JP2000314011A - ブラカップおよびカップ付き女性用衣類 - Google Patents

ブラカップおよびカップ付き女性用衣類

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JP2000314011A
JP2000314011A JP11124309A JP12430999A JP2000314011A JP 2000314011 A JP2000314011 A JP 2000314011A JP 11124309 A JP11124309 A JP 11124309A JP 12430999 A JP12430999 A JP 12430999A JP 2000314011 A JP2000314011 A JP 2000314011A
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Japan
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foam sheet
knitted fabric
cup
bra cup
resin foam
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JP11124309A
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English (en)
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Masahiro Nitta
正弘 新田
Shiyousei Wakashiro
祥世 若代
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Wacoal Corp
Original Assignee
Wacoal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保形性、フィッティング性、弾力性、伸縮性
および通気性をバランス良くトータルに実現したブラカ
ップを提供する。 【解決手段】 連続気泡タイプの樹脂発泡体シート1と
編物2とを重ね合わせて接着または接合することにより
構成されるブラカップであり、樹脂発泡体シート1と編
物2との接着または接合位置はドット状に分布してい
る。連続発泡タイプの樹脂発泡体シート1を用いている
ので通気性に優れ、軟らかに肌にフィットするフィッテ
ィング性も良好になる。また、連続気泡タイプの樹脂発
泡体シート1と編物2を組み合わせているので、これら
が別体で用いられた場合に比較して保形性が向上し、か
つ適度の弾力性と伸縮性が維持される。さらに、樹脂発
泡体シート1は連続気泡タイプであり、かつドット状に
分布する位置で編物2と接合または接着されるので、組
み合わせた後にも充分な通気性を確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラジャーのよう
なカップ付き女性用衣類のカップ部に用いられるブラカ
ップ、およびこれを用いたカップ付き女性用衣類に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ブラカップとしては非弾性体より
なるシートや不織布を“お椀”型に成型したもの、ウレ
タン発泡体シートを成型したもの、あるいは実公平6−
5364号公報のものが知られている。この公報に開示
されたブラカップでは、伸縮性および通気性を持たせる
ために、ポリウレタン弾性不織布と編物を部分熱融着し
て接合し、あるいはドット状に付与した接着剤で接着し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術では、当初の形状を永く保ちつづける保形性、乳房に
対して優しくフィットするフィッティング性、乳房の動
きに無理なく追従する適度の弾力性と伸縮性、さらに乳
房からの汗を吸収して発散させる通気性をトータルに実
現することが困難だった。例えば、上記のウレタン発泡
体シートを成型したブラカップでは通気性が無いために
乳房が蒸れ易く、上記実公平6−5364号公報の技術
では不織布と編物を組み合わせているため通気性が優れ
るものの、保形性やフィッティング性が劣る欠点を持っ
ている。
【0004】そこで本発明は、保形性、フィッティング
性、弾力性、伸縮性および通気性をバランス良くトータ
ルに実現することが可能なブラカップと、これを用いた
カップ付き女性用衣類を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るブラカップ
は、連続気泡タイプの樹脂発泡体シートと編物とを重ね
合わせて接着または接合することにより構成され、樹脂
発泡体シートと編物との接着または接合位置はドット状
に分布していることを特徴とする。
【0006】本発明によれば、連続発泡タイプの樹脂発
泡体シートを用いているので通気性に優れ、柔らかに肌
