JP2000320396A - シリンダヘッド - Google Patents
シリンダヘッドInfo
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- JP2000320396A JP2000320396A JP11129408A JP12940899A JP2000320396A JP 2000320396 A JP2000320396 A JP 2000320396A JP 11129408 A JP11129408 A JP 11129408A JP 12940899 A JP12940899 A JP 12940899A JP 2000320396 A JP2000320396 A JP 2000320396A
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 52
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims abstract description 26
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 13
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 9
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】空冷により冷却効果を向上できるシリンダヘッ
ドを得ること。 【解決手段】 吸気ポートと排気ポート、及びこれらの
一端がそれぞれ開口する燃焼室天井部を有するシリンダ
ヘッドが、吸気ポートと排気ポートとの間を通過するよ
うに貫通形成された空冷通路を備える。これによれば、
排気ポート側から吸気ポート側への熱伝達を低減するこ
とができ、排気ポートの熱による吸気ポート周辺の温度
上昇を抑制することができる。
ドを得ること。 【解決手段】 吸気ポートと排気ポート、及びこれらの
一端がそれぞれ開口する燃焼室天井部を有するシリンダ
ヘッドが、吸気ポートと排気ポートとの間を通過するよ
うに貫通形成された空冷通路を備える。これによれば、
排気ポート側から吸気ポート側への熱伝達を低減するこ
とができ、排気ポートの熱による吸気ポート周辺の温度
上昇を抑制することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのシリン
ダヘッドに関し、特にシリンダヘッドの冷却構造に関す
る。
ダヘッドに関し、特にシリンダヘッドの冷却構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンは、燃焼運転により発生した熱
によって高温に至るとノッキング等の不具合を生ずるた
め、適切な温度まで冷却する必要があり、その冷却方式
の一つとして空冷式がある。例えば、自動2輪車の原動
機として車載される空冷式エンジンの場合、走行による
走行風を用い、この走行風をエンジン本体に受けること
で冷却を行っている。
によって高温に至るとノッキング等の不具合を生ずるた
め、適切な温度まで冷却する必要があり、その冷却方式
の一つとして空冷式がある。例えば、自動2輪車の原動
機として車載される空冷式エンジンの場合、走行による
走行風を用い、この走行風をエンジン本体に受けること
で冷却を行っている。
【0003】そして、上述のような走行風を用いて冷却
を行う空冷式エンジンの場合、排気ポート周辺の方が吸
気ポート周辺よりも高温となるため、走行風が直接的に
当たる進行方向前側にエンジンの排気側を配置し、吸気
側を進行方向後側に配置することが一般的に行われてい
る。
を行う空冷式エンジンの場合、排気ポート周辺の方が吸
気ポート周辺よりも高温となるため、走行風が直接的に
当たる進行方向前側にエンジンの排気側を配置し、吸気
側を進行方向後側に配置することが一般的に行われてい
る。
【0004】したがって、低速走行時等の走行風の風量
が少ない場合には冷却が不十分となり、吸気ポート側も
高温となるおそれがある。吸気ポート側が高温に至ると
燃焼室内に流入する吸入空気の温度も上昇して空気密度
が低くなり、燃焼室内への吸気効率が低下してエンジン
の出力低下を招く。
が少ない場合には冷却が不十分となり、吸気ポート側も
高温となるおそれがある。吸気ポート側が高温に至ると
燃焼室内に流入する吸入空気の温度も上昇して空気密度
が低くなり、燃焼室内への吸気効率が低下してエンジン
の出力低下を招く。
【0005】特開昭64−77738号公報には、自動
2輪車に車載された空冷エンジンのシリンダヘッドに、
