JP2000321106A - 流量計測装置 - Google Patents

流量計測装置

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JP2000321106A
JP2000321106A JP11135283A JP13528399A JP2000321106A JP 2000321106 A JP2000321106 A JP 2000321106A JP 11135283 A JP11135283 A JP 11135283A JP 13528399 A JP13528399 A JP 13528399A JP 2000321106 A JP2000321106 A JP 2000321106A
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Japan
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rate measuring
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measurement
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JP11135283A
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English (en)
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Bunichi Shiba
文一 芝
Yuji Nakabayashi
裕治 中林
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計測の高速化、高精度化を図ると共に省電力
化を図る。 【解決手段】 計測制御手段は流量があらかじめ定めた
値以下になると流量に応じて計測時間間隔を変更する。
これにより枝流路14aの下流では枝流量計測手段15
aの動作頻度を変更して省電力化を図ることが可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスなどの流体の
流量を電気的に測定する流量計測装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来は主流路の流量を測定する主流量計
測手段およびその下流において各使用機器や各家庭の入
り口に設置した流量計測手段としてはパッシブ方式であ
る膜式のメータが用いられてきた。この方式は信頼性と
過去からの実績がある。また計測に電力が必要でなく省
電力についての対策を立てなくても問題はなかった。
【0003】しかし、現在においては特にエレクトロニ
クス技術の進歩により信頼性がさらに高く省スペースが
可能で、計測の高速化を図るためにも超音波方式など電
力を用いる流量計測手段を検討する動きがさかんになっ
てきている。超音波を利用した流速・流量測定装置は燃
料ガスのメータ、工業用計測器、医療用の血流計、海洋
や大気中の流速の測定など多方面にわたる活用分野があ
る。この超音波を利用する流速・流量測定装置には直接
超音波を利用する場合のみならず、多の測定原理に基づ
く測定装置の検出部として間接的に利用する場合があ
る。
【0004】従来の超音波流速計は図8に示すように、
流体の流れる1つの測定経路1に設置した送信用超音波
振動子2と、送信用超音波振動子2を駆動する送信回路
3と、送信回路3の発振開始信号を送ると同時にタイマ
ー4をスタートさせる制御部5と、超音波振動子2の上
流あるいは下流に設置し超音波振動子2の発した超音波
を受信する受信用超音波振動子6と、受信用超音波振動
子6の受信信号を増幅する増幅部7と、増幅部7の出力
と基準信号8を比較し大小関係が反転したときタイマー
4をストップさせる比較器9からなり、タイマー4の計
測時間で被測定流体の流速を測定するように構成されて
いる。
【0005】そして上記超音波流速計は制御部5からの
スタート信号によって、送信回路3は一定時間パルスを
