JP2000312011A - 整流用半導体装置 - Google Patents

整流用半導体装置

Info

Publication number
JP2000312011A
JP2000312011A JP11118715A JP11871599A JP2000312011A JP 2000312011 A JP2000312011 A JP 2000312011A JP 11118715 A JP11118715 A JP 11118715A JP 11871599 A JP11871599 A JP 11871599A JP 2000312011 A JP2000312011 A JP 2000312011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
semiconductor layer
conductivity type
region
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11118715A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Yomo
秀明 四方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP11118715A priority Critical patent/JP2000312011A/ja
Priority to US09/559,470 priority patent/US6340836B1/en
Publication of JP2000312011A publication Critical patent/JP2000312011A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D62/00Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
    • H10D62/10Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
    • H10D62/124Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of semiconductor bodies or of junctions between the regions
    • H10D62/126Top-view geometrical layouts of the regions or the junctions
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D8/00Diodes
    • H10D8/411PN diodes having planar bodies
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D8/00Diodes
    • H10D8/60Schottky-barrier diodes 

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作がオフになる過渡状態において、半導体
層内に残留する少数キャリアを即座に消滅させることに
より、高耐圧でありながらスイッチングスピードの速い
pn接合による整流用半導体装置を提供する。 【解決手段】 n+ 形である高不純物濃度の半導体基板
1上にn- 形である低不純物濃度の半導体層2がエピタ
キシャル成長され、その半導体層2の表面側に複数個の
+ 形の半導体領域6が設けられ、半導体層2およびp
+ 形の半導体領域6の表面に、半導体層2とショットキ
ーバリアを形成する金属層3が設けられている。そし
て、p+ 形の半導体領域6が、n- 形半導体層2の表面
側の平面形状で円形もしくは多角形状で、中心部から一
番遠い位置の部分が隣り合うp+ 形の領域6と近接もし
くは重なり合うか、または半導体領域6とそれ以外の部
分の面積比が(2〜6):1で、かつ、規則的に配列し
て形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はpn接合を主体とし
た高耐圧用の整流半導体装置に関する。さらに詳しく
は、高耐圧を維持してスイッチングスピード(逆回復時
間Trr)を早くしながら順方向電圧降下を小さくした整
流用半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の整流用半導体装置には、pn接合
構造のものと、ショットキーバリア構造(以下、SBD
という)のものがあり、pn接合構造のものは、順方向
電圧降下は大きいものの、逆方向の高電圧にも破壊しな
い特性があり、高耐圧用として用いられており、SBD
は、高耐圧には向かないものの、とくに順方向電圧降下
が小さいと共に、スイッチング時間Trrが早いという特
性を有しており、高周波回路などにも有効に用いられて
いる。