シリンダヘッドを貫通する貫通孔を設け、貫通孔内を通
過する走行風によりシリンダヘッドの冷却を図る旨が記
載されている。
2輪車に車載された空冷エンジンのシリンダヘッドに、
シリンダヘッドを貫通する貫通孔を設け、貫通孔内を通
過する走行風によりシリンダヘッドの冷却を図る旨が記
載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報によれば、貫通孔は、燃焼室の上部に設けられた吸気
ポートと排気ポートの更に上方位置に設けられている。
このため、貫通孔を通過する走行風によって、貫通孔の
下方に位置する燃焼室やシリンダ部分を十分に冷却する
ことは困難である。また、この場合も貫通孔を通過する
走行風量が少ない場合には、排気ポートから吸気ポート
に熱が伝わりやすく、吸気効率の低下によるエンジンの
出力低下を招くおそれがある。
報によれば、貫通孔は、燃焼室の上部に設けられた吸気
ポートと排気ポートの更に上方位置に設けられている。
このため、貫通孔を通過する走行風によって、貫通孔の
下方に位置する燃焼室やシリンダ部分を十分に冷却する
ことは困難である。また、この場合も貫通孔を通過する
走行風量が少ない場合には、排気ポートから吸気ポート
に熱が伝わりやすく、吸気効率の低下によるエンジンの
出力低下を招くおそれがある。
【0007】本発明は、上述した不具合を解決すべくな
されたものであり、その目的は、空冷により冷却効果を
向上できるシリンダヘッドを提供することにある。
されたものであり、その目的は、空冷により冷却効果を
向上できるシリンダヘッドを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記不具合を解決するた
めに、本発明の請求項1に記載の発明によるシリンダヘ
ッドは、燃焼室に吸入空気を導入するための通路として
貫通形成された吸気ポートと、燃焼室内の排気ガスを排
出するための通路として貫通形成された排気ポートとを
有するシリンダヘッドにおいて、吸気ポートと排気ポー
トとの間を通過するように貫通形成された空冷通路を備
えることを特徴とする。
めに、本発明の請求項1に記載の発明によるシリンダヘ
ッドは、燃焼室に吸入空気を導入するための通路として
貫通形成された吸気ポートと、燃焼室内の排気ガスを排
出するための通路として貫通形成された排気ポートとを
有するシリンダヘッドにおいて、吸気ポートと排気ポー
トとの間を通過するように貫通形成された空冷通路を備
えることを特徴とする。
【0009】これによれば、吸気ポートと排気ポートと
の間を通過するように空冷通路が貫通形成されるため、
吸気ポートと排気ポートとは空冷通路によりその間を分
断される。したがって、空冷通路を通過する空気により
シリンダヘッドを冷却できるという作用に加えて、排気
ポート側から吸気ポート側への熱伝達をより低減するこ
とができる。これにより、吸気ポート周辺の温度上昇を
抑制することができ、吸気温度の上昇による出力低下を
防止できる。
の間を通過するように空冷通路が貫通形成されるため、
吸気ポートと排気ポートとは空冷通路によりその間を分
断される。したがって、空冷通路を通過する空気により
シリンダヘッドを冷却できるという作用に加えて、排気
ポート側から吸気ポート側への熱伝達をより低減するこ
とができる。これにより、吸気ポート周辺の温度上昇を
抑制することができ、吸気温度の上昇による出力低下を
防止できる。
【0010】請求項2に記載の発明によるシリンダヘッ
ドは、空冷通路が、少なくともその一部が排気ポートの
伸長方向に沿って形成されたことを特徴とする。これに
よれば、空冷通路は、吸気ポートと排気ポートとの間を
通過し、かつ少なくともその一部が排気ポートの伸長方
向に沿うように形成される。したがって、上述の請求項
の作用に加えて、排気ポートを十分に冷却することがで
きる。これにより、シリンダヘッドの温度上昇を更に抑
制することができ、シリンダヘッドの熱によるノッキン
グ等の不具合を防止することができる。
ドは、空冷通路が、少なくともその一部が排気ポートの
伸長方向に沿って形成されたことを特徴とする。これに
よれば、空冷通路は、吸気ポートと排気ポートとの間を
通過し、かつ少なくともその一部が排気ポートの伸長方
向に沿うように形成される。したがって、上述の請求項
の作用に加えて、排気ポートを十分に冷却することがで
きる。これにより、シリンダヘッドの温度上昇を更に抑
制することができ、シリンダヘッドの熱によるノッキン
グ等の不具合を防止することができる。
【0011】請求項3に記載の発明によるシリンダヘッ