出力し、超音波振動子2を駆動する。超音波振動子2か
ら発せられた超音波は被測定流体中を伝搬し時間t経過
後に受信用超音波振動子6によって受信される。そして
この受信信号を、比較器9において基準信号8と比較し
基準信号8と受信信号との電圧の関係が反転したときに
ストップ信号をタイマー4に送り、タイマー4をストッ
プさせる。この時のタイマー4の時間出力値tを(1)
式に代入することにより被測定流体の流速vを求める
(音波送受信器間の流れ方向の有効距離をL、音速を
c、被測定流体の流速をv、aは受信信号を受けてから
比較器8の出力が反転するまでの遅れ時間、超音波振動
子から受信用超音波振動子への方向を正とする)。
【0006】 v=(L/(t−a))−c (1) また、超音波振動子2と受信用超音波振動子6を切り替
え、上流から下流へと下流から上流への伝搬時間を測定
し、(2)式により速度vを求める方法もある(上流か
ら下流への伝搬時間t1、下流から上流への伝搬時間t
2)。
【0007】 v=L/2(1/t1−1/t2)+a (2) この方法によれば温度の変化による音速の変化の影響を
受けずに流体の速度を測定することが出来るので、流速
・流量・距離などの測定に広く利用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、特に超音波のようなアクティブ方式では流
量を計測するたびに電力が必要となる。計測の高速化、
高精度化を図りなおかつメンテナンスを簡易にするなど
の要求を満足するためには、計測に使用する電力を抑え
ていく必要がある。
【0009】そこで、本発明は従来例の問題点に鑑み、
複数の枝流路を有する構成において上流の流れが一定量
以下になると下流側の流量計測手段の動作頻度を低くし
て省電力化を図るようにすることを課題とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、流入口と流出口の間に設けた通過流量を計
測する主流量計測手段と、流出口の下流で分岐した複数
の枝流路と、複数の枝流路の個々に設けた枝流量計測手
段とからなり、主流量計測手段と流量計測手段はそれぞ
れ通信手段を有し、主流量計測手段の計測流量があらか
じめ定めた値以下になると通信手段を介して枝流量計測
手段の計測方法を変更する流量計測装置としたものであ
る。
【0011】本発明によれば、主配管の下流側に位置す
る複数の枝流路を有する構成で、主流路の流れが一定値
以下になると下流側の枝流体流量の計測頻度を変えるこ
とで下流側計測手段の省電力化を行なうことが可能にな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、例えば都市ガス、プロ
パンガス等の燃料ガスの流量計測装置に実施して極めて
有用である。それは燃料ガスの配管方式で主配管に1つ
の主流量計測手段と、その枝分かれした下流において各
家庭の入り口や各燃焼機器の手前に個別に流量計測手段
を配置した構成が多い。そして個々の枝部に設置された
流量計測手段は長期間メンテナンス無しに動作すること
を要求されているからである。そこで本発明は枝側の流
量計測部の省電力化を図り設置者、監督者の利便性の向
上を実現するものである。
【0013】請求項1に係る発明は、流入口と流出口の
間に設けた通過流量を計測する主流量計測手段と、流出
口の下流で分岐した複数の枝流路と、複数の枝流路の個
々に設けた枝流量計測手段とからなり、主流量計測手段
と流量計測手段はそれぞれ通信手段を有し、主流量計測
手段の計測流量があらかじめ定めた値以下になると通信
手段を介して流量計測手段の計測方法を変更するもので
ある。
【0014】本発明によれば、複数の枝流路を有する構
成において上流の流れが一定量以下になると下流側の流
量計測手段の動作頻度を変更して省電力化と、または流
量によって高精度化を図ることが可能になる。
【0015】また、請求項2記載のように主流量計測手
段は、その計測流量があらかじめ定めた値以下になると
通信手段を介して枝流量計測手段のサンプリング時間を
変更することにより、枝側の計測頻度を低くして省電力
を図ることが可能になる。
