JP2000312477A - スイッチング・レギュレータ - Google Patents
スイッチング・レギュレータInfo
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- JP2000312477A JP2000312477A JP11116091A JP11609199A JP2000312477A JP 2000312477 A JP2000312477 A JP 2000312477A JP 11116091 A JP11116091 A JP 11116091A JP 11609199 A JP11609199 A JP 11609199A JP 2000312477 A JP2000312477 A JP 2000312477A
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- mosfet
- electrode
- gate
- body region
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スイッチング用素子あるいは整流用素子とし
て用いられるMOSFETの損失を低減し、変換効率の
改善を図る。 【解決手段】 直流入力電圧を昇圧または降圧すること
によって異なる直流出力電圧を得るとともに、スイッチ
ング用素子または整流用素子としてMOSFETを用い
たスイッチング・レギュレータにおいて、上記MOSF
ETは、ボディ領域の電位を制御する電極を有し、上記
MOSFETのゲート電極に入力される信号と同期した
信号を、上記ボディ領域の電位を制御する電極に入力す
る制御回路をさらに備える。
て用いられるMOSFETの損失を低減し、変換効率の
改善を図る。 【解決手段】 直流入力電圧を昇圧または降圧すること
によって異なる直流出力電圧を得るとともに、スイッチ
ング用素子または整流用素子としてMOSFETを用い
たスイッチング・レギュレータにおいて、上記MOSF
ETは、ボディ領域の電位を制御する電極を有し、上記
MOSFETのゲート電極に入力される信号と同期した
信号を、上記ボディ領域の電位を制御する電極に入力す
る制御回路をさらに備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング・レ
ギュレータに関し、特に直流入力電圧を昇圧または降圧
して直流出力することができ、CPU等の電源に適用可
能なスイッチング・レギュレータに関するものである。
ギュレータに関し、特に直流入力電圧を昇圧または降圧
して直流出力することができ、CPU等の電源に適用可
能なスイッチング・レギュレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチング・レギュレータの構
成例について説明する。図11は、従来の同期整流方式
を用いたバックコンバータを示すブロック図である。同
図に示すように、スイッチング用のMOSFET501
と、整流用のMOSFET502と、端子J,Kを有す
る制御回路503と、出力フィルタ504とで構成され
ている。端子JにはMOSFET501のゲート端子が
接続され、端子KにはMOSFET502のゲート端子
が接続されている。
成例について説明する。図11は、従来の同期整流方式
を用いたバックコンバータを示すブロック図である。同
図に示すように、スイッチング用のMOSFET501
と、整流用のMOSFET502と、端子J,Kを有す
る制御回路503と、出力フィルタ504とで構成され
ている。端子JにはMOSFET501のゲート端子が
接続され、端子KにはMOSFET502のゲート端子
が接続されている。
【0003】図12は、制御回路503の端子J,Kか
ら出力される信号を示す波形図である。同図に示すよう
に、制御回路503の端子J,Kから出力される信号
(以下、ゲート信号という)j,kは、MOSFET5
01,502のゲート端子にそれぞれ入力される。な
お、一般的にMOSFET501,502が同時にオン
状態となって大きな電流が流れることを抑制するため、
MOSFET501,502のゲート信号j,kの間に
は所定のデッドタイム(Tdead)が設けられている。
ら出力される信号を示す波形図である。同図に示すよう
に、制御回路503の端子J,Kから出力される信号
(以下、ゲート信号という)j,kは、MOSFET5
01,502のゲート端子にそれぞれ入力される。な
お、一般的にMOSFET501,502が同時にオン
状態となって大きな電流が流れることを抑制するため、
MOSFET501,502のゲート信号j,kの間に
は所定のデッドタイム(Tdead)が設けられている。
【0004】このようにスイッチング用素子または整流
素子用素子であるMOSFET501,502は、制御
回路503から入力されるゲート信号j,kによって制
御され、オン・オフ動作を繰り返す。MOSFETの損
失は貫通電流による損失を無視すると、オン抵抗による
導通損失と寄生容量によるスイッチング損失とに分けら
