JP2000319702A - 多孔物質の製造装置 - Google Patents
多孔物質の製造装置Info
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- JP2000319702A JP2000319702A JP11126291A JP12629199A JP2000319702A JP 2000319702 A JP2000319702 A JP 2000319702A JP 11126291 A JP11126291 A JP 11126291A JP 12629199 A JP12629199 A JP 12629199A JP 2000319702 A JP2000319702 A JP 2000319702A
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- heating
- preheating
- preheating section
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 予熱部と加熱部とを区画して、両者に対して
は夫々に適切な相互に異なる雰囲気ガスを供給すること
により、予熱部においては炭素成分の消失が速やかにな
り、加熱部においては強い還元力でもって良質の焼結金
属が得られるようにしたものであっても、予熱部におい
ては上記加熱部のガスを流用できるようにして経済的に
するものである。 【解決手段】 有機質の多孔質担持体に金属粉末を含有
するスラリー液を含浸してなる素材を加熱して有機質分
を除去する為の予熱部と、残る金属粉末を焼結処理する
為の加熱部を備え、予熱部と加熱部とは区画し、加熱部
のガスを予熱部に供給し、かつ、供給すべき還元ガス
と、酸化成分を含む気体とを反応させ、酸化性ガス成分
としてH2O及びCO2を生成後、上記予熱部に供給す
るようにした。
は夫々に適切な相互に異なる雰囲気ガスを供給すること
により、予熱部においては炭素成分の消失が速やかにな
り、加熱部においては強い還元力でもって良質の焼結金
属が得られるようにしたものであっても、予熱部におい
ては上記加熱部のガスを流用できるようにして経済的に
するものである。 【解決手段】 有機質の多孔質担持体に金属粉末を含有
するスラリー液を含浸してなる素材を加熱して有機質分
を除去する為の予熱部と、残る金属粉末を焼結処理する
為の加熱部を備え、予熱部と加熱部とは区画し、加熱部
のガスを予熱部に供給し、かつ、供給すべき還元ガス
と、酸化成分を含む気体とを反応させ、酸化性ガス成分
としてH2O及びCO2を生成後、上記予熱部に供給す
るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池用電極、各種
フィルター、触媒用品等に用いることのできる多孔物質
の製造装置に関する。
フィルター、触媒用品等に用いることのできる多孔物質
の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より広く知られている多孔物質の製
造装置としては、図3に示されるものがある。この図3
に示される装置1にあっては、気密性を有する加熱炉4a
の要部は炉壁4で囲み、内部のヒータ23又は他の手段で
もって加熱炉4a内の予熱部1aを700〜850〜900℃に昇温
するように構成し、続いて、必要に応じて区画する等し
て加熱部(例えば1100℃に昇温した任意の区間2a)を構
成し、さらに周囲にクーラー32を配置する等して冷却区
間32aを構成しておく。この加熱炉4aの入口7から出口7
aに向けては処理品移送用の耐熱構造のコンベヤ(例え
ばローラ31で支えられたメッシュコンベヤ30)が配設さ
れ、上面は矢印29方向に移動させるようにしてある。さ
らにガス導入口45からは、任意の還元性気体を予熱部、
加熱部に供給できるようにしてある。
造装置としては、図3に示されるものがある。この図3
に示される装置1にあっては、気密性を有する加熱炉4a
の要部は炉壁4で囲み、内部のヒータ23又は他の手段で
