JP2000321853A - 現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置

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JP2000321853A
JP2000321853A JP11133965A JP13396599A JP2000321853A JP 2000321853 A JP2000321853 A JP 2000321853A JP 11133965 A JP11133965 A JP 11133965A JP 13396599 A JP13396599 A JP 13396599A JP 2000321853 A JP2000321853 A JP 2000321853A
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泰成 渡邉
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Koji Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーにこれと逆極性に帯電する微粉体を外
添しても、現像剤担持体上にトナーの薄層を安定して形
成でき、良好な現像により高品質な画像を得ることを可
能とした現像装置にある。 【解決手段】 現像装置は、非磁性1成分トナーを収容
した現像容器に、現像スリーブと、これに当接した現像
ブレード等を備えてなる。現像動作時、現像ブレードに
現像バイアスを印加し、現像ブレードにブレードバイア
スを印加するが、その少なくとも一方を交流電圧する。
そして現像バイアスの直流電圧値または交流電圧実効値
を電圧値DC1とし、ブレードバイアスの直流電圧値ま
たは交流電圧実効値を電圧値DC2としたときに、電圧
値DC2が電圧値DC1に対しトナーの帯電極性と逆極
性側になるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば電子写真
複写機、電子写真プリンター等の画像形成装置、この画
像形成装置に具備される現像装置、現像カートリッジお
よびプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置では、像担
持体上に形成した静電潜像を現像装置により現像してト
ナー像として可視化することを行っている。複数色のト
ナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する画像形成装
置では、色ずれのないカラー画像を目的として、図15
に示すような中間転写体を用いた画像形成装置が提案さ
れ、実用化されている。この画像形成装置は、中間転写
体を用いることにより、転写材のサイズや厚さ等にこだ
わらずに画像形成でき、メディアフレキシビリティーの
向上も図れる。
【0003】図15の画像形成装置における画像形成工
程を説明する。画像形成装置は、パーソナルコンピュー
タやワークステーション等のホスト112と接続されて
おり、ホスト112からのプリント要求によりビデオイ
ンターフェースを介して画像データを受け取る。この画
像データをイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4
色に分解し、感光ドラム110に対し順次各色について
帯電、露光、現像工程を行ってトナー像を形成し、それ
らのトナー像をドラム状の中間転写体(中間転写ドラ
ム)105に重ね合わせて転写した後、記録媒体(メデ
ィア)である紙等の記録材に一括転写し、記録材上にフ
ルカラー画像を得るものである。
【0004】第1の像担持体である感光ドラム110
は、所定の周速度を持って矢印方向に回転駆動される。
この感光ドラム110の表面は帯電手段である帯電ロー
ラ102により一様に帯電される。帯電ローラ102
は、感光ドラム110の表面に所定の押圧力で圧接さ
れ、感光ドラム110の回転にともない従動回転しなが
ら感光ドラム110を帯電する。つぎに1色目(たとえ
ばイエロー)の画像データに応じてON/OFF制御さ
れた露光手段103による走査が施され、感光ドラム1
10の表面に1色目の静電潜像が形成される。この1色
目の静電潜像は、複数個の現像装置104のうちのイエ
ロートナーを収容した現像装置104Yにより現像し
て、イエロートナー像として可視化される。現像装置1
