JP2000314505A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP2000314505A
JP2000314505A JP11121773A JP12177399A JP2000314505A JP 2000314505 A JP2000314505 A JP 2000314505A JP 11121773 A JP11121773 A JP 11121773A JP 12177399 A JP12177399 A JP 12177399A JP 2000314505 A JP2000314505 A JP 2000314505A
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JP
Japan
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Application number
JP11121773A
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English (en)
Inventor
Toshiya Shirokura
俊也 白倉
Hideaki Fujikawa
英明 藤川
Yoshikatsu Ishikawa
善克 石川
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Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストの低減を図りながら、ガス種などの種
々の情報を的確に設定することが可能となる燃焼装置を
提供する点にある。 【解決手段】 燃焼制御用情報に基づいて運転を制御す
る制御手段Hが設けられている燃焼装置であって、複数
種の記憶状態に切換自在な記憶状態切換手段22が設け
られ、複数種の記憶状態のそれぞれにおいて、2値情報
を設定する設定スイッチ23が複数設けられ、複数種の
記憶状態のそれぞれについて、記憶状態切換手段22に
よる記憶状態およびその記憶状態における複数の設定ス
イッチ23による2値情報を組情報として、その組情報
を複数記憶する記憶手段102が設けられ、制御手段H
が、記憶手段102に記憶されている組情報から燃焼制
御用情報を求めて運転を制御するように構成されている
燃焼装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼制御用情報に
基づいて運転を制御する制御手段が設けられている燃焼
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような燃焼装置において、2値情
報を設定する設定スイッチが複数設けられ、複数の設定
スイッチの設定状態を適宜変更することによって、ガス
種など種々の情報を設定して、この複数の設定スイッチ
による種々の情報から燃焼制御用情報を求めて運転を制
御するものが知られている。説明を加えると、このよう
な燃焼装置では、ON/OFFなどの2値情報を複数の
設定スイッチのそれぞれにて設定して、その複数の設定
スイッチの設定状態にて燃焼制御用情報を求め、複数の
設定スイッチの設定状態がひとつの記憶状態としてその
まま維持されるようにしている。つまり、複数の設定ス
イッチの設定状態がそのままガス種などの種々の情報と
され、例えば、使用するガス種が変更するときには、複
数の設定スイッチの設定状態を変更するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
燃焼装置では、複数の設定スイッチの設定状態がそのま
まガス種などの種々の情報とされるために、複数の設定
スイッチで2値情報しか設定することができず、ガス種
などの種々の情報数に応じた数の設定スイッチが必要と
なり、とくに、ガス種などの種々の情報数が多いときに
顕著で、多数の設定スイッチが必要となってコストアッ
プを招くという不利があった。
【0004】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、コストの低減を図りながら、ガ
ス種などの種々の情報を的確に設定することが可能とな
る燃焼装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、燃焼制御用情報に
基づいて運転を制御する制御手段が設けられている燃焼
装置において、複数種の記憶状態に切換自在な記憶状態
切換手段が設けられ、複数種の記憶状態のそれぞれにお
いて、2値情報を設定する設定スイッチが複数設けら
