JP2000315868A - ビアホール形成方法及び多層配線板の製造方法 - Google Patents
ビアホール形成方法及び多層配線板の製造方法Info
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Landscapes
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】導体配線形成工程等でのエアトラップや導体配
線部の断線の発生を防止でき、工程数を減少でき、かつ
所望の形状のビアホールを形成することができるビアホ
ール形成方法及び多層配線板の製造方法を提供する。 【解決手段】まず、露光線Lを遮る遮光膜4と、その遮
光膜4の外側に配置され、露光線Lの透過率を変える透
過調整膜11とを備えたフォトマスク5を用いてネガ型
レジストの絶縁部3を露光する。次いで、露光後の絶縁
部3を現像液7で現像して、開口側に向かって幅広のビ
アホール8を形成する。
線部の断線の発生を防止でき、工程数を減少でき、かつ
所望の形状のビアホールを形成することができるビアホ
ール形成方法及び多層配線板の製造方法を提供する。 【解決手段】まず、露光線Lを遮る遮光膜4と、その遮
光膜4の外側に配置され、露光線Lの透過率を変える透
過調整膜11とを備えたフォトマスク5を用いてネガ型
レジストの絶縁部3を露光する。次いで、露光後の絶縁
部3を現像液7で現像して、開口側に向かって幅広のビ
アホール8を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層配線板にビア
ホール(via hole)を形成するためのビアホール形成方
法及び多層配線板の製造方法に関し、特に、開口側に向
かって幅広のビアホールを形成するためのビアホール形
成方法及び多層配線板の製造方法に関する。
ホール(via hole)を形成するためのビアホール形成方
法及び多層配線板の製造方法に関し、特に、開口側に向
かって幅広のビアホールを形成するためのビアホール形
成方法及び多層配線板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体装置の高集積化、小型化に
伴い、多層配線板に形成されるビアホールの小径化が要
求されている。
伴い、多層配線板に形成されるビアホールの小径化が要
求されている。
【0003】図4は、多層配線板の構成を示す断面図で
ある。図4に示すように、多層配線板は、基板1と、そ
の基板1上及び各層上に形成された導体配線部2と、基
板1上及び各層上に形成され導体配線部2を絶縁するた
めの絶縁部3と、異なる層の導体配線部2同士を接続す
るために絶縁部3に形成される略垂直形状のビアホール
8とを有する。
ある。図4に示すように、多層配線板は、基板1と、そ
の基板1上及び各層上に形成された導体配線部2と、基
板1上及び各層上に形成され導体配線部2を絶縁するた
めの絶縁部3と、異なる層の導体配線部2同士を接続す
るために絶縁部3に形成される略垂直形状のビアホール
8とを有する。
【0004】図5は、従来のビアホール形成方法を説明
するための工程図である。従来のビアホール形成方法で
は、まず、基板1又は層上に導体配線部2を形成した
後、その導体配線部2を絶縁するための絶縁部3を形成
する(図5(A)参照)。この絶縁部3はネガ型レジス
ト(感光性材料)で作られている。
するための工程図である。従来のビアホール形成方法で
は、まず、基板1又は層上に導体配線部2を形成した
後、その導体配線部2を絶縁するための絶縁部3を形成
する(図5(A)参照)。この絶縁部3はネガ型レジス
ト(感光性材料)で作られている。
【0005】次いで、遮光膜4をパターニングしたフォ
トマスク5を用いて、紫外線、X線、電子ビーム等の露
光線Lによって導体配線部2上の絶縁部3に露光を行う
(図5(B)参照)。露光された被露光材6の絶縁部3
には略垂直形状の非照射領域Hとそれ以外の照射領域S
が形成される(図5(C)参照)。
トマスク5を用いて、紫外線、X線、電子ビーム等の露
光線Lによって導体配線部2上の絶縁部3に露光を行う
(図5(B)参照)。露光された被露光材6の絶縁部3
には略垂直形状の非照射領域Hとそれ以外の照射領域S
が形成される(図5(C)参照)。
【0006】次いで、上記の被露光材6を現像液7に浸
漬して現像する(図5(D)参照)。被露光材6の照射
