JP2000320660A - 車両の速度制御装置 - Google Patents

車両の速度制御装置

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JP2000320660A
JP2000320660A JP11133777A JP13377799A JP2000320660A JP 2000320660 A JP2000320660 A JP 2000320660A JP 11133777 A JP11133777 A JP 11133777A JP 13377799 A JP13377799 A JP 13377799A JP 2000320660 A JP2000320660 A JP 2000320660A
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晃 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無段変速機を備える車両の速度制御装置にお
いて、運転者の定速走行指令に応じて車速Vを目標車速
VDに制御する定速走行制御を行うとき、降坂路を走行
する際にもフューエルカットの断続を防止して加減速シ
ョックをを防止すると共に、エンジンブレーキ不足に因
る減速力の不足を防止する。 【解決手段】 スロットル開度θTH全閉で減速要求が
あるとき、車速Vを第2の目標車速(前記目標車速より
高い)となるように変速比(レシオ)iを制御、より具
体的にはロー側に制御する。あるいは、前記目標車速と
なるようにロー側に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両の速度制御装
置に関し、より具体的には無段変速機を備えた車両の定
速走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無段変速機を備えた車両の定速走行制御
装置としては、特開平10−29448号公報記載の装
置が、知られている。この定速走行制御装置は追従走行
機能を備え、追従走行状態と判定されたときは無段変速
機の変速比を固定すると共に、余裕トルクを判定し、余
裕トルクなしと判定されるときは内燃機関の空燃比をリ
ッチ化して機関回転数の変動幅を減少させ、よって機関
回転数のふらつきを抑制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、定速走行制御
においては、運転者が自らアクセル操作する場合に比
し、車速を目標車速に保持すべくスロットル開度が微細
かつ機敏に操作される。しかしながら、定速走行制御し
つつ降坂路を走行するときにスロットルが全閉位置に駆
動されると、エンジン制御装置側はフューエルカットを
実行し、それによって車速が低下する。
【0004】それに対し、定速走行制御装置側はスロッ
トル開度を開放して車速を上昇させる結果、エンジン制
御装置側はフューエルカットを中断する。次いで、車速
の上昇に伴って定速走行制御装置側はスロットルを再び
全閉位置に戻すため、エンジン制御装置側はフューエル
カットを再開する。
【0005】このように、定速走行制御を実行しつつ降
坂路を走行する際にはフューエルカットが断続し、それ
によって運転者に加減速ショックを与えることがあっ
た。
【0006】同様に、無段変速機を備えた車両において
定速走行制御を実行しつつ降坂路あるいは登坂路を走行
するとき、車速が目標車速を上回ったために減速すべく
スロットルを全閉位置に駆動すると、無段変速機の制御
装置はレシオ(変速比)をハイ側に制御する結果、エン
ジンブレーキ力が低下して減速力が不足する場合があっ
た。
【0007】これらの点に関し、前記した従来技術は無
段変速機を備えた車両の定速走行制御装置を開示するも
のの、追従走行状態と判定されたときは無段変速機の変
速比を固定するなどを提案するに止まり、上記した課題
を解決するものではなかった。
【0008】この発明の目的は上記した従来技術の欠点
を解消することにあり、内燃機関に接続されて機関出力
を無段に変速する無段変速機を備えるものにおいて、運
転者の定速走行指令に応じて車速を目標車速に制御する
定速走行制御を実行しつつ降坂路を走行する際にもフュ
ーエルカットが断続するのを防止し、よって運転者に加
減速ショックを与えることがないようにした車両の速度
制御装置を提供することにある。
【0009】さらには、内燃機関に接続されて機関出力
を無段に変速する無段変速機を備えるものにおいて、運
転者の定速走行指令に応じて車速を目標車速に制御する
定速走行制御を実行しつつ降坂路あるいは登坂路を走行
する際にもエンジンブレーキ力の低下を防止し、よって
減速力が不足することがないようにした車両の速度制御
装置を提供することを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した第1の目的を達
成するために、この発明は請求項1項に示す如く、内燃
機関に接続されて機関出力を無段に変速する無段変速機
を備えると共に、運転者の定速走行指令に応じて車速を
第1の目標車速に制御する定速走行制御装置を備えた車
両の速度制御装置において、少なくとも前記内燃機関の
スロットルバルブのスロットル開度および前記車両の車
速を含む運転状態を検出する運転状態検出手段、およ
び、少なくとも前記検出されたスロットル開度と車速に
基づいて前記無段変速機の変速比を制御する変速制御手
段を備えると共に、前記検出されたスロットル開度が全
閉開度にあるか否か判断するスロットル全閉開度判断手
段、および、減速要求があるか否か判断する、より具体