04(現像装置104Y〜104K)については後述す
る。
【0005】感光ドラム110上に形成された1色目の
トナー像は、中間転写ドラム105の表面に転写される
(1次転写)。第2の像担持体である中間転写ドラム1
05は、感光ドラム110に対して一定の押圧力で圧接
されており、感光ドラム110の周速とほぼ等速の周速
度で図の矢印方向に回転駆動されている。1次転写の際
に転写されずに感光ドラム110の表面に残留したトナ
ーは、感光ドラム110に圧接したクリーナ106のク
リーニングブレード106aにより掻き取られ、廃トナ
ー容器106b内に収容される。
【0006】上記の工程をマゼンタ、シアン、ブラック
にも繰り返し、2色目のマゼンタトナー像、3色目のシ
アントナー像、4色目のブラックトナー像が得られる度
に、その都度トナー像を中間転写ドラム105上に順次
転写し、中間転写ドラム105上に4色のトナー像を重
畳したフルカラー画像を形成する。
【0007】中間転写ドラム105上のフルカラー画像
は、紙カセット108等から給紙された記録材Pに2次
転写ローラ109により静電的に一括転写される(2次
転写)。その後、記録材Pを定着装置107に送って、
4色のトナー像を定着した後、排紙部より機外へ排出
し、所望のプリント画像を得る。
【0008】上記の画像形成装置における現像装置10
4(104Y、104M、104C、104K)は特に
限定されるものではないが、現像装置の1つとして乾式
1成分現像装置が種々提案され、また実用化されてい
る。これは、乾式1成分現像法が一般的に装置の小型
化、簡略化が図れるためである。しかし、乾式1成分方
式の現像装置は、いずれも、現像剤担持体上に1成分現
像剤であるトナーの薄層を形成するのが難しい問題があ
った。
【0009】しかるに、画像の解像度、鮮明度等の向上
が求められている現在、トナーの薄層形成方法およびそ
の装置に関する開発は必須となっており、これに対して
いくつかの方策が提案されている。
【0010】たとえば特開昭54−43038号に示さ
れるように、現像剤担持体にゴムまたは金属製の現像ブ
レード(弾性規制部材)を当接させ、この現像ブレード
と現像剤担持体との当接部の間にトナーを通過させて規
制することにより、現像剤担持体上にトナーの薄層を形
成し、かつ当接部での摩擦によりトナーに十分な摩擦帯
電電荷(トリボ)を付与させるものである。この乾式1
成分現像装置および薄層形成方法は、1成分現像剤とし
てのトナー(1成分トナー)を何ら限定するものではな
い。
【0011】磁性トナーの場合には、図16に示すよう
な現像装置が提案されている。この現像装置104で
は、現像スリーブ(現像剤担持体)121内に配設した
ローラ状の磁石113の磁力により現像スリーブ121
上にトナーを供給して担持し、現像ブレード122との
当接部の間にトナーを通過させて規制し、現像スリーブ
121上にトナーの薄層を形成するものである。非磁性
トナーの場合には、現像スリーブ上にトナーを供給する
トナー供給部材が別途必要になる。これは、非磁性トナ
ーは磁力による供給が行えないからである。
【0012】そこで、非磁性トナーを用いる現像装置
は、図17のようなものが提案されている。この現像装
置104では、1成分現像剤としての非磁性トナーTを
収容した現像容器126内に、現像ブレード122より
も現像スリーブ121の回転方向上流側の位置で、現像
スリーブ121に当接するポリウレタンフォーム、スポ
ンジ等からなる発泡体、あるいはファーブラシを用いた
トナー供給ローラ123を設け、これを矢印方向に回転
させることにより、現像スリーブ121上にトナーTを
供給担持させている。
【0013】現像スリーブ121上に担持されたトナー
は、現像スリーブ121の回転にともない現像ブレード
122との当接部に送られ、そこで規制されて薄層に形
成された後、感光ドラム110と対向した現像部へ搬送
され、感光ドラム上の静電潜像の現像に供される。現像
に消費されずに現像スリーブ121上に残留したトナー
は、現像スリーブ121の回転に従って現像容器5内に
戻され、供給ローラ123により剥ぎ取られる。これと
同時に、上記したように、現像スリーブ121上には供
給ローラ123により新たなトナーが供給される。
【0014】現像スリーブ121が金属材料製の場合、
現像ブレード122として金属薄板を用いると、現像ス
リーブ121の摩耗の点で好ましくなく、良好なトナー
薄層を得るためには、現像ブレード122の現像スリー
