JP2000320023A - コンクリート製品の連結構造 - Google Patents
コンクリート製品の連結構造Info
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- JP2000320023A JP2000320023A JP11132077A JP13207799A JP2000320023A JP 2000320023 A JP2000320023 A JP 2000320023A JP 11132077 A JP11132077 A JP 11132077A JP 13207799 A JP13207799 A JP 13207799A JP 2000320023 A JP2000320023 A JP 2000320023A
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- fixing steel
- concrete product
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 予め分割して製造したコンクリート製品の連
結面に適正な押圧力を付勢して相互を連結し一体化する
コンクリート製品の連結構造を提供する。 【解決手段】 本発明のコンクリート製品の連結構造
は、一方のコンクリート製品に、その端部に設けた雌螺
子部が連結端面に開口するように埋設した第1定着用棒
鋼と、他方のコンクリート製品に、その端部に設けた雄
螺子部が連結端面及び該連結端面に連続する一側面に開
口する凹陥部内で露出するように埋設した第2定着用棒
鋼と、前記第1定着用棒鋼の雌螺子部に対応する雄螺子
部を有し、前記第2定着用棒鋼の雄螺子部に遊動自在に
係止された雄螺子部材とを備え、相互の定着用棒鋼を相
対するように夫々のコンクリート製品を組合せ、前記雌
螺子部に雄螺子部材を緊締してコンクリート製品を相互
連結し一体化する。
結面に適正な押圧力を付勢して相互を連結し一体化する
コンクリート製品の連結構造を提供する。 【解決手段】 本発明のコンクリート製品の連結構造
は、一方のコンクリート製品に、その端部に設けた雌螺
子部が連結端面に開口するように埋設した第1定着用棒
鋼と、他方のコンクリート製品に、その端部に設けた雄
螺子部が連結端面及び該連結端面に連続する一側面に開
口する凹陥部内で露出するように埋設した第2定着用棒
鋼と、前記第1定着用棒鋼の雌螺子部に対応する雄螺子
部を有し、前記第2定着用棒鋼の雄螺子部に遊動自在に
係止された雄螺子部材とを備え、相互の定着用棒鋼を相
対するように夫々のコンクリート製品を組合せ、前記雌
螺子部に雄螺子部材を緊締してコンクリート製品を相互
連結し一体化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分割して製造した
コンクリート製品を連結し一体化するコンクリート製品
の連結構造に関する。
コンクリート製品を連結し一体化するコンクリート製品
の連結構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来からコンクリート構造物は、品質の向
上や現場における施工時間の短縮を目的として、工場で
製造したコンクリート製品を施工現場において連結して
構築するようになってきたが、コンクリート製品自体が
大型で重量が重いものは、製造用型枠等の大型化や、そ
れに付随する工場設備の投資が大きく、またコンクリー
ト製品の積み重ねに難があり広大な保管場所が必要とな
り、さらに、施工現場までの搬送に大型重機を要し、狭
巾地への搬入等に困難が生じる。依って、近年では、前
記コンクリート製品は予め分割して製造され、施工現場
において連結しコンクリート構造物を構築している。予
め分割して製造されたコンクリート製品の連結構造とし
ては、従来から図9に示すような連結構造が多用されて
いる。
上や現場における施工時間の短縮を目的として、工場で
製造したコンクリート製品を施工現場において連結して
構築するようになってきたが、コンクリート製品自体が
大型で重量が重いものは、製造用型枠等の大型化や、そ
れに付随する工場設備の投資が大きく、またコンクリー
ト製品の積み重ねに難があり広大な保管場所が必要とな
り、さらに、施工現場までの搬送に大型重機を要し、狭
巾地への搬入等に困難が生じる。依って、近年では、前
記コンクリート製品は予め分割して製造され、施工現場
において連結しコンクリート構造物を構築している。予
め分割して製造されたコンクリート製品の連結構造とし
ては、従来から図9に示すような連結構造が多用されて
いる。
【0003】図9(a)に示すUBは、予め工場で分割
して製造した分割製品aと分割製品bを連結する水路用
の暗渠ブロックである。分割製品a,bは、夫々断面略
逆U字型,U字型に形成され、その内部には、相似形に
形成された内部鉄筋が埋設され、内部鉄筋の主筋cの先
端が連結面近傍に設けられた凹陥部内で露出するように
配設されている。
して製造した分割製品aと分割製品bを連結する水路用
の暗渠ブロックである。分割製品a,bは、夫々断面略
逆U字型,U字型に形成され、その内部には、相似形に
形成された内部鉄筋が埋設され、内部鉄筋の主筋cの先
端が連結面近傍に設けられた凹陥部内で露出するように
配設されている。
【0004】図9(b)に示すように、両分割製品a,
bの内部鉄筋の主筋cの先端部を互いに突き合わせるよ
うに組み合わせ、相対する先端部を前面側,背面側に分
割した銅の当金f,rで囲み、シールドガス(炭酸ガ
ス)の雰囲気中で個々に溶接し連結して一体化させる。
bの内部鉄筋の主筋cの先端部を互いに突き合わせるよ
うに組み合わせ、相対する先端部を前面側,背面側に分
割した銅の当金f,rで囲み、シールドガス(炭酸ガ