れ、複数種の記憶状態のそれぞれについて、記憶状態切
換手段による記憶状態およびその記憶状態における複数
の設定スイッチによる2値情報を組情報として、その組
情報を複数記憶する記憶手段が設けられ、制御手段が、
記憶手段に記憶されている組情報から燃焼制御用情報を
求めて運転を制御するように構成されている。
【0006】つまり、ガス種などの種々の情報を設定す
るときには、記憶状態切換手段にてある記憶状態に設定
した状態で、複数の設定スイッチにより種々の情報を設
定して、そのときの記憶状態切換手段による記憶状態と
複数の設定スイッチの2値情報とを組情報として記憶
し、さらに、記憶状態切換手段にて他の記憶状態に設定
することによって、複数の設定スイッチにより種々の情
報を設定して、そのときの記憶状態切換手段による記憶
状態と複数の設定スイッチの2値情報とを組情報として
記憶し、このような動作を繰り返すことによって、ガス
種などの種々の情報のすべてを設定することが可能とな
る。したがって、複数種の記憶状態のそれぞれにおい
て、複数の設定スイッチにて2値情報が設定することが
できるので、記憶状態が2つの状態に切換可能なもので
は、複数の設定スイッチのそれぞれにて2値情報を2回
ずつ設定することができ、さらに、記憶状態が3つの状
態に切換可能なものでは、複数の設定スイッチのそれぞ
れにて2値情報が3回ずつ設定することができ、切換可
能な記憶状態の数に応じてひとつの設定スイッチにて2
値情報を2倍、3倍、あるいはそれ以上に設定可能にさ
せることができる。このようにして、複数の設定スイッ
チのそれぞれにて2値情報以上の情報を設定することが
できるので、ガス種などの種々の情報に対する設定スイ
ッチの数を減少させることができ、コストの低減を図り
ながら、ガス種などの種々の情報を設定することが可能
となる。
【0007】また、複数の組情報のうちひとつについて
は、記憶状態切換手段の記憶状態およびその記憶状態に
おける複数の設定スイッチの2値情報を、記憶手段に記
憶させることなく、そのままの設定状態を組情報とし、
残りの組情報については記憶手段に記憶させること、す
なわち記憶状態切換手段および複数の設定スイッチにて
よる設定状態をひとつの記憶状態とすることが考えられ
るが、この場合には、記憶手段に記憶されている組情報
を変更するときに、一度、記憶状態切換手段の記憶状態
および複数の設定スイッチの2値情報を変更させて、そ
のときの記憶状態切換手段の記憶状態およびその記憶状
態における複数の設定スイッチによる2値情報を記憶手
段に記憶させた後、変更させる前の記憶状態切換手段の
記憶状態および複数の設定スイッチの2値情報に設定し
直す必要があり、その変更操作が複雑で煩雑になる虞が
ある。しかしながら、複数の組情報のすべてを記憶手段
に記憶させることによって、記憶手段に記憶されている
組情報を変更するときでも、変更する記憶状態切換手段
の記憶状態およびそのときの複数の設定スイッチによる
2値情報を記憶手段に記憶させるだけでよく、上述のよ
うな不利を解消することができる。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、制御手段
が、複数の組情報のそれぞれが正常か否かを判別する組
情報判別処理を実行して、その組情報判別処理にて記憶
手段に記憶されている組情報が異常のときには、その後
の運転を牽制するように構成されている。つまり、複数
の組情報が適正に記憶されていないときには、その組情
報が異常となるので、組情報判別処理を実行することに
よって、複数の組情報が適正に記憶されているか否かを
判別することができ、その組情報判別処理にて複数の組
情報が異常であるときには、その異常を判別することが
でき、組情報が異常のまま運転が継続されることを防止
することが可能となる。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、記憶手段
が、不揮発性記憶素子を備えて構成されている。したが
って、たとえ停電や電源がリセットされて、電源が停止
した状態においても、複数の組情報を保持することがで
きるので、停電や電源がリセットされるごとに記憶手段
の記憶内容が消去されることなく、組情報を記憶し直す
操作を停電や電源がリセットされるごとにする必要もな
く、使用勝手をよくすることが可能となる。
【0010】請求項4に記載の発明によれば、記憶手段
が、複数の組情報を設定情報として、その設定情報を複
数記憶し、制御手段が、複数の設定情報のそれぞれが同
じ情報であるか否かを比較する比較処理を実行して、そ
