JP2000320194A - 擬木柵における横木の取り付け構造 - Google Patents

擬木柵における横木の取り付け構造

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JP2000320194A
JP2000320194A JP11132405A JP13240599A JP2000320194A JP 2000320194 A JP2000320194 A JP 2000320194A JP 11132405 A JP11132405 A JP 11132405A JP 13240599 A JP13240599 A JP 13240599A JP 2000320194 A JP2000320194 A JP 2000320194A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分解が容易で安全に装着でき、かつ横木の回
動が防止できる擬木柵における横木の取り付け構造を提
供すること。 【解決手段】 支柱11の外周にそれぞれ第1及び第2
の凹部20,21を形成し、同両凹部20,21の底面
23,24に開口する透孔25に連結ボルト37を挿通
させる。連結ボルト37の頭部38と同第1の凹部20
の底面23間に筒体40を配置し、連結ボルト37の雄
ねじ39aをキャップ34の雌ねじ36aに螺合させ、
筒体40を頭部38によって底面23に対して圧縮して
押圧状態とする。この状態で第1及び第2の凹部20,
21に横木12の前端部A及び後端部Bを嵌合させ前端
部Aに形成した挿通孔29内の固定ボルト43を締め上
げていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、公園や牧場、あ
るいは遊歩道等において所定の領域を区画するために配
置される柵であって外観を木に似せた支柱と横木とを組
み合わせて構築する擬木柵における支柱への横木の取り
付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来から公園や牧場、あるいは遊歩道
等において所定の領域を区画するために擬木柵が使用さ
れている。擬木柵は外観を木に似せた支柱と横木とを組
み合わせて構築されており、木材資源の節約と木柵に比
べて耐久性がよい点から近年多く用いられるようになっ
ている。このような擬木柵は支柱に凹部を形成し、一対
の支柱の凹部間に横木を掛け渡し、横木が凹部から脱落
しないように構築していく。擬木柵の構築手段としては
種々の改良がなされているが、例えば、特開平6−11
7150号の公報には支柱に対する横木の回り止め技術
が開示されている。同開示された技術においては図7に
示すようなワッシャ51の周縁に切れ目52を形成し、
折れ目53に沿ってワッシャ51の表裏方向に交互に折
り曲げて図8に示すような係止爪55を形成させる。そ
して、図9に示すように、このようなワッシャ51を支
柱56の凹部底面57と横木58の木口面59との間に
配置し、ボルト60とナット61との締結関係によって
横木58を凹部底面57側に押圧し支柱56の凹部底面
57と横木58の木口面59のそれぞれにワッシャ51
の係止爪55を食い込ませるようにしている。これによ
って横木58の支柱56からの脱落がなくなりかつ回動
も防止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、この
従来の横木58の取り付け構造では次のような問題があ
る。すなわち、係止爪55が横木58及び支柱56にし
っかりと食い込んでしまうため、構築した擬木柵を分解
する際の作業効率が悪くなってしまうこととなる。ま
た、分解した状態でワッシャ51は支柱56の凹部底面
57か横木58の木口面59のいずれかに張り付いてお
り、ワッシャ51を回収するために係止爪55で怪我を
しないように注意しながら取り外す必要がある。また、
何度も分解・構築を繰り返すと凹部底面57や木口面5
9が係止爪55で削られ十分な回動防止効果を得られな
くなってしまうこととなっていた。本発明は、このよう
な従来の技術に存在する問題点に着目してなされたもの
である。その目的は、分解が容易で安全に装着でき、か
つ横木の回動が防止できる擬木柵における横木の取り付
け構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
めに、請求項1の発明では、立設する複数の支柱間に横
木を掛け渡して構成する擬木柵における同横木の同支柱