領域Sは重合又は架橋して現像液7に不溶性又は難溶性
となり、露光線Lの非照射領域Hは現像液7によって溶
解される。従って、絶縁部3には略垂直形状のビアホー
ル8が形成される(図5(E)参照)。
漬して現像する(図5(D)参照)。被露光材6の照射
領域Sは重合又は架橋して現像液7に不溶性又は難溶性
となり、露光線Lの非照射領域Hは現像液7によって溶
解される。従って、絶縁部3には略垂直形状のビアホー
ル8が形成される(図5(E)参照)。
【0007】また、特許第2837137号公報には、
V字形状のビアホールの形成方法が提案されている。こ
の従来のビアホール形成方法では、1次絶縁樹脂を露光
及び現像することにより1次ビアホールを形成した後、
2次絶縁樹脂上に1次ビアホールよりも大きい2次ビア
ホールを形成することにより、V字形状のビアホールを
形成する。
V字形状のビアホールの形成方法が提案されている。こ
の従来のビアホール形成方法では、1次絶縁樹脂を露光
及び現像することにより1次ビアホールを形成した後、
2次絶縁樹脂上に1次ビアホールよりも大きい2次ビア
ホールを形成することにより、V字形状のビアホールを
形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、略垂直形状の
ビアホール8の場合、図6(A)に示すように、パター
ニングのために液状レジスト9を塗布すると、その液状
レジスト9の一部がビアホール8内に入り込んでくるた
め、ビアホール8内に空気が閉じ込められるエアトラッ
プが生じる。このようなエアトラップによって閉じ込め
られたビアホール8内の空気は後工程の加熱により膨張
するため、例えば露光工程で正確なパターニングができ
なくなる等の課題があった。なお、このエアトラップに
より、絶縁層形成工程でも同様の課題があった。
ビアホール8の場合、図6(A)に示すように、パター
ニングのために液状レジスト9を塗布すると、その液状
レジスト9の一部がビアホール8内に入り込んでくるた
め、ビアホール8内に空気が閉じ込められるエアトラッ
プが生じる。このようなエアトラップによって閉じ込め
られたビアホール8内の空気は後工程の加熱により膨張
するため、例えば露光工程で正確なパターニングができ
なくなる等の課題があった。なお、このエアトラップに
より、絶縁層形成工程でも同様の課題があった。
【0009】また、略垂直形状のビアホール8の場合、
開口部分のエッジが鋭角であるため、図6(B)に示す
ように、開口部分の内壁にスパッタ膜10が被覆されな
い場合が起こり得る。このような場合、スパッタ膜10
上の導体配線部2(メッキ膜)に断線部分Pが生じると
いう課題があった。かかる課題は、半導体装置の高集積
化、小型化に伴うビアホールの小径化によりさらに深刻
化する。
開口部分のエッジが鋭角であるため、図6(B)に示す
ように、開口部分の内壁にスパッタ膜10が被覆されな
い場合が起こり得る。このような場合、スパッタ膜10
上の導体配線部2(メッキ膜)に断線部分Pが生じると
いう課題があった。かかる課題は、半導体装置の高集積
化、小型化に伴うビアホールの小径化によりさらに深刻
化する。
【0010】一方、特許第2837137号公報で提案
されているV字形状のビアホールの形成方法は、2工程
を必要とするため、多層配線板の製造時間が長くなると
いう課題があった。また、このビアホールの形成方法で
は、例えばV字形状の傾斜角度を所望の角度に変えた
り、穏やかな湾曲形状のビアホールにする等、所望の形
状のビアホールを形成することは困難である。
されているV字形状のビアホールの形成方法は、2工程
を必要とするため、多層配線板の製造時間が長くなると
いう課題があった。また、このビアホールの形成方法で
は、例えばV字形状の傾斜角度を所望の角度に変えた
り、穏やかな湾曲形状のビアホールにする等、所望の形
状のビアホールを形成することは困難である。
【0011】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、導体配線形成工程等でのエアトラップ
や導体配線部の断線の発生を防止でき、工程数を減少で
き、かつ所望の形状のビアホールを形成することができ
るビアホール形成方法及び多層配線板の製造方法を提供
することを目的とする。
れたものであり、導体配線形成工程等でのエアトラップ
や導体配線部の断線の発生を防止でき、工程数を減少で