ブ121との当接面にウレタン、シリコーン等のゴム材
料を用いる必要がある。また現像スリーブ121がウレ
タン、シリコーン等のゴム材料製の場合は、現像ブレー
ド122は金属薄板のもの、ウレタン、シリコーン等の
ゴム材料製のもの、いずれも用いることができる。
【0015】上記現像装置104で用いられる1成分現
像剤のトナーTにおいても、同様に、画像の解像度、鮮
明度等の向上が求められている。
【0016】トナーの転写性の向上に関しては、トナー
形状の作用効果として、トナーを球形にすることによ
り、従来の粉砕法によって製造した不定形トナーと比べ
て、転写効率を大幅に向上することが可能であることが
分かってきた。球形トナーを製造する方法としては、主
につぎの2つがある。
【0017】(1)従来の粉砕トナーの表面を、熱的ス
トレスや機械的ストレスにより塑性球形化処理する。
(2)重合法により製造する。
【0018】加えて、上記方法は、外添する微粉体が現
像容器内で受けるせん断力によってトナーへの付着、解
離を繰り返すため、トナーとの接触回数が増加し、トナ
ーの摩擦帯電電荷を大きくすることができ、トナーの現
像性を向上することができる。
【0019】また、感光ドラムに所定の圧力で圧接した
クリーニングブレードや帯電ローラにより、感光ドラム
上に残留するトナーが強固に固着し堆積する、フィルミ
ングやトナー融着という現象に対しては、たとえば特開
昭60−32060号公報に示されるように、トナーに
研磨剤成分を外添することができる。研磨剤成分が感光
ドラムの表面を適度に研磨することで、感光ドラム上に
残留するトナーが強固に固着・堆積することを未然に防
ぐことができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記現
像装置104で1成分トナーTを用いて現像動作を行っ
た場合、現像ブレード122と現像スリーブ121の当
接ニップ部の近傍において、トナーが現像スリーブ12
1の長手方向で不均一に滞留する現象が見られ、画像不
良の原因となった。さらに現像動作を多数繰り返した場
合には、滞留するトナー量が過多となり、トナーが現像
装置からこぼれ落ちる問題が発生し、画像不良が発生し
て使用に耐えなかった。
【0021】トナーの滞留は、図18に示すように、現
像スリーブ121と現像ブレード122の当接部の現像
スリーブ回転方向下流側の部分、すなわちくさび形状部
Aに発生する。そして現像動作時の現像スリーブ121
の回転により、くさび形状部Aでトナーの滞留が徐々に
成長して最後にはトナーの凝集塊となり、現像スリーブ
121の回転にともない、くさび形状部Aからこぼれ落
ちて画像不良となった。
【0022】このとき、くさび形状部Aに滞留したトナ
ーおよび現像容器126内のトナーは凝集度が上昇して
おり、かつ凝集度の高いトナーは凝集塊が発生しやすい
ことが分かった。
【0023】この現象は、転写性および現像性の向上の
目的で、負帯電性トナーに対し外添剤として、トナーと
逆極性に帯電する正帯電性微粉体や弱帯電性微粉体を外
添した場合に顕著であった。さらに、感光ドラム等への
トナーのフィルミングやトナー融着を防ぐ研磨剤成分を
トナーに外添した場合にも顕著であった。
【0024】従って、本発明の目的は、現像剤担持体と
現像剤規制部材との当接部近傍において、長手方向での
トナーの滞留を防止して、現像剤担持体上にトナーの薄
層を安定して形成することができ、良好な現像を行って
高品質の画像を得ることを可能とした現像装置、現像カ
ートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
を提供することである。
【0025】本発明の他の目的は、トナーにこれと逆極
性に帯電する微粉体を外添しても、現像剤担持体上にト
ナーの薄層を安定して形成することができ、同様に、高
品質な画像を得ることを可能とした現像装置、現像カー
トリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置を
提供することである。
【0026】本発明のその他の目的は、以下に説明する
本発明の実施例から明らかになるであろう。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジお
よび画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明
