JP2000312500A - スイッチドリラクタンスモータの制御方法及び制御装置 - Google Patents

スイッチドリラクタンスモータの制御方法及び制御装置

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JP2000312500A
JP2000312500A JP11142292A JP14229299A JP2000312500A JP 2000312500 A JP2000312500 A JP 2000312500A JP 11142292 A JP11142292 A JP 11142292A JP 14229299 A JP14229299 A JP 14229299A JP 2000312500 A JP2000312500 A JP 2000312500A
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Norimoto Minoshima
紀元 蓑島
Taiji Odate
泰治 大立
Yoichi Saito
洋一 斉藤
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作原理として自己インダクタンスと相互イ
ンダクタンスとを併用したSRリニアモータにおいて、
同じ励磁電流で最大の推力を得るとともに、推力が不要
なときには供給電流量を非常に小さくすることを可能に
する。 【解決手段】 駆動方式を正弦波駆動とするとともに、
トルク電流及び励磁電流とをリニアモータの最大推力ポ
イントとなる一定の比でベクトル制御する。加速度指令
演算部22で演算された加速度指令値Aが電流指令値Id・
Iqに変換され、励磁・トルク電流指令演算部25で励磁及
びトルク電流指令値Idref,Iqref が設定される。両電流
指令値Idref,Iqref と、電流センサ15a,15b 及び位置セ
ンサ14の出力信号に基づいて演算されたフィードバック
量との偏差ΔId,ΔIqにPI処理が施された後、加算さ
れて励磁及びトルク指令電圧Vd,Vqとなり、2相3相変
換部31で3相の指令電圧Vu*,Vv*,Vw*に変換されて
インバータ5へ出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作原理として自
己インダクタンスと相互インダクタンスとを併用したス
イッチドリラクタンス(Switched Reluctance)モータ
(以下、SRモータと称す。)の制御方法及び制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転機に対応した種々のリニアモ
ータが知られており、一部は実施されている。リニアモ
ータのうちリニア直流モータ、リニアパルスモータ及び
リニア誘導モータが実用化されている。このうちリニア
誘導モータがパレット搬送装置等の比較的大型の装置に
使用されている。
【0003】リニア誘導モータでは端効果(end effec
t)と呼ばれる現象が存在するため、特に高速領域で推
力が低下するという問題がある。その結果、大きな推力
を得るには装置が大型化するという問題があった。ま
た、リニアパルスモータでは可動部が入力パルス信号に
同期して歩進するため、開ループ制御が可能であり、変
位誤差が累積しない等の特徴があるが、移動を滑らかに
行わせるには所定ピッチで設けられる磁極や歯(突部)
の間隔を狭く(1〜2mm程度に)する必要があり、荷
移載装置等のように大きな移動距離が必要な装置では、
磁極及び歯の加工やコイルの巻付けに手間がかかるとい
う問題がある。
【0004】本願出願人は先に、従来ほとんど実用化の
検討がなされていなかったSRリニアモータについて検
討し、従来の回転式のSRモータをそのまま平面展開し
たSRリニアモータを作成した。
【0005】一方、3相のリニアモータのベクトル制御
を行う制御システムとして、図8に示すものがある。こ
のシステムでは、上位制御器からトルク電流指令値Iq*
及び励磁電流指令値Id*を指令する。また、リニアモー
タ51の可動子の位置を検出する位置センサ52からの
電気角検出信号θと、電流センサ53a,53bの検出
信号とを3相2相変換器54でトルク電流値Iq及び励磁
電流値Idに変換する。そして、前記トルク電流指令値Iq
*及び励磁電流指令値Id*と、前記トルク電流値Iq及び
励磁電流値Idとの偏差を加算部55a,55bで演算
し、加算部55a,55bの出力に積分動作及び比例動
作を施すとともに、加算部56a,56bで加算してト
ルク電圧指令値Vq*及び励磁電圧指令値Vd*とする。そ
して、トルク電圧指令値Vq*及び励磁電圧指令値Vd*を
2相3相変換器57で3相の指令電圧Vu*,Vv*,Vw*
に変換してインバータ58に出力する。この制御では励
磁電流指令値Id*が一定になるように制御している。