への取り付け構造において、前記支柱外周の表裏の関係
となる位置にそれぞれ第1及び第2の凹部を形成し、同
両凹部の底面に開口する両凹部間を連通する連通孔に一
側に押圧部が形成され他側に第1のねじ手段が形成され
た連結桿を挿通させ、前記第1の凹部側に同押圧部を配
置し前記第2の凹部側に同第1のねじ手段を配置すると
ともに、同連結桿の外周であって同押圧部と同第1の凹
部の底面間に筒体を配置する一方、前記第1及び第2の
凹部にはそれぞれ木口面に開口された中空部を有する第
1及び第2の横木の端部を前記連結桿が同中空部内に収
納されるように嵌合させ、同第2の横木に形成された第
2のねじ手段と前記第1のねじ手段とを螺合させること
で前記押圧部を同支柱側に移動させ前記筒体を前記第1
の凹部の底面に対して押圧し、同押圧状態で同第1の横
木と同筒体との間に同第1の横木と同筒体との相対回動
を規制する固定部材を介在させたことをその要旨とす
る。
【0005】このような構成では、連結桿の第1のねじ
手段と第2の横木の端部寄りに形成された第2のねじ手
段とを締結関係とする。例えば第1のねじ手段として雄
ねじ、第2のねじ手段として雌ねじが挙げられる。締結
することによって連結桿とともに押圧部が支柱方向に移
動すると筒体を前記第1の凹部の底面に対して押圧する
こととなる。これによって筒体は支柱に対する摩擦力に
よって回動不能とされる。更にこの締結によって第1の
横木は第1の凹部の底面方向に、第2の横木は第2の凹
部の底面方向に押しつけられるため両横木が第1及び第
2の凹部から脱落することがない。第1の横木の中空部
内に筒体を含めて連結桿が収納され、この第1の横木と
筒体との間に固定部材を介在させて第1の横木と筒体と
を固定する。すると第1の横木の軸方向及び周方向への
移動が防止される。すなわち、第1の横木は支柱に対し
て回動することなく保持される。ここに、横木は1本の
横木の先端側を第1の横木とし後端側を第2の横木とし
て一対の支柱間に配置するものと考えてもよい。また、
第1の横木と第2の横木とはそれぞれ別体の横木である
と考えてもよい。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明の構
成に加え、前記固定部材を前記第1の横木側に形成され
たねじ孔に螺着されたねじ部材とし、同ねじ部材先端を
前記筒体側面に当接させるようにしたことをその要旨と
する。このような構成では、請求項1の発明の作用に加
え第1の横木の軸方向及び周方向への移動の防止を第1
の横木側に形成されたねじ孔に螺着されたねじ部材をね
じ孔にねじ込んでねじ部材先端を筒体側面に当接させる
ことにより行う。ねじ部材先端は筒体側面に当接し、同
側面に強く押し当てられる。ここに、強く押し当てられ
ることによるねじ部材先端と筒体との間の摩擦と食い込
みによって第1の横木が回動不能に保持される。
【0007】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明の構成に加え、前記筒体を可撓性のある合成樹脂より
構成するようにしたことをその要旨とする。このような
構成では、請求項1又は2の発明の作用に加え、筒体を
圧縮して支柱に押圧することで筒体が第1の凹部の底面
に密着し、強い摩擦力で筒体が回動不能に保持される。
【0008】
【発明の効果】請求項1の発明では、第1の横木は固定
部材を介在して筒体に固定され、その筒体は更に支柱に
対して固定されるため、横木は支柱に対して回動するこ
となく保持される。また、第1の横木は第1の凹部の底
面方向に、第2の横木は第2の凹部の底面方向に押しつ
けられるため両横木が第1及び第2の凹部から脱落する
ことがない。請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加えねじ部材をねじ孔にねじ込んでねじ部材先端を
筒体側面に当接させることにより第1の横木を回動不能
とするようにしたため、簡単に第1の横木の固定がで
き、擬木柵を分解する作業も迅速化する。請求項3の発
明では、請求項1又は2の発明の構成に加え、強い摩擦
力で筒体が回動不能に保持される結果、第1の横木がよ
り回動しにくくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の擬木柵における
横木の取り付け構造の具体的な実施の形態を図1〜図6
に基づいて説明する。まず、図3に基づいて擬木柵の概
要について説明する。擬木柵15は支柱11、横木12