的には降坂路にあるか否か判断する、および/または前
記検出された車速と前記第1の目標車速を比較して減速
要求があるか否か判断する減速要求判断手段を備え、前
記変速制御手段は、前記検出されたスロットル開度が全
閉開度にあると共に、前記減速要求があると判断される
とき、前記検出された車速が第2の目標車速となるよう
に前記無段変速機の変速比を制御する如く構成した。
【0011】検出されたスロットル開度が全閉開度にあ
ると共に、減速要求があると判断されるとき、検出され
た車速が第2の目標車速となるように変速比を制御する
如く構成したので、換言すれば、スロットル開度ではな
く変速比を介して車速を制御する如く構成したので、運
転者の定速走行指令に応じて車速を第1の目標車速に制
御する定速走行制御を実行しつつ、例えば降坂路を走行
する際にもフューエルカットが断続するのを防止するこ
とができ、よって運転者に加減速ショックを与えること
がない。また、フューエルカットの中断を防止すること
で、燃費性能も向上させることができる。
【0012】請求項2項にあっては、前記第2の目標車
速は、前記第1の目標車速よりも高く設定される如く構
成した。
【0013】第2の目標車速が前記第1の目標車速より
も高く設定されるように構成することで、変速比で制御
できる領域(スロットル全閉領域)を拡大することがで
き、よって車速を良く制御することができ、フューエル
カットの断続および加減速ショックを一層良く防止する
ことができると共に、燃費性能も一層向上させることが
できる。
【0014】請求項3項にあっては、内燃機関に接続さ
れて機関出力を無段に変速する無段変速機を備えると共
に、運転者の定速走行指令に応じて車速を目標車速に制
御する定速走行制御装置を備えた車両の速度制御装置に
おいて、少なくとも前記内燃機関のスロットルバルブの
スロットル開度および前記車両の車速を含む運転状態を
検出する運転状態検出手段、および、少なくとも前記検
出されたスロットル開度と車速に基づいて前記無段変速
機の変速比を制御する変速制御手段を備えると共に、前
記検出されたスロットル開度が全閉開度にあるか否か判
断するスロットル全閉開度判断手段、および、前記検出
された車速と目標車速を比較して減速要求があるか否か
判断する減速要求判断手段を備え、前記変速制御手段
は、前記検出されたスロットル開度が全閉開度にあると
共に、前記減速要求があると判断されるとき、前記検出
された車速が前記目標車速となるように前記無段変速機
の変速比を制御する如く構成した。
【0015】検出されたスロットル開度が全閉開度にあ
ると共に、減速要求があると判断されるとき、検出され
た車速が前記目標車速となるように変速比を制御する如
く構成したので、変速比をロー側に制御することでエン
ジンブレーキ力を発生あるいは増加させることができ
る。
【0016】よって、運転者の定速走行指令に応じて車
速を目標車速に制御する定速走行制御を実行しつつ降坂
路あるいは登坂路を走行する際にもエンジンブレーキ力
の低下を防止することができ、減速力が不足するのを防
止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に即してこの発明
の一つの実施の形態を説明する。
【0018】図1はこの発明に係る車両の速度制御装置
を全体的に示す概略図である。
【0019】図において符号10は内燃機関(以下「エ
ンジン」という)、より詳しくはその本体を示し、エン
ジン10に接続された吸気管12にはスロットルバルブ
14が配置される。スロットルバルブ14は、車両16
(エンジン10などで断片的に示す)の運転席(図示せ
ず)床面に配置されたアクセルペダル18にリンク機構
(図示せず)を介して接続され、運転者のアクセルペダ
ル操作に応じて開閉する。
【0020】エンジン10の出力軸(クランク軸)20
は、ベルト式無段変速機24(以下「CVT」という)
に接続される。より具体的には、エンジン10の出力軸
20は、デュアルマスフライホイール26を介してCV
T24の入力軸28に接続される。
【0021】CVT24は、入力軸28とカウンタ軸3
0との間に配設された金属Vベルト機構32と、入力軸
28とドライブ側可動プーリ34との間に配設された遊
星歯車式前後進切換機構36と、カウンタ軸30とディ
ファレンシャル機構40との間に配設された発進クラッ
チ42とから構成される。ディファレンシャル機構40
に伝達された動力は、ドライブ軸(図示せず)を介して
左右の駆動輪(図示せず)に伝達される。
【0022】金属Vベルト機構32は、入力軸28上に
配設されたドライブ側可動プーリ34と、カウンタ軸3
0上に配設されたドリブン側可動プーリ46と、両プー
リ間に巻掛けられた金属Vベルト48とからなる。
【0023】CVT24にあっては、金属Vベルト機構
32のドライブ側シリンダ室50およびドリブン側シリ
ンダ室52に供給するプーリ制御油圧を決定するレギュ
レータバルブ群(図示せず)と、各シリンダ室54,6
0へのプーリ制御油圧を供給する変速制御バルブ群54
とが設けられ、それらによってVベルト48の滑りが発
生することがない適切なプーリ側圧が設定されると共
に、両プーリ34,46のプーリ幅を変化させ、Vベル
ト48の巻掛け半径を変化させて変速比(レシオ)iを
無段階に変化させる。
【0024】発進クラッチ42はカウンタ軸30とディ
ファレンシャル機構40との間の動力伝達をオン(係
合)・オフ(解放)制御するクラッチであり、これがオ
ン(係合)すると、金属Vベルト機構32により変速さ
れた機関出力が、ギヤ58,60,62,64を介して
ディファレンシャル機構40により左右の車輪(図示せ