もって加熱炉4a内の予熱部1aを700〜850〜900℃に昇温
するように構成し、続いて、必要に応じて区画する等し
て加熱部(例えば1100℃に昇温した任意の区間2a)を構
成し、さらに周囲にクーラー32を配置する等して冷却区
間32aを構成しておく。この加熱炉4aの入口7から出口7
aに向けては処理品移送用の耐熱構造のコンベヤ(例え
ばローラ31で支えられたメッシュコンベヤ30)が配設さ
れ、上面は矢印29方向に移動させるようにしてある。さ
らにガス導入口45からは、任意の還元性気体を予熱部、
加熱部に供給できるようにしてある。
【0003】このような構成においては、入口7から処
理品18、例えばスラリー化した金属粉末をシート状のウ
レタンフォーム等の発泡樹脂の骨格表面に含浸又は塗布
し、その後乾燥させて成る周知の処理品18(特公昭38
−17554号、特開平8−225866号公報等で知
られている)をコンベヤ30に載せて加熱炉4aに導入し、
上記予熱部室内1aにおいて、処理品18(素材)における
有機質の多孔質担持体を加熱して有機質分を分解除去
し、続いて加熱部室内2aにおいて残る金属粉末を周知の
ように焼結処理して空孔率の大きな金属多孔物質を作る
ことは行われている。
理品18、例えばスラリー化した金属粉末をシート状のウ
レタンフォーム等の発泡樹脂の骨格表面に含浸又は塗布
し、その後乾燥させて成る周知の処理品18(特公昭38
−17554号、特開平8−225866号公報等で知
られている)をコンベヤ30に載せて加熱炉4aに導入し、
上記予熱部室内1aにおいて、処理品18(素材)における
有機質の多孔質担持体を加熱して有機質分を分解除去
し、続いて加熱部室内2aにおいて残る金属粉末を周知の
ように焼結処理して空孔率の大きな金属多孔物質を作る
ことは行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の多孔物質の
製造装置では、図3に示される如く、メッシュベルト30
の上に、縦列状に処理品18を並べて炉内を通過させるの
で、予熱部1aの空間と、加熱部2aの空間とは連通状とな
り、両者の還元性気体は混然一体となる。従って、還元
性気体の選定に当たり、予熱部1aでのカーボンの消失に
重点を置いて選定すると、加熱部2aでの還元力は弱くな
り、焼結製品の焼結性に問題が残り、逆に、加熱部2aで
の還元力に重点を置くと、予熱部1aにおいて熱分解によ
って生じた炭素が消失し難くなり、残留炭素として多孔
金属中に残る問題点が生じる。
製造装置では、図3に示される如く、メッシュベルト30
の上に、縦列状に処理品18を並べて炉内を通過させるの
で、予熱部1aの空間と、加熱部2aの空間とは連通状とな
り、両者の還元性気体は混然一体となる。従って、還元
性気体の選定に当たり、予熱部1aでのカーボンの消失に
重点を置いて選定すると、加熱部2aでの還元力は弱くな
り、焼結製品の焼結性に問題が残り、逆に、加熱部2aで
の還元力に重点を置くと、予熱部1aにおいて熱分解によ
って生じた炭素が消失し難くなり、残留炭素として多孔
金属中に残る問題点が生じる。
【0005】仮に、上記予熱部の部分と、加熱部の部分
を区画したとしても、夫々に異なる還元性気体を供給し
ようとすると、それぞれの気体を製造する為の諸費用が
嵩むという経済上の問題点が発生する。
を区画したとしても、夫々に異なる還元性気体を供給し
ようとすると、それぞれの気体を製造する為の諸費用が
嵩むという経済上の問題点が発生する。
【0006】本件出願の多孔物質の製造装置は、上記従
来技術の問題点を解決する為に提供するものである。本
件出願の目的は、予熱部と加熱部とを区画して、両者に
対しては夫々に適切な相互に異なる還元性ガスを供給す
ることにより、予熱部においては炭素成分の消失が速や
かになり、加熱部においては強い還元力でもって良質の
焼結金属が得られるようにした多孔物質の製造装置を提
供しようとするものである。他の目的は、上記のように
予熱部と加熱部とを区画し、両者別異の還元性ガスを用
いるようにしたものであっても、予熱部においては上記
加熱部のガスを適切なガスにして利用できるようにし、