き、かつ所望の形状のビアホールを形成することができ
るビアホール形成方法及び多層配線板の製造方法を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のビアホー
ル形成方法は、露光線を遮る遮光膜と、露光線の透過率
を変える透過調整膜とを備えたフォトマスクを用いて感
光性材料の絶縁部を露光することにより、その絶縁部に
開口側に向かって幅広のビアホールを形成することを特
徴とするものである。
ル形成方法は、露光線を遮る遮光膜と、露光線の透過率
を変える透過調整膜とを備えたフォトマスクを用いて感
光性材料の絶縁部を露光することにより、その絶縁部に
開口側に向かって幅広のビアホールを形成することを特
徴とするものである。
【0013】本発明の第2のビアホール形成方法は、露
光線を遮る遮光膜と、その遮光膜の外側に配置され、露
光線の透過率を変える透過調整膜とを備えたフォトマス
クを用いてネガ型レジストの絶縁部を露光する工程と、
前記露光後の絶縁部を現像して、開口側に向かって幅広
のビアホールを形成する工程と、を有することを特徴と
するものである。
光線を遮る遮光膜と、その遮光膜の外側に配置され、露
光線の透過率を変える透過調整膜とを備えたフォトマス
クを用いてネガ型レジストの絶縁部を露光する工程と、
前記露光後の絶縁部を現像して、開口側に向かって幅広
のビアホールを形成する工程と、を有することを特徴と
するものである。
【0014】前記透過調整膜を前記遮光膜から外側に従
って露光線の透過率が高くなるように配置してもよい。
って露光線の透過率が高くなるように配置してもよい。
【0015】本発明の第3のビアホール形成方法は、露
光線を遮る遮光膜と、その遮光膜の内側に配置され、露
光線の透過率を変える透過調整膜とを備えたフォトマス
クを用いてポジ型レジストの絶縁部を露光する工程と、
前記露光後の絶縁部を現像して、開口側に向かって幅広
のビアホールを形成する工程と、を有することを特徴と
するものである。
光線を遮る遮光膜と、その遮光膜の内側に配置され、露
光線の透過率を変える透過調整膜とを備えたフォトマス
クを用いてポジ型レジストの絶縁部を露光する工程と、
前記露光後の絶縁部を現像して、開口側に向かって幅広
のビアホールを形成する工程と、を有することを特徴と
するものである。
【0016】前記透過調整膜を前記遮光膜から内側に従
って露光線の透過率が高くなるように配置してもよい。
って露光線の透過率が高くなるように配置してもよい。
【0017】前記透過調整膜の材質を変えることによ
り、露光線の透過率を変えてもよく、透過調整膜の膜厚
を変えることにより、露光線の透過率を変えてもよい。
り、露光線の透過率を変えてもよく、透過調整膜の膜厚
を変えることにより、露光線の透過率を変えてもよい。
【0018】本発明の多層配線板の製造方法は、複数の
層を積層し、一方の層に形成された導体配線部と他方の
層に形成された導体配線部とをビアホールを介して接続
する多層配線板の製造方法において、基板上又は各層上
に導体配線部を形成する工程と、その導体配線部を絶縁
するための感光性材料の絶縁部を形成する工程と、上記
のビアホール形成方法を用いて、前記導体配線部上の絶
縁部に、開口側に向かって幅広のビアホールを形成する
工程と、を有することを特徴とするものである。
層を積層し、一方の層に形成された導体配線部と他方の
層に形成された導体配線部とをビアホールを介して接続
する多層配線板の製造方法において、基板上又は各層上
に導体配線部を形成する工程と、その導体配線部を絶縁
するための感光性材料の絶縁部を形成する工程と、上記
のビアホール形成方法を用いて、前記導体配線部上の絶
縁部に、開口側に向かって幅広のビアホールを形成する
工程と、を有することを特徴とするものである。
【0019】本発明によれば、露光線を遮る遮光膜と、
露光線の透過率を変える透過調整膜とを備えたフォトマ
スクを用いて露光することにより、絶縁部に開口側に向
かって幅広のビアホールを形成するので、導体配線形成
工程等で開口側からエアが抜けやすくなり、エアトラッ
プの発生を防止できる。また、開口部分のエッジがなだ
らかになるので、スパッタ膜の被覆が良好になり、導体
配線部の断線の発生を防止することができる。また、開
口側に向かって幅広のビアホールを1度の工程で形成で
きる。さらに、遮光膜及び透過調整膜の配置等を適宜変
