JP2000320334A - 副室式ガスエンジン - Google Patents

副室式ガスエンジン

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gas
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    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この副室式ガスエンジンは,圧縮行程で副室
からピストンのキャビティにガス燃料を噴射してキャビ
ティ内にガス燃料と予混合気を成層化して形成し,HC
の発生を防止して熱効率を向上させる。 【解決手段】 この副室式ガスエンジンは,シリンダ4
内を往復動するピストン5に主室1を構成するキャビテ
ィ7を形成し,主室1と副室2とを連通する連絡口8に
開閉弁10を配置し,ガス燃料供給弁11を副室2に設
ける。開閉弁10とガス燃料弁11は,圧縮行程で開閉
してガス燃料をピストン5のキャビティ7内に供給する
ように設定されている。圧縮行程でキャビティ7内に空
気とガス燃料との混合気が成層化して形成されるので,
ピストン5のトップランド16に混合気が侵入せず,混
合気が冷却されず,HCの発生を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,例えば,ガスエ
ンジンにおける主室と副室とを連通する連絡口に開閉弁
を設けた副室式ガスエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来,ガスエンジンとしては,シリンダ
ヘッドに副室を設け,副室を燃料リッチな状態にして副
室で着火燃焼させ,主室での希薄領域の燃焼を確実に
し,燃焼を安定させるものが知られている。このような
ガスエンジンは,主室への燃料供給を吸気管に設けられ
たミキサーによって行っており,ミキサーによって生成
された混合気は,均一な混合気となってシリンダへ吸入
されている。シリンダ内の混合気の一部は,ピストン側
面のトップランドに侵入する。トップランドに侵入した
混合気は,シリンダ壁面による冷却のために燃焼が遅
れ,その結果,熱効率を低下させ,HCの排出量を増加
させるという現象が発生する。
【0003】そこで,ガスエンジンとして,上記の問題
を解決するため,ガス燃料をシリンダの中央又は上方に
成層化させる方式が開発された。該ガスエンジンは,吸
気ポートに設置された燃料噴射弁により吸入行程後期に
燃料を噴射し,吸入空気のスワール流を強め,シリンダ
軸方向の混合を抑制して成層化させるものである。しか
しながら,該ガスエンジンでは,吸気弁の閉鎖時期から
燃焼開始までの時間が長いため,その間に空気とガス燃
料との混合が進行し,その混合気がピストン側面のトッ
プランドに侵入し,上記と同様な現象が発生し好ましく
ないものであった。
【0004】更に,上記のガスエンジンの問題を解決す
るため,ガスエンジンとして,天然ガス等のガス燃料の
圧力を極端に上昇させないで,ガス燃料を燃焼室に送り
込み,ディーゼル燃焼させるため,燃焼室を主室と副室
とに分離し,主室と副室とを連通する連絡口に連絡口弁
を配置したタイプが開発された。該ガスエンジンは,副
室にガス燃料を供給し,主室にガス燃料の存在しない状
態で空気を導入し,該空気を圧縮し,圧縮行程上死点付
近で主室より副室へ圧縮空気を流入させ,副室で圧縮空
気とガス燃料とを急速に混合させて着火燃焼させている
(例えば,特開平7−310550号公報参照)。
【0005】特開平7−310550号公報に開示され
たガスエンジンは,シリンダヘッドに形成した副室とシ
リンダ側に形成した主室とを連絡口で連通し,連絡口に
主室と副室との連通状態を開閉する連絡口弁を配置し,
副室にガス燃料を供給する燃料供給口を形成し,燃料供
給口を開閉する燃料弁を配置したものである。コントロ
ーラは,圧力センサで検出された副室のガス燃料圧に応
答して燃料弁の開閉を制御して副室へ供給するガス燃料
を制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】また,上記ガスエンジ
ンの問題を解決するため,ガスエンジンとして,主室で
の急速燃焼を促進ささせるため,吸入行程で,主室に自