経済的に有効な稼動が出来るようにした多孔物質の製造
装置を提供しようとするものである。他の目的及び利点
は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明ら
かになるであろう。
来技術の問題点を解決する為に提供するものである。本
件出願の目的は、予熱部と加熱部とを区画して、両者に
対しては夫々に適切な相互に異なる還元性ガスを供給す
ることにより、予熱部においては炭素成分の消失が速や
かになり、加熱部においては強い還元力でもって良質の
焼結金属が得られるようにした多孔物質の製造装置を提
供しようとするものである。他の目的は、上記のように
予熱部と加熱部とを区画し、両者別異の還元性ガスを用
いるようにしたものであっても、予熱部においては上記
加熱部のガスを適切なガスにして利用できるようにし、
経済的に有効な稼動が出来るようにした多孔物質の製造
装置を提供しようとするものである。他の目的及び利点
は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明ら
かになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、有機質の多
孔質担持体に金属粉末を含有するスラリー液を含浸又は
塗着して形成された素材を加熱して有機質分を分解除去
する為の予熱部と、残る金属粉末を還元性雰囲気ガス中
において焼結処理する為の加熱部を備える多孔物質の製
造装置において、上記予熱部と加熱部とは区画し、加熱
部における還元ガスを予熱部に供給するように構成し、
その供給をするに当たっては、供給すべき還元ガスと、
酸化成分を含む気体とを反応させ、酸化性ガス成分とし
てH2O及びCO2を生成後、上記予熱部に供給するよ
うにした多孔物質の製造装置を提供しようとしたもので
ある。
孔質担持体に金属粉末を含有するスラリー液を含浸又は
塗着して形成された素材を加熱して有機質分を分解除去
する為の予熱部と、残る金属粉末を還元性雰囲気ガス中
において焼結処理する為の加熱部を備える多孔物質の製
造装置において、上記予熱部と加熱部とは区画し、加熱
部における還元ガスを予熱部に供給するように構成し、
その供給をするに当たっては、供給すべき還元ガスと、
酸化成分を含む気体とを反応させ、酸化性ガス成分とし
てH2O及びCO2を生成後、上記予熱部に供給するよ
うにした多孔物質の製造装置を提供しようとしたもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本願発明の実施の形態を示す
図面について説明する。図1乃至図2において、1は予
熱炉を示し、炉壁4で囲まれ、室内1aには従来と同様に
700〜900℃の雰囲気ガスが存在するようになっている。
2は加熱炉を示し、炉壁5で囲まれ、室内2aには従来と
同様に1100℃前後の雰囲気ガスが存在するようになって
いる。3は前室(待機部)を示し、6は予熱炉1と、加
熱炉2とを気密的に仕切る為の区画部としての区画室を
示す。この室は、図面上、上下前後を炉壁6aで囲み、左
右に扉付の出入口7a、7を備える。扉を開閉する為の回
転ドラム6bも、扉に連なるチェン6cも、気密的に壁部6a
で囲まれている。7、7aは出入口を示し、装入準備部3a
から前室3、予熱炉内1aに向けて処理品を載せた受枠12
を移送し、加熱炉2を経由して隣接の徐冷室(図示外)
に向い、受枠12を外部に取出せるようにしてある。8a〜
8eはそれらの経路に配設された出入口に設けられた区画
部材としての扉を示す。10、11は受枠12を矢印29方向に
移送する為に夫々の室に設けられた任意の移送手段を示
し、例えば炉壁4、5に設けられる多数の軸受10bで夫
々回転自在に支えられる軸端10aを有する多数のローラ1
0を密に配設し、上記ローラを回転駆動させることによ
り受枠12を移送できるようにしてある。
図面について説明する。図1乃至図2において、1は予
熱炉を示し、炉壁4で囲まれ、室内1aには従来と同様に
700〜900℃の雰囲気ガスが存在するようになっている。
2は加熱炉を示し、炉壁5で囲まれ、室内2aには従来と