ス)の雰囲気中で個々に溶接し連結して一体化させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、夫々の内部鉄
筋の主筋c,cの先端部同士を溶接するだけであるた
め、両分割製品a,bの連結面tに押圧力を加えて連結
することができず、溶接作業に至っては、作業者個々の
能力や施工現場における天候等により分割製品の連結状
態を均一にすることが困難であり、施工費縮減や適正な
圧接状態での均一な施工を目的とするコンクリート製品
の連結には適さない。
筋の主筋c,cの先端部同士を溶接するだけであるた
め、両分割製品a,bの連結面tに押圧力を加えて連結
することができず、溶接作業に至っては、作業者個々の
能力や施工現場における天候等により分割製品の連結状
態を均一にすることが困難であり、施工費縮減や適正な
圧接状態での均一な施工を目的とするコンクリート製品
の連結には適さない。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、予め分割して製造した
コンクリート製品の連結面に適正な押圧力を付勢して相
互を連結し一体化するコンクリート製品の連結構造を提
供することにある。
あり、その目的とするところは、予め分割して製造した
コンクリート製品の連結面に適正な押圧力を付勢して相
互を連結し一体化するコンクリート製品の連結構造を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコンクリート製品の連結構造は、螺子構造
によりコンクリート製品を相互連結し一体化するコンク
リート製品の連結構造であって、一方のコンクリート製
品に、その端部に設けた雌螺子部が連結端面に開口する
ように埋設した第1定着用棒鋼と、他方のコンクリート
製品に、その端部に設けた雄螺子部が連結端面及び該連
結端面に連続する一側面に開口する凹陥部内で露出する
ように埋設した第2定着用棒鋼と、前記第1定着用棒鋼
の雌螺子部に対応する雄螺子部を有し、前記第2定着用
棒鋼の雄螺子部に遊動自在に係止された雄螺子部材とを
備え、相互の定着用棒鋼を相対するように夫々のコンク
リート製品を組合せ、前記雌螺子部に雄螺子部材を緊締
することによりコンクリート製品を相互連結し一体化し
たことを特徴としている。
め、本発明のコンクリート製品の連結構造は、螺子構造
によりコンクリート製品を相互連結し一体化するコンク
リート製品の連結構造であって、一方のコンクリート製
品に、その端部に設けた雌螺子部が連結端面に開口する
ように埋設した第1定着用棒鋼と、他方のコンクリート
製品に、その端部に設けた雄螺子部が連結端面及び該連
結端面に連続する一側面に開口する凹陥部内で露出する
ように埋設した第2定着用棒鋼と、前記第1定着用棒鋼
の雌螺子部に対応する雄螺子部を有し、前記第2定着用
棒鋼の雄螺子部に遊動自在に係止された雄螺子部材とを
備え、相互の定着用棒鋼を相対するように夫々のコンク
リート製品を組合せ、前記雌螺子部に雄螺子部材を緊締
することによりコンクリート製品を相互連結し一体化し
たことを特徴としている。
【0008】また、本発明のコンクリート製品の連結構
造は、螺子構造によりコンクリート製品を相互連結し一
体化するコンクリート製品の連結構造であって、一方の
コンクリート製品に、その端部に設けた雌螺子部が連結
端面に開口するように埋設した第1定着用棒鋼と、他方
のコンクリート製品に、連結端面及び該連結端面に連続
する一側面に開口する凹陥部を設け、その端部に設けた
雌螺子部が前記凹陥部内に開口するように埋設した第2
定着用棒鋼と、一端に鍔部を有し第2定着用棒鋼の雌螺
子部に螺着した係止部材と、前記第1定着用棒鋼の雌螺
子部に対応する雄螺子部を有し、前記係止部材に遊動自
在に係止された雄螺子部材とを備え、相互の定着用棒鋼
を相対するように夫々のコンクリート製品を組合せ、前
記第1定着用棒鋼の雌螺子部に雄螺子部材を緊締するこ
とによりコンクリート製品を相互連結し一体化したこと
を特徴としている。
造は、螺子構造によりコンクリート製品を相互連結し一
体化するコンクリート製品の連結構造であって、一方の
コンクリート製品に、その端部に設けた雌螺子部が連結
端面に開口するように埋設した第1定着用棒鋼と、他方
のコンクリート製品に、連結端面及び該連結端面に連続
する一側面に開口する凹陥部を設け、その端部に設けた
雌螺子部が前記凹陥部内に開口するように埋設した第2
定着用棒鋼と、一端に鍔部を有し第2定着用棒鋼の雌螺
子部に螺着した係止部材と、前記第1定着用棒鋼の雌螺
子部に対応する雄螺子部を有し、前記係止部材に遊動自
在に係止された雄螺子部材とを備え、相互の定着用棒鋼
を相対するように夫々のコンクリート製品を組合せ、前
記第1定着用棒鋼の雌螺子部に雄螺子部材を緊締するこ
とによりコンクリート製品を相互連結し一体化したこと
を特徴としている。
【0009】上記の如く構成されたコンクリート製品の
連結構造によれば、相互に連結するコンクリート製品
を、その内部に埋設された両定着用棒鋼を相対するよう
に連結端面を当接して組合せ、第2定着用棒鋼に取り付
けられた雄螺子部材を第1定着用棒鋼の雌螺子部に螺合
する時には、両定着用棒鋼の軸線誤差を吸収して容易に
螺合することができ、また、第1定着用棒鋼の雌螺子部
と雄螺子部材の締結時には、熟練を要さない雄螺子部材
の回動操作のみで容易に短時間で締結することができ、
さらに、第1定着用棒鋼の雌螺子部に雄螺子部材を緊締
すれば、相互のコンクリート製品の連結端面に適正な押
圧力を付勢して連結し一体化することができる。
連結構造によれば、相互に連結するコンクリート製品
を、その内部に埋設された両定着用棒鋼を相対するよう
に連結端面を当接して組合せ、第2定着用棒鋼に取り付
けられた雄螺子部材を第1定着用棒鋼の雌螺子部に螺合
する時には、両定着用棒鋼の軸線誤差を吸収して容易に
螺合することができ、また、第1定着用棒鋼の雌螺子部