にフィットするフィッティング性も良好になる。また、
連続気泡タイプの樹脂発泡体シートと編物を組み合わせ
ているので、これらが別体で用いられた場合に比較して
保形性が向上し、かつ適度の弾力性と伸縮性が維持され
る。さらに、樹脂発泡体シートは連続気泡タイプであ
り、かつドット状に分布する位置で編物と接合または接
着されるので、組み合わせた後にも充分な通気性を確保
できる。このため、ブラカップに必要な保形性、フィッ
ティング性、弾力性、伸縮性および通気性をバランス良
くトータルに実現することが可能になる。
【0007】上記のブラカップにおいて、樹脂発泡体シ
ートはポリウレタンまたはポリエチレンの発泡体シート
であることを特徴としても良い。特にポリウレタンとし
たときには、非常に肌触りに優れたブラカップを実現で
きる。
【0008】本発明に係るカップ付き女性用衣類は、左
右一対のカップ部に上記のブラカップが取り付けられて
いることを特徴とする。ここでカップ付き女性用衣類に
は、ブラジャーやブラキャミソールのようなファンデー
ション衣類の他に、水着やレオタード等も含まれ、カッ
プ部における保形性、フィッティング性、弾力性、伸縮
性および通気性をバランス良くトータルに実現したカッ
プ付き女性用衣類を提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。なお、図面の説明において、同
一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略す
る。
【0010】図1は、第一実施形態に係るブラカップの
断面図である。図示の通り、連続気泡タイプの樹脂発泡
体シート1と編物2が貼り合わされ、乳房の形状に適合
する“お椀”形状であって、しかも肌側が樹脂発泡体シ
ート1となるように成形されている。図2は、第二実施
形態にかかるブラカップの断面図である。この場合に
は、肌側が編物2となるように“お椀”形状に成形され
ており、全体が布袋3に収容されている。
【0011】第一、第二実施形態における樹脂発泡体シ
ート1の具体例としては、ポリウレタン製の発泡体シー
トが価格や肌触りの点で最も好適であるが、ポリエチレ
ン製のものを用いることも可能である。樹脂発泡体シー
ト1は一般的に伸縮性と弾力性(ないし弾発性)を有
し、さらに保形性にも優れているが、気泡のタイプ(連
続気泡か独立気泡か)や空隙率により上記の性質は大き
く異なる。
【0012】本実施形態においては、特に通気性が良好
で適度の伸縮性、弾力性と保形性を有するものとして、
内部に連続気泡を有するものが選択される。すなわち、
ポリウレタン発泡体を製造する際には、原料となるプレ
ポリマーAおよびBとしてポリアルコールおよびイソシア
ネートが用意され、発泡のための触媒として錫(Sn)や
アミンが添加される。これらを高速で混合して反応させ
ることにより、目的のポリウレタン発泡体が製造される
が、この製造時の温度、原料の粘度および混合方法を所
望に選択することにより、独立気泡状態ではなく連続気
泡状態となったポリウレタン発泡体が得られる。連続気
泡状態の場合には無数の気泡がシート中で相互に連続し
ているため、シートの両面間で気泡による空隙が連続し
ており、したがって充分な通気性が確保される。
【0013】一方、独立気泡状態のものでは、個々の気
泡は隔壁で隔てられて独立すると共に、各気泡の内部に
は発泡ガス(二酸化炭素など)が満たされており、した
がってシートを加圧したときには気泡内のガス自体がダ
ンパーの役割を果たし、加熱したときには気泡内のガス
自体が断熱材の役割を果たす。このため独立気泡型発泡
体は緩衝シートあるいは保温シートに用いるのに適して
いるが、シートの両面間の通気性は無いので本実施形態
には適用できない。なお、発泡剤を添加して加熱するこ
とで製造されるポリウレタン発泡体シートであっても、
通気性の優れた連続気泡状態のシートであれば本実施形
態に適用される。
【0014】編物2としては、例えば経編物や丸編物等
が用いられる。これらの編物2は、編物本来の性質とし
て伸縮性に優れており、通気性も損なわない。特に、編
物2を構成する編糸自体に伸縮性を有するもの(例えば
ウレタン弾性糸)を使用すれば、伸縮性が更に向上して
ポリウレタン製の発泡体シート1とのマッチングは向上
する。
【0015】樹脂発泡体シート1と編物2との接合ない
し接着は、接触面の全面ではなくドット状に分布した一
部の面でなされる。図3は、このような接合ないし接着
の状態を示している。図示のように、数mmの適宜の間
隔でドット状に散在し、ほぼ一様に分布するように接着
剤が付着されて樹脂発泡体シート1と編物2が接着さ
れ、あるいは数mmの適宜の間隔でドット状に分布する
ように部分熱融着される。なお、接着剤としてはポリウ
レタンの黄変を防止できる非黄変ウレタン系のものが好
ましい。
【0016】このように、接着ないし接合位置がドット
状に分布することが本発明の特徴であるが、このドット
は実施形態の如く規則的に分布するものに限らず、個々