同様に1100℃前後の雰囲気ガスが存在するようになって
いる。3は前室(待機部)を示し、6は予熱炉1と、加
熱炉2とを気密的に仕切る為の区画部としての区画室を
示す。この室は、図面上、上下前後を炉壁6aで囲み、左
右に扉付の出入口7a、7を備える。扉を開閉する為の回
転ドラム6bも、扉に連なるチェン6cも、気密的に壁部6a
で囲まれている。7、7aは出入口を示し、装入準備部3a
から前室3、予熱炉内1aに向けて処理品を載せた受枠12
を移送し、加熱炉2を経由して隣接の徐冷室(図示外)
に向い、受枠12を外部に取出せるようにしてある。8a〜
8eはそれらの経路に配設された出入口に設けられた区画
部材としての扉を示す。10、11は受枠12を矢印29方向に
移送する為に夫々の室に設けられた任意の移送手段を示
し、例えば炉壁4、5に設けられる多数の軸受10bで夫
々回転自在に支えられる軸端10aを有する多数のローラ1
0を密に配設し、上記ローラを回転駆動させることによ
り受枠12を移送できるようにしてある。
【0009】上記の受枠12は周知の耐熱材で構成され、
層間に空隙16が形成できるようにしてある。14は処理品
18を載せる為の多孔通気性のある棚枠を示し、脚15で支
えられ、図2で示す如く、順に多段の層状積重ねができ
るようになっている。脚15の高さ寸法は、段間において
上下方向、或いは矢印28方向に向けて雰囲気ガスが流通
できるような空隙16が形成できる寸法にしてある。これ
らの受枠12は、周知の如く耐熱性のあるトレイ13に載せ
られ、ローラ列の上を矢印29方向に順に移送される。20
はファンを示し、モータ21により耐熱羽根22を回して、
室内に矢印27方向の流れを作り、各棚板間の間隙16にあ
る雰囲気ガスを流通させる為のもので、その場所は側壁
であってもよいし、室外に配置して流通孔を通して室内
のガスを循環させるようにしてもよい。23は任意に設け
るヒーターを示し、予熱炉1、加熱炉2における室内の
ガスの温度を所定の高温値に保持する為のものである。
層間に空隙16が形成できるようにしてある。14は処理品
18を載せる為の多孔通気性のある棚枠を示し、脚15で支
えられ、図2で示す如く、順に多段の層状積重ねができ
るようになっている。脚15の高さ寸法は、段間において
上下方向、或いは矢印28方向に向けて雰囲気ガスが流通
できるような空隙16が形成できる寸法にしてある。これ
らの受枠12は、周知の如く耐熱性のあるトレイ13に載せ
られ、ローラ列の上を矢印29方向に順に移送される。20
はファンを示し、モータ21により耐熱羽根22を回して、
室内に矢印27方向の流れを作り、各棚板間の間隙16にあ
る雰囲気ガスを流通させる為のもので、その場所は側壁
であってもよいし、室外に配置して流通孔を通して室内
のガスを循環させるようにしてもよい。23は任意に設け
るヒーターを示し、予熱炉1、加熱炉2における室内の
ガスの温度を所定の高温値に保持する為のものである。
【0010】次に41は加熱炉2におけるガス導入口を示
し、42はガス導出口を示す。45は予熱炉1の任意の場所
に設けられるガス導入口の存在を示し、後述の処理品18
における有機質分の分解除去を促進する為に、処理品18
の段間の空隙に流通させる雰囲気ガスを予熱部1の室内
1aに送入する為のものである。この導入口45には導管4
3、46aを通して加熱炉2内のガスが導入されると共に、
導管46を通して任意のガス、例えば空気等の気体も導入
される。両者の合流点44で合流したガスは予熱炉1内に
導入される。しかし予熱室の温度が750℃以下では、酸
化性ガスを含んだガス(空気等)を添加しても、反応が
起きにくく、H2OやCO2成分の生成が十分でなく、
酸化性ガスがそのまま残ることが予想される。そのた
め、図2に示される任意の酸化触媒(例えばPt、Pd等)
で構成される反応部47を経由して予熱炉1内に流入させ
てもよい。41aはガスの排出口を示し、次段のガス処理
装置に向けて導出する。なお予熱炉1内へのガスの導入
の構成は、導管43の先部48を導管46、46aに接続するこ