れ、次式のように表される。
素子用素子であるMOSFET501,502は、制御
回路503から入力されるゲート信号j,kによって制
御され、オン・オフ動作を繰り返す。MOSFETの損
失は貫通電流による損失を無視すると、オン抵抗による
導通損失と寄生容量によるスイッチング損失とに分けら
れ、次式のように表される。
【0005】 P=Ron・Id 2+Ciss・Vg 2・f (1)
【0006】ここで、Pは全損失、Ronはオン抵抗、I
d はドレイン電流、Ciss は入力容量、Vg はゲート駆
動電圧、fはスイッチング周波数である。式(1)から
明らかなように、損失の低減にはRon,Ciss ,Vgの
低減が有効であることがわかる。特にスイッチング周波
数に比例するスイッチング損失は、ゲート駆動電圧Vg
の二乗に比例するので、ゲート駆動電圧Vgを低減させ
る必要がある。
d はドレイン電流、Ciss は入力容量、Vg はゲート駆
動電圧、fはスイッチング周波数である。式(1)から
明らかなように、損失の低減にはRon,Ciss ,Vgの
低減が有効であることがわかる。特にスイッチング周波
数に比例するスイッチング損失は、ゲート駆動電圧Vg
の二乗に比例するので、ゲート駆動電圧Vgを低減させ
る必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
(オン抵抗とゲート電圧との関係を示すグラフ)の実線
に示すように、オン抵抗にはゲート電圧依存性があるた
め、ゲート電圧が低い場合にはオン抵抗が十分低下せ
ず、導通損失が増大するという問題がある。
(オン抵抗とゲート電圧との関係を示すグラフ)の実線
に示すように、オン抵抗にはゲート電圧依存性があるた
め、ゲート電圧が低い場合にはオン抵抗が十分低下せ
ず、導通損失が増大するという問題がある。
【0008】一方、図13の点線に示すように、素子の
しきい値電圧を低く設定することにより、オン抵抗のゲ
ート電圧依存性を改善することができるものの、しきい
値電圧の低下に伴って非導通時の漏れ電流を増大させる
ため、結果的に損失の増大につながる。また、素子の並
列接続によっても、見かけ上のオン抵抗を低減させるこ
とができるが、この方法では入力容量が増加し、スイッ
チング損失が増加するという問題がある。
しきい値電圧を低く設定することにより、オン抵抗のゲ
ート電圧依存性を改善することができるものの、しきい
値電圧の低下に伴って非導通時の漏れ電流を増大させる
ため、結果的に損失の増大につながる。また、素子の並
列接続によっても、見かけ上のオン抵抗を低減させるこ
とができるが、この方法では入力容量が増加し、スイッ
チング損失が増加するという問題がある。
【0009】本発明は、このような課題を解決するため
のものであり、スイッチング用素子あるいは整流用素子
として用いられるMOSFETの損失を低減し、変換効
率の改善を図ることができるスイッチング・レギュレー
タを提供することを目的とする。
のものであり、スイッチング用素子あるいは整流用素子
として用いられるMOSFETの損失を低減し、変換効
率の改善を図ることができるスイッチング・レギュレー
タを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係るスイッチング・レギュレータ
は、直流入力電圧を昇圧または降圧することによって異
なる直流出力電圧を得るとともに、スイッチング用素子
または整流用素子としてMOSFETを用いたスイッチ
ング・レギュレータにおいて、上記MOSFETは、ボ
ディ領域の電位を制御する電極を有し、上記MOSFE
Tのゲート電極に入力される信号と同期した信号を、上
記ボディ領域の電位を制御する電極に入力する制御回路
をさらに備えたものである。
るために、本発明に係るスイッチング・レギュレータ
は、直流入力電圧を昇圧または降圧することによって異
なる直流出力電圧を得るとともに、スイッチング用素子
または整流用素子としてMOSFETを用いたスイッチ
ング・レギュレータにおいて、上記MOSFETは、ボ
ディ領域の電位を制御する電極を有し、上記MOSFE
Tのゲート電極に入力される信号と同期した信号を、上
記ボディ領域の電位を制御する電極に入力する制御回路
をさらに備えたものである。
【0011】一方、本発明のその他の態様として、以下
のような構成を採用することもできる。すなわち、上記
MOSFETのボディ領域の電位を制御する電極と上記
MOSFETのゲート電極とは、ダイオードを介して接
続されていてもよい。また、上記MOSFETのボディ
領域の電位を制御する電極と上記MOSFETのゲート
電極とは、ダイオード接続されたMOSFETを介して
接続されていてもよい。
のような構成を採用することもできる。すなわち、上記
MOSFETのボディ領域の電位を制御する電極と上記
MOSFETのゲート電極とは、ダイオードを介して接
続されていてもよい。また、上記MOSFETのボディ
領域の電位を制御する電極と上記MOSFETのゲート
電極とは、ダイオード接続されたMOSFETを介して
