JP2000314187A - 建装部材用蓄熱性シートおよび蓄熱性建装部材 - Google Patents

建装部材用蓄熱性シートおよび蓄熱性建装部材

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JP2000314187A
JP2000314187A JP24422499A JP24422499A JP2000314187A JP 2000314187 A JP2000314187 A JP 2000314187A JP 24422499 A JP24422499 A JP 24422499A JP 24422499 A JP24422499 A JP 24422499A JP 2000314187 A JP2000314187 A JP 2000314187A
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heat
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building
resin
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Runa Nakamura
瑠奈 中村
Sukeyoshi Yokoyama
祐美 横山
Daisaku Haoto
大作 羽音
Kimiharu Sato
公治 佐藤
Kiyokazu Takeshita
清和 武下
Motohiro Oka
素裕 岡
Ryohei Nagata
良平 永田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アルミニウム製等の熱伝動性の建装部材の表裏
の間をプラスチック等により遮断したり、あるいは建装
部材を二重または三重に使用して熱の伝動を抑制するこ
となく、熱の伝導、特に外気の低温を建造物の内部に伝
えることを極力解消しようとするものである。 【解決手段】蓄熱性材料を高分子マトリックス中に分散
した蓄熱性層11に、好ましくは片面もしくは両面に断
熱性層12を積層して建装部材用蓄熱性シート10を構
成して使用することにより課題を解決した。表面には、
片面もしくは両面に、さらに低透湿性シートを伴なって
もよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建装部材に適用し
て、その表面に蓄熱性、および好ましくはさらに断熱性
を与えることにより、建装部材の蓄熱性、ないしはさら
に断熱性を向上させることが可能な建装部材用蓄熱性シ
ートと、その建装部材用蓄熱性シートを適用した蓄熱性
建装部材とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】元来の建築物の目的は、居住者を外部環
境から遮蔽して保護することであり、風雨を防ぎ、また
極端な寒暖の変化を緩和することにある。このため、建
築物を構成する各種建築材料としては、古くから、雨漏
りせず、風を遮り、ある程度の断熱性を備えたものを使
用してきた。しかしながら、最近は、季節的な暖房、冷
房に止まらず、年間を通じ、また24時間、快適な居住
環境を維持する機器を備えた住居も多くなっており、冷
暖房のためのエネルギーの消費が増大していることか
ら、建築物のエネルギー効率の向上が図られている。
【0003】このため、住宅の壁の外壁と内壁との間に
は、断熱材が充填され、室内が過度に昇温・降温しない
よう対策が講じられているが、開口部材である、ドア、
ガラス戸、および窓等については、壁ほど断熱対策が講
じられていない。特にわが国では、東北以北を除けば、
比較的温暖な気候帯に存在するため、年間を通じて太陽
光が十分得られ、かつ、夏期においては通風に有利な構
造とする方式が伝統的に行なわれ、冬季の気温の低い欧
米主要国にくらべて、開口部を多く取ることが一般的で
ある。
【0004】開口部材であるドアのパネルやガラス引き
戸、窓等において使用されるガラスは比較的、熱の不良
導体であるが、パネル本体やガラスを囲んで支える窓枠
には、一部に鉄製や塩ビ製のものが使われているのを除
けば、ほとんどにおいてアルミニウム製のものが使用さ
れ、熱の良導体(=熱伝導性)である。アルミニウム製
のような熱伝導性の建装部材は、錆びにくい、腐らな
い、軽量で施工や使用が楽である、清潔感がある、およ
び塗装が不要である等の利点がある一方、熱の良導体で
あるために、冬季等においては、屋外の低い温度を伝
え、室内側の表面が低温になる。このため、室内の空気
中の水分がアルミニウム製建装部材の表面で結露し、甚
だしいときは、水滴となって付着し、やがて、流れ落ち
ることもある。アルミニウム製のものを鉄製に変える
と、幾分、熱を伝えにくくはなるが、熱の不良導体とい
うほどのものではなく、本質的には差がほとんど無いと
言ってよい。
【0005】従って、建装部材の表裏の間をプラスチッ
ク等により遮断したり、二重または三重に使用して熱の
伝導を抑制する方法もあるが、前者の方法によると、建
装部材の強度を低下させることにつながり、後者の方法
によると、建装部材のうち、アルミニウム等の熱伝導性
の金属の占める厚みが増す不利がある上、素材を2倍ま
たは3倍使用することにより高価になる不利が避けられ
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明におい
ては、アルミニウム製等の熱伝動性の建装部材の表裏の
間をプラスチック等により遮断したり、あるいは建装部
材を二重または三重に使用して熱の伝動を抑制すること
なく、熱の伝導、特に外気の低温を建造物の内部に伝え
ることを極力解消しようとするものである。
【0007】
【課題を解決する手段】そこで、種々の熱に関連のある
素材を検討したところ、蓄熱性材料をシート化して建装
部材に適用することにより、上記の課題が解決すること
が判明し、このことに基づいて、本発明に到達した。
【0008】第1の発明は、蓄熱性材料が高分子マトリ
ックス中に分散された蓄熱性層からなることを特徴とす
る建装部材用蓄熱性シートに関するものである。第2の
発明は、蓄熱性材料が高分子マトリックス中に分散され
た蓄熱性層の片面もしくは両面に断熱性層が積層されて
いることを特徴とする建装部材用蓄熱性シートに関する
ものである。第3の発明は、請求項1または2記載の建
装部材用蓄熱性シートの片面もしくは両面に、さらに低
透湿性シートが積層されていることを特徴とする建装部
材用蓄熱性シートに関するものである。第4の発明は、
蓄熱性材料が高分子マトリックス中に分散された蓄熱性
層が基材上に積層されていることを特徴とする建装部材
用蓄熱性シートに関するものである。第5の発明は、第
4の発明において、基材が壁紙用裏打紙であることを特
徴とする建装部材用蓄熱性シートに関するものである。
第6の発明は、蓄熱性材料が高分子マトリックス中に分
散された蓄熱性層が含浸性基材に含浸されていることを
