JP2000320988A - 蓄冷熱空調装置 - Google Patents
蓄冷熱空調装置Info
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓄冷熱空調装置に関し、パネル全面を輻射冷
暖房として使用し、効率の良い冷暖房を行う。 【解決手段】 パネル状の容器103内には蓄冷材10
2、例えば水が封入され、その中にマイクロカプセル化
した蓄熱材101を多数混合する。蓄熱材101は、外
側がポリエチレンからなるカプセル内に酢酸ナトリウム
3水和物又はパラフィンからなる蓄熱材を内封して構成
される。容器103の中央部には熱媒用管3が配列し、
暖房を行う場合には熱媒用管3に熱媒を流し、蓄熱材は
溶融し、蓄冷材102はそのまま昇温し、蓄熱材が凝固
するまで熱を供給し、その後は蓄冷材102の顕熱分を
供給する。冷房の場合には、熱媒用管3に低温熱媒を流
し、蓄冷材102を凝固させ、これが溶融するまで冷房
を行い、その後は蓄熱材の顕熱分で冷房する。
暖房として使用し、効率の良い冷暖房を行う。 【解決手段】 パネル状の容器103内には蓄冷材10
2、例えば水が封入され、その中にマイクロカプセル化
した蓄熱材101を多数混合する。蓄熱材101は、外
側がポリエチレンからなるカプセル内に酢酸ナトリウム
3水和物又はパラフィンからなる蓄熱材を内封して構成
される。容器103の中央部には熱媒用管3が配列し、
暖房を行う場合には熱媒用管3に熱媒を流し、蓄熱材は
溶融し、蓄冷材102はそのまま昇温し、蓄熱材が凝固
するまで熱を供給し、その後は蓄冷材102の顕熱分を
供給する。冷房の場合には、熱媒用管3に低温熱媒を流
し、蓄冷材102を凝固させ、これが溶融するまで冷房
を行い、その後は蓄熱材の顕熱分で冷房する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓄冷熱空調装置に関
し、輻射冷暖房に用いる蓄熱パネルにより効率良く冷、
暖房を行うようにしたものである。
し、輻射冷暖房に用いる蓄熱パネルにより効率良く冷、
暖房を行うようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の冷暖房に用いられる蓄熱パ
ネルの断面図であり、特開平6−58685に開示され
ている例である。図において、背面側に断熱材5を、表
面側に仕上げ材6を備えたパネル中に、潜熱型の蓄熱材
1と、この蓄熱材1よりも融点が低い潜熱型の蓄冷材2
とを仕切り材4を介在させた状態で積層する。この蓄冷
材2は仕上げ材6側に、蓄熱材1は断熱材5側にそれぞ
れ配置されている。更に、蓄熱材1と蓄冷材2との境界
部には、図示省略しているが蛇行させた熱媒用路3を配
して、熱媒用路3に蓄熱材1と蓄冷材2の両者が共に接
するようにしてある。
ネルの断面図であり、特開平6−58685に開示され
ている例である。図において、背面側に断熱材5を、表
面側に仕上げ材6を備えたパネル中に、潜熱型の蓄熱材
1と、この蓄熱材1よりも融点が低い潜熱型の蓄冷材2
とを仕切り材4を介在させた状態で積層する。この蓄冷
材2は仕上げ材6側に、蓄熱材1は断熱材5側にそれぞ
れ配置されている。更に、蓄熱材1と蓄冷材2との境界
部には、図示省略しているが蛇行させた熱媒用路3を配
して、熱媒用路3に蓄熱材1と蓄冷材2の両者が共に接
するようにしてある。
【0003】上記パネルによって冬季に輻射暖房を行う
には、熱媒用路3に蓄熱材1の融点Tm1 よりも高い温
度の熱媒を流して加熱する。蓄熱材1の温度がその融点
Tm 1 より高くなった時には、その融点Tm2 が融点T
m1 より低い蓄冷材2も当然溶融状態となる。このよう
に加熱された後は、蓄熱材1はすべてが再び凝固するま
で、ほぼ温度Tm1 の状態で蓄冷材2を介してパネル全
面から室内側に輻射熱を供給し続ける。この時、蓄冷材
2はその平均温度が蓄熱材1の融点Tm1 とほぼ同じ
か、室温Trよりやや高い状態となり、顕熱蓄熱材とし
て働く。
には、熱媒用路3に蓄熱材1の融点Tm1 よりも高い温
度の熱媒を流して加熱する。蓄熱材1の温度がその融点
Tm 1 より高くなった時には、その融点Tm2 が融点T
m1 より低い蓄冷材2も当然溶融状態となる。このよう
に加熱された後は、蓄熱材1はすべてが再び凝固するま
で、ほぼ温度Tm1 の状態で蓄冷材2を介してパネル全
