JP2000320548A - 転がり軸受 - Google Patents

転がり軸受

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JP2000320548A JP11132449A JP13244999A JP2000320548A JP 2000320548 A JP2000320548 A JP 2000320548A JP 11132449 A JP11132449 A JP 11132449A JP 13244999 A JP13244999 A JP 13244999A JP 2000320548 A JP2000320548 A JP 2000320548A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セパレータを有する転がり軸受において、転動
体の転動動作を安定化させて、転がり特性を向上するこ
と。 【解決手段】セパレータ5を転動不可能な形状としたう
えで、転動体3の転動動作に伴いセパレータ5が周方向
に移動させられるときに、セパレータ5を外輪2の両肩
部と環状板4,4の段部4b,4bとによってガイドさ
れながら周方向に滑らせるようにしている。これによ
り、転動体3の転動時に転動体3がセパレータ5と当接
しても、セパレータ5が制動要素として働きにくくなる
ので、転動体3の転動動作が阻害されずに済む。しか
も、セパレータ5が軸方向ならびに径方向に変位しにく
くなって姿勢が安定するので、その周方向移動が円滑と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転動体間に配置さ
れるセパレータを有する転がり軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の転がり軸受において、例
えば玉軸受の場合、転動体よりもわずかに小径な玉や、
その径方向の大きさが転動体よりも小さな略円柱状の間
隔体を転動体間の軌道溝内に配置させていた。
【0003】しかしながら、このような玉や間隔体など
のセパレータでは、組み込みの関係より、軌道輪にセパ
レータの入れ溝を形成する必要があり、高コスト化をも
たらす。
【0004】これに対して、セパレータを円柱形状また
は鼓形状とし、それを内・外輪間の肩部で案内させる形
態としたもの(例えば特開平8−4773号公報)が知
られている。
【0005】なお、転がり軸受について、真空雰囲気ま
たは高温雰囲気などグリースや油などの潤滑剤を使用で
きない環境で使用する場合、前述したセパレータを固体
潤滑剤で形成することがある。この固体潤滑剤として
は、例えばグラファイトや二硫化タングステン、二硫化
モリブデンなどの層状物質、金、銀、鉛などの軟質金属
材、PTFEやポリイミドなどの高分子樹脂材などが挙
げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公報例では、転動
体の転動動作に伴い、セパレータも転動することになる
が、すべての転動体の回転方向と、すべてのセパレータ
の回転方向とが同一であるために、転動体の転動動作を
阻害するなど、転がり特性を劣化させることが指摘され
る。
【0007】というのは、転動体が、その転動方向下流
側に位置するセパレータや、転動方向上流側に位置する
セパレータに対して当接すると、転動体とセパレータと
の当接部分では、それらの回転方向が互いに逆向きとな
るために、セパレータが制動要素として働くようになる
からである。
【0008】このような事情に鑑み、本発明は、セパレ
ータを有する転がり軸受において、転動体の転動動作を
安定化させて、転がり特性を向上することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
転がり軸受は、内外輪間に配置される複数の転動体の1
個おきまたは複数個おきに配置されるほぼ角柱形のセパ
レータを有しており、前記セパレータの軸方向変位を前
記外輪または内輪の両肩部に取り付けられた2つの環状
板で規制するとともに径方向変位を前記外輪または内輪
の両肩部で規制している。
【0010】請求項2の発明にかかる転がり軸受は、上
記請求項1において、前記セパレータの軸方向幅が、前
記両環状板の離隔間隔の80%以上、100%未満に設
定されている。
【0011】請求項3の発明にかかる転がり軸受は、上
記請求項1または2において、前記セパレータの径方向
厚みが、前記内輪の両肩部または外輪の両肩部から前記
両環状板の段部までの離隔間隔の80%以上、100%
未満に設定されている。
【0012】請求項4の発明にかかる転がり軸受は、上
記請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記セパレー
タの外輪側の面が、凸状円弧面とされ、この凸状円弧面
の曲率半径が、外輪の肩部の曲率半径よりも小さく設定
される。
【0013】請求項5の発明にかかる転がり軸受は、上
記請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記セパレー
タの内輪側の面が、平坦面または凹状円弧面とされ、凹
状円弧面とする場合、その曲率半径が、内輪の肩部の曲
率半径よりも大きく設定されている。
【0014】請求項6の発明にかかる転がり軸受は、上
記請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記セパレー
タが、固体潤滑剤で形成されている。
【0015】請求項7の発明にかかる転がり軸受は、上
記請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記環状板
が、その内周縁または外周縁が内輪または外輪に対して
取り付けられるとともに、その外周縁または内周縁が外
輪または内輪に対して微小隙間を介して対向される非接
触タイプシールとされる。
【0016】請求項8の発明にかかる転がり軸受は、上
記請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記環状板
が、その内周縁または外周縁が内輪または外輪に対して
取り付けられるとともに、その外周縁または内周縁に外
輪または内輪に対して接触する弾性体を有する接触タイ
プシールとされる。
【0017】請求項9の発明にかかる転がり軸受は、上
記請求項1ないし8のいずれかにおいて、前記転動体が
球体とされ、前記セパレータにおいて周方向と直交する
側面に、前記転動体の一部と合致する部分球面状の窪み
が設けられている。
【0018】以上、要するに、本発明では、セパレータ
を転動不可能な形状としたうえで、転動体の転動動作に
伴いセパレータが周方向に移動させられるときに、セパ
レータを内輪または外輪の両肩部と環状板によってガイ
ドされながら円滑に滑る。
【0019】これにより、転動体の転動時に転動体がセ
パレータと当接しても、セパレータが制動要素として働
きにくくなるので、転動体の転動動作が阻害されずに済
む。しかも、セパレータが軸方向ならびに径方向に変位
しにくくなって姿勢が安定するので、その周方向移動が
円滑となる。
【0020】特に、請求項2および3の発明では、セパ
レータの軸方向変位量や径方向変位量が極力少なくな
る。
【0021】また、請求項4および5の発明では、セパ
レータの端部と内輪または外輪との間の2次元的な接触
を防ぐことができ、セパレータのロックや欠けを防止す
ることができる。また、セパレータの滑り抵抗の変動が
軽減され、軸受の円滑な回転を創出する。
【0022】また、請求項6の発明では、セパレータが
自己潤滑性を有するから、セパレータの滑り抵抗が軽減
される。
【0023】また、請求項7および8の発明では、軸受
内部が密閉されるから、セパレータが、転動体、内輪ま
たは外輪の肩部ならびに環状板の段部に対して当接する
ことによって発生する摩耗粉が軸受外部に漏洩すること
を防止できるようになるとともに、外部の塵埃や水分な
どが軸受内部に侵入することを防止できるようになる。
【0024】また、請求項9の発明では、転動体とセパ
レータの窪みとの調心作用によりセパレータの軸方向位
置ならびに径方向位置が規制され、潤滑性能も向上す
る。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。
【0026】図1ないし図4に本発明の一実施形態を示
している。図1は、転がり軸受においてシールド板を取
り外した状態の上半分を示す側面図、図2は、図1の転
がり軸受の縦断面図、図3は、図1の実施形態における
セパレータの斜視図、図4は、図1の転がり軸受の組立
手順を示す説明図である。
【0027】図示例の転がり軸受は、深溝玉軸受であ
り、各々、例えばJIS規格SUS440Cで形成され
る内輪1と、外輪2と、複数の玉3と、例えばJIS規
格SUS304で形成される環状板としての2つのシー
ルド板4,4と、複数の固体潤滑剤製のセパレータ5と
を備えている。
【0028】内輪1の外周面および外輪2の内周面に
は、軌道溝がそれぞれ形成されており、また、外輪2の
内周面両肩部には、径方向外向きに凹む周溝がそれぞれ
形成されている。
【0029】玉3は、内・外輪1,2の軌道溝間に介装
されている。
【0030】シールド板4は、一般的にZ板と呼ばれる
周知の非接触タイプシールであり、径方向に沿う環状板
部4aと、環状板部4aの外周に所要角度傾いて形成さ
れるテーパ状段部4bと、テーパ状段部4bの外周に丸