己着火しない程度の混合気を予め形成し,圧縮行程上死
点付近で主室より副室へ圧縮混合気を流入させ,副室で
圧縮混合気とガス燃料とを急速に混合させて着火燃焼さ
せるものが開発された。上記のようなタイプのガスエン
ジンでは,副室内の天然ガスが吸入行程で主室内に入
り,天然ガスが空気と混合し,超希薄混合気となった場
合,副室での混合火炎が着火し,主室内に拡散した場合
には,燃焼が万遍なく進行し,熱発生率が上死点近くに
偏り,燃費が良くなり,且つ燃焼ガスが希薄予混合状態
になるため,NOX の発生が抑制されるという結果が実
験的に確認されている。
【0007】しかしながら,上記のようなタイプの副室
式ガスエンジンにおいて,均一な混合気が予めシリンダ
内に形成され,ピストンの上昇に従ってピストン側面の
トップランドに混合気が侵入し,同様にトップランドに
侵入した混合気はシリンダ壁面により冷却され,その結
果,燃焼が遅れて熱効率が低下すると共に,HCの排出
量が増加するという現象が発生する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
の課題を解決することであり,少なくともガス燃料がピ
ストン側面のトップランドに侵入することを防止するた
め,主室の大部分をピストンの中央に形成したキャビテ
ィで構成し,副室に供給したガス燃料の一部を圧縮行程
においてピストンのキャビティ内に噴出してキャビティ
内でガス燃料と空気とを混合させて成層化し,圧縮行程
上死点で開閉弁を開放して主室から副室へ圧縮混合気を
流入させて副室で着火燃焼させ,次いで,火炎,未燃燃
料,混合気等のガスを副室から主室へ噴出させ,主室で
の二次燃焼の燃焼スピードをアップし,主室での燃焼期
間を短縮して二次燃焼を完結し,NOX ,HC等の発生
を低減し,熱効率を向上させる副室式ガスエンジンを提
供することである。
【0009】この発明は,シリンダが設けられたシリン
ダブロックに固定されたシリンダヘッド,前記シリンダ
の中央に対応して前記シリンダヘッドに形成された副
室,前記シリンダ内を往復動し且つ中央部に主室を構成
するキャビティが形成されたピストン,前記主室と前記
副室とを連通する前記シリンダヘッドに形成された連絡
口に配置された開閉弁,及びガス燃料供給源からのガス
燃料を前記副室に供給するため前記副室に形成したガス
燃料供給口に配置されたガス燃料弁を具備し,前記開閉
弁が開放している期間の圧縮行程に,前記ガス燃料弁が
開閉作動して前記副室を通じて前記ガス燃料の一部が前
記ピストンの前記キャビティ内に供給されることから成
る副室式ガスエンジンに関する。
【0010】この副室式ガスエンジンは,前記圧縮行程
で前記連絡口及び前記ガス燃料供給口が開放している期
間に,前記ガス燃料が前記連絡口を通って前記キャビテ
ィ内に噴出されるように,前記連絡口の開口角度及び前
記キャビティの開口径と壁面角度が設定されている。
【0011】前記連絡口は,その壁面に周方向に隔置し
て複数形成された孔又は溝から構成されている。
【0012】前記圧縮行程に前記連絡口を通って前記キ
ャビティへ噴出された前記ガス燃料は,前記キャビティ
内で空気と混合されて成層化される。
【0013】前記開閉弁は,圧縮行程上死点近傍で前記
連絡口を開放し,次の圧縮行程で前記連絡口を閉鎖する
ように作動される。
【0014】前記ガス燃料弁は,前記開閉弁が前記連絡
口を開放している圧縮行程の期間で前記ガス燃料供給口
を開閉して前記ガス燃料の一部を前記キャビティ内に供
給し,次いで,前記開閉弁が前記連絡口を閉鎖している
圧縮行程中期から圧縮行程上死点の期間で前記ガス燃料
供給口を開閉して前記ガス燃料の残部を前記副室に供給
するように作動される。
【0015】この副室式ガスエンジンは,上記のように
構成したので,圧縮行程中期までにガス燃料と空気との
混合がピストンのキャビティ内で行われているので,副
室から主室へ火炎,未燃ガス燃料,混合気等のガスが噴
出された時に,主室でのガス燃料と空気との混合期間を
短縮でき,しかもピストン側面のトップランドに混合気
が侵入することがないので,ガス燃料や混合気がシリン
ダ壁面で冷却されることがなく,HCやNOxの排出量
が低減し,熱効率を向上させることができる。また,こ