【0006】従来、SRモータの回転子に作用する力F
と、トルク電流値Iq及び励磁電流値Idとの間には次式の
関係が成り立つとされている。 F=α・{(Id2 +Iq2 )/2}・sin 2ψ=(2α/3)・Id・Iq…(1) 但し、αはモータ定数、ψは図9(a)に示すベクトル
図における合成電流ベクトル59とトルク電流ベクトル
との成す角度であり、ψ=tan -1(Iq/Id) で表される。
従って、2ψ=π/2、即ちトルク電流値Iq及び励磁電
流値Idが同じ値となるψが45°となるように制御する
と、同じ実効電流値でも力Fが最大になる。前記(1)
式は、SRモータのインダクタンスの空間分布が正弦波
と仮定した場合に成立する。ここで、SRモータのイン
ダクタンスの空間分布とは、図9(b)に示すように、
横軸に回転子の位置、縦軸に巻線のインダクタンスの大
きさをとって表した際の両者の関係を言う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転式のSRモ
ータをそのまま平面展開したSRリニアモータを、従来
の回転式のSRモータに適用されている駆動回路方式、
例えば1相励磁駆動(ユニポーラ回路)及び2相励磁駆
動(バイポーラ回路)を適用して発生推力を測定した。
その結果、従来のリニア誘導モータに比較して数倍の平
均推力が得られ、1相励磁駆動の方が平均推力が大きく
なることを見いだした。しかし、1相励磁駆動の場合
は、発生推力が零になるポイントがあるとともに、推力
の変動が大きいという問題がある。
【0008】本願出願人は動作原理として自己インダク
タンスと相互インダクタンスとを併用し、駆動方式をバ
イポーラの正弦波駆動とするSRリニアモータが、回転
式のSRモータをそのまま平面展開したSRリニアモー
タに比較して同じ電流密度で推力が大きくなり、かつ発
生推力が零になるポイントがないことを見いだした。と
ころが、このSRリニアモータについてトルク電流値Iq
と励磁電流値Idとの比、即ちIq/Idと推力の関係を調べ
たところ、推力が最大となるのはIq/Id=1の点ではな
く、Iq/Id=1からずれた点であることを見いだした。
このことは(1)式が自己インダクタンスのみを動作原
理としたSRモータについて考えられたものであり、自
己インダクタンスと相互インダクタンスとを併用したS
Rリニアモータではインダクタンスの空間分布が正弦波
にならないためと考えられる。従って、自己インダクタ
ンスと相互インダクタンスとを併用したSRリニアモー
タに供給する電流量が同じ場合、前記(1)式のψが4
5°となるようにトルク電流指令値Iq*及び励磁電流指
令値Id*を設定して制御したのでは、必ずしも最大推力
を得ることができない。
【0009】また、SRリニアモータをベクトル制御す
る際、従来のように励磁電流指令値Id*が一定になるよ
うに制御する場合は、推力を発生しない状態でも大きな
推力を得るときと同じ励磁電流Idが流れるため、リニア
モータが発熱し易いという問題がある。
【0010】また、回転式のSRモータにおいても、本
願出願人は動作原理として自己インダクタンスと相互イ
ンダクタンスとを併用して、駆動方式をバイポーラの正
弦波駆動とした場合にトルクが一般のSRモータに比較
して大きくなることを見出した。
【0011】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その第1の目的は動作原理として自己イン
ダクタンスと相互インダクタンスとを併用し、駆動方式
をバイポーラの正弦波駆動としたSRモータにおいて、
最大の推力又はトルクを得ることが可能になるととも
に、推力又はトルクが不要なときには供給電流量を非常
に小さくできてモータの発熱を抑制することができるS
Rモータの制御方法を提供することにある。また、第2
の目的は前記制御方法を実施するのに適したSRモータ
の制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、請求項1に記載の発明では、動作原理として自
己インダクタンスと相互インダクタンスとを併用したS
Rモータにおいて、駆動方式をバイポーラの正弦波駆動
とするとともに、トルク電流と励磁電流とを一定の比と
なるようにベクトル制御する。
【0013】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記トルク電流と励磁電流とを前記
モータのほぼ最大推力ポイントとなる一定の比で制御す
る。請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2
に記載の発明において、前記SRモータはSRリニアモ
ータである。
【0014】また、前記第2の目的を達成するため、請
求項4に記載の発明では、動作原理として自己インダク
タンスと相互インダクタンスとを併用し、駆動方式をバ
イポーラの正弦波駆動としたSRモータの制御装置であ
って、前記モータに供給される電流値を検出する電流検
出手段と、前記モータの可動子の位置を検出する位置検
出手段と、前記電流検出手段及び位置検出手段の出力信
号に基づいて励磁電流値及びトルク電流値のフィードバ
ック量を演算する励磁・トルク電流フィードバック量演
算手段と、入力された指令と可動子の位置に基づいて加
速度指令値を演算する加速度指令演算部と、前記加速度
指令演算部で演算された加速度指令値を電流指令値に変
換する加速度→電流指令変換部と、前記電流指令値から
励磁電流指令値とトルク電流指令値とを、トルク電流指
令値と励磁電流指令値との比が一定の条件で演算する励
磁・トルク電流指令演算部と、前記励磁・トルク電流指
令演算部で演算された励磁電流指令値及びトルク電流指
令値と、前記励磁電流値及びトルク電流値のフィードバ
ック量との偏差に所定のゲインを乗じるとともに、3相
可変周波数交流電源への制御指令値を演算する制御指令
値演算部とを備えた。
【0015】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明において、前記SRモータはSRリニアモータ
である。請求項1に記載の発明では、動作原理として自
己インダクタンスと相互インダクタンスとが併用され、
固定子のコイルに電流が流れると可動子は常に磁力の作
用を受けて所定方向へ移動する。モータに供給する電流
量を設定する際、トルク電流指令値と励磁電流指令値と
が一定の比となるように設定されてベクトル制御が行わ
れる。
【0016】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記トルク電流値と励磁電流値と
が、前記モータのほぼ最大推力ポイントとなる一定の比
に設定される。
【0017】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明がSRモータとしてのSRリニア
モータに適用される。請求項4に記載の発明では、SR
モータに供給される電流値が電流検出手段によって検出
され、可動子の位置が位置検出手段によって検出され
る。入力された指令に対応した加速度指令値が加速度指
令演算部で演算され、その加速度指令値が加速度→電流
指令変換部で電流指令値に変換される。その電流指令値
に対応した励磁電流指令値及びトルク電流指令値が、励
磁・トルク電流指令演算部においてトルク電流指令値と
励磁電流指令値との比が一定という条件で演算される。
励磁・トルク電流フィードバック量演算手段により前記
電流検出手段及び位置検出手段の出力信号に基づいて励
磁電流値及びトルク電流値のフィードバック量が演算さ
れる。制御指令値演算部で前記励磁電流指令値及びトル
ク電流指令値と、前記励磁電流値及びトルク電流値のフ
ィードバック量との各偏差に所定のゲインがそれぞれ乗
じられるとともに、3相可変周波数交流電源への制御指
令値が演算される。そして、3相に対応した制御指令値
が3相可変周波数交流電源へ出力される。
【0018】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明がSRリニアモータに適用される。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明をSRモータとしてのSRリニアモータに具体化した
第1の実施の形態を図1〜図6に従って説明する。先
ず、SRリニアモータについて説明する。図2に示すよ
うに、SRリニアモータ1の固定子2は、極数が3n
(この実施の形態ではn=2)で、各極2a〜2fが等
ピッチに形成されている。各極2a〜2fにはコイル3
が全て同じ方向に集中巻で巻き付けられている。各コイ
ル3は3相となるように構成され、極2a,2dと対応
するコイル3にはu相、極2b,2eと対応するコイル
3にはv相、極2c,2fと対応するコイル3にはw相
の電流が、それぞれ駆動回路を介して供給されるように
なっている。駆動回路としては汎用の3相インバータが
使用され、コントローラを介して制御されるようになっ
ている。コントローラはSRリニアモータ1を正弦波駆
動するようにインバータを制御するようになっている。
【0020】SRリニアモータ1の可動子4には等ピッ
チで突部4aが形成され、突部4aは極2a〜2fと対
向可能に配置されている。固定子2の極2a〜2fの数
と、該固定子2と対応する部分の可動子4の突部4aの
数との比は3:4に設定されている。極2a〜2f及び
突部4aはその幅がほぼ同じに形成されている。そし
て、各コイル3に電流が供給されると可動子4がその長
手方向に移動されるようになっている。
【0021】次に前記SRリニアモータ1を制御する電
気的構成を図1及び図3に従って説明する。SRリニア
モータ1は3相可変周波数交流電源としての電圧形のイ
ンバータ5に接続されている。図3に示すように、コン