く屈曲形成されるループ部4cと、環状板部4aの内周
にそれと直交するよう屈曲形成される円環鍔部4dとを
有している。このシールド板4は、そのループ部4cが
外輪2の周溝に対して係入させられるとともに、円環鍔
部4dが内輪1の外周面の両肩部に対して微小隙間を介
して対向させられている。
【0031】セパレータ5は、内・外輪1,2の対向空
間において周方向で隣り合う玉3の1個おきに1つずつ
介装されている。
【0032】この実施形態での転がり軸受は、グリース
や油などの潤滑剤を用いずに、セパレータ5を固体潤滑
剤で形成し、回転動作に伴うセパレータ5と、玉3との
接触によって潤滑剤をセパレータ5から玉3の表面や内
・外輪1,2の軌道などの転がり接触部に転移させて、
それらの潤滑を行わせるようになっている。
【0033】なお、前述の固体潤滑剤としては、例えば
グラファイトや二硫化タングステン、二硫化モリブデン
などの層状物質、金、銀、鉛などの軟質金属材、PTF
Eやポリイミドなどの高分子樹脂材やこれらを主成分と
する複合材などが挙げられる。
【0034】そして、この実施形態では、前述したセパ
レータ5について、転動(回転)不可能となるような形
状で、かつ、内輪1の両肩部とシールド板4,4にガイ
ドされて周方向に移動されるような形状に設計している
ことに特徴がある。
【0035】具体的に、セパレータ5は、ほぼ角柱形に
形成されていて、その外輪2側の面5aが凸状円弧面と
され、また、内輪1側の面5bが平坦面とされている。
なお、前記凸状円弧面5aの曲率半径R1は、外輪2の
肩部の曲率半径D1よりも小さく設定されている。な
お、玉3とセパレータ5の当たり面は玉中心と軸受中心
とを結ぶ線に対し、ほぼ平行となるように形成するのが
望ましい。
【0036】そして、セパレータ5の軸方向幅Wは、2
つのシールド板4,4の離隔間隔L1よりも僅かに小さ
くされているとともに、径方向厚みHを、内輪1の肩部
から外輪2の底部までの離隔間隔L2よりも僅かに小さ
く設定されている。なお、前記軸方向幅Wは、前記離隔
間隔L1の80%以上、100%未満に設定するのが好
ましく、また、前記径方向厚みHは、前記離隔間隔L2
の80%以上、100%未満に設定するのが好ましい。
【0037】また、セパレータ5の凸状円弧面5aにお
いて軸方向両側には、シールド板4のテーパ状段部4b
の傾き形状に対応する面取り5c,5cが形成されてお
り、さらに、セパレータ5の平坦な面5bにおいて軸方
向両側には、シールド板4の円環鍔部4dに対応する段
部5d,5dが形成されている。このように、セパレー
タ5の軸方向両側部分の形状について、シールド板4の
環状板部4aとテーパ状段部4bと円環鍔部4dとで作
る横向き凹み形状とほぼ合致する横向き凸形状にするこ
とで、セパレータ5とシールド板4とを極力近接配置さ
せることを可能にしている。また、これにより、シール
ド板4をセパレータ5の動きをガイドするレールとして
活用できるようにしている。なお、段部5dはシールド
板4と干渉しない形状であれば、例えばC面取りなどで
もよい。
【0038】次に、上記転がり軸受の動作を説明する。
仮に、外輪2を固定とし、内輪1を回転させると、玉3
それぞれが周方向一方に転動し、この玉3の転動に伴い
セパレータ5が同方向に押される。このとき、セパレー
タ5は、内輪1の両肩部とシールド板4,4にガイドさ
れるから、転動せずに滑りながら移動させられる。
【0039】このような動作中において、玉3がセパレ
ータ5に対して接触するけれども、セパレータ5が回転
していないので、従来例のようにセパレータ5が制動要
素として働きにくくなり、玉3の転動動作が阻害されず
に済む。
【0040】また、セパレータ5を、内輪1の両肩部と
シールド板4,4のテーパ状段部4b,4bもしくは外
輪2の両肩部にガイドさせているから、セパレータ5が
軸方向ならびに径方向に変位しにくくなって姿勢が安定
するようになり、その周方向移動が円滑になる。
【0041】さらに、セパレータ5の外輪2側の面5a
を外輪2の肩部の曲率半径よりも小さい凸状円弧面とす
るとともに、セパレータ5の内輪1側の面5bを内輪1
の肩部の曲率半径よりも大きい平坦面としているから、
セパレータ5と内輪1との接触面積や、セパレータ5と
シールド板4のテーパ状段部4bとの接触面積がそれぞ
れ小さくなり、セパレータ5の滑り抵抗が軽減されるな
ど、回転トルク軽減に貢献できるようになる。
【0042】以上説明したようなことから、この実施形
態での転がり軸受では、玉3の転動動作が安定化するこ
とになって、転がり特性が向上する結果となる。
【0043】この他、セパレータ5を固体潤滑剤のなか
でもグラファイトや二硫化タングステン,二硫化モリブ
デンなどの層状物質を主成分とする脆弱な材料で形成し