と雄螺子部材の締結時には、熟練を要さない雄螺子部材
の回動操作のみで容易に短時間で締結することができ、
さらに、第1定着用棒鋼の雌螺子部に雄螺子部材を緊締
すれば、相互のコンクリート製品の連結端面に適正な押
圧力を付勢して連結し一体化することができる。
【0010】さらに、前記第1定着用棒鋼の雌螺子部に
雄螺子部材を緊締した後の状態を保持する保持部材を備
えたことにより、第1定着用棒鋼の雌螺子部に雄螺子部
材を緊締後に保持部材を緊締すれば、連結し一体化した
コンクリート製品に外力が加わった時、連結部に塑性変
形が生じることを抑制することができる。
雄螺子部材を緊締した後の状態を保持する保持部材を備
えたことにより、第1定着用棒鋼の雌螺子部に雄螺子部
材を緊締後に保持部材を緊締すれば、連結し一体化した
コンクリート製品に外力が加わった時、連結部に塑性変
形が生じることを抑制することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】先ず、図1乃至図4を参照して、
本発明の一実施態様の連結構造100を詳述する。
本発明の一実施態様の連結構造100を詳述する。
【0012】図1は本発明の概略説明図であり、図中符
号A,Bは、予め分割して製造したコンクリート製品
(以下分割製品と称す)を示し、両分割製品A,Bは夫
々平板状に形成され、その内部に主筋2,配力筋3,補
助筋4により構成された内部鉄筋1を具備し、連結構造
100(110)により連結し一体化している。
号A,Bは、予め分割して製造したコンクリート製品
(以下分割製品と称す)を示し、両分割製品A,Bは夫
々平板状に形成され、その内部に主筋2,配力筋3,補
助筋4により構成された内部鉄筋1を具備し、連結構造
100(110)により連結し一体化している。
【0013】連結構造100は、図2に示すように第1
定着用棒鋼10,第2定着用棒鋼20,雄螺子部材3
0,係止部材40,保持ナット50により構成されてい
る。
定着用棒鋼10,第2定着用棒鋼20,雄螺子部材3
0,係止部材40,保持ナット50により構成されてい
る。
【0014】第1定着用棒鋼10は、異形鉄筋12と該
異形鉄筋12の端部に摩擦圧接により溶着された雌螺子
部材14とで構成され、雌螺子部材14の一端略中央に
設けた雌螺子部16が連結端面Atに開口すると共に、
前記内部鉄筋1の主筋2と平行に且つ連結端面Atと直
交するように分割製品Aに埋設されている。
異形鉄筋12の端部に摩擦圧接により溶着された雌螺子
部材14とで構成され、雌螺子部材14の一端略中央に
設けた雌螺子部16が連結端面Atに開口すると共に、
前記内部鉄筋1の主筋2と平行に且つ連結端面Atと直
交するように分割製品Aに埋設されている。
【0015】第2定着用棒鋼20は、異形鉄筋22の端
部に雄螺子部26が形成され、雄螺子部26が連結端面
Bt及び側面Bsに開口する凹陥部80に露出すると共
に、前記内部鉄筋1の主筋2と平行に且つ連結端面Bt
と直交するように分割製品Bに埋設されている。
部に雄螺子部26が形成され、雄螺子部26が連結端面
Bt及び側面Bsに開口する凹陥部80に露出すると共
に、前記内部鉄筋1の主筋2と平行に且つ連結端面Bt
と直交するように分割製品Bに埋設されている。
【0016】図1に示した実施例においては、両定着用
棒鋼10,20は、溶着または結束等により内部鉄筋
1,1に夫々接合されているが、内部鉄筋1に接合しな
くてもコンクリートに対する所要の付着力が得られる場
合においては、必ずしも接合する必要はない。なお、両
異形鉄筋12,22の埋設長さや太さは、連結後の製品
に加わる外力等の諸条件に応じて適宜選択される。
棒鋼10,20は、溶着または結束等により内部鉄筋
1,1に夫々接合されているが、内部鉄筋1に接合しな
くてもコンクリートに対する所要の付着力が得られる場
合においては、必ずしも接合する必要はない。なお、両
異形鉄筋12,22の埋設長さや太さは、連結後の製品
に加わる外力等の諸条件に応じて適宜選択される。
【0017】雄螺子部材30は、外周面に第1定着用棒
鋼10の雌螺子部16に対応する雄螺子部36を有し、
基部32の一端略中央から第2定着用棒鋼20の雄螺子
部24より僅かに径大なる遊挿孔34を穿設し、該遊挿
孔34終端の顎部35から雄螺子部26先端に貫通形成
された係止部材40より僅かに径大なる中空部37を有
し、基部の一端外周には歯輪状に形成された工具係合部
39が設けられ、前記第2定着用棒鋼20の雄螺子部2
4の所定位置に取り付けられた係止部材40を介して遊
動自在に係止されている。また、工具係合部39とし
て、基部32の一端外周に断面が六角若しくは八角形状
の部位を設けるか、或いは、基部の中間部外周に複数の
凹部や凸部を設けてもよい。
鋼10の雌螺子部16に対応する雄螺子部36を有し、
基部32の一端略中央から第2定着用棒鋼20の雄螺子
部24より僅かに径大なる遊挿孔34を穿設し、該遊挿
孔34終端の顎部35から雄螺子部26先端に貫通形成
された係止部材40より僅かに径大なる中空部37を有
し、基部の一端外周には歯輪状に形成された工具係合部
39が設けられ、前記第2定着用棒鋼20の雄螺子部2
4の所定位置に取り付けられた係止部材40を介して遊
動自在に係止されている。また、工具係合部39とし
て、基部32の一端外周に断面が六角若しくは八角形状
の部位を設けるか、或いは、基部の中間部外周に複数の
凹部や凸部を設けてもよい。
【0018】また、図示の実施例においては、第1定着
用棒鋼10の雌螺子部16と雄螺子部材30の雄螺子部
36のネジ山、及び第2定着用棒鋼20の雄螺子部24
のネジ山は何れも右ネジであるが、後に詳述する締結時
の緩み防止の為に、第1定着用棒鋼10の雌螺子部16
と雄螺子部材30の雄螺子部36のネジ山を右ネジとし
第2定着用棒鋼20の雄螺子部24のネジ山を左ネジと
したり、或いは、第1定着用棒鋼10の雌螺子部16と
