JP2000320394A - 内燃機関用制御装置 - Google Patents

内燃機関用制御装置

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JP2000320394A
JP2000320394A JP11134398A JP13439899A JP2000320394A JP 2000320394 A JP2000320394 A JP 2000320394A JP 11134398 A JP11134398 A JP 11134398A JP 13439899 A JP13439899 A JP 13439899A JP 2000320394 A JP2000320394 A JP 2000320394A
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solenoid
circuit
voltage
drive
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Kiyoshi Kamimura
清 上村
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Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
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Kokusan Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ECUと電磁バルブのソレノイドとの間を1本
の線で配線できるようにした内燃機関用制御装置を提供
する 【解決手段】電磁バルブのソレノイドの駆動電流を制御
するECU5のメインスイッチ7の一端につながる端子
をECU5の唯1つのソレノイド接続用端子5aとして
ECU5から導出する。ソレノイド4の一端及び他端を
それぞれ直流電源10の他方の出力端子及びECUのソ
レノイド接続用端子5aにそれぞれ接続する。メインス
イッチ7の他端は電流検出回路8を通して接地回路に接
続し、ソレノイド接続用端子5aと直流電源10の他方
の出力端子との間にフライバック電流通電回路を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料噴射用電磁バ
ルブや、アイドル回転数制御用電磁バルブなどの内燃機
関用電磁バルブのソレノイドを電子制御ユニットを用い
て制御する内燃機関用制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射用電磁バルブ(インジェクタ)
や、アイドルスピードコントロールバルブ(ISCバル
ブ)などの内燃機関用電磁バルブは、ソレノイド(電磁
石)のコイルに電流を流したときに生じる電磁力を利用
して弁の開閉を行うようになっている。
【0003】内燃機関の点火時期の制御や燃料の噴射量
の制御等の制御機能を集中させた電子制御ユニット(E
CU)が設けられている場合、上記電磁バルブの制御装
置は通常ECUに内蔵される。
【0004】インジェクタは、燃料噴射口を先端に有す
るインジェクタボディと、噴射口を開閉するニードルバ
ルブと、該ニードルバルブを駆動するソレノイドとを備
えたもので、通常は、内燃機関の1つの気筒に対して1
個設けられて、機関の吸気管等に取り付けられる。イン
ジェクタボディの入口には、電磁ポンプから燃料が与え
られており、その燃料には大気圧以上の圧力(通常は2
50KHP程度)がかけられている。インジェクタは、
そのソレノイドに一定値以上の駆動電流が与えられてい
る間バルブを開いて燃料を噴射する。インジェクタから
吸気管内などに噴射された燃料は、空気と混合されて混
合気となって機関の対応するシリンダ内に吸入される。
【0005】機関の出力及び排気ガス成分を良好に制御
するためには、インジェクタから噴射する燃料の量を精
度良く制御する必要がある。電子制御ユニット(EC
U)では、機関の回転数、吸入空気量、気温、冷却水温
度(機関温度)等の情報を基に予め設定された最適な量
の燃料を噴射時間に換算して、該噴射時間を得るために
必要な時間だけインジェクタのソレノイドに通電を行
う。
【0006】ISCバルブは、スロットルバルブが設け
られたメインの空気通路をバイパスするように設けられ
たバイパス空気通路の途中に設けられている。ISCバ
ルブが開くと、スロットルバルブの開度の如何に係わり
なく流入する空気量が増加して、機関の回転数が高くな
る。
【0007】ISCバルブとしては、ステップモータを
駆動源として用いたものと、一定の周波数のパルス波形
の駆動電流により駆動される所謂オンオフソレノイドを
バルブ操作用の駆動源としたものが用いられているが、
本発明では、後者のオンオフソレノイドをバルブ操作用
駆動源として用いたものを対象とする。オンオフソレノ
イドを用いたISCバルブでは、駆動電流のオンデュー
ティ比の変化に応じてその開度が変化する。
【0008】ECUは、機関の始動時にISCバルブの
開度を最大にすることによりバイパス空気通路の空気流
量を最大にして機関の始動性を良好にし、始動直後は、
バイパス空気通路の空気流量を機関の冷却水温度により
決まる最適の値に保つようにISCバルブの駆動電流の
オンデューティ比を制御して始動直後のアイドル回転数
を安定させる。
【0009】暖気運転中は、機関のアイドル回転数を冷
却水温度により定まる目標回転数に保つように、ISC
バルブの駆動電流のオンデューティ比を制御することに
より、ISCバルブを通して流入する空気の平均流量を
調整してアイドル回転数を目標値に保つように制御す
る。また暖気運転終了後は、内燃機関の負荷状態に応じ
てISCバルブを制御してエンジンストールを防止す
る。従って、スロットルバルブが全閉状態にあるときに
は、運転者による操作を必要とすることなく、アイドル
回転数が負荷変動などに対して常に一定に保たれる。
【0010】また通常ECUは、アイドル運転時だけで
なく、急減速時においてもISCバルブの開度を制御し
てダッシュポット機能を持たせることによりエンジンス
トールを防止するようにしている。
【0011】上記のような、内燃機関用電磁バルブで
は、閉じているバルブを開く際に比較的大きな開弁電流
Io をソレノイドに駆動電流として流す必要があるが、
バルブが一旦開いた後は、開弁駆動電流よりも小さな保
持電流Ih をソレノイドに流すだけでバルブを開状態に
保持することができる。
【0012】インジェクタやISCバルブなどの内燃機
関用電磁バルブを制御するに当って、バルブを開く際に
は、バルブをできるだけ早く開くために、ソレノイドに
一定時間連続して駆動電流を流す。この駆動電流を流し
続けると、駆動電流が増加して保持電流Ih に比べて必
要以上に大きい電流が流れることになるため、ソレノイ