【0016】また、請求項3記載のように主流量計測手
段は、計測流量があらかじめ定めた値以下になると通信
手段を介して枝流量計測手段の計測を停止することによ
り、無駄な動作を無くし電力を長持ちできるようにする
ことが可能になる。
【0017】また、請求項4記載のように主流量計測手
段はタイマ手段を有し、前記タイマ手段はあらかじめ定
めた値以下の流量を計測する間動作し、設定した時間を
経過すると通信手段を介して枝流量計測手段の計測方法
を変更することにより、確実に主配管の流量が少なくな
り枝側の流速が無くなる時間を経過してから計測方法が
変わるため省電力と低流量での高精度化が可能になる。
【0018】また、請求項5記載のように主流量計測手
段はタイマ手段を有し、タイマ手段は通過流量があらか
じめ定めた変化量以下の間動作し、設定した時間を経過
すると通信手段を介して枝流量計測手段の計測方法を変
更することにより、主配管の流量が安定している場合は
枝配管側の流量も変化が無いため下流側の計測頻度を少
なくして省電力化を図ることが可能にある。
【0019】また、請求項6記載のように主流量計測手
段は計時手段を有し、計時手段で設定した時刻から一定
時間経過する間にあらかじめ定めた値以下の流量を計測
すると通信手段を介して枝流量計測手段の計測方法を変
更することにより、流量計測装置の設置されたシステム
特有の流量状態を予め測定し、例えば極端に流量の少な
い時刻には計測頻度を少なくするなどして系に対して最
適な電力消費を調節することが可能になる。
【0020】また、請求項7記載のように主流量計測手
段は計時手段と記憶手段を有し、計時手段により流路を
通過する流体流量があらかじめ定めた流量以下の時間が
継続して存在する時刻を記憶手段に記憶しておき、この
記憶した時刻から一定時間経過する間に、あらかじめ定
めた値以下の流量を計測すると通信手段を介して枝流量
計測手段の計測方法を変更することにより、そのシステ
ムの取り付けられた固有の使用条件、状態を予め記憶し
ておき、主配管の流量が少なくなり安定した状態の時刻
では枝流路の計測手段を省電力状態にして長期間連続使
用可能な系にできる。
【0021】また、請求項8記載のように主流量計測手
段は、第2の通信手段を有し、第2の通信手段は外部か
らの信号により枝流量計測手段の計測方法を変更するこ
とにより、任意の時間に外部から利用者が枝流路に設置
した計測手段の電源をオンオフすることができ、例えば
突発的な外乱等により主配管の流路を閉じてしまうよう
な事態が発生したとしても手動で電力の制御を行なうこ
とが可能になる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0023】(実施例1)図1は請求項1、請求項2お
よび請求項3に係る実施例1に関する流量計測装置の構
成ブロック図、図2は通信手段を中心とした模式図、図
3は枝流量計測手段の計測方法を示すタイミングチャー
トである。図1において11は流入路、12は流出路、
13は主流量計測手段、14は枝流路、15は枝流路1
4へ個々に設置した枝流量計測手段、16は通信手段で
ある。
【0024】流量を計測する方法は特に限定しないが、
説明のため従来例と同じ超音波によるシングアラウンド
方法を用いて説明する。このため主流量計測手段11お
よび枝流量計測手段15とも計測部分としては図8と同
じになり図2においては図8と同じ送信用超音波振動子
2から比較器9までをまとめてそれぞれ計測制御手段1
3p、15pとする。流量そのものの計測方法について
は従来の技術で説明したものと重複する部分があるため
詳細な説明は省略する。主流量計測手段では前記計測制
御手段13pから出力される流量信号と設定手段13q
に設定されているあらかじめ定めた値を比較手段13r
で比較し、通信手段16xを介して枝流量計測手段15
に設けた通信手段16aと情報のやり取りを行なう。枝
流量計測手段15内部では電源供給手段15tと電源供
給手段と計測制御手段15pの間に設けた電源開閉手段
15uがある。
【0025】次に動作、作用について図1から図3を用
いて説明する。通常流入路11から入ってくる流体の流