のドットがランダムな位置関係で分布するものであって
も良い。また、個々のドットの形状は図示のような円形
状に限らず、矩形状や曲線形状等のランダムな形状でも
良い。重要な事は、樹脂発泡体シート1と編物2との接
触面の全面が接合面ないし接着面となっていないことで
あり、したがって本明細書において「接合ないし接着位
置がドット状に分布する」とは、ほぼ均等に散在する位
置において部分接着ないし部分接合している状態を意味
する。
【0017】本実施形態に係るブラカップの成型は、例
えば真空成型法あるいは熱プレス法を用いることができ
る。すなわち、ポリウレタン発泡体シート1とツーウエ
イトリコットのような編物2をドット状に付与したホッ
トメルト接着剤で接着(ないし接合)し、カップ成型用
の型材(独立気泡状態をなすポリウレタン発泡体シート
の型材)に重ね合せて真空成型すると、乳房の形状にマ
ッチしたお椀形状のブラカップが成型できる。
【0018】本実施形態のブラカップによれば、連続発
泡タイプの樹脂発泡体シート1を用いているので通気性
に優れ、柔らかに肌にフィットするフィッティング性も
良好になる。特に、発泡体シート1を構成する樹脂をポ
リウレタンとしているので、非常に肌触りに優れたブラ
カップを安価に実現できる。また、連続気泡タイプの樹
脂発泡体シート1と編物2を組み合わせているので、こ
れらが別体で用いられた場合に比較して保形性が向上
し、製造当初からの“お椀”形状が長く保持される。ま
た、物理的な性質の異なる樹脂発泡体シート1と編物2
が貼り合せてブラカップが構成されるので、ブラカップ
に必要な適度の弾力性と伸縮性が維持される。
【0019】さらに、樹脂発泡体シート1は連続気泡タ
イプであり、かつドット状に分布する位置で編物2と接
合または接着されるので、接着剤などが通気性を損なう
ことなく、組み合わせた後にも充分な通気性を確保でき
る。このため、ブラカップに必要な保形性、フィッティ
ング性、弾力性、伸縮性および通気性をバランス良くト
ータルに実現することが可能になる。
【0020】なお、図1と図2では樹脂発泡体シート1
と編物2の位置が逆になっているが、本質的な差異はな
い。また、図2のブラカップでは布袋3に収容するよう
にしているが、図1のブラカップを布袋3に収容しても
良く、このようにすればブラジャーのカップ部に着脱自
在なパッドとして用いることができる。
【0021】本実施形態に係るブラカップは、カップ付
き女性用衣類の左右一対のカップ部に取り付けることが
できる。ここでカップ付き女性用衣類には、ブラジャー
やブラキャミソールのようなファンデーション衣類の他
に、水着やレオタード等も含まれ、このようなカップ付
き女性用衣類のカップ部に実施形態のブラカップを縫い
込むことで、カップ部における保形性、フィッティング
性、弾力性、伸縮性および通気性をバランス良くトータ
ルに実現できる。
【0022】
【発明の効果】本発明のブラカップによれば、連続気泡
タイプの樹脂発泡体シートと編物とを重ね合わせて接着
または接合することにより構成され、樹脂発泡体シート
と編物との接着または接合位置はドット状に分布してい
るので、ブラカップに必要な保形性、フィッティング
性、弾力性、伸縮性および通気性をバランス良くトータ
ルに実現することが可能になる効果がある。特に、上記
のブラカップにおいて樹脂発泡体シートをポリウレタン
としたときには、非常に肌触りに優れたブラカップを実
現できる効果がある。
【0023】本発明に係るカップ付き女性用衣類によれ
ば、左右一対のカップ部に上記のブラカップが取り付け
られているので、ブラジャーやブラキャミソールのよう
なファンデーション衣類、あるいは水着やレオタード等
のようなカップ付き女性用衣類のカップ部における保形
性、フィッティング性、弾力性、伸縮性および通気性を
バランス良くトータルに実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係るブラカップの断面図。
【図2】第二実施形態に係るブラカップの断面図。
【図3】樹脂発泡体シート1と編物2の接合、接着状態
を説明する図。
【符号の説明】
1…樹脂発泡体シート、2…編物。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続気泡タイプの樹脂発泡体シートと編
    物とを重ね合わせて接着または接合することにより構成
    され、前記樹脂発泡体シートと前記編物との接着または
    接合位置はドット状に分布していることを特徴とするブ
    ラカップ。
  2. 【請求項2】 前記樹脂発泡体シートは、ポリウレタン
    またはポリエチレンの発泡体シートであることを特徴と
    する請求項1記載のブラカップ。
  3. 【請求項3】 左右一対のカップ部に、請求項1または
    2記載のブラカップが取り付けられていることを特徴と
    するカップ付き女性用衣類。
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