えることにより、所望の形状のビアホールを形成するこ
とができる。
露光線の透過率を変える透過調整膜とを備えたフォトマ
スクを用いて露光することにより、絶縁部に開口側に向
かって幅広のビアホールを形成するので、導体配線形成
工程等で開口側からエアが抜けやすくなり、エアトラッ
プの発生を防止できる。また、開口部分のエッジがなだ
らかになるので、スパッタ膜の被覆が良好になり、導体
配線部の断線の発生を防止することができる。また、開
口側に向かって幅広のビアホールを1度の工程で形成で
きる。さらに、遮光膜及び透過調整膜の配置等を適宜変
えることにより、所望の形状のビアホールを形成するこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施
の形態を説明するための工程図である。なお、従来の技
術で説明した部材と同一の部材は同一の符号を付して説
明する。
を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施
の形態を説明するための工程図である。なお、従来の技
術で説明した部材と同一の部材は同一の符号を付して説
明する。
【0021】まず、基板1又は層上にめっき選択法によ
り導体配線部2を形成した後、感光性材料をスピンコー
ティングして乾燥することにより、導体配線部2を絶縁
するための絶縁部3を形成する(図1(A)参照)。こ
の絶縁部3はネガ型レジスト(感光性材料)で作られて
いる。
り導体配線部2を形成した後、感光性材料をスピンコー
ティングして乾燥することにより、導体配線部2を絶縁
するための絶縁部3を形成する(図1(A)参照)。こ
の絶縁部3はネガ型レジスト(感光性材料)で作られて
いる。
【0022】次いで、紫外線、X線、電子ビーム等の露
光線Lによって導体配線部2上の絶縁部3に露光を行う
(図1(B)参照)。その際、露光線Lを遮る遮光膜4
と、その遮光膜4の外側に配置され、露光線Lの透過率
を変える透過調整膜11とをパターニングしたフォトマ
スク5を用いる。
光線Lによって導体配線部2上の絶縁部3に露光を行う
(図1(B)参照)。その際、露光線Lを遮る遮光膜4
と、その遮光膜4の外側に配置され、露光線Lの透過率
を変える透過調整膜11とをパターニングしたフォトマ
スク5を用いる。
【0023】遮光膜4としては、例えばクロム膜、クロ
ム膜の表面に酸化クロム膜を被覆した複数層膜等が用い
られる。
ム膜の表面に酸化クロム膜を被覆した複数層膜等が用い
られる。
【0024】透過調整膜11としては、例えば有機膜等
のように、遮光膜4よりも露光線Lを透過しやすい材質
の膜が用いられる。また、透過調整膜11は1つの膜で
構成してもよく、複数の膜で構成してもよい。透過調整
膜11を複数の膜で構成する場合、遮光膜4から外側に
従って、露光線Lの透過率が徐々に高くなるように配置
すると、よりなだらかな形状のビアホール8を形成でき
るので好ましい。なお、透過調整膜11の膜厚を変える
ことにより、露光線Lの透過率を変えてもよい。
のように、遮光膜4よりも露光線Lを透過しやすい材質
の膜が用いられる。また、透過調整膜11は1つの膜で
構成してもよく、複数の膜で構成してもよい。透過調整
膜11を複数の膜で構成する場合、遮光膜4から外側に
従って、露光線Lの透過率が徐々に高くなるように配置
すると、よりなだらかな形状のビアホール8を形成でき
るので好ましい。なお、透過調整膜11の膜厚を変える
ことにより、露光線Lの透過率を変えてもよい。
【0025】フォトマスク5を透過した後の露光線Lの
照射強度は、遮光膜4が0で、遮光膜4から外側に従っ
て強くなっていく。従って、被露光材6の絶縁部3に
は、非照射領域Hと、中間照射領域Tと、照射領域Sと
が形成される(図1(C)参照)。
照射強度は、遮光膜4が0で、遮光膜4から外側に従っ
て強くなっていく。従って、被露光材6の絶縁部3に
は、非照射領域Hと、中間照射領域Tと、照射領域Sと
が形成される(図1(C)参照)。
【0026】次いで、被露光材6を現像液7に浸漬して
現像する(図1(D)参照)。絶縁部3の照射領域Sは
重合又は架橋して現像液7に不溶性又は難溶性となり、
中間照射領域Tは現像液7によって溶解されるが、露光
線Lの露光量に応じて一部が溶解されずに残る。露光線
Lの非照射領域Hは現像液7によって溶解される。
現像する(図1(D)参照)。絶縁部3の照射領域Sは