ず)に分割されて伝達される。発進クラッチ42がオフ
(解放)のとき、CVT24は中立状態となる。
【0025】吸気管12にはスロットルバルブ14の下
流で分岐管68が接続され、分岐管68は他端でスロッ
トルアクチュエータ70に接続される。スロットルアク
チュエータ70は、分岐管68を開閉するバキュームバ
ルブ(電磁ソレノイドバルブ)72と、分岐管68に接
続する負圧室を形成するダイヤフラム(図示せず)を備
える。
【0026】バキュームバルブ72の駆動によって分岐
管68の開度が変化し、負圧室内の吸気負圧を増減させ
てダイヤフラムを変位させる。ダイヤフラムにはリンク
74が接続され、リンク74は他端においてスロットル
バルブ14に接続される。
【0027】従って、バキュームバルブ72の駆動を調
整することによってスロットルバルブ14の開度を制御
することができる。このようにスロットルアクチュエー
タ70は負圧式のアクチュエータとして構成される。
尚、その詳細は、本出願人が先に提案した特開平9−2
07616号に詳細に記載されているので、説明はこの
程度に止める。
【0028】尚、スロットルアクチュエータ70でスロ
ットルバルブ14が駆動されているときにアクセルペダ
ル18を介して運転者がアクセル操作した場合、運転者
のアクセル操作が優先し、スロットルバルブ14は、ス
ロットルアクチュエータ70の駆動力に抗して運転者の
意図に応じて開閉される。スロットルアクチュエータ7
0は、定速走行指令が入力されないとき、スロットル開
度全閉位置に相当する非付勢位置(初期位置)に置かれ
る。
【0029】尚、図示は省略するが、この発明に係る装
置はレーダ装置を備え、レーダ装置を介して先行車との
車間距離を測定し、定速走行制御を行いつつ、必要に応
じて先行車との車間距離を所定値に保持する追従走行制
御を行うこともできる。
【0030】エンジン10のカム軸(図示せず)付近な
どの適宜位置にはクランク角センサ90が設けられ、ク
ランク角度(それをカウントして機関回転数NEが算出
される)に比例した信号を出力する。また、吸気管12
においてスロットルバルブ14下流の適宜位置には絶対
圧センサ92が設けられ、吸気管内絶対圧(エンジン負
荷)PBAに比例した信号を出力する。
【0031】シリンダブロック(図示せず)の適宜位置
には水温センサ94が設けられ、機関冷却水温TWに比
例した信号を出力すると共に、スロットルバルブ14の
付近にはスロットル開度センサ96が設けられ、スロッ
トル開度θTHに比例した信号を出力する。
【0032】CVT24において、入力軸28の付近に
は第1の回転数センサ100が設けられ、入力軸28の
回転数NDRに比例した信号を出力すると共に、ドリブ
ン側プーリ46の付近には第2の回転数センサ102が
設けられ、ドリブン側プーリ46の回転数、即ち、発進
クラッチ42の入力軸(カウンタ軸30)の回転数ND
Nに比例した信号を出力する。また、ギヤ58の付近に
は第3の回転数センサ104が設けられ、ギヤ58の回
転数、即ち、発進クラッチ42の出力軸の回転数NOU
Tに比例した信号を出力する。
【0033】更に、ディファレンシャル機構40に連結
されたドライブ軸(図示せず)の付近には車速センサ1
06が設けられ、車速Vに比例した信号を出力する。ま
た、運転席床面のシフトレバー(図示せず)の付近には
ポジションスイッチ108が設けられ、運転者によって
選択されたレンジ位置(D,N,P,..など)に比例
した信号を出力する。
【0034】この装置は、マイクロコンピュータよりな
るエンジン制御部110、および同様にマイクロコンピ
ュータよりなるCVT制御部112を備える。前記した
センサ群のうち、クランク角センサ90、絶対圧センサ
92、水温センサ94、スロットル開度センサ96の出
力は、エンジン制御部110に入力される。エンジン制
御部110は、入力値に基づき、エンジン10を制御す
る。
【0035】また、スロットル開度センサ96、車速セ
ンサ106、第1ないし第3の回転数センサ100,1
02,104およびポジションスイッチ108などの出
力は、CVT制御部112に入力される。CVT制御部
112は入力値に基づき、前記したバルブ群を介してレ
シオ(変速比)iを制御する。
【0036】具体的には、CVT制御部112は、検出
した車速Vとスロットル開度θTHから変速マップ(後
述)を検索して目標エンジン回転数NEDを算出し、次
いで算出した目標エンジン回転数NEDを実現する、N
DRの目標値(目標NDR)を算出し、算出した目標N
DRとなるように、バルブ群を介して可動プーリ34,
46を駆動し、レシオiを制御する。
【0037】即ち、NDRはCVT24のドライブ側可
動プーリ34の回転数なので、車速Vに対して目標値
(目標NDR)を定義することで、レシオiを一義的に
決定することができる。
【0038】また、この装置は、同様にマイクロコンピ
ュータよりなるクルーズ(定速走行)制御部120を備
え、前記したセンサ群のうち、スロットル開度センサ9
6および車速センサ106の出力は、クルーズ制御部1
20に入力される。
【0039】車両16の運転席に配置されたステアリン
グホイール(図示せず)の付近には、運転者の定速走行
意図および設定車速(目標車速)を入力するためのセッ
トSW(スイッチ)122と、ブレーキ操作などで定速
走行指令を中断した後に復帰するためのリジュームSW
(スイッチ)124と、定速走行指令をキャンセルする
ためのキャンセルSW(スイッチ)126が設けられ
る。
【0040】また、ブレーキペダル(図示せず)の付近
にはブレーキSW(スイッチ)128が設けられ、運転