ドからの発熱や、該ソレノイドに駆動電流を流すトラン
ジスタなどの半導体スイッチ素子で生じる発熱が多くな
り、無駄な電力が消費されることになる。
【0013】またトランジスタなどの半導体スイッチ素
子からの発熱が多くなるため、該スイッチ素子に取り付
けるヒートシンクが大形化し、ECUの小形化を図る上
で障害になる。
【0014】これらの問題を解決するため、内燃機関用
電磁バルブを制御する場合には、開弁電流を流してバル
ブを開いた後、ソレノイド駆動用のスイッチ素子をオン
オフ制御することによりソレノイドの駆動電流を保持電
流Ih に対して必要な余裕度を持たせた上限値Ih1(>
Ih )と下限値Ih2(<Ih )との間に保つように制御
している。
【0015】インジェクタやISCバルブなどの電磁バ
ルブを制御する従来の内燃機関用制御装置の構成例を図
8に示した。図8において、1は内燃機関により駆動さ
れる磁石発電機やオルタネータなどの交流発電機、2は
発電機1の出力を整流する整流器と、該整流器から出力
される直流電圧の大きさを一定値以下に制限する電圧調
整器とを備えた電圧調整機能付整流器、3は電圧調整機
能付整流器2の出力により充電されるバッテリ、4はイ
ンジェクタやISCバルブ等の内燃機関用電磁バルブの
ソレノイド、5´は電磁バルブ4を制御する電子制御ユ
ニット(ECU)である。
【0016】ECU5´は、所定の制御条件に応じてソ
レノイド4を駆動することを指令する駆動信号を発生す
るCPU6と、CPUから駆動信号が与えられていると
きにオン状態になって直流電源からソレノイドに駆動電
流を流すメインスイッチ7と、メインスイッチ7を通し
て流れるソレノイド4の駆動電流を検出する電流検出回
路8´と、電流検出回路8´により検出された電流を設
定範囲に保つように駆動電流を制御する駆動電流制御回
路9´と、ソレノイド4にフライバック電流を流すダイ
オードD1 と、整流器2の出力電圧を入力として駆動電
流制御回路9´等を駆動するのに適した電圧(3Vまた
は5V)を出力する電源回路11とを備えている。この
例では、ソレノイド4−メインスイッチ7−電流検出回
路8´−ダイオードD1 −ソレノイド4の回路によりフ
ライバック電流通電回路が構成されいる。
【0017】CPUは機関の制御に必要なクランク軸の
角度情報、吸気管内の圧力情報、機関の温度情報等の各
種の情報をセンサから読み込み、図示しないROMに書
き込まれたプログラムを実行することによりクランク軸
の回転角度の検出、点火時期の制御、燃料噴射制御、I
SCバルブの制御等の各種の制御を行うための演算を実
行し、点火装置を動作させるための点火信号や、インジ
ェクタから燃料を噴射することを指令する噴射指令信
号、或いはISCバルブを制御するための制御信号等を
発生する。
【0018】メインスイッチ7は、ソレノイド4の駆動
電流をオンオフする主のスイッチで、図示のメインスイ
ッチは、コレクタがソレノイド4の一端に接続されたN
PNトランジスタTR1 と該トランジスタのベースに一
端が接続された抵抗R1 とからなり、CPU6から抵抗
R1 を通してトランジスタTR1 のベースに駆動信号V
dが与えられている。
【0019】また電流検出回路8´は、トランジスタT
R1 のエミッタと接地間に接続された電流検出用抵抗r
1 からなっていて、トランジスタTR1 のコレクタエミ
ッタ間を通して流れるソレノイドの駆動電流に比例した
電流検出信号(電圧信号)を抵抗r1 の両端に発生す
る。
【0020】駆動電流制御回路9´は、駆動電流制御用
のサブスイッチを構成するPNPトランジスタTR2 を
備え、該トランジスタTR2 のエミッタは整流器2の正
極側出力端子に、またコレクタはソレノイドコイル4の
他端にそれぞれ接続されている。トランジスタTR2 の
ベースにはエミッタが接地されたNPNトランジスタT
R3 のコレクタが抵抗R2 を通して接続され、トランジ
スタTR3 のベースは抵抗R3 を通して比較器CPの出
力端子に接続されている。比較器CPの出力端子はまた
抵抗R4 を通して電源回路11の非接地側出力端子に接
続され、比較器CPの非反転入力端子と出力端子間に帰
還抵抗R5 が接続されている。
【0021】電源回路11の出力端子間には抵抗R6 及
びR7 の直列回路からなる分圧回路が接続され、抵抗R
6 及びR7 の接続点と接地間に得られる基準電圧が比較
器CPの非反転入力端子に入力されている。比較器CP
の反転入力端子には電流検出回路8´から得られる電流
検出信号が入力されている。
【0022】比較器CPの非反転入力端子には電源回路
11の出力端子にエミッタが接続されたPNPトランジ
スタTR4 のコレクタが接続され、トランジスタTR4
のベースはCPU6から駆動信号Vdが入力されたタイ
マユニットTMの出力端子に接続されている。タイマユ
ニットTMは、ソレノイドの駆動を開始してから一定の
時間Tp が経過するまでの間該ソレノイドの駆動電流を
制限する動作を行わせないようにするために設けられて
いる。タイマユニットTMは、CPUが駆動信号Vdを
発生していないときにトランジスタTR4 にベース電流
を流して該トランジスタTR4 を導通状態にしている。
CPUが駆動信号を発生すると、タイマユニットTMが
時限動作を開始する。タイマユニットTMは、駆動信号
が発生した後一定時間Tp が経過した時に時限動作を終
了してトランジスタTR4 のベース電流を遮断し、該ト
ランジスタをオフ状態にする。
【0023】トランジスタTR4 により、タイマユニッ
トTMが時限動作を行っている間抵抗分圧回路の上辺の
抵抗R6 を短絡して基準電圧を上昇させる分圧抵抗短絡
用スイッチが構成されている。
【0024】タイマユニットTMがトランジスタTR4
にベース電流を流している間該トランジスタTR4 が導
通して抵抗R6 を短絡する。そのため、駆動信号Vdが
発生してから一定時間Tp が経過するまでの間は、比較
器CPの非反転入力端子に入力される基準電圧Vrが電
源回路11の出力電圧にほぼ等しい高い値の初期値Vro
を示ししている。この基準電圧Vrの初期値は、電流検
出信号Viの最大値よりも十分に高く設定されている。
駆動信号Vdが発生した後一定時間Tp が経過すると、
比較器CPの非反転入力端子に入力される基準電圧が電
源回路11の出力電圧を抵抗R6 とR7 とで分圧した値
(第1の値)Vr1まで低下する。電流検出回路8´が発
生する電流検出信号Viが基準電圧Vrを超えると、比
較器CP1 の出力端子の電位がほぼ接地電位に低下す
る。このとき比較器の出力端子の電位の低下が抵抗R5
を通して比較器CPの非反転入力端子に帰還されるた
め、基準電圧Vrは第1の値Vr1よりも低い第2の値V
r2まで低下する。基準電圧Vrの第1の値Vr1はソレノ
イドの保持電流Ihの変化範囲の上限値Ih1に相応し、
基準電圧の第2の値Vr2はソレノイドの保持電流Ihの