重合又は架橋して現像液7に不溶性又は難溶性となり、
中間照射領域Tは現像液7によって溶解されるが、露光
線Lの露光量に応じて一部が溶解されずに残る。露光線
Lの非照射領域Hは現像液7によって溶解される。
【0027】図2(A)は、露光量とネガ型レジストの
残膜率との関係を示すグラフである。図2(A)に示す
ように、露光量が上昇すると、それに応じて残膜率が上
昇する。従って、図2(B)に示すように、フォトマス
ク5の遮光膜4によって露光量が0(mJ/cm2)の
非照射領域Hの残膜率は0%、透過調整膜11aによっ
て露光量が50(mJ/cm2)の中間照射領域T1の
残膜率は25%、透過調整膜11bによって露光量が1
00(mJ/cm2)の中間照射領域T2の残膜率は5
0%、透過調整膜11cによって露光量が300(mJ
/cm2)の中間照射領域T3の残膜率は85%、遮光
膜4及び透過調整膜11のない照射領域Sの残膜率は、
95%である。
残膜率との関係を示すグラフである。図2(A)に示す
ように、露光量が上昇すると、それに応じて残膜率が上
昇する。従って、図2(B)に示すように、フォトマス
ク5の遮光膜4によって露光量が0(mJ/cm2)の
非照射領域Hの残膜率は0%、透過調整膜11aによっ
て露光量が50(mJ/cm2)の中間照射領域T1の
残膜率は25%、透過調整膜11bによって露光量が1
00(mJ/cm2)の中間照射領域T2の残膜率は5
0%、透過調整膜11cによって露光量が300(mJ
/cm2)の中間照射領域T3の残膜率は85%、遮光
膜4及び透過調整膜11のない照射領域Sの残膜率は、
95%である。
【0028】従って、この被露光材6を現像液7で現像
すると、図2(C)に示すような段差のある開口部12
が形成される。
すると、図2(C)に示すような段差のある開口部12
が形成される。
【0029】次いで、この開口部12をキュアすれば、
絶縁部3に開口側に向かって幅広であり、かつなだらか
な湾曲形状のビアホール8が形成される(図1(E)参
照)。
絶縁部3に開口側に向かって幅広であり、かつなだらか
な湾曲形状のビアホール8が形成される(図1(E)参
照)。
【0030】図3は、本発明の第2の実施の形態を説明
するための工程図である。
するための工程図である。
【0031】まず、基板1又は層上にめっき選択法によ
り導体配線部2を形成した後、感光性材料をスピンコー
ティングして乾燥することにより、導体配線部2を絶縁
するための絶縁部3を形成する(図3(A)参照)。こ
の絶縁部3はポジ型レジスト(感光性材料)で作られて
いる。
り導体配線部2を形成した後、感光性材料をスピンコー
ティングして乾燥することにより、導体配線部2を絶縁
するための絶縁部3を形成する(図3(A)参照)。こ
の絶縁部3はポジ型レジスト(感光性材料)で作られて
いる。
【0032】次いで、紫外線、X線、電子ビーム等の露
光線Lによって導体配線部2上の絶縁部3に露光を行う
(図3(B)参照)。その際、露光線Lを遮る遮光膜4
と、その遮光膜4の内側に配置され、露光線Lの透過率
を変える透過調整膜11とをパターニングし、中央部分
には遮光膜4及び透過調整膜11を被膜していないフォ
トマスク5を用いる。
光線Lによって導体配線部2上の絶縁部3に露光を行う
(図3(B)参照)。その際、露光線Lを遮る遮光膜4
と、その遮光膜4の内側に配置され、露光線Lの透過率
を変える透過調整膜11とをパターニングし、中央部分
には遮光膜4及び透過調整膜11を被膜していないフォ
トマスク5を用いる。
【0033】遮光膜4としては、例えばクロム膜、クロ
ム膜の表面に酸化クロム膜を被覆した複数層膜等が用い
られる。
ム膜の表面に酸化クロム膜を被覆した複数層膜等が用い
られる。
【0034】透過調整膜11としては、例えば有機膜等
のように、遮光膜4よりも露光線Lを透過しやすい材質
の膜が用いられる。また、透過調整膜11は1つの膜で
構成してもよく、複数の膜で構成してもよい。透過調整
膜11を複数の膜で構成する場合、遮光膜4から内側に
従って、露光線Lの透過率が徐々に高くなるように配置
すると、よりなだらかな形状のビアホール8を形成でき
るので好ましい。なお、透過調整膜11の膜厚を変える
ことにより、露光線Lの透過率を変えてもよい。
のように、遮光膜4よりも露光線Lを透過しやすい材質
の膜が用いられる。また、透過調整膜11は1つの膜で
構成してもよく、複数の膜で構成してもよい。透過調整