及び副横木13とを組み合わせて構築されている。支柱
11は所定間隔に直列に配置され、前後一対の支柱11
間に横木12が掛け渡されている。擬木柵15の端部に
位置する支柱11には副横木13が装着されている。支
柱11、横木12及び副横木13は合成樹脂製の筒体よ
り構成されており、各々の露出された外周面及び木口面
は木の肌に似せた風合いとされている。
【0010】次に、各部材の構成及び各部材同士の取り
付け構造についてより詳しく説明する。図3に示すよう
に、支柱11は地面に立設されている。支柱11の基部
は地中の割栗石16上に配置された基礎フーチング部1
7によって保持されている。図1〜図5に示すように、
支柱11の内部には軸方向中央に沿って中空部18が形
成されている。中空部18は支柱11の基端側木口面に
開口されており(図示せず)、上端側木口面11a側は
開口されず封塞されている。支柱11の上端寄りであっ
て中空部18を挟んだ対抗する外周面上には第1及び第
2の凹部20、21が形成されている。両凹部20、2
1の第1及び第2の底面23、24にはそれぞれ透孔2
5、26が形成されている。図1〜図4に示すように、
同第1及び第2の凹部20、21にはそれぞれ横木12
の前端部Aと後端部Bが嵌合されている。横木12の内
部には軸方向中央に沿って中空部27が形成されてい
る。中空部27には横木12の前後小口面12a、12
bに開口する開口部28が形成されている。両開口部2
8寄りの中空部27は外方ほど拡径されたテーパ部27
aが形成されている。横木12の前端部A寄りの外周に
は固定ボルト挿通孔29が形成されている。同挿通孔2
9は前記中空部27に連通されている。同挿通孔29の
前記中空部27に面した位置には小凹部30が形成され
ている。中空部27内には同中空部27内周面と接する
ように合金製の補強用パイプ31が装着されている。同
パイプ31の前端寄りには補強板32が固着されてお
り、同補強板32は前記小凹部30内に嵌合されてい
る。補強用パイプ31及び補強板32には前記挿通孔2
9と合致する位置に透孔33が形成されている。透孔3
3の内周面には雌ねじ33aが形成されている。尚、こ
のような構成の挿通孔29は図1に示すように横木12
の装着状態で真下側に向いている。
【0011】図1〜図5に示すように、横木12の後端
部B側の補強用パイプ31にはキャップ34が固着され
ている。キャップ34は補強用パイプ31の内径に対応
した外径を有する皿状部材とされ、底面35の中央に透
孔36が形成されている。透孔36の内周面には雌ねじ
36aが形成されている。前記第1及び第2の凹部2
0、21の第1及び第2の底面23、24に形成された
透孔25、26には連結ボルト37が挿通されている。
連結ボルト37は断面正六角形の頭部38と、棒状の本
体39とにより構成され、本体39の先端寄り外周には
雄ねじ39aが形成されている。同頭部38と前記第1
の凹部20の第1の底面23と間にはワッシャ41を介
して発泡ポリエチレン製の筒体40が配設されている。
連結ボルト37の本体39に形成された雄ねじ39aは
前記キャップ34の底面35の透孔36の雌ねじ36a
に螺合されている。その結果、筒体40は連結ボルト3
7の頭部38と第1の凹部20の第1の底面23との間
で圧縮され、同第1の底面23に対して押圧状態とされ
ている。これによって、横木12の後端部Bは筒体40
の圧縮に対する反力によって連結ボルト37はねじが緩
む方向に回動しにくくなる。すなわち横木12はキャッ
プ34を介して第2の凹部21方向に引き寄せられてい
ることとなり、横木12の後端部B側が第2の凹部21
から脱落しにくくなる。また、筒体40と第1の凹部2
0との摩擦により横木12の後端部Bの回動が阻止され
ている。
【0012】前記横木12の固定ボルト挿通孔29内で
あって補強用パイプ31及び補強板32に形成された透
孔33には固定ボルト43が装着されている。固定ボル
ト43の先端には山部44が形成されている。固定ボル
ト43の基端面には六角レンチが係合される六角凹部4
5が形成されている。固定ボルト43の外周面には雄ね
じ43aが形成されている。図1及び図5に示すよう
に、固定ボルト43の雄ねじ43aは透孔33の雌ねじ
33aに螺合されている。その結果、固定ボルト43の
山部44が筒体40に当接させられて筒体40の外周に
食い込んでいる。したがって、横木12の前端部Aはこ
の固定ボルト43を介して筒体40に対して回動不能に
保持され、筒体40は支柱11の第1の底面23に対し