【0003】従来のpn接合構造の整流ダイオードは、
たとえば図8に示されるような構造になっている。図8
において、21はn+ 形の半導体基板で、その上にn-
形のエピタキシャル成長層22が、たとえば50μm程
度の厚さに形成され、その表面にp+ 形拡散領域23
が、たとえば20μm程度の深さに設けられ、エピタキ
シャル成長層22との間にpn接合が形成されている。
その周囲には、p形のFLR24が設けられ、横方向で
の耐圧の向上が図られている。このpn接合構造の整流
半導体装置としては、耐圧がたとえば500V程度以上
のものとして用いられるためには、p+ 形拡散領域23
の底部のエピタキシャル成長層22の厚さdは、50μ
m以上になるように厚く形成される。25は絶縁膜で、
26、27はそれぞれAg、Alなどからなるp側およ
びn側の電極である。
【0004】このpn接合構造の整流用半導体装置で
は、動作がオフになったとき(印加電圧が逆方向になっ
たとき)、n- 形のエピタキシャル成長層22に注入さ
れている少数キャリアである正孔が直ちに消滅しないと
電流が0にならず、スイッチング速度が遅くなる。その
ため、従来はたとえばAuなどの重金属をエピタキシャ
ル成長層22に拡散しておいて、少数キャリアを捕獲し
やすくしてスイッチング速度を速くする方策が講じられ
ている。この重金属の拡散は、たとえば図9に示される
ように、ドープ量が多いほどスイッチング速度Trrが小
さくなり好ましいが、重金属を拡散するとエピタキシャ
ル成長層22の抵抗値が増大するため、図9に示される
ように、重金属のドープ量が多いほど、順方向電圧の降
下VF が大きくなると共に、スイッチング速度Trrと相
反関係にあり、充分にスイッチング速度を向上させるこ
とができない。また、図示されていないが、重金属のド
ープ量が多いほどリーク電流IR も大きくなる。
【0005】一方、SBD構造で耐圧を上げるため、た
とえば特公昭59−35183号公報に開示され、図1
0(a)に示されるように、n- 形のエピタキシャル成
長層22内に島状または短冊状にp形領域28を形成
し、そのp形領域28の間に挟まれるエピタキシャル成
長層側に形成される空乏層により逆方向のリーク電流を
減少させて、耐圧を向上させる構造のものがある。しか
し、この構造では、主体はショットキーバリア接合であ
り、面積的にもSBD部分が半分以上である。なお、図
10(a)で、図8と同じ部分には同じ符号を付し、2
9はエピタキシャル成長層22とショットキー接合をす
る電極である。
【0006】また、たとえば特開平7−226521号
公報に開示されているように、ショットキー接合とpn
接合とを半導体基体に並列に配設し、両者の割合を同程
度にしてショットキーバリアとpn接合との両方の特徴
を取り入れながら、p形領域の表面側をp+ 形領域にし
て、ショットキーバリア接合の下側へのキャリアの注入
量を多くし、n- 形層内に残留する少数キャリアを早く
消滅させ得る構造が開示されている。なお、同公報にお
けるショットキー接合とpn接合との割合については、
一例としてpn接合部の幅WPが15μmで、ショット
キーバリア部の幅WN が5μmとされており(WP :W
N =3:1)、図10(b)に示されるように、ショッ
トキーバリア部の面積Q:pn接合部の面積P={13
×13−3×3×9(個)}:{3×3×9}=88:
81=1.09:1となり、ほぼ等しい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ショッ
トキーバリア半導体装置の耐圧を向上させるため、島状
または短冊状にpn接合部をショットキー接合を形成す
る半導体層に設けることにより、ショットキー接合とp
n接合とを並列に設ける構造のものは知られている。し
かし、たとえば200V以上から1700V程度の超高
耐圧の整流用半導体装置にするには、前述の図8または
10に示されるエピタキシャル成長層22の厚さdを大
きくしないと十分な耐圧を得ることができない。この距
離dが大きくなると、SBD部分の直列抵抗がとくに影
響して、順方向電圧降下の影響が顕著となる。そのた
め、高耐圧の整流用半導体装置で、順方向電圧降下が小
さく、かつ、スイッチングスピードが速いものが得られ
ないという問題がある。
【0008】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、pn接合による整流用半導体装置にお
いて、動作がオフになる(順方向電位から逆方向電位に
転ずる)過渡状態において、半導体層内に残留する少数
キャリアを即座に消滅させることにより、高耐圧であり
ながらスイッチングスピードの速い整流用半導体装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による整流用半導
体装置は、高不純物濃度の第1導電形の半導体基板と、
該半導体基板上にエピタキシャル成長される低不純物濃
度の第1導電形の半導体層と、該半導体層の表面側に複
数個設けられる第2導電形の半導体領域と、前記半導体