変化範囲の下限値Ih2に相応している。
【0025】図8に示した内燃機関用制御装置の動作を
示すタイミングチャートを図9に示した。CPU6は電
磁バルブを開くための条件が成立した時に図9(A)に
示したように駆動信号Vdを発生する。駆動信号Vdが
発生すると図9(C)に示すようにトランジスタTR1
がオン状態になる。一方トランジスタTR4 は、駆動信
号Vdが発生する以前からオン状態にあり、駆動信号V
dが発生した後一定時間Tp が経過するまでの間は該ト
ランジスタTR4 がオン状態を保持して、比較器CPの
非反転入力端子に入力される基準電圧Vrの値を高い初
期値Vroとしている。このとき比較器CPの出力端子の
電位は高レベルの状態にあるため、トランジスタTR3
がオン状態にあり、トランジスタTR2 がオン状態にあ
る。そのため、駆動信号Vdが発生すると、交流発電機
1、整流器2及びバッテリ3により構成された電源から
トランジスタTR2 及びTR1 を通してソレノイド4に
駆動電流IL が流れる。基準電圧が高い初期値Vroを示
している時には、電流検出信号Viが基準電圧を超える
ことができないため、比較器CPの出力端子の電位は高
レベルの状態に保たれている。そのため駆動電流IL は
図9(F)に示すようにソレノイドのコイルのインダク
タンスにより決まる時定数に応じて上昇していく。図9
(D)に示すように、電流検出信号Viは、ソレノイド
4を流れる電流(図9F)の波形と相似な波形を示す。
【0026】ソレノイド4を流れる駆動電流IL が所定
のレベルIo に達すると、図9(H)に示すようにバル
ブが開位置に向けて変位を開始し、変位を開始した後所
定の遅れ時間をもって開状態になる。
【0027】駆動信号Vdが発生した後、一定の時間T
p が経過すると、トランジスタTR4 がオフ状態にな
る。トランジスタTR4 がオフ状態になる直前に流れて
いた駆動電流が開弁電流のピーク値Ip となる。
【0028】トランジスタTR4 がオフ状態になると、
基準電圧Vrが第2の値Vr2まで低下するため、比較器
CPの出力端子の電位がほぼ接地電位になり、トランジ
スタTR3 がオフ状態になる。これによりトランジスタ
TR2 がオフ状態になり、ソレノイドが電源から切り離
されるため、ソレノイド4を流れる電流IL はピーク値
Ip から急速に減衰していく。このときソレノイドのコ
イルには、今まで流れていた電流を流し続けようとする
極性のフライバック電圧が誘起し、該フライバック電圧
によりソレノイド4−トランジスタTR1 −抵抗r1 −
ダイオードD1−ソレノイド4のフライバック電流通電
回路を通してフライバック電流IF (図9G)が流れ
る。
【0029】ソレノイド4を流れるフライバック電流が
減衰して保持電流の変化範囲の下限値Ih2に達し、電流
検出信号Viが基準電圧の第2の値Vr2に達すると、比
較器CPの出力端子の電位が高レベルになるため、トラ
ンジスタTR3 及びTR2 がオン状態になり、電源から
ソレノイド4に駆動電流が供給される。比較器CPの出
力端子の電位が高レベルになると、基準電圧は第1の値
Vr1に上昇する。
【0030】電流検出信号Viが基準電圧の第1の値V
r1に達するまでの間電源からソレノイド4に駆動電流が
供給される。ソレノイド4を流れる電流が保持電流の変
化範囲の上限値Ih1に達して、電流検出信号Viが基準
電圧の第1の値Vr1以上になると、比較器CPの出力端
子が接地電位になるため、トランジスタTR3 及びTR
2 がオフ状態になる。
【0031】これらの動作の繰り返しにより、トランジ
スタTR2 は図9(E)に示すようにオンオフ動作し、
ソレノイド4を通して流れる保持電流は、図9(F)の
ように上限値Ih1と下限値Ih2との間で変化する。
【0032】CPUが駆動信号Vdの発生を停止する
と、トランジスタTR1 がオフ状態になって電源から供
給される駆動電流IL の通電回路及びフライバック電流
IF の通電回路をともに遮断するため、ソレノイド4を
流れる電流は瞬時に遮断されて保持電流の下限値Ih2よ
りも小さくなり、バルブは直ちに閉状態にされる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】図8に示したように、
ECUを用いて電磁バルブを制御する従来の内燃機関用
制御装置においては、ソレノイドをECUを介して接地
しているので、ECUとソレノイドとの間を2本の配線
により接続する必要があった。そのため、内燃機関側の
メインワイヤハーネスのリード線の数とECU側のワイ
ヤハーネスのリード線の数またはカプラの端子数が多く
なり、このことが装置の小形化の妨げになるという問題
があった。
【0034】本発明の目的は、ECUとソレノイドとの
間を1本の配線により接続できるようにして、ワイヤハ
ーネスのリード線の数またはカプラの端子数を減らし、
装置の小形化を図ることができるようにした内燃機関用
制御装置を提供することにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明は、内燃機関用電
磁バルブのソレノイドを制御対象とするECUと、一方
の出力端子が接地され、他方の出力端子がECUの非接
地側の電源端子に接続された直流電源とを備えた内燃機
関用制御装置に係わるものである。
【0036】上記ECUは、所定の制御条件に応じてソ
レノイドを駆動することを指令する駆動信号を発生する
CPUと、CPUから駆動信号が与えられているときに
オン状態になって直流電源からソレノイドに駆動電流を
流すメインスイッチと、メインスイッチを通して流れる
ソレノイドの駆動電流を検出する電流検出回路と、電流
検出回路により検出された電流を設定範囲に保つように
駆動電流を制御する駆動電流制御回路と、メインスイッ
チがオフ状態になった時にソレノイドに誘起するフライ
バック電圧で該ソレノイドにフライバック電流を流すフ
ライバック電流通電回路とを備えた構成を有する。
【0037】本発明においては、ECUのメインスイッ
チの一端につながる端子をECUの唯1つのソレノイド
接続用端子としてECUから導出する。ソレノイドの一
端は、直流電源の他方の出力端子に、他端はソレノイド
接続用端子にそれぞれ接続し、メインスイッチの他端は
電流検出回路を通して接地回路に接続する。またフライ
バック電流通電回路は、ソレノイド接続用端子と直流電
源の他方の出力端子との間に設ける。
【0038】上記のように構成すると、ECUとソレノ
イドとの間を1本の配線により接続することができるた
め、ワイヤハーネスのリード線の数またはカプラの端子
数を減らして、装置の小形化を図ることができる。
【0039】上記電流検出回路は、メインスイッチの他
端と接地回路との間に接続された電流検出用抵抗と、該
電流検出用抵抗の両端の電圧で電流制限用抵抗を通して
充電される積分コンデンサとを備えて該積分コンデンサ
