JP2000314102A - 通水性アスファルト表面の処理方法 - Google Patents

通水性アスファルト表面の処理方法

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JP2000314102A
JP2000314102A JP11121525A JP12152599A JP2000314102A JP 2000314102 A JP2000314102 A JP 2000314102A JP 11121525 A JP11121525 A JP 11121525A JP 12152599 A JP12152599 A JP 12152599A JP 2000314102 A JP2000314102 A JP 2000314102A
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JP
Japan
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water
resin
asphalt
aggregate
permeable asphalt
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JP11121525A
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English (en)
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Tadami Kamaishi
忠美 釜石
Hideharu Osada
秀晴 長田
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Osada Giken Co Ltd
Toray Industries Inc
Original Assignee
Osada Giken Co Ltd
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通水性アスファルトがその通水性を失わず、そ
の骨材の飛散剥脱を防止するとともに、骨材の移動によ
る表面組織の空隙つぶれを防止する通水性アスファルト
表面の処理方法を提供する。 【解決手段】通水性アスファルト表面に、水の存在下で
も硬化する樹脂を付着させることを特徴とする通水性ア
スファルト表面の処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通水性アスファル
ト表面の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から道路はアスファルトで舗装され
てきた。これは、道路の表面にアスファルトと骨材(小
石)を混合したものを敷設するものである。アスファル
ト成分自体は水を透過しないため、舗装面全体として水
を透過させず、水はその表面上で溜るか、側溝に流れる
かであった。しかしながら、路面上に雨水が滞留する
と、それが膜状となり、自動車のスリップ事故につなが
り非常に危険である。また、下方への水の浸透がなく側
溝から下流に流れるため、地下水が減少するとともに地
盤沈下等も生じていた。更に、地下水の減少は周辺の植
物にも悪影響を及ぼしている。
【0003】そこで、舗装面に水を下方に透過する機能
(通水性)を持たせ、雨水を吸収し、表面に膜を作らせ
ないよう所謂排水性、透水性アスファルト舗装が薦めら
れてきている。これは、骨材として粗骨材の粒度を大き
く、且つ粒度の範囲を狭くし、アスファルトとしては耐
久性に優れた高粘度改質アスファルト等を使用するもの
である。それによって、骨材同士を点接着させ、間隙を
設けてその間を水が透過するように構成したものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では骨材自体が点の部分でのみ接着固定されているも
のであるため、重車道等では骨材が離反しタイヤ等によ
って飛散させられ(特に冬期は著しい)、結果としてそ
の部分が凹部となることが多い。一方夏期においては、
路面温度の上昇に伴う骨材の移動により、所謂空隙詰ま
りが発生する。また、一旦凹部となると、その縁部の飛
散が一層加速されることとなる。このため、頻繁に(毎
年、又は2年に一度程度)道路を補修しなければならな
い。しかしながら、一旦破損した通水性舗装の機能を回
復する補修は困難である。更に、交通遮断等による渋滞
等の原因となるばかりか、費用も相当なものである。
【0005】単に骨材の飛散を防止するだけであれば、
上部に塗布材(樹脂やセメント類)を塗布すればよい
が、それでは折角の通水機能が無くなるか、著しく落ち