特徴とする建装部材用蓄熱性シートに関するものであ
る。第7の発明は、第6の発明において、含浸性基材が
繊維、織布、不織布、もしくは紙のいずれかの繊維質基
材であることを特徴とする建装部材用蓄熱性シートに関
するものである。第8の発明は、第1〜第7いずれかの
発明において、高分子マトリックスが低熱伝導性である
ことを特徴とする建装部材用蓄熱性シートに関するもの
である。第9の発明は、第1〜第7いずれかの発明にお
いて、蓄熱性材料が、顕熱型、潜熱型、または化学反応
型のいずれかである建装部材用蓄熱性シートに関するも
のである。第10の発明は、第9の発明において、蓄熱
性材料がマイクロカプセル型であることを特徴とする建
装部材用蓄熱性シートに関するものである。第11の発
明は、第1〜第10いずれかの発明において、蓄熱性材
料として、放熱温度の異なる2種類以上を組み合わせて
使用することを特徴とする建装部材用蓄熱性シートに関
するものである。第12の発明は、第1〜第10いずれ
かの発明において、化粧が施されたことを特徴とする建
装部材用蓄熱性シートに関するものである。第13の発
明は、第12の発明において、着色、印刷、エンボス、
またはワイピング塗装の少なくともいずれかにより化粧
が施されたことを特徴とする建装部材用蓄熱性シートに
関するものである。第14の発明は、第12または13
いずれか記載の発明みおいて、化粧を保護する保護層が
さらに積層された建装部材用蓄熱性シートに関するもの
である。第15の発明は、熱伝導性の素材からなる板、
またはパネルに、請求項1〜14いずれか記載の建装部
材用蓄熱性シートが積層されたことを特徴とする蓄熱性
建装部材に関するものである。第16の発明は、熱伝導
性の素材からなる押し出し型材に、請求項1〜14いず
れか記載の建装部材用蓄熱性シートが積層されたことを
特徴とする蓄熱性建装部材に関するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を引用して説明すると、本発
明の建装部材用蓄熱性シート10は、少なくとも、蓄熱
性材料が高分子マトリックス中に分散してなる蓄熱性層
11からなるものである(図1(a))。建装部材用蓄
熱性シート10を構成する蓄熱性層11は、蓄熱性材料
が1成分である場合や多成分だが、混合して使用する場
合には、単層でよく、後述するように、蓄熱性材料が2
成分からなるときには、分散してある蓄熱性材料が異な
る二つの層11aおよび11bが積層した形のものであ
ってもよい(図1(b)10’)。3成分以上の場合に
は、さらに層をふやしてもよい。また、建装部材用蓄熱
性シート10は、蓄熱性層11が蓄えた熱の無駄な放出
を防止する意味で、片面に発泡層等の断熱性層12が積
層されていてもよいし(図1(c)10’’)、両面に
断熱性層12および12’が積層されていてもよい(図
1(d)10’’’)。
【0010】上記の建装部材用蓄熱性シート10、1
0’、10’’、および10’’’は、蓄熱性(シート
10’’および10’’’においては、蓄熱性および断
熱性を有する。なお、以降の説明では簡単のため、これ
ら以外の態様も含め、符号10で代表させる。)を有す
るが、これらの建装部材用蓄熱性シート10には、図2
(a)、または(b)に示すように、片面に低透湿性シ
ート13を積層してあってもよいし、両面に低透湿性シ
ート13および13’を積層してあってもよい。図2
(a)に示すように片面にのみ低透湿性シート13を適
用する場合であって、建装部材用蓄熱性シート10が図
1(c)に示すような蓄熱性層11と断熱性層12を有
するときは、蓄熱性層11側または断熱性層12側のい
ずれにも、低透湿性シート13を適用可能である。ただ
し、片面から熱の供給を受け、同じ側から熱を放出する
ような使用のしかたの場合、断熱性層12側に低透湿性
シート13を積層する方が好ましい。
【0011】蓄熱性層を構成する成分である蓄熱性材料
とは、熱エネルギーを別のエネルギーの形で一時貯蔵
し、必要に応じて元の熱エネルギーに戻して取り出すこ
とが可能なものを指すものである。蓄熱性材料には、エ
ネルギーを貯蔵するしかたにより、(1)顕熱型、
(2)潜熱型、(3)化学エネルギー型の3通りのもの
がある。
【0012】(1)の顕熱型のものは、熱を水、砂のよ
うな蓄熱性材料に与え、熱エネルギーそのままの形態
(顕熱)で蓄熱するものである。動作原理や操作が単純
な利点はあるが、熱を保存するため、外界と熱的に遮断
することが必要であり、蓄熱が長時間にわたる場合に
は、熱が逃げやすく、また、蓄熱量を多くしたいときに
は、体積の大きい蓄熱性材料が必要となる。顕熱型の蓄
熱性材料は、液体のものと固体のものに大別され、液体
のものには水、有機熱媒体、液体金属、または溶融塩が
あり、固体のものには金属、または非金属がある。この
うち、有機熱媒体としては、ジフェニルエーテル、ター
フェニル、またはその他があり、液体金属としては、ナ
トリウム、またはナトリウム合金、カリウム、またはカ
リウム合金があり、固体のもののうち、金属には鋼塊、
またはその他が、非金属には、耐火レンガ、砕石、砂、
砂利、またはその他がある。溶融塩としては、NaNO
3 −KNO3 −NaNO2 、NaOH−KOH、KCl
−LiCl−NaCl、KCl−LiCl、NaCl−
MgCl、MgCl 2 −KCl、KCl−NaCl−N
aCl2 、KF−LiF、NaCl−CaCl2 、また
はNaCl−KCl等がある。
【0013】(2)の潜熱型のものは、溶融塩や有機蓄
熱材の相変化(固相・液相・気相)に伴う融解熱、気化
熱等の潜熱の形態で蓄熱する。顕熱型のものにくらべ、
小さい体積で大量の熱エネルギーを保存できる。また、
蓄熱性材料から熱を取り出す際の温度が一定になる利点
がある。潜熱型の蓄熱性材料としては、単純塩、または
混合塩の他、共融潜熱を利用した共晶合金のおよそ3つ
があり、単純塩としては、LiOH、NaOH、Li
F、またはその他があり、混合塩としては、LiH/L
iOH、NaNO3 /NaOH、塩化物・炭酸塩の共融
混合物、またはその他がある。潜熱型の蓄熱性材料に
は、このほか、種々の塩の水和物、および有機物がある
が、建装部材用蓄熱性シートに適した低温領域での主な
潜熱蓄熱材としては、硫酸ナトリウム10水和塩、塩化
カルシウム6水和塩、酢酸ナトリウム、またはパラフィ
ン系炭化水素等が好ましい。
【0014】(3)の化学エネルギー型のものは、炭酸
塩や水酸化物等の可逆的な熱分解反応に伴なう吸熱や発
熱を利用して、化学エネルギーまたは温度差エネルギー
に変換して蓄熱する。上記(1)、および(2)のもの
にくらべ、さらに小さい体積で大量の熱エネルギーを保
存することができ、また長期蓄熱の可能性があると言わ
れている。化学エネルギー型の蓄熱性材料としては、固
相、または液相で熱分解反応を起こす物質と金属水素化
物があり、固相のものとしては、Mg(OH)2 、Ca