面から室内側に輻射熱を供給し続ける。この時、蓄冷材
2はその平均温度が蓄熱材1の融点Tm1 とほぼ同じ
か、室温Trよりやや高い状態となり、顕熱蓄熱材とし
て働く。
【0004】又、夏季に輻射冷房を行う時は、蓄冷材2
の融点Tm2 より低い温度の熱媒(冷媒)を熱媒用路3
に流して冷やし、蓄冷材2を凝固させる。この時、蓄冷
材2の融点Tm2 より高い融点Tm1 を持つ蓄熱材1は
当然凝固した状態にある。このように冷やした後は、蓄
冷材2はその全てが溶融するまで、ほぼ温度Tm2 の状
態でパネル全面から室内側に冷輻射を行う。この時、蓄
熱材1はその平均温度が蓄冷材2の融点Tm2 とほぼ同
じ、もしくはやや高いものの室温Trより低い状態とな
り、顕熱蓄熱材として働く。
の融点Tm2 より低い温度の熱媒(冷媒)を熱媒用路3
に流して冷やし、蓄冷材2を凝固させる。この時、蓄冷
材2の融点Tm2 より高い融点Tm1 を持つ蓄熱材1は
当然凝固した状態にある。このように冷やした後は、蓄
冷材2はその全てが溶融するまで、ほぼ温度Tm2 の状
態でパネル全面から室内側に冷輻射を行う。この時、蓄
熱材1はその平均温度が蓄冷材2の融点Tm2 とほぼ同
じ、もしくはやや高いものの室温Trより低い状態とな
り、顕熱蓄熱材として働く。
【0005】上記の蓄熱パネルは、熱媒用路3に暖房の
ための熱媒を通して加熱した時、蓄熱材1は潜熱で、蓄
冷材2は顕熱で輻射暖房を行い、又、冷媒を通して冷や
した時には、蓄冷材2は潜熱で、蓄熱材1は顕熱で輻射
暖房を行うものであり、パネルの表面全面を暖房用とし
ても冷房用としても使用することができる。
ための熱媒を通して加熱した時、蓄熱材1は潜熱で、蓄
冷材2は顕熱で輻射暖房を行い、又、冷媒を通して冷や
した時には、蓄冷材2は潜熱で、蓄熱材1は顕熱で輻射
暖房を行うものであり、パネルの表面全面を暖房用とし
ても冷房用としても使用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、図3に
示す従来の蓄熱パネルは、潜熱型の蓄熱材1と潜熱型の
蓄冷材2の両者に接する熱媒用路3を設けた構造であ
り、このような構造によれば、熱媒用路3に暖房のため
の熱媒を通して加熱した時、蓄熱材1は潜熱で、蓄冷材
2は顕熱で輻射暖房を行い、冷媒を通して冷やした時に
は、蓄冷材2は潜熱で、蓄熱材1は顕熱で輻射冷房を行
うものである。このような構造では、蓄熱層と蓄冷層と
の二層構造で互いの液体が混合しない様に完全なシール
を必要とし、高価なものとなっていた。また、蓄熱層と
蓄冷層が二層となっていることから潜熱変化を利用して
いる材料と顕熱変化を利用している材料との間で熱交換
をしながら冷暖房を行うことになるため、効率の悪い使
い方となっていた。
示す従来の蓄熱パネルは、潜熱型の蓄熱材1と潜熱型の
蓄冷材2の両者に接する熱媒用路3を設けた構造であ
り、このような構造によれば、熱媒用路3に暖房のため
の熱媒を通して加熱した時、蓄熱材1は潜熱で、蓄冷材
2は顕熱で輻射暖房を行い、冷媒を通して冷やした時に
は、蓄冷材2は潜熱で、蓄熱材1は顕熱で輻射冷房を行
うものである。このような構造では、蓄熱層と蓄冷層と
の二層構造で互いの液体が混合しない様に完全なシール
を必要とし、高価なものとなっていた。また、蓄熱層と
蓄冷層が二層となっていることから潜熱変化を利用して
いる材料と顕熱変化を利用している材料との間で熱交換
をしながら冷暖房を行うことになるため、効率の悪い使
い方となっていた。
【0007】又、上記の従来の蓄熱パネルでは、暖房の
場合、蓄冷材2は顕熱での放熱となるため潜熱での蓄熱
材1との間に温度勾配が生じ易い(より低い温度での放
熱となる)。
場合、蓄冷材2は顕熱での放熱となるため潜熱での蓄熱
材1との間に温度勾配が生じ易い(より低い温度での放
熱となる)。
【0008】そこで本発明は、従来よりは簡単な構造の
蓄熱パネルとして冷暖房を効率的に行うようにしたもの
であり、特に暖房の場合には、蓄冷材はやはり顕熱での
放熱とはなるが、蓄熱材をマイクロカプセル化したの
で、マイクロカプセル内の蓄熱材の封入量を調整するこ
とにより、ほとんど温度低下することなく、より高温で
の放熱が可能となる蓄冷熱空調装置を提供することを課
題としてなされたものである。
蓄熱パネルとして冷暖房を効率的に行うようにしたもの