者がブレーキペダルを踏み込んでブレーキ操作を行った
とき、オン信号を出力する。
【0041】上記したスイッチの出力は、クルーズ制御
部120に入力される。クルーズ制御部120はそれら
スイッチ出力から運転者の定速走行(オートクルーズ)
意図を認識し、スロットルアクチュエータ70を介して
定速走行制御を後述する如く実行すると共に、必要に応
じて電磁バルブ86を介して追従走行制御を実行する。
【0042】尚、図示は省略するが、エンジン制御部1
10、CVT制御部112およびクルーズ制御部120
は、相互に通信自在に構成される。
【0043】次いで、この装置の動作を説明する。
【0044】図2はその動作を示すフロー・チャートで
ある。尚、図示のプログラムはCVT制御部112が行
う動作であり、所定時間、例えば20msecごとに実
行される。
【0045】先ず、S10において検出した車速Vおよ
びスロットル開度θTHを読み込み、S12に進み、検
出した車速Vおよびスロットル開度θTHに基づいて車
両に作用する走行負荷を示すパラメータPNOAVE,
PKUAVE、より具体的には車両の登坂勾配を示すパ
ラメータPNOAVEあるいは降坂勾配を示すパラメー
タPKUAVEを算出する。
【0046】この算出は、本出願人が先に提案した特開
平5−71625号公報などに詳細に記載されている
が、図3を参照して概説すると、車速Vとスロットル開
度θTHから予め設定された特性に従って平坦路を走行
するときに車両16に期待される予想加速度を3速につ
いて算出する。
【0047】他方、車速Vの1階差分値から車両16が
実際に生じている実加速度を求めると共に、車速Vとス
ロットル開度θTHから予め設定された特性に従って補
正係数knを算出し、実加速度に乗じて3速相当の値に
補正する。
【0048】次いで求めた予想加速度と実加速度を比較
して差分を算出し、その平均値を算出する。即ち、予想
加速度から実加速度を減算した差が正値であるとき、そ
の値をPNO(その平均値をPNOAVE。登坂勾配を
示すパラメータ)とする。その差が負値であれば、実加
速度から予想加速度を減算した差が正値となるので、そ
の値をPKU(その平均値をPKUAVE。降坂勾配を
示すパラメータ)とする。
【0049】先に提案した技術では算出したパラメータ
PNOAVEあるいはPKUAVEから予め設定された
平坦路用、軽登坂用などの5種の変速マップのいずれか
を選択し、選択した変速マップに従って変速比を制御し
ていたが、この実施の形態においては算出したパラメー
タPNOAVE,PKUAVEの中、PKUAVEを後
述する降坂路走行判断に使用するようにした。
【0050】次いでS14に進み、フラグFACのビッ
トが1にセットされているか否か判断する。このフラグ
は、クルーズ制御部120が行う処理において前記した
運転者の定速走行指令が入力されたとき、そのビットが
1にセットされる。従って、このステップの処理は、定
速走行指令が入力されたか否か判断することを意味す
る。
【0051】ここで、そのクルーズ制御部120が行う
処理を説明する。
【0052】図4はその処理を示すフロー・チャートで
あり、図示のプログラムは例えば200msecごとに
実行される。
【0053】以下説明すると、S100においてキャン
セルSW(スイッチ)126がオンしているか、換言す
れば、運転者により定速走行指令がキャンセルされたか
否か判断し、否定されるときはS102に進み、ブレー
キSW(スイッチ)128がオンしているか、即ち、ブ
レーキ操作がなされたか否か判断する。
【0054】S102で否定されるときはS104に進
み、セットSW(スイッチ)122がオンしているか否
か、換言すれば、運転者の定速走行意図および設定車速
が入力されたか否か判断する。
【0055】S104で肯定されるときはS106に進
み、セットSW(スイッチ)122を介して入力された
設定車速(目標車速)VDを検出して記憶し、S108
に進み、前記したフラグFACのビットを1にセットす
る。即ち、運転者の定速走行指令が入力されたと判定す
る。
【0056】次いでS110に進み、イニシャル処理を
実行する。
【0057】即ち、定速走行指令が入力されるまで、ス
ロットルアクチュエータ70は非付勢位置(スロットル
全閉相当位置)にあるので、定速走行指令入力時のスロ
ットル開度相当位置まで、スロットルアクチュエータ7
0(より詳しくはリンク74)を駆動するに必要な電流
指令値ICMDを算出し、駆動回路(図示せず)を介し
てバキュームバルブ72に出力して駆動する。
【0058】次いでS112に進み、上記したイニシャ
ル処理が終了したか、即ち、定速走行指令入力時のスロ
ットル開度相当位置までスロットルアクチュエータ70
を駆動し終わったか否か判断する。
【0059】S112で否定されるときは以降の処理を
スキップすると共に、肯定されるときはS114に進
み、設定車速(目標車速)VDと検出車速Vの偏差に応
じてPID制御則などを用いてスロットルアクチュエー
タ70のバキュームバルブ72に供給すべき電流指令値
ICMDを算出する。
【0060】即ち、イニシャル処理が終了したことか
ら、検出車速Vを目標車速VDに収束させる本来的な定
速走行制御(オートクルーズ制御)に移行する。
【0061】また、S100あるいはS102で肯定さ
れるときはS116に進み、フラグFACのビットを0
にリセットする。また、S104で否定されるときはS
118に進み、リジュームSW(スイッチ)124がオ
ンしているか否か、即ち、運転者から定速走行制御の再
開意図が入力されたか否か判断する。
【0062】そしてS118で肯定されるときはS12