雄螺子部材30の雄螺子部36のネジ山を左ネジとし第
2定着用棒鋼20の雄螺子部24のネジ山を右ネジとし
ても、両分割製品A,Bの連結は実施可能である。
用棒鋼10の雌螺子部16と雄螺子部材30の雄螺子部
36のネジ山、及び第2定着用棒鋼20の雄螺子部24
のネジ山は何れも右ネジであるが、後に詳述する締結時
の緩み防止の為に、第1定着用棒鋼10の雌螺子部16
と雄螺子部材30の雄螺子部36のネジ山を右ネジとし
第2定着用棒鋼20の雄螺子部24のネジ山を左ネジと
したり、或いは、第1定着用棒鋼10の雌螺子部16と
雄螺子部材30の雄螺子部36のネジ山を左ネジとし第
2定着用棒鋼20の雄螺子部24のネジ山を右ネジとし
ても、両分割製品A,Bの連結は実施可能である。
【0019】この連結構造100により両分割製品A,
Bを連結するときは、まず、分割製品Bの第2定着用棒
鋼20の雄螺子部24に、保持ナット50を略最深部ま
で螺入しおき、雄螺子部材30を遊挿した後に、係止部
材40を所定の取付位置まで螺入する。この時、係止部
材40を雄螺子部24に溶着するか、或いは、前述のよ
うに雄螺子部24と雄螺子部材30の雄螺子部34のネ
ジ山を逆にすれば、締結時における係止部材40の取付
位置の変動を防止できる。
Bを連結するときは、まず、分割製品Bの第2定着用棒
鋼20の雄螺子部24に、保持ナット50を略最深部ま
で螺入しおき、雄螺子部材30を遊挿した後に、係止部
材40を所定の取付位置まで螺入する。この時、係止部
材40を雄螺子部24に溶着するか、或いは、前述のよ
うに雄螺子部24と雄螺子部材30の雄螺子部34のネ
ジ山を逆にすれば、締結時における係止部材40の取付
位置の変動を防止できる。
【0020】次に、第1定着用棒鋼10の軸線CL1と
第2定着用棒鋼20の軸線CL2が合致するように、両
分割製品A,Bの連結端面を当接させて組み合わせ、第
2定着用棒鋼20に遊動自在に取り付けられている雄螺
子部材30の雄螺子部36を第1定着用棒鋼10の雌螺
子部16に螺入し、軽く締め付ける。尚、分割製品Aの
連結端面Atに凸部を設け、分割製品Bの連結端面Bt
に該凸部に嵌合する凹部を設けて、両部を嵌合させる
か、或いは、両分割製品A,Bの夫々の連結端面At,
Btに凹部を設けて、該凹部に嵌合する部材を介在させ
れば、両分割製品A,Bの組み合わせ作業の簡易化と共
に、連結後の連結部の耐剪断力を向上することができ
る。
第2定着用棒鋼20の軸線CL2が合致するように、両
分割製品A,Bの連結端面を当接させて組み合わせ、第
2定着用棒鋼20に遊動自在に取り付けられている雄螺
子部材30の雄螺子部36を第1定着用棒鋼10の雌螺
子部16に螺入し、軽く締め付ける。尚、分割製品Aの
連結端面Atに凸部を設け、分割製品Bの連結端面Bt
に該凸部に嵌合する凹部を設けて、両部を嵌合させる
か、或いは、両分割製品A,Bの夫々の連結端面At,
Btに凹部を設けて、該凹部に嵌合する部材を介在させ
れば、両分割製品A,Bの組み合わせ作業の簡易化と共
に、連結後の連結部の耐剪断力を向上することができ
る。
【0021】第2定着用棒鋼20と雄螺子部材30の挿
入孔34との間、及び、係止部材40と雄螺子部材30
の中空部37との間には間隙を設けてあるので、第1定
着用棒鋼10の軸線CL1と第2定着用棒鋼20の軸線
CL2に誤差が生じた場合でも、この誤差を吸収して第
1定着用棒鋼10の雌螺子部16に雄螺子部材30の雄
螺子部36を容易に螺入することができる。
入孔34との間、及び、係止部材40と雄螺子部材30
の中空部37との間には間隙を設けてあるので、第1定
着用棒鋼10の軸線CL1と第2定着用棒鋼20の軸線
CL2に誤差が生じた場合でも、この誤差を吸収して第
1定着用棒鋼10の雌螺子部16に雄螺子部材30の雄
螺子部36を容易に螺入することができる。
【0022】次に、雄螺子部材30の係合部39に図示
省略の専用工具を係合し、所定トルクにて締結すれば、
雄螺子部材30の顎部35が係止部材40の係止面42
に当接し、雄螺子部材30は係止部材40を介して第2
定着用棒鋼20を矢符H方向に引き寄せ、両分割製品
A,Bを所定の圧接状態で連結することができる。
省略の専用工具を係合し、所定トルクにて締結すれば、
雄螺子部材30の顎部35が係止部材40の係止面42
に当接し、雄螺子部材30は係止部材40を介して第2
定着用棒鋼20を矢符H方向に引き寄せ、両分割製品
A,Bを所定の圧接状態で連結することができる。
【0023】さらに、第2定着用棒鋼20の雄螺子部2
4に螺入しておいた保持ナット50を緊締することによ
り、連結し一体化したコンクリート製品に外力が加わっ
た時、第2定着用棒鋼20の雄螺子部24や雄螺子部材
30に塑性変形が生じることを抑制することができる。
4に螺入しておいた保持ナット50を緊締することによ
り、連結し一体化したコンクリート製品に外力が加わっ
た時、第2定着用棒鋼20の雄螺子部24や雄螺子部材
30に塑性変形が生じることを抑制することができる。
【0024】締付工程の完了後、雄螺子部材30の貫通
孔38から、雄螺子部材30と係止部材40との隙間、
及び雄螺子部材30と第2定着用棒鋼20の雌螺子部1
6との隙間に無収縮モルタル等の硬化材を充填し、さら
に、凹陥部80内にも前記硬化材を充填する。これによ
り、連結部における各部材の緩みが防止できると共に、
連結部の耐剪断力を向上することができる。
孔38から、雄螺子部材30と係止部材40との隙間、
及び雄螺子部材30と第2定着用棒鋼20の雌螺子部1
6との隙間に無収縮モルタル等の硬化材を充填し、さら
に、凹陥部80内にも前記硬化材を充填する。これによ
り、連結部における各部材の緩みが防止できると共に、
連結部の耐剪断力を向上することができる。
【0025】次に、図1、及び図5乃至図7を参照し
て、本発明の別の実施態様の連結構造110を詳述す