(OH)2 、MgCO3 、CaCO3 、BaO2 、また
はその他があり、液相のものとしては、H2 SO4 ・H
2 O、CH4 +H2 O、またはその他があり、金属水素
化物としては、MgH2 、TiH2 、ZrH2 、LaH
3 、LaNi5 6、またはその他がある。
【0015】上記した蓄熱性材料は、適当な基材に含浸
するか、塗布する等の適切な方法によりシート状の形態
とし、断熱の必要なものに貼る等して、伝わった熱を蓄
え、蓄えた熱を放出し、結果として、断熱性のないこと
によって生じている大きな温度勾配を緩和させるもので
ある。建装部材に貼って長期間使用することを考える
と、蓄熱性材料がそのまま露出しているよりも、適当な
バインダーで被覆されていた方がよく、また基材を伴な
うときは、そのバインダーを基材への固着手段として利
用できる利点がある。従って、蓄熱性材料は高分子マト
リックス中に分散(蓄熱性材料がすべて分散するのでは
なく、その一部ないしは全部が溶解する場合も含め
る。)していることが好ましい。
【0016】蓄熱性材料は液体のものも多いが、この場
合、マイクロカプセル化すると、取扱いが容易になり、
好ましい。マイクロカプセル化の方法としては、一般的
な方法である、界面重合法、スプレードライ法、in
situ重合法、および液中硬化被覆法等を利用するこ
とができる。マイクロカプセルの大きさとしては1〜3
00μmであり、カプセル外壁の素材としては、ポリス
チレン、ポリアクリロニトリル、ポリアミド、ポリオキ
シメチレンウレア、ポリウレタン、フェノール、ゼラチ
ン、もしくはアラビアゴム等の天然樹脂が使用できる。
【0017】蓄熱性材料によっては、融点以下の温度ま
で冷却されても、結晶化が進行せずに、放熱を起こさな
い、過冷却の問題が起こることがある。特に潜熱型の蓄
熱性材料において、その傾向が大きい。過冷却を防止
し、かつ蓄熱性能を安定に発現させるためには、過冷却
防止剤、融点調整剤、凝固点調整剤、もしくは相分離防
止剤等の各種添加剤を添加するとよい。過冷却防止剤と
しては、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、もしくは
硫酸カルシウム等のカルシウム塩、ステアリン酸カルシ
ウム、もしくはパルミチン酸カルシウム等の長鎖脂肪酸
の有機塩、モンモリロナイト、ヘクトライト、バーミキ
ュライト、もしくはタルク等の層状珪酸塩、またはゼオ
ライト等が使用できる。融点調整剤としては、塩化アン
モニウム等のアンモニウム塩、塩化ナトリウム、臭化ナ
トリウム、もしくはコハク酸ナトリウム等のナトリウム
塩、またはエチレングリコール等が使用できる。相分離
防止剤としては、セピオライト、ヨウ化銀、硫化銅、疎
水性シリカ、ハイドロゲル、カルボキシ基を有する水溶
性高分子(例えば、カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム塩等)、または水不溶性吸水性樹脂(例えば、架橋
ポリアクリル酸塩、もしくは澱粉のグラフト重合物等)
が使用できる
【0018】さらに、異なる放熱温度を持つ蓄熱性材料
を2種類以上、組み合わせて使用することにより、連鎖
的に保持したい温度を設定することもでき、夏と冬の環
境の違いに対応することも可能である。例えば、夏用と
して25〜30℃の融点を持つもの、および、冬用とし
て10〜20℃の融点を持つものの2種類の蓄熱性材料
を混在させることにより、季節に応じて設定した温度に
できるだけ長く保つことができ、ひいては、冷暖房に要
するエネルギーの節約にもつながる。また、地域によっ
ては、これらの蓄熱性材料とは融点の異なる蓄熱剤とし
て、より適した蓄熱性材料とすることもできる。
【0019】高分子マトリックスを構成するための樹脂
としては、ロジン変成マレイン酸樹脂、ニトロセルロー
ス樹脂、酢酸セルロース樹脂、酪酢酸セルロース樹脂、
エチルセルロース樹脂、ポリアミド樹脂、塩素化ポリプ
ロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル/酢酸
ビニル共重合樹脂、エチレン/酢酸ビニル共重合樹脂、
エチレン/アクリル酸エチル共重合樹脂、ポリメタクリ
ル酸メチル等のアクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、スチ
レン/マレイン酸共重合樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポ
リビニルアルコール樹脂、ポリビニルアセタール(ポリ
ビニルホルマール、ポリビニルブチラール等)樹脂、シ
アノアクリレート樹脂、ポリビニルアルキルエーテル樹
脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、ユリア樹脂、メ
ラミン樹脂、フェノール樹脂、レゾルシノール樹脂、フ
ラン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポ
リウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹
脂、ポリベンツイミダゾール樹脂、またはポリベンゾチ
アゾール樹脂等がある。あるいは、天然ゴム、再生ゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブ
タジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ポリス
ルフィドゴム、シリコーンゴム、ポリウレタンゴム、ス
テレオゴム(合成天然ゴム)、エチレンプロピレンゴ
ム、ブロックコポリマーゴム(SBS,SIS,SEB
S等)のゴムを使用できる。
【0020】蓄熱性材料は、高分子マトリックス中に溶
解するものか、あるいは分散しやすいものが好ましく、
分散させる場合には、取り扱いやすい粒径のものを選ん
で、上記の高分子マトリックスを構成する樹脂100重
量部に対し、10〜500重量部の割合で添加して使用
するとよい。蓄熱性材料が2成分からなる場合には、同
じ層内に含有させるか、あるいは互いに隣接する2つの
層に分けて含有させてもよい。
【0021】蓄熱性材料が高分子マトリックス内に分散
された蓄熱性層11を作製するには蓄熱性材料、高分子
マトリックスを構成するための樹脂、溶剤、添加剤等と
共に混練して塗料を作製し、得られた塗料を低透湿性シ
ート13等の塗布対象に、塗布した後、乾燥・固化する
ことにより行なう。低透湿性シート13等に塗布する代
わりに、剥離性シートの剥離性面に塗布して蓄熱性層1
1を作製し、その後、剥離性シートから蓄熱性層11を
剥がすと、基材の無い単独の蓄熱性層11を作製するこ
とができる。あるいは、高分子マトリックスを構成する
樹脂と蓄熱性材料を溶融混合して押し出す方法によって
蓄熱性層11を作製してもよい。
【0022】蓄熱性層11を低透湿性シート13に積層