層および前記第2導電形の半導体領域の表面に設けら
れ、前記半導体層とショットキーバリアを形成する金属
層とからなり、前記第2導電形の半導体領域が前記半導
体層の表面側の平面形状で円形または多角形状で、か
つ、中心部から一番遠い位置の部分が隣り合う前記第2
導電形の半導体領域と近接するか、または重なるように
規則的に配列して形成されている。
【0010】ここに円形または多角形状とは、完全な円
形や角形のみでなく直線部分と円弧部分を含む形状や楕
円形状などを含み、多角形とは4角形以上を意味する。
また、中心部から一番遠い位置の部分とは、たとえば円
形の場合は外周上の部分を意味し、多角形の場合には角
部を意味する。なお、隣り合う第2導電形の半導体領域
と近接したり、重なるとは、隣接する両方の第2導電形
の半導体領域が共に一番遠い部分で近接したり重なる必
要はなく、一方の第2導電形の半導体領域の一番遠い部
分が他方のそうでない部分と近接したり重なり合う場合
も含む意味である。
【0011】この構造にすることにより、第2導電形半
導体領域では金属層がオーミック接触をしてpn接合の
高耐圧の整流素子が形成される。そして、第2導電形の
半導体領域の周囲には、中心からほぼ均等の距離に第1
導電形半導体層が存在し、第1導電形半導体層と金属層
との間で、ショットキー接合が存在し、電子の移動のみ
で正孔の注入は行われないため、逆方向に切り替えられ
たときのpn接合部による少数キャリア(正孔)が第1
導電形半導体層中に存在していても、その少数キャリア
を消滅させる作用をする。その結果、スイッチングスピ
ードを速くすることができる。また、ショットキー接合
部は、オフ時に少数キャリア(正孔)を消滅させる電子
の供給をpn接合部の半導体層に供給する電子供給機能
を有するだけで、ショットキーダイオードとしての機能
を求めているものではなく、しかも第2導電形領域の周
囲に存在するため、その面積は充分に小さくて済み、高
耐圧で第1導電形半導体層が厚くても、順方向電圧降下
をもたらすことはない。
【0012】前記半導体層の表面で、該半導体層の表面
に形成される前記第2導電形の半導体領域の面積が、該
第2導電形の半導体領域が形成されないで残存する前記
半導体層の面積の2倍以上で6倍以下になるように、前
記第2導電形の半導体領域が形成されれば、順方向電圧
低下を大きく招くことなく、少数キャリアを消滅させる
ことができる。このような面積比に配分されれば、前述
の第2導電形の半導体領域の形状が前述の形状でなくて
も、同様の効果をもたらすことができる。
【0013】前記エピタキシャル成長される第1導電形
の半導体層の厚さが20μm以上であれば、200V以
上の耐圧を得ることができながら、順方向電圧降下の影
響をもたらすことがない。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の整流用半導体装置について説明をする。
【0015】本発明の整流用半導体装置は、その一実施
形態の断面説明図が図1(a)に示されるように、たと
えばn+ 形である高不純物濃度の第1導電形の半導体基
板1上にn- 形である低不純物濃度の第1導電形の半導
体層2がエピタキシャル成長され、その半導体層2の表
面側に複数個のp+ 形である第2導電形の半導体領域6
が設けられ、半導体層2およびp+ 形の半導体領域6の
表面に、半導体層2とショットキーバリアを形成する金
属層3が設けられている。そして、p+ 形の半導体領域
6が、n- 形半導体層2の表面側の平面形状で円形また
は多角形状で、かつ、図1(b)に平面説明図が示され
るように、中心部から一番遠い位置の部分が隣り合うp
+ 形の半導体領域6と近接するか、または重なるように
規則的に配列して形成されている。
【0016】半導体基板1は、たとえば不純物濃度が1
×1019cm-3程度のn+ 型のシリコンからなり、厚さ
がたとえば200〜250μm程度に形成されている。
半導体基板1の上に設けられる半導体層2は、不純物濃
度がたとえば1×1015cm -3程度のn- 型のシリコン
半導体層で、たとえば20〜100μm程度の厚さにエ
ピタキシャル成長されている。この半導体層2の厚さ
は、厚いほど耐圧が高くなり、所望の耐圧が得られるよ
うに厚く形成される。たとえば、200Vの耐圧を得る
ためには、20μm以上、たとえば25μm程度、40
0Vの耐圧を得るためには、たとえば50μm程度、6
00Vの耐圧を得るためには、たとえば60μm程度、
1500V程度の耐圧を得るためには、100μm程度
の厚さに成長する必要がある。
【0017】半導体層2の表面には、図1(b)に平面
説明図が示されるように、p+ 形の半導体領域6が、た
とえば平面形状が円形でマトリクス状になるように、拡
散により形成されている。このp+ 形の半導体領域6の
大きさは、たとえば直径が20〜100μm程度の大き
さで深さが10〜50μm程度に形成されている。図1
に示される例では、p+ 形の半導体領域6が隣接する半
導体領域6同士で丁度接するようにマトリクス状に配列