であり、特に暖房の場合には、蓄冷材はやはり顕熱での
放熱とはなるが、蓄熱材をマイクロカプセル化したの
で、マイクロカプセル内の蓄熱材の封入量を調整するこ
とにより、ほとんど温度低下することなく、より高温で
の放熱が可能となる蓄冷熱空調装置を提供することを課
題としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために次の手段を提供する。
決するために次の手段を提供する。
【0010】容器内に蓄熱材と蓄冷材とを混合して封入
すると共に、これら蓄熱材と蓄冷材の両者に接する熱媒
用路を設けてなる蓄冷熱空調装置において、前記蓄熱材
はパラフィン又は酢酸ナトリウム3水和物のいずれかを
マイクロカプセルに封入して構成され、同マイクロカプ
セルの多数を前記蓄冷材と混在させたことを特徴とする
蓄冷熱空調装置。
すると共に、これら蓄熱材と蓄冷材の両者に接する熱媒
用路を設けてなる蓄冷熱空調装置において、前記蓄熱材
はパラフィン又は酢酸ナトリウム3水和物のいずれかを
マイクロカプセルに封入して構成され、同マイクロカプ
セルの多数を前記蓄冷材と混在させたことを特徴とする
蓄冷熱空調装置。
【0011】本発明の蓄冷熱空調装置においては、暖房
を行う場合には、熱媒用路に、マイクロカプセル化した
蓄熱材の融点(Tm1 )よりも高い温度の熱媒を流して
周囲の蓄熱材を加熱すると、蓄熱材は溶融し、蓄冷材は
そのままの状態で昇温する。加熱後暖房として使用する
場合には、まずマイクロカプセル内の蓄熱材が凝固する
まで温度(Tm1 )の状態を保ち熱を周囲の蓄冷材を介
して容器外部へ供給し続け、その後は、凝固した蓄熱材
と蓄冷材の顕熱分の熱を続けて供給することができる。
を行う場合には、熱媒用路に、マイクロカプセル化した
蓄熱材の融点(Tm1 )よりも高い温度の熱媒を流して
周囲の蓄熱材を加熱すると、蓄熱材は溶融し、蓄冷材は
そのままの状態で昇温する。加熱後暖房として使用する
場合には、まずマイクロカプセル内の蓄熱材が凝固する
まで温度(Tm1 )の状態を保ち熱を周囲の蓄冷材を介
して容器外部へ供給し続け、その後は、凝固した蓄熱材
と蓄冷材の顕熱分の熱を続けて供給することができる。
【0012】又、冷房を行う場合には、熱媒用路に、蓄
冷材の凝固点(T1 )よりも低い温度の熱媒を流して周
囲の蓄冷材を冷却し、蓄冷材を凝固させる。冷却後冷房
として使用する場合には、まず蓄冷材が凝固するまで温
度(T1 )の状態を保ち容器外へ冷房を提供することが
できる。その後、溶融した蓄冷材と蓄熱材の顕熱分で冷
房を続けることができる。
冷材の凝固点(T1 )よりも低い温度の熱媒を流して周
囲の蓄冷材を冷却し、蓄冷材を凝固させる。冷却後冷房
として使用する場合には、まず蓄冷材が凝固するまで温
度(T1 )の状態を保ち容器外へ冷房を提供することが
できる。その後、溶融した蓄冷材と蓄熱材の顕熱分で冷
房を続けることができる。
【0013】容器の内部には蓄冷材と共に、この蓄冷材
内にマイクロカプセル化した蓄熱材が均一に混在してい
るため、容器の全面にわたって一様な温度分布となり、
冷房、暖房にかかわりなく、潜熱分がなくなるまでは容
器内の温度は全面において一定となり、快適な冷暖房感
が得られる。なお、マイクロカプセル内の蓄熱材の封入
量を調整し、比重を蓄冷材の比重と同等にすれば、マイ
クロカプセルの蓄熱材が上方に浮き上がったままになっ
たり、又、下方に沈降したままになったりする状態を防
止することができる。
内にマイクロカプセル化した蓄熱材が均一に混在してい
るため、容器の全面にわたって一様な温度分布となり、
冷房、暖房にかかわりなく、潜熱分がなくなるまでは容
器内の温度は全面において一定となり、快適な冷暖房感
が得られる。なお、マイクロカプセル内の蓄熱材の封入
量を調整し、比重を蓄冷材の比重と同等にすれば、マイ
クロカプセルの蓄熱材が上方に浮き上がったままになっ
たり、又、下方に沈降したままになったりする状態を防
止することができる。
【0014】本発明の蓄冷熱空調装置は、蓄熱材をマイ
クロカプセル化しており、従来のように蓄熱層と蓄冷層
の二層構造ではなく、又、各層間のシール構造も不要と
なり、構造も簡単にすることができる。このような構造
により、特に暖房の場合には、潜熱で放熱する蓄熱材と
顕熱で放熱する蓄冷材との間の温度勾配も少くすること
ができ、容器全面にわたって均一な暖房ができる。