0に進み、記憶されていた設定車速(目標車速)VDを
読み込み、S108に進むと共に、否定されるときはS
116に進み、フラグFACのビットを0にリセットす
る。
【0063】図2の説明に戻ると、S14で否定される
ときはS16に進み、CVT変速制御を行う。
【0064】CVT制御部112は、具体的には、前記
した如く、検出した車速Vとスロットル開度θTHから
図5にその特性を示す変速マップを検索してレシオiを
決定し、そのレシオiとなるように、CVT24を制御
する。
【0065】CVT制御部112は、より具体的には、
検出した車速Vとスロットル開度θTHから図5にその
特性を示す変速マップを検索して目標エンジン回転数N
EDを算出し、算出した目標エンジン回転数NEDを実
現する目標NDRを算出し、その目標NDRとなるよう
に、バルブ群54などを介して可動プーリ34,46を
駆動する。
【0066】尚、目標エンジン回転数NEDから適宜な
特性に従って直ちに可動プーリ34,46を駆動しても
良く、あるいは目標エンジン回転数NEDからNDRと
NDNの目標比を算出し、その目標比となるように可動
プーリ34,46を駆動しても良い。この明細書におい
てレシオ(変速比)iの制御あるいはCVTの制御と
は、その3種の場合のいずれかを行うことを意味する。
【0067】次いでS18に進み、フラグFCVTのビ
ットを零にリセットする。このフラグについては後述す
る。
【0068】他方、S14で肯定されるときはS20に
進み、検出したスロットル開度θTHが零、即ち、スロ
ットル開度θTHが全閉開度にあるか否か判断する。
尚、実際にはスロットル開度θTHは零より若干大きい
開度で全閉開度となるように構成されるが、ここでは説
明の便宜のため、零を全閉開度とした。
【0069】S20で否定されるときはS22に進み、
フューエルカット(燃料供給停止)が実行されているか
否か判断する。フューエルカットは、前記したエンジン
制御部110においてスロットル開度θTHが全閉開度
にあると共に、減速していてエンジン回転数も所定値以
上であるような運転状態のとき、実行される。尚、フュ
ーエルカットを実行すべきか否か判断するとき、吸気管
内絶対圧PBAも加えて判断しても良い。
【0070】従って、フューエルカットは、通常、スロ
ットル開度θTHが全閉開度ではないと実行されない
が、例外的に全閉開度でなくても実行されることがある
ため、ここで判断する。
【0071】S22で否定されるときはS16に進んで
通常の変速制御を行うと共に、肯定されるときはS23
に進む。S20で肯定されるときも同様である。尚、S
20で否定されてスロットル開度が全閉ではないと判断
されるときも、フューエルカットが実行中と判断される
ときにS23に進むのは、前記した如く、フューエルカ
ットの中断を回避するためである。
【0072】尚、S23においては前記した降坂勾配を
示すパラメータPKUAVEを所定値(例えば零相当
値)と比較し、車両16が降坂路を走行中か否か、換言
すれば、減速要求があるか否か判断し、否定されるとき
はこの実施の形態に係る制御が予定する走行状態ではな
いので、S16に進む共に、肯定されるときはS24に
進む。
【0073】S24においては同様に検出した車速Vを
目標車速VDと比較し、より詳しくは検出した車速Vが
目標車速VDに所定値αを加算した値を比較し、それよ
り大きいか否か、換言すれば、減速要求があるか否か判
断する。
【0074】S24で否定されるときはこの実施の形態
に係る制御が予定する走行状態ではないので、S16に
進むと共に、肯定されるときはS26に進み、前記した
FCVTのビットが1にセットされているか否か判断す
る。尚、S23とS24の処理は共に減速要求があるか
否かで判断することなのでS23とS24の一方を省略
しても良い。
【0075】このフラグがS18で0にリセットされて
いることから、この判断は通例否定されてS28に進
み、CVT車速制御(後述)を行い、S30に進み、ク
ルーズ制御部120にスロットル制御の禁止を伝達す
る。
【0076】次いでS32に進み、前記したフラグFC
VTのビットを1にセットする。即ち、このフラグのビ
ットを1にセットすることはCVT車速制御を実行して
いることを、0にリセットすることは実行していないこ
とを意味する。
【0077】従って次回以降のプログラムループにおい
てS26の判断は肯定されてS34に進み、レシオiが
所定値iH以下か否か判断する。ここで、所定値iHは
ハイ側の適宜な値を意味する。S34で肯定されるとき
はS16に進むと共に、否定されるときはS28に進
み、CVT車速制御を行う。
【0078】ここで、CVT車速制御について説明す
る。
【0079】先に述べたように、定速走行制御しつつ降
坂路を走行するときにスロットルが全閉位置に駆動され
ると、フューエルカットが実行されて車速が低下する結
果、スロットル開度を開けて車速を上昇させると、フュ
ーエルカットの中断を招く。
【0080】車速が上昇すると、スロットルは再び全閉
位置に戻されてフューエルカットが再開され、かくして
フューエルカットが断続し、それによって運転者に加減
速ショックを与えることがあった。
【0081】そこで、この実施の形態においては、スロ
ットル開度θTHが全閉開度にあると共に、車両16が
降坂路を走行していると判断されるとき、車速Vが第2
の目標車速(即ち、前記した定速走行制御の目標車速
(前記した第1の目標車速)VDと異なる)となるよう
にレシオiを制御するようにした。第2の目標車速は、
目標車速VDよりも高く設定される。
【0082】具体的には、かかる車速制御をレシオiで