接続されていてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係るスイッチング
・レギュレータの動作原理について、図を参照して説明
する。図1は、本発明で使用されるMOSFETを示す
断面図である。同図に示すように、バルクシリコンから
なる基板1には、ウェル2と拡散層3,4とが設けら
れ、ウェル2上にはゲート酸化膜を介してゲート電極5
が設けられ、拡散層3,4上にはそれぞれソース電極6
とドレイン電極7とが設けられ、これらによってMOS
FETが構成されている。さらに、ウェル2にはウェル
電極8が設けられている。
・レギュレータの動作原理について、図を参照して説明
する。図1は、本発明で使用されるMOSFETを示す
断面図である。同図に示すように、バルクシリコンから
なる基板1には、ウェル2と拡散層3,4とが設けら
れ、ウェル2上にはゲート酸化膜を介してゲート電極5
が設けられ、拡散層3,4上にはそれぞれソース電極6
とドレイン電極7とが設けられ、これらによってMOS
FETが構成されている。さらに、ウェル2にはウェル
電極8が設けられている。
【0013】一方、本発明においては、SOI(Silico
n On Insulator)基板に形成されたMOSFETを適用
することもできる。図2は、SOI基板に形成されたM
OSFETを示す断面図である。同図に示すように、シ
リコンからなる基板1上には、絶縁体膜9が形成され、
その上には拡散層3,4とボディ領域2aとが設けられ
ている。ボディ領域2aにはゲート酸化膜を介して設け
られたゲート電極5とボディ電極8aとが設けられ、拡
散層3,4上にはそれぞれソース電極6とドレイン電極
7とが設けられている。
n On Insulator)基板に形成されたMOSFETを適用
することもできる。図2は、SOI基板に形成されたM
OSFETを示す断面図である。同図に示すように、シ
リコンからなる基板1上には、絶縁体膜9が形成され、
その上には拡散層3,4とボディ領域2aとが設けられ
ている。ボディ領域2aにはゲート酸化膜を介して設け
られたゲート電極5とボディ電極8aとが設けられ、拡
散層3,4上にはそれぞれソース電極6とドレイン電極
7とが設けられている。
【0014】このように本実施の形態は、ウェル電極も
しくはボディ電極を有するMOSFETを使用する点に
特徴がある。なお、従来からウェル電極あるいはボディ
電極を有するMOSFETは従来から製造されているも
のの、従来においてはこれらの電極をソース電極と短絡
しMOSFETの制御端子としては利用しておらず、本
発明の構成には該当しない。
しくはボディ電極を有するMOSFETを使用する点に
特徴がある。なお、従来からウェル電極あるいはボディ
電極を有するMOSFETは従来から製造されているも
のの、従来においてはこれらの電極をソース電極と短絡
しMOSFETの制御端子としては利用しておらず、本
発明の構成には該当しない。
【0015】ところで、MOSFETのしきい値電圧
は、一般的に次のように表わされる。
は、一般的に次のように表わされる。
【0016】 VT=VFB+2φF+{√(2εSε0qNA(2φF))}/COX(2)
【0017】 φF=kT/q・ln(NA/ni) (3)
【0018】ここで、VFBはフラットバンド電圧、φF
はフェルミ準位、εS はシリコンの比誘電率、ε0 は真
空の誘電率、qは電気素量、NA はチャネル領域の不純
物濃度、COXはゲート絶縁膜の電気容量、kはボルツマ
ン定数、Tは温度、ni は真性半導体のキャリア密度で
ある。また、ボディ領域の電位を変化させることによ
り、式(2)は次のように記述される。
はフェルミ準位、εS はシリコンの比誘電率、ε0 は真
空の誘電率、qは電気素量、NA はチャネル領域の不純
物濃度、COXはゲート絶縁膜の電気容量、kはボルツマ
ン定数、Tは温度、ni は真性半導体のキャリア密度で
ある。また、ボディ領域の電位を変化させることによ
り、式(2)は次のように記述される。
【0019】 VT=VFB+2φF+{√(2εSε0qNA(2φF−VB))}/COX (4)
【0020】ここで、VB はボディ領域の電位である。
式(4)から明らかなように、ボディ領域の電位VB を
制御することにより、しきい値電圧VT を制御できるこ
とがわかる。すなわち、MOSFETの導通時にのみボ
ディ領域に適切な電位を与えることにより、導通時にお
けるオン抵抗の改善と非導通時における漏れ電流の抑制
とを同時に実現することができる。特にウェル電極また
はボディ電極をゲート電極と接続する構成を採用すれ
ば、MOSFETの制御端子を増加させることなく、し
きい値電圧制御を行うことが可能となる。
式(4)から明らかなように、ボディ領域の電位VB を
制御することにより、しきい値電圧VT を制御できるこ
とがわかる。すなわち、MOSFETの導通時にのみボ
ディ領域に適切な電位を与えることにより、導通時にお
けるオン抵抗の改善と非導通時における漏れ電流の抑制