されているが、重なるように設けられてもよい。このp
+ 形の半導体領域6が平面形状で円形に形成されるの
は、その周囲ができるだけ半導体層2で囲まれるように
し、後述するスイッチング機構により順方向の電圧印加
がオフにされたときに、n- 形の半導体層2にショット
キー接合部から電子を供給して、半導体層2に残留する
少数キャリアである正孔を消滅させやすくするためであ
る。
【0018】すなわち、順方向の電圧が印加されている
ときにpn接合を介して、p+ 形の半導体領域6に電子
が注入されると共に、p+ 形の半導体領域6からn-
の半導体層2に正孔が注入されて電流が流れるが、順方
向電圧がオフになった状態でも不純物濃度の低いn-
の半導体層2に残留するため電流が流れ、オフ状態でも
直ちに電流が0にならない。この残留する正孔をショッ
トキー接合部に終結した電子により結合させてできるだ
け早く消滅させるものである(ショットキー接合部で
は、電子のみの移動で正孔の移動がない)。そのため、
pn接合の周囲にこのn- 形の半導体層2が存在するよ
うに、中心からほぼ等距離になるような形状にp+ 形の
半導体領域6が設けられることが好ましい。
【0019】この半導体領域6で挟まれる半導体層2の
部分は、その表面に設けられる金属層3とによりショッ
トキー接合が形成され、SBDが形成されている。この
領域6は、前述のように、スイッチングの際に電子を供
給して半導体層2に残留する少数キャリアを素早く消滅
させるのであるが、スイッチをオフにしない状態(順方
向電圧が印加されている状態)では、SBDとして整流
作用をしている。しかし、このSBD部分では、半導体
層2の表面からn+ 形の半導体基板1間での距離が動作
領域となるため、不純物濃度が低い半導体層2の厚さが
厚くなり、直列抵抗が大きく作用し、とくに高耐圧用で
半導体層2の厚さが厚くなるにつれて順方向電圧降下が
大きくなる。そのため、この半導体領域6で囲まれる半
導体層2の面積Qが余り大きくなるとSBDが主体の整
流用半導体装置となり、この順方向電圧降下が大きくな
る。この順方向電圧を小さくしようとすると、半導体層
2の厚さを薄くしなければならないため、耐圧が低下す
る。従って、SBDとなる部分の面積を余り大きくする
ことはできない。
【0020】本発明者は、耐圧が400V程度用の半導
体層2の厚さが50μm程度で、距離dが30μm程度
の整流用半導体装置で、p+ 形の半導体領域6の面積P
と、p+ 形の半導体領域6の周囲の半導体層2の領域の
面積Qとの比を種々変化させてスイッチング速度Trr
よび順方向電圧降下VF の関係の傾向は、図2に示され
るように、P/Qに対してTrrとVF とはトレードオフ
の関係になるが、両者を満す範囲として、P/Q=3〜
4程度であることが好ましい。耐圧をもっと高くする
と、半導体層2の厚さが厚くなり、さらにQの面積の割
合を小さくする必要があり、耐圧が小さければ面積Qの
割合を大きくすることができるが、200〜1700V
程度の耐圧を得るための整流用半導体装置では、P/Q
が2〜6倍程度、さらに好ましくは3〜4倍程度にする
ことが、順方向電圧降下を大きくしないで、かつ、スイ
ッチングスピードを速くすることができることを見出し
た。
【0021】たとえば、図1に示されるように、平面形
状が円形形状の半導体領域6が丁度その外周で接するよ
うに配列されるときのP/Qを求めると、図3に半導体
層2の面積Qを囲んだ部分の一単位Aを含む部分の拡大
図が示されるように、半導体領域6の部分の面積Pは、
丁度1/4の円が4個あることになり、P=πr2 とな
る。また、半導体領域6により囲まれた半導体層2の部
分の面積Qは、Q=(2r)2 −πr2 =(4−π)r
2 =0.86r2 となる。その結果、P/Q=3.14/
0.86=3.65となる。
【0022】前述のように、p+ 形の半導体領域6で囲
まれる部分は、余り面積が大きくなく、しかもp+ 形の
半導体領域6と半導体層2とで形成されるpn接合の周
囲(底部も含めて)にできるだけ近い部分に形成されれ
ばよい。そのため、半導体領域6の平面形状も円形であ
る必要はないが、中心部分からできるだけ均等な形状が
好ましく、図4(a)〜(d)に示されるような種々の
形状で種々な配列に形成されてもよい。
【0023】図4(a)に示される形状は、平面形状で
円形のp+ 形の半導体領域6が、その一部が相互に重な
り合うように配列されたものである。このように重なり
合うように配列することにより、P/Qが大きくなり、
高耐圧用で半導体層2の厚さが厚くなって直列抵抗が大
きくなる場合に効果的である。
【0024】図4(b)に示される形状は、菱形形状
で、その角部が相互に重なり合うように、半導体領域6
が形成されている。このように4角形状でも、その角部
が重なり合うように配置されることにより、中心からほ
ぼ等距離の位置で周囲が半導体層2により囲まれて、ス
イッチング時にショットキー接合部からの電子の供給に
より、残留する少数キャリアを素早く消滅させることが
できる。
