶組成物を注入し
た。
ら、ラビング方向が略平行になるように対向して貼りあ
わせ、真空注入法により下記組成の液晶組成物を注入し
た。
【0058】
【化1】
【0059】得られた液晶素子のセルギャップ偏差は、
基板全面において1.2±0.02μmであり、ITO
電極面の押さえつけによるクラックや、補助容量でのシ
ョートやリークがなかった。また、上下基板間でのショ
ートや、配向欠陥も防止され、しきい値むらの少ない画
質の優れた液晶素子であった。本実施例の液晶素子は、
画素電極下全面に補助容量を設けたことで、基板表面の
平坦性が高く、液晶の配向性そのものが向上すること、
平坦な部分をラビングするため、ラビングむらが起こり
にくいこと、加えて、隔壁によってセルギャップを維持
し、スペーサを用いていないことで、画素電極のダメー
ジがないこと、液晶注入の均一性も高いことから、従来
よりも上下ショートのない良好な画像が得られた。結果
として、従来の構成ではコントラストが60程度であっ
たものが120以上に向上した。
基板全面において1.2±0.02μmであり、ITO
電極面の押さえつけによるクラックや、補助容量でのシ
ョートやリークがなかった。また、上下基板間でのショ
ートや、配向欠陥も防止され、しきい値むらの少ない画
質の優れた液晶素子であった。本実施例の液晶素子は、
画素電極下全面に補助容量を設けたことで、基板表面の
平坦性が高く、液晶の配向性そのものが向上すること、
平坦な部分をラビングするため、ラビングむらが起こり
にくいこと、加えて、隔壁によってセルギャップを維持
し、スペーサを用いていないことで、画素電極のダメー
ジがないこと、液晶注入の均一性も高いことから、従来
よりも上下ショートのない良好な画像が得られた。結果
として、従来の構成ではコントラストが60程度であっ
たものが120以上に向上した。
【0060】本実施例の液晶素子の補助容量を形成する
絶縁膜は厚さ3000ÅのSiN膜であるから、補助容
量の容量値は約6.2pF(比誘電率ε=7、S=10
0μm×300μmとして)であり、5Vでの駆動では
約30pCの電荷を蓄積することができ、Ps=50の
液晶まで良好に駆動することが可能である(画素サイズ
で100μm×280μmに相当)。
絶縁膜は厚さ3000ÅのSiN膜であるから、補助容
量の容量値は約6.2pF(比誘電率ε=7、S=10
0μm×300μmとして)であり、5Vでの駆動では
約30pCの電荷を蓄積することができ、Ps=50の
液晶まで良好に駆動することが可能である(画素サイズ
で100μm×280μmに相当)。
【0061】[実施例2]本発明第2の実施例として、
実施形態2の液晶素子を作製した。
実施形態2の液晶素子を作製した。
【0062】実施例1と同様にして、オーミックコンタ
クト層15まで形成し、Tiを1000Å、Alを30
00Å堆積してエッチングして、ソース電極16、ドレ
イン電極17、情報信号線を形成した。続いて、スパッ
タ装置を用いてTaOx を3000Å堆積してパッシベ
ーション膜4を形成し、ドライエッチングによりコンタ
クトホールを形成した後、スパッタによりITOを15
00Å堆積し、エッチングして画素電極3を形成した。
以降の工程は実施例1と同じである。
クト層15まで形成し、Tiを1000Å、Alを30
00Å堆積してエッチングして、ソース電極16、ドレ
イン電極17、情報信号線を形成した。続いて、スパッ
タ装置を用いてTaOx を3000Å堆積してパッシベ
ーション膜4を形成し、ドライエッチングによりコンタ
クトホールを形成した後、スパッタによりITOを15
00Å堆積し、エッチングして画素電極3を形成した。
以降の工程は実施例1と同じである。
【0063】本実施例の液晶素子は、パッシベーション
膜4にTaOx (ε=20、S=100μm×300μ
mとして)を用いているので、補助容量の絶縁膜の膜厚
が厚くなっても、実施例1に比較して補助容量の容量値
の低減はない。
膜4にTaOx (ε=20、S=100μm×300μ
mとして)を用いているので、補助容量の絶縁膜の膜厚
が厚くなっても、実施例1に比較して補助容量の容量値
の低減はない。
【0064】また本実施例の液晶素子のコントラストは
150であった。本実施例の液晶素子は実施例1よりも
さらにショート発生率が低減され、また、ショートに至
らないリークも低下しているので、保持時間を(1/6
0)×100secより長くするテストにおいても、
白、黒のレベル変動が少なく、画素によるむらが少なか
った。
150であった。本実施例の液晶素子は実施例1よりも
さらにショート発生率が低減され、また、ショートに至
らないリークも低下しているので、保持時間を(1/6
0)×100secより長くするテストにおいても、
白、黒のレベル変動が少なく、画素によるむらが少なか
った。