とを同時に実現することができる。特にウェル電極また
はボディ電極をゲート電極と接続する構成を採用すれ
ば、MOSFETの制御端子を増加させることなく、し
きい値電圧制御を行うことが可能となる。
【0021】図3は、図2のSOI基板上に形成された
MOSFETについて、ボディ電極とゲート電極とを接
続した場合のドレイン電流−ゲート電圧特性を示すグラ
フである。電流値はチャネル幅1μmあたりの値を示
す。同図に示すように、ボディ電極とゲート電極とを接
続することにより、しきい値電圧が低下し、ドレイン電
流が増加していることがわかる。
MOSFETについて、ボディ電極とゲート電極とを接
続した場合のドレイン電流−ゲート電圧特性を示すグラ
フである。電流値はチャネル幅1μmあたりの値を示
す。同図に示すように、ボディ電極とゲート電極とを接
続することにより、しきい値電圧が低下し、ドレイン電
流が増加していることがわかる。
【0022】図4は、オン抵抗のゲート電圧依存性を示
すグラフである。抵抗値はチャネル幅1μmあたりの値
を示す。同図に示すように、ボディ電極とゲート電極と
を接続することにより、ゲート電圧が低い状態において
も、オン抵抗を低くできることがわかる。ゲート電圧が
1[V]のときに、本実施の形態に係るMOSFETの
オン抵抗は、通常のMOSFETのオン抵抗の約5分の
1となっている。
すグラフである。抵抗値はチャネル幅1μmあたりの値
を示す。同図に示すように、ボディ電極とゲート電極と
を接続することにより、ゲート電圧が低い状態において
も、オン抵抗を低くできることがわかる。ゲート電圧が
1[V]のときに、本実施の形態に係るMOSFETの
オン抵抗は、通常のMOSFETのオン抵抗の約5分の
1となっている。
【0023】以上の説明から明らかなように、MOSF
ETのボディ領域の電位を制御する電極に、MOSFE
Tのゲート電極に入力される信号と同期した信号を入力
することにより、導通損失の低減と非導通時の漏れ電流
による損失の低減を同時に実現することが可能となり、
スイッチング・レギュレータの変換効率を改善すること
ができる。
ETのボディ領域の電位を制御する電極に、MOSFE
Tのゲート電極に入力される信号と同期した信号を入力
することにより、導通損失の低減と非導通時の漏れ電流
による損失の低減を同時に実現することが可能となり、
スイッチング・レギュレータの変換効率を改善すること
ができる。
【0024】次に、本発明の実施例について説明する。
【0025】
【実施例】[第1の実施例]図5は、上述の本発明を同
期整流型バックコンバータに適用した例を示す。同図に
示すように、本実施例は、スイッチング用のMOSFE
T101と、整流用のMOSFET102と、端子A〜
Dを有する制御回路103と、出力フィルタ104とで
構成されている。
期整流型バックコンバータに適用した例を示す。同図に
示すように、本実施例は、スイッチング用のMOSFE
T101と、整流用のMOSFET102と、端子A〜
Dを有する制御回路103と、出力フィルタ104とで
構成されている。
【0026】MOSFET101は、スイッチング用の
pチャネル型MOSFETである。MOSFET102
は、同期整流用のnチャネル型MOSFETである。制
御回路103は、MOSFET101,102に制御信
号を供給するための回路であり、所望の直流電圧出力を
得るために駆動周波数を変化させるPFM制御またはオ
ン・オフ時間の比率を変化させるPWM制御を行う機能
を有する。出力フィルタ104は、MOSFET10
1,102によって生成された矩形波を平滑化し直流電
圧を出力する回路であり、例えばコイルやコンデンサ等
で構成された平滑フィルタである。
pチャネル型MOSFETである。MOSFET102
は、同期整流用のnチャネル型MOSFETである。制
御回路103は、MOSFET101,102に制御信
号を供給するための回路であり、所望の直流電圧出力を
得るために駆動周波数を変化させるPFM制御またはオ
ン・オフ時間の比率を変化させるPWM制御を行う機能
を有する。出力フィルタ104は、MOSFET10
1,102によって生成された矩形波を平滑化し直流電
圧を出力する回路であり、例えばコイルやコンデンサ等
で構成された平滑フィルタである。
【0027】一方、図6は上述の本発明を一石フォワー
ド型コンバータに適用した例を示す。同図に示すよう
に、本実施例は、スイッチング用のMOSFET201
と、端子E,Fを有する制御回路202と、トランス2
03と、整流回路204と、出力フィルタ205とで構
成されている。
ド型コンバータに適用した例を示す。同図に示すよう
に、本実施例は、スイッチング用のMOSFET201
と、端子E,Fを有する制御回路202と、トランス2
03と、整流回路204と、出力フィルタ205とで構
成されている。
【0028】MOSFET201は、スイッチング用の
pチャネル型MOSFETである。制御回路202は、
MOSFET201に制御信号を供給するための回路で
あり、所望の直流電圧出力を得るために駆動周波数を変