る。
て、本発明の別の実施態様の連結構造110を詳述す
る。
【0026】連結構造110は、図5に示すように第1
定着用棒鋼10,第2定着用棒鋼25,雄螺子部材3
0,係止部材45,保持ナット50により構成されてい
る。
定着用棒鋼10,第2定着用棒鋼25,雄螺子部材3
0,係止部材45,保持ナット50により構成されてい
る。
【0027】第1定着用棒鋼10は、異形鉄筋12と該
異形鉄筋12の端部に摩擦圧接により溶着された雌螺子
部材14とで構成され、雌螺子部材14の一端略中央に
設けた雌螺子孔16が連結端面Atに開口すると共に、
前記内部鉄筋1の主筋2と平行に且つ連結端面Atと直
交するように分割製品Aに埋設されている。
異形鉄筋12の端部に摩擦圧接により溶着された雌螺子
部材14とで構成され、雌螺子部材14の一端略中央に
設けた雌螺子孔16が連結端面Atに開口すると共に、
前記内部鉄筋1の主筋2と平行に且つ連結端面Atと直
交するように分割製品Aに埋設されている。
【0028】第2定着用棒鋼25は、異形鉄筋27と該
異形鉄筋27の端部に摩擦圧接により溶着された雌螺子
部材29とで構成され、雌螺子部材29の一端略中央に
設けた雌螺子穴28が連結端面Bt及び側面Bsに開口
する凹陥部80に開口すると共に、前記内部鉄筋1の主
筋2と平行に且つ連結端面Btと直交するように分割製
品Bに埋設されている。
異形鉄筋27の端部に摩擦圧接により溶着された雌螺子
部材29とで構成され、雌螺子部材29の一端略中央に
設けた雌螺子穴28が連結端面Bt及び側面Bsに開口
する凹陥部80に開口すると共に、前記内部鉄筋1の主
筋2と平行に且つ連結端面Btと直交するように分割製
品Bに埋設されている。
【0029】両定着用棒鋼10,25は、前述の連結構
造100と同様に、溶着または結束等により内部鉄筋
1,1に夫々接合されているが、内部鉄筋1に接合しな
くてもコンクリートに対する所要の付着力が得られる場
合においては、必ずしも接合する必要はなく、また、両
異形鉄筋12,27の埋設長さや太さは、連結後の製品
に加わる外力等の諸条件に応じて適宜選択される。
造100と同様に、溶着または結束等により内部鉄筋
1,1に夫々接合されているが、内部鉄筋1に接合しな
くてもコンクリートに対する所要の付着力が得られる場
合においては、必ずしも接合する必要はなく、また、両
異形鉄筋12,27の埋設長さや太さは、連結後の製品
に加わる外力等の諸条件に応じて適宜選択される。
【0030】係止部材45は、第2定着用棒鋼25の雌
螺子穴28に対応する雄螺子48の一端に鍔部46を有
し、第2定着用棒鋼25に取り付けられている。
螺子穴28に対応する雄螺子48の一端に鍔部46を有
し、第2定着用棒鋼25に取り付けられている。
【0031】雄螺子部材30は、外周面に第1定着用棒
鋼10の雌螺子部16に対応する雄螺子部36を有し、
基部32の一端略中央から係止部材45の雄螺子48よ
り僅かに径大なる遊挿孔34を穿設し、該遊挿孔34終
端の顎部35から雄螺子部26先端に貫通形成された係
止部材45の鍔部46より僅かに径大なる中空部37を
有し、基部の一端外周には歯輪状に形成された工具係合
部39が設けられ、前記第2定着用棒鋼20の所定位置
に取り付けられた係止部材45を介して遊動自在に係止
されている。また、工具係合部39として、基部32の
一端外周に断面が六角若しくは八角形状の部位を設ける
か、或いは、基部の中間部外周に複数の凹部や凸部を設
けてもよい。
鋼10の雌螺子部16に対応する雄螺子部36を有し、
基部32の一端略中央から係止部材45の雄螺子48よ
り僅かに径大なる遊挿孔34を穿設し、該遊挿孔34終
端の顎部35から雄螺子部26先端に貫通形成された係
止部材45の鍔部46より僅かに径大なる中空部37を
有し、基部の一端外周には歯輪状に形成された工具係合
部39が設けられ、前記第2定着用棒鋼20の所定位置
に取り付けられた係止部材45を介して遊動自在に係止
されている。また、工具係合部39として、基部32の
一端外周に断面が六角若しくは八角形状の部位を設ける
か、或いは、基部の中間部外周に複数の凹部や凸部を設
けてもよい。
【0032】また、図示の実施例においては、第1定着
用棒鋼10の雌螺子部16と雄螺子部材30の雄螺子部
36のネジ山、及び第2定着用棒鋼25の雌螺子穴28
と係止部材45の雄螺子48のネジ山は何れも右ネジで
あるが、後に詳述する締結時の緩み防止の為に、第1定
着用棒鋼10の雌螺子部16と雄螺子部材30の雄螺子
部36のネジ山を右ネジとして、第2定着用棒鋼25の
雌螺子穴28と係止部材45の雄螺子48のネジ山を左
ネジとしたり、或いは、第1定着用棒鋼10の雌螺子部
16と雄螺子部材30の雄螺子部36のネジ山を左ネジ
として、第2定着用棒鋼25の雌螺子穴28と係止部材
45の雄螺子48のネジ山を右ネジとしても、両分割製
品A,Bの連結は実施可能である。
用棒鋼10の雌螺子部16と雄螺子部材30の雄螺子部
36のネジ山、及び第2定着用棒鋼25の雌螺子穴28
と係止部材45の雄螺子48のネジ山は何れも右ネジで
あるが、後に詳述する締結時の緩み防止の為に、第1定
着用棒鋼10の雌螺子部16と雄螺子部材30の雄螺子
部36のネジ山を右ネジとして、第2定着用棒鋼25の
雌螺子穴28と係止部材45の雄螺子48のネジ山を左
ネジとしたり、或いは、第1定着用棒鋼10の雌螺子部
16と雄螺子部材30の雄螺子部36のネジ山を左ネジ
として、第2定着用棒鋼25の雌螺子穴28と係止部材
45の雄螺子48のネジ山を右ネジとしても、両分割製
品A,Bの連結は実施可能である。
【0033】この連結構造110により両分割製品A,
Bを連結するときは、まず、連結前の工程として、予め
係止部材45の雄螺子48に雄螺子部材30を遊挿しお
き、保持ナット50を螺入しておく。次に、雄螺子部材
30と保持ナット50を取り付けた係止部材45を、分