た場合でも、セパレータ5そのものの挙動が安定するか
ら、破損しにくくなる。
【0044】また、セパレータ5を内・外輪1,2間の
軌道溝に入れる形態とせずに、内輪1の肩部とシールド
板4のテーパ状段部4bとで案内させる形態にすること
により、内・外輪1,2に入れ溝などを形成せずに済ま
せているとともに、シールド板4についても汎用品を使
用できるようにセパレータ5の形状を工夫しているか
ら、セパレータ5を除いて、転がり軸受の構成要素のす
べてを汎用品とすることができるなど、製造コストの低
減が図られている。
【0045】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
【0046】(1) 上記実施形態では、セパレータ5
の軸方向変位量を規制するためにシールド板4,4を利
用した例を挙げたが、このシールド板4,4の種類や形
状については特に限定されないし、また、接触タイプシ
ールとしてもよい。
【0047】(2) 上記実施形態では、セパレータ5
を玉3の1個おきに配設する例を挙げたが、複数個おき
に配設する形態としてもよい。
【0048】(3) 上記実施形態では、転がり軸受を
深溝玉軸受とした例を挙げたが、種々な形式の転がり軸
受に本発明を適用できる。
【0049】(4) 上記実施形態では、セパレータ5
を固体潤滑剤で形成した例を挙げたが、金属材、自己潤
滑性に乏しい合成樹脂材などで形成してもよい。その場
合、セパレータ5に固体潤滑膜を形成するか、あるいは
内・外輪1,2の軌道溝および玉3の少なくともいずれ
か一つに対して固体潤滑膜を形成することで対処でき
る。この他、セパレータ5について、焼結金属や多孔質
合成樹脂などの多孔質部材で形成してもよい。
【0050】(5) 上記実施形態では、セパレータ5
において、内輪1側の面5bを平坦面とした例を挙げた
が、この面5bを凹状円弧面に形成してもよい。但し、
前記凹状円弧面5bの曲率半径は、内輪1の肩部の曲率
半径よりも大きく設定するのが好ましい。
【0051】(6) 図4に他の実施形態を示してい
る。図示例では、セパレータ5の外輪2側の面5aが、
外輪1の肩部と同心状の凸状円弧面に形成されていると
ともに、セパレータ5の内輪1側の面5bが、内輪1の
肩部と同心状の凹状円弧面に形成されている。
【0052】(7) 上記各実施形態で説明したセパレ
ータ5において周方向と直交する側面に、玉3の一部と
合致する部分球面状の窪みを設けてもよい。この場合、
窪みと玉3との調心作用によりセパレータ5の軸方向位
置ならびに径方向位置が規制されることになるから、セ
パレータ5の姿勢ならびに挙動を安定にするうえでさら
に有利となる。具体的に、図4で示したセパレータ5に
窪み5eを設けた例を、図5および図6に示している。
【0053】(8) 上記各実施形態において、セパレ
ータ5のすべての角部を面取りしてもよい。
【0054】
【発明の効果】請求項1ないし9の発明では、転動体の
転動時に転動体がセパレータと当接しても、セパレータ
が制動要素として働きにくくなるので、転動体の転動動
作が阻害されずに済む。しかも、セパレータが軸方向な
らびに径方向に変位しにくくなって姿勢が安定するの
で、その周方向移動が円滑となる。そのために、転動体
の転動動作が安定化することになって、転がり特性が向
上する結果となる。
【0055】特に、請求項2および3の発明では、セパ
レータの軸方向変位量や径方向変位量が極力少なくなる
から、セパレータの姿勢を安定にするうえで有利とな
る。
【0056】また、請求項4および5の発明では、セパ
レータの端部と内輪または外輪との間の2次元的な接触
を防ぐことができ、セパレータのロックや欠けを防止す
ることができる。また、セパレータの滑り抵抗の変動が
軽減され、軸受の円滑な回転を創出する。
【0057】また、請求項6の発明では、セパレータが
自己潤滑性を持つから、セパレータの滑り抵抗が軽減さ
れて、回転トルク軽減に貢献できるようになる。
【0058】また、請求項7および8の発明では、軸受
内部が密閉されるから、セパレータが、転動体、内輪ま
たは外輪の肩部ならびに環状板の段部に対して当接する
ことによって発生する摩耗粉が軸受外部に漏洩すること
を防止できるようになるとともに、外部の塵埃や水分な
どが軸受内部に侵入することを防止できるようになるか
ら、軸受寿命の向上に貢献できる。
【0059】また、請求項9の発明では、転動体とセパ
レータの窪みとの調心作用によりセパレータの軸方向位
置ならびに径方向位置が規制されるから、セパレータの
姿勢を安定にするうえでさらに有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の転がり軸受においてシー