トローラ6は中央処理装置(以下、CPUという)7
と、読み出し専用メモリ(ROM)からなる記憶手段と
してのプログラムメモリ8と、読み出し及び書き替え可
能なメモリ(RAM)からなる作業用メモリ9と、入力
インタフェース10と、出力インタフェース11とを備
えている。CPU7はバス12を介してプログラムメモ
リ8及び作業用メモリ9に接続され、プログラムメモリ
8に記憶された所定のプログラムデータに従って各種の
処理を実行するようになっている。作業用メモリ9には
CPU7の各種演算結果が一時記憶される。
【0022】プログラムメモリ8にはCPU7が実行す
る前記プログラムデータと、その実行に必要な各種デー
タとが記憶されている。各種データとして現在位置から
所定時間後にどれだけ移動させるかを選択するテーブル
がある。図4に示すように、テーブル13には移動すべ
き距離Lと時間tとの対応データが多数組設定されてい
る。
【0023】SRリニアモータ1には可動子4の位置を
検出する位置検出手段としての位置センサ14が設けら
れている。位置センサ14は可動子4の位置を電気角θ
として検出するようになっている。この実施の形態では
可動子4の突部4aの2ピッチ分の移動量が位相(電気
角)θ=2πと対応するように設定されている。
【0024】また、インバータ5とSRリニアモータ1
との間には電流検出手段としての電流センサ15a,1
5bが設けられている。電流センサ15a,15bはS
Rリニアモータ1に供給される3相の電流Iu,Iv,Iwの
うちの2相(この実施の形態ではu相及びw相)の電流
Iu,Iwの電流値を検出する。
【0025】CPU7はバス12及び入力インタフェー
ス10を介して位置センサ14及び電流センサ15a,
15bに接続されている。CPU7はバス12及び出力
インタフェース11を介してインバータ5に接続されて
いる。
【0026】次にSRリニアモータ1のフィードバック
制御に使用される制御系を図1のブロック図に従って説
明する。なお、図1において破線で囲まれた部分はハー
ド的な構成を示すものではなく、プログラムメモリ8に
記憶されている一連のプログラムの実行により実現され
る。
【0027】電気角→位置変換演算部21は位置センサ
14の出力信号を入力して電気角θを可動子4の位置に
変換し、位置データxを出力する。加速度指令演算部2
2はテーブル選択指令Tcと電気角→位置変換演算部2
1から出力される位置データxとに基づいて加速度指令
値Aを演算し、演算結果を加速度→電流指令変換部23
に出力する。加速度指令演算部22はテーブル選択指令
Tcに基づいてテーブル13から該当する距離Lと時間
tの組み合わせを選択し、その組み合わせに対応する加
速度指令を演算する。
【0028】目標位置までの各時間毎の位置、速度及び
加速度は各組み合わせ毎に予め設定されており、プログ
ラムメモリ8にそれらを演算する演算式あるいは図5に
示すようなマップとして記憶されている。速度は移動開
始から所定時間は速度が一定の比で増加し、その後は速
度が一定に保持され、所定時間後に速度が一定の比で減
速されるように設定されている。そして、テーブル選択
指令Tcが入力された時点からの経過時間と、電気角→
位置変換演算部21から出力される位置データxとに基
づいて現時点での加速度指令値Aが演算される。
【0029】加速度→電流指令変換部23では加速度指
令値AにK3 /Kを掛けて電流指令値Id・Iqを求める。
ここで、K3 はF=mA=α・K・Id・Iqの式を変形し
た次の(2)式のm/αである。αはモータにより決ま
る定数であり、mは可動子4の負荷であり、モータによ
り決まる。従って、K3 はモータにより決まる定数とな
る。また、K=Iq/Idである。そして、Kは予め試験に
より求めた推力が最大となる値が使用される。
【0030】A・(m/α)/K=Id・Iq…(2) 加速度→電流指令変換部23の出力Id・Iqは電流リミッ
タ24で所定範囲内に制限された後、(Id・Iq)Lとし
て励磁・トルク電流指令演算部25に入力される。電流
リミッタ24は、インバータ5で出力する電流が最大許
容電流値以下となるように、出力(Id・Iq)Lを制限す
る。励磁・トルク電流指令演算部25は電流リミッタ2
4の出力(Id・Iq)Lの絶対値の平方根√|(Id・Iq)
L|を演算して励磁電流指令値Idref とする。また、出
力(Id・Iq)Lを励磁電流指令値Idref で割った値に定
数Kを掛けた値{(Id・Iq)L/√|(Id・Iq)L|}
・Kを演算してトルク電流指令値Iqref とする。
【0031】3相2相変換部26は両電流センサ15
a,15bの検出信号と、位置センサ14の検出信号に
基づいてu,v,w3相の電流値Iu,Iv,Iwをd,q2
相の電流値Id,Iqに変換する。
【0032】励磁・トルク電流指令演算部25の出力信
号、即ち励磁電流指令値Idref 及びトルク電流指令値Iq