の比較処理にて複数の設定情報のうち少なくともひとつ
が異なる情報であるときには、その後の運転を牽制する
ように構成されている。つまり、時間経過とともに記憶
されている情報が消えていく、いわゆるビット欠けが発
生すると、複数の組情報のうち少なくともひとつが異な
る情報となるので、複数の設定情報のそれぞれが同じ情
報であるか否かを比較する容易な動作にてビット欠けを
検出することができる。そして、複数の組情報のうち少
なくともひとつが異なる情報であるときには、その後の
運転を牽制して、ビット欠けが発生したまま運転が継続
されることを防止するように運転を牽制することができ
る。したがって、複数の設定情報のそれぞれが同じ情報
であるか否かを比較する容易な動作にてビット欠けを検
出して、そのビット欠けが発生したまま運転が継続され
ることを防止することができるので、ビット欠けにより
誤った設定情報に基づいて運転をすることによりあらた
な異常の発生を防止することが可能となり、安全性の向
上を図ることができる。
【0011】請求項5に記載の発明によれば、記憶手段
が、複数の組情報を設定情報として、その設定情報を複
数記憶し、制御手段が、複数の設定情報のそれぞれが正
常か異常かを判別する設定情報判別処理を実行して、そ
の設定情報判別処理にて設定情報が異常であるときに
は、他の設定情報に基づいて異常の設定情報を修正する
修正処理を実行する修正処理を実行するように構成され
ている。つまり、時間経過とともに記憶されている情報
が消えていく、いわゆるビット欠けが発生すると、記憶
されている設定情報が異常となるので、複数の設定情報
のそれぞれについて、設定情報判別処理を実行し、その
設定情報判別処理において設定情報が異常であるときに
は、修正処理を実行して、異常の設定情報を他の正常な
設定情報に基づいて修正することができる。したがっ
て、ビット欠けが発生しても、そのビット欠けの発生を
検出して、複数の設定情報を常に正常に修正することが
できるので、常に正常な設定情報に基づいて運転を実行
することが可能となり、安全性をより一層向上させるこ
とができる。
【0012】請求項6に記載の発明によれば、制御手段
が、モード切換指令手段の指令に基づいて、複数の検査
工程のそれぞれにおいて複数の制御機能についての検査
用の作動を実行するための検査用制御モードと、複数の
制御機能に基づく通常の作動を実行するための通常制御
モードとに切り換え自在に構成され、モード切換指令手
段が、記憶状態切換手段を兼用するように構成されてい
る。したがって、検査用制御モードと通常制御モードと
にモード切換自在にしながら、モード切換手段と記憶状
態切換手段とをそれぞれ別々に設けるものに比べて、コ
ストの低減を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明にかかる燃焼装置を給湯装
置に適応した例を図面に基づいて説明する。この給湯装
置は、図1に示すように、供給される水を加熱して出湯
栓7に給湯する給湯部K、この給湯部Kの運転を制御す
る制御手段としての制御部H、この制御部Hに動作情報
を指令するリモコンRなどから構成されている。
【0014】前記給湯部Kは、燃焼室1内に設けられて
いる水加熱用の熱交換器2、この熱交換器2を加熱する
ガス燃焼式のバーナ3などから構成され、このバーナ3
の上流側から燃焼用空気を通風するとともに、その通風
量を変更調整自在なファン4も設けられ、ファン4の回
転数を検出する回転数センサ4aも設けられている。
【0015】そして、熱交換器2には、例えば家庭用の
水道などから水が供給される入水路5、加熱後の湯水を
手動式の給湯栓7に出湯する出湯路6がそれぞれ接続さ
れている。前記入水路5には、熱交換器2への通水量を
検出する通水量センサ8、入水路5を通して供給される
水の温度を検出する入水温サーミスタ9がそれぞれ備え
られている。また、出湯路6には、出湯栓7から出湯さ
れる湯水の温度を検出する出湯温サーミスタ10が設け
られている。
【0016】バーナ3に対する燃料供給路11には、燃
料供給を断続する電磁操作式の断続弁12、燃料供給量
(バーナ3の燃焼量)を変更調節自在な電磁操作式の燃
料調節手段としてのガス量調節弁13が備えられ、バー
ナ3の近くには、バーナ3に対する点火動作を実行する
イグナイタ14と、バーナ3が着火されているか否かを
検出するフレームロッド15とがそれぞれ備えられてい
る。
【0017】前記リモコンRは、給湯部Kの運転の開始
・停止を指令する運転スイッチ16、出湯用目標温度を
変更設定自在な温度設定スイッチ17、出湯温度や出湯
用目標温度などを表示する表示部18、運転状態である