量は主流路計測手段13で測定されている。また主流路
の下流にある枝流路14の個々にある各使用機器や各家
庭の入り口に設置された枝流量計測手段15a、15
b、15cによって各々の流量は計測できている。そし
て、枝流路14a、14b、14cを通過した流量はそ
れぞれ枝流量計測手段15a、15b、15cで求めた
流量をそれぞれqa、qb、qcとすると総流量はqa
+qb+qcであり、これは主流量計測手段13で計測
した流量と同じになる。ここで枝流路14a、14b、
14cにある枝流量計測手段15a、15b、15cは
流量の有無に関わらず流量計測を行なっている。通常流
量計測手段15の電源供給手段15tは電池が用いられ
ているため流量の大小にかかわらず同じ計測を行なうの
はこの電池の効率良い使用方法では無い。極端な場合、
流量が無いのに流量計測することはこの電池の消耗を早
めてしまうことになる。
【0026】これを防止する方法を以下説明する。説明
を簡単にするため枝流量測定手段15は1つを代表して
15a内部を主に記述するが動作は15b、15cの内
部も同様である。
【0027】まず、主流量計測手段13の設定手段13
qにあらかじめ設定した流量より少ない流量(ここでは
積算流量ではなく瞬時流量)を計測制御手段13pが測
定したと比較手段13rが検出すると通信手段16xか
ら枝流量検出手段15に個々に設置してある通信手段1
6aを介して計測制御手段15pに信号を送出する。こ
の信号を受け計測制御手段15pは図3(a)に示すよ
うに流量がQ1より少なくなると流量に応じて計測時間
間隔を変更する。例えば流量がまだ多い場合は計測を頻
繁に行い流量精度を維持し、流量が少なくなると計測回
数を少なくする。これにより枝流路14aの下流では主
配管の流れが一定量以下になると枝流量計測手段15a
の動作頻度を変更して省電力化と、または高精度化を図
ることが可能になる。
【0028】また、図3(b)のように段階的に計測す
る頻度(ここではサンプリング時間)変更しても良い。
主配管の流量が主流量計測手段13の比較手段13rで
あらかじめ定めた値以下の流量になった場合、枝流路の
流量は大変少なく、個々の枝流路に関しては計測限界以
下の流量の場合もある。したがって通信手段16xから
通信手段16aを介して計測制御手段15pに信号を送
出した場合、計測制御手段15pはQ1より流量が少な
くなるとサンプリング時間をS1からS2に少なくす
る。さらに流量がQ2より少なくなるとサンプリング時
間をS3まで落とす。この段階は流量計測手段15の精
度によって何段かいにしても良い。流量計測手段の限界
以下になるような場合、特に流れの有無のみを判定する
ような場合はサンプリング時間を分単位まで落としても
実使用上は問題無い。このように枝流量計測手段15の
サンプリング時間を変更することにより、枝側の計測頻
度を低くして電力供給手段15tの消耗を抑え省電力を
図ることが可能になる。
【0029】また、図3(c)のように流量が一定値以
下では計測を停止しても良い。主配管の流量が主流量計
測手段13の比較手段13rであらかじめ定めた値以下
の流量になった場合、枝流路の流量は大変少なく、主流
量計測手段13では流体の流れが無い場合も存在する。
ガス供給を考えるとこのような場合の方が多い。したが
って通信手段16xから通信手段16aを介して計測制
御手段15pに信号を送出し、計測制御手段15pはQ
1より流量が少なくなると計測を停止する。または開閉
手段15uを開成して電源供給手段15tから計測制御
手段15pに電源供給ができないようにする。これによ
り計測制御手段15pで消費される電力を大幅に減らせ
ることが可能になる。特に主配管において流れが無い場
合は枝側流路の計測を停止しても何ら問題は無く、主配
管に設定している主流量計測手段13が流量を検知して
から通信手段16を介して枝流路の計測制御手段15を
動作したり、開閉手段15uを閉止して電源供給手段1
5tから電力供給を再開し計測しはじめても不都合を生
じることは無い。一般の集合住宅などを考えるとガス流
量のあるのは食事どきか風呂の利用時のみであり、一日
の大半は流量の無い時間帯である。このように主配管の