割製品Bの第2定着用棒鋼20の雌螺子穴28に、係止
部材45の雄螺子48を所定の取付位置まで螺入する。
この時、係止部材45を第2定着用棒鋼20の雌螺子部
材29に溶着するか、或いは、前述のように第1定着用
棒鋼10の雌螺子部16と雄螺子部材30の雄螺子部3
6のネジ山と、第2定着用棒鋼25の雌螺子穴28と係
止部材45の雄螺子48のネジ山を逆にすれば、締結時
における係止部材40の取付位置の変動を防止できる。
Bを連結するときは、まず、連結前の工程として、予め
係止部材45の雄螺子48に雄螺子部材30を遊挿しお
き、保持ナット50を螺入しておく。次に、雄螺子部材
30と保持ナット50を取り付けた係止部材45を、分
割製品Bの第2定着用棒鋼20の雌螺子穴28に、係止
部材45の雄螺子48を所定の取付位置まで螺入する。
この時、係止部材45を第2定着用棒鋼20の雌螺子部
材29に溶着するか、或いは、前述のように第1定着用
棒鋼10の雌螺子部16と雄螺子部材30の雄螺子部3
6のネジ山と、第2定着用棒鋼25の雌螺子穴28と係
止部材45の雄螺子48のネジ山を逆にすれば、締結時
における係止部材40の取付位置の変動を防止できる。
【0034】次に、第1定着用棒鋼10の軸線CL1と
第2定着用棒鋼25の軸線CL2が合致するように、両
分割製品A,Bの連結端面を当接させて組み合わせ、第
2定着用棒鋼25に係合部材45を介して遊動自在に取
り付けられている雄螺子部材30の雄螺子部36を第1
定着用棒鋼10の雌螺子部16に螺入し、軽く締め付け
る。尚、分割製品Aの連結端面Atに凸部を設け、分割
製品Bの連結端面Btに該凸部に嵌合する凹部を設け
て、両部を嵌合させるか、或いは、両分割製品A,Bの
夫々の連結端面At,Btに凹部を設けて、該凹部に嵌
合する部材を介在させれば、両分割製品A,Bの組み合
わせ作業の簡易化と共に、連結後の連結部の耐剪断力を
向上することができる。
第2定着用棒鋼25の軸線CL2が合致するように、両
分割製品A,Bの連結端面を当接させて組み合わせ、第
2定着用棒鋼25に係合部材45を介して遊動自在に取
り付けられている雄螺子部材30の雄螺子部36を第1
定着用棒鋼10の雌螺子部16に螺入し、軽く締め付け
る。尚、分割製品Aの連結端面Atに凸部を設け、分割
製品Bの連結端面Btに該凸部に嵌合する凹部を設け
て、両部を嵌合させるか、或いは、両分割製品A,Bの
夫々の連結端面At,Btに凹部を設けて、該凹部に嵌
合する部材を介在させれば、両分割製品A,Bの組み合
わせ作業の簡易化と共に、連結後の連結部の耐剪断力を
向上することができる。
【0035】係止部材45の雄螺子48と雄螺子部材3
0の挿入孔34との間、及び、係止部材45の顎部46
と雄螺子部材30の中空部37との間には間隙を設けて
あるので、第1定着用棒鋼10の軸線CL1と第2定着
用棒鋼25の軸線CL2に誤差が生じた場合でも、この
誤差を吸収して第1定着用棒鋼10の雌螺子部16に雄
螺子部材30の雄螺子部36を容易に螺入することがで
きる。
0の挿入孔34との間、及び、係止部材45の顎部46
と雄螺子部材30の中空部37との間には間隙を設けて
あるので、第1定着用棒鋼10の軸線CL1と第2定着
用棒鋼25の軸線CL2に誤差が生じた場合でも、この
誤差を吸収して第1定着用棒鋼10の雌螺子部16に雄
螺子部材30の雄螺子部36を容易に螺入することがで
きる。
【0036】次に、雄螺子部材30の係合部39に図示
省略の専用工具を係合し、所定トルクにて締結すれば、
雄螺子部材30の顎部35が係止部材45の係止面47
に当接し、雄螺子部材30は係止部材45を介して第2
定着用棒鋼25を矢符H方向に引き寄せ、両分割製品
A,Bを所期の圧接状態で連結することができる。
省略の専用工具を係合し、所定トルクにて締結すれば、
雄螺子部材30の顎部35が係止部材45の係止面47
に当接し、雄螺子部材30は係止部材45を介して第2
定着用棒鋼25を矢符H方向に引き寄せ、両分割製品
A,Bを所期の圧接状態で連結することができる。
【0037】さらに、係止部材45の雄螺子48に螺入
しておいた保持ナット50を緊締することにより、連結
し一体化したコンクリート製品に外力が加わった時、係
止部材45の雄螺子48や雄螺子部材30に塑性変形が
生じることを抑制することができる。
しておいた保持ナット50を緊締することにより、連結
し一体化したコンクリート製品に外力が加わった時、係
止部材45の雄螺子48や雄螺子部材30に塑性変形が
生じることを抑制することができる。
【0038】締付工程の完了後、雄螺子部材30の貫通
孔38から、雄螺子部材30と係止部材45との隙間、
及び雄螺子部材30と第2定着用棒鋼20の雌螺子部1
6との隙間に無収縮モルタル等の硬化材を充填し、さら
に、凹陥部80内にも前記硬化材を充填する。これによ
り、連結部における各部材の緩みが防止できると共に、
連結部の耐剪断力を向上することができる。
孔38から、雄螺子部材30と係止部材45との隙間、
及び雄螺子部材30と第2定着用棒鋼20の雌螺子部1
6との隙間に無収縮モルタル等の硬化材を充填し、さら
に、凹陥部80内にも前記硬化材を充填する。これによ
り、連結部における各部材の緩みが防止できると共に、
連結部の耐剪断力を向上することができる。
【0039】このように、本発明のコンクリート製品の
連結構造100(110)によれば、相対する定着用棒
鋼の位置の誤差に関わらず容易に連結することができ、
また、雄螺子部材の回動操作のみでコンクリート製品の
連結端面に適正な押圧力を付勢して均一に連結すること
ができ、さらに、連結後のコンクリート製品に対して外
部から力を受けても連結部に緩みが生じることなく、長
期にわたり連結状態を維持することができる。
連結構造100(110)によれば、相対する定着用棒
鋼の位置の誤差に関わらず容易に連結することができ、