【0025】図4(c)に示される形状は、正8角形の
隣接する角部が重なり合ったもので、円形形状のものと
ほぼ同様の作用をする。
【0026】図4(d)に示される形状は、正6角形の
形状で、1個おきにその向きが90゜回転した状態で、
一方の半導体領域6の角部が他方の半導体領域6の辺部
と重なり合うように配列されたものである。このように
中心から一番遠い部分(角部)同士が重なり合わなくて
も、同様の形状が繰り返されるように配列されれば同様
の効果が得られる。
【0027】半導体領域6の平面形状は、これらの例に
限定されるものではなく、他の多角形状、または円弧と
角形などこれらの形状を組み合せた他の形状などにする
こともできる。
【0028】金属層3は、n- 形の半導体層2とショッ
トキーバリア(ショットキー接合)を形成する金属、た
とえばTiやMoなどが真空蒸着やスパッタリングなど
により成膜されてパターニングされることにより、一方
の電極として形成されている。p+ 形の半導体領域6上
では、導電形がp形であると共に、その不純物濃度が大
きいため、オーミックコンタクトをし、通常の電極とし
て動作する。半導体層2と直接接触する部分は、ショッ
トキー接合となるため、その部分は金属層3と半導体層
とでSBDを構成しているが、その割合は、前述のよう
に、僅かであり順方向電圧降下VF には余り影響しな
い。また、半導体基板1の裏面にはNiやAuなどから
なる電極7が形成される。
【0029】FLR4は、いわゆるフィールドリミティ
ングリングと呼ばれるもので、pn接合に形成される空
乏層をFLR4の外側まで広げて横方向の耐圧を向上さ
せるために設けられている。このFLR4は、p+ 形の
半導体領域2を形成する際に同じp形不純物を同時に拡
散することにより形成される。また、このFLR4は、
図1では3本同心状に形成されているが、数を多くする
ほど耐圧を向上させることができ、必要な耐圧に応じて
所望の本数に形成される。
【0030】つぎに、図1に示されるショットキーバリ
ア半導体装置の製法について説明をする。
【0031】まず、たとえば不純物濃度が1×1019
-3程度のn+ 形半導体基板の表面に不純物濃度がたと
えば1×1015cm-3程度のn- 型のシリコン半導体層
を10〜50μm程度の厚さにエピタキシャル成長す
る。つぎに、半導体層2の表面にCVD法などによりS
iO2 などからなる絶縁膜を設け、第2導電形の半導体
領域6を形成する部分のみを開口したマスクを形成し、
ボロン(B)などの不純物を導入して拡散することによ
り、p+ 形の半導体領域6をその深さが10〜20μm
程度でその大きさが直径で40μmφ程度になるように
形成する。この際、FLR4を形成する場所に同時にp
形不純物を導入しておくことにより、同時にFLR4を
形成することができる。前述のマスクの形状により、半
導体領域6の平面形状を自由に形成することができる。
【0032】その後、半導体層2の表面にp+ 形の半導
体領域6の部分が露出するように(図1(a)に示され
るように)酸化膜5形成し、n- 形半導体層2とショッ
トキーバリアを形成する金属、たとえばTiまたはMo
をスパッタリングにより2〜4μm程度の厚さに全面に
成膜してパターニングをし、金属層3を形成する。そし
て、半導体基板1の裏面にも全面にNiやAuなどから
なる電極7をスパッタリングなどにより形成することに
より、図1に示される構造の整流用半導体装置が得られ
る。
【0033】つぎに、本発明の整流用半導体装置の作用
について説明をする。図5に図1の1個のp+ 形の半導
体領域6の部分の拡大断面説明図が示されるように、動
作がオフになったとき(逆方向の電圧が印加されたと
き)、p+ 形の半導体領域6からn- 形の半導体層2に
注入された正孔h+ はn- 形の半導体層2内で行き場が
なくなり、少数キャリアとして周囲の金などの不純物に
よる電子e- に捕獲されたり、n- 形半導体層2内の電
子e- と結合して段々消滅するが、その捕獲する電子が
少ないとなかなか消滅しなくてスイッチングスピードが
遅くなる。
【0034】しかし、本発明では、1個1個のp+ 形の
半導体領域6の周囲にSBDが形成されている。このS
BDは、直接電子のみの移動により電流が流れ、正孔の
注入がない。そのため、動作時には電子がショットキー
接合部に集結しており、動作がオフになると電子がSB
D部に集結した状態で静止する。この電子がpn接合部
より注入されてオフ時に行き場を失った正孔側に流れて
結合し、少数キャリアである正孔h+ を容易に捕獲して
消滅させる。その結果、直ちに少数キャリアの正孔をな
くすることができ、電流は直ちにストップし、スイッチ
ングすることができる。すなわちこのSBD部分は電子
供給機構として働いている。そのため、この電子供給機
能は、pn接合部近傍に電子を供給できればよく、その
面積は、前述のようにp+ 形半導体領域6の面積に比べ
て、非常に小さい面積で足りる。その結果、SBDとし
ての動作は殆どなく、高耐圧用で不純物濃度が低い半導