の副室式ガスエンジンは,圧縮行程に開閉弁と燃料弁と
を開放する場合に,ガス燃料圧力が5kg/cm2 とす
ると,ガス燃料の噴射時期は圧縮行程下死点後100°
(クランク角)まで可能であり,ピストンのキャビティ
でのガス燃料と空気との混合期間は,着火燃焼する圧縮
行程上死点までの80°(クランク角)の期間があり,
十分な混合期間を確保でき,キャビティ内に良好な予混
合気が成層化して生成させることができる。
【0016】この副室式ガスエンジンは,ピストンのト
ップランドに混合気が侵入しないので,例えば,ピスト
ン上死点においてトップランド容積を前記主室の全容積
の6%程度に設定し,圧縮行程中期で前記副室から前記
主室へ供給するガス燃料流量を前記ガス燃料の全量の7
0%程度に設定した場合には,4.2%(=0.06×
0.7×100)のガス燃料を有効に燃焼させることが
できる。4.2%のガス燃料を熱効率42%で燃焼させ
ると仮定すると,約1.8%の燃費の改善が期待できる
ことになり,同時にHCの排出量も低減できることが期
待できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による副室式ガスエンジンの実施例を説明する。この副
室式ガスエンジンは,コージェネレーションシステム或
いは自動車用エンジン等のエンジンに適用できるもので
ある。図1はこの発明による副室式ガスエンジンの一実
施例を示す概略説明図,図2は図1の副室式ガスエンジ
ンの符号Aの領域の連絡口の一実施例を示す概略説明
図,図3は図1の副室式ガスエンジンの符号Aの領域の
連絡口の別の実施例を示す概略説明図,及び図4は図1
の副室式ガスエンジンにおけるバルブタイミングを示す
線図である。
【0018】この副室式ガスエンジンは,概して,シリ
ンダブロック9の上面にガスケット17を介して固定さ
れたシリンダヘッド3,シリンダブロック9に形成した
孔部25に嵌合したシリンダ4を構成するシリンダライ
ナ15,シリンダヘッド3に形成された副室2,シリン
ダライナ15に形成したシリンダ4内を往復運動するピ
ストン5,及びピストン5に形成されたキャビティ7に
よって構成された主室1を有している。ピストン5のキ
ャビティ7は,シリンダ4の中央に対応してピストン頂
面19の中央部に位置するように形成されている。副室
2は,図示していないが,例えば,シリンダヘッド3に
形成したキャビティに遮熱空気層を形成して配置された
燃焼室部材に形成することができる。シリンダヘッド3
には,図示していないが,吸気ポートと排気ポートが形
成され,吸気ポートには吸気弁が配置され,排気ポート
には排気弁が配置されている。
【0019】シリンダヘッド3には,主室1と副室2と
を連通するため,副室2側に位置するストレート状の連
絡口6と,主室1側に位置する拡開状の連絡口8とが形
成されている。連絡口8には,連絡口6,8を開閉する
ため開閉弁10が配置されている。連絡口8の壁面に形
成されたバルブシート23には,開閉弁10の弁フェー
ス24が着座するように位置設定されている。開閉弁1
0は,シリンダ4の中心に位置する弁ヘッド26とそれ
に一体構造の弁ステム27から構成されている。開閉弁
10の弁ステム27は,バルブガイド28にガイドされ
て上下方向にリフトするように配置されている。開閉弁
10の弁ヘッド26は,副室2の中央部を貫通して配置
されている。
【0020】シリンダヘッド3に設けられている副室2
には,ガス燃料供給源14から燃料ポンプ等で送り込ま
れるガス燃料を副室2に供給するため,ガス燃料供給口
29が形成されている。ガス燃料供給口29を開閉する
ため,副室2のガス燃料供給口29にガス燃料弁11が
配置されている。副室2にガス燃料を供給するため,ガ
ス燃料弁11は,その弁本体31をシリンダヘッド3に
形成された孔部33に配置することによって取り付ける
ことができる。ガス燃料弁11は,弁本体31に形成さ
れたガス燃料通路32の燃料供給口29を開放すること
によって副室2へガス燃料が供給される。また,弁本体
31のガス燃料通路32には,ガス燃料通路13を通じ
てガス燃料供給源14からポンプ(図示せず)の作動で
供給される。
【0021】この副室式ガスエンジンは,特に,開閉弁
10が開放している期間の圧縮行程に,図1でガス燃料