ことを表示する運転ランプ19、バーナ3が燃焼状態で
あることを表示する燃焼ランプ20などから構成されて
いる。
【0018】前記制御部Hは、図2に示すように、不揮
発性記憶素子を備えたメモリ102と、メモリ102に
記憶されている記憶情報に対して比較処理および判別処
理を実行する比較・判別手段101と、メモリ102に
記憶されている記憶情報から燃焼制御用情報を求めて運
転を制御する燃焼制御手段100などから構成されてい
る。そして、2値情報設定可能な2値情報設定スイッチ
21が複数(例えば8つ)設けられ、この2値情報設定
スイッチ21のひとつが2つの記憶状態に切換自在な記
憶状態切換手段としての記憶状態切換スイッチ22に構
成され、残り7つの2値情報設定スイッチ21が2つの
記憶状態のそれぞれにおいて2値情報を設定する設定ス
イッチ23に構成されている。
【0019】また、制御部Hは、モード切換指令手段の
指令に基づいて、複数の検査工程のそれぞれにおいて複
数の制御機能についての検査用の作動を実行するための
検査用制御モードと、複数の制御機能に基づく通常の作
動を実行するための通常制御モードとに切り換え自在に
構成されている。そして、モード切換指令手段は、記憶
状態切換手段としての記憶状態切換スイッチ22が兼用
するように構成されている。
【0020】前記メモリ102は、不揮発性記憶素子を
備えて構成され、複数種の記憶状態のそれぞれについ
て、記憶状態切換スイッチ22による記憶状態およびそ
の記憶状態における複数の設定スイッチ23による2値
情報を組情報として、その組情報を複数記憶するように
構成され、さらに、複数の組情報を設定情報として、そ
の設定情報を複数記憶するように構成されている。
【0021】具体的に説明すると、ガス種などの種々の
情報を設定するときに、記憶状態切換スイッチ22にて
ある記憶状態に設定した状態で、複数の設定スイッチ2
3により種々の情報を設定して、そのときの記憶状態切
換スイッチ22による記憶状態と複数の設定スイッチ2
3の2値情報とを組情報として記憶し、さらに、記憶状
態切換スイッチ22にて他の記憶状態に設定することに
よって、上述と同様に、複数の設定スイッチ23により
種々の情報を設定して、そのときの記憶状態切換スイッ
チ22による記憶状態と複数の設定スイッチ23の2値
情報とを組情報として記憶して、さらに、複数の組情報
を設定情報として、この設定情報と同じ情報を設定情報
として、設定情報を複数記憶するようにしている。
【0022】つまり、この実施形態では、記憶状態切換
スイッチ22が2つの記憶状態に切換自在であるので、
メモリ102には、記憶状態切換スイッチ22による記
憶状態とその記憶状態における複数の設定スイッチ23
の2値情報である組情報が2つ記憶され、この2つの組
情報を実行用設定情報として、この実行用設定情報と同
じ情報であるバックアップ用設定情報が記憶されてい
る。
【0023】このようにして、複数種の記憶状態のそれ
ぞれにおいて、複数の設定スイッチ23にて2値情報が
設定することができるので、複数の設定スイッチ23の
それぞれにて4値情報が設定することができ、ガス種な
どの種々の情報に対する設定スイッチの数を減少させる
ことが可能となって、コストの低減を図りながら、ガス
種などの種々の情報を設定することが可能となる。
【0024】前記比較・判別手段101は、複数の組情
報のそれぞれが正常か否かを判別する組情報判別処理、
および、複数の設定情報のそれぞれが同じ情報であるか
否かを比較する比較処理のそれぞれの処理を実行すると
ともに、組情報判別処理にて組情報が異常であるときに
は、あるいは、比較処理にて複数の設定情報のうち少な
くともひとつが異なる情報であるときには、リモコンR
の燃焼ランプ20を点滅させて報知作動させるように構
成されている。つまり、組情報判別処理においては、モ
ード切換指令手段としての記憶状態切換スイッチ22が
検査用制御モードに設定されている状態で実行され、実
行用設定情報としてメモリ102に記憶されている2つ
の組情報のそれぞれが適正に記憶されているか否かを判
別するようにしている。また、比較処理においては、モ
ード切換指令手段としての記憶状態切換スイッチ22が
通常制御モードに設定されている状態で実行され、実行
用設定情報とバックアップ用設定情報とが互いに同じ情
報であるか否かを比較するようにしている。
【0025】前記燃焼制御手段100は、通常制御モー
ドにおいて、メモリ102に記憶されている複数の組情
報から燃焼制御用情報を求めて、この燃焼制御用情報お
よびリモコンRの設定情報に基づいてバーナ3の点火・