計測流量があらかじめ定めた値以下になると通信手段を
介して枝流量計測手段15の計測を停止することによ
り、無駄な動作を無くし電力供給手段15tの消耗を抑
え、電力を長持ちできるようにすることが可能になる。
【0030】なお、ここで計測制御手段15p内部にあ
る積算流量を記憶しておくメモリとしては不揮発性メモ
リ手段を用いれば開閉手段15uにより電力を切断され
ても積算流量を記憶しておけるため問題は無い。
【0031】(実施例2)以下、請求項4および請求項
5に係る実施例2に関する本発明の流量計測装置につい
て説明する。本実施例の構成を示すブロック図は実施例
1と同じ図1を用いる。図4に主流量計測手段のブロッ
ク図、図5に動作のタイミングチャートを示す。そして
実施例2は主制御手段にタイマ手段13sを設けて流量
が少なくなった時間が一定時間継続すると枝流量計測手
段の計測方法を変更する点が実施例1とは異なる。
【0032】図4において主流量計測手段13の設定手
段13qに図5(a)に示すあらかじめ設定した流量Q
1より少ない流量を計測制御手段13pが測定したと比
較手段13rが検出すると、その信号を受けてタイマ手
段13sが動作を開始する。タイマ手段13sは比較手
段13rで通過流量が設定した流量より少ない場合に経
過時間を計測し、流量が設定手段13qの値より多くな
るとリセットしてしまう。あらかじめ設定していた時間
継続して流量が少ない場合は、タイマ手段13sを介し
て通信手段16xから枝流量検出手段15に個々に設置
してある通信手段16aを経由して計測制御手段15p
に信号を送出する。この信号を受け計測制御手段15p
は実施例1に示した動作と同じように図3(a)〜図3
(c)に示すように流量に応じて計測時間間隔を変更す
る。タイマ手段13sにより主配管の流量が少なくなっ
てから一定時間経過した後に、枝側の流量計測手段15
の計測方法を変更するのは流体の流れが主配管では一定
量以下または無くなっていても枝側ではまだ流れが十分
に存在する場合があるからである。このようにタイマ手
段を用いて設定した時間を経過すると通信手段を介して
枝流量計測手段の計測方法を変更することにより、確実
に主配管の流量が少なくなり枝側の流速が無くなる時間
を経過してから計測方法が変わるため省電力と低流量で
の高精度化が可能になる。
【0033】また、比較手段13rにおいて流量にかか
わらず、その流量の変動幅が図5(b)に示すようにΔ
q以下になったことを検出するとその信号を受けてタイ
マ手段13sが動作を開始するようにしてもよい。そし
てこの変動幅が少ない状態が図5(b)のt1からあら
かじめ設定している時間を経過したt2においてタイマ
手段13sを介して通信手段16xから通信手段16a
を経由して計測制御手段15pに信号を送出する。この
信号を受け計測制御手段15pは実施例1に示した動作
と同じように図3(a)〜図3(c)に示すように流量
に応じて計測時間間隔を変更する。タイマ手段13sに
より流量の変動幅が少なくなってから一定時間経過した
後、枝側の流量計測手段15の計測方法を変更するのは
主配管の流れが一定ということは個々の枝側においても
急激な流体の変動が無いことが十分推定されるためであ
る。流れが安定していると流量計測は頻繁に行なわなく
ても十分に精度を維持することが可能である。
【0034】このように主配管の流量が安定している場
合は枝配管側の流量も変化が無いとして下流側の流量計
測手段の計測頻度を少なくすることで電源供給手段の省
電力化を図ることが可能にある。
【0035】(実施例3)以下、請求項6および請求項
7に係る実施例3に関する本発明の流量計測装置につい
て説明する。本実施例の構成を示すブロック図は実施例
1と同じ図1を用いる。図6に主流量計測手段のブロッ
ク図を示す。そして実施例3は主流量計測手段13に計
時手段13t、記憶手段13uを備えている点が実施例
1と実施例2とは異なる。
【0036】図6において主流量計測手段13は計時手
段13tを有し、この計時手段13tが予め定めた時刻
から一定時間経過するまではタイマ手段13sが動作可
能になる。そしてタイマ手段13sは実施例2で示した