クロカプセル化しており、従来のように蓄熱層と蓄冷層
の二層構造ではなく、又、各層間のシール構造も不要と
なり、構造も簡単にすることができる。このような構造
により、特に暖房の場合には、潜熱で放熱する蓄熱材と
顕熱で放熱する蓄冷材との間の温度勾配も少くすること
ができ、容器全面にわたって均一な暖房ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の
実施の一形態に係る蓄冷熱空調装置の断面図、図2は図
1に示すマイクロカプセルの詳細な断面図である。図1
において、101は蓄熱材を示し、後述するように例え
ば、マイクロカプセル化し、内部に蓄熱材を封入して構
成される。102は蓄冷材を示し、例えば、水で構成さ
れる。図示のように多数のマイクロカプセル化した蓄熱
材101と蓄冷材102は一つの容器103内に混合し
て封入してある。
き、図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の
実施の一形態に係る蓄冷熱空調装置の断面図、図2は図
1に示すマイクロカプセルの詳細な断面図である。図1
において、101は蓄熱材を示し、後述するように例え
ば、マイクロカプセル化し、内部に蓄熱材を封入して構
成される。102は蓄冷材を示し、例えば、水で構成さ
れる。図示のように多数のマイクロカプセル化した蓄熱
材101と蓄冷材102は一つの容器103内に混合し
て封入してある。
【0016】図2はマイクロカプセル化した蓄熱材の断
面図であり、マイクロカプセル化した蓄熱材101は酢
酸ナトリウム3水和物あるいはパラフィンで構成した蓄
熱材101aを内封し、外側をポリエチレン等で密閉し
たカプセル101bより構成されている。このようなマ
イクロカプセル化した蓄熱材101が、前述のように容
器103内の蓄冷材102、例えば水中に多数混入され
る。
面図であり、マイクロカプセル化した蓄熱材101は酢
酸ナトリウム3水和物あるいはパラフィンで構成した蓄
熱材101aを内封し、外側をポリエチレン等で密閉し
たカプセル101bより構成されている。このようなマ
イクロカプセル化した蓄熱材101が、前述のように容
器103内の蓄冷材102、例えば水中に多数混入され
る。
【0017】図1に示す蓄冷熱空調装置によって冬季に
暖房を行う場合には、熱媒用路3に蓄熱材101aの融
点Tm1 よりも高い温度の熱媒を流して加熱する。その
時、蓄熱材101aは溶融し、蓄冷材102はそのまま
の状態で昇温する。
暖房を行う場合には、熱媒用路3に蓄熱材101aの融
点Tm1 よりも高い温度の熱媒を流して加熱する。その
時、蓄熱材101aは溶融し、蓄冷材102はそのまま
の状態で昇温する。
【0018】このように蓄冷熱空調装置が加熱された
後、暖房として使用する場合、まず蓄熱材101aが凝
固するまでTm1 の状態を保ち、蓄冷材102を介して
容器103外へ熱を供給し続け、その後凝固した蓄熱材
101aと蓄冷材102の顕熱分の熱を容器103外部
へ続けて供給することができる。
後、暖房として使用する場合、まず蓄熱材101aが凝
固するまでTm1 の状態を保ち、蓄冷材102を介して
容器103外へ熱を供給し続け、その後凝固した蓄熱材
101aと蓄冷材102の顕熱分の熱を容器103外部
へ続けて供給することができる。
【0019】また、夏季に冷房を行う場合には、熱媒用
路3に蓄冷材102の凝固点T1 よりも低い温度の熱媒
を流して周囲の蓄冷材102を冷やし、蓄冷材102を
凝固させる。この様に蓄冷熱空調装置が冷却された後、
冷房として使用する場合、まず蓄冷材102が溶融する
までT1 の状態を保ち、容器103を介して外部を冷房
することができる。その後溶融した蓄冷材102と蓄熱
材101の顕熱分で続けて冷房することができる。
路3に蓄冷材102の凝固点T1 よりも低い温度の熱媒
を流して周囲の蓄冷材102を冷やし、蓄冷材102を
凝固させる。この様に蓄冷熱空調装置が冷却された後、
冷房として使用する場合、まず蓄冷材102が溶融する
までT1 の状態を保ち、容器103を介して外部を冷房
することができる。その後溶融した蓄冷材102と蓄熱
材101の顕熱分で続けて冷房することができる。
【0020】容器103の内部には、蓄冷材102と蓄
熱材101が均一に分散しているため、容器103の全