ドは、空冷通路が、少なくともその一部が吸気ポートの
伸長方向に沿って形成されたことを特徴とする。これに
よれば、空冷通路は、吸気ポートと排気ポートとの間を
通過し、かつ少なくともその一部が排気ポートと吸気ポ
ートに沿うように伸長形成されるため、吸気ポートの冷
却効果をも高めることができる。
ドは、空冷通路が、少なくともその一部が吸気ポートの
伸長方向に沿って形成されたことを特徴とする。これに
よれば、空冷通路は、吸気ポートと排気ポートとの間を
通過し、かつ少なくともその一部が排気ポートと吸気ポ
ートに沿うように伸長形成されるため、吸気ポートの冷
却効果をも高めることができる。
【0012】請求項4に記載の発明によるシリンダヘッ
ドは、吸気ポートと排気ポートとが互いに離反する方向
に伸長形成されており、空冷通路が吸気ポートと排気ポ
ートとの間の通過部分にてクランク形状に折れ曲がって
伸長することを特徴とする。
ドは、吸気ポートと排気ポートとが互いに離反する方向
に伸長形成されており、空冷通路が吸気ポートと排気ポ
ートとの間の通過部分にてクランク形状に折れ曲がって
伸長することを特徴とする。
【0013】これによれば、空冷通路は、吸気ポートと
排気ポートとの間の通過部分でクランク形状に折れ曲が
る形状をなすため、空冷通路の全長を長くすることがで
きる。したがって、燃焼室及びシリンダ部分の冷却効果
を更に向上させることができる。また、かかる通路形状
によって排気ポート及び吸気ポートにより長く沿わせる
ことができ、冷却効果を更に向上させることができる。
排気ポートとの間の通過部分でクランク形状に折れ曲が
る形状をなすため、空冷通路の全長を長くすることがで
きる。したがって、燃焼室及びシリンダ部分の冷却効果
を更に向上させることができる。また、かかる通路形状
によって排気ポート及び吸気ポートにより長く沿わせる
ことができ、冷却効果を更に向上させることができる。
【0014】請求項5に記載の発明によるシリンダヘッ
ドは、空冷通路の一方の貫通開口が車載される車両の走
行方向前方に開口形成されたことを特徴とする。これに
よれば、車両の走行により発生した走行風を貫通開口か
ら流入させることができ、シリンダヘッドを内部からよ
り積極的に冷却することができる。したがって、その冷
却効果を更に向上させることができる。
ドは、空冷通路の一方の貫通開口が車載される車両の走
行方向前方に開口形成されたことを特徴とする。これに
よれば、車両の走行により発生した走行風を貫通開口か
ら流入させることができ、シリンダヘッドを内部からよ
り積極的に冷却することができる。したがって、その冷
却効果を更に向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。図1は、本実施の形態におけ
るシリンダヘッドの下面図、図2は正面図、図3は左側
面図、図4は後面図である。本実施の形態におけるシリ
ンダヘッドは、4サイクルエンジンに用いられるもので
あり、図示していないシリンダブロックのシリンダボア
上部に載置される。
て図に基づいて説明する。図1は、本実施の形態におけ
るシリンダヘッドの下面図、図2は正面図、図3は左側
面図、図4は後面図である。本実施の形態におけるシリ
ンダヘッドは、4サイクルエンジンに用いられるもので
あり、図示していないシリンダブロックのシリンダボア
上部に載置される。
【0016】かかるシリンダヘッドを備えるエンジン
は、例えば自動2輪車や4輪バギー車等の走行車両に車
載され、走行の際に走行風を受ける位置に設けられる。
図1は、シリンダヘッド1を下面から見た説明図であ
る。シリンダヘッド1は、図1中の下側が車両進行方向
前方に、図1中の上側が進行方向後方に、図1中の左側
が進行方向左方に、図1中の右側が進行方向右方に位置
するように配置される。
は、例えば自動2輪車や4輪バギー車等の走行車両に車
載され、走行の際に走行風を受ける位置に設けられる。
図1は、シリンダヘッド1を下面から見た説明図であ
る。シリンダヘッド1は、図1中の下側が車両進行方向
前方に、図1中の上側が進行方向後方に、図1中の左側
が進行方向左方に、図1中の右側が進行方向右方に位置
するように配置される。
【0017】シリンダヘッド1は、下面2のほぼ中央位
置に燃焼室天井部7が凹陥形成されている。燃焼室天井
部7は半円球面形状をなし、その進行方向前側位置には
排気ポート10の燃焼室側開口部11が開口形成され、
燃焼室天井部7の進行方向後側位置には吸気ポート20
の燃焼室側開口部21が開口形成されている。
置に燃焼室天井部7が凹陥形成されている。燃焼室天井