する以外に、必ずしも、低透湿性シート13とはいえな
いが、その他の目的のシートを単に基材として用い、そ
の上に蓄熱性層11を積層して利用することもできる。
代表的な例が壁紙用裏打紙を使用して、その上に蓄熱性
層11を積層するもので、通常、難燃処理が施された壁
紙用裏打紙を基材とすることにより、得られる建装部材
用蓄熱性シートは壁紙として使用でき、即ち、水性糊の
裏面への塗布が容易で、石膏ボードや合板等の表面に施
工することができ、寸法安定性があり、必要な難燃性を
備えたものとすることができる。
【0023】蓄熱性層11は、低透湿性シート11や上
記の壁紙用裏打紙等の基材に塗布する以外に、蓄熱性材
料が高分子マトリックス中に分散された塗料もしくはイ
ンキを使用して、含浸性基材に塗布することによって
も、建装部材用として適した蓄熱性シートとすることが
できる。含浸性基材としては、各種の紙類、不織布、織
布、もしくは繊維には勿論適用できるが、プラスチック
のフィルム、又はプラスチックのシートであっても、多
孔質であるか、充填材を多く含むものは含浸性を有する
ので、適用可能である。板のごく薄いもののうち、繊維
強化プラチスチックの板、木質系基材も使用可能であ
る。金属を繊維状に加工したスチールウールのようなも
のも使用可能である。各種の紙類としては、薄葉紙、ク
ラフト紙、チタン紙、樹脂含浸紙、リンター紙、板紙、
石膏ボード用原紙、和紙等が使用できる。また、繊維類
として、ガラス繊維、石綿繊維、チタン酸カリウム繊
維、アルミナ繊維、シリカ繊維、若しくは炭素繊維等の
無機質繊維、又はポリエステル繊維、若しくはビニロン
繊維などの合成繊維も使用できる。
【0024】また、先に挙げた高分子マトリックスは、
気泡を内包することにより、低熱伝導性としてもよく、
このようにすると、蓄熱性層と断熱性層とを兼ねること
ができ、気泡を内包させるための発泡剤の一般的な適用
様式としては、機械的に気体、特に不活性ガス、好まし
くは低熱伝導性のガスの泡を塗料組成物中に取り込ん
で、塗布し加熱発泡させる場合と、有機化合物からなる
化学発泡剤を塗料組成物中に配合して、塗布し加熱発泡
させる場合とがある。なお、ここでは、機械的な方法に
おける空気またはその他のガスの泡も含めて、発泡剤と
称する。化学発泡剤としては、アゾジカルボンアミド、
アゾビスイソブチロニトリル、バリウムアゾジカルボキ
シラート、もしくはp−トルエンスルホニルセミカルバ
ジド等のアゾ系発泡剤、ベンゼンスルホニルヒドラジ
ド、p−トルエンスルホニルヒドラジド、もしくは4,
4’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド等のス
ルホニルヒドラジド系、ジニトロソペンタメチレンテト
ラミン等のニトロソ系、重炭酸ナトリウム、もしくは重
炭酸アンモニウムがある。なお、化学発泡剤を使用する
ときは、必要に応じ、発泡温度を低下させて発泡しやす
くするための発泡助剤を使用してもよい。
【0025】発泡剤の作用から見ると機械的なガスの泡
に近いものとして、合成樹脂製のカプセル外壁内に、揮
発性の有機溶剤を封じ込めたマイクロカプセル型の発泡
剤があり、80〜200℃の比較的低温で短時間の加熱
を行なうことにより、直径が4〜5倍、体積が50〜1
00倍に膨張するもので、膨張前は5〜30μmの平均
粒径を有している。マイクロカプセル型の発泡剤の外壁
は、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、アクリル酸エ
ステル、メタクリル酸エステル等の共重合体樹脂からな
り、内部に封じ込める有機溶剤としては、イソブタン、
ネオペンタン、石油エーテル、ヘキサン、低沸点ハロゲ
ン化炭化水素、メチルシラン等が挙げられる。なお、マ
イクロカプセル型の発泡剤を使用するときは、予め発泡
済みのものを使用してもよい。未発泡の発泡剤を使用す
るときは、発泡温度、および発泡させるための加熱時間
の管理がむずかしい上、塗布膜厚を均一にしないと、発
泡により厚みむらが拡大し、単なる塗布厚みむら以上に
顕著な厚みむらを生じるので、マイクロカプセル型の発
泡剤であっても発泡済みのものを使用する方が仕上がり
時の外観が良好になりやすい利点がある。このような気
泡を内包した低熱伝導性の高分子マトリックスには、蓄
熱性材料を分散させて塗料もしくはインキとし、低透湿
性シートやその他の基材に塗布したり、あるいは含浸性
基材に含浸して蓄熱性層を形成することができる。
【0026】本発明の建装部材用蓄熱性シート10は、
既に述べたように、そのままの状態で断熱を必要とする
対象に貼ることにより、断熱性を付与することができる
が、長期間使用したり、人や物が接触しやすい部位で使
用するには、強度が弱く、破損して断熱性を損なう恐れ
が少なくない。このため、断熱性シート10を適当なシ
ートで被覆することが好ましく、被覆するシートとして
は、用途を考慮すると湿気を通さない、低透湿性シート
13を使用することが好ましい。なお、建装部材用蓄熱
性シート10の両面に低透湿性シート13、および1
3’を積層した場合には、低透湿性シート13、および
13’の端部どうしを熱シールするか接着して、断熱性
シート12を2枚の低透湿性シート13、および13’
により密封すると、端面からの湿気の侵入を防止できる
ので好ましい。
【0027】低透湿性シート13は、隣接する蓄熱性層
11または断熱性層12への透湿を抑制するか、実質上
無くすもので、蓄熱性層11、または断熱性層12自身
が湿気を吸収する等により、断熱性が低下することを防
止するものである。低透湿性シート13は、建装部材用
蓄熱性シート10の片面にのみ積層する場合と、両面に
積層する場合とがあるが、片面にのみ積層してある場合
で、吸湿の程度が大きい懸念のある環境下で使用する場
合、あるいは外力のかかることが予想される場合には、
低透湿性シート13の積層してない側が、貼る対象側に
なるよう、向きを考慮して適用することが好ましい。低
透湿性シート13と蓄熱性層11または断熱性層12と
の積層は、接着剤を使用するか、熱シールによって行な
う。ただし、建装部材用蓄熱性シート10の表裏の両面
に低透湿性シート13および13’を配置し、しかも、
低透湿性シート13、13’の端面どうしをシールする
場合には、低透湿性シート13と建装部材用蓄熱性シー
ト10とを接着しないこともあり得る。一般的には、低
透湿性シート13を積層しても、建装部材用蓄熱性シー
ト10の端面は、空気中に露出するため、端面からの吸
湿が問題になる場合には、端面に樹脂塗料を塗布する
か、火炎で素材を溶融させる等してシールするとよい。
【0028】低透湿性シート13、13’の素材として
は、例えば、プラスチックのフィルムが好ましく、プラ
スチックとしては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン
樹脂、ポリメチレン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、ポ
リ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリビニ
ルアルコール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合樹脂、ポリエチレンテレフタレート
樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン
ナフタレート−イソフタレート共重合樹脂、ポリメタク
リル酸メチル樹脂、ポリメタクリル酸エチル樹脂、ポリ
アクリル酸ブチル樹脂、ナイロン6又はナイロン66等
で代表されるポリアミド樹脂、三酢酸セルロース樹脂、
セロファン、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリアリレート樹脂、又はポリイミド樹脂等があ
る。
【0029】低透湿性シート13には、透湿性の低いポ
リ塩化ビニリデン樹脂等の樹脂バインダーを用いて調整
された別の塗料を塗布するか、金属ないし金属酸化物の
薄膜を形成して気体透過を抑制しておくとよい。これら
金属薄膜においては、一酸化ケイ素と二酸化ケイ素のよ
うに酸化数の異なる金属酸化物どうしの混合物であった
り、ケイ素化合物とアルミニウム酸化物との混合物であ
ってもよいし、無機酸化物を主体とした有機基と結合し
たものであってもよい。
【0030】薄膜の形成方法としては、例えば、イオン
ビーム法、電子ビーム法等の真空蒸着法、またはスパッ
タリング法等の物理気相成長法、もしくは、プラズマ化
学気相成長法、熱化学気相成長法、または光化学気相成
長法等の化学気相成長法が利用できる。薄膜の厚みは、
好ましくは、50〜3000Åであり、より好ましくは
100〜1000Åである。50Å未満では気体透過を
抑制する効果がほとんど無く、3000Åを越えると薄
膜にクラックが生じて気体透過性が低下する恐れがある
上、材料費も割高となる。なお、熱伝導性からすると若
干不利ではあるが、断熱性シート21が湿気を吸収する
のを防止する観点からは、金属箔を積層したり、上記の
合成樹脂シートを構成する合成樹脂と同様な樹脂をバイ
ンダーとする塗料の塗膜を形成して、低湿性シートに代
えることもできる。
【0031】本発明の建装部材用蓄熱性シート10は断
熱性層12を有していてもよいが、具体的な断熱性層1
2としては、発泡した樹脂からなるもの、気泡の代わり
に中空粒子を分散した樹脂からなるもの、中空繊維を分
散した樹脂からなるもの、織布、不織布、紙、またはフ
ェルト等の繊維質のもの、微細なプリズム状の断面を持
つシートや表面に微小な突起を無数に有するシート、ま
たは積層したフィルム間に多数の低い円柱状等の気泡を
密封したシート等がある。断熱性層12、および先に述
べた蓄熱性層11も、厚い方が効果があるが、用途によ
っては厚いと使用上の支障となる場合もあり、建具等、
比較的狭い面積に適用するケースでは、断熱性層12、
および蓄熱性層11のいずれも、10〜200μm程度
とすることが好ましいが、厚みの制約が無ければ、これ
以上であってもよい。
【0032】本発明の建装部材用断熱性シート10は、
後に述べるように、建装部材の表面に積層するものであ
り、最外層に露出するものであるので、何らかの化粧
(装飾と言ってもよい)を施したものであることが望ま
しい。化粧の施し方としては種々のものがあるが、着
色、印刷、エンボス、またはワイピング塗装が代表的で
あり、これらのうちから任意に選択して、1種または2
種以上が組み合わせて施されてあってもよい。
【0033】図3は化粧の様子を示すもので、図3
(a)は建装部材用断熱性シート10に着色を施した状
態を示す。着色は、図3(a)にイメージ的に示すよう
に、断熱性シート10の厚み方向全体に施されていて
も、観察側になる片側の表面のみに施されていてもよ
い。また、着色しただけでもよいが、さらに、保護層2
が積層してあってもよい。保護層2の積層は任意であっ
て、図3(b)〜図3(d)を引用して行なう説明にお
いても、その都度の説明は省くが、同様である。図3
(b)は、断熱性シート10に印刷して模様を施した状
態を示すもので、模様は着色層3aと絵柄3bとからな
っているが、着色層3aは省いてもよい。図3(c)
は、エンボス4を施した状態を示し、図3(d)は、エ
ンボス4の部分に、ワイピング塗装により着色剤5を充
填した様子を示す。
【0034】化粧を施す部位は、建装部材用断熱性シー
ト10の表裏のいずれの面でもよいが、化粧を施した側
の面を外向きにするか、あるいは、そうでない場合に
は、素材を通して化粧が透視できるように施す。保護層
2で化粧上を被覆する場合は、保護層2は下層の透視性
の確保の点から、無色透明または有色透明であることが
望ましい。
【0035】保護層2は、合成樹脂塗料の塗膜で構成す
るか、場合によっては、合成樹脂フィルムの積層によっ
て構成してもよい。合成樹脂塗料の塗膜としては、熱可
塑性樹脂を用いたものでもよいが、ポリウレタン樹脂等
の熱硬化性樹脂の硬化した塗膜が耐久性の点で優れてお
り、さらに電離放射線硬化性のポリマーまたはプレポリ
マーを用いて調製した電離放射線硬化性樹脂組成物の塗
布、および電離放射線の照射により架橋硬化させて得ら
れる塗膜で構成すると、なお、一層、下層の保護効果が
向上する。
【0036】着色は、建装部材用断熱性シート10に直
接に塗装、または含浸する等して施すか、断熱性シート
12や低透湿性シート13の片方又は両方を構成する素
材を予め着色しておく。あるいは、素材フィルム製造と
同時に着色しておくか、シート化した後、染色、塗装等
により、シートを着色する。なお、着色は、顔料、染料
を必要に応じてバインダー樹脂と混練して作った塗料組
成物を使用して行なう。
【0037】印刷は、建装部材用断熱性シート10に行
なってもよいが、建装部材用断熱性シート10の観察側
の表面が凹凸形状を有する場合には、その面に印刷を鮮
明に行なうには支障がある。そのような場合には、直接
印刷せず、転写した方が印刷効果が上がる。片面が凹凸
を有しない場合には、そこに印刷して観察側から見える
限り、凹凸のない側に印刷してもよい。印刷の際に、模
様のみを印刷してもよいが、下地色を整える意味で、均
一な着色層3aを形成しておいてから、模様3bを印刷
するとよい。なお、低透湿性シート13としては、表面
が平坦なものを使用することが普通なので、低透湿性シ
ート13が観察側になる限り、その表面に印刷するとよ
く、低透湿性シート13が透明であれば、その裏面への
印刷を行なってもよい。
【0038】エンボスは、通常、型ロールを使用する
か、平らな板状の型を使用して加熱・加圧することによ
り形成する。エンボスは積層した建装部材用断熱性シー
ト10、蓄熱性層11、断熱性層12、または低透湿性
シート13のいずれにも行なえ、必ずしも、表面に凹凸
を形成せず、内部に形成することもある。建装部材用蓄