体層2が厚くなっても、順方向電圧降下VF は殆ど問題
にならない。
【0035】図1に示される構造の整流用半導体装置の
金拡散のドープ量に対するTrr(nsec)の関係を従
来の構造の特性と対比して図6に示す。図6から明らか
なように、同じ金拡散のドープ量に対して、スイッチン
グ速度Trrがほぼ1/3になった。なお、順方向電圧降
下VF は従来の構造と何ら変化はなかった。また、10
0A/cm2 のときの電圧降下VF (mV)に対するス
イッチング速度Trr(nsec)の関係を同様に従来の
構造の同様の特性と対比して図7に示す。この図からも
明らかなように、ほぼ1/2程度にスイッチング速度が
小さくなった。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、順方向
電圧降下VF を大きくすることなく、また、高耐圧を維
持しながら、スイッチングスピードTrrを速くすること
ができる。その結果、従来の金拡散のみによる対策で
は、順方向電圧降下(順方向損失)VF とスイッチング
速度Trrとがトレードオフの関係にあり、両者を満足さ
せることができなかったものが、非常に低いVF で超高
速の整流用半導体装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の整流用半導体装置の一実施形態の説明
図である。
【図2】図1の構造のp+ 形半導体領域とその間に挟ま
れるn- 形半導体層との面積比に対するスイッチング速
度および順方向電圧降下の関係を示す図である。
【図3】図1の構造のp+ 形半導体領域とその間に挟ま
れるn- 形半導体層との面積比P/Qを求める説明図で
ある。
【図4】p+ 形半導体領域の他の形状例の説明図であ
る。
【図5】図1の整流用半導体装置の作用の説明図であ
る。
【図6】図1の構造にしたときの金のドープ量に対する
スイッチング速度Trrの関係を従来構造の特性と比較し
て示した図である。
【図7】図1の構造にしたときの順方向電圧降下VF
対するスイッチング速度Trrの関係を従来構造の特性と
比較して示した図である。
【図8】従来の整流用半導体装置の一例の説明図であ
る。
【図9】従来の整流用半導体装置の金ドープ量に対する
スイッチング速度Trrおよび順方向電圧降下VF の関係
図である。
【図10】従来のショットキーバリア半導体装置の一部
にpn接合部を形成した整流用の半導体装置の断面およ
び平面の説明図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 n- 形半導体層 3 金属層 6 p+ 形半導体領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高不純物濃度の第1導電形の半導体基板
    と、該半導体基板上にエピタキシャル成長される低不純
    物濃度の第1導電形の半導体層と、該半導体層の表面側
    に複数個設けられる第2導電形の半導体領域と、前記半
    導体層および前記第2導電形の半導体領域の表面に設け
    られ、前記半導体層とショットキーバリアを形成する金
    属層とからなり、前記第2導電形の半導体領域が、前記
    半導体層の表面側の平面形状で円形または多角形状で、
    かつ、中心部から一番遠い位置の部分が隣り合う前記第
    2導電形の半導体領域と近接するか、または重なるよう
    に規則的に配列して形成されてなる整流用半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体層の表面で、該半導体層の表
    面に形成される前記第2導電形の半導体領域の面積が、
    該第2導電形の半導体領域が形成されないで残存する前
    記半導体層の面積の2倍以上で6倍以下になるように、
    前記第2導電形の半導体領域が形成されてなる請求項1
    記載の整流用半導体装置。
  3. 【請求項3】 高不純物濃度の第1導電形の半導体基板
    と、該半導体基板上にエピタキシャル成長される低不純
    物濃度の第1導電形の半導体層と、該半導体層の表面側
    に複数個設けられる第2導電形の半導体領域と、前記半
    導体層および前記第2導電形の半導体領域の表面に設け
    られ、前記半導体層とショットキーバリアを形成する金
    属層とからなり、前記半導体層の表面で、該半導体層の
    表面に形成される前記第2導電形の半導体領域の面積
    が、該第2導電形の半導体領域が形成されないで残存す
    る前記半導体層の面積の2倍以上で6倍以下になるよう
    に、前記第2導電形の半導体領域が規則的に配列して形
    成されてなる整流用半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記エピタキシャル成長される第1導電
    形の半導体層の厚さが20μm以上である請求項1、2
    または3記載の整流用半導体装置。