ref と、励磁・トルク電流フィードバック量演算手段と
しての3相2相変換部26の出力信号、即ち実際にSR
リニアモータ1に流れる電流に対応する励磁電流値Id及
びトルク電流値Iqとの差が加算部27a,27bでそれ
ぞれ加算される。励磁電流値Id及びトルク電流値Iqは負
の値として加算部27a,27bに入力され、加算部2
7aで励磁電流指令値Idref と励磁電流値Idとの偏差Δ
Idが、加算部27bでトルク電流指令値Iqref とトルク
電流値Iqとの偏差ΔIqがそれぞれ求められる。そして、
各加算部27a,27bから出力された偏差ΔId,ΔIq
が積分動作部28a,28b、比例動作部29a,29
bで処理された後、加算部30a,30bで加算され、
励磁指令電圧Vd及びトルク指令電圧Vqとして2相3相変
換部31に入力される。2相3相変換部31は2相の励
磁指令電圧Vd及びトルク指令電圧Vqを3相の指令電圧Vu
*,Vv*,Vw*に変換してインバータ5へ出力する。加
算部27a,27b、積分動作部28a,28b、比例
動作部29a,29b、加算部30a,30b及び2相
3相変換部31により制御指令値演算部が構成される。
【0033】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。SRリニアモータ1の固定子2のコイル3に
正弦波駆動で順次電流が供給されると、極2a〜2f及
び対応する突部4aを通過する磁束の量が順次変化す
る。そして、可動子4の突部4aに作用する吸引力が順
次変化し、可動子4が所定方向へ移動する。図2におい
て、極2a〜2fに対して左側に位置する突部4a及び
その突部4aと対応する極を通過する磁束は可動子4に
右方向への推力を与え、右側に位置する突部4a及びそ
の突部4aと対応する極を通過する磁束は可動子4に左
方向への推力を与える。従って、左方向への推力を与え
る磁束の量が多くなるように各極2a〜2fを順次励磁
すれば可動子4は左方向へ移動し、右方向への推力を与
える磁束の量が多くなるように各極2a〜2fを順次励
磁すれば可動子4は右方向へ移動する。
【0034】次にコントローラ6によるSRリニアモー
タ1の制御方法を説明する。図示しない入力装置からテ
ーブル選択指令Tcが入力されると、CPU7はテーブ
ル13から指令された移動距離L及び所要時間tに対応
する組み合わせの番地を選択する。そして、その番地に
対応する目的位置まで可動子4を移動させる場合の所定
時間毎の位置及び速度の関係を設定する。また、CPU
7は位置センサ14の電気角を表す出力信号を距離の位
置データxに変換し、前記所定時間毎の位置及び速度の
関係から現時点における位置指令値と速度指令値を求め
る。そして、その値と位置データxとに基づいて現在位
置に対応する加速度指令値Aを演算する。
【0035】次にCPU7は加速度指令値AをId・Iq=
A・(m/α)/Kによって電流指令値Id・Iqに変換す
る。電流指令値Id・Iqをインバータ5から出力される電
流が最大許容電流値を超えない範囲内に制限した後、励
磁電流指令値Idref 及びトルク電流指令値Iqref を次式
に従って演算する。
【0036】Idref =√|(Id・Iq)L| Iqref =(Id・Iq)L/{√|(Id・Iq)L|}・K 次にCPU7は励磁電流指令値Idref と3相2相変換部
26の出力信号の励磁電流値Idとの差ΔId、及びトルク
電流指令値Iqref と3相2相変換部26の出力信号のト
ルク電流値Iqとの差ΔIqを演算する。次にCPU7は前
記差ΔId,ΔIqに積分処理及び比例処理を施したものを
加算して励磁指令電圧Vd及びトルク指令電圧Vqを設定す
る。即ち、SRリニアモータ1はPI制御を受ける。
【0037】そして、両指令電圧Vd,Vqが2相3相変換
部31で3相の指令電圧Vu*,Vv*,Vw*に変換されて
インバータ5へ出力される。インバータ5は指令電圧Vu
*,Vv*,Vw*に基づいてSRリニアモータ1を正弦波
駆動する。
【0038】CPU7は所定周期(例えば、数ミリ秒以
下の周期)で前記フィードバック制御を繰り返す。ま
た、CPU7は電気角→位置変換演算部23の出力か
ら、指令に対応した所定位置への移動が完了したか否か
を判断し、所定位置への移動が完了した時点で制御を終
了する。
【0039】図6に示すように、SRリニアモータ1の
推力Fと、トルク電流値Iqと励磁電流値Idとの比Iq/Id
(=K)とはK=1のときが最大となるのではなく、K
>1のときに最大となる。そして、推力Fが最大となる
ポイントのKに合わせて制御が行われる。
【0040】この実施の形態では以下の効果を有する。 (1) SRリニアモータ1の駆動方式をバイポーラの
正弦波駆動とするとともに、トルク電流と励磁電流とを
一定の比Kとなるようにベクトル制御するので、最大の
推力を得ることが可能な条件での制御が簡単にできると
ともに、推力が不要なときには供給電流量を非常に小さ
くできてSRリニアモータ1の発熱を抑制することがで
きる。
【0041】(2) 推力が最大となるポイントの前記
比Kにおいてベクトル制御が行われるため、同じ供給電
流において最大の推力を得ることができる。 (3) 入力された指令から加速度指令値Aを演算し、
その加速度指令値Aから式Id・Iq=A・(m/α)/K
を使用して電流指令値Id・Iqに変換し、その値に基づい
て励磁指令電流値Idref 及びトルク指令電流値Iqref を
設定する。従って、速度指令値から両指令電流値Idref
,Iqref を設定する場合に比較して簡単に設定ができ
る。
【0042】(4) 固定子2の極2a〜2fの数と、
固定子2と対応する部分の可動子4の突部4aの数との
比が3:4に設定され、かつ固定子2の極数が3n(n
は自然数)で、各極のコイル3が全て同じ方向に巻き付
けられている。従って、動作原理として自己インダクタ
ンスと相互インダクタンスとを併用する構成を簡単に形
成でき、極と突部4aとの間に作用する磁気による吸引
力が、可動子4の推力として効率よく作用する。
【0043】(5) 3相可変周波数交流電源として電
圧形のインバータ5が使用されているため、出力インピ
ーダンスが小さく、負荷条件に従った出力電流が流れ
る。また、汎用インバータを使用でき、コストが安くな
る。
【0044】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を図7に従って説明する。この実施の形態ではSRリ
ニアモータ1に代えて、動作原理として自己インダクタ
ンスと相互インダクタンスとを併用した回転式のSRモ
ータに前記実施の形態の制御方法を適用した点が前記実
施の形態と大きく異なっている 図7(a)は本発明を具体化したSRモータ35の模式
図である。SRモータ35は3n(nは自然数でこの実
施の形態ではn=2)個の極36a〜36fを有する円
筒状の固定子36を備えている。各極36a〜36fは
等間隔(等ピッチ)で設けられ、各極36a〜36fに
はコイル37が全て同じ方向に集中巻で巻き付けられて
いる。なお、図7(a)においてPは中性点である。各
コイル37は3相となるように構成され、極36a,3
6dと対応するコイル37にはu相、極36b,36e
と対応するコイル37にはv相、極36c,36fと対
応するコイル37にはw相の電流がそれぞれ図示しない
インバータを介して供給されるようになっている。可動
子としての回転子38には歯38aが等間隔(等ピッ
チ)で8個形成されている。
【0045】図7(b)は従来のSRモータ39を示
す。このSRモータ39はコイル37の巻き方と結線方
法が実施の形態のSRモータ35と異なっており、その
他の構成は同じである。各極36a〜36fの各コイル
37は、その巻き方向が交互に逆方向となるように巻き
付けられている。
【0046】前記のように構成されたSRモータ35,
39について、FEM(有限要素法)を用いてトルク特
性を比較した結果、動作原理として自己インダクタンス
と相互インダクタンスとを併用するSRモータ35の平
均トルクは従来のSRモータ39に対して約5%向上し
た。即ち、回転式のSRモータにおいても、動作原理と
して自己インダクタンスと相互インダクタンスとを併用
した構成では、動作原理として自己インダクタンスを用
いた従来のSRモータに比較してトルクが向上する。
【0047】前記のように構成されたSRモータ35の
ベクトル制御を行う場合は、図1に示す制御系の構成図
において、SRリニアモータ1に代えてSRモータ35
をインバータ5に接続し、位置検出手段として位置セン
サ14に代えて回転子38の基準位置からの回転角を検
出する回転角センサを設ける。また、電気角→位置変換
演算部21は省略される。テーブル13には回転子38
を現在位置から所定時間後にどれだけ回転させるかを選
択するため、回動すべき角度Θと時間tとの対応データ
が多数組設定されている。
【0048】加速度指令演算部22はテーブル選択指令
Tcと回転角センサから出力される信号とに基づいて加
速度指令値Aを演算し、演算結果を加速度→電流指令変
換部23に出力する。加速度指令演算部22はテーブル
選択指令Tcに基づいてテーブル13から該当する角度
Θと時間tの組み合わせを選択し、その組み合わせに対
応する加速度指令を演算する。そして、前記実施の形態
と同様にして、その加速度指令に基づいてトルク電流値
Iqと励磁電流値Idとの比が所定の値となるように制御が
行われる。なお、電流リミッタ24は加速度→電流指令
変換部23の出力をインバータ5で出力する電流が最大
許容電流値以下となるように、電流リミッタ24の出力
を制限する。
【0049】なお、実施の形態は前記に限定されるもの
でなく、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 3相2相変換部26及び2相3相変換部31をCP