の両端の電圧を電流検出信号として出力する回路により
構成するのが好ましい。
【0040】この場合、駆動電流制御回路は、電流検出
回路の積分コンデンサの両端の電圧(電流検出信号)に
より検出される電流を設定範囲に保つようにCPUから
メインスイッチに与えられる駆動信号を所定のデューテ
ィ比で断続させる回路により構成する。
【0041】本発明の好ましい態様では、この駆動電流
制御回路が、定電圧電源回路の出力端子間に接続された
上辺の抵抗と下辺の抵抗との直列回路からなっていて下
辺の抵抗の両端に基準電圧を発生する抵抗分圧回路と、
基準電圧が非反転入力端子に、電流検出信号が反転入力
端子にそれぞれ入力されるとともに、出力端子がメイン
スイッチの駆動信号入力端子に接続されて、反転入力端
子に入力された電圧が非反転入力端子に入力された電圧
以上になった時にメインスイッチへの駆動信号の供給を
阻止する比較器と、該比較器の出力端子と非反転入力端
子との間に接続された帰還抵抗と、CPUが駆動信号を
発生した時に時限動作を開始するタイマユニットと、少
なくともタイマユニットが時限動作を行っている間抵抗
分圧回路の上辺の抵抗を短絡して基準電圧を比較器の反
転入力端子に入力される電流検出信号の最大値よりも高
い値まで上昇させる分圧抵抗短絡用スイッチとを備えた
構成とするのが好ましい。この場合、ソレノイドの駆動
電流が設定範囲の下限値に達した時に積分コンデンサの
両端の電圧が該駆動電流の設定範囲の下限値に相当する
値にほぼ等しくなるように積分コンデンサの充放電の時
定数を設定する。
【0042】本発明においてはまた、少なくともタイマ
ユニットが時限動作を行っている間電流検出回路の出力
端子間を短絡する電流検出回路の出力短絡用スイッチを
設けるか、または、少なくともタイマユニットが時限動
作を行っている間電流検出回路の入力端子間を短絡する
電流検出回路入力短絡用スイッチを設けるようにしても
よい。
【0043】本発明においてはまた、メインスイッチの
一端と直流電源の他方の出力端子との間に接続されてフ
ライバック電圧が誘起した時にオン状態になってフライ
バック電流を流すフライバック電流通電用スイッチによ
り上記フライバック電流通電回路を構成するのが好まし
い。また、CPUが駆動信号を発生した時にフライバッ
ク電流通電用スイッチがオン状態になるのを許容し、C
PUが駆動信号の発生を停止した時にフライバック電流
通電用スイッチを強制的にオフ状態にするようにフライ
バック電流通電用スイッチを制御するスイッチ制御回路
を設けるのが好ましい。
【0044】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係わる内燃機関用
制御装置の構成例を示したもので、同図において図8に
示した従来例の各部と同等の部分にはそれぞれ同一の符
号を付してある。
【0045】図1において、1は内燃機関により駆動さ
れる磁石発電機やオルタネータなどの交流発電機、2は
発電機1の出力を整流して設定値以下に制限された直流
電圧を出力する電圧調整機能付整流器、3は電圧調整機
能付整流器2の出力により充電されるバッテリ、4は電
磁バルブのソレノイド、5はECU(電子制御ユニッ
ト)であり、交流発電機1と電圧調整機能付整流器2と
バッテリ3とにより、直流電源10が構成されている。
直流電源10の一方の出力端子(整流器2の負極側の出
力端子)は接地され、他方の出力端子(整流器2の正極
側出力端子)はECUの非接地側の電源端子に接続され
ている。
【0046】なお図示の例では、直流電源10にバッテ
リ3が設けられているが、バッテリ3は搭載されない場
合もある。
【0047】ECU5は、所定の制御条件に応じてソレ
ノイド4を駆動することを指令する駆動信号を発生する
CPU6と、CPU6から駆動信号が与えられていると
きにオン状態になって直流電源10からソレノイド4に
駆動電流を流すメインスイッチ7と、メインスイッチ7
を通して流れるソレノイド4の駆動電流を検出する電流
検出回路8と、電流検出回路8により検出された電流を
設定範囲に保つようにソレノイド4の駆動電流を制御す
る駆動電流制御回路9と、ソレノイド4にフライバック
電流を流すフライバック電流通電回路12と、整流器2
の出力電圧を入力として駆動電流制御回路9等を駆動す
るのに適した電圧(3Vまたは5V)を出力する電源回
路11と、CPU6が駆動信号を発生した時にフライバ
ック電流通電用スイッチ12がオン状態になるのを許容
し、CPU6が駆動信号Vdの発生を停止した時にフラ
イバック電流通電用スイッチ12を強制的にオフ状態に
するようにフライバック電流通電用スイッチを制御する
スイッチ制御回路14とを備えている。
【0048】CPU6は機関の制御に必要なクランク軸
の角度情報、吸気管内の圧力情報、機関の温度情報等の
各種の情報をセンサから読み込んで、クランク軸の回転
角度の検出、点火時期の制御、燃料噴射制御、ISCバ
ルブの制御等の各種の制御を行うための演算を実行し、
点火装置を動作させるための点火信号や、インジェクタ
から燃料を噴射することを指令する噴射指令信号、或い
はISCバルブを制御するための制御信号等を発生す
る。
【0049】メインスイッチ7は、ソレノイド4の駆動
電流をオンオフする主のスイッチで、図示のメインスイ
ッチ7は、図8に示した例と同様に、コレクタがソレノ
イド4の一端に接続されたNPNトランジスタTR1
と、該トランジスタのベースに一端が接続された抵抗R
1 とからなり、CPU6から抵抗R10及びR1 を通して
トランジスタTR1 のベースに駆動信号Vdが与えられ
ている。
【0050】電流検出回路8は、トランジスタTR1 の
エミッタと接地間に接続された電流検出用抵抗r1 と、
該電流検出用抵抗r1 の両端の電圧で電流制限用抵抗r
2 を通して充電される積分コンデンサCi とを備えた回
路からなっていて、トランジスタTR1 のコレクタエミ
ッタ間を通して流れるソレノイドの駆動電流に比例した
電流検出信号(電圧信号)を積分コンデンサCi の両端
に発生する。
【0051】駆動電流制御回路9は、電源回路11の出
力端子間に接続された上辺の抵抗R6 と下辺の抵抗R7
との直列回路からなっていて下辺の抵抗R7 の両端に基
準電圧Vrを発生する抵抗分圧回路13と、比較器CP
と、比較器CPの出力端子と非反転入力端子との間に接
続された帰還抵抗R5 と、CPU6が駆動信号Vdを発
生した時に時限動作を開始するタイマユニットTMと、
少なくともタイマユニットTMが時限動作を行っている
間抵抗分圧回路13の上辺の抵抗R6 を短絡して基準電
圧Vrを比較器CPの反転入力端子に入力される電圧の
最大値よりも高い値まで上昇させる分圧抵抗短絡用スイ
ッチ(トランジスタTR4 )15とを備えている。
【0052】比較器CPの非反転入力端子には基準電圧
Vrが入力され、反転入力端子には、電流検出回路8の