て押圧され摩擦力で自身は回動することはない。
【0013】次に、副横木13の構成と副横木13の支
柱11に対する取り付け構造について説明する。尚、支
柱11の構成については上記と同じであるため説明を省
略する。図4に示すように、第1の凹部20には副横木
13の前端部Aが嵌合されている。副横木13の内部に
は軸方向中央に沿って中空部27が形成されている。中
空部27は副横木13の前端部A側に小口面13aに開
口されて開口部28が形成されており、基端側木口面1
3b側は開口されず封塞されている。開口部28寄りの
中空部27は外方ほど拡径されたテーパ部27aが形成
されている。副横木13の前端部A寄りの外周には固定
ボルト挿通孔29が形成されている。同固定ボルト挿通
孔29、小凹部30、補強用パイプ31及び補強板32
の構成については上記横木12と同様であるため同じ符
号を付して説明を省略する。
【0014】図4に示すように、横木12の後端部B側
の補強用パイプ31にはキャップ34が固着されてい
る。キャップ34の構成は上記と同様であるため省略す
る。第1及び第2の凹部20、21の第1及び第2の底
面23、24に形成された透孔25、26には連結ボル
ト37が挿通されている。連結ボルト37の構成は上記
と同様であるため省略する。連結ボルト37の頭部38
と前記第1の凹部20の第1の底面23と間にはワッシ
ャ41を介して上記筒体40が配設されている。連結ボ
ルト37の本体39に形成された雄ねじ39aは前記キ
ャップ34の底面35の透孔36の雌ねじ36aに螺合
されている。その結果、筒体40は連結ボルト37の頭
部38と第1の凹部20の第1の底面23との間で圧縮
され、同第1の底面23に対して押圧状態とされてい
る。
【0015】前記副横木13の固定ボルト挿通孔29内
であって補強用パイプ31及び補強板32に形成された
透孔33には固定ボルト43が装着されている。固定ボ
ルト43の構成は上記と同様であるため省略する。固定
ボルト43の雄ねじ43aは透孔33の雌ねじ33aに
螺合されている。その結果、固定ボルト43の山部44
が筒体40に当接させられて筒体40の外周に食い込ん
でいる。したがって、副横木13はこの固定ボルト43
を介して筒体40に対して回動不能に保持され、筒体4
0は支柱11の第1の底面23に対して押圧されて自身
は回動することはない。
【0016】次に、このように構成された擬木柵におけ
る横木の取り付け作業について説明する。まず図2に示
すように支柱11の第2の凹部21に横木12の後端部
Bを嵌合させておく。一方、連結ボルト37には筒体4
0を装着し、同ボルト37を第1の凹部20の第1の底
面23側から透孔25に挿入させ、第2の底面24の透
孔26から突出させる。そして、連結ボルト37先端を
キャップ34の底面35の透孔36に対峙させ、連結ボ
ルト37側の雄ねじ39aをキャップ34側の雌ねじ3
2aに螺合させていく。そして、連結ボルト37を締め
上げて筒体40を圧縮して第1の底面23に押圧する。
尚、本実施の形態では筒体40は圧縮された状態で容積
が外周方向に増大し、若干補強用パイプ31の径よりも
大径とされるようにしている。次いで、第1の凹部20
に横木12の前端部Aを固定ボルト挿通孔29が真下と
なる向きで筒体40が補強用パイプ31に挿入されるよ
うに嵌合させる。ここで、筒体40は圧縮されて補強用
パイプ31の径よりも若干大径とされているため、横木
12は無理嵌め状態に嵌合される。このとき、横木12
の固定ボルト挿通孔29内において固定ボルト43を補
強板32に形成された透孔33に固定ボルト43に仮止
めさせておく。すなわち、山部44が補強用パイプ31
内に突出しない程度に固定ボルト43の雄ねじ43aを
透孔33の雌ねじ33aに螺合させておく。そして、仮
止め状態の固定ボルト43を締め上げていく。すると、
固定ボルト43の山部44は筒体40に当接させられ
る。さらに締め上げることで固定ボルト43は進出し、
山部44が筒体40の外周に食い込む。これによって、
横木12は前端部A側でこの固定ボルト43を介して筒
体40に対して回動不能に保持されることとなる。一
方、後端部B側では固定ボルト43によってカップ34
が第2の凹部21側に筒体40を介在させた状態で引き
寄せられている。そのため、筒体40の摩擦によって回
動不能に保持されるとともに、筒体40の圧縮に対する
反力によって固定ボルト43はねじが緩む方向に回動し
にくくなる。すなわち横木12の後端部B側が第2の凹