制御する、より具体的にはレシオiがハイ側からロー側
に変更することでエンジンブレーキ力を発生させ、それ
によって減速させるようにした。従って、S34の判断
では、ロー側に変更してエンジンブレーキ力を発生する
余地があるか否か判別すると共に、使用する所定値iH
はそれを判別するに足る適宜な値を選択して使用する。
【0083】即ち、発明者達は、前記した不都合が生じ
るのはスロットル開度θTHを介して車速を制御するこ
とに起因することに着目してこの発明をなしたものであ
り、車速を少量であればレシオiを介して制御できるこ
とに着目してこの発明をなした。
【0084】図6を参照して上記をさらに説明する。
【0085】定速走行制御の目標車速VDに対し、前記
した第2の目標車速をVDCと名付けると、第2の目標
車速VDCは、目標車速(第1の)VDよりも若干高く
設定する。例えば、VDを100km/hとすると、V
DCを102km/hに設定する。
【0086】CVT制御部112は、CVT車速制御に
おいて、VDCを目標値として車速Vを制御する。即
ち、図6に示すように、検出した車速Vが目標車速VD
Cを超えるときはレシオiを大きく(ロー側に変更)し
てエンジンブレーキ力を発生させて減速させると共に、
検出した車速Vが目標車速VDCを下回るときは、レシ
オiを小さく(ハイ側に変更)して上昇させるよう制御
する。
【0087】図6で破線は目標車速VDのみ使用した場
合を示す。それに対し、目標車速(第1の)VDを超え
て第2の目標車速VDCを設定することで、レシオで車
速を制御できる範囲(時間)を拡大することができる。
【0088】この実施の形態は上記の如く、目標車速
(第1の)VDを超えて第2の目標車速VDCを設定し
てレシオで車速を制御できる範囲(時間)を拡大するよ
うにした。換言すれば、レシオiをハイ側まで変更し終
えるまでの時点を遅らせてスロットル全閉領域を拡張す
るようにした。
【0089】従って、エンジン制御部110でフューエ
ルカット(F/C)を行うときも、フューエルカットが
断続するのを効果的に防止することができ、それによっ
て運転者に加減速ショックを与えるのを防止することが
できると共に、燃費性能も向上させることができる。
【0090】尚、第1の実90形態において先に提案し
た技術を用いて走行負荷(より具体的には降坂勾配を示
すパラメータ)を算出し、算出値を降坂路走行判断に用
いたが、傾斜センサを備えるなどして降坂走行を直接的
に検出しても良い。
【0091】図7はこの発明の第2の実施の形態に係る
装置の動作を示す、図2と同様なフロー・チャートであ
る。
【0092】第2の実施の形態は、先に述べた第2の目
的を達成することを意図する。即ち、無段変速機を備え
た車両において定速走行制御を実行しつつ降坂路あるい
は登坂路を走行するとき、車速が目標車速を上回ったた
めに減速すべくスロットルを全閉位置に駆動すると、無
段変速機の制御装置はレシオ(変速比)をハイ側に制御
する結果、エンジンブレーキ力が低下して減速力が不足
する場合が生じるが、第2の実施の形態はかかる不都合
を解消することを意図する。
【0093】以下説明すると、S200において検出し
た車速Vおよびスロットル開度θTHを読み込み、S2
02に進み、フラグFACのビットが1にセットされて
いるか否か判断し、否定されるときはS204に進み、
検出した車速Vとスロットル開度θTHから図5にその
特性を示す変速マップを検索してレシオiを決定し、そ
のレシオiとなるように、CVT24を制御する。
【0094】他方、S202で肯定されるときはS20
6に進み、第1の実施の形態と同様に、検出した車速V
を目標車速VDと比較し、より詳しくは検出した車速V
が目標車速VDに所定値αを加算した値と比較し、それ
より大きいか否か、換言すれば、減速要求があるか否か
判断する。
【0095】S206で否定されるときはS204に進
むと共に、肯定されるときは減速要求があると判断して
S208に進み、検出したスロットル開度θTHが零、
即ち、スロットル開度θTHが全閉開度にあるか否か判
断する。そしてS208で否定されるときはS204に
進むと共に、肯定されるときはS210に進み、CVT
車速制御を行う。
【0096】CVT制御部112は、S210のCVT
車速制御において、検出した車速Vが目標車速VDとな
るようにレシオiを制御(決定)する。
【0097】具体的には、減速要求があると判断される
にも関わらず、スロットルバルブ14は全閉位置にある
ので、レシオiをロー側に制御する。より具体的には、
検出した車速Vと目標車速VDの偏差を求め、偏差が増
加するにつれてレシオiを大きく、即ち、よりロー側の
値に制御する。
【0098】それによって、検出した車速Vが目標車速
VDとなるように制御することができると共に、レシオ
iをロー側に変更することでエンジンブレーキ力を発生
あるいは増加させ、減速力の不足を防止することができ
る。
【0099】第2の実施の形態は上記の如く構成したの
で、即ち、CVT24を備えた車両16において定速走
行制御を実行しつつ降坂路を走行するとき、車速Vが目
標車速VDを上回った場合、減速すべくスロットルバル
ブ14が全閉位置に駆動されるときも、CVT制御部1
12はレシオiをハイ側ではなく、ロー側に制御するよ
うに構成したので、エンジンブレーキ力を発生あるいは
増加させることができる。よって前記した不都合を解消
することができる。
【0100】上記した如く、この実施の形態において
は、内燃機関(エンジン本体10)に接続されて機関出
力を無段に変速する無段変速機(CVT24)を備える
と共に、運転者の定速走行指令に応じて車速(V)を第