となく、一点鎖線で示す導管を経由して独立して設ける
導入口45aを経て、直接予熱炉1内に流入させるように
してもよい。この場合は、導管46から導入口45を経て予
熱炉1内に入る空気と、導管43から導入口45aを経て予
熱炉1に入る還元ガスとは、予熱炉1内において任意の
撹拌手段、例えばファン22を用いて撹拌し、予熱炉1内
において、空気と上記還元ガスと反応させ、酸化性ガス
成分としてH2O及びCO2を生成させて上記予熱部に
て利用するようにする。
し、42はガス導出口を示す。45は予熱炉1の任意の場所
に設けられるガス導入口の存在を示し、後述の処理品18
における有機質分の分解除去を促進する為に、処理品18
の段間の空隙に流通させる雰囲気ガスを予熱部1の室内
1aに送入する為のものである。この導入口45には導管4
3、46aを通して加熱炉2内のガスが導入されると共に、
導管46を通して任意のガス、例えば空気等の気体も導入
される。両者の合流点44で合流したガスは予熱炉1内に
導入される。しかし予熱室の温度が750℃以下では、酸
化性ガスを含んだガス(空気等)を添加しても、反応が
起きにくく、H2OやCO2成分の生成が十分でなく、
酸化性ガスがそのまま残ることが予想される。そのた
め、図2に示される任意の酸化触媒(例えばPt、Pd等)
で構成される反応部47を経由して予熱炉1内に流入させ
てもよい。41aはガスの排出口を示し、次段のガス処理
装置に向けて導出する。なお予熱炉1内へのガスの導入
の構成は、導管43の先部48を導管46、46aに接続するこ
となく、一点鎖線で示す導管を経由して独立して設ける
導入口45aを経て、直接予熱炉1内に流入させるように
してもよい。この場合は、導管46から導入口45を経て予
熱炉1内に入る空気と、導管43から導入口45aを経て予
熱炉1に入る還元ガスとは、予熱炉1内において任意の
撹拌手段、例えばファン22を用いて撹拌し、予熱炉1内
において、空気と上記還元ガスと反応させ、酸化性ガス
成分としてH2O及びCO2を生成させて上記予熱部に
て利用するようにする。
【0011】上記構成のものにあっては、受枠12におけ
る棚板14、或いはトレイ13の上に、前述周知の有機質の
多孔質担持体、例えば多孔質の発泡性樹脂のシートに金
属粉末を含有するスラリー液を含浸又は塗着し、乾燥さ
せて形成された素材18を載せ、上記素材18を段間に空隙
16を設けた状態で図示の如く任意の数だけ多段に構成
し、装入準備室3aから待機部3、予熱室内1a、区画室
6、加熱室内2aと順に縦列状に移送する。予熱室内1aに
あっては、上記担持体における有機質分の分解除去を促
進する為に、上記段間の空隙16に流通させる雰囲気ガス
として後述の雰囲気ガスをガス導入口45から予熱部の室
内1aに送入するものである。また室温も例えば850℃に
してあると、上記発砲樹脂である担持体の有機質は熱分
解し、炭素分は消失する。この場合、上記処理品18は図
示の如く、多段に層状にしてあっても、上下間にはガス
流通用の空隙16があり、かつ、それらの空隙16には高温
であるところの上記雰囲気ガスが流通するので、処理品
18は全域均等に加熱されるは勿論、処理品18から発生し
た炭素は速やかに排除される効果がある。上記の場合、
ファン20の羽根22によって矢印27方向のガスの流れを作
り、炭素分の排出を援助すると、上記の効果は益々大き
くなる。
る棚板14、或いはトレイ13の上に、前述周知の有機質の
多孔質担持体、例えば多孔質の発泡性樹脂のシートに金
属粉末を含有するスラリー液を含浸又は塗着し、乾燥さ
せて形成された素材18を載せ、上記素材18を段間に空隙
16を設けた状態で図示の如く任意の数だけ多段に構成
し、装入準備室3aから待機部3、予熱室内1a、区画室
6、加熱室内2aと順に縦列状に移送する。予熱室内1aに
あっては、上記担持体における有機質分の分解除去を促
進する為に、上記段間の空隙16に流通させる雰囲気ガス
として後述の雰囲気ガスをガス導入口45から予熱部の室
内1aに送入するものである。また室温も例えば850℃に
してあると、上記発砲樹脂である担持体の有機質は熱分
