JP2000319176A - 血行促進剤 - Google Patents
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- JP2000319176A JP2000319176A JP12968999A JP12968999A JP2000319176A JP 2000319176 A JP2000319176 A JP 2000319176A JP 12968999 A JP12968999 A JP 12968999A JP 12968999 A JP12968999 A JP 12968999A JP 2000319176 A JP2000319176 A JP 2000319176A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水性担体を用いることができ、外
用で高い細胞膜親和性を有して、経皮吸収性に優れ、し
かも安全性の高い血行促進剤を得ること。 【解決手段】 炭素数2〜8のヒドロキシ脂肪酸
のアルギニン塩,特に炭素数2〜6のヒドロキシ脂肪酸
のアルギニン塩を有効成分とする。
用で高い細胞膜親和性を有して、経皮吸収性に優れ、し
かも安全性の高い血行促進剤を得ること。 【解決手段】 炭素数2〜8のヒドロキシ脂肪酸
のアルギニン塩,特に炭素数2〜6のヒドロキシ脂肪酸
のアルギニン塩を有効成分とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、炭素数2〜8の
ヒドロキシ脂肪酸のアルギニン塩、特に好ましくは炭素
数2〜6のヒドロキシ脂肪酸のアルギニン塩を有効成分
として含有する、血行促進剤に関する。
ヒドロキシ脂肪酸のアルギニン塩、特に好ましくは炭素
数2〜6のヒドロキシ脂肪酸のアルギニン塩を有効成分
として含有する、血行促進剤に関する。
【0002】
【0003】L−アルギニンは、一酸化窒素合成酵素の
基質として、血流促進効果を有するNOラジカル生成に
関与することが知られている(科学と工業,48(5),(199
5))。そこで、アルギニン及びそのアルキルエステルを
有効成分とする養毛剤(WO94/9750)、アルギ
ニン及びそのエステルを配合した化粧料(WO95/1
5147)、アルギニンのアルキル若しくはアルケニル
エステル,リン脂質エステル,スフィンゴシン及びその
誘導体のエステル,糖脂質エステル,糖エステル,ステ
ロールエステルを有効成分とする血流促進剤(特開平9
−241156)が開示されている。
基質として、血流促進効果を有するNOラジカル生成に
関与することが知られている(科学と工業,48(5),(199
5))。そこで、アルギニン及びそのアルキルエステルを
有効成分とする養毛剤(WO94/9750)、アルギ
ニン及びそのエステルを配合した化粧料(WO95/1
5147)、アルギニンのアルキル若しくはアルケニル
エステル,リン脂質エステル,スフィンゴシン及びその
誘導体のエステル,糖脂質エステル,糖エステル,ステ
ロールエステルを有効成分とする血流促進剤(特開平9
−241156)が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水性担
体を用いることができて、外用で十分な効果を発揮し、
しかも安全性に優れた血行促進剤は得られたいない。そ
こで、本発明はこのような課題を解決し、水性担体を用
いることができて、経皮投与した場合に高い細胞膜親和
性を有し、経皮吸収性に優れた血行促進剤を得ることを
目的とした。
体を用いることができて、外用で十分な効果を発揮し、
しかも安全性に優れた血行促進剤は得られたいない。そ
こで、本発明はこのような課題を解決し、水性担体を用
いることができて、経皮投与した場合に高い細胞膜親和
性を有し、経皮吸収性に優れた血行促進剤を得ることを
目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、鋭意検討した結果、炭素数2〜8のヒドロキシ脂肪
酸のアルギニン塩、特に炭素数2〜6のヒドロキシ脂肪
酸のアルギニン塩が、経皮投与にて高い血行促進作用を
発揮し、しかも安全性に優れることを見いだし、本発明
を完成するに至った。
に、鋭意検討した結果、炭素数2〜8のヒドロキシ脂肪
酸のアルギニン塩、特に炭素数2〜6のヒドロキシ脂肪
酸のアルギニン塩が、経皮投与にて高い血行促進作用を
発揮し、しかも安全性に優れることを見いだし、本発明