膜11を複数の膜で構成する場合、遮光膜4から内側に
従って、露光線Lの透過率が徐々に高くなるように配置
すると、よりなだらかな形状のビアホール8を形成でき
るので好ましい。なお、透過調整膜11の膜厚を変える
ことにより、露光線Lの透過率を変えてもよい。
【0035】フォトマスク5を透過した後の露光線Lの
照射強度は、遮光膜4が0で、遮光膜4から内側に従っ
て強くなっていく。従って、被露光材6の絶縁部3に
は、非照射領域Hと、中間照射領域Tと、照射領域Sと
が形成される(図3(C)参照)。
照射強度は、遮光膜4が0で、遮光膜4から内側に従っ
て強くなっていく。従って、被露光材6の絶縁部3に
は、非照射領域Hと、中間照射領域Tと、照射領域Sと
が形成される(図3(C)参照)。
【0036】次いで、被露光材6を現像液7に浸漬して
現像する(図3(D)参照)。被露光材6の照射領域S
は分解して現像液7に可溶性となる。中間照射領域Tは
現像液7によって溶解されるが、露光線Lの露光量に応
じて一部が溶解されずに残る。非照射領域Hは現像液7
によって溶解されることはない。
現像する(図3(D)参照)。被露光材6の照射領域S
は分解して現像液7に可溶性となる。中間照射領域Tは
現像液7によって溶解されるが、露光線Lの露光量に応
じて一部が溶解されずに残る。非照射領域Hは現像液7
によって溶解されることはない。
【0037】次いで、上記の現像工程によって形成され
た開口部をキュアすることにより、絶縁部3に開口側に
向かって幅広であり、かつなだらかな湾曲形状のビアホ
ール8が形成される(図3(E)参照)。本発明の多層
配線板の製造方法では、複数の層を積層していく際に、
上記の第1の実施の形態又は第2の実施の形態に係るビ
アホール形成方法を用いて、開口側に向かって幅広のビ
アホール8を絶縁部3に形成し、一方の層に形成された
導体配線部2と他方の層に形成された導体配線部2とを
ビアホール8を介して接続する。
た開口部をキュアすることにより、絶縁部3に開口側に
向かって幅広であり、かつなだらかな湾曲形状のビアホ
ール8が形成される(図3(E)参照)。本発明の多層
配線板の製造方法では、複数の層を積層していく際に、
上記の第1の実施の形態又は第2の実施の形態に係るビ
アホール形成方法を用いて、開口側に向かって幅広のビ
アホール8を絶縁部3に形成し、一方の層に形成された
導体配線部2と他方の層に形成された導体配線部2とを
ビアホール8を介して接続する。
【0038】本発明によれば、露光線Lを遮る遮光膜4
と、露光線Lの透過率を変える透過調整膜11とを備え
たフォトマスク5を用いて露光することにより、絶縁部
3に開口側に向かって幅広のビアホール8を形成するの
で、導体配線形成工程等で開口側からエアが抜けやすく
なり、エアトラップの発生を防止できる。また、開口部
分のエッジがなだらかになるので、スパッタ膜を良好に
被覆でき、導体配線部2の断線の発生を防止することが
できる。その結果、信頼性の高い多層配線板を製造する
ことができる。
と、露光線Lの透過率を変える透過調整膜11とを備え
たフォトマスク5を用いて露光することにより、絶縁部
3に開口側に向かって幅広のビアホール8を形成するの
で、導体配線形成工程等で開口側からエアが抜けやすく
なり、エアトラップの発生を防止できる。また、開口部
分のエッジがなだらかになるので、スパッタ膜を良好に
被覆でき、導体配線部2の断線の発生を防止することが
できる。その結果、信頼性の高い多層配線板を製造する
ことができる。
【0039】また、開口側に向かって幅広のビアホール
8を1度の工程で形成できるので、多層配線板の製造時
間を短縮化できる。
8を1度の工程で形成できるので、多層配線板の製造時
間を短縮化できる。
【0040】さらに、遮光膜4及び透過調整膜11の配
置等を適宜変えることにより、所望の形状のビアホール
8を形成することができる。
置等を適宜変えることにより、所望の形状のビアホール
8を形成することができる。
【0041】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。例えば、本発
明により形成されるビアホール8の形状は、なだらかな
湾曲形状だけでなく、所望の角度に傾斜したV字形状で
あってもよい。
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。例えば、本発