動作と同じように主配管の流量が図5(a)のように一
定値以下になるとタイマ手段13sが動作を開始し、あ
る時間継続して流量が少ない場合において、タイマ手段
13sを介して通信手段16xから通信手段16aを経
由して計測制御手段15pに信号を送出する。この信号
を受け計測制御手段15pは実施例1に示した動作と同
じように図3(a)〜図3(c)に示すように流量に応
じて計測時間間隔を変更する。
【0037】これにより、流量計測装置の設置されたシ
ステム特有の流量状態を予め測定し、例えば流量の少な
い時刻に積極的にタイマ手段13sを活用し最適な時刻
に枝側にある流量計測手段15の電源供給手段の電力を
削減することが可能になる。
【0038】さらにあらかじめ定める時刻は統計的に定
めても良いし、家庭用のガス流量手段であれば朝、昼の
食事時や夕方から夜にかけての風呂、シャワー使用時を
除く時刻に設定しておけば、被検出流体であるガスがほ
とんど流れない時間であり、その回数と時刻を予め設定
しておくことで、電源供給手段15tの電力も大きく削
減することが可能になる。このように流量計測装置の設
置されたシステム特有の流量状態を予め測定し、例えば
極端に流量の少ない時刻には計測頻度を少なくするなど
して系に対して最適な電力消費を調節することが可能に
なる。
【0039】また、主流量計測手段13は計時手段13
tと記憶手段13uを有することにより、前記計時手段
13tにより一定流量以下の安定した流量Qが継続して
存在する時刻を前記記憶手段13uに記憶しておき、こ
の記憶手段13uに記憶した時刻から一定時間経過する
間に比較手段13rとタイマ手段13sであらかじめ定
めた値以下の流量を計測すると通信手段16を介して枝
流量計測手段の計測方法を変更する。このように電源供
給手段15tの電力を節約する動作を前記記憶手段13
uに記憶した時刻に行うことで、そのシステムの取り付
けられた固有の使用条件、状態を予め記憶しておき、安
定した状態の時間に行なうことができる。
【0040】例えば、枝流用計測手段15として家庭用
のガス流量計に利用すると朝、昼の食事時、夕方から夜
中にかけての風呂利用時、また暖房使用時刻等は各家庭
の生活様式により一定していない。これを主流量計測手
段13により流量が予め定めた値以下になる時刻を測定
し、それを繰り返して記憶しながら学習することによ
り、計時手段13tと記憶手段13uを用いて枝流量計
測手段15の電源供給手段15 、ここでは電池などの
節電する時刻を判断する。またカレンダ機能を有すると
平日と週末ではガスの使用時間が大きく異なることがあ
り、それも記憶手段で判定材料として組み立てることが
可能となる。
【0041】(実施例4)以下、請求項8に係る実施例
4に関する本発明の流量計測装置について説明する。本
実施例の構成を示すブロック図は実施例1と同じ図1を
用いる。図7に主流量計測手段13のブロック図を示
す。実施例4は主流量計測手段に第2の通信手段13v
を備えている点が実施例1と実施例2および実施例3と
は異なる。
【0042】本実施例では主流量計測手段13に第2の
通信手段13vを備えている。通常、主流量計測手段1
3は通信手段16を介して枝側の流量計測手段15と通
信し、電源供給手段15tの節電を行なっている。
【0043】そしてこの際、電源供給手段15tの電力
を節約するタイミングは流量で判断したり、またタイマ
手段13sや計時手段13tを用いて自動制御しても良
いが利用者や外部の機関が任意の時間に節電を行いたい
場合がある。例えば長期間留守にする場合や何らかのト
ラブルによりガスを使用できなくなった場合などであ
る。その時のため図7の第2通信手段13vを用いて主
流量計測装置13は外部と通信ができるようにしてお
く。利用者は外部から例えばスイッチやリモコン、設定
手段を用いて確認動作開始を指示し、主流量計測手段1
3はこの信号により本来の通信手段16を介して枝側流
用計測手段の計測方法を変更する。これにより、任意の
時間に外部から利用者が枝側流量計測手段15の電源電
力を調整することができ、例えば突発的な外乱等により