熱性シート10にエンボスの熱・圧力がかかった際に、
建装部材用蓄熱性シート10がつぶれてしまう懸念があ
るときは、浅目に行なうのがよいが、断熱性シートの多
くは、復元性がある。エンボスの模様は種々あり、木
目、石目、布目、またはその他のものがある。
【0039】エンボスした後は、そのままでもよいが、
エンボスによって生じた凹部にインキ状のものを充填す
るワイピング塗装が行なえる。ワイピング塗装自体は、
エンボス4の部分にインキ状の着色剤5をたらして、ス
キージーのようなものでかき取ることにより簡便に行
え、印刷に類似した効果を与えるが、印刷よりも着色剤
の転移量が多いので、より深みが得られる。以上の着
色、印刷、エンボス、またはワイピング塗装等は、任意
に組み合わせて行ない、建装材用断熱性シート10に、
素材の持つ感じに加えて、外観の意匠を与える。
【0040】本発明の建装部材用断熱性シート10は、
各種の建装部材に貼る等して断熱材として使用すること
ができる。図4は、枠6の表裏に、板状体7および7’
を積層した熱伝導性のパネル8の形の建装部材の片面に
建装部材用断熱性シート10を積層して蓄熱性、あるい
はさらに断熱性とした例であり、積層は粘着剤、接着剤
を介して行なうか、熱シール、あるいは、粘着テープ、
釘、針金等で止め付けてもよい。このため、建装部材用
断熱性シート10には予め、粘着剤を適用しておくとよ
く、次の図5を引用して説明する別のタイプの建装部材
においても同様である。建装部材用蓄熱性シート10が
断熱性層12を伴なう場合には、断熱性層12側が建装
部材を向くように積層する。これは、次の図5を用いた
説明においても同様である。図4のような構造としたも
のは、ドア、壁面、天井面、または床面等に、あるい
は、断熱の必要なキャビネット等に利用でき、ある程度
広い面積の断熱が行なえる。
【0041】図5は、アルミニウム等でできた、中空角
柱の一つの側面が長さ方向に沿って、中央付近を一定幅
で除去された形の熱伝導性の押し出し型材9の表面に、
本発明の建装部材用蓄熱性シート10を積層した断熱性
建装部材の例である。押し出し型材9の形状としては、
他のものであってもよい。積層は粘着剤、または接着剤
を介して行なうとよいが、他の方法も取ることかでき
る。ただし、単なる円柱や角柱の場合には、建装部材用
断熱性シート10を熱収縮性の素材が構成しておき、円
柱や角柱よりも若干太めのチューブ状に作製して被せ、
加熱することにより、必ずしも接着剤を伴わない積層も
可能であり、また、これら以外の積層の方法も取ること
ができる。なお、この図5では、建装部材用蓄熱性シー
ト10を押し出し型材の表面の全面に積層しているが、
この押し出し型材の右側半分が屋外、左側半分が室内を
向いているような場合には、室内側の部分にのみ積層す
ることが好ましく、あるいは右側の垂直面のみが輻射を
賭ける場合には、その垂直面のみを残して、他の部分に
建装部材用蓄熱性シート10を積層するとよい。図5に
示すような構造のものは、押し出し型材9の用途にもよ
るが、柱、幅木、鴨居、敷居等や引き戸や開き戸等の戸
自身の枠、戸を取り付けるための枠等に利用できる。
【0042】
【実施例】(実施例1)海砂2gと、スチレン−アクリ
ル共重合体エマルジョン(樹脂分50%)2gとを混合
して、塗料Aを調製した。基材として、厚み25μmの
2軸延伸したポリエチンテレフタレート(=PET)樹
脂フィルムの片面に厚み0.1μmのアルミニウムの蒸
着層を形成したものを2枚準備し、片方のPET樹脂フ
ィルムのアルミニウムの蒸着層側に印刷を施し(基材
1)、他方のPET樹脂フィルムは印刷を施さず(基材
2)、いずれのフィルムもPET露出面にコロナ放電処
理を行なった。印刷してある基材1のPET樹脂露出面
に厚み1mm、発泡倍率30倍のポリエチレン発泡シー
トを接着剤を使用して貼り合わせ、貼り合わせたものの
上に、上記塗料Aを塗布し、乾燥させて厚み300μm
の蓄熱性層を作製した。続いて蓄熱性層上に、印刷して
ない基材2を、そのPET樹脂露出面が接するるように
して重ね合わせたものを、熱プレス手段(圧力30kg
/cm2 、温度95℃)を用いて加熱・加圧し、蓄熱性
シート(I)を得た。
【0043】(実施例2)NaOHの5モルを1000
cm3 の水に溶解したもの10gをスチレン−アクリル
共重合体エマルジョン(樹脂分50%)2gと共に混合
して、塗料Bを調製し、これと同様に、ただし、NaO
Hの5モルを1000cm3 の水に溶解したもの10g
の代わりに、NaNO3 の5モルを1000cm3 の水
に溶解したもの10gを用いて、塗料Cを調製した。基
材としては、実施例1で用いたのと同じものを準備し、
印刷してある基材1のPET樹脂露出面に厚み1mm、
発泡倍率30倍のポリエチレン発泡シートを接着剤を使
用して貼り合わせ、貼り合わせたものの上に、上記塗料
Bを塗布し、乾燥させて厚み150μmの層を作製し
た。これとは別に、印刷してない基材2の表面に上記の
塗料Cを塗布し、乾燥させて厚み150μmの層を作製
した。次に、得られた両者の塗布フィルムを、そのPE
T樹脂露出面どうしが接するようにして重ね合わせたも
のを、実施例1におけるのと同様な熱プレス手段、条件
により加熱・加圧し、蓄熱性シート(II)を得た。
【0044】(実施例3)CaCO3 の5モルを海砂の
代わりに用いて塗料Dを調製し、塗料Dを用いた以外
は、実施例1と同様にして、蓄熱性シート(III)を
得た。
【0045】得られた建装材用断熱性シートの断熱性の
評価方法は次のようにした。厚み1mmのアルミニウム
板で作った箱型の舟を準備し、舟底の一部に上記実施例
で得た試料の建装部材用断熱性シートを、両面粘着テー
プで貼り合わせた後、室温(25℃)の環境下で、氷水
の入った水槽に舟を浮かべた。浮かべた後、30分間置
いて、温度がほぼ平衡状態になったときの、建装材用断
熱性シートの表面温度と露出している部分の舟の底板の
温度とを測定して、両温度の差を温度差として求めた。
また、スタートから8時間後の温度も求めた。結果を
「表1」および「表2」、ならびに図6のグラフで示
す。なお、「表1」および「表2」においてNo.(ナ
ンバー)は共通である。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】(実施例4)蓄熱剤としては、約10℃に
相転移点を持つパラフィン系潜熱蓄熱剤(ペンタデカ
ン)をマイクロカプセル化したもの(カプセル外径;4
0μm)を準備した。この蓄熱剤2g、バインダー樹脂
としてのアクリル系樹脂水溶液(樹脂分50%)15
g、および中空粒子(松本油脂製薬社製)2gとをよく
混合してインキ化した。得られたインキを、厚み188
μmの2軸延伸PET樹脂フィルムの片面に厚み2mm
になるようワイヤーバーを用いてコーティングし、コー
ティング後、80℃のオーブンで乾燥させ、蓄熱性シー
ト(IV)を得た。