1の目標車速(VD)に制御する定速走行制御装置(ク
ルーズ制御部120)を備えた車両の速度制御装置にお
いて、少なくとも前記内燃機関のスロットルバルブ(1
4)のスロットル開度(θTH)および前記車両の車速
(V)を含む運転状態を検出する運転状態検出手段(ス
ロットル開度センサ96、車速センサ106、CVT制
御部112,S10)、および、少なくとも前記検出さ
れたスロットル開度と車速に基づいて前記無段変速機の
変速比(レシオi)を制御する変速制御手段(CVT制
御部112,S16)を備えると共に、前記検出された
スロットル開度が全閉開度にあるか否か判断するスロッ
トル全閉開度判断手段(CVT制御部112,S2
0)、および、減速要求があるか否か判断する、より具
体的には降坂路にあるか否か判断する、および/または
前記検出された車速と前記第1の目標車速を比較して減
速要求があるか否か判断する減速要求判断手段(CVT
制御112,S23,S24)を備え、前記変速制御手
段は、前記検出されたスロットル開度が全閉開度にある
と共に、前記減速要求があると判断されるとき、前記検
出された車速が第2の目標車速(VDC)となるように
前記無段変速機の変速比を制御する(CVT制御部11
2,S30)如く構成した。
【0101】また、前記第2の目標車速(VDC)は、
前記第1の目標車速(VD)よりも高く設定される如く
構成した。
【0102】また、内燃機関(エンジン本体10)に接
続されて機関出力を無段に変速する無段変速機(CVT
24)を備えると共に、運転者の定速走行指令に応じて
車速(V)を目標車速(VD)に制御する定速走行制御
装置(クルーズ制御部120)を備えた車両の速度制御
装置において、少なくとも前記内燃機関のスロットルバ
ルブ(14)のスロットル開度(θTH)および前記車
両の車速(V)を含む運転状態を検出する運転状態検出
手段(スロットル開度センサ96、車速センサ106、
CVT制御部112,S200)、および、少なくとも
前記検出されたスロットル開度と車速に基づいて前記無
段変速機の変速比を制御する変速制御手段(CVT制御
部112,S204)を備えると共に、前記検出された
スロットル開度が全閉開度にあるか否か判断するスロッ
トル全閉開度判断手段(CVT制御部112,S20
8)、および前記検出された車速(V)と目標車速(V
D)を比較して減速要求があるか否か判断する減速要求
判断手段(CVT制御部112,S206)を備え、前
記変速制御手段は、前記検出されたスロットル開度が全
閉開度にあると共に、前記減速要求があると判断される
とき、前記検出された車速Vが前記目標車速VDとなる
ように前記無段変速機の変速比を制御する(CVT制御
部112,S210)如く構成した。
【0103】尚、上記において定速走行制御(クルーズ
制御)の例を示したが、先行車を追従走行する機能を追
加しても良い。
【0104】また、スロットルアクチュエータとして負
圧式のものを用いたが、電動式あるいはDBW式であっ
ても良い。
【0105】無段変速機として金属ベルト式のものを用
いたが、ゴムベルト式あるいはトロイダル式でも良い。
また、無段変速機のみならず、有段変速機の最適ギヤ段
を選択するように構成しても良い。ロックアップクラッ
チの滑り率に置き換えても良い。
【0106】また変速機の構成は図示のものに限らず、
エンジン10の出力軸20にトルクコンバータを接続し
ても良く、発進クラッチ42に代えてトルクコンバータ
を用いても良い。また、デュアルマスフライホイール2
6を除去しても良い。
【0107】
【発明の効果】請求項1項にあっては、検出されたスロ
ットル開度が全閉開度にあると共に、減速要求があると
判断されるとき、検出された車速が第2の目標車速とな
るように変速比を制御する如く構成したので、換言すれ
ば、スロットル開度ではなく変速比を介して車速を制御
する如く構成したので、運転者の定速走行指令に応じて
車速を第1の目標車速に制御する定速走行制御を実行し
つつ、例えば降坂路を走行する際にもフューエルカット
が断続するのを防止することができ、よって運転者に加
減速ショックを与えることがない。また、フューエルカ
ットの中断を防止することで、燃費性能も向上させるこ
とができる。
【0108】請求項2項にあっては、第2の目標車速が
前記第1の目標車速よりも高く設定されるように構成す
ることで、変速比で制御できる領域(スロットル全閉領
域)を拡大することができ、よって車速を良く制御する
ことができ、フューエルカットの断続および加減速ショ
ックを一層良く防止することができると共に、燃費性能
も一層向上させることができる。
【0109】請求項3項にあっては、検出されたスロッ
トル開度が全閉開度にあると共に、減速要求があると判
断されるとき、検出された車速が前記目標車速となるよ
うに変速比を制御する如く構成したので、変速比をロー
側に制御することでエンジンブレーキ力を発生あるいは
増加させることができる。
【0110】よって、運転者の定速走行指令に応じて車
速を目標車速に制御する定速走行制御を実行しつつ降坂
路あるいは登坂路を走行する際にもエンジンブレーキ力
の低下を防止することができ、減速力が不足するのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る車両の速度制御装置を全体的に
示す概略図である。
【図2】図1装置の動作、より具体的にはその中のCV
T制御部の動作を示すフロー・チャートである。
【図3】図2フロー・チャートの処理で使用する走行負
荷(より詳しくは登坂勾配あるいは降坂勾配)を示すパ
ラメータの算出を説明する説明図である。