ることとなる。これらを防止するためには、樹脂によっ
てアスファルト表面にトップコートを施し通水性を確保
しつつ、骨材の固定を行なうことが考えられる。
【0006】しかし、この方法では次のような欠点があ
る。 (1)加熱アスファルト舗装では、通常アスファルト混
合物の締固めに転圧機械(ローラ)を用いる。この時、
ローラにアスファルト混合物が付着する。ローラ側にア
スファルト混合物が付着すると、舗装面に欠損ができ、
その補修は再度高温のアスファルト混合物を充填しなけ
ればならないばかりか、既設のものとの接着が悪く、接
着しても見かけ上の接着であることが多く、ほとんど補
修不可能といっても過言ではない。よって、ローラ側に
アスファルト混合物が付着しないように、ローラに水を
散布する。この水が当然アスファルト混合物の表面に着
くため、アスファルト混合物の表面は濡れていることと
なる。表面が濡れていると、従来のトップコート樹脂は
付着しないため、アスファルト表面が乾燥するまで施工
できなかった。よって、最低限翌日に施工しなければな
らず、そのため施工能率が低下し、費用が増大するばか
りでなく道路開放が延びていた。道路工事において1日
延びるということは、最近の交通量からして非常に大き
な問題である。
【0007】また、アスファルト混合物の転圧完了後、
引続き施工できる事は、冷却するまでの舗装混合物の余
熱の有効な利用となる。 (2)既設のアスファルトにトップコートする場合、表
面が乾燥している場合はよいが、雨等によって濡れてい
る場合には施工できない。即ち、工事が天候に大きく左
右されるということである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような現状に鑑
み、本発明者は鋭意研究の結果、本発明の通水性アスフ
ァルト表面の処理方法を完成させたものであり、その特
徴とするところは、通水性アスファルト表面に、水の存
在下でも硬化する樹脂を付着させる点にある。
【0009】
【発明の実施の形態】水の存在下でも硬化する樹脂と
は、硬化前の樹脂が水分と接していても硬化阻害を受け
ないものをいう。本発明では、このようなものであれば
何でもよいが、ポリサルファイド変性した樹脂が好適で
ある。これは、主鎖又は側鎖中に、ポリサルファイド連
鎖すなわちSを含む繰り返し単位の連鎖が1又は複数含
まれているものである。勿論、ポリマーは種々の分子量
の集まりであり、モノマー単位中のS含量が異なる場合
があるため、Sの平均量としては、0〜3程度の単位と
いうこととなる。更に詳しくは、−X−(R1 −Sa
b −R2 −Y−(ポリサルファイド連鎖)という基が主
鎖又は側鎖に含まれているものである。ここで、R 1
2 は、2価のメチレン基 (−CH2 −)、2価のジメ
チルエーテル基(−CH2 OCH2 −)、2価のイソプ
ロパノール基(−CH2 CH(OH)CH2−)、2価
のエタノール基(−CH2 CH(OH)−)、また、
(−CH2 CH 2 OCH2 OCH2 CH2 −)、(−C
2 CH2 O−)等であり、これらは1又は複数でよ
く、組み合わされたものでもよい。また、R1 、R2
同じでも異なっていてもよい。X及びYは、−S−、−
O−、−NH−から選ばれる基である。a は、繰り返し
単位ごとに0〜5の整数であり、b は1〜50の整数で
ある。但し、a が繰り返し単位すべてについて0の場
合、X又はYの少なくとも一方は−S−基である。
a は、1〜2.5が好ましい。以上のポリサルファイド
連鎖が樹脂の構造中のどこかに入っていればよい。
【0010】合成法は、例えば、エポキシの場合、反応
可能な官能基を有するイオウ含有モノマー又はオリゴマ
ー(プレポリマーも含む)と、分子内に2個以上のエポ
キシ基を有するエポキシプレポリマーとの付加反応又は
例えばポリサルファイドポリチオールとエポキシプレポ
リマーとの付加反応等によって合成される。
【0011】ウレタンの場合には、1液型ウレタンでは
分子の一部ないし全部の主鎖中にポリサルファイド連鎖
を含み、2液型ウレタンでは、プレポリマー中及び/又
は硬化剤中に同様にポリサルファイド連鎖を含めばよ
い。2液型の場合では、ポリサルファイド樹脂(末端S
H)自体を硬化剤としてもよい。
【0012】MMA(メチルメタクリレート)樹脂の場
合には、共重合モノマーとして二重結合を有するアクリ
レートモノマーの中にポリサルファイド連鎖が結合され
ているものが用いられる。
【0013】付着とは、塗布、噴霧等、アスファルト舗
装表面に樹脂を付着させる行為をいう。塗布は、ローラ
や刷毛による方法、噴霧は通常スプレーガンによる方法
が一般的である。よって、樹脂はこれらの作業が容易な
ように粘度調整すればよい。この付着の量は、アスファ