を完成するに至った。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
【0007】本発明において、アルギニン塩として使用
するヒドロキシ脂肪酸は、炭素数2〜8のヒドロキシ脂
肪酸が用いられる。具体的には、炭素数が2の2−ヒド
ロキシ酢酸(グリコール酸)、炭素数が3の2−ヒドロ
キシプロパン酸(2−ヒドロキシプロピオン酸,乳
酸),3−ヒドロキシプロパン酸(3−ヒドロキシプロ
ピオン酸,ヒドロアクリル酸),2,3−ジヒドロキシ
プロパン酸、炭素数が4の2−ヒドロキシブタン酸(2
−ヒドロキシ酪酸),3−ヒドロキシブタン酸(3−ヒ
ドロキシ酪酸),4−ヒドロキシブタン酸(4−ヒドロ
キシ酪酸),2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン酸
(メチル乳酸),2−ヒドロキシブタン二酸(リンゴ
酸),2,3−ジヒドロキシブタン二酸(酒石酸),3
−ヒドロキシ−2−メチルプロパン酸,2−ヒドロキシ
−3−ブテン酸、炭素数が5のイタ酒石酸,オキシメチ
ルコハク酸(イタマル酸),2−ヒドロキシペンタン酸
(2−ヒドロキシ吉草酸,2−ヒドロキシバレリアン
酸),2,3−ジヒドロキシペンタン酸(2,3−ジヒ
ドロキシ吉草酸,2,3−ジヒドロキシバレリアン
酸),2−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸,2−ヒド
ロキシ−2−メチルブタンジカルボン酸、炭素数が6の
2−ヒドロキシプロパン−1,2,3−トリカルボン酸
(クエン酸),1−ヒドロキシトリカルボン酸(1−ヒ
ドロキシプロパン−1,2,3−トリカルボン酸,イソ
クエン酸),ガラクツロン酸,2−ケト−ガラクトン
酸,2−ヒドロキシヘキサン酸(2−ヒドロキシカプロ
ン酸),2−ヒドロキシ−2−メチルグルタル酸、炭素
数7のo−ヒドロキシ安息香酸(サリチル酸),3,
4,5−トリヒドロキシ安息香酸(没食子酸),キナ酸
(キニン酸),2−ヒドロキシヘプタン酸(2−ヒドロ
キシエナント酸)、炭素数が8の2−ヒドロキシ−2−
フェニル酢酸(マンデル酸),4−メチルサリチル酸,
3−メトキシサリチル酸,2−ヒドロキシオクタン酸
(2−ヒドロキシカプリル酸),3,4−ジヒドロキシ
フェニル酢酸,4−ヒドロキシフタル酸等が例示され
る。
するヒドロキシ脂肪酸は、炭素数2〜8のヒドロキシ脂
肪酸が用いられる。具体的には、炭素数が2の2−ヒド
ロキシ酢酸(グリコール酸)、炭素数が3の2−ヒドロ
キシプロパン酸(2−ヒドロキシプロピオン酸,乳
酸),3−ヒドロキシプロパン酸(3−ヒドロキシプロ
ピオン酸,ヒドロアクリル酸),2,3−ジヒドロキシ
プロパン酸、炭素数が4の2−ヒドロキシブタン酸(2
−ヒドロキシ酪酸),3−ヒドロキシブタン酸(3−ヒ
ドロキシ酪酸),4−ヒドロキシブタン酸(4−ヒドロ
キシ酪酸),2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン酸
(メチル乳酸),2−ヒドロキシブタン二酸(リンゴ
酸),2,3−ジヒドロキシブタン二酸(酒石酸),3
−ヒドロキシ−2−メチルプロパン酸,2−ヒドロキシ
−3−ブテン酸、炭素数が5のイタ酒石酸,オキシメチ
ルコハク酸(イタマル酸),2−ヒドロキシペンタン酸
(2−ヒドロキシ吉草酸,2−ヒドロキシバレリアン
酸),2,3−ジヒドロキシペンタン酸(2,3−ジヒ
ドロキシ吉草酸,2,3−ジヒドロキシバレリアン
酸),2−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸,2−ヒド
ロキシ−2−メチルブタンジカルボン酸、炭素数が6の
2−ヒドロキシプロパン−1,2,3−トリカルボン酸
(クエン酸),1−ヒドロキシトリカルボン酸(1−ヒ
ドロキシプロパン−1,2,3−トリカルボン酸,イソ
クエン酸),ガラクツロン酸,2−ケト−ガラクトン
酸,2−ヒドロキシヘキサン酸(2−ヒドロキシカプロ
ン酸),2−ヒドロキシ−2−メチルグルタル酸、炭素
数7のo−ヒドロキシ安息香酸(サリチル酸),3,
4,5−トリヒドロキシ安息香酸(没食子酸),キナ酸
(キニン酸),2−ヒドロキシヘプタン酸(2−ヒドロ
キシエナント酸)、炭素数が8の2−ヒドロキシ−2−
フェニル酢酸(マンデル酸),4−メチルサリチル酸,
3−メトキシサリチル酸,2−ヒドロキシオクタン酸
(2−ヒドロキシカプリル酸),3,4−ジヒドロキシ
フェニル酢酸,4−ヒドロキシフタル酸等が例示され
る。