積分コンデンサCiの両端に得られる電流検出信号Vi
が入力されている。比較器CPの出力端子はメインスイ
ッチ7の駆動信号入力端子(図示の例では、抵抗R10と
R1 との接続点)に接続されている。比較器CPは、そ
の反転入力端子に入力された電圧が非反転入力端子に入
力された電圧未満の時にメインスイッチ7に駆動信号が
供給されるのを許容し、反転入力端子に入力された電圧
が非反転入力端子に入力された電圧以上になった時にメ
インスイッチ7に駆動信号が供給されるのを阻止する。
【0053】フライバック電流通電用スイッチ12は、
エミッタが直流電源10の正極性側の出力端子に接続さ
れ、コレクタがソレノイド4とメインスイッチ7との接
続点に接続されたNPNトランジスタTR5 と、トラン
ジスタTR5 のベースコレクタ間に接続された抵抗R11
とからなっている。
【0054】またスイッチ制御回路14は、オン状態に
なった時にトランジスタTR5 のベース電流を該トラン
ジスタから側路するように設けられたスイッチ14a
と、CPU6が発生する駆動信号Vdを入力として、ス
イッチ14aをオンオフ制御する制御部14bとからな
っている。制御部14bは、駆動信号Vdが与えられて
いるときにスイッチ14aをオフ状態に保持してトラン
ジスタTR5 の導通を許容し、駆動信号Vdが消滅した
ときにスイッチ14aをオン状態に保持してトランジス
タTR5 の導通を阻止する。
【0055】図1に示した内燃機関用制御装置において
は、ソレノイド4の駆動電流が設定範囲の下限値Ih2に
達した時に積分コンデンサCiの両端の電圧Viが該駆
動電流の設定範囲の下限値Ih2に相当する値にほぼ等し
くなるように、積分コンデンサCiの充放電の時定数が
設定されている。
【0056】図1に示した内燃機関用制御装置の動作を
示すタイミングチャートを図2に示した。CPU6は電
磁バルブを開くための条件が成立した時に図2(A)に
示したような駆動信号Vdを発生する。駆動信号Vdが
発生すると、スイッチ制御回路14のスイッチ14aが
オフ状態になるため、図2(C)に示したようにトラン
ジスタTR5 がオン状態になる。また図2(B)に示し
たように、分圧抵抗短絡用スイッチ15を構成するトラ
ンジスタTR4 は、駆動信号Vdが発生する以前からオ
ン状態にあり、駆動信号Vdが発生した後一定時間Tp
が経過するまでの間オン状態を保持して、比較器CPの
非反転入力端子に入力される基準電圧Vrの値を高い初
期値Vroとしている。この状態では、比較器CPの出力
端子の電位が高レベルの状態にあるため、トランジスタ
TR1 への駆動信号の供給が許容される。従って、駆動
信号Vdが発生すると、図2(E)に示すようにメイン
スイッチ7を構成するトランジスタTR1 がオン状態に
なり、直流電源10からソレノイド4に駆動電流IL が
供給される。基準電圧Vrが高い初期値Vroを示してい
る時には、積分コンデンサCiの両端に得られる電流検
出信号Viが基準電圧Vrを超えることができないた
め、比較器CPの出力端子の電位は高レベルの状態に保
たれている。そのため駆動電流IL は図2(F)に示す
ようにソレノイドのコイルのインダクタンスにより決ま
る時定数に応じて上昇していく。電流検出信号Vi(図
2D)は、ソレノイド4を流れる電流(図2F)の波形
と相似な波形を示す。
【0057】ソレノイド4を流れる駆動電流IL が所定
のレベルIo に達すると、図2(H)に示すようにバル
ブが開位置に向けて変位を開始し、変位を開始した後所
定の遅れ時間をもって開状態になる。
【0058】駆動信号Vdが発生した後、一定の時間T
p が経過すると、タイマユニットTMが時限動作を終了
するため、図2(B)に示すようにトランジスタTR4
がオフ状態になる。トランジスタTR4 がオフ状態にな
る直前に流れていた駆動電流が開弁電流のピーク値Ip
となる。
【0059】トランジスタTR4 がオフ状態になると、
基準電圧Vrが第2の値Vr2まで低下するため、比較器
CPの出力端子の電位がほぼ接地電位になり、トランジ
スタTR1 への駆動信号の供給を阻止する。これにより
トランジスタTR1 がオフ状態になり、直流電源10か
らソレノイド4に供給されていた駆動電流が遮断され
る。そのためソレノイド4を流れる電流IL はピーク値
Ip から急速に減衰していく。このときソレノイドのコ
イルには、今まで流れていた電流を流し続けようとする
極性のフライバック電圧が誘起し、該フライバック電圧
によりソレノイド4−トランジスタTR5 −整流器2の
正極側出力端子−ソレノイド4のフライバック電流通電
回路を通してフライバック電流IF (図2G)が流れ
る。
【0060】ソレノイド4を流れるフライバック電流が
減衰して保持電流の変化範囲の下限値Ih2に達すると、
積分コンデンサCiの両端に得られる電圧が保持電流の
下限値に相応した大きさに設定された基準電圧の第2の
値Vr2に等しくなるため、比較器CPの出力端子の電位
が高レベルになり、トランジスタTR1 への駆動信号の
供給が許容される。これによりトランジスタTR1 がオ
ン状態になり、直流電源10からソレノイド4に駆動電
流が供給される。比較器CPの出力端子の電位が高レベ
ルになると、基準電圧は第1の値Vr1に上昇する。
【0061】電流検出信号Viが保持電流の上限値に相
応する基準電圧の第1の値Vr1に達するまでの間電源か
らソレノイド4に駆動電流が供給される。ソレノイド4
を流れる電流が保持電流の変化範囲の上限値Ih1に達し
て、電流検出信号Viが基準電圧の第1の値Vr1以上に
なると、比較器CPの出力端子が接地電位になるため、
トランジスタTR3 及びTR2 がオフ状態になる。
【0062】これらの動作の繰り返しにより、トランジ
スタTR1 は図2(E)に示すようにオンオフ動作し、
ソレノイド4を通して流れる保持電流は、図2(F)の
ように上限値Ih1と下限値Ih2との間で変化する。
【0063】CPUが駆動信号Vdの発生を停止する
と、トランジスタTR1 がオフ状態になって、直流電源
10からソレノイド4への駆動電流の供給が停止され
る。また駆動信号Vdが消滅すると、スイッチ制御回路
14の制御部14bがスイッチ14aをオン状態にする
ため、トランジスタTR5 がオフ状態になり、フライバ
ック電流IF の通電回路が遮断する。従って、駆動信号
Vdが消滅すると、ソレノイド4を流れる電流は瞬時に
遮断されて保持電流の下限値Ih2よりも小さくなり、バ
ルブは直ちに閉状態にされる。
【0064】図3は本発明に係わる内燃機関用制御装置
の他の構成例を示し、図3の装置の動作を示すタイミン
グチャートを図4に示した。図3に示した例では、図1
に示したフライバック電流通電用スイッチ12が省略さ
れ、代りにソレノイド4とメインスイッチ7との接続点
と整流器2の正極側(非接地側)出力端子との間にカソ
ードを整流器2側に向けたダイオードDfが接続され