の噴射軌跡を想像線で示すように,ガス燃料弁11が開
閉作動して副室2を通じてガス燃料の一部をピストン5
のキャビティ7内に供給されるように構成されている。
また,この副室式ガスエンジンは,圧縮行程で連絡口8
及びガス燃料供給口29が開放している期間に,ガス燃
料が連絡口8を通ってキャビティ7内に噴出されるよう
に,連絡口8の開口角度及びキャビティ7の開口径と壁
面30の傾斜角度が設定されている。連絡口8を構成す
る多溝8A又は多孔8Bは,それらの開口角度がピスト
ン5のキャビティ7の傾斜した壁面30に向かってそれ
よりも中心方向に方向づけられている。また,キャビテ
ィ7の開口径は,圧縮行程で連絡口8から噴射されるガ
ス燃料軌跡を包み込む十分な径に形成されている。更
に,キャビティ7の壁面30は,連絡口8から噴射され
るガス燃料をキャビティ7内で成層化させるようにガス
燃料軌跡の角度と同等の傾斜角度に形成されている。
【0022】この副室式ガスエンジンでは,例えば,連
絡口8は,図2に示すように,その壁面に周方向に隔置
して複数形成された孔8Aから構成されている。或い
は,連絡口8は,図3に示すように,その壁面に周方向
に隔置して複数形成された溝8Bから構成されている。
また,圧縮行程に連絡口8を通ってキャビティ7内へ噴
出されたガス燃料は,キャビティ7内で空気と混合され
て成層化された状態で存在している。連絡口8がその壁
面の周方向に隔置して多数形成されているので,連絡口
8を通るガス燃料の流れは,多数の噴流となってキャビ
ティ7内に噴出され,キャビティ7内で空気と良好に混
合すると共に,混合気がキャビティ7内で成層化して滞
留することになる。
【0023】この副室式ガスエンジンにおいて,開閉弁
10は,図4に示すように,圧縮行程上死点近傍で連絡
口8を開放し,次の圧縮行程で連絡口8を閉鎖するよう
に作動される。また,ガス燃料弁11は,図4に示すよ
うに,開閉弁10が連絡口8を開放している圧縮行程の
期間で,ガス燃料供給口29を開閉(開放した後,所定
期間経過後に閉鎖)してガス燃料の一部をキャビティ7
内に供給し,次いで,開閉弁10が連絡口8を閉鎖して
いる圧縮行程中期から圧縮行程上死点の期間でガス燃料
供給口29を開閉(開放した後,所定期間経過後に閉
鎖)してガス燃料の残部を副室2に供給するように作動
される。
【0024】ピストン5には,ピストンリング21が嵌
入されるピストンリング溝22が形成されている。この
副室式ガスエンジンでは,シリンダヘッド3の下面1
8,シリンダ4の壁面,ピストン5の側面20における
第1ピストンリング21までの壁面で囲まれる領域がト
ップランド16を構成している。この副室式ガスエンジ
ンにおいて,トップランド16の容積は,ピストン上死
点における主室1の全容積の6%程度に設定されてい
る。また,圧縮行程に副室2からキャビティ7へ供給さ
れるガス燃料流量は,副室2に供給されるガス燃料の全
量の70%程度に設定されている。即ち,この副室式ガ
スエンジンは,図4に示すように,ガス燃料弁11が開
閉する圧縮行程中期の期間Aにおいてガス燃料の全量の
70%程度が主室1のキャビティ7へ供給され,また,
圧縮行程中期から上死点までの期間Bにおいてガス燃料
の残量の30%程度が副室2へ供給されることになる。
【0025】ピストン5は,例えば,Si3 4 等のセ
ラミックスや耐熱合金の耐熱材から形成されたピストン
ヘッドと,ピストンヘッドに固定されたAl合金等の金
属材から形成されたピストンスカートとから構成され,
ピストンヘッドとピストンスカートとの間にはガスケッ
トが介在して遮熱空気層が形成されている。ピストンヘ
ッドとピストンスカートとは結合リングでメタルフロー
等によって固定されている。また,開閉弁10を構成す
る弁ヘッド26と弁ステム27は,耐熱性で且つ耐変形
性のSiC,Si3 4 又はそれらの複合材から成るセ
ラミックス,或いは耐熱金属から構成されている。
【0026】
【発明の効果】この発明による副室式ガスエンジンは,
上記のように,開閉弁が開放している期間の圧縮行程に
ガス燃料弁が開閉作動し,副室を通じてガス燃料の一部
が主室即ちピストンのキャビティ内に供給され,そこで
混合気が成層化して圧縮されるので,ガス燃料がピスト
ンとシリンダとの間のトップランドに侵入することがな