部7は半円球面形状をなし、その進行方向前側位置には
排気ポート10の燃焼室側開口部11が開口形成され、
燃焼室天井部7の進行方向後側位置には吸気ポート20
の燃焼室側開口部21が開口形成されている。
【0018】排気ポート10の燃焼室側開口部11は、
シリンダボア中心位置Mよりも車両進行方向右側でかつ
前側にオフセットした位置にその中心が位置する円形状
をなして開口形成されており、吸気ポート20の燃焼室
側開口部21は、シリンダボア中心位置Mよりも車両進
行方向左側でかつ後側にオフセットした位置にその中心
が位置する円形状をなして開口形成されている。
シリンダボア中心位置Mよりも車両進行方向右側でかつ
前側にオフセットした位置にその中心が位置する円形状
をなして開口形成されており、吸気ポート20の燃焼室
側開口部21は、シリンダボア中心位置Mよりも車両進
行方向左側でかつ後側にオフセットした位置にその中心
が位置する円形状をなして開口形成されている。
【0019】そして、図2及び図4に示すように、シリ
ンダヘッド1の前面3でかつ下面2から所定高さの位置
には、排気ポート10の前面開口部12が開口形成され
ており、シリンダヘッド1の後面4でかつ下面2から所
定高さの位置には、吸気ポート20の後面開口部22が
開口形成されている。
ンダヘッド1の前面3でかつ下面2から所定高さの位置
には、排気ポート10の前面開口部12が開口形成され
ており、シリンダヘッド1の後面4でかつ下面2から所
定高さの位置には、吸気ポート20の後面開口部22が
開口形成されている。
【0020】排気ポート10の前面開口部12は、図示
していない排気通路と接続可能な排気フランジ部13を
備え、吸気ポート20は、同じく図示していない吸気通
路と接続可能な吸気フランジ部23を備えている。
していない排気通路と接続可能な排気フランジ部13を
備え、吸気ポート20は、同じく図示していない吸気通
路と接続可能な吸気フランジ部23を備えている。
【0021】排気ポート10のポート形状は、図1に示
すように、下方から見た場合は排気ポートの燃焼室側開
口部11から車両進行方向前方に向かって真っ直ぐに伸
長し、また、図3に示すように側方から見た場合には、
なだらかなエルボカーブを描いて排気ポート10の前面
開口部12に連通する貫通路形状をなす。
すように、下方から見た場合は排気ポートの燃焼室側開
口部11から車両進行方向前方に向かって真っ直ぐに伸
長し、また、図3に示すように側方から見た場合には、
なだらかなエルボカーブを描いて排気ポート10の前面
開口部12に連通する貫通路形状をなす。
【0022】吸気ポート20のポート形状は、図1に示
すように、下方から見た場合は吸気ポートの燃焼室側開
口部21から車両進行方向後方に向かって真っ直ぐに伸
長し、また、図3に示すように、側方から見た場合に
は、なだらかなエルボカーブを描いて吸気ポート20の
前面開口部22に連通する貫通路形状をなす。
すように、下方から見た場合は吸気ポートの燃焼室側開
口部21から車両進行方向後方に向かって真っ直ぐに伸
長し、また、図3に示すように、側方から見た場合に
は、なだらかなエルボカーブを描いて吸気ポート20の
前面開口部22に連通する貫通路形状をなす。
【0023】そして、シリンダヘッド1は、本発明の特
徴的な部分である空冷通路30を備える。空冷通路30
は、下面2からほぼ同じ高さ位置にて前面3から後面2
まで貫通し、図1に示すように、その途中部分にて左右
方向に折れ曲がる部分を有するクランク形状をなす。
徴的な部分である空冷通路30を備える。空冷通路30
は、下面2からほぼ同じ高さ位置にて前面3から後面2
まで貫通し、図1に示すように、その途中部分にて左右
方向に折れ曲がる部分を有するクランク形状をなす。
【0024】具体的には、図1に示すように、空冷通路
30は、排気ポート側通路部31と、吸気ポート側通路
部32と、吸排気ポート間通過通路部33により構成さ
れる。
30は、排気ポート側通路部31と、吸気ポート側通路
部32と、吸排気ポート間通過通路部33により構成さ
れる。
【0025】ここで、排気ポート側通路部31は、図2
に示すように、前面開口部12の左側位置に開口する前
面貫通開口34から排気ポート10の左側位置を進行方
向後方に向かって穿設され、図1に示すように、シリン
ダボア中心位置M付近まで伸長する。また、吸気ポート
側通路部32は、図4に示すように、後面開口部22の
右側位置に開口する後面貫通開口35から吸気ポート2
0の右側位置を進行方向前方に向かって穿設され、図1
に示すように、シリンダボア中心位置M付近まで伸長す