消火を含む燃焼状態を制御して、検査用制御モードにお
いて、各種の検査工程を実行するように構成されてい
る。具体的に説明すると、実行用設定情報としてメモリ
102に記憶されている複数の組情報からガス種や給湯
装置の号数などの情報を読み取り、それらの情報に適し
た燃焼制御用情報を求める。そして、求められた燃焼制
御用情報に基づいて運転を制御する。つまり、モード切
換指令手段としての記憶状態切換スイッチ22が通常制
御モードに設定されている状態で、運転スイッチ16の
ON操作に伴って出湯運転状態に設定された後に、給湯
栓7の開操作に伴って通水量センサ8にて検出される通
水量が設定水量を超えると、ファン4による通風作動を
開始し、かつ、断続弁12を開弁させてガス量調節弁1
3を点火用ガス量になるように開弁調整するとともに、
イグナイタ14によってバーナ3へ着火し、フレームロ
ッド15によって確認する。
【0026】その後、入水温サーミスタ9、出湯温サー
ミスタ10、通水量センサ8のそれぞれの検出情報、お
よび、温度設定スイッチ17にて設定されている目標温
度の情報に基づいて、給湯温度を目標温度にするために
必要なバーナ3の燃焼量を演算にて求める。そして、求
められた燃焼量に対応するガス量になるようにガス量調
節弁13を調整制御するとともに、ファン4の通風量が
調整ガス量に対して適正燃焼状態になるようにファン4
の通風量を調整制御するフィードフォワード制御を実行
し、さらに、出湯温サーミスタ10の検出温度が目標温
度になるように、ガス量調節弁13の開度を微調整する
フィードバック制御を実行する。このようにして、給湯
栓7から目標温度の湯水が出湯されることになる。
【0027】そして、モード切換指令手段としての記憶
状態切換スイッチ22が検査用制御モードに設定されて
いる状態では、複数の制御機能について工程検査を実行
する。つまり、バーナ3の点火・消火動作の検査である
と、断続弁12およびガス量調節弁13を開弁させて、
イグナイタ14によりバーナ3に点火させたり、断続弁
12を閉弁させてバーナ3の燃焼を停止させたりする。
また、不完全燃焼判別動作の検査であると、バーナ3に
点火させるときに一時的に高くなるCO濃度をCOセン
サなどにより検出することで、不完全燃焼の判別動作が
実行されるか否かを検査する。
【0028】このような検査にて、バーナ3への点火動
作にもかかわらず、フレームロッド15により着火が確
認されなかったり、バーナ3への点火が行われないなど
の検査異常、あるいは、不完全燃焼が判別されないなど
の検査異常が発生すると、報知作動して表示部18に異
常が発生した検査項目とその異常内容を表示する。
【0029】また、燃焼制御手段100は、組情報判別
処理にて組情報が異常であるときには、あるいは、比較
処理にて2つの設定情報のお互いが異なる情報であると
きには、給湯装置のその後の運転を牽制するように構成
されている。つまり、組情報判別処理にて組情報が異常
であるときには、あるいは、比較処理にて2つの設定情
報のお互いが異なる情報であるときには、その後のバー
ナ3の燃焼制御を実行できないようにしている。
【0030】前記制御部Hの動作について、図3のフロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、運転スイッチ1
6がONされている状態で、モード切換指令手段として
の記憶状態切換スイッチ22が通常制御モードに設定さ
れていると、設定時間が経過するなどの比較処理実行タ
イミングか否かを判別して、比較処理実行タイミングで
あると、メモリ102に記憶されている2つの設定情報
が互いに同じ情報であるか否かを比較する比較処理を実
行する(ステップ1〜4)。そして、2つの設定情報が
互いに異なる情報であると、リモコンRの燃焼ランプ2
0を点滅させて報知作動して、その後のバーナ3の燃焼
制御を実行できないように異常停止する(ステップ5〜
7)。
【0031】また、2つの設定情報が互いに同じ情報で
ある場合には、給湯栓7の開操作に伴って通水量センサ
8にて検出される通水量が設定水量を超えると、ファン
4による通風作動を開始し、かつ、断続弁12を開弁さ
せてガス量調節弁13を点火用ガス量になるように開弁
調整するとともに、イグナイタ14によってバーナ3へ
着火し、フレームロッド15によって確認する点火処理
を実行する(ステップ8,9)。なお、点火処理を実行
しても、フレームロッド15によりバーナ3の着火が確
認されず不着火であると、表示部18にエラー表示し
て、断続弁12とガス量調節弁13を閉弁して、その後
ファン4の作動を停止させる異常停止を行う。