また、雄螺子部材の回動操作のみでコンクリート製品の
連結端面に適正な押圧力を付勢して均一に連結すること
ができ、さらに、連結後のコンクリート製品に対して外
部から力を受けても連結部に緩みが生じることなく、長
期にわたり連結状態を維持することができる。
【0040】また、連結前の分割製品の各螺子部に防錆
材を塗布するか、或いは、被覆キャップ等を取り付けて
おけば、保管場所でのストック時や施工現場への搬送時
における各螺子部の腐食・破損等を防止し、連結時にお
ける連結作業を潤滑に進めることができる。
材を塗布するか、或いは、被覆キャップ等を取り付けて
おけば、保管場所でのストック時や施工現場への搬送時
における各螺子部の腐食・破損等を防止し、連結時にお
ける連結作業を潤滑に進めることができる。
【0041】図8は、本発明を適用して連結したコンク
リート製品の説明図である。図8(a)は、本発明を大
型の暗渠ブロックABに適用した例を示し、暗渠ブロッ
クABは、予め分割して製造した底版ブロックDB1
と、左右側板ブロックDB2,DB2と、頂版ブロック
DB3により構成されている。左右側板ブロックDB
2,DB2の内部には第1定着用棒鋼が埋設され、底版
ブロックDB1と頂版ブロックDB3の内部には第2定
着用棒鋼が埋設され、前述の連結構造100(110)
によって相互連結し一体化されている。尚、図中網かけ
部は,締結作業の完了後に、各凹陥部80内に充填した
硬化材を示している。
リート製品の説明図である。図8(a)は、本発明を大
型の暗渠ブロックABに適用した例を示し、暗渠ブロッ
クABは、予め分割して製造した底版ブロックDB1
と、左右側板ブロックDB2,DB2と、頂版ブロック
DB3により構成されている。左右側板ブロックDB
2,DB2の内部には第1定着用棒鋼が埋設され、底版
ブロックDB1と頂版ブロックDB3の内部には第2定
着用棒鋼が埋設され、前述の連結構造100(110)
によって相互連結し一体化されている。尚、図中網かけ
部は,締結作業の完了後に、各凹陥部80内に充填した
硬化材を示している。
【0042】図8(b)は、本発明を大型の水路ブロッ
クYBに適用した例を示し、水路ブロックYBは、予め
分割して製造したL型ブロックDB4,DB4と、底版
ブロックDB5により構成されている。L型ブロックD
B4,DB4の内部には第1定着用棒鋼が埋設され、底
版ブロックDB5の内部には第2定着用棒鋼が埋設さ
れ、前述の連結構造100(110)によって相互連結
し一体化されている。尚、図中網かけ部は、締結作業の
完了後に、各凹陥部80内に充填した硬化材を示してい
る。
クYBに適用した例を示し、水路ブロックYBは、予め
分割して製造したL型ブロックDB4,DB4と、底版
ブロックDB5により構成されている。L型ブロックD
B4,DB4の内部には第1定着用棒鋼が埋設され、底
版ブロックDB5の内部には第2定着用棒鋼が埋設さ
れ、前述の連結構造100(110)によって相互連結
し一体化されている。尚、図中網かけ部は、締結作業の
完了後に、各凹陥部80内に充填した硬化材を示してい
る。
【0043】
【発明の効果】本発明のコンクリート製品の連結構造
は、以上詳述の如く構成されているので、相対する定着
用棒鋼の位置の誤差に関わらず容易に連結することがで
き、また、雄螺子部材の回動操作のみでコンクリート製
品の連結端面に適正な押圧力を付勢して均一に連結する
ことができ、さらに、連結後のコンクリート製品に対し
て外部から力を受けても連結部に緩みが生じることな
く、長期にわたり連結状態を維持できる等の効果があ
る。
は、以上詳述の如く構成されているので、相対する定着
用棒鋼の位置の誤差に関わらず容易に連結することがで
き、また、雄螺子部材の回動操作のみでコンクリート製
品の連結端面に適正な押圧力を付勢して均一に連結する
ことができ、さらに、連結後のコンクリート製品に対し
て外部から力を受けても連結部に緩みが生じることな
く、長期にわたり連結状態を維持できる等の効果があ
る。
【図1】本発明の概略説明図
【図2】本発明の一実施態様の連結構造を示す断面図
【図3】図2に示す連結構造の作用説明図
【図4】図2に示す連結構造の分解斜視図
【図5】本発明の別の実施態様の連結構造を示す断面図
【図6】図5に示す連結構造の作用説明図
【図7】図5に示す連結構造の分解斜視図
【図8】本発明を適用して連結したコンクリート製品の
説明図
説明図
【図9】従来技術の説明図
【符号の説明】 A−分割製品(一方のコンクリート製品) B−分割製品(他方のコンクリート製品) 10−第1定着用棒鋼 12−異形鉄筋 16−雌螺子部 20−第2定着用棒鋼 22−異形鉄筋 24−雄螺子部 30−雄螺子部材 34−遊挿孔 36−雄螺子部 40−係止部材 50−保持ナット 80−凹陥部 100−連結構造
Claims (3)
- 【請求項1】 螺子構造によりコンクリート製品を相互
連結し一体化するコンクリート製品の連結構造であっ
て、 一方のコンクリート製品に、その端部に設けた雌螺子部
が連結端面に開口するように埋設した第1定着用棒鋼
と、他方のコンクリート製品に、その端部に設けた雄螺
子部が連結端面及び該連結端面に連続する一側面に開口
する凹陥部内で露出するように埋設した第2定着用棒鋼
と、前記第1定着用棒鋼の雌螺子部に対応する雄螺子部
を有し、前記第2定着用棒鋼の雄螺子部に遊動自在に係
止された雄螺子部材とを備え、 相互の定着用棒鋼を相対するように夫々のコンクリート
製品を組合せ、前記雌螺子部に雄螺子部材を緊締するこ
とによりコンクリート製品を相互連結し一体化した、こ
とを特徴とするコンクリート製品の連結構造。 - 【請求項2】 螺子構造によりコンクリート製品を相互
連結し一体化するコンクリート製品の連結構造であっ
て、 一方のコンクリート製品に、その端部に設けた雌螺子部
が連結端面に開口するように埋設した第1定着用棒鋼