JP11118715A 1999-04-26 1999-04-26 整流用半導体装置 Pending JP2000312011A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11118715A JP2000312011A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 整流用半導体装置
US09/559,470 US6340836B1 (en) 1999-04-26 2000-04-26 Semiconductor device for rectifying

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11118715A JP2000312011A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 整流用半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000312011A true JP2000312011A (ja) 2000-11-07

Family

ID=14743313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11118715A Pending JP2000312011A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 整流用半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6340836B1 (ja)
JP (1) JP2000312011A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002231968A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
US7135718B2 (en) 2002-02-20 2006-11-14 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. Diode device and transistor device
JP2009038270A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Sansha Electric Mfg Co Ltd Pinダイオード
WO2009116444A1 (ja) * 2008-03-17 2009-09-24 三菱電機株式会社 半導体装置
JP2011151208A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Toshiba Corp 半導体整流装置
CN115377183A (zh) * 2021-05-07 2022-11-22 意法半导体(图尔)公司 单向瞬态电压抑制器件

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1280207B1 (en) * 2000-04-04 2017-03-15 Hamamatsu Photonics K.K. Semiconductor energy detector
JP3914785B2 (ja) * 2002-02-20 2007-05-16 新電元工業株式会社 ダイオード素子
JP4274771B2 (ja) 2002-10-04 2009-06-10 新電元工業株式会社 半導体装置
EP1850396A3 (en) * 2006-04-28 2008-09-17 Nissan Motor Co., Ltd. Semiconductor device and manufacturing method thereof
US20110163408A1 (en) * 2010-01-06 2011-07-07 Pynmax Technology Co., Ltd. Schottky diode with low reverse leakage current and low forward voltage drop
US8937319B2 (en) * 2011-03-07 2015-01-20 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. Schottky barrier diode
JP6347999B2 (ja) * 2014-06-25 2018-06-27 シナプティクス・ジャパン合同会社 ジャンクションバリアショットキーダイオード及びその製造方法
DE112018001442T5 (de) * 2017-01-25 2020-01-09 Rohm Co., Ltd. Halbleitervorrichtung
CN108538925B (zh) * 2018-06-15 2024-05-14 深圳基本半导体有限公司 一种碳化硅结势垒肖特基二极管