【0008】上記のヒドロキシ脂肪酸の中でもその効果
の点から、炭素数2〜6の2−ヒドロキシ酢酸(グリコ
ール酸)、2−ヒドロキシプロパン酸(2−ヒドロキシ
プロピオン酸,乳酸),3−ヒドロキシプロパン酸(3
−ヒドロキシプロピオン酸,ヒドロアクリル酸),2,
3−ジヒドロキシプロパン酸、2−ヒドロキシブタン酸
(2−ヒドロキシ酪酸),3−ヒドロキシブタン酸(3
−ヒドロキシ酪酸),4−ヒドロキシブタン酸(4−ヒ
ドロキシ酪酸),2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸(メチル乳酸),2−ヒドロキシブタン二酸(リンゴ
酸),2,3−ジヒドロキシブタン二酸(酒石酸),3
−ヒドロキシ−2−メチルプロパン酸,2−ヒドロキシ
−3−ブテン酸、イタ酒石酸,オキシメチルコハク酸
(イタマル酸),2−ヒドロキシペンタン酸(2−ヒド
ロキシ吉草酸,2−ヒドロキシバレリアン酸),2,3
−ジヒドロキシペンタン酸(2,3−ジヒドロキシ吉草
酸,2,3−ジヒドロキシバレリアン酸),2−ヒドロ
キシ−3−メチルブタン酸,2−ヒドロキシ−2−メチ
ルブタンジカルボン酸、2−ヒドロキシプロパン−1,
2,3−トリカルボン酸(クエン酸),1−ヒドロキシ
トリカルボン酸(1−ヒドロキシプロパン−1,2,3
−トリカルボン酸,イソクエン酸),ガラクツロン酸,
2−ケト−ガラクトン酸,2−ヒドロキシヘキサン酸
(2−ヒドロキシカプロン酸),2−ヒドロキシ−2−
メチルグルタル酸等が好ましく用いられ、さらには、乳
酸,2−ヒドロキシ酢酸を用いることが特に好ましい。
の点から、炭素数2〜6の2−ヒドロキシ酢酸(グリコ
ール酸)、2−ヒドロキシプロパン酸(2−ヒドロキシ
プロピオン酸,乳酸),3−ヒドロキシプロパン酸(3
−ヒドロキシプロピオン酸,ヒドロアクリル酸),2,
3−ジヒドロキシプロパン酸、2−ヒドロキシブタン酸
(2−ヒドロキシ酪酸),3−ヒドロキシブタン酸(3
−ヒドロキシ酪酸),4−ヒドロキシブタン酸(4−ヒ
ドロキシ酪酸),2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸(メチル乳酸),2−ヒドロキシブタン二酸(リンゴ
酸),2,3−ジヒドロキシブタン二酸(酒石酸),3
−ヒドロキシ−2−メチルプロパン酸,2−ヒドロキシ
−3−ブテン酸、イタ酒石酸,オキシメチルコハク酸
(イタマル酸),2−ヒドロキシペンタン酸(2−ヒド
ロキシ吉草酸,2−ヒドロキシバレリアン酸),2,3
−ジヒドロキシペンタン酸(2,3−ジヒドロキシ吉草
酸,2,3−ジヒドロキシバレリアン酸),2−ヒドロ
キシ−3−メチルブタン酸,2−ヒドロキシ−2−メチ
ルブタンジカルボン酸、2−ヒドロキシプロパン−1,
2,3−トリカルボン酸(クエン酸),1−ヒドロキシ
トリカルボン酸(1−ヒドロキシプロパン−1,2,3
−トリカルボン酸,イソクエン酸),ガラクツロン酸,
2−ケト−ガラクトン酸,2−ヒドロキシヘキサン酸
(2−ヒドロキシカプロン酸),2−ヒドロキシ−2−
メチルグルタル酸等が好ましく用いられ、さらには、乳
酸,2−ヒドロキシ酢酸を用いることが特に好ましい。
【0009】これらのヒドロキシ脂肪酸は、アルギニン
塩の形態で用いられる。アルギニンとしては、D−アル
ギニン,DL−アルギニン,L−アルギニンから選択さ
れる1種又は2種以上を用いることができるが、その効
果の点から、L−アルギニンが最も好ましく、次いでD
L−アルギニンが好ましく用いられる。ヒドロキシ脂肪
酸のアルギニン塩は、予めアルギニン塩を形成させたも
のを用いてもよく、血行促進剤の調製時にヒドロキシ脂
肪酸とアルギニンを混合若しくは混合加熱することによ
り塩を形成させてもよい。また血行促進剤担体又は基剤
中にヒドロキシ脂肪酸とアルギニンを共存させて用いて
もよい。本発明においては、これらのヒドロキシ脂肪酸
のアルギニン塩より、1種又は2種以上を選択して配合
する。
塩の形態で用いられる。アルギニンとしては、D−アル
ギニン,DL−アルギニン,L−アルギニンから選択さ
れる1種又は2種以上を用いることができるが、その効
果の点から、L−アルギニンが最も好ましく、次いでD
L−アルギニンが好ましく用いられる。ヒドロキシ脂肪
酸のアルギニン塩は、予めアルギニン塩を形成させたも
のを用いてもよく、血行促進剤の調製時にヒドロキシ脂
肪酸とアルギニンを混合若しくは混合加熱することによ
り塩を形成させてもよい。また血行促進剤担体又は基剤
中にヒドロキシ脂肪酸とアルギニンを共存させて用いて