る。
に示すように、前面開口部12の左側位置に開口する前
面貫通開口34から排気ポート10の左側位置を進行方
向後方に向かって穿設され、図1に示すように、シリン
ダボア中心位置M付近まで伸長する。また、吸気ポート
側通路部32は、図4に示すように、後面開口部22の
右側位置に開口する後面貫通開口35から吸気ポート2
0の右側位置を進行方向前方に向かって穿設され、図1
に示すように、シリンダボア中心位置M付近まで伸長す
る。
【0026】そして、吸排気ポート間通過通路部33
は、図1に示すように、吸気ポート10と排気ポート2
0との間を通過して左右方向に伸長し、排気ポート側通
路部31と吸気ポート側通路部32とを連通する。
は、図1に示すように、吸気ポート10と排気ポート2
0との間を通過して左右方向に伸長し、排気ポート側通
路部31と吸気ポート側通路部32とを連通する。
【0027】これにより、空冷通路30は、排気ポート
10と吸気ポート20のそれぞれの側方部分、及びこれ
らの間を通過するように配置される。尚、図1中、符号
9は、シリンダヘッド1の上面6上に設けられる動弁機
構(図示せず)の動弁駆動チェーンが挿通されるチェー
ン室である。
10と吸気ポート20のそれぞれの側方部分、及びこれ
らの間を通過するように配置される。尚、図1中、符号
9は、シリンダヘッド1の上面6上に設けられる動弁機
構(図示せず)の動弁駆動チェーンが挿通されるチェー
ン室である。
【0028】次に、上記構成を有するシリンダヘッド1
の作用及び効果について説明する。上記構成を有するシ
リンダヘッド1は、上述のように、空冷通路30が排気
ポート10と吸気ポート20との間を通過するように設
けられる。このため、排気ポート10と吸気ポート20
との間に空間部分が形成され、排気ポート10側から吸
気ポート20側への熱伝達を低減することができる。
の作用及び効果について説明する。上記構成を有するシ
リンダヘッド1は、上述のように、空冷通路30が排気
ポート10と吸気ポート20との間を通過するように設
けられる。このため、排気ポート10と吸気ポート20
との間に空間部分が形成され、排気ポート10側から吸
気ポート20側への熱伝達を低減することができる。
【0029】したがって、吸気ポート20を通過して燃
焼室内に流入する吸入空気の温度上昇を抑制することが
でき、空気密度の減少によるエンジン出力の低下を防止
することができる。
焼室内に流入する吸入空気の温度上昇を抑制することが
でき、空気密度の減少によるエンジン出力の低下を防止
することができる。
【0030】また、空冷通路30は、排気ポート10と
吸気ポート20との間を通過させることにより、燃焼室
側(下面2側)により接近させた位置に形成することが
できる。これにより、シリンダヘッド1の下面2の下方
に配置される燃焼室やシリンダ部分(図示せず)の冷却
効果を向上させることができる。
吸気ポート20との間を通過させることにより、燃焼室
側(下面2側)により接近させた位置に形成することが
できる。これにより、シリンダヘッド1の下面2の下方
に配置される燃焼室やシリンダ部分(図示せず)の冷却
効果を向上させることができる。
【0031】そして、図1に示すように、空冷通路30
は、排気ポート10の側方位置に沿うように穿設された
排気ポート側通路部31と、吸気ポート20の側方位置
に送ように穿設された吸気ポート側通路部32とを有す
る。このため、これら排気ポート10及び吸気ポート2
0をより直接的に冷却することができる。
は、排気ポート10の側方位置に沿うように穿設された
排気ポート側通路部31と、吸気ポート20の側方位置
に送ように穿設された吸気ポート側通路部32とを有す
る。このため、これら排気ポート10及び吸気ポート2
0をより直接的に冷却することができる。
【0032】また、空冷通路30は、その通路途中にて
進行方向と交差する方向に伸長する吸排気ポート間通過
通路部33を有し、全体としてクランク状に折れ曲がる
通路形状をなす。このため、空冷通路30をより長く形
成することができ、かつ排気ポート10と吸気ポート2
0に対して空冷通路30をより長く沿わせることがで
き、その冷却効果を更に向上させることができる。
進行方向と交差する方向に伸長する吸排気ポート間通過
通路部33を有し、全体としてクランク状に折れ曲がる
通路形状をなす。このため、空冷通路30をより長く形
成することができ、かつ排気ポート10と吸気ポート2
0に対して空冷通路30をより長く沿わせることがで
き、その冷却効果を更に向上させることができる。
【0033】そして、空冷通路30は、シリンダヘッド