【0032】そして、点火処理を実行してバーナ3へ着
火されると、入水温サーミスタ9、出湯温サーミスタ1
0、通水量センサ8のそれぞれの検出情報、および、温
度設定スイッチ17にて設定されている目標温度の情報
に基づいて、給湯温度を目標温度にするために必要なバ
ーナ3の燃焼量を演算にて求める。そして、求められた
燃焼量に対応するガス量になるようにガス量調節弁13
を調整制御するとともに、ファン4の通風量が調整ガス
量に対して適正燃焼状態になるようにファン4の通風量
を調整制御するフィードフォワード制御を実行し、さら
に、出湯温サーミスタ10の検出温度が目標温度になる
ように、ガス量調節弁13の開度を微調整するフィード
バック制御を実行する(ステップ10)。
【0033】このようにして、フィードフォワード制御
およびフィードバック制御によるガス量および通風量の
調整制御は、給湯栓7の閉操作に伴って通水量センサ8
にて検出される通水量が設定水量未満になるか、また
は、運転スイッチ16がOFFされるまで実行される
(ステップ11,12)。つまり、水量センサ8にて検
出される通水量が設定水量未満になるか、または、運転
スイッチ16がOFFされると、断続弁12とガス量調
節弁13が閉弁され、設定時間経過した後ファン4の作
動を停止させてバーナ3の燃焼を停止させる燃焼停止処
理を実行する(ステップ13)。
【0034】このようにして、通常制御モードにおいて
は、上述のような動作が実行され、モード切換指令手段
としての記憶状態切換スイッチ22が検査用制御モード
に設定されていると、実行用設定情報としての2つの組
情報のそれぞれが正常か否かを判別する組情報判別処理
を実行する(ステップ14)。そして、組情報判別処理
にて組情報が異常であるときには、リモコンRの燃焼ラ
ンプ20を点滅させて報知作動して、その後のバーナ3
の燃焼制御を実行できないように異常停止する(ステッ
プ15〜17)。
【0035】また、組情報判別処理にて組情報が正常で
あるときには、各種の検査工程を実行する(ステップ1
8)。つまり、バーナ3の点火・消火動作の検査である
と、断続弁12およびガス量調節弁13を開弁させて、
イグナイタ14によりバーナ3に点火させたり、断続弁
12を閉弁させてバーナ3の燃焼を停止させたりする。
また、不完全燃焼判別動作の検査であると、バーナ3に
点火させるときに一時的に高くなるCO濃度をCOセン
サなどにより検出することで、不完全燃焼の判別動作が
実行されるか否かを検査する。
【0036】そして、このような検査にて、バーナ3へ
の点火動作にもかかわらず、フレームロッド15により
着火が確認されなかったり、バーナ3への点火が行われ
ないなどの検査異常、あるいは、不完全燃焼が判別され
ないなどの検査異常が発生すると、報知作動して表示部
18に異常が発生した検査項目とその異常内容を表示す
る。
【0037】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、制御部Hがメモリ102に記
憶されている2つの設定情報が互いに同じ情報であるか
否かを比較する比較処理を実行するようにしているが、
この比較処理に代えて次のような処理を実行してもよ
い。つまり、2つの設定情報のそれぞれが正常か異常か
を判別する設定情報判別処理を実行して、その設定情報
判別処理にて設定情報が異常であるときには、他の設定
情報に基づいて異常の設定情報を修正する修正処理を実
行するようにしてもよい。具体的に説明すると、設定情
報判別処理においては、メモリ102に記憶されている
実行用設定情報およびバックアップ用設定情報のぞれぞ
れが異常か正常かを判別して、その設定情報判別処理に
て実行用設定情報が異常であるときには、バックアップ
用設定情報に基づいて実行用設定情報を修正し、また、
設定情報判別処理にてバックアップ用設定情報が異常で
あるときには、実行用設定情報に基づいてバックアップ
用設定情報を修正するようにしている。
【0038】具体的な動作について図4のフローチャー
トに基づいて説明する。なお、上記実施形態における図
3のフローチャートにおいて、比較処理の動作に相当す
るステップ3〜5の動作を図4のフローチャートに示す
動作に変更するようにしている。まず、設定時間が経過
して設定情報判別処理実行タイミングになると、設定情
報判別処理にて実行用設定情報が異常であると判別され
た実行用異常回数Na、および、設定情報判別処理にて
バックアップ用設定情報が異常であると判別されたバッ
クアップ用異常回数Nbをリセットし、設定情報判別処
理を実行して、実行用設定情報およびバックアップ用設