解し、炭素分は消失する。この場合、上記処理品18は図
示の如く、多段に層状にしてあっても、上下間にはガス
流通用の空隙16があり、かつ、それらの空隙16には高温
であるところの上記雰囲気ガスが流通するので、処理品
18は全域均等に加熱されるは勿論、処理品18から発生し
た炭素は速やかに排除される効果がある。上記の場合、
ファン20の羽根22によって矢印27方向のガスの流れを作
り、炭素分の排出を援助すると、上記の効果は益々大き
くなる。
【0012】以上のようにして担持体であったウレタン
の有機質成分が消失した後の多孔質状の処理品18は、扉
8dを開閉して区画室6に入り、次に扉8eを開閉して加熱
室内2aに移り、1100〜1300℃の周知の雰囲気ガスによっ
て加熱され、焼結され、多孔質金属となる。
の有機質成分が消失した後の多孔質状の処理品18は、扉
8dを開閉して区画室6に入り、次に扉8eを開閉して加熱
室内2aに移り、1100〜1300℃の周知の雰囲気ガスによっ
て加熱され、焼結され、多孔質金属となる。
【0013】次に上記加熱炉2において用いられる還元
性ガスとしては、例えば表1に示される成分の精製発熱
形雰囲気ガスが用いられる。この種の還元ガスを前述し
た如くして加熱炉2から予熱炉1に供給する。勿論その
供給に当たっては前述した如く、供給すべき還元ガス
と、酸化成分を含む気体とを反応させ、酸化性ガス成分
としてH2O及びCO2を生成後、上記予熱部に供給す
る。又は、同時に別途酸化成分を含む気体を予熱部に供
給して予熱部において上記還元ガスと反応させ、酸化性
ガス成分としてH2O及びCO2を生成させて上記予熱
部にて利用するようにする。上記の酸化性分を含む気体
として空気を用いた例を表1に示す。この表において
は、還元性ガスに対する空気の添加量が「0、10、20、
30%」の例を示す。そのようなガスを用いた結果として
は、表1に焼結品の焼結結果が示されているように予熱
部1aで空気添加量がない場合を除き、良好な結果が得ら
れている。
性ガスとしては、例えば表1に示される成分の精製発熱
形雰囲気ガスが用いられる。この種の還元ガスを前述し
た如くして加熱炉2から予熱炉1に供給する。勿論その
供給に当たっては前述した如く、供給すべき還元ガス
と、酸化成分を含む気体とを反応させ、酸化性ガス成分
としてH2O及びCO2を生成後、上記予熱部に供給す
る。又は、同時に別途酸化成分を含む気体を予熱部に供
給して予熱部において上記還元ガスと反応させ、酸化性
ガス成分としてH2O及びCO2を生成させて上記予熱
部にて利用するようにする。上記の酸化性分を含む気体
として空気を用いた例を表1に示す。この表において
は、還元性ガスに対する空気の添加量が「0、10、20、
30%」の例を示す。そのようなガスを用いた結果として
は、表1に焼結品の焼結結果が示されているように予熱
部1aで空気添加量がない場合を除き、良好な結果が得ら
れている。
【表1】
【0014】
【発明の効果】本発明では、予熱部1aと加熱部2aとを仕
切り、加熱部2aに入れた還元ガスを回収し、酸化性ガス
を含んだガスを添加し(空気等)、反応によりH2Oや
CO2成分を発生させてから、予熱部1aに投入し、又は
予熱部1a内で反応させるものであり、このことにより、
予熱部1aと加熱部2aに対して、夫々の処理に適応する性
質の別異な雰囲気ガスを供給することができる効果があ
り、しかもそれら別異の雰囲気ガスは加熱部2a内の雰囲
気ガスを予熱部1aに流用するものであるから、個別に別
異の雰囲気ガス選定する場合よりも著しく経済的になる
効果がある。
切り、加熱部2aに入れた還元ガスを回収し、酸化性ガス
を含んだガスを添加し(空気等)、反応によりH2Oや
CO2成分を発生させてから、予熱部1aに投入し、又は
予熱部1a内で反応させるものであり、このことにより、
予熱部1aと加熱部2aに対して、夫々の処理に適応する性
質の別異な雰囲気ガスを供給することができる効果があ
り、しかもそれら別異の雰囲気ガスは加熱部2a内の雰囲
気ガスを予熱部1aに流用するものであるから、個別に別
異の雰囲気ガス選定する場合よりも著しく経済的になる
効果がある。