もよい。本発明においては、これらのヒドロキシ脂肪酸
のアルギニン塩より、1種又は2種以上を選択して配合
する。
【0010】本発明において、ヒドロキシ脂肪酸アルギ
ニン塩の配合量は、0.01重量%〜5重量%が好まし
く、更にその効果の点から0.1重量%〜5重量%が適
当である。
ニン塩の配合量は、0.01重量%〜5重量%が好まし
く、更にその効果の点から0.1重量%〜5重量%が適
当である。
【0011】本発明にかかる血行促進剤は、主に皮膚外
用剤として、ローション剤,乳剤,ゲル剤,クリーム,
軟膏などの剤型で提供されうる。適用時には、直接塗布
することも可能であるし、貼付剤の剤型で適用すること
もできる。また、本発明に係る血行促進剤には、外用剤
基剤に通常用いられる油脂類,ロウ類,炭化水素類,脂
肪酸類,低級アルコール類,高級アルコール類,多価ア
ルコール類,エステル類,界面活性剤,水溶性高分子等
を含有させることができる。さらに、他の皮膚細胞賦活
剤,抗炎症剤,活性酸素消去剤,保湿剤,紫外線吸収
剤,防腐防黴剤,香料等を含有させることができる。
用剤として、ローション剤,乳剤,ゲル剤,クリーム,
軟膏などの剤型で提供されうる。適用時には、直接塗布
することも可能であるし、貼付剤の剤型で適用すること
もできる。また、本発明に係る血行促進剤には、外用剤
基剤に通常用いられる油脂類,ロウ類,炭化水素類,脂
肪酸類,低級アルコール類,高級アルコール類,多価ア
ルコール類,エステル類,界面活性剤,水溶性高分子等
を含有させることができる。さらに、他の皮膚細胞賦活
剤,抗炎症剤,活性酸素消去剤,保湿剤,紫外線吸収
剤,防腐防黴剤,香料等を含有させることができる。
【0012】
【作用】グリコール酸及びL−アルギニンを1,3ブチ
レングリコールに溶解した試料を調製し、血行促進作用
及び安全性を調査した。
レングリコールに溶解した試料を調製し、血行促進作用
及び安全性を調査した。
【0013】まず、血管内皮細胞を用いて、一酸化窒素
(以下NOと略す)産生量及び細胞毒性を評価した。N
Oは、血管拡張因子として知られており、血行促進作用
の指標となりうる。
(以下NOと略す)産生量及び細胞毒性を評価した。N
Oは、血管拡張因子として知られており、血行促進作用
の指標となりうる。
【0014】血管内皮細胞をフェノールレッドを含ま
ず、5(W/V)%牛胎仔血清を含有し、L−アルギニンを
含まないダルベッコ基礎培地で培養した。次に同様の培
地で60mmディッシュに1.0×106個の細胞を播
種し、24時間後に試料として、ク゛リコール酸及び/又はL
−アルギニンをそれぞれ最終濃度が1.25mM〜20
mM及び0.625〜10mMの範囲で添加して、96
時間後にGriess法によりNO産生量を測定し、ま
た細胞数をカウントすることにより細胞毒性を評価し
た。結果を表1に示す。
ず、5(W/V)%牛胎仔血清を含有し、L−アルギニンを
含まないダルベッコ基礎培地で培養した。次に同様の培
地で60mmディッシュに1.0×106個の細胞を播
種し、24時間後に試料として、ク゛リコール酸及び/又はL
−アルギニンをそれぞれ最終濃度が1.25mM〜20
mM及び0.625〜10mMの範囲で添加して、96
時間後にGriess法によりNO産生量を測定し、ま
た細胞数をカウントすることにより細胞毒性を評価し
た。結果を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1より、アルギニンを単独で添加した場
合にも、若干のNO産生量の増加が認められるが、2モ
ル倍のグリコール酸と併用したことにより、より低濃度
のL−アルギニンによりNO産生インデックスの上昇が
認められる。しかも、細胞毒性は認められていないこと
が示されている。なお、アルギニンとグリコール酸は、
培地中で塩を形成しているものと推察された。
合にも、若干のNO産生量の増加が認められるが、2モ
ル倍のグリコール酸と併用したことにより、より低濃度
のL−アルギニンによりNO産生インデックスの上昇が
認められる。しかも、細胞毒性は認められていないこと
が示されている。なお、アルギニンとグリコール酸は、
培地中で塩を形成しているものと推察された。
【0017】次に、in vivoにおける血行促進作用を、
5週齢のヘアレスマウスを用いて検討した。ヘアレスマ
ウスの背部に試料を1日1回,連続6日間塗布し、塗布
前及び6日後の皮膚色を分光測色計で測定し、a値の変
化により、血行促進作用を評価した。試料及び結果を表
2に示す。