U7の動作でソフト的に行う代わりに、3相2相変換器
及び2相3相変換器を別に設けたり、加算部27a,2
7b、積分動作部28a,28b、比例動作部29a,
29b及び加算部30a,30bをCPU7の動作でソ
フト的に行う代わりに、アンプや積分動作回路を別に設
けてもよい。
【0050】○ 加速度指令演算部22は各時点におけ
る加速度を演算できる構成であればよく、例えば予め設
定された位置変化のデータと現時点の位置データだけで
加速度指令値を演算してもよい。
【0051】○ 第1の実施の形態において、移動量及
び所要時間の組み合わせに対応した加速度指令値を指令
が入力された時点からの経過時間毎に予め演算したデー
タをプログラムメモリ8に記憶しておき、そのデータか
ら現在時点の加速と指令値を選択するようにしてもよ
い。この場合、演算処理が簡単になる。コントローラ6
が有しているテーブル13の移動すべき距離Lと時間t
との対応データは上位の制御装置から入力されるように
してもよい。
【0052】○ 第1の実施の形態において、コントロ
ーラ6への指令は移動量及び所要時間の組み合わせに限
らず、移動量及び高速、中速、低速のいずれかの速度指
令、あるいは移動量のみとしてもよい。移動量のみを指
令する構成では、目的地まで速く移動させるか否かの選
択余地はないが、指令が簡単でプログラムメモリ8に記
憶させるデータ量が少なくなる。
【0053】○ 加速度指令値Aを電流指令値Id・Iqに
変換する際、K(=Id/Iq)の値を推力が最大となる値
からずれた値に設定して電流指令値Id・Iqへの変換を行
ってもよい。また、推力が最大となるときのKの値はS
Rリニアモータによって異なり、K>1に限らず、K<
1で推力が最大となる場合もある。従って、予め試験又
はシミュレーションによって推力とKの値との関係を求
める必要がある。
【0054】○ PI制御以外の制御、例えばPID制
御としてもよい。 ○ 電圧形のインバータに代えて、電流形のインバータ
を使用したり、サイクロコンバータを3相可変周波数交
流電源として使用してもよい。
【0055】○ 位置センサ14は可動子の位置を電気
角θとして出力する構成に限らず、原点からの移動距離
として検出信号を出力する構成としてもよい。 ○ 極2a〜2f及び突部4aの先端部に複数の小さな
歯を形成してもよい。
【0056】○ 極2a〜2f及び突部4aの幅は必ず
しもほぼ同じに形成する必要はなく、極及び突部4aの
それぞれのピッチは同じで幅を異ならせてもよい。 ○ SRリニアモータ1の一次側を可動子として、二次
側を固定子とする構成としてもよい。この構成の場合、
移動体を案内するレールに沿って固定子を配置し、移動
体に可動子を取り付けることにより、移動体をSRリニ
アモータによって長い距離移動させることができる。
【0057】前記実施の形態から把握できる請求項記載
以外の発明(技術思想)について、以下にその効果とと
もに記載する。 (1) 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明に
おいて、前記トルク電流及び励磁電流の指令値は加速度
指令値に基づいて演算する。この場合、トルク電流及び
励磁電流の指令値の設定が容易となる。
【0058】(2) 請求項1〜請求項3のいずれかに
記載の発明において、前記SRモータを電圧形のインバ
ータを介して制御し、トルク電流指令値及び励磁電流指
令値と対応する2相の電圧を2相3相変換手段により3
相電圧に変換して前記インバータに出力する。この場
合、汎用インバータを使用できコストが安くなる。
【0059】(3) 請求項1〜請求項5のいずれかに
記載の発明において、SRモータは固定子の極数と、該
固定子と対応する部分の可動子の突部の数との比が3:
4に設定され、かつ固定子の極数が3n(nは自然数)
で、各極のコイルが全て同じ方向に巻き付けられてい
る。この場合、動作原理として自己インダクタンスと相
互インダクタンスとを併用する構成を簡単に形成でき、
極と突部との間に作用する磁気による吸引力が、可動子
のトルク又は推力として効率よく作用する。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項5
に記載の発明によれば、動作原理として自己インダクタ
ンスと相互インダクタンスとを併用し、駆動方式をバイ
ポーラの正弦波駆動としたSRモータにおいて、最大の
トルク又は推力を得ることが可能になるとともに、トル
ク又は推力が不要なときには供給電流量を非常に小さく
できてモータの発熱を抑制することができる。
【0061】請求項2に記載の発明によれば、同じ供給
電流において最大のトルク又は推力を得ることができ
る。請求項3に記載の発明によれば、同じ供給電流にお
いて最大の推力を得ることができる。
【0062】請求項4及び請求項5に記載の発明によれ
ば、速度指令値から励磁電流指令値及びトルク電流指令
値を設定する場合に比較して両電流指令値を簡単に設定
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態のSRリニアモータの制御
系を示す構成図。
【図2】 SRリニアモータの模式側面図。
【図3】 制御装置の電気的構成を示すブロック図。
【図4】 テーブルの部分模式図。
【図5】 加速度、速度及び位置の時間変化を示すグラ
フ。
【図6】 推力とK(=Iq/Id)の関係を示すグラフ。
【図7】 (a)は第2の実施の形態の回転式SRモー
タの模式図、(b)は従来の回転式SRモータの模式
図。
【図8】 従来の制御装置のブロック図。
【図9】 (a)は電流のベクトル図、(b)はSRモ
ータのインダクタンスの空間分布を示すグラフ。
【符号の説明】
1…SRリニアモータ、4…可動子、14…位置検出手
段としての位置センサ、15a,15b…電流検出手段
としての電流センサ、7…励磁・トルク電流値演算手
段、加速度指令演算部、励磁・トルク電流指令値演算部
及び制御指令値演算部を構成するCPU、8…同じくプ
ログラムメモリ、22…加速度指令演算部、25…励磁
・トルク電流指令演算部、26…励磁・トルク電流値演
算手段としての3相2相変換部、35…SRモータ、3
8…可動子としての回転子。
フロントページの続き (72)発明者 斉藤 洋一 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 5H540 AA01 BA03 BA10 BB03 BB06 BB09 EE08 EE13 EE14 EE15 EE16 FA02 FA12 FC02 5H550 BB02 BB03 BB10 DD09 DD10 GG05 HB08 HB09 JJ03 JJ11 JJ23 JJ24 KK06 KK08 LL22 LL35 5H576 BB02 BB10 DD09 DD10 EE01 GG04 HB02 HB03 HB04 JJ03 JJ17 JJ23 JJ24 JJ28 KK06 KK08 LL22 LL41

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作原理として自己インダクタンスと相
    互インダクタンスとを併用したスイッチドリラクタンス
    モータにおいて、 駆動方式をバイポーラの正弦波駆動とするとともに、ト
    ルク電流と励磁電流とを一定の比となるようにベクトル
    制御するスイッチドリラクタンスモータの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記トルク電流と励磁電流とを前記モー
    タのほぼ最大推力ポイントとなる一定の比で制御する請
    求項1に記載のスイッチドリラクタンスモータの制御方
    法。
  3. 【請求項3】 前記スイッチドリラクタンスモータはス
    イッチドリラクタンスリニアモータである請求項1又は
    請求項2に記載のスイッチドリラクタンスモータの制御
    方法。
  4. 【請求項4】 動作原理として自己インダクタンスと相
    互インダクタンスとを併用し、駆動方式をバイポーラの
    正弦波駆動としたスイッチドリラクタンスモータの制御
    装置であって、 前記モータに供給される電流値を検出する電流検出手段
    と、 前記モータの可動子の位置を検出する位置検出手段と、 前記電流検出手段及び位置検出手段の出力信号に基づい
    て励磁電流値及びトルク電流値のフィードバック量を演
    算する励磁・トルク電流フィードバック量演算手段と、 入力された指令と可動子の位置に基づいて加速度指令値
    を演算する加速度指令演算部と、 前記加速度指令演算部で演算された加速度指令値を電流
    指令値に変換する加速度→電流指令変換部と、 前記電流指令値からトルク電流指令値と励磁電流指令値
    とを、トルク電流指令値と励磁電流指令値との比が一定
    の条件で演算する励磁・トルク電流指令演算部と、 前記励磁・トルク電流指令演算部で演算された励磁電流
    指令値及びトルク電流指令値と、前記励磁電流値及びト
    ルク電流値のフィードバック量との偏差に所定のゲイン
    を乗じるとともに、3相可変周波数交流電源への制御指
    令値を演算する制御指令値演算部とを備えたスイッチド
    リラクタンスモータの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチドリラクタンスモータはス
    イッチドリラクタンスリニアモータである請求項4に記
    載のスイッチドリラクタンスモータの制御装置。
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