ルト骨材同士が点接着する程度、即ち通水するための空
隙を塞がない程度である。目やすとして、0.1〜1k
g/m2 程度であるが、これに限定するものではない。
【0014】均等な皮膜形成のため、薄い付着を複数回
行なってもよい。また、複数回塗布の中間に、または塗
布最終回の表面にすべり止めのための細珪砂等の粒体を
散布してもよい。
【0015】本発明の処理方法に用いる樹脂は、硬化後
比較的撥水性が大きいため、樹脂間隙の通水性は良好で
あり、他の処理は不要であるが、通水をより効果的にす
るため樹脂に界面活性剤を混入してもよい。
【0016】樹脂の付着厚みは、アスファルト厚み全て
が理論的には好ましいが、表面だけでも相当の効果はあ
る。
【0017】また、通水性舗装表面の飛散防止に限ら
ず、既に飛散した路面や轍掘れ等の凹部の補修に、接着
面が濡れていてもタックコート材として使用してもよ
い。
【0018】更に、このような凹部に小石や他の骨材を
充填し、その上から樹脂を塗布してもよい。接着が不足
するようであれば、凹部に骨材を充填する前にも樹脂を
塗布し、骨材を充填した後にも塗布すればよい。
【0019】以下図面に示す実施の形態に基づいて本発
明をより詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の通水性アスファルト表面
の処理方法を実施している断面図である。アスファルト
舗装表面1に噴霧機2によって樹脂3を塗布していると
ころである。本発明の必須の作業はこれだけである。よ
って、非常に簡単、迅速に処理できる。
【0021】図2(a)は、本発明の通水性アスファル
ト表面の処理を実施した後のアスファルト表面の端面図
である。このように通水性アスファルトは、一端面では
骨材4は浮かんでいるように見える。即ち、空隙を多数
持っているのである。この図では、各々の骨材の周囲
(完全に覆っていない場合もある)に樹脂3が塗布され
ているのである。
【0022】図2(b)は、その拡大図であり、いくら
空隙があって一断面では浮いているようにみえる骨材で
も、当然どこかでは隣りの骨材と接している。そのよう
な接している箇所をコーティングすることによって補強
するのである。
【0023】
【発明の効果】本発明の通水性アスファルト表面の処理
方法によると、以下のような利点がある。 (1)通水性アスファルトがその通水性を失わず、その
骨材の飛散剥脱を防止するとともに、骨材の移動による
表面組織の空隙つぶれを防止する。 (2)作業が非常に簡単で、道路封鎖時間が極めて短
い。 (3)新設の道路にも、既存の道路にも適用できる。 (4)簡単な施工で、通水性アスファルトの寿命が延
び、補修コストが大きく軽減できる。 (5)舗装新設の場合には直ちに、また既設舗装の場合
には少々の雨であっても、また降雨直後であっても施工
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通水性アスファルト表面の処理方法の
一例を示す断面図である。
【図2】本発明の通水性アスファルト表面の処理方法の
施工後のアスファルト表面の断面図である。
【符号の説明】
1:アスファルト表面 2:噴霧機 3:樹脂 4:骨材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 秀晴 大阪府大阪市中央区谷町9丁目2番30号 オサダ技研株式会社内 Fターム(参考) 2D051 AA02 AA08 AG01 AG11 EA06 EB06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水性アスファルト表面に、水の存在下
    でも硬化する樹脂を付着させることを特徴とする通水性
    アスファルト表面の処理方法。
  2. 【請求項2】 水分の存在下でも硬化する樹脂がポリサ
    ルファイド変性した樹脂であることを特徴とする請求項
    1に記載の通水性アスファルト表面の処理方法。
JP11121525A 1999-04-28 1999-04-28 通水性アスファルト表面の処理方法 Pending JP2000314102A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016011522A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 西日本高速道路株式会社 アスファルト舗装路のすべり止め工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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