【0049】(実施例5)実施例4におけるのと同じ蓄
熱剤4g、および同じバインダー樹脂15gとをよく混
合してインキ化した。得られたインキをガラス繊維不織
布(目付量;150g/m2 )に含浸させた後、80℃
のオーブンで乾燥させて、乾燥時の含浸量(基布である
ガラス繊維不織布の重量を除く)が500g/m2 であ
る蓄熱性シート(V)を得た。
【0050】上記実施例4および5で得られた蓄熱性材
料は、実施例1〜3で得られた蓄熱性材料と同様の測定
方法により、2点の蓄熱性材料および参照として実施例
5で用いたのと同じガラス繊維不織布単独の合計3点の
表面の温度を3時間30分の間、測定した結果を図7に
示す。
【0051】図7に示すように、参照として使用したガ
ラス繊維不織布単独のものは、氷水に蓄熱性材料を貼っ
た舟を浮かべてから、1時間経過した以降、表面温度が
急激に低下したのに対し、実施例4および5で得られた
蓄熱性材料の表面温度は、ペンタデカンの相転移温度で
ある約10℃までは約津30分で温度降下した後は、こ
の温度付近でほぼ一定の温度を、舟を浮かべてから2時
間経過するまで保持した。保持した以降、ゆるやかに温
度降下して、平衡状態では、ガラス繊維不織布と同様の
温度になった。従って、蓄熱剤の使用量を増やし、ある
いは相転移温度の異なる蓄熱剤を選んで使用することに
より、保持したい温度において、あるいは、その以上の
温度において、温度を一定時間保つことができるし、最
初の温度降下の部分も含めれば、さらに長時間、設定し
た温度以上の温度を保持することができ、例えば、夜間
に温度が降下して結露することを防止する等の用途に有
効である。
【0052】(実施例6)2種類の融点のパラフィン系
蓄熱剤A(ヘキサデカン、融点;約18℃)とパラフィ
ン系蓄熱剤B(オクタデカン、融点;約28℃)とを各
々マイクロカプセル化したもの(いずれもカプセル外
径;40μm)を準備した。バインダー樹脂としてのエ
チレン−酢酸ビニル共重合体系樹脂水溶液(樹脂分;4
5%)15g、および上記蓄熱剤A、Bの各々2g(従
って、蓄熱剤A、Bの合計で4g)とをよく混合してイ
ンキ化した。得られたインキを、厚み50μmの壁紙用
裏打紙上に、厚みが1.5mmになるよう塗布し、オー
ブンで乾燥して蓄熱性層を形成した後、最表面に化粧エ
ンボスシートを貼り合わせ、蓄熱性壁紙を作製した。得
られた蓄熱性壁紙の評価は、実施例1〜3で得られた蓄
熱性材料の評価法におけるのと同様の測定手段により、
両面テープを用いて裏打紙側を舟に貼り付けて行ない、
ただし、水槽の水温を室温の25℃から35℃まで昇温
させ、その後、5℃まで温度を降下させ、蓄熱性壁紙の
表面の温度を測定した。なお、参照品として、蓄熱性層
のみを省いたものも同様に評価を行なった。評価結果を
図8に示す。
【0053】図8に示すように、蓄熱性層を持たない参
照品の方は、水槽の水温の変化に追随して表面温度が変
化するのに対し、実施例6のものは、2種類の蓄熱剤の
融点に応じた温度に保たれる時間が長く、蓄熱性層を持
たない参照品にくらべ、表面の温度が降下するのが遅く
なっている。従って、この実施例のものは、冬場に、外
気の温度降下の影響が屋内に及ぶのを抑制できるし、ま
た、夏場に、外気温が上昇しても屋内の温度上昇を抑制
するので、冷暖房に要するエネルギーの消費を小さくす
ることに役立つ。
【0054】(実施例7)蓄熱剤としてパラフィン系の
もの(ペンタデカン、融点;約10℃)をマイクロカプ
セル化したものを準備し、このマイクロカプセルとフェ
ノール樹脂とをマイクロカプセル/フェノール樹脂=1
/2(重量比)になるよう配合して、押し出し成型し、
厚み5mmの蓄熱性シートとした。評価は、実施例1〜
3で得られた蓄熱性材料の評価法におけるのと同様の測
定手段により、行なった。また、参照品として、蓄熱剤
を配合してない同じ厚みのフェノール樹脂シートを準備
し、同時に評価した。評価結果は図9に示すとおりで、
実施例7の蓄熱性シートは蓄熱剤の融点約10℃付近で
ほぼ一定に保たれる時間があるため、表面の温度が降下
するのが遅くなっているが、蓄熱剤を配合してない参照
品は、水槽の水温の変化にほぼ追随して表面温度が変化
した。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、蓄熱性材料が
高分子マトリックス中に分散されて蓄熱性層を形成して
いるため、環境温度が高いときに熱を蓄え、環境温度が
低いときに蓄えた熱を放出するため、建装部材に貼る等
して適用したときに、外気の低温を室内に伝えることを
一定時間緩和することができる建装部材用蓄熱性シート
を提供できる。請求項2の発明によれば、請求項1の発
明とほぼ同様な効果を有し、さらに断熱性層を伴なうた
め、一旦蓄えた熱を保持する能力が高く、しかも、断熱
性が付与された建装部材用蓄熱性シートを提供できる。
請求項3の発明によれば、請求項1または2の発明の効
果に加え、さらに、低透湿性シートを片面もしくは両面
に有しているので、片面から、もしくは両面からの蓄熱
性層、もしくは断熱性層への透湿を抑制ないし防止でき
る性質を備えた建装部材用蓄熱性シートを提供できる。
請求項4の発明によれば、蓄熱性層が基材を伴なうこと
により強化されているため、蓄熱性層の強度が上がり、
また、他の物体に貼る等の際に、基材側に接着剤を塗布
できに等、取扱いしやすい建装部材用蓄熱性シートを提
供できる。請求項5の発明によれば、蓄熱性層が壁紙用
裏打紙を伴なうため、商用の壁紙が備えるべき防炎性を
有し、施工時の糊の塗布が容易であり、かつ寸法安定性
がよいため、壁紙として利用しやすい建装部材用蓄熱性
シートを提供できる。請求項6の発明によれば、蓄熱性
材料が高分子マトリックス中に分散されて蓄熱性層が含
浸性基材に含浸されているので、蓄熱性層が直接強化さ
れていて、蓄熱性層の強度が向上した建装部材用蓄熱性
シートを提供できる。請求項7の発明によれば、請求項
6の発明の効果に加え、基材が繊維質基材であるため、
得られるシートが柔軟であり、繊維質自体の断熱性のた
め、強化した割りに蓄熱性が低下することが少ない建装
部材用蓄熱性シートを提供できる。請求項8の発明によ
れば、請求項1〜7いずれかの発明の効果に加え、蓄熱
性層が、高分子マトリックスが低熱伝導性であることに
よる断熱性を帯びるから、より保温効果の高い建装部材
用蓄熱性シートを提供できる。請求項9の発明によれ
ば、請求項1〜8いずれかの発明の効果に加え、具体的
な蓄熱性材料によって、用途に合わせた蓄熱性層を備え
た建装部材用蓄熱性シートを提供できる。請求項10の
発明によれば、請求項9の発明の効果に加え、蓄熱剤が
マイクロカプセル型であるため、製造時の取扱いが容易
な建装部材用蓄熱性シートを提供できる。請求項11の
発明によれば、請求項1〜10いずれかの発明の効果に
加え、放熱温度の異なる2種類以上の蓄熱性材料を有し
ているので、高い方の放熱温度で温度を保持した後、低