面にわたって一様な温度分布となり、冷房、暖房に関係
なく、潜熱分がなくなるまでは容器103内の温度は一
定となり快適な冷暖房感が得られる。
熱材101が均一に分散しているため、容器103の全
面にわたって一様な温度分布となり、冷房、暖房に関係
なく、潜熱分がなくなるまでは容器103内の温度は一
定となり快適な冷暖房感が得られる。
【0021】従来の構造は図3で説明したように、蓄熱
材1と蓄冷材2とが二層を形成し、又、互いの層が混合
しないように隔壁4でシールする構造となっており、複
雑で高価な構造となっていたが、本発明の蓄冷熱空調装
置では、簡潔な構造とすることができる。又、蓄熱材を
マイクロカプセル化しているので、マイクロカプセル化
した蓄熱材101と蓄冷材102とが均一に混在し、均
一な温度で冷暖房を行うことができる。特に暖房時にお
いては、潜熱で放熱する蓄熱材101と顕熱で放熱する
蓄冷材102との間の温度勾配を少くし、全面を均一な
暖房をすることができる。
材1と蓄冷材2とが二層を形成し、又、互いの層が混合
しないように隔壁4でシールする構造となっており、複
雑で高価な構造となっていたが、本発明の蓄冷熱空調装
置では、簡潔な構造とすることができる。又、蓄熱材を
マイクロカプセル化しているので、マイクロカプセル化
した蓄熱材101と蓄冷材102とが均一に混在し、均
一な温度で冷暖房を行うことができる。特に暖房時にお
いては、潜熱で放熱する蓄熱材101と顕熱で放熱する
蓄冷材102との間の温度勾配を少くし、全面を均一な
暖房をすることができる。
【0022】また、マイクロカプセル化した蓄熱材10
1の比重を蓄冷材102の比重と同一にすれば、蓄熱材
101が上方に浮き上がったままになったり、下方に沈
降したままになったりすることはない。
1の比重を蓄冷材102の比重と同一にすれば、蓄熱材
101が上方に浮き上がったままになったり、下方に沈
降したままになったりすることはない。
【0023】
【発明の効果】本発明の蓄冷熱空調装置は、容器内に蓄
熱材と蓄冷材とを混合して封入すると共に、これら蓄熱
材と蓄冷材の両者に接する熱媒用路を設けてなる蓄冷熱
空調装置において、前記蓄熱材はパラフィン又は酢酸ナ
トリウム3水和物のいずれかをマイクロカプセルに封入
して構成され、同マイクロカプセルの多数を前記蓄冷材
と混在させたことを特徴としている。このような構成に
より、従来のような蓄熱材と蓄冷材の二層構造や、各層
間のシールも不要となり、蓄熱材をマイクロカプセル化
した構造であり、簡潔な構造とすることができる。又、
容器の内部には蓄冷材と共に、この蓄冷材内にマイクロ
カプセル化した蓄熱材が均一に混在しているため、容器
の全面にわたって一様な温度分布となり、冷房、暖房に
かかわりなく、潜熱分がなくなるまでは容器内の温度は
全面において一定となり、快適な冷暖房感が得られる。
又、本発明の蓄冷熱空調装置は、マイクロカプセル内の
蓄熱材の封入量を調整し、比重を蓄冷材の比重と同等に
することにより、マイクロカプセルの蓄熱材が上方に浮
き上がったままになったり、又、下方に沈降したままに
なったりする状態を防止し、均一な温度分布を可能とす
る。又、特に暖房の場合には、潜熱で放熱する蓄熱材と
顕熱で放熱する蓄冷材との間の温度勾配も少くすること
ができ、容器全面にわたって均一な暖房ができる。
熱材と蓄冷材とを混合して封入すると共に、これら蓄熱
材と蓄冷材の両者に接する熱媒用路を設けてなる蓄冷熱
空調装置において、前記蓄熱材はパラフィン又は酢酸ナ
トリウム3水和物のいずれかをマイクロカプセルに封入
して構成され、同マイクロカプセルの多数を前記蓄冷材
と混在させたことを特徴としている。このような構成に
より、従来のような蓄熱材と蓄冷材の二層構造や、各層
間のシールも不要となり、蓄熱材をマイクロカプセル化
した構造であり、簡潔な構造とすることができる。又、
容器の内部には蓄冷材と共に、この蓄冷材内にマイクロ
カプセル化した蓄熱材が均一に混在しているため、容器
の全面にわたって一様な温度分布となり、冷房、暖房に
かかわりなく、潜熱分がなくなるまでは容器内の温度は
全面において一定となり、快適な冷暖房感が得られる。
又、本発明の蓄冷熱空調装置は、マイクロカプセル内の
蓄熱材の封入量を調整し、比重を蓄冷材の比重と同等に
することにより、マイクロカプセルの蓄熱材が上方に浮
き上がったままになったり、又、下方に沈降したままに