明により形成されるビアホール8の形状は、なだらかな
湾曲形状だけでなく、所望の角度に傾斜したV字形状で
あってもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、露光線を遮る遮光膜
と、露光線の透過率を変える透過調整膜とを備えたフォ
トマスクを用いて露光することにより、絶縁部に開口側
に向かって幅広のビアホールを形成するので、導体配線
形成工程等で開口側からエアが抜けやすくなり、エアト
ラップの発生を防止できる。また、開口部分のエッジが
なだらかになるので、スパッタ膜の被覆が良好になり、
導体配線部の断線の発生を防止することができる。その
結果、信頼性の高い多層配線板を製造することができ
る。
と、露光線の透過率を変える透過調整膜とを備えたフォ
トマスクを用いて露光することにより、絶縁部に開口側
に向かって幅広のビアホールを形成するので、導体配線
形成工程等で開口側からエアが抜けやすくなり、エアト
ラップの発生を防止できる。また、開口部分のエッジが
なだらかになるので、スパッタ膜の被覆が良好になり、
導体配線部の断線の発生を防止することができる。その
結果、信頼性の高い多層配線板を製造することができ
る。
【0043】また、開口側に向かって幅広のビアホール
を1度の工程で形成できるので、多層配線板の製造時間
を短縮化できる。
を1度の工程で形成できるので、多層配線板の製造時間
を短縮化できる。
【0044】さらに、遮光膜及び透過調整膜の配置等を
適宜変えることにより、所望の形状のビアホールを形成
することができる。
適宜変えることにより、所望の形状のビアホールを形成
することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明するための工
程図である。
程図である。
【図2】(A)は、露光量とネガ型レジストの残膜率と
の関係を示すグラフ、(B)は、(A)のグラフを説明
するための説明図、(C)は現像直後の被露光材の開口
部を示す説明図である。
の関係を示すグラフ、(B)は、(A)のグラフを説明
するための説明図、(C)は現像直後の被露光材の開口
部を示す説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を説明するための工
程図である。
程図である。
【図4】多層配線板の構成を示す断面図である。
【図5】従来のビアホール形成方法を説明するための工
程図である。
程図である。
【図6】従来技術の課題を説明するための説明図であ
る。
る。
1:基板 2:導体配線部 3:絶縁部 4:遮光膜 5:フォトマスク 6:被露光材 7:現像液 8:ビアホール 9:液状レジスト 10:スパッタ膜 11:透過調整膜 H:非照射領域 T:中間照射領域 S:照射領域 L:露光線
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/00 H01L 21/30 514C
Claims (8)
- 【請求項1】露光線を遮る遮光膜と、露光線の透過率を
変える透過調整膜とを備えたフォトマスクを用いて感光
性材料の絶縁部を露光することにより、その絶縁部に開
口側に向かって幅広のビアホールを形成することを特徴
とするビアホール形成方法。 - 【請求項2】露光線を遮る遮光膜と、その遮光膜の外側
に配置され、露光線の透過率を変える透過調整膜とを備
えたフォトマスクを用いてネガ型レジストの絶縁部を露
光する工程と、 前記露光後の絶縁部を現像して、開口側に向かって幅広
のビアホールを形成する工程と、 を有することを特徴とするビアホール形成方法。 - 【請求項3】前記透過調整膜を前記遮光膜から外側に従
って露光線の透過率が高くなるように配置することを特
徴とする請求項2に記載のビアホール形成方法。 - 【請求項4】露光線を遮る遮光膜と、その遮光膜の内側
に配置され、露光線の透過率を変える透過調整膜とを備
えたフォトマスクを用いてポジ型レジストの絶縁部を露
光する工程と、 前記露光後の絶縁部を現像して、開口側に向かって幅広
のビアホールを形成する工程と、 を有することを特徴とするビアホール形成方法。 - 【請求項5】前記透過調整膜を前記遮光膜から内側に従
って露光線の透過率が高くなるように配置することを特
徴とする請求項4に記載のビアホール形成方法。 - 【請求項6】前記透過調整膜の材質を変えることによ