て、該ダイオードDfによりフライバック電流通電回路
が構成されている。その他の構成は図1に示した例と同
様である。
【0065】図3に示すように構成した場合には、CP
U6が駆動信号Vdの発生を停止してトランジスタTR
1 がオフ状態になった後もソレノイド4にフライバック
電流IF が流れるため、図4(G)に示したように、バ
ルブの閉動作が遅れる。
【0066】図5は本発明に係わる内燃機関用制御装置
の更に他の構成例の要部を示したもので、この例では、
図1及び図3の装置で設けられていた分圧抵抗短絡用ス
イッチ15が省略され、代りに電流検出回路8の積分コ
ンデンサCiの両端(電流検出回路の出力端子間)にエ
ミッタが接地されたNPNトランジスタTR6 のコレク
タエミッタ間回路が接続され、該トランジスタTR6 の
ベースがタイマユニットTMの出力端子に接続されてい
る。その他の点は図1に示した制御装置と同様に構成さ
れている。この例では、トランジスタTR6 により電流
検出回路の出力端子間を短絡する電流検出回路出力短絡
用スイッチ16が構成されている。
【0067】図5に示した例では、ECU5のCPU6
が駆動信号Vdを発生した後、タイマユニットTMが時
限動作を終了するまでの間トランジスタTR6 がオン状
態を保持して積分コンデンサCiを短絡する。そのた
め、駆動信号Vdが発生した後一定時間Tp が経過する
までの間は、比較器CPの反転入力端子に入力される電
圧がほぼ零に保たれる。この状態では、比較器CPの出
力端子の電位が高レベルの状態に保たれるため、メイン
スイッチ7を構成するトランジスタTR1 に駆動信号が
与えられ、該トランジスタTR1 がオン状態になる。タ
イマユニットTMの時限動作が終了すると、トランジス
タTR6 がオフ状態になるため、積分コンデンサCiの
両端の電圧はソレノイド4の駆動電流の大きさに相応し
た大きさとなる。以後図1または図3に示した制御装置
と同様の動作が行われる。図5に示した制御装置の動作
を示すタイミングチャートは図7に示す通りである。な
お図5のタイミングチャートでは、フライバック電流通
電回路が図3に示した例と同様に構成されているものと
している。そのため、駆動信号Vdが消滅した後もソレ
ノイドにフライバック電流が流れ、バルブの閉動作は一
定の遅れ時間をもって行われる。
【0068】なお図1に示したようにフライバック電流
通電回路が構成される場合にも、図6に示すように積分
コンデンサCiの両端に短絡用スイッチを構成するトラ
ンジスタTR6 を接続する構成をとることができるのは
もちろんである。
【0069】図5に示した例では、駆動信号Vdが発生
した後一定時間Tp が経過するまでの間積分コンデンサ
CiをトランジスタTR6 により短絡するようにした
が、図6に示すように、電流検出用抵抗r1 の両端(電
流検出回路8の入力端子間)を短絡するようにトランジ
スタTR7 を接続して、駆動信号Vdが発生してから一
定時間Tp の間ソレノイド4の駆動電流が電流検出回路
8に入力されるのを阻止するようにしてもよい。図6の
例では、トランジスタTR7 により電流検出回路入力短
絡用スイッチ17が構成される。
【0070】上記の例では、メインスイッチ7などに設
けるスイッチ素子としてバイポーラトランジスタを用い
ているが、バイポーラトランジスタに代えてFET等の
他のオンオフ制御が可能なスイッチ素子を用いるように
してもよい。
【0071】上記の例では、CPUが駆動信号Vd を発
生していない時に分圧抵抗短絡用スイッチ15(トラン
ジスタTR4 )、電流検出回路出力短絡用スイッチ16
(トランジスタTR6 )または電流検出回路入力短絡用
スイッチ17(トランジスタTR7 )がオン状態を保持
するようにしたが、これらの短絡用スイッチは少なくと
もタイマユニットが時限動作を行っている間オン状態に
なるように設ければよく、駆動信号Vd が発生している
期間のみ分圧抵抗短絡用スイッチ15、電流検出回路出
力短絡用スイッチ16または電流検出回路入力短絡用ス
イッチ17をオン状態に保つようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ECU
とソレノイドとの間を1本の線で接続することができる
ため、ECUとソレノイドとの間の配線の簡素化を図っ
て、装置の小形化と低コスト化とを図ることができる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる内燃機関用制御装置の構成例を
示した回路図である。
【図2】図1の制御装置の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図3】本発明に係わる内燃機関用制御装置の他の構成
例を示した回路図である。
【図4】図3の制御装置の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図5】本発明に係わる内燃機関用制御装置の更に他の
構成例の要部を示した回路図である。
【図6】本発明に係わる内燃機関用制御装置の更に他の
構成例の要部を示した回路図である。
【図7】図5の制御装置の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図8】従来の内燃機関用制御装置の構成を示した回路
図である。
【図9】図8の制御装置の動作を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1…交流発電機、2…電圧調整機能付整流器、4…電磁
バルブのソレノイド、5…ECU(電子制御ユニッ
ト)、6…CPU、7…メインスイッチ、8…電流検出
回路、9…駆動電流制御回路、10…直流電源、11…
電源回路、12…フライバック電流通電用スイッチ、1
3…抵抗分圧回路、14…スイッチ制御回路、15…分
圧抵抗短絡用スイッチ、16…電流検出回路出力短絡用
スイッチ、17…電流検出回路入力短絡用スイッチ、T
M …タイマユニット、CP…比較器、R5 …帰還抵
抗。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関用電磁バルブのソレノイドを制
    御対象とするECUと、一方の出力端子が接地され、他
    方の出力端子が前記ECUの非接地側の電源端子に接続
    された直流電源とを備え、 前記ECUは、所定の制御条件に応じて前記ソレノイド
    を駆動することを指令する駆動信号を発生するCPU
    と、前記CPUから駆動信号が与えられているときにオ
    ン状態になって前記直流電源から前記ソレノイドに駆動
    電流を流すメインスイッチと、前記メインスイッチを通
    して流れる前記ソレノイドの駆動電流を検出する電流検
    出回路と、前記電流検出回路により検出された電流を設
    定範囲に保つように前記駆動電流を制御する駆動電流制