部21から脱落しにくくなる。このように横木12は前
端部A側と後端部B側の両端において支柱11に対して
脱落しないように保持されまた、回動しないように保持
される。副横木13については第1の凹部20に副横木
13の後端部Aを固定ボルト挿通孔29が真下となる向
きで嵌合させ、上記と同様の作業を行う。
【0017】このように構成することで上記実施の形態
では次のような効果が奏される。 (1)横木12及び副横木13の脱落防止と回動防止が
筒体40と第1の底面23との摩擦及び筒体40に対す
るに固定ボルト43の当接によって行われ、それぞれ連
結ボルト37と固定ボルト43の締め付けだけで達成さ
れている。そのため、従来のように係止爪55が横木5
8及び支柱56に食い込んで取り付け面が荒れてしまう
ことがなく、何度も使用することが可能となる。 (2)連結ボルト37と固定ボルト43を緩めることで
簡単に分解することが可能であり、擬木柵の撤去作業を
素早く行うことが可能である。 (3)筒体40は可撓性のある発泡ポリエチレン製とさ
れているため、連結ボルト37による圧縮によって第1
の底面23に隙間なく密着し、摩擦力が大きくなる。ま
た、筒体40は圧縮されて補強用パイプ31の径よりも
若干大径とされているため、横木12は第1の凹部20
に対して無理嵌め状態で装着されることとなる。そのた
め、横木12が更に回動しにくいものとなっている。
【0018】(4)連結ボルト37を締め付けることで
横木12の後端部Bが脱落不能かつ、回動不能に保持さ
れ、これに固定ボルト43を締め付けることで横木12
の前端部Aが脱落不能かつ、回動不能に保持される。つ
まり、支柱11間に配置される横木12は前後両端でし
っかりと支柱11に取り付けられることとなり、摩擦力
で保持されているにもかかわらず、極めて強固な構造と
されている。 (5)横木12及び副横木13の固定ボルト挿通孔29
を下側に向かって開口させているのは雨水が浸入しない
ようにするためである。固定ボルト43を固定ボルト挿
通孔29内において補強板32に形成された透孔33に
仮止めさせているため、設置場所でいちいち横木12及
び副横木13の目視しにくい下面を確認しながら固定ボ
ルト43を付けていく必要がなく、擬木柵の構築作業が
効率化する。 (6)横木12及び副横木13の固定ボルト挿通孔29
位置には小凹部30が形成され補強用パイプ31の補強
板32が嵌合されている。したがって、この補強板32
が一種のキー溝となって補強用パイプ31の横木12及
び副横木13に対する相対回動防止の役割をすることと
なっている。 (7)横木12及び副横木13の開口部28寄りはテー
パ部27aが形成されており、筒体40の案内面とされ
ているため、横木12及び副横木13の前端部Aの第1
の凹部20への装着がしやすくなっている。
【0019】尚、この発明は、次のように変更して具体
化することも可能である。 ・上記実施の形態では横木12及び副横木13には補強
用パイプ31が装着されていた。しかし、横木12及び
副横木13の強度や材質によっては補強用パイプ31は
なくともよい。例えば、図6に示すように横木12を肉
厚に構成してもよい。この場合には固定ボルト挿通孔2
9自体に固定ボルト43の雄ねじ43aが螺合される雌
ねじ29aを形成することなる。また、上記実施の形態
では補強板32を設けていたがなくともよい。尚、固定
ボルト挿通孔29の開口部の向きは真下以外でも構わな
い。 ・上記実施の形態では筒体40は可撓性のある発泡ポリ
エチレン製とされていたが、他の可撓性のある素材、例
えば合成ゴムやポリウレタン、ポリスチレン、等の合成
樹脂であってももちろんよい。また、可撓性のあること
が好ましいが、必ずしもなくとも構わない。例えば、金
属や木でも構わない。尚、材質によって固定ボルト43
を強く当接させた場合の食い込み度合いは異なる。 ・固定ボルト43の形状は上記実施の形態のような穴付
きボルト以外の形状でも構わない。 ・ワッシャ41は必ずしもなくとも構わない。 ・上記実施の形態では連結ボルト37側の雄ねじ39a
とキャップ34側の雌ねじ36aによってねじ手段が構
成されていた。しかし、他の手段であってもよい。例え
ば、雄ねじと雌ねじの関係を逆転させたり、締め付け位
置を変更したりするのは自由である。また、図6のよう
に横木12に直接連結ボルト37側の雄ねじ39aと螺
合する雌ねじ48を形成するようにしても構わない。 ・支柱11、横木12及び副横木13の素材としては一
旦使用されて廃棄された使用済み廃棄プラスチックを配