【0065】[実施例3]本発明第3の実施例として実
施形態3の液晶素子を作製した。
施形態3の液晶素子を作製した。
【0066】補助容量電極2を形成しない以外は実施例
1と同様にしてオーミックコンタクト層15まで形成
し、Crを1000Å、Alを3000Å堆積してエッ
チングし、ソース電極16、ドレイン電極17、情報信
号線を形成した後、ITOを1000Å堆積してパター
ニングし、ゲート絶縁膜12上に補助容量電極2を形成
した。その後、TaOx をスパッタにより3000Å堆
積してパッシベーション膜4を形成し、フォトレジスト
を用いたドライエッチングによりコンタクトホールを形
成した。その上に、ITOを1000Å堆積し、画素パ
ターンマスクを用いたフォトリソグラフィによりパター
ニングして画素電極3を形成した。実施例1と同様にし
て配向膜5aを形成した上に、直径1.3μmのシリカ
ビーズを1.5重量%添加したアクリル系ポリマーを用
いてスピン塗布、露光、現像し、隔壁を形成して実施例
1と同様にして形成した対向基板と貼りあわせ、液晶を
注入した。
1と同様にしてオーミックコンタクト層15まで形成
し、Crを1000Å、Alを3000Å堆積してエッ
チングし、ソース電極16、ドレイン電極17、情報信
号線を形成した後、ITOを1000Å堆積してパター
ニングし、ゲート絶縁膜12上に補助容量電極2を形成
した。その後、TaOx をスパッタにより3000Å堆
積してパッシベーション膜4を形成し、フォトレジスト
を用いたドライエッチングによりコンタクトホールを形
成した。その上に、ITOを1000Å堆積し、画素パ
ターンマスクを用いたフォトリソグラフィによりパター
ニングして画素電極3を形成した。実施例1と同様にし
て配向膜5aを形成した上に、直径1.3μmのシリカ
ビーズを1.5重量%添加したアクリル系ポリマーを用
いてスピン塗布、露光、現像し、隔壁を形成して実施例
1と同様にして形成した対向基板と貼りあわせ、液晶を
注入した。
【0067】スピン塗布後の隔壁の高さは1.45μm
であったが、セル組立後は1.2±0.02μmで、ギ
ャップ均一性の高い素子であった。また、液晶注入後の
コントラストは150であり、極めて高いコントラスト
が得られた。
であったが、セル組立後は1.2±0.02μmで、ギ
ャップ均一性の高い素子であった。また、液晶注入後の
コントラストは150であり、極めて高いコントラスト
が得られた。
【0068】本実施例の液晶素子の補助容量は18pF
で、5Vでの充電時の電荷量は90pCであり、Ps=
100の液晶まで駆動することができる(画素サイズで
100μm×280μmに相当)。
で、5Vでの充電時の電荷量は90pCであり、Ps=
100の液晶まで駆動することができる(画素サイズで
100μm×280μmに相当)。
【0069】[実施例4]本発明第4の実施例として実
施形態4の液晶素子を作製した。
施形態4の液晶素子を作製した。
【0070】実施例1と同様にしてオーミックコンタク
ト層15まで形成した後、基板全面にITOを1000
Åの厚さに堆積し、パターニングして第2の補助容量電
極2bを形成した。この後、実施例1と同様にしてソー
ス電極16、ドレイン電極17、情報信号線をスパッタ
とエッチングで形成し、Si(OH)4 溶液をスピンコ
ートして補助容量電極2b上で厚さが約1μmとなるよ
うにパッシベーション膜4を形成した。その後、フォト
レジストを用いたドライエッチングでコンタクトホール
を形成した。以降の工程は実施例1と同様にして液晶素
子を得た。
ト層15まで形成した後、基板全面にITOを1000
Åの厚さに堆積し、パターニングして第2の補助容量電
極2bを形成した。この後、実施例1と同様にしてソー
ス電極16、ドレイン電極17、情報信号線をスパッタ
とエッチングで形成し、Si(OH)4 溶液をスピンコ
ートして補助容量電極2b上で厚さが約1μmとなるよ
うにパッシベーション膜4を形成した。その後、フォト
レジストを用いたドライエッチングでコンタクトホール
を形成した。以降の工程は実施例1と同様にして液晶素
子を得た。
【0071】得られた液晶素子はほとんどショートがな
く、優れた絶縁特性が得られた。また、コントラストも
180と極めて高かった。これは、Si(OH)4 溶液
で形成したパッシベーション膜の平坦化能が高いため、
TFTの凸部を埋め、画素電極下を高めて全体的に平坦
化できたことにより、画素電極が補助容量部の膜表面の
凹凸の影響を受けなくなるため、極めて平坦な表面形状
を達成することができるためである。また、隔壁の存在
に加えて厚い平坦化膜によって、外部からの力が該平坦
化膜で吸収されるため、機械的なストレスも防止するこ
とができ、結果的にショートが防止されたものと考えら
れる。
く、優れた絶縁特性が得られた。また、コントラストも