    御回路と、前記メインスイッチがオフ状態になった時に
    前記ソレノイドに誘起するフライバック電圧で該ソレノ
    イドにフライバック電流を流すフライバック電流通電回
    路とを備えた内燃機関用制御装置において、 前記ECUのメインスイッチの一端につながる端子が前
    記ECUの唯1つのソレノイド接続用端子として前記E
    CUから導出され、 前記ソレノイドの一端は、前記直流電源の他方の出力端
    子に、他端は前記ソレノイド接続用端子にそれぞれ接続
    され、 前記メインスイッチの他端は前記電流検出回路を通して
    接地回路に接続され、 前記フライバック電流通電回路は、前記ソレノイド接続
    用端子と前記直流電源の他方の出力端子との間に設けら
    れていることを特徴とする内燃機関用制御装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関用電磁バルブのソレノイドを制
    御対象とするECUと、一方の出力端子が接地され、他
    方の出力端子が前記ECUの非接地側の電源端子に接続
    された直流電源とを備え、 前記ECUは、所定の制御条件に応じて前記ソレノイド
    を駆動することを指令する駆動信号を発生するCPU
    と、前記CPUから駆動信号が与えられているときにオ
    ン状態になって前記直流電源から前記ソレノイドに駆動
    電流を流すメインスイッチと、前記メインスイッチを通
    して流れる前記ソレノイドの駆動電流を検出する電流検
    出回路と、前記電流検出回路により検出された電流を設
    定範囲に保つように前記駆動電流を制御する駆動電流制
    御回路と、前記メインスイッチがオフ状態になった時に
    前記ソレノイドに誘起するフライバック電圧で該ソレノ
    イドにフライバック電流を流すフライバック電流通電回
    路とを備えた内燃機関用制御装置において、 前記ECUのメインスイッチの一端につながる端子が前
    記ECUの唯1つのソレノイド接続用端子として前記E
    CUから導出され、 前記ソレノイドの一端は、前記直流電源の他方の出力端
    子に、他端は前記ソレノイド接続用端子にそれぞれ接続
    され、 前記フライバック電流通電回路は、前記ソレノイド接続
    用端子と前記直流電源の他方の出力端子との間に設けら
    れ、 前記電流検出回路は、前記メインスイッチの他端と接地
    回路との間に接続された電流検出用抵抗と、該電流検出
    用抵抗の両端の電圧で電流制限用抵抗を通して充電され
    る積分コンデンサとを備えた回路からなり、 前記駆動電流制御回路は、前記電流検出回路の積分コン
    デンサの両端の電圧により検出される電流を設定範囲に
    保つように前記CPUから前記メインスイッチに与えら
    れる駆動信号を所定のデューティ比で断続させる回路か
    らなっていることを特徴とする内燃機関用制御装置。
  3. 【請求項3】 内燃機関用電磁バルブのソレノイドを制
    御対象とするECUと、一方の出力端子が接地され、他
    方の出力端子が前記ECUの非接地側の電源端子に接続
    された直流電源とを備え、 前記ECUは、所定の制御条件に応じて前記ソレノイド
    を駆動することを指令する駆動信号を発生するCPU
    と、前記CPUから駆動信号が与えられているときにオ
    ン状態になって前記直流電源から前記ソレノイドに駆動
    電流を流すメインスイッチと、前記メインスイッチを通
    して流れる前記ソレノイドの駆動電流を検出する電流検
    出回路と、前記電流検出回路により検出された電流を設
    定範囲に保つように前記駆動電流を制御する駆動電流制
    御回路と、前記メインスイッチがオフ状態になった時に
    前記ソレノイドに誘起するフライバック電圧で該ソレノ
    イドにフライバック電流を流すフライバック電流通電回
    路とを備えた内燃機関用制御装置において、 前記ECUのメインスイッチの一端につながる端子が前
    記ECUの唯1つのソレノイド接続用端子として前記E
    CUから導出され、 前記ソレノイドの一端は、前記直流電源の他方の出力端
    子に、他端は前記ソレノイド接続用端子にそれぞれ接続
    され、 前記フライバック電流通電回路は、前記ソレノイド接続
    用端子と前記直流電源の他方の出力端子との間に設けら
    れ、 前記電流検出回路は、前記メインスイッチの他端と接地
    回路との間に接続された電流検出用抵抗と、該電流検出
    用抵抗の両端の電圧で電流制限用抵抗を通して充電され
    る積分コンデンサとを備えて該積分コンデンサの両端の
    電圧を電流検出信号として出力する回路からなり、 前記駆動電流制御回路は、定電圧電源回路の出力端子間
    に接続された上辺の抵抗と下辺の抵抗との直列回路から
    なっていて前記下辺の抵抗の両端に基準電圧を発生する
    抵抗分圧回路と、前記基準電圧が非反転入力端子に、前
    記電流検出信号が反転入力端子にそれぞれ入力されると
    ともに、出力端子が前記メインスイッチの駆動信号入力
    端子に接続されて、前記反転入力端子に入力された電圧
    が非反転入力端子に入力された電圧以上になった時に前
    記メインスイッチへの駆動信号の供給を阻止する比較器
    と、前記比較器の出力端子と非反転入力端子との間に接
    続された帰還抵抗と、前記CPUが駆動信号を発生した
    時に時限動作を開始するタイマユニットと、少なくとも
    前記タイマユニットが時限動作を行っている間前記抵抗
    分圧回路の上辺の抵抗を短絡して基準電圧を前記電流検
    出信号の最大値よりも高い値まで上昇させる分圧抵抗短
    絡用スイッチとを備え、 前記ソレノイドの駆動電流が前記設定範囲の下限値に達
    した時に前記積分コンデンサの両端の電圧が該駆動電流
    の設定範囲の下限値に相当する値にほぼ等しくなるよう
    に前記積分コンデンサの充放電の時定数が設定されてい
    ることを特徴とする内燃機関用制御装置。
  4. 【請求項4】 内燃機関用電磁バルブのソレノイドを制
    御対象とするECUと、一方の出力端子が接地され、他
    方の出力端子が前記ECUの非接地側の電源端子に接続
    された直流電源とを備え、 前記ECUは、所定の制御条件に応じて前記ソレノイド
    を駆動することを指令する駆動信号を発生するCPU
    と、前記CPUから駆動信号が与えられているときにオ
    ン状態になって前記直流電源から前記ソレノイドに駆動
    電流を流すメインスイッチと、前記メインスイッチを通
    して流れる前記ソレノイドの駆動電流を検出する電流検
    出回路と、前記電流検出回路により検出された電流を設