なったりする状態を防止し、均一な温度分布を可能とす
る。又、特に暖房の場合には、潜熱で放熱する蓄熱材と
顕熱で放熱する蓄冷材との間の温度勾配も少くすること
ができ、容器全面にわたって均一な暖房ができる。
【図1】本発明の実施の一形態に係る蓄冷熱空調装置の
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る蓄冷熱空調装置に
用いられるマイクロカプセル化した蓄熱材の断面図であ
る。
用いられるマイクロカプセル化した蓄熱材の断面図であ
る。
【図3】従来の蓄冷熱空調装置の断面図である。
3 熱媒用路 101 マイクロカプセル化した蓄熱材 101a 蓄熱材 101b カプセル 102 蓄冷材 103 容器
Claims (1)
- 【請求項1】 容器内に蓄熱材と蓄冷材とを混合して封
入すると共に、これら蓄熱材と蓄冷材の両者に接する熱
媒用路を設けてなる蓄冷熱空調装置において、前記蓄熱
材はパラフィン又は酢酸ナトリウム3水和物のいずれか
をマイクロカプセルに封入して構成され、同マイクロカ
プセルの多数を前記蓄冷材と混在させたことを特徴とす
る蓄冷熱空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11130861A JP2000320988A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 蓄冷熱空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11130861A JP2000320988A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 蓄冷熱空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000320988A true JP2000320988A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15044426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11130861A Withdrawn JP2000320988A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 蓄冷熱空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000320988A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100383463C (zh) * | 2005-10-14 | 2008-04-23 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种水合物高温冰球式蓄冷空调系统 |
| WO2008053853A1 (en) * | 2006-10-28 | 2008-05-08 | Shin Kiyokawa | Heat storage panel body, composite panel body, and cold insulating vehicle and container using the same |
-
1999
- 1999-05-12 JP JP11130861A patent/JP2000320988A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100383463C (zh) * | 2005-10-14 | 2008-04-23 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种水合物高温冰球式蓄冷空调系统 |
| WO2008053853A1 (en) * | 2006-10-28 | 2008-05-08 | Shin Kiyokawa | Heat storage panel body, composite panel body, and cold insulating vehicle and container using the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |