JP2000313099A - 印刷機の回転振動を除去する方法および装置 - Google Patents
印刷機の回転振動を除去する方法および装置Info
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Abstract
限り防止する。 【解決手段】 印刷機1の回転振動を除去するために、
まず、回転振動測定によって印刷機1の圧胴4または胴
4’の第1の固有の形態と固有振動数が検出され、第1
の固有振動数の最大の振幅が発生している歯車6,
6’,6’’,・・・の軸首部3の少なくとも1つに、
この第1の固有振動数の減衰に適合するように調整され
た受動的な回転振動除去装置5が配設されている。これ
により、回転振動を吸収する回転振動除去装置5が印刷
機1の歯車列2に作用する。
Description
る少なくとも1つの部材が印刷機の歯車列に作用する、
印刷機の回転振動を除去する方法および装置に関する。
まざまな種類の振動が発生する。振動の発生源は、シリ
ンダギャップならびに枚葉紙受渡し部材、および不連続
的に作動するその他の機械要素である。このことは、一
方ではローラやシリンダにおける曲げ振動を引き起こ
し、他方ではシリンダ(Zylinder)や胴(Trommeln)の
回転振動も引き起こす。後者は多くの場合、歯車列の歯
車によって伝わっていき、通常、駆動装置からの距離が
遠くなるにつれて振幅が大きくなる。このような振動は
角度が同期するように生じることもあり、また非同期で
生じることもある。
造方式によって対処されたり、また、減衰または除去す
る部材をシリンダに配設することによって対処されたり
する。回転振動に対処することについては、振動を減衰
させる調整力が発生するように測定装置や制御装置によ
ってモータを制御するために、能動的な作動部材、たと
えばモータを個々のシリンダに設ける装置および方法
が、欧州特許明細書592850号により知られてい
る。この方策は、センサ、制御部材、アクチュエータ部
材のコストが著しく上昇することにつながる。大抵の回
転振動は角度が同期するように発生し、このとき、1回
転ごとに1次振動は1回、2次以上の振動は複数回発生
する。多くの場合1次振動と2次振動がもっとも強く、
これらは機械速度に依存するブレの問題を共振領域で引
き起こす恐れがあるので、低減する必要がある。
するブレの問題をできるだけ大幅に低減することであ
る。
た、印刷機の回転振動を除去する方法において、印刷機
の第1の固有の形態および固有振動数を検出し、第1の
固有振動数の最大の振幅が発生している歯車の軸首部の
少なくとも1つに、前記第1の固有振動数の減衰に適合
するように調整された受動的な回転振動除去装置を組み
込むことによって達成される。
の回転振動を除去する装置において、歯車列によって駆
動されるシリンダまたは胴の軸首部の少なくとも1つ
の、歯車の付近に、受動的な回転振動除去装置を配設す
ることによって達成される。
な原因が的確に突き止められ、簡単かつ効果的な手段
で、空間的および時間的にその発生点で対処される。第
1の固有の形態と、場合によっては他の固有の形態との
検出は、たとえば回転振動の測定および/または算出に
よって行われる。振動は、その共振領域で、つまり印刷
機の固有の形態と固有振動数とが発生したときに、それ
が印刷工程にとって無害になり、したがってブレの問題
が生じ得なくなるように抑えられる。このことは、回転
振動除去装置の質量体の固有振動数、そのばね定数、お
よび、場合によってはその減衰などを適切に調整するこ
とによって行われ、同様に回転振動除去装置を歯車列の
重大な個所に配設することによっても行われる。
うに回転振動除去装置が構成され配設されている。この
とき回転振動除去装置は、印刷品質の低下をもたらし得
る振動を受けている、駆動される枚葉紙運搬部材(シリ
ンダまたは胴)の歯車の付近に配設されている。歯車の
付近に配置することにより、有害な振動が、シリンダや
胴へ悪影響を及ぼす前に除去される。
ライン全体に沿って第1の固有振動数の周辺の周波数帯
域で振動低減が行われる。この振動低減は、いかなる制
御技術上のコストおよびセンサやアクチュエータなし
に、調整されたそれぞれの印刷速度で最適な作用を発揮
する。それにより、駆動ラインでの振動に起因する印刷
速度に依存する品質変動がもはや生じなくなる。
有の形態および固有振動数も測定され、少なくとも、第
2の固有振動数の最大の振幅が発生している歯車の軸首
部に、この第2の固有振動数の減衰に適合するように調
整された受動的な回転振動除去装置が配設されている。
それにより、印刷機の駆動ライン全体に沿って第2の固
有振動数の周辺の周波数帯域での振動低減も行われる。
当然ながら、このようなやり方でさらにその他の次数の
固有振動数に対処することも可能であるが、通常、第1
および第2の固有振動数を前記したやり方で低減すれば
十分である。
に、測定値に相応して回転振動除去装置の特性が選択さ
れることが好ましい。
めに、歯車列の任意の個所に回転振動除去装置を配設で
きるようになっている。しかしながら、最大の回転振動
振幅が発生する歯車列の個所に回転振動除去装置を配置
するようになっていることが好ましい。振幅は、通常、
駆動装置からの距離が遠くなるにつれて大きくなるの
で、駆動装置から遠く離れているシリンダや胴の軸首部
に回転振動除去装置を配置するのが有利である。複数の
印刷ユニットと、機械の中央の領域にある1つの駆動装
置とを備えた機械の場合には、それぞれの力伝達側に少
なくとも1つの回転振動除去装置を配設することが提案
される。
も1つの回転振動除去装置が配設されていることが有利
であるが、第2の振動数を低減するために、少なくとも
1つの別の回転振動除去装置が配設されてもよい。この
ことは、多くの場合には第2の固有振動数も印刷品質を
損なう強度を有しているので、有利である。当然なが
ら、このようなやり方でさらにその他の次数の固有振動
数を低減することもできるが、通常、1次および2次の
固有振動数を減衰すれば十分である。最適な振動低減
は、回転振動除去装置が、減衰型の除去装置であること
によって達成される。このような除去装置は、ばね部材
や減衰部材によって駆動ラインの重大な個所に装着され
る質量体を有している。
なくとも1つの質量体と、支持体と質量体との間にはめ
込まれた少なくとも1つのエラストマーとで構成されて
おり、このときエラストマーがばね特性と減衰特性とを
有するようになっている。
が、少なくとも1つの質量体と、ばね部材と、質量体と
支持体の間に配設された減衰部材とで構成されるように
なっている。この場合、減衰部材が円周方向で作用する
ように配設されていると有利である。減衰部材はピスト
ンを備えたシリンダであってよく、この場合減衰媒体が
ピストンの隙間を通って流れることができる。ばね部材
も、円周方向に作用するように配設するのが有利であ
る。
態および固有振動数を低減するために、回転振動除去装
置を2段の回転振動除去装置として構成するようになっ
ている。たとえば、ばね作用および減衰作用をもつ第1
の部材を支持体と質量体の間に配設し、ばね作用と減衰
作用をもつ第2の部材を質量体と他の質量体の間に配設
するようにでき、この場合、ばね作用および減衰作用を
もつ部材のうちの1つが、それに付属する質量体ととも
に、第1の固有の形態および固有振動数を低減するよう
に構成され、またばね作用と減衰作用をもつ他の部材
が、それに付属する質量体とともに、第2の固有の形態
および固有振動数を低減するように構成されている。
ことができ、たとえば、減衰型の回転振動除去装置が、
第1および第2の固有振動数に対処するために、互いに
独立して胴首部に配設されてもよい。両方の除去装置を
互いに並べて同一のフランジ上に配設し、このような二
重の除去装置をシリンダまたは胴に配設することも可能
である。
て図面を参照して説明する。
た印刷機1を示している。印刷機1は、歯車列2を介し
て駆動装置8によって駆動される5つの印刷ユニット
7,7’,7’’,7’’’,7’’’’で構成されて
いる。この印刷ユニットの数は当然ながら一例にすぎな
い。駆動装置8は、伝達されるトルクをできるだけ小さ
く保つために印刷機1の中央領域に配置されるのが得策
である。それぞれの印刷ユニット7,7’,7’’,
7’’’,7’’’’に圧胴4が配置されており、各印
刷ユニットの間には、一つの印刷ユニットから別の印刷
ユニットへ枚葉紙を受け渡すための胴4’がある。圧胴
4または胴4’には、互いに噛み合って歯車列2を形成
する歯車6,6’,6’’・・・が備え付けられてい
る。このような種類の印刷機1に回転振動が発生する
と、この回転振動は、たいてい駆動装置8の近くでは小
さく、駆動装置8からの距離が増すにつれて大きくな
る。
と固有の形態に合わせた受動的な回転振動除去装置5,
5’を適切な個所に設置するために、回転振動を測定す
ることによって、第1の固有の形態および固有振動数
と、場合によっては第2の固有の形態と固有振動数と、
これらの発生する場所とが検出される。図示した印刷機
では、このような回転振動除去装置5,5’が、1つま
たは複数の外側の印刷ユニット7,7’,7’’’,
7’’’’に設置されている。駆動装置8を中央領域に
もつこのような印刷機では、通常、それぞれの力伝達側
9,9’に少なくとも1つの回転振動除去装置5,5’
が組み込まれる。
第1の実施形態の構成を示している。両側が印刷機の側
壁19に軸受20によって支持されている圧胴4または
胴4’が図示されている。ここでは駆動側の側壁19が
図示されている。この駆動側には、軸首部3上に、印刷
機1の歯車列2によって駆動される歯車6,6’,
6’’・・・がある。この圧胴4または胴4’について
固有振動数に対応する振幅を測定する場合、軸首部3に
は本発明の回転振動除去装置5または5’が備えられ
る。
の第1の実施形態は、軸首部3上に取り付けられた支持
体14、たとえばフランジで構成されている。この支持
体14上には、リングとして形成された質量体10を支
持するエラストマー11がある。エラストマー11は、
除去特性と減衰特性を有するように構成されている。
実施形態を示している。前述した第1の実施形態とは逆
に、この実施形態では除去特性は具体的なばね部材12
によって、また減衰特性は具体的な減衰部材13によっ
て得られる。これらは、上述した第1の実施形態と同じ
く、フランジ状の支持体14と質量体10との間に配設
されている。減衰部材13は、ピストン16が中で作動
する閉じたシリンダ15で構成されており、このときピ
ストン16は、減衰媒体17が一方の空間から他方の空
間へ流れ得る隙間18を有している。
1の実施形態を示している。まず、図2の実施形態の場
合と同じく、支持体14がエラストマー11および質量
体10とともに軸首部3上に配設されている。これは、
1次振動を低減するための回転振動除去装置5または
5’である。質量体10の上には、他の質量体10’を
備えた他のエラストマー11’が存在している。これ
は、他の次数の振動を低減するための、他の回転振動除
去装置5または5’である。このように2段の回転振動
除去装置21により、1次および2次の振幅をもつ振動
を低減することができる。
の実施形態を示している。この実施形態では、両方の回
転振動除去装置5,5’が、1つの支持体14上に相並
んで配設されている。
することができ、たとえば図4および図5の2段の回転
振動除去装置は、図3に図示された上述の回転振動除去
装置5,5’と同じ方法で形成することができる。しか
しながら、回転振動除去装置5を印刷機の第1の固有の
形態および固有振動のために、そして回転振動除去装置
5’を印刷機の第2の固有の形態および固有振動のため
に、軸首部3上に別々に配置することも可能である。こ
の場合、これらの回転振動除去装置5,5’は、部分的
に同一の軸首部3に配置されていても、または異なる軸
首部3に配置されていてもよい。減衰部材13およびば
ね部材12のさらに別の実施形態を考えることもでき、
または、質量体10または10’を円盤型にして除去作
用および/または減衰作用のある部材11,11’,1
2,13を軸首部3の前面上に設置するという実施形態
を考えることもできる。
る。
る。
る。
る。
のための)回転振動除去装置 5’ (印刷機の第2の固有の形態および固有振動数
のための)回転振動除去装置 6,6’,6’’・・・ 歯車 7,7’,7’’,7’’’,7’’’’ 印刷ユニッ
ト 8 駆動装置 9,9’ 力伝達側 10 質量体 10’ 別の質量体 11 エラストマー 12 ばね部材 13 減衰部材 14 支持体(フランジ) 15 シリンダ 16 ピストン 17 減衰媒体 18 隙間 19 側壁 20 軸受 21 2段の回転振動除去装置
Claims (16)
- 【請求項1】 回転振動を吸収する少なくとも1つの部
材が印刷機(1)の歯車列(2)に作用する、印刷機
(1)の回転振動を除去する方法において、 前記印刷機(1)の第1の固有の形態および固有振動数
を検出し、前記第1の固有振動数の最大の振幅が発生し
ている歯車(6,6’,6’’,・・・)の軸首部
(3)の少なくとも1つに、前記第1の固有振動数の減
衰に適合するように調整された受動的な回転振動除去装
置(5,21)を組み込むことを特徴とする、印刷機の
回転振動を除去する方法。 - 【請求項2】 印刷機の第2の固有の形態および固有振
動数を測定し、前記第2の固有振動数の最大の振幅が発
生している歯車(6,6’,6’’,・・・)の軸首部
(3)の少なくとも1つに、前記第2の固有振動数の減
衰に適合するように調整された受動的な回転振動除去装
置(5’)を組み込む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記回転振動除去装置(5,5’,2
1)の特性を、回転振動の除去と減衰が達成されるよう
に、測定値に相応して選択する、請求項1または2に記
載の方法。 - 【請求項4】 回転振動を吸収する少なくとも1つの部
材が印刷機(1)の歯車列(2)に作用する、印刷機
(1)の回転振動を除去する装置において、 前記歯車列(2)によって駆動されるシリンダまたは胴
(4,4’)の軸首部(3)の少なくとも1つには、歯
車(6,6’,6’’,・・・)の付近に受動的な回転
振動除去装置(5,5’,21)が配設されていること
を特徴とする、印刷機の回転振動を除去する装置。 - 【請求項5】 前記歯車列(2)の、最大の回転振動振
幅が発生する個所に、前記回転振動除去装置(5,
5’,21)が配設されている、請求項4に記載の装
置。 - 【請求項6】 複数の印刷ユニット(7,7’,
7’’,・・・)と、印刷機の中央の領域の駆動装置
(8)とを備えた印刷機には、それぞれの力伝達側
(9,9’)に少なくとも1つの回転振動除去装置