合することがエコロジーの観点と軽量化の点から好まし
いが、合成樹脂以外のコンクリート等の素材であっても
構わない。その他、擬木柵の長さ、状況に合わせた横木
の傾斜しての取り付け等について本発明の趣旨を逸脱し
ない態様で変更して実施することは自由である。
【0020】上記実施の形態から把握できる本発明のそ
の他の技術的思想について下記に説明する。 (1)前記第1及び第2の横木の端部は同じ1本の横木
の端部であることを特徴とする製又は2に記載の擬木柵
における横木の取り付け構造。このように構成すると、
横木の両端で脱落防止と回動防止が図られる。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の擬木柵における横木の
取り付け構造を説明する断面図。
【図2】 同じ実施の形態の横木の取り付けを説明する
断面図。
【図3】 擬木柵の側面図。
【図4】 同じ実施の形態の副横木の取り付け構造を説
明する断面図。
【図5】 同じ実施の形態の横木及び副横木の固定ボル
ト挿通孔における断面図。
【図6】 本発明の他の実施の形態の擬木柵における横
木の取り付け構造を説明する断面図。
【図7】 従来の擬木柵における横木の取り付けに使用
するワッシャの平面図。
【図8】 同じワッシャの側面図。
【図9】 従来の擬木柵における横木の取り付けを説明
する断面図。
【符号の説明】
11…支柱、12…横木、13…横木としての副横木、
15…擬木柵、20…第1の凹部、21…第2の凹部、
23…第1の底面、24…第2の底面、25…連通孔と
しての透孔、26…連通孔としての透孔、37…連結桿
としての連結ボルト、36a…第2のねじ手段としての
雌ねじ、38…押圧部としての頭部、39a…第1のね
じ手段としての雄ねじ、40…筒体、43…固定部材と
しての固定ねじ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設する複数の支柱間に横木を掛け渡し
    て構成する擬木柵における同横木の同支柱への取り付け
    構造において、 前記支柱外周の表裏の関係となる位置にそれぞれ第1及
    び第2の凹部を形成し、同両凹部の底面に開口する両凹
    部間を連通する連通孔に一側に押圧部が形成され他側に
    第1のねじ手段が形成された連結桿を挿通させ、前記第
    1の凹部側に同押圧部を配置し前記第2の凹部側に同第
    1のねじ手段を配置するとともに、同連結桿の外周であ
    って同押圧部と同第1の凹部の底面間に筒体を配置する
    一方、前記第1及び第2の凹部にはそれぞれ木口面に開
    口された中空部を有する第1及び第2の横木の端部を前
    記連結桿が同中空部内に収納されるように嵌合させ、同
    第2の横木に形成された第2のねじ手段と前記第1のね
    じ手段とを螺合させることで前記押圧部を同支柱側に移
    動させ前記筒体を前記第1の凹部の底面に対して押圧
    し、同押圧状態で同第1の横木と同筒体との間に同第1
    の横木と同筒体との相対回動を規制する固定部材を介在
    させたことを特徴とする擬木柵における横木の取り付け
    構造。
  2. 【請求項2】 前記固定部材は前記第1の横木側に形成
    されたねじ孔に螺着されたねじ部材であって、同ねじ部
    材先端を前記筒体側面に当接させるようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の擬木柵における横木の取り付
    け構造。
  3. 【請求項3】 前記筒体は可撓性のある合成樹脂より構
    成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    擬木柵における横木の取り付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100898007B1 (ko) 2007-08-13 2009-05-18 원승묵 메시 펜스용 지주
KR101017027B1 (ko) 2010-09-02 2011-02-23 주식회사 태현이엔지 건축물용 조립식 난간 및 그 시공방법
JP2015134995A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 ヤマム株式会社 擬木柵
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