と、他方のコンクリート製品に、連結端面及び該連結端
面に連続する一側面に開口する凹陥部を設け、その端部
に設けた雌螺子部が前記凹陥部内に開口するように埋設
した第2定着用棒鋼と、一端に鍔部を有し第2定着用棒
鋼の雌螺子部に螺着した係止部材と、前記第1定着用棒
鋼の雌螺子部に対応する雄螺子部を有し、前記係止部材
に遊動自在に係止された雄螺子部材とを備え、 相互の定着用棒鋼を相対するように夫々のコンクリート
製品を組合せ、前記第1定着用棒鋼の雌螺子部に雄螺子
部材を緊締することによりコンクリート製品を相互連結
し一体化した、ことを特徴とするコンクリート製品の連
結構造。 - 【請求項3】 前記第1定着用棒鋼の雌螺子部に雄螺子
部材を緊締した後の状態を保持する保持ナットを備え
る、ことを特徴とする請求項1または2記載のコンクリ
ート製品の連結構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11132077A JP2000320023A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | コンクリート製品の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11132077A JP2000320023A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | コンクリート製品の連結構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000320023A true JP2000320023A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15072982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11132077A Pending JP2000320023A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | コンクリート製品の連結構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000320023A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101510429B1 (ko) | 2014-09-30 | 2015-04-13 | 주식회사 피엘테크코리아 | Pc강선을 이용한 물탱크의 내부보강장치 |
| JP2015521698A (ja) * | 2012-06-27 | 2015-07-30 | エム3エス ホールディングス ピーティーワイ リミテッドM3S Holdings Pty Ltd | 組合せ補強カプラおよび支柱整列装置 |
| KR20200053874A (ko) * | 2018-11-09 | 2020-05-19 | 서울대학교산학협력단 | 원심 성형 중공 사각 pc 기둥 및 이의 제조 방법 |
| WO2021157955A1 (ko) * | 2020-02-06 | 2021-08-12 | 서울대학교 산학협력단 | 모듈형 진동 저감 pc 슬래브 |
| US12129653B2 (en) | 2020-02-06 | 2024-10-29 | Seoul National University R&Db Foundation | Variable assembly PC member |
-
1999
- 1999-05-13 JP JP11132077A patent/JP2000320023A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015521698A (ja) * | 2012-06-27 | 2015-07-30 | エム3エス ホールディングス ピーティーワイ リミテッドM3S Holdings Pty Ltd | 組合せ補強カプラおよび支柱整列装置 |
| KR101510429B1 (ko) | 2014-09-30 | 2015-04-13 | 주식회사 피엘테크코리아 | Pc강선을 이용한 물탱크의 내부보강장치 |
| KR20200053874A (ko) * | 2018-11-09 | 2020-05-19 | 서울대학교산학협력단 | 원심 성형 중공 사각 pc 기둥 및 이의 제조 방법 |
| KR102159092B1 (ko) * | 2018-11-09 | 2020-09-23 | 서울대학교산학협력단 | 원심 성형 중공 사각 pc 기둥 및 이의 제조 방법 |
| WO2021157955A1 (ko) * | 2020-02-06 | 2021-08-12 | 서울대학교 산학협력단 | 모듈형 진동 저감 pc 슬래브 |
| KR20210100376A (ko) * | 2020-02-06 | 2021-08-17 | 서울대학교산학협력단 | 모듈형 진동 저감 pc 슬래브 |
| KR102343409B1 (ko) * | 2020-02-06 | 2021-12-24 | 서울대학교 산학협력단 | 모듈형 진동 저감 pc 슬래브 |
| US12129653B2 (en) | 2020-02-06 | 2024-10-29 | Seoul National University R&Db Foundation | Variable assembly PC member |
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Legal Events
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