の前面3に前面貫通開口34を、後面4に後面貫通開口
35を備えるため、車両の走行により生じた走行風を流
入口である前面貫通開口34から空冷通路30内に積極
的に流入させ通過させることができる。したがって、そ
の冷却効果を更に向上させることができる。
の前面3に前面貫通開口34を、後面4に後面貫通開口
35を備えるため、車両の走行により生じた走行風を流
入口である前面貫通開口34から空冷通路30内に積極
的に流入させ通過させることができる。したがって、そ
の冷却効果を更に向上させることができる。
【0034】尚、本発明は、上述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨内にて種々の変更が可
能である。例えば、上述の実施の形態では、空冷通路3
0の形状を、シリンダヘッド1の前面3から後面4に貫
通するクランク形状とした例を用いて説明したが、これ
に限定されるものではない。
れるものではなく、本発明の要旨内にて種々の変更が可
能である。例えば、上述の実施の形態では、空冷通路3
0の形状を、シリンダヘッド1の前面3から後面4に貫
通するクランク形状とした例を用いて説明したが、これ
に限定されるものではない。
【0035】例えば、更に吸排気ポート間通過通路33
の一方をシリンダヘッド1の左面5まで貫通する形状に
形成しても良く、また、後に閉鎖部材でその開口部分を
閉鎖して、結果的にクランク形状を形成しても良い。こ
れにより、シリンダヘッド1を鋳造する際に吸排気ポー
ト間通過通路33を形成するための中子が不要となり、
鋳造工程における手間を省くことができる。
の一方をシリンダヘッド1の左面5まで貫通する形状に
形成しても良く、また、後に閉鎖部材でその開口部分を
閉鎖して、結果的にクランク形状を形成しても良い。こ
れにより、シリンダヘッド1を鋳造する際に吸排気ポー
ト間通過通路33を形成するための中子が不要となり、
鋳造工程における手間を省くことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシリ
ンダヘッドによれば、空冷通路が吸気ポートと排気ポー
トとの間を通過するように貫通形成され、空冷通路によ
りその間を分断されるため、空冷通路を通過する空気に
よりシリンダヘッドを冷却でき、かつ排気ポート側から
吸気ポート側への熱伝達をより低減することができる。
したがって、吸気ポート周辺の温度上昇を抑制すること
ができ、吸気温度の上昇による出力低下を防止できる。
ンダヘッドによれば、空冷通路が吸気ポートと排気ポー
トとの間を通過するように貫通形成され、空冷通路によ
りその間を分断されるため、空冷通路を通過する空気に
よりシリンダヘッドを冷却でき、かつ排気ポート側から
吸気ポート側への熱伝達をより低減することができる。
したがって、吸気ポート周辺の温度上昇を抑制すること
ができ、吸気温度の上昇による出力低下を防止できる。
【0037】そして、空冷通路は、吸気ポートと排気ポ
ートとの間を通過し、かつ少なくともその一部が排気ポ
ートの伸長方向に沿うように形成されるため、上述の作
用に加えて、排気ポートを十分に冷却することができ、
シリンダヘッドの温度上昇を更に抑制することができ、
シリンダヘッドの熱によるノッキング等の不具合を防止
することができる。
ートとの間を通過し、かつ少なくともその一部が排気ポ
ートの伸長方向に沿うように形成されるため、上述の作
用に加えて、排気ポートを十分に冷却することができ、
シリンダヘッドの温度上昇を更に抑制することができ、
シリンダヘッドの熱によるノッキング等の不具合を防止
することができる。
【図1】本実施の形態におけるシリンダヘッドの下面説
明図である。
明図である。
【図2】シリンダヘッドの正面図である。
【図3】シリンダヘッドの左側面図である。
【図4】シリンダヘッドの後面図である。
1 シリンダヘッド 2 下面 3 前面 4 後面 5 左側面 7 燃焼室天井部 10 排気ポート 20 吸気ポート 30 空冷通路 31 排気ポート側通路部 32 吸気ポート側通路部 33 吸排気ポート間通過通路部 34 前面貫通開口 35 後面貫通開口
Claims (5)
- 【請求項1】 燃焼室に吸入空気を導入するための通路
として貫通形成された吸気ポートと、燃焼室内の排気ガ
スを排出するための通路として貫通形成された排気ポー
トとを有するシリンダヘッドにおいて、 前記吸気ポートと排気ポートとの間を通過するように貫
通形成された空冷通路を備えることを特徴とするシリン
ダヘッド。 - 【請求項2】 前記空冷通路は、 少なくともその一部が前記排気ポートの伸長方向に沿っ