【図4】図1装置の中のクルーズ制御部の動作を示すフ
ロー・チャートである。
【図5】図2フロー・チャートのCVT変速制御で使用
する変速マップの特性を示す説明図である。
【図6】図5フロー・チャートの動作を示すタイム・チ
ャートである。
【図7】この発明の第2の実施の形態に係る装置、より
具体的にはCVT制御部の動作を示す、図2と同様なフ
ロー・チャートである。
【符号の説明】
10 内燃機関(エンジン本体) 14 スロットルバルブ 16 車両 18 アクセルペダル 24 ベルト式無段変速機(CVT) 28 変速機入力軸 30 変速機カウンタ軸 32 金属Vベルト機構 36 遊星歯車式前後進切換機構 42 発進クラッチ 70 スロットルアクチュエータ 72 バキュームバルブ 74 リンク 90 クランク角センサ 92 絶対圧センサ 96 スロットル開度センサ 106 車速センサ 110 エンジン制御部 112 CVT制御部 120 クルーズ制御部 122 セットスイッチ 124 リジュームスイッチ 126 キャンセルスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 59:44 63:06 (72)発明者 小谷 秀昭 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 千 尚人 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D041 AA22 AA31 AA33 AA41 AB01 AC06 AC09 AC18 AC19 AC20 AD02 AD04 AD14 AD23 AD31 AD41 AD47 AD51 AE04 AE08 AE11 AE36 AE45 AF09 3D044 AA01 AA14 AA41 AB01 AC03 AC05 AC07 AC08 AC15 AC21 AC24 AC26 AD04 AD17 AE14 AE15 3J052 AA01 AA04 AA14 CA21 GC03 GC13 GC23 GC43 GC44 GC46 HA11 KA01 LA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に接続されて機関出力を無段に
    変速する無段変速機を備えると共に、運転者の定速走行
    指令に応じて車速を第1の目標車速に制御する定速走行
    制御装置を備えた車両の速度制御装置において、 a.少なくとも前記内燃機関のスロットルバルブのスロ
    ットル開度および前記車両の車速を含む運転状態を検出
    する運転状態検出手段、および b.少なくとも前記検出されたスロットル開度と車速に
    基づいて前記無段変速機の変速比を制御する変速制御手
    段、を備えると共に、 c.前記検出されたスロットル開度が全閉開度にあるか
    否か判断するスロットル全閉開度判断手段、および d.減速要求があるか否か判断する減速要求判断手段、
    を備え、前記変速制御手段は、前記検出されたスロット
    ル開度が全閉開度にあると共に、前記減速要求があると
    判断されるとき、前記検出された車速が第2の目標車速
    となるように前記無段変速機の変速比を制御することを
    特徴とする車両の速度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の目標車速は、前記第1の目標
    車速よりも高く設定されることを特徴とする請求項1項
    記載の車両の速度制御装置。
  3. 【請求項3】 内燃機関に接続されて機関出力を無段に
    変速する無段変速機を備えると共に、運転者の定速走行
    指令に応じて車速を目標車速に制御する定速走行制御装
    置を備えた車両の速度制御装置において、 a.少なくとも前記内燃機関のスロットルバルブのスロ
    ットル開度および前記車両の車速を含む運転状態を検出
    する運転状態検出手段、および b.少なくとも前記検出されたスロットル開度と車速に
    基づいて前記無段変速機の変速比を制御する変速制御手
    段、を備えると共に、 c.前記検出されたスロットル開度が全閉開度にあるか
    否か判断するスロットル全閉開度判断手段、および d.前記検出された車速と目標車速を比較して減速要求
    があるか否か判断する減速要求判断手段、を備え、前記
    変速制御手段は、前記検出されたスロットル開度が全閉
    開度にあると共に、前記減速要求があると判断されると
    き、前記検出された車速が前記目標車速となるように前
    記無段変速機の変速比を制御することを特徴とする車両
    の速度制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003014081A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Yanmar Co Ltd 油圧装置及び動力伝達装置
JP2010038233A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Toyota Motor Corp 車両用無段変速機の制御装置
CN115923788A (zh) * 2022-12-30 2023-04-07 东风商用车有限公司 一种商用车定速行驶方法及车辆
JP7665403B2 (ja) 2021-04-30 2025-04-21 ダイハツ工業株式会社 車両用制御装置

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