り、露光線の透過率を変えることを特徴とする請求項1
乃至5のいずれか1つの項に記載のビアホール形成方
法。 - 【請求項7】前記透過調整膜の膜厚を変えることによ
り、露光線の透過率を変えることを特徴とする請求項1
乃至6のいずれか1つの項に記載のビアホール形成方
法。 - 【請求項8】複数の層を積層し、一方の層に形成された
導体配線部と他方の層に形成された導体配線部とをビア
ホールを介して接続する多層配線板の製造方法におい
て、 基板上又は各層上に導体配線部を形成する工程と、 その導体配線部を絶縁するための感光性材料の絶縁部を
形成する工程と、 前記請求項1乃至7のいずれか1つの項に記載のビアホ
ール形成方法を用いて、前記導体配線部上の絶縁部に、
開口側に向かって幅広のビアホールを形成する工程と、 を有することを特徴とする多層配線板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12315699A JP2000315868A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ビアホール形成方法及び多層配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12315699A JP2000315868A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ビアホール形成方法及び多層配線板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000315868A true JP2000315868A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14853576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12315699A Pending JP2000315868A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ビアホール形成方法及び多層配線板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000315868A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7144687B2 (en) | 2001-12-18 | 2006-12-05 | Tdk Corporation | Manufacturing method for magnetic head suspension |
| CN102986311A (zh) * | 2010-07-08 | 2013-03-20 | Lg伊诺特有限公司 | 印刷电路板及其制造方法 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12315699A patent/JP2000315868A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7144687B2 (en) | 2001-12-18 | 2006-12-05 | Tdk Corporation | Manufacturing method for magnetic head suspension |
| CN102986311A (zh) * | 2010-07-08 | 2013-03-20 | Lg伊诺特有限公司 | 印刷电路板及其制造方法 |
| JP2013532390A (ja) * | 2010-07-08 | 2013-08-15 | エルジー イノテック カンパニー リミテッド | 印刷回路基板及びその製造方法 |
| CN102986311B (zh) * | 2010-07-08 | 2016-05-04 | Lg伊诺特有限公司 | 印刷电路板及其制造方法 |
| US9491866B2 (en) | 2010-07-08 | 2016-11-08 | Lg Innotek Co., Ltd. | Method for manufacturing a printed circuit board |
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