い方の温度で温度を保持し得るため、温度が低くなるま
での時間を長く取ることが可能な建装部材用蓄熱性シー
トを提供できる。請求項12の発明によれば、請求項1
〜11いずれかの発明の効果に加え、建装材用蓄熱性シ
ートに化粧が施されているので、人目に付く部分に使用
しても周囲の建装材との間に違和感が生じにくい建装部
材用蓄熱性シートを提供できる。請求項13の発明によ
れば、請求項12の発明の効果に加え、確立された安定
な手法により化粧が施された建装部材用蓄熱性シートを
提供することができる。請求項14の発明によれば、請
求項12または13いずれかの発明の効果に加え、化粧
面に保護層を有しているので、化粧が摩耗、汚染して損
なわれることを抑制できる建装部材用蓄熱性シートを提
供できる。請求項15の発明によれば、請求項1〜14
いずれか記載の建装部材用蓄熱性シートを、建装材のう
ち、板やパネル状のものに適用して、それらの断熱性を
向上させた蓄熱性建装部材を提供できる。請求項16の
発明によれば、押し出し型材に請求項1〜14いずれか
記載の建装材用断熱性シートを適用することによって、
その断熱性を向上させた蓄熱性建装部材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建装材用断熱性シートの断面図である。
【図2】低透湿性シートを伴った建装材用断熱性シート
の断面図である。
【図3】化粧の態様を示す断面図である。
【図4】パネルに積層した状態の断面図である。
【図5】押し出し型材に積層した状態の断面図である。
【図6】実施例1〜3の評価結果を示すグラフである。
【図7】実施例4および5の評価結果を示すグラフであ
る。
【図8】実施例6の評価結果を示すグラフである。
【図9】実施例7の評価結果を示すグラフである。
【符号の説明】
2 保護層 3 印刷 4 エンボス 5 着色剤 6 枠 7 板状体 8 パネル 9 押し出し型材 10 建装部材用断熱性シート 11 蓄熱性層 12 断熱性層 13 低透湿性シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽音 大作 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 佐藤 公治 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 武下 清和 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 岡 素裕 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 永田 良平 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DD01 DD17 FA03 FA11 FA14 GA23 GA24 GA42 GA44 HA03 HA32 HA33 HC07 HC11 HD11 HE00 LA04 LA12 LA16 4F100 AB10 AK01A AK04 AK12 AK12J AK25 AK25J AK42 AL01 AP00E AR00A AR00B AR00C AR00D AR00E AT00E BA02 BA03 BA05 BA07 BA08 CC00 DE04A DG01E DG10E DG11E DG15E DJ01 EJ82A EJ82E GB07 HB00E HB31E JD04D JD04E JJ01A JJ01E JJ02 JJ02B JJ02C JJ04 JJ06A JJ10 JJ10A JM01J

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄熱性材料が高分子マトリックス中に分
    散された蓄熱性層からなることを特徴とする建装部材用
    蓄熱性シート。
  2. 【請求項2】 蓄熱性材料が高分子マトリックス中に分
    散された蓄熱性層の片面もしくは両面に断熱性層が積層
    されていることを特徴とする建装部材用蓄熱性シート。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の建装部材用蓄熱
    性シートの片面もしくは両面に、さらに低透湿性シート
    が積層されていることを特徴とする建装部材用蓄熱性シ
    ート。
  4. 【請求項4】 蓄熱性材料が高分子マトリックス中に分
    散された蓄熱性層が基材上に積層されていることを特徴
    とする建装部材用蓄熱性シート。
  5. 【請求項5】 基材が壁紙用裏打紙であることを特徴と
    する請求項4記載の建装部材用蓄熱性シート。
  6. 【請求項6】 蓄熱性材料が高分子マトリックス中に分
    散された蓄熱性層が含浸性基材に含浸されていることを
    特徴とする建装部材用蓄熱性シート。
  7. 【請求項7】 含浸性基材が繊維、織布、不織布、もし
    くは紙のいずれかの繊維質基材であることを特徴とする
    請求項6記載の建装部材用蓄熱性シート。
  8. 【請求項8】 高分子マトリックスが低熱伝導性である
    ことを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の建装部材
    用蓄熱性シート。
  9. 【請求項9】 蓄熱性材料が、顕熱型、潜熱型、または
    化学反応型のいずれかである請求項1〜8いずれか記載
    の建装部材用蓄熱性シート。
  10. 【請求項10】 蓄熱性材料がマイクロカプセル型であ
    ることを特徴とする請求項9記載の建装部材用蓄熱性シ
    ート。
  11. 【請求項11】 蓄熱性材料として、放熱温度の異なる
    2種類以上を組み合わせて使用することを特徴とする請
    求項1〜10いずれか記載の建装部材用蓄熱性シート。
  12. 【請求項12】 化粧が施されたことを特徴とする請求
    項1〜11いずれか記載の建装部材用蓄熱性シート。
  13. 【請求項13】 着色、印刷、エンボス、またはワイピ
    ング塗装の少なくともいずれかにより化粧が施されたこ
    とを特徴とする請求項12記載の建装部材用蓄熱性シー
    ト。
  14. 【請求項14】 化粧を保護する保護層がさらに積層さ
    れた請求項12または13記載の建装部材用蓄熱性シー
    ト。
  15. 【請求項15】 熱伝導性の素材からなる板、またはパ
    ネルに、請求項1〜14いずれか記載の建装部材用蓄熱
    性シートが積層されたことを特徴とする蓄熱性建装部
    材。
  16. 【請求項16】 熱伝導性の素材からなる押し出し型材
    に、請求項1〜14いずれか記載の建装部材用蓄熱性シ
    ートが積層されたことを特徴とする蓄熱性建装部材。
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