化させるPFM制御またはオン・オフ時間の比率を変化
させるPWM制御を行う機能を有する。
pチャネル型MOSFETである。制御回路202は、
MOSFET201に制御信号を供給するための回路で
あり、所望の直流電圧出力を得るために駆動周波数を変
化させるPFM制御またはオン・オフ時間の比率を変化
させるPWM制御を行う機能を有する。
【0029】トランス203は、MOSFET201に
よって生成された矩形波を1次側から2次側へ伝える回
路である。整流回路204は、トランス203の出力を
整流する回路である。出力フィルタ205は、整流回路
204の出力が入力され直流電圧を出力する回路であ
り、例えばコイルやコンデンサ等で構成された平滑フィ
ルタである。
よって生成された矩形波を1次側から2次側へ伝える回
路である。整流回路204は、トランス203の出力を
整流する回路である。出力フィルタ205は、整流回路
204の出力が入力され直流電圧を出力する回路であ
り、例えばコイルやコンデンサ等で構成された平滑フィ
ルタである。
【0030】これら二つの実施例では、ボディ電極とゲ
ート電極のそれぞれに対して、制御信号を供給してい
る。制御回路103の端子A,B,C,Dからは、図7
に示す信号a,b,c,dが出力され、制御回路202
の端子E,Fからは、図8に示す信号e,fが出力さ
れ、漏れ電流を抑えつつスイッチング素子の損失を抑制
している。以下の説明ではゲート入力電圧の最大値Vg
は電源電圧に等しいものとする。
ート電極のそれぞれに対して、制御信号を供給してい
る。制御回路103の端子A,B,C,Dからは、図7
に示す信号a,b,c,dが出力され、制御回路202
の端子E,Fからは、図8に示す信号e,fが出力さ
れ、漏れ電流を抑えつつスイッチング素子の損失を抑制
している。以下の説明ではゲート入力電圧の最大値Vg
は電源電圧に等しいものとする。
【0031】各MOSFETのゲート端子に対しては、
制御回路の端子A,C,Eから最大値がVg [V]かつ
最小値が0[V]の矩形波a,c,eが入力される。p
チャネル型のMOSFET101のボディ端子に対して
は、制御回路103の端子Bから、端子Aから出力され
る信号aに同期して、最大値がVg [V]かつ最小値が
Vg −0.8[V]よりも大きい信号bが入力される。
nチャネル型のMOSFET102のボディ端子に対し
ては、制御回路103の端子Dから、端子Cから出力さ
れる信号cに同期して最小値が0[V]かつ最大値が
0.8[V]以下の信号dが入力される。
制御回路の端子A,C,Eから最大値がVg [V]かつ
最小値が0[V]の矩形波a,c,eが入力される。p
チャネル型のMOSFET101のボディ端子に対して
は、制御回路103の端子Bから、端子Aから出力され
る信号aに同期して、最大値がVg [V]かつ最小値が
Vg −0.8[V]よりも大きい信号bが入力される。
nチャネル型のMOSFET102のボディ端子に対し
ては、制御回路103の端子Dから、端子Cから出力さ
れる信号cに同期して最小値が0[V]かつ最大値が
0.8[V]以下の信号dが入力される。
【0032】なお、前述の理由により、信号a,bと信
号c,dとにおける波形の立ち上がりおよび立ち下がり
の間には、デッドタイム(Tdead)を設けることが望ま
しい。また、図6のnチャネル型のMOSFET201
の端子E,Fについては、それぞれ上述の信号a,bと
同じ信号で制御することもできる。
号c,dとにおける波形の立ち上がりおよび立ち下がり
の間には、デッドタイム(Tdead)を設けることが望ま
しい。また、図6のnチャネル型のMOSFET201
の端子E,Fについては、それぞれ上述の信号a,bと
同じ信号で制御することもできる。
【0033】[第2の実施例]図9および図10は、本
発明の第2の実施例を示す。すなわち、図9は同期整流
型バックコンバータを示し、スイッチング用のMOSF
ET301と、整流用のMOSFET302と、端子
G,Hを有する制御回路303と、出力フィルタ304
と、ダイオード305,306とで構成されている。図
10は一石フォワード型コンバータを示し、スイッチン
グ用のMOSFET401と、端子Iを有する制御回路
402と、トランス403と、整流回路404と、出力
フィルタ405と、ダイオード406とで構成されてい
る。
発明の第2の実施例を示す。すなわち、図9は同期整流
型バックコンバータを示し、スイッチング用のMOSF
ET301と、整流用のMOSFET302と、端子
G,Hを有する制御回路303と、出力フィルタ304
と、ダイオード305,306とで構成されている。図
10は一石フォワード型コンバータを示し、スイッチン
グ用のMOSFET401と、端子Iを有する制御回路
402と、トランス403と、整流回路404と、出力
フィルタ405と、ダイオード406とで構成されてい
る。
【0034】何れの場合においても、ボディ電極とゲー
ト電極との間の漏れ電流を抑制するため、ボディ電極と
ゲート電極との問にダイオードを挿入している。ただ