主配管の流路を閉じてしまうような事態が発生したとし
ても手動で電力の制御を行なうことが可能になる。
【0044】さらに、信号を発生する外部信号源として
は枝流量計測手段15のさらに下流側に設置してある機
器、例えばガス器具であればガス給湯機等を用いること
も可能である。ガス給湯機にあるガス流量計測手段等で
ガス流量を推定し、一定以下の流れと判定した場合に主
流量計測手段13に第2の通信手段を介し節電を要求す
る。これにより確実に流体流量が少ない場合に外部から
の信号で電源供給手段15tの電力調整を行なうことが
可能になる。また、外部信号はそれ自体内部において計
時手段を有する機器や、機器集中検針盤としても良い。
これにより、外部から一定時間以内に利得の補正を要求
することが可能になる。
【0045】なお、実施例の説明において主流量計測手
段側の電力については説明していないが、この測定手段
そのものは主配管の近傍にあるため設置スペースもあ
り、また電灯線などの商用電源も利用しやすい。また台
数も少ないことなどからも電源などで使用の障害を生じ
ることは無いためである。
【0046】また、ここでは枝流路に設置する流量計測
手段として超音波を用いた流量計測手段を説明している
が、別に電源を用いるものであれば他の方式を用いても
何ら支障はない。
【0047】さらに、本発明についての実施例1ないし
実施例4にわたって説明したが、これらの実施例は複数
組み合わせることができることは言うまでもない。そし
て、主流量計測手段を上流に設置することにより枝側の
流量計測手段は電力を使用しなければ流量を測定できな
い方式でもその電力を自由に節電もしくは遮断して長期
間連続使用することを可能にし保守の頻度を少なくする
とともに信頼性も向上することができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の流量計測装置によ
れば次の効果が得られる。
【0049】(1)主流量計測手段とその下流に設置し
た流量計測手段を有する構成で、主配管の流量があらか
じめ定めた値より少なくなるとその流量に応じて計測時
間間隔を変更することで、例えば流量がまだ多い場合は
計測を頻繁に行い流量精度を維持し、流量が少なくなる
と計測回数を少なく等の操作で枝流量計測手段の動作頻
度を変更して省電力化と、または高精度化を図ることが
可能になる。
【0050】(2)主配管の流量があらかじめ定めた値
より少なくなると枝流量計測手段のサンプリング時間を
変更することにより、枝側の計測頻度を低くして電力供
給手段の消耗を抑え、省電力を図ることが可能になる。
【0051】(3)主配管の計測流量があらかじめ定め
た値より少なくなると枝流量計測手段の計測を停止する
ことにより、無駄な動作を無くし電力供給手段の消耗を
抑え、電力を長持ちできるようにすることが可能にな
る。
【0052】(4)タイマ手段を用いて設定した時間を
経過すると通信手段を介して枝流量計測手段の計測方法
を変更することにより、確実に主配管の流量が少なくな
り枝側の流速が無くなる時間を経過してから計測方法が
変わるため省電力と低流量域での流量計測の高精度化が
可能になる。
【0053】(5)主配管の流量の変動幅が流量にかか
わらず、あらかじめ定めた値以下になった場合は流量計
測を頻繁に行なわなくても十分に精度を維持することが
可能なため、下流側の流量計測手段の計測頻度を少なく
することで電源供給手段の省電力化を図ることが可能に
ある。
【0054】(6)計時手段を備えることにより、流量
計測装置の設置されたシステム特有の流量状態を予め測
定し、例えば流量の少ない時刻に積極的にタイマ手段を
活用し最適な時刻に枝側に設置してある流量計測手段の
電源供給手段の電力を削減することが可能になる。
【0055】(7)計時手段と記憶手段を備えることに
より、電源供給手段の電力を節約する動作を記憶手段に
記憶した時刻に行うことで、そのシステムの取り付けら
れた固有の使用条件、状態を予め記憶しておき、安定し
た状態の時間に行なうことができる。
【0056】(8)第2の通信手段を備えることによ
り、任意の時間に外部から利用者が枝側流量計測手段の