ルド板を取り外した状態の上半分を示す側面図
【図2】図1の転がり軸受の縦断面図
【図3】図1の実施形態におけるセパレータの斜視図
【図4】本発明の他の実施形態で、図1に対応する図
【図5】本発明のさらに他の実施形態で、図1に対応す
る図
【図6】図5の実施形態におけるセパレータの斜視図
【符号の説明】
1 内輪 2 外輪 3 玉 4 シールド板 4a シールド板の環状板部 4b シールド板のテーパ状段部 5 セパレータ 5a セパレータの外輪側の凸状円弧面 5b セパレータの内輪側の平坦面 W セパレータの軸方向幅 H セパレータの径方向厚み L1 2つのシールド板の離隔間隔 L2 内輪肩部から外輪肩部までの離隔間隔 R1 凸状円弧面の曲率半径 D1 外輪2の肩部の曲率半径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林田 一徳 大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋 精工株式会社内 (72)発明者 山川 和芳 大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋 精工株式会社内 Fターム(参考) 3J101 AA02 AA33 AA42 AA54 AA62 BA11 BA13 BA20 BA73 EA53 EA54 EA55 EA75 EA80 FA31 FA60

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内外輪間に配置される複数の転動体の1個
    おきまたは複数個おきに配置されるほぼ角柱形のセパレ
    ータを有する転がり軸受において、 前記セパレータの軸方向変位を前記外輪または内輪の両
    肩部に取り付けられた2つの環状板で規制するとともに
    径方向変位を前記外輪または内輪の両肩部で規制したこ
    とを特徴とする転がり軸受。
  2. 【請求項2】請求項1の転がり軸受において、 前記セパレータの軸方向幅が、前記両環状板の離隔間隔
    の80%以上、100%未満に設定されている、ことを
    特徴とする転がり軸受。
  3. 【請求項3】請求項1または2の転がり軸受において、 前記セパレータの径方向厚みが、前記内輪の両肩部また
    は外輪の両肩部から前記両環状板の段部までの離隔間隔
    の80%以上、100%未満に設定されている、ことを
    特徴とする転がり軸受。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかの転がり軸受
    において、 前記セパレータの外輪側の面が、凸状円弧面とされ、こ
    の凸状円弧面の曲率半径が、外輪の肩部の曲率半径より
    も小さく設定される、ことを特徴とする転がり軸受。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかの転がり軸受
    において、 前記セパレータの内輪側の面が、平坦面または凹状円弧
    面とされ、凹状円弧面とする場合、その曲率半径が、内
    輪の肩部の曲率半径よりも大きく設定されている、こと
    を特徴とする転がり軸受。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかの転がり軸受
    において、 前記セパレータが、固体潤滑剤で形成されている、こと
    を特徴とする転がり軸受。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかの転がり軸受
    において、 前記環状板は、その内周縁または外周縁が内輪または外
    輪に対して取り付けられるとともに、その外周縁または
    内周縁が外輪または内輪に対して微小隙間を介して対向
    される非接触タイプシールとされる、ことを特徴とする
    転がり軸受。
  8. 【請求項8】請求項1ないし6のいずれかの転がり軸受
    において、 前記環状板は、その内周縁または外周縁が内輪または外
    輪に対して取り付けられるとともに、その外周縁または
    内周縁に外輪または内輪に対して接触する弾性体を有す
    る接触タイプシールとされる、ことを特徴とする転がり
    軸受。
  9. 【請求項9】請求項1ないし8のいずれかの転がり軸受
    において、 前記転動体が球体とされ、前記セパレータにおいて周方
    向と直交する側面に、前記転動体の一部と合致する部分
    球面状の窪みが設けられている、ことを特徴とする転が
    り軸受。
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