し、ダイオードを接続する代わりに、ダイオード接続さ
れたMOSFETで代用することも可能である。本実施
例によれば、スイッチング用および整流用のMOSFE
Tの制御端子を増加させることなく、漏れ電流とスイッ
チング損失を抑えることができるという効果を有する。
当然のことながら制御回路の端子数も減り、簡単な構成
で済むようになる。
ト電極との間の漏れ電流を抑制するため、ボディ電極と
ゲート電極との問にダイオードを挿入している。ただ
し、ダイオードを接続する代わりに、ダイオード接続さ
れたMOSFETで代用することも可能である。本実施
例によれば、スイッチング用および整流用のMOSFE
Tの制御端子を増加させることなく、漏れ電流とスイッ
チング損失を抑えることができるという効果を有する。
当然のことながら制御回路の端子数も減り、簡単な構成
で済むようになる。
【0035】図9のMOSFET301,302のゲー
ト端子に対しては、制御回路303の端子G,Hから、
最大値がVg [V]かつ最小値が0[V]とする図12
の信号j,kと同様の信号を入力することにより、本発
明の効果を得ることができる。また、図10のMOSF
ET401のゲート端子に対しては、制御回路402の
端子Iから、図12の信号kと同様の信号を入力してや
ればよい。
ト端子に対しては、制御回路303の端子G,Hから、
最大値がVg [V]かつ最小値が0[V]とする図12
の信号j,kと同様の信号を入力することにより、本発
明の効果を得ることができる。また、図10のMOSF
ET401のゲート端子に対しては、制御回路402の
端子Iから、図12の信号kと同様の信号を入力してや
ればよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明は、MOSF
ETのボディ領域の電位を制御する電極に、上記MOS
FETのゲート電極に入力される信号と同期した信号を
入力する制御回路を備えている。したがって、本発明
は、導通損失の低減と非導通時の漏れ電流による損失の
低減を同時に実現することが可能となり、スイッチング
・レギュレータの変換効率を改善することができる。
ETのボディ領域の電位を制御する電極に、上記MOS
FETのゲート電極に入力される信号と同期した信号を
入力する制御回路を備えている。したがって、本発明
は、導通損失の低減と非導通時の漏れ電流による損失の
低減を同時に実現することが可能となり、スイッチング
・レギュレータの変換効率を改善することができる。
【図1】 本発明に適用可能なMOSFETを示す断面
図である。
図である。
【図2】 本発明の適用可能なその他のMOSFETを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】 図2の構成におけるゲート電圧−ドレイン電
流の関係を示すグラフである。
流の関係を示すグラフである。
【図4】 図2の構成におけるゲート電圧−オン抵抗の
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図5】 同期整流型バックコンバータ(第1の実施
例)を示すブロック図である。
例)を示すブロック図である。
【図6】 一石フォワード型コンバータ(第1の実施
例)を示すブロック図である。
例)を示すブロック図である。
【図7】 信号a〜dを示す波形図である。
【図8】 信号e〜fを示す波形図である。
【図9】 同期整流型バックコンバータ(第2の実施
例)を示すブロック図である。
例)を示すブロック図である。
【図10】 一石フォワード型コンバータ(第2の実施
例)を示すブロック図である。
例)を示すブロック図である。
【図11】 従来例を示すブロック図である。
【図12】 信号j,kを示す波形図である。
【図13】 従来例におけるゲート電圧−オン抵抗の関
係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
1…基板、2…ウェル、2a…ボディ領域、3,4…拡
散領域、5…ゲート電極、6…ソース電極、7…ドレイ
ン電極、8…ウェル電極、8a…ボディ電極、9…絶縁
膜、101,102,201、301,302、401
…MOSFET、103,202,303,402…制
御回路、104,205,304,405…出力フィル
タ、203,403…トランス、204,404…整流
回路、305,306,406…ダイオード。
散領域、5…ゲート電極、6…ソース電極、7…ドレイ
ン電極、8…ウェル電極、8a…ボディ電極、9…絶縁
膜、101,102,201、301,302、401
…MOSFET、103,202,303,402…制
御回路、104,205,304,405…出力フィル
タ、203,403…トランス、204,404…整流
回路、305,306,406…ダイオード。
フロントページの続き (72)発明者 谷内 利明 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5F048 AA05 AA07 AB07 AB10 AC03 AC10 BA16 BE03 BE09 BF17 CC06 CC13 5H006 CA02 CB03 CB07 CC08 DB01 HA08