定情報が異常か正常かを判別する(ステップ21〜2
3)。
【0039】このようにして、実行用設定情報が異常
で、かつ、バックアップ用設定情報が異常であるときに
は、リモコンRの燃焼ランプ20を点滅させて報知作動
して、その後のバーナ3の燃焼制御を実行できないよう
に異常停止する(ステップ24〜27)。そして、実行
用設定情報が異常で、かつ、バックアップ用設定情報が
正常であるときには、実行用異常回数Naが最大回数N
max未満であると、異常の実行用設定情報をバックア
ップ用設定情報に基づいて修正する修正処理を実行し
て、実行用異常回数Naを+1し、再度設定情報判別処
理を実行する(ステップ28〜30)。
【0040】また、実行用設定情報が正常で、かつ、バ
ックアップ用設定情報が異常であるときには、バックア
ップ用異常回数Nbが最大回数Nmax未満であると、
異常のバックアップ用設定情報を実行用設定情報に基づ
いて修正する修正処理を実行して、バックアップ用異常
回数Nbを+1し、再度設定情報判別処理を実行する
(ステップ31〜34)。そして、実行用設定情報およ
びバックアップ用設定情報の両方がともに正常であれ
ば、上記実施形態における図3のステップ8に移行す
る。なお、その他の動作については、図3におけるフロ
ーチャートに基づく動作と同様であるので、その説明を
省略する。
【0041】また、上述の構成に代えて、上記実施形態
における比較処理を実行するとともに、上述の設定情報
判別処理および修正処理を実行するようにしてもよい。
つまり、図3におけるステップ5からステップ8へ移行
する前に、図4における動作を実行するようにしてい
る。したがって、比較処理実行タイミングであり、か
つ、設定情報判別処理実行タイミングであれば、上記実
施形態における比較処理を実行した後、上述の設定情報
判別処理および修正処理を実行する。そして、比較処理
実行タイミングであり、かつ、設定情報判別処理実行タ
イミングでなければ、上記実施形態における比較処理の
みを実行する。また、比較処理実行タイミングではな
く、かつ、設定情報判別処理実行タイミングであると、
上述の設定情報判別処理および修正処理を実行するよう
にしている。
【0042】(2)上記実施形態では、通常制御モード
において比較処理を実行し、検査用制御モードにおいて
組情報判別処理を実行するようにしているが、比較処理
を実行するだけでもよく、逆に、組情報判別処理を実行
するだけでもよい。つまり、上記実施形態における比較
処理や組情報判別処理および別実施形態(1)における
設定情報判別処理・修正処理などの各種の処理について
は、単独または適宜組み合わせて実行することができ、
複数の処理のそれぞれが各別に実行可能である。また、
複数の処理のそれぞれを実行するタイミングについて
も、例えば、ガス種などの種々の情報を2値情報スイッ
チ21にて設定した後に組情報判別処理および比較処理
の少なくとも一方を実行するなど、適宜変更が可能であ
る。
【0043】(3)上記実施形態では、ひとつの制御部
Hにメモリ102、比較・判別手段101、および、燃
焼制御手段100を備えるように構成しているが、燃焼
制御手段100をひとつの制御部として構成し、メモリ
102と比較・判別手段101を別の制御部として構成
してもよい。つまり、既設の給湯装置を適応するときに
有効で、その給湯装置の制御部にメモリ102および比
較・判別手段101を備えた制御部を外付けするように
してもよい。
【0044】(4)上記実施形態では、記憶状態切換手
段を2値情報設定可能な2値情報スイッチ21にて2つ
の記憶状態に切換可能にしているが、記憶状態切換手段
を3つ以上の記憶状態に切換可能な2値情報スイッチ2
1とは別体のスイッチで構成してもよい。そして、この
場合には、記憶状態のそれぞれにおいて、複数の設定ス
イッチ23による2値情報が設定可能で、例えば、記憶
状態切換手段が3つの記憶状態に切換自在なものでは、
複数の設定スイッチ23にて最大3回ずつの2値情報が
設定可能となる。
【0045】(5)上記実施形態では、モード切換指令
手段が、記憶状態切換手段としての記憶状態切換スイッ
チ22を兼用するように構成されているが、モード切換
指令手段と記憶状態切換手段とをそれぞれ別体で設ける
ようにしてもよい。
【0046】(6)上記実施形態では、メモリ102が
不揮発性記憶素子を備えて構成されているが、揮発性記
憶素子を備えて構成してもよく、各種の記憶素子が適応
可能である。
【0047】(7)上記実施形態では、本発明にかかる
燃焼装置を給湯装置に適応した例を示しているが、暖房