5週齢のヘアレスマウスを用いて検討した。ヘアレスマ
ウスの背部に試料を1日1回,連続6日間塗布し、塗布
前及び6日後の皮膚色を分光測色計で測定し、a値の変
化により、血行促進作用を評価した。試料及び結果を表
2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】表2に示すように、グリコール酸のL−ア
ルギニン塩を塗布することにより、グリコール酸又はL
−アルギニンを単独で塗布した場合と比較して、a値の
上昇が大きく、皮膚の赤みが増し、血行が促進されてい
ることが示された。
ルギニン塩を塗布することにより、グリコール酸又はL
−アルギニンを単独で塗布した場合と比較して、a値の
上昇が大きく、皮膚の赤みが増し、血行が促進されてい
ることが示された。
【0020】
【実施例】本発明の内容を、実施例により詳細に説明す
る。
る。
【0021】 [実施例1]水性ゲル剤 (1)精製水 86.3(重量%) (2)グリコール酸・L−アルギニン塩 3.0 (3)カルボキシビニルポリマー 0.5 (4)ジプロピレングリコール 10.0 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (6)水酸化カリウム 0.1 製法:(1)に(2),(3)を均一に溶解した後、(4)に
(5)を溶解して添加し、次いで(6)を加えて増粘させ
る。
(5)を溶解して添加し、次いで(6)を加えて増粘させ
る。
【0022】 [実施例2]O/W型乳剤 (1)スクワラン 5.0(重量%) (2)白色ワセリン 2.0 (3)ミツロウ 0.5 (4)ソルビタンセスキオレエート 0.8 (5)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20EO) 1.2 (6)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (7)プロピレングリコール 5.0 (8)精製水 57.1 (9)カルボキシビニルポリマー(1.0重量%水溶液) 20.0 (10)水酸化カリウム 0.1 (11)エタノール 5.0 (12)乳酸・L−アルギニン塩 3.0 (13)香料 0.2 製法:(1)〜(5)の油相成分を混合し75℃に加熱して
溶解,均一化する。一方(6)〜(8)の水相成分を混合,
溶解して75℃に加熱し、油相成分を添加して予備乳化
する。(9)を添加した後ホモミキサーにて均一に乳化
し、(10)を加えてpHを調整する。冷却後40℃にて(1
1)〜(13)を添加,混合,均一化する。
溶解,均一化する。一方(6)〜(8)の水相成分を混合,
溶解して75℃に加熱し、油相成分を添加して予備乳化
する。(9)を添加した後ホモミキサーにて均一に乳化
し、(10)を加えてpHを調整する。冷却後40℃にて(1
1)〜(13)を添加,混合,均一化する。
【0023】 [実施例3]ローション (1)エタノール 10.0(重量%) (2)ヒドロキシエチルセルロース 1.0 (3)リンゴ酸・L−アルギニン塩 3.0 (4)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (5)精製水 85.9 製法:(1)〜(5)を混合し均一とする。
【0024】 [実施例4]O/W型乳剤 (1)ステアリン酸 0.2(重量%) (2)セタノール 1.5 (3)ワセリン 3.0 (4)流動パラフィン 7.0 (5)ポリオキシエチレン(10EO)モノオレイン酸エステル 1.5 (6)酢酸トコフェロール 0.5 (7)グリセリン 5.0 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (9)トリエタノールアミン 1.0 (10)クエン酸・DL−アルギニン塩 5.0 (11)精製水 75.2 製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,加熱して均一に溶
解し、70℃に保つ。一方、(7)〜(11)の水相成分を混
合,加熱して均一とし、70℃とする。この水相成分に
前記油相成分を撹拌しながら徐々に添加して乳化後、冷
却する。
解し、70℃に保つ。一方、(7)〜(11)の水相成分を混
合,加熱して均一とし、70℃とする。この水相成分に
前記油相成分を撹拌しながら徐々に添加して乳化後、冷
却する。