CN120749033B (zh) * 2025-08-28 2025-12-09 山东芯诺电子科技股份有限公司 一种旋转整流芯片及生产方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6078090A (en) * 1997-04-02 2000-06-20 Siliconix Incorporated Trench-gated Schottky diode with integral clamping diode
JP3287269B2 (ja) * 1997-06-02 2002-06-04 富士電機株式会社 ダイオードとその製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002231968A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
US7135718B2 (en) 2002-02-20 2006-11-14 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. Diode device and transistor device
JP2009038270A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Sansha Electric Mfg Co Ltd Pinダイオード
WO2009116444A1 (ja) * 2008-03-17 2009-09-24 三菱電機株式会社 半導体装置
JPWO2009116444A1 (ja) * 2008-03-17 2011-07-21 三菱電機株式会社 半導体装置
US8304901B2 (en) 2008-03-17 2012-11-06 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device having a groove and a junction termination extension layer surrounding a guard ring layer
JP2011151208A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Toshiba Corp 半導体整流装置
US9064779B2 (en) 2010-01-21 2015-06-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor rectifier
CN115377183A (zh) * 2021-05-07 2022-11-22 意法半导体(图尔)公司 单向瞬态电压抑制器件

Also Published As

Publication number Publication date
US6340836B1 (en) 2002-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000312011A (ja) 整流用半導体装置
JP4282972B2 (ja) 高耐圧ダイオード
US20040031971A1 (en) High reverse voltage silicon carbide diode and method of manufacturing the same high reverse voltage silicon carbide diode
JP2008300506A (ja) ジャンクションバリアショットキーダイオードを備えた炭化珪素半導体装置
US20150287840A1 (en) Semiconductor device
JP3737524B2 (ja) 整流用半導体装置
JP7410800B2 (ja) 半導体装置
JP3987957B2 (ja) 半導体素子及びその製造方法
JP2018067690A (ja) 半導体装置とその製造方法
CN112993008A (zh) 电荷平衡器件及其制造方法
KR101490937B1 (ko) 쇼트키 배리어 다이오드 및 그 제조 방법
JP7388027B2 (ja) 炭化珪素半導体装置
JP5377548B2 (ja) 半導体整流装置
JPWO2017187856A1 (ja) 半導体装置
JP3655834B2 (ja) 半導体装置
JP4362679B2 (ja) 半導体装置
JP2025156634A (ja) 半導体装置
JP3489567B2 (ja) 半導体素子
JP2005167149A (ja) ショットキバリアを有する半導体装置
JP3482959B2 (ja) 半導体素子
JPH05259436A (ja) ショットキバリア整流半導体装置
JP3551154B2 (ja) 半導体素子
JP3947921B2 (ja) ショットキバリアを有する半導体装置
JP2009004566A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP4383250B2 (ja) ショットキバリアダイオード及びその製造方法