く,ガス燃料及び混合気がシリンダ壁面で冷却されるこ
とがなく,HCの発生が抑制され,HC,NOX ,スー
ト等の排出量を低減し,燃焼効率を向上させることによ
り熱効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による副室式ガスエンジンの一実施例
を示す概略断面図である。
【図2】図1の副室式ガスエンジンの符号Aの領域の連
絡口の一実施例を示す概略説明図である。
【図3】図1の副室式ガスエンジンの符号Aの領域の連
絡口の別の実施例を示す概略説明図である。
【図4】図1の副室式ガスエンジンにおけるバルブタイ
ミングを示す線図である。
【符号の説明】
1 主室 2 副室 3 シリンダヘッド 4 シリンダ 5 ピストン 7 キャビティ 8 連絡口 8A 溝 8B 孔 9 シリンダブロック 10 開閉弁 11 ガス燃料弁 14 ガス燃料供給源 16 トップランド 18 シリンダヘッド下面 19 ピストン頂面 20 ピストン側面 29 ガス燃料供給口
フロントページの続き Fターム(参考) 3G023 AA04 AA05 AB05 AC04 AC07 AD02 AD11 AD21 AE01 AE04 AG01 3G092 AA02 AA07 AB08 AC00 AC08 BB06 DA13 FA17 FA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダが設けられたシリンダブロック
    に固定されたシリンダヘッド,前記シリンダの中央に対
    応して前記シリンダヘッドに形成された副室,前記シリ
    ンダ内を往復動し且つ中央部に主室を構成するキャビテ
    ィが形成されたピストン,前記主室と前記副室とを連通
    する前記シリンダヘッドに形成された連絡口に配置され
    た開閉弁,及びガス燃料供給源からのガス燃料を前記副
    室に供給するため前記副室に形成したガス燃料供給口に
    配置されたガス燃料弁を具備し,前記開閉弁が開放して
    いる期間の圧縮行程に,前記ガス燃料弁が開閉作動して
    前記副室を通じて前記ガス燃料の一部が前記ピストンの
    前記キャビティ内に供給されることから成る副室式ガス
    エンジン。
  2. 【請求項2】 前記圧縮行程で前記連絡口及び前記ガス
    燃料供給口が開放している期間に,前記ガス燃料が前記
    連絡口を通って前記キャビティ内に噴出されるように,
    前記連絡口の開口角度及び前記キャビティの開口径と壁
    面角度が設定されていることから成る請求項1に記載の
    副室式ガスエンジン。
  3. 【請求項3】 前記連絡口は,その壁面に周方向に隔置
    して複数形成された孔又は溝から構成されていることか
    ら成る請求項1又は2に記載の副室式ガスエンジン。
  4. 【請求項4】 前記圧縮行程に前記連絡口を通って前記
    キャビティへ噴出された前記ガス燃料は,前記キャビテ
    ィ内で空気と混合されて成層化されることから成る請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の副室式ガスエンジン。
  5. 【請求項5】 前記開閉弁は,圧縮行程上死点近傍で前
    記連絡口を開放し,次の圧縮行程で前記連絡口を閉鎖す
    るように作動されることから成る請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の副室式ガスエンジン。
  6. 【請求項6】 前記ガス燃料弁は,前記開閉弁が前記連
    絡口を開放している圧縮行程の期間で前記ガス燃料供給
    口を開閉して前記ガス燃料の一部を前記キャビティ内に
    供給し,次いで,前記開閉弁が前記連絡口を閉鎖してい
    る圧縮行程から圧縮行程上死点の期間で前記ガス燃料供
    給口を開閉して前記ガス燃料の残部を前記副室に供給す
    るように作動されることから成る請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の副室式ガスエンジン。
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