【0025】 [実施例5]貼付剤 (1)精製水 21.9(重量%) (2)ゼラチン 2.0 (3)安息香酸ナトリウム 0.1 (4)70%ソルビトール溶液 30.0 (5)カオリン 4.0 (6)グリセリン 12.0 (7)酸化チタン 1.0 (8)カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 (9)ポリアクリル酸ナトリウム 5.0 (10)カルボキシビニルポリマー 1.0 (11)精製水 5.0 (12)ポリビニルアルコール−無水マレイン酸架橋共重合体 1.0 (13)精製水 10.0 (14)グリコール酸 3.0 (15)L−アルギニン 3.0 製法 (a):(1)に(2)及び(3)を加えて約60℃で加温溶解
する。 (b):(4)に(5)を混合分散し、(a)に加えて均一に混
合する。 (c):(6)に(7)〜(10)を混合分散し、(b)に加え、さ
らに予め(11)に(12)を加えて約100℃に加温溶解した
溶液を加えて、約20分間混練機にて混練する。 (d):(13)に(14)及び(15)の成分を溶解し、(c)に加
え、均一に混合する。
する。 (b):(4)に(5)を混合分散し、(a)に加えて均一に混
合する。 (c):(6)に(7)〜(10)を混合分散し、(b)に加え、さ
らに予め(11)に(12)を加えて約100℃に加温溶解した
溶液を加えて、約20分間混練機にて混練する。 (d):(13)に(14)及び(15)の成分を溶解し、(c)に加
え、均一に混合する。
【0026】
【発明の効果】本発明の血行促進剤は、外用で高い血行
促進を発揮し、しかも安全性に問題がない。
促進を発揮し、しかも安全性に問題がない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31:19) (72)発明者 正木 仁 滋賀県八日市市岡田町112−1 株式会社 ノエビア基礎研究所内 Fターム(参考) 4C083 AA082 AB032 AB242 AB442 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC132 AC182 AC242 AC301 AC302 AC312 AC402 AC442 AC482 AC542 AC581 AC582 AD042 AD092 AD112 AD272 AD282 AD412 AD662 CC04 CC05 CC07 DD27 DD31 DD41 EE03 4C206 AA01 AA02 DA02 FA53 MA02 MA04 MA83 NA11 ZA39 ZC02
Claims (2)
- 【請求項1】 炭素数2〜8のヒドロキシ脂肪酸のアル
ギニン塩を配合してなる、血行促進剤。 - 【請求項2】 炭素数2〜6のヒドロキシ脂肪酸のアル
ギニン塩を配合してなる、血行促進剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12968999A JP2000319176A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 血行促進剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12968999A JP2000319176A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 血行促進剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000319176A true JP2000319176A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15015765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12968999A Withdrawn JP2000319176A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 血行促進剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000319176A (ja) |
-
1999
- 1999-05-11 JP JP12968999A patent/JP2000319176A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
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