は、回転する現像剤担持体上に現像剤を担持して搬送
し、前記現像剤担持体に当接した現像剤規制部材により
前記担持された現像剤の層厚を規制した後、像担持体と
前記現像剤担持体とが対向した現像部において現像剤に
より、前記現像剤担持体に現像バイアスを印加した下
で、前記像担持体上の静電潜像を現像する現像装置にお
いて、前記規制部材にブレードバイアスが印加され、し
かも、前記ブレードバイアスと現像バイアスの少なくと
も一方は交流電圧とされ、そして前記現像バイアスの直
流電圧値または交流電圧実効値を電圧値DC1、前記ブ
レードバイアスの直流電圧値または交流電圧実効値を電
圧値DC2としたときに、前記ブレードバイアスの電圧
値DC2が、前記現像バイアスの電圧値DC1に対し前
記現像剤の帯電極性と逆極性側になることを特徴とする
現像装置である。
【0028】本発明によれば、前記現像剤担持体または
前記規制部材の現像剤担持体との当接部の少なくとも一
方に絶縁層を有することができる。前記規制部材は導電
性板、または前記現像剤担持体と当接する側に弾性層を
設けた導電性板からなることができる。前記規制部材
が、前記現像剤担持体に印加した現像バイアスと前記規
制部材に印加したブレードバイアスにより振動する。前
記現像剤担持体の前記規制部材よりも回転方向上流側
に、前記現像剤担持体に当接して回転する現像剤供給部
材を有する。前記現像剤供給部材が弾性ローラからな
る。前記現像剤が非磁性1成分現像剤である。前記現像
剤の鉄分に対する帯電量に対し、鉄分に対する帯電量が
同極性の場合は、絶対値として低いあるいは逆極性を示
す微粉体を前記現像剤に外添することができる。
【0029】また、前記現像バイアスとブレードバイア
スの電源を別個に有することができる。あるいは前記現
像バイアスまたはブレードバイアスの一方の電源を有
し、他方のバイアスは、前記一方のバイアスから分圧し
て生成することができる。前記現像装置の長手方向両端
の一方側を覆うカバー内に、前記一方のバイアスを分圧
する電気回路を設けることができる。前記現像剤担持体
に当接して印加された帯電バイアスにより、前記現像剤
担持体上に担持されたトナーを帯電するトナー帯電部材
を有し、前記帯電バイアスは、前記他方のバイアスから
分圧して生成することができる。前記現像装置の長手方
向両端の一方側を覆うカバー内に、前記他方のバイアス
を分圧する電気回路を設けることができる。
【0030】また、本発明は、上記現像装置を有する、
画像形成装置本体に着脱自在な現像カートリッジであ
る。前記一方のバイアスの電源が前記画像形成装置本体
に設けられ、前記現像カートリッジの前記画像形成装置
本体への装着により、前記一方のバイアスの電源を前記
一方のバイアスを分圧する電気回路に接続する接続部
を、前記現像装置の長手方向両端の一方側を覆うカバー
内に設けることができる。
【0031】さらに、本発明は、上記現像装置を有す
る、画像形成装置本体に着脱自在なプロセスカートリッ
ジである。前記一方のバイアスの電源が前記画像形成装
置本体に設けられ、前記プロセスカートリッジの前記画
像形成装置本体への装着により、前記一方のバイアスの
電源を前記一方のバイアスを分圧する電気回路に接続す
る接続部を、前記現像装置の長手方向両端の一方側を覆
うカバー内に設けるようにすることができる。
【0032】さらにまた、本発明は、上記現像装置を有
する画像形成装置である。現像カートリッジを着脱自在
に有する画像形成装置である。プロセスカートリッジを
着脱自在に有する画像形成装置である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
に則して更に詳しく説明する。
【0034】実施例1 図1は、本発明の現像装置の一実施例を示す概略構成図
である。
【0035】本現像装置4は、図15に示したような画
像形成装置の現像装置104Y〜104Kとして設置さ
れ、感光ドラム110上の静電潜像を現像するのに使用
される。本実施例では、現像装置4は、画像形成装置本
体に着脱自在な現像カートリッジとされているが、固定
設置のタイプとすることもできる。
【0036】現像装置4は、図1に示すように、1成分
現像剤の非磁性トナー(1成分トナー)Tを収容した現
像容器6に、現像スリーブ1、現像ブレード2、トナー
供給回収ローラ3および撹拌羽根5等を備えて構成され
ている。
【0037】現像スリーブ1は、基本的に、アルミニウ
ムおよびその合金、ステンレス等の金属で形成された円