Claims (3)
- 【請求項1】 直流入力電圧を昇圧または降圧すること
によって異なる直流出力電圧を得るとともに、スイッチ
ング用素子または整流用素子としてMOSFETを用い
たスイッチング・レギュレータにおいて、 前記MOSFETは、ボディ領域の電位を制御する電極
を有し、 前記MOSFETのゲート電極に入力される信号と同期
した信号を、前記ボディ領域の電位を制御する電極に入
力する制御回路をさらに備えたことを特徴とするスイッ
チング・レギュレータ。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記ボディ領域の電位を制御する電極と前記MOSFE
Tのゲート電極とは、ダイオードを介して接続されてい
ることを特徴とするスイッチング・レギュレータ。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記ボディ領域の電位を制御する電極と前記MOSFE
Tのゲート電極とは、ダイオード接続されたMOSFE
Tを介して接続されていることを特徴とするスイッチン
グ・レギュレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11116091A JP2000312477A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | スイッチング・レギュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11116091A JP2000312477A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | スイッチング・レギュレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000312477A true JP2000312477A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14678498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11116091A Pending JP2000312477A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | スイッチング・レギュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000312477A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007080288A (ja) * | 2006-11-14 | 2007-03-29 | Hitachi Ltd | インタフェース装置 |
| JP2008109853A (ja) * | 2007-11-05 | 2008-05-08 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
| KR100902596B1 (ko) | 2007-09-28 | 2009-06-11 | 주식회사 동부하이텍 | 반도체 소자와 그의 제조방법 및 반도체 소자를 이용한변압회로 |
| JP2012050328A (ja) * | 2011-11-21 | 2012-03-08 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置 |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11116091A patent/JP2000312477A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007080288A (ja) * | 2006-11-14 | 2007-03-29 | Hitachi Ltd | インタフェース装置 |
| KR100902596B1 (ko) | 2007-09-28 | 2009-06-11 | 주식회사 동부하이텍 | 반도체 소자와 그의 제조방법 및 반도체 소자를 이용한변압회로 |
| JP2008109853A (ja) * | 2007-11-05 | 2008-05-08 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
| JP2012050328A (ja) * | 2011-11-21 | 2012-03-08 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置 |
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