て形成されたことを特徴とする請求項1に記載のシリン
ダヘッド。 - 【請求項3】 前記空冷通路は、 少なくともその一部が前記吸気ポートの伸長方向に沿っ
て形成されたことを特徴とする請求項2に記載のシリン
ダヘッド。 - 【請求項4】 前記吸気ポートと排気ポートとは互いに
離反する方向に伸長形成されており、 前記空冷通路は、前記吸気ポートと排気ポートとの間の
通過部分にてクランク形状に折れ曲がって伸長すること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシリンダ
ヘッド。 - 【請求項5】 前記空冷通路は、 一方の貫通開口が車載される車両の走行方向前方に開口
形成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
記載のシリンダヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11129408A JP2000320396A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | シリンダヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11129408A JP2000320396A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | シリンダヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000320396A true JP2000320396A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15008816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11129408A Pending JP2000320396A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | シリンダヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000320396A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010159703A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Honda Motor Co Ltd | シリンダヘッドの冷却構造 |
| CN101936237A (zh) * | 2010-09-02 | 2011-01-05 | 江门市大长江集团有限公司 | 一种发动机气缸头 |
| TWI381093B (zh) * | 2011-02-21 | 2013-01-01 | Kwang Yang Motor Co | Air Cooling Engine 's Cylinder Head Heat Dissipation |
-
1999
- 1999-05-11 JP JP11129408A patent/JP2000320396A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010159703A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Honda Motor Co Ltd | シリンダヘッドの冷却構造 |
| CN101936237A (zh) * | 2010-09-02 | 2011-01-05 | 江门市大长江集团有限公司 | 一种发动机气缸头 |
| TWI381093B (zh) * | 2011-02-21 | 2013-01-01 | Kwang Yang Motor Co | Air Cooling Engine 's Cylinder Head Heat Dissipation |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050712 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050719 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050920 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051027 |