装置などその他各種の装置に適応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯装置の全体概略構成図
【図2】制御ブロックを示す図
【図3】制御動作を示すフローチャート
【図4】別実施形態における制御動作を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
22 記憶状態切換手段 22 モード切換指令手段 23 設定スイッチ 102 記憶手段 H 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 善克 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 Fターム(参考) 3K003 EA02 FA01 FB04 FB05 FC04 FC05 GA03 3K091 AA20 BB03 BB13 BB26 CC06 CC22 DD02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼制御用情報に基づいて運転を制御す
    る制御手段が設けられている燃焼装置であって、 複数種の記憶状態に切換自在な記憶状態切換手段が設け
    られ、 前記複数種の記憶状態のそれぞれにおいて、2値情報を
    設定する設定スイッチが複数設けられ、 前記複数種の記憶状態のそれぞれについて、前記記憶状
    態切換手段による記憶状態およびその記憶状態における
    前記複数の設定スイッチによる2値情報を組情報とし
    て、その組情報を複数記憶する記憶手段が設けられ、 前記制御手段が、前記記憶手段に記憶されている組情報
    から燃焼制御用情報を求めて運転を制御するように構成
    されている燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記複数の組情報のそ
    れぞれが正常か否かを判別する組情報判別処理を実行し
    て、その組情報判別処理にて前記記憶手段に記憶されて
    いる前記組情報が異常のときには、その後の運転を牽制
    するように構成されている請求項1に記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段が、不揮発性記憶素子を備
    えて構成されている請求項1または2に記載の燃焼装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段が、複数の組情報を設定情
    報として、その設定情報を複数記憶し、 前記制御手段が、前記複数の設定情報のそれぞれが同じ
    情報であるか否かを比較する比較処理を実行して、その
    比較処理にて複数の設定情報のうち少なくともひとつが
    異なる情報であるときには、その後の運転を牽制するよ
    うに構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の燃焼装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段が、複数の組情報を設定情
    報として、その設定情報を複数記憶し、 前記制御手段が、前記複数の設定情報のそれぞれが正常
    か異常かを判別する設定情報判別処理を実行して、その
    設定情報判別処理にて前記設定情報が異常であるときに
    は、他の設定情報に基づいて異常の設定情報を修正する
    修正処理を実行する修正処理を実行するように構成され
    ている請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃焼装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、モード切換指令手段の
    指令に基づいて、複数の検査工程のそれぞれにおいて複
    数の制御機能についての検査用の作動を実行するための
    検査用制御モードと、複数の制御機能に基づく通常の作
    動を実行するための通常制御モードとに切り換え自在に
    構成され、 前記モード切換指令手段が、前記記憶状態切換手段を兼
    用するように構成されている請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の燃焼装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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