【図1】予熱炉と加熱炉とから成る連続炉の一部を省略
した略断面図。
した略断面図。
【図2】図1におけるii−ii位置の炉の内部と受枠との
関係を示す断面図。
関係を示す断面図。
【図3】従来の処理炉を示す略断面図。
1 予熱炉 2 加熱炉 3 待機部 4、5 炉壁 6 区画室 6a 壁部 7、7a 出(入)口 8a〜8e 開閉扉 10、11 移送手段 12 受枠 13 トレイ 14 棚板 15 脚 16 空隙 18 処理品 20 ファン 41 ガス導入口 41a ガスの排出口 42 ガス導出口 43 導管 44 合流点 45 ガス導入口 45a 導入口 46、46a 導管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01M 4/80 B22F 3/10 C Fターム(参考) 4D019 BA02 BB07 CB07 4K018 DA04 DA05 DA23 DA45 KA22 KA38 4K050 AA04 BA03 CC07 CC09 CD16 EA08 5H017 BB04 BB09 BB17 BB19 CC05
Claims (2)
- 【請求項1】 有機質の多孔質担持体に金属粉末を含有
するスラリー液を含浸又は塗着して形成された素材を加
熱して有機質分を分解除去する為の予熱部と、残る金属
粉末を還元性雰囲気ガス中において焼結処理する為の加
熱部を備える多孔物質の製造装置において、上記予熱部
と加熱部とは区画し、加熱部における還元ガスを予熱部
に供給するように構成し、その供給をするに当たって
は、供給すべき還元ガスと、酸化成分を含む気体とを反
応させ、酸化性ガス成分としてH 2O及びCO2を生成
後、上記予熱部に供給するようにしたことを特徴とする
多孔物質の製造装置。 - 【請求項2】 有機質の多孔質担持体に金属粉末を含有
するスラリー液を含浸又は塗着して形成された素材を加
熱して有機質分を分解除去する為の予熱部と、残る金属
粉末を還元性雰囲気ガス中において焼結処理する為の加
熱部を備える多孔物質の製造装置において、上記予熱部
と加熱部とは区画し、加熱部における還元ガスを予熱部
に供給するように構成し、同時に別途酸化成分を含む気
体を予熱部に供給して予熱部において上記還元ガスと反
応させ、酸化性ガス成分としてH2O及びCO2を生成
させて上記予熱部にて利用するようにしたことを特徴と
する多孔物質の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11126291A JP2000319702A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 多孔物質の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11126291A JP2000319702A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 多孔物質の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000319702A true JP2000319702A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14931581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11126291A Pending JP2000319702A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 多孔物質の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000319702A (ja) |
-
1999
- 1999-05-06 JP JP11126291A patent/JP2000319702A/ja active Pending
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