(5,5’,21)が組み込まれている、請求項4また
は5に記載の装置。 - 【請求項7】 第1の固有振動数を低減するために、少
なくとも1つの回転振動除去装置(5)が配設されてい
る、請求項4から6のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項8】 第2の固有振動数を低減するために、少
なくとも1つの別の回転振動除去装置(5’)が配設さ
れている、請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】 前記回転振動除去装置(5,5’,2
1)が減衰型の除去装置である、請求項4から9のいず
れか1項に記載の装置。 - 【請求項10】 前記減衰型の回転振動除去装置(5,
5’,21)が、少なくとも1つの質量体(10,1
0’)と、支持体(12)と前記質量体(10,1
0’)との間にはめ込まれた少なくとも1つのエラスト
マー(11,11’)とから構成されており、前記エラ
ストマー(11,11’)がばね特性および減衰特性を
有している、請求項9に記載の装置。 - 【請求項11】 前記減衰型の回転振動除去装置(5,
5’,21)が、少なくとも1つの質量体(10,1
0’)と、前記質量体(10,10’)と支持体(1
4)との間に配設されたばね部材(12)および減衰部
材(13)とから構成されている、請求項9に記載の装
置。 - 【請求項12】 前記減衰部材(13)が円周方向に作
用するように配設されている、請求項11に記載の装
置。 - 【請求項13】 前記減衰部材(13)がピストン(1
6)を備えたシリンダ(15)であり、減衰媒体(1
7)が前記ピストン(16)の隙間(18)を通って流
れ得る、請求項12に記載の装置。 - 【請求項14】 前記ばね部材(12)が円周方向に作
用するように配設されている、請求項11から13のい
ずれか1項に記載の装置。 - 【請求項15】 印刷機の第1および第2の固有の形態
および固有振動数を低減するために、前記回転振動除去
装置(5,5’)が2段の回転振動除去装置(21)と
して構成されている、請求項4から14のいずれか1項
に記載の装置。 - 【請求項16】 ばね作用および減衰作用のある第1の
部材(11,12,13)が前記支持体(14)と前記
質量体(10)の間に配設されており、ばね作用および
減衰作用のある第2の部材(11’,12,13)が前
記質量体(10)と他の質量体(10’)との間に配設
されており、ばね作用および減衰作用のある部材(1
1,12,13,11’)のうちの1つが、それに付属
する前記質量体(10、10’)とともに、第1の固有
の形態および固有振動数を低減するように構成され、ば
ね作用および減衰作用のある部材(11,12,13,
11’)のうちのもう1つが、それに付属する前記質量
体(10、10’)とともに、第2の固有の形態および
固有振動数を低減するように構成されている、請求項1
6に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| DE19914613A DE19914613A1 (de) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | Verfahren und Vorrichtung zur Tilgung der Drehschwingungen einer Druckmaschine |
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Publications (1)
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|---|---|
| JP2000313099A true JP2000313099A (ja) | 2000-11-14 |
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ID=7903081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000094016A Pending JP2000313099A (ja) | 1999-03-31 | 2000-03-30 | 印刷機の回転振動を除去する方法および装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6499401B1 (ja) |
| EP (1) | EP1040918B2 (ja) |
| JP (1) | JP2000313099A (ja) |
| AT (1) | ATE270967T1 (ja) |
| DE (2) | DE19914613A1 (ja) |
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