    定範囲に保つように前記駆動電流を制御する駆動電流制
    御回路と、前記メインスイッチがオフ状態になった時に
    前記ソレノイドに誘起するフライバック電圧で該ソレノ
    イドにフライバック電流を流すフライバック電流通電回
    路とを備えた内燃機関用制御装置において、 前記ECUのメインスイッチの一端につながる端子が前
    記ECUの唯1つのソレノイド接続用端子として前記E
    CUから導出され、 前記ソレノイドの一端は、前記直流電源の他方の出力端
    子に、他端は前記ソレノイド接続用端子にそれぞれ接続
    され、 前記フライバック電流通電回路は、前記ソレノイド接続
    用端子と前記直流電源の他方の出力端子との間に設けら
    れ、 前記電流検出回路は、前記メインスイッチの他端と接地
    回路との間に接続された電流検出用抵抗と、該電流検出
    用抵抗の両端の電圧で電流制限用抵抗を通して充電され
    る積分コンデンサとを備えて該積分コンデンサの両端の
    電圧を電流検出信号として出力する回路からなり、 前記駆動電流制御回路は、定電圧電源回路の出力端子間
    に接続された上辺の抵抗と下辺の抵抗との直列回路から
    なっていて前記下辺の抵抗の両端に基準電圧を発生する
    抵抗分圧回路と、前記基準電圧が非反転入力端子に、前
    記電流検出信号が反転入力端子にそれぞれ入力されると
    ともに、出力端子が前記メインスイッチの駆動信号入力
    端子に接続されて、前記反転入力端子に入力された電圧
    が非反転入力端子に入力された電圧以上になった時に前
    記メインスイッチへの駆動信号の供給を阻止する比較器
    と、前記比較器の出力端子と非反転入力端子との間に接
    続された帰還抵抗と、前記CPUが駆動信号を発生した
    時に時限動作を開始するタイマユニットと、少なくとも
    前記タイマユニットが時限動作を行っている間前記電流
    検出回路の出力端子間を短絡する電流検出回路出力短絡
    用スイッチとを備え、 前記ソレノイドの駆動電流が前記設定範囲の下限値に達
    した時に前記積分コンデンサの両端の電圧が該駆動電流
    の設定範囲の下限値に相当する値にほぼ等しくなるよう
    に前記積分コンデンサの充放電の時定数が設定されてい
    ることを特徴とする内燃機関用制御装置。
  5. 【請求項5】 内燃機関用電磁バルブのソレノイドを制
    御対象とするECUと、一方の出力端子が接地され、他
    方の出力端子が前記ECUの非接地側の電源端子に接続
    された直流電源とを備え、 前記ECUは、所定の制御条件に応じて前記ソレノイド
    を駆動することを指令する駆動信号を発生するCPU
    と、前記CPUから駆動信号が与えられているときにオ
    ン状態になって前記直流電源から前記ソレノイドに駆動
    電流を流すメインスイッチと、前記メインスイッチを通
    して流れる前記ソレノイドの駆動電流を検出する電流検
    出回路と、前記電流検出回路により検出された電流を設
    定範囲に保つように前記駆動電流を制御する駆動電流制
    御回路と、前記メインスイッチがオフ状態になった時に
    前記ソレノイドに誘起するフライバック電圧で該ソレノ
    イドにフライバック電流を流すフライバック電流通電回
    路とを備えた内燃機関用制御装置において、 前記ECUのメインスイッチの一端につながる端子が前
    記ECUの唯1つのソレノイド接続用端子として前記E
    CUから導出され、 前記ソレノイドの一端は、前記直流電源の他方の出力端
    子に、他端は前記ソレノイド接続用端子にそれぞれ接続
    され、 前記フライバック電流通電回路は、前記ソレノイド接続
    用端子と前記直流電源の他方の出力端子との間に設けら
    れ、 前記電流検出回路は、前記メインスイッチの他端と接地
    回路との間に接続された電流検出用抵抗と、該電流検出
    用抵抗の両端の電圧で電流制限用抵抗を通して充電され
    る積分コンデンサとを備えて該積分コンデンサの両端の
    電圧を電流検出信号として出力する回路からなり、 前記駆動電流制御回路は、定電圧電源回路の出力端子間
    に接続された上辺の抵抗と下辺の抵抗との直列回路から
    なっていて前記下辺の抵抗の両端に基準電圧を発生する
    抵抗分圧回路と、前記基準電圧が非反転入力端子に、前
    記電流検出信号が反転入力端子にそれぞれ入力されると
    ともに、出力端子が前記メインスイッチの駆動信号入力
    端子に接続されて、前記反転入力端子に入力された電圧
    が非反転入力端子に入力された電圧以上になった時に前
    記メインスイッチへの駆動信号の供給を阻止する比較器
    と、前記比較器の出力端子と非反転入力端子との間に接
    続された帰還抵抗と、前記CPUが駆動信号を発生した
    時に時限動作を開始するタイマユニットと、少なくとも
    前記タイマユニットが時限動作を行っている間前記電流
    検出回路の入力端子間を短絡する電流検出回路入力短絡
    用スイッチとを備え、 前記ソレノイドの駆動電流が前記設定範囲の下限値に達
    した時に前記積分コンデンサの両端の電圧が該駆動電流
    の設定範囲の下限値に相当する値にほぼ等しくなるよう
    に前記積分コンデンサの充放電の時定数が設定されてい
    ることを特徴とする内燃機関用制御装置。
  6. 【請求項6】 前記フライバック電流通電回路は、前記
    メインスイッチの一端と前記直流電源の他方の出力端子
    との間に接続されて前記フライバック電圧が誘起した時
    にオン状態になって前記フライバック電流を流すフライ
    バック電流通電用スイッチからなり、 前記CPUが駆動信号を発生した時に前記フライバック
    電流通電用スイッチがオン状態になるのを許容し、前記
    CPUが駆動信号の発生を停止した時に前記フライバッ
    ク電流通電用スイッチを強制的にオフ状態にするように
    前記フライバック電流通電用スイッチを制御するスイッ
    チ制御回路が設けられている請求項1ないし5のいずれ
    か1つに記載の内燃機関用制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008064103A (ja) * 2007-10-05 2008-03-21 Hitachi Ltd エンジンの可変バルブ装置
CN111342438A (zh) * 2020-03-10 2020-06-26 华域视觉科技(上海)有限公司 车灯恒流驱动模块短路保护电路、装置、方法和车辆

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