電源電力を調整することができ、例えば突発的な外乱等
により主配管の流路を閉じてしまうような事態が発生し
たとしても手動で電源供給手段の電力制御を行なうこと
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の流量計測装置を示すブロッ
ク図
【図2】同装置の主流量計測手段と枝流量計測手段を示
すブロック図
【図3】(a)同装置の流量計測手段の計測時における
特性図 (b)同装置の流量計測手段の他の計測時における特性
図 (c)同装置の流量計測手段の他の計測時における特性
【図4】本発明の実施例2の流量計測装置における主流
量計測手段のブロック図
【図5】(a)同装置の流量計測手段の計測方法を示す
タイミングチャート (b)同流量計測手段の他の計測方法を示すタイミング
チャート
【図6】本発明の実施例3の流量計測装置における主流
量計測手段のブロック図
【図7】本発明の実施例4の流量計測装置における主流
量計測手段のブロック図
【図8】従来の流量計測装置を示すブロック図
【符号の説明】
11 流入路 12 流出路 13 主流量計測手段 13s タイマ手段 13t 計時手段 13u 記憶手段 13v 第2の通信手段 14 枝流路 15 流量計測手段 15t 電力供給手段 16 通信手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流入口と流出口の間に設けた通過流量を計
    測する主流量計測手段と、前記流出口の下流で分岐した
    複数の枝流路と、前記複数の枝流路の個々に設けた枝流
    量計測手段とからなり、前記主流量計測手段と前記枝流
    量計測手段はそれぞれ通信手段を有し、前記主流量計測
    手段の計測流量があらかじめ定めた値以下になると前記
    通信手段を介して前記枝流量計測手段の計測方法を変更
    する流量計測装置。
  2. 【請求項2】主流量計測手段の計測流量があらかじめ定
    めた値以下になると通信手段を介して枝流量計測手段の
    サンプリング時間を変更する請求項1記載の流量計測装
    置。
  3. 【請求項3】主流量計測手段の計測流量があらかじめ定
    めた値以下になると通信手段を介して枝流量計測手段の
    計測を停止する請求項1記載の流量計測装置。
  4. 【請求項4】主流量計測手段はタイマ手段を有し、前記
    タイマ手段はあらかじめ定めた値以下の流量を計測する
    間動作し、設定した時間を経過すると通信手段を介して
    枝流量計測手段の計測方法を変更する請求項1記載の流
    量計測装置。
  5. 【請求項5】主流量計測手段はタイマ手段を有し、前記
    タイマ手段は通過流量があらかじめ定めた変化量以下の
    間動作し、設定した時間を経過すると通信手段を介して
    枝流量計測手段の計測方法を変更する請求項1記載の流
    量計測装置。
  6. 【請求項6】主流量計測手段は計時手段を有し、前記計
    時手段で設定した時刻から一定時間経過する間にあらか
    じめ定めた値以下の流量を計測すると通信手段を介して
    枝流量計測手段の計測方法を変更する請求項1記載の流
    量計測装置。
  7. 【請求項7】主流量計測手段は計時手段と記憶手段を有
    し、前記計時手段により流路を通過する流体流量があら
    かじめ定めた流量以下の時間が継続して存在する時刻を
    前記記憶手段に記憶しておき、この記憶した時刻から一
    定時間経過する間に、あらかじめ定めた値以下の流量を
    計測すると通信手段を介して枝流量計測手段の計測方法
    を変更する請求項1記載の流量計測装置。
  8. 【請求項8】主流量計測手段は第2の通信手段を有し、
    前記第2の通信手段は外部からの信号により枝流量計測
    手段の計測方法を変更する請求項1記載の流量計測装
    置。
  9. 【請求項9】流量計測手段は電力を用いた計測とする請
    求項1〜8のいずれか1項記載の流量計測装置。
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