180と極めて高かった。これは、Si(OH)4 溶液
で形成したパッシベーション膜の平坦化能が高いため、
TFTの凸部を埋め、画素電極下を高めて全体的に平坦
化できたことにより、画素電極が補助容量部の膜表面の
凹凸の影響を受けなくなるため、極めて平坦な表面形状
を達成することができるためである。また、隔壁の存在
に加えて厚い平坦化膜によって、外部からの力が該平坦
化膜で吸収されるため、機械的なストレスも防止するこ
とができ、結果的にショートが防止されたものと考えら
れる。
【0072】本実施例の液晶素子の補助容量は、絶縁膜
が厚さ3000ÅのSiN膜であるため、容量値が約
6.2pF(ε=7、S=100μm×300μmとし
て)であった。これは、5V駆動では約30pCの電荷
を蓄積することができるため、Ps=50の液晶まで駆
動することが可能である(画素サイズで100μm×2
80μmに相当)。
が厚さ3000ÅのSiN膜であるため、容量値が約
6.2pF(ε=7、S=100μm×300μmとし
て)であった。これは、5V駆動では約30pCの電荷
を蓄積することができるため、Ps=50の液晶まで駆
動することが可能である(画素サイズで100μm×2
80μmに相当)。
【0073】[実施例5]TiOx +SiOx 粒子の混
合物のペーストインキ(触媒化学社製「RF4A1
6」)をオフセット印刷機を用いて厚さ3000Åに印
刷し、250℃のホットプレートで焼成してTiOx +
SiOx 粒子膜からなるパッシベーション膜4を形成
し、実施例1の隔壁を用いる以外は実施例2と同様にし
て本発明第5の実施例の液晶素子を作製した。
合物のペーストインキ(触媒化学社製「RF4A1
6」)をオフセット印刷機を用いて厚さ3000Åに印
刷し、250℃のホットプレートで焼成してTiOx +
SiOx 粒子膜からなるパッシベーション膜4を形成
し、実施例1の隔壁を用いる以外は実施例2と同様にし
て本発明第5の実施例の液晶素子を作製した。
【0074】本実施例の液晶素子においては、TiOx
+SiOx 粒子膜からなるパッシベーション膜が、CV
Dやスパッタ等の真空成膜法によるものに比べて平坦化
性が高いため、でき上がりの膜の平坦性が極めて高い。
よって、実施例1よりもショート発生率が低減した。ま
た、ショートに至らないリークも低下しているので、保
持時間を(1/60)×100secよりも長くするテ
ストでも、白、黒のレベル変動が少なく、画素によるむ
らが少なかった。
+SiOx 粒子膜からなるパッシベーション膜が、CV
Dやスパッタ等の真空成膜法によるものに比べて平坦化
性が高いため、でき上がりの膜の平坦性が極めて高い。
よって、実施例1よりもショート発生率が低減した。ま
た、ショートに至らないリークも低下しているので、保
持時間を(1/60)×100secよりも長くするテ
ストでも、白、黒のレベル変動が少なく、画素によるむ
らが少なかった。
【0075】本実施例の液晶素子の補助容量の絶縁膜
は、厚さ3000ÅのSiN膜と3000ÅのTiOx
+SiOx 粒子膜の複合膜であるため、その容量値は約
4.7pF(ε=8.5、S=100μm×300μm
として)である。これは5V駆動では、約23pCの電
荷を蓄積できるため、Ps=10の液晶まで駆動するこ
とが可能である(画素サイズで100μm×280μ
m)。
は、厚さ3000ÅのSiN膜と3000ÅのTiOx
+SiOx 粒子膜の複合膜であるため、その容量値は約
4.7pF(ε=8.5、S=100μm×300μm
として)である。これは5V駆動では、約23pCの電
荷を蓄積できるため、Ps=10の液晶まで駆動するこ
とが可能である(画素サイズで100μm×280μ
m)。
【0076】[実施例6]MoTa微粒子の印刷ペース
ト(触媒化学社製)をオフセット印刷によって厚さ30
00Åに形成し、ホットプレート上で250℃で焼成し
てパッシベーション膜とし、実施例1と同じ隔壁を用い
る以外は、実施例3と同様にして液晶素子を作製した。
ト(触媒化学社製)をオフセット印刷によって厚さ30
00Åに形成し、ホットプレート上で250℃で焼成し
てパッシベーション膜とし、実施例1と同じ隔壁を用い
る以外は、実施例3と同様にして液晶素子を作製した。
【0077】得られた液晶素子のコントラストは150
で、上下ショートも極めて少なく、実用的な液晶素子で
あった。また、補助容量としては17pF程度の容量が
得られたが、リークレベルが比較的大きかった。しかし
ながら、1フレームが1/60secの駆動では、全く
問題のない特性が得られた。
で、上下ショートも極めて少なく、実用的な液晶素子で
あった。また、補助容量としては17pF程度の容量が
得られたが、リークレベルが比較的大きかった。しかし
ながら、1フレームが1/60secの駆動では、全く
問題のない特性が得られた。
【0078】本発明の液晶素子の補助容量には5V駆動
で約85pCの電荷を蓄積することができるので、Ps
=100の液晶まで駆動することができる(画素サイズ
で100μm×280μmに相当)。
で約85pCの電荷を蓄積することができるので、Ps
=100の液晶まで駆動することができる(画素サイズ
で100μm×280μmに相当)。
【0079】[実施例7]本発明第7の実施例として実
施形態5の液晶素子を作製した。
施形態5の液晶素子を作製した。
【0080】実施例3と同様にして、オーミックコンタ
クト層15を形成した後に、ソース電極16とドレイン
電極17及び情報信号線を形成し、ゲート絶縁膜12上
にITOを1000Å堆積、パターニングして補助容量
電極2aを形成し、TaOxを厚さ3000Å堆積して
第1のパッシベーション膜4aを形成し、さらにITO
を1000Å堆積してパターニングし、第2の補助容量
電極2bを形成した。その上に、Si(OH)4 溶液を
スピンコートし、レジストを用いたドライエッチングに
よってコンタクトホールを形成し、ITOを1000Å
の厚さに堆積してパターニングし、画素電極3を形成し
た。以降の工程は実施例1と同様にして液晶素子を得
た。
クト層15を形成した後に、ソース電極16とドレイン
電極17及び情報信号線を形成し、ゲート絶縁膜12上
にITOを1000Å堆積、パターニングして補助容量
電極2aを形成し、TaOxを厚さ3000Å堆積して
第1のパッシベーション膜4aを形成し、さらにITO
を1000Å堆積してパターニングし、第2の補助容量
電極2bを形成した。その上に、Si(OH)4 溶液を
スピンコートし、レジストを用いたドライエッチングに
よってコンタクトホールを形成し、ITOを1000Å
の厚さに堆積してパターニングし、画素電極3を形成し
た。以降の工程は実施例1と同様にして液晶素子を得
た。
【0081】得られた液晶素子の補助容量は絶縁膜が厚
さ3000ÅのTaOx 膜であるため、容量値は約18
pF(ε=20、S=100μm×300μmとして)
で、5V駆動では約90pCの電荷を蓄積できるため、
Ps=100の液晶まで駆動することができる(画素サ
イズで100μm×280μmに相当)。
さ3000ÅのTaOx 膜であるため、容量値は約18
pF(ε=20、S=100μm×300μmとして)
で、5V駆動では約90pCの電荷を蓄積できるため、
Ps=100の液晶まで駆動することができる(画素サ
イズで100μm×280μmに相当)。
【0082】本実施例においても、得られた液晶素子は
良好な配向性を示すと同時に、上下ショート、ギャップ
不良のない、極めて歩留の高い液晶素子であった。ま
た、コントラストは160と良好であった。
良好な配向性を示すと同時に、上下ショート、ギャップ
不良のない、極めて歩留の高い液晶素子であった。ま
た、コントラストは160と良好であった。
【0083】本実施例の液晶素子を、高温高湿の連続通
電テストに投入したが、腐食、しきい値シフトなどによ
る画像劣化もなく、耐久後も高品質な画像を維持でき
た。
電テストに投入したが、腐食、しきい値シフトなどによ
る画像劣化もなく、耐久後も高品質な画像を維持でき
た。
【0084】上記実施例1〜7の各液晶素子の補助容量
とコントラストを図7に示す。各実施例とも6素子ずつ
作製した。上記した各実施例の説明におけるコントラス
トの値は当該結果の平均値である。尚、ここで示す従来
例とは、補助容量を形成しない以外は実施例1と同様に
して作製した液晶素子である。
とコントラストを図7に示す。各実施例とも6素子ずつ
作製した。上記した各実施例の説明におけるコントラス
トの値は当該結果の平均値である。尚、ここで示す従来
例とは、補助容量を形成しない以外は実施例1と同様に
して作製した液晶素子である。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画素電極内に補助容量による段差がなく配向性が向上
し、コントラストの高い表示が実現する。
画素電極内に補助容量による段差がなく配向性が向上
し、コントラストの高い表示が実現する。
【0086】本発明においてはさらに、隔壁を用いてセ
ルギャップを制御することによって、スペーサによる画
素電極の損傷や該損傷による上下基板のショートを防止
し、さらに配向性を向上することができる。また、本発
明においては、平坦化膜を用いて画素電極下の凹凸を平
坦化することにより、より配向性を向上すると同時に、
該平坦化膜によって外力を吸収し、上下基板でのショー
トを防止することができる。その結果、よりコントラス
トが高く、高信頼性で衝撃耐久に強い液晶素子を歩留良
く提供することが可能となる。
ルギャップを制御することによって、スペーサによる画
素電極の損傷や該損傷による上下基板のショートを防止
し、さらに配向性を向上することができる。また、本発
明においては、平坦化膜を用いて画素電極下の凹凸を平
坦化することにより、より配向性を向上すると同時に、
該平坦化膜によって外力を吸収し、上下基板でのショー
トを防止することができる。その結果、よりコントラス
トが高く、高信頼性で衝撃耐久に強い液晶素子を歩留良
く提供することが可能となる。
【図1】本発明第1の実施形態の液晶素子の構成を模式
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
【図2】本発明第1の実施形態の液晶素子の電気的な等
価回路を示す図である。
価回路を示す図である。
【図3】本発明第2の実施形態の液晶素子の構成を模式
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
【図4】本発明第3の実施形態の液晶素子の構成を模式
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
【図5】本発明第4の実施形態の液晶素子の構成を模式
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
【図6】本発明第5の実施形態の液晶素子の構成を模式
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
【図7】本発明の実施例の液晶素子の補助容量とコント
ラストを示す図である。
ラストを示す図である。
【図8】従来の液晶素子の一例の構成を模式的に示す断
面図である。
面図である。
1a,1b 基板 2,2a,2b 補助容量電極 3 画素電極 4,4a,4b パッシベーション膜 5a,5b 配向膜 7 液晶 10 TFT 11 ゲート電極 12 ゲート絶縁膜 13 i型半導体層 14 ブロッキング層 15 オーミックコンタクト層 16 ソース電極 17 ドレイン電極 18 隔壁 21 補助容量 22 液晶容量 23 走査信号線 24 情報信号線 101 TN液晶 102 スペーサ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 JA26 JA29 JA33 JA35 JA36 JA38 JA42 JA44 JA46 JB13 JB23 JB32 JB33 JB51 JB57 JB63 JB69 KA05 KA12 KA16 KA18 KB23 MA05 MA08 MA14 MA15 MA16 MA18 MA19 MA20 MA22 MA27 MA35 MA37 MA41 NA16 NA25 PA02 PA06 QA13 QA14
Claims (7)
- 【請求項1】 一対の基板間に自発分極を有する液晶を
挟持してなり、二次元状に配置した画素毎にスイッチン
グ素子と画素電極を配し、該スイッチング素子により各
画素電極への信号印加を制御するアクティブマトリクス
方式の液晶素子であって、上記画素毎に、画素電極と面
積が略等しく且つ該画素電極に重なる補助容量電極を絶
縁層を介して該画素電極の基板側に形成し、該画素電極
下に補助容量を形成したことを特徴とする液晶素子。 - 【請求項2】 上記画素電極下にスイッチング素子を含
めて基板全体を覆う平坦化膜を有する請求項1記載の液
晶素子。 - 【請求項3】 上記平坦化膜が、有機膜と無機膜との積
層構造である請求項2記載の液晶素子。 - 【請求項4】 上記スイッチング素子が薄膜トランジス
タである請求項1記載の液晶素子。 - 【請求項5】 上記補助容量が、上記スイッチング素子
に接続した第2の補助容量電極と、該第2の補助容量電
極とは絶縁層を介して対向する第1の補助容量電極とで
形成されている請求項1記載の液晶素子。 - 【請求項6】 上記一対の基板が、両基板に接着された
隔壁構造によって所定の距離を保持する請求項1記載の
液晶素子。 - 【請求項7】 上記液晶が強誘電性液晶または反強誘電
性液晶である請求項1記載の液晶素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12118299A JP2000310793A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 液晶素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12118299A JP2000310793A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 液晶素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000310793A true JP2000310793A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14804892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12118299A Withdrawn JP2000310793A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 液晶素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000310793A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004111715A1 (ja) * | 2003-06-11 | 2004-12-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | 液晶表示装置 |
| JP2009180981A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Mitsubishi Electric Corp | アクティブマトリックス基板及びその製造方法 |
| US7630043B2 (en) | 2006-07-19 | 2009-12-08 | Hitachi Displays, Ltd. | Liquid display device and fabrication method thereof |
| JP2010032834A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Dainippon Printing Co Ltd | マトリクス型表示装置 |
| JP2013073037A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置およびその製造方法、並びに電子機器 |
| JP2013190820A (ja) * | 2008-03-31 | 2013-09-26 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 表示装置 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12118299A patent/JP2000310793A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004111715A1 (ja) * | 2003-06-11 | 2004-12-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | 液晶表示装置 |
| KR100767946B1 (ko) * | 2003-06-11 | 2007-10-18 | 샤프 가부시키가이샤 | 액정 표시 장치 |
| CN100445842C (zh) * | 2003-06-11 | 2008-12-24 | 夏普株式会社 | 液晶显示装置 |
| US7791676B2 (en) | 2003-06-11 | 2010-09-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
| US8031280B2 (en) | 2003-06-11 | 2011-10-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
| US7630043B2 (en) | 2006-07-19 | 2009-12-08 | Hitachi Displays, Ltd. | Liquid display device and fabrication method thereof |
| JP2009180981A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Mitsubishi Electric Corp | アクティブマトリックス基板及びその製造方法 |
| JP2013190820A (ja) * | 2008-03-31 | 2013-09-26 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 表示装置 |
| JP2010032834A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Dainippon Printing Co Ltd | マトリクス型表示装置 |
| JP2013073037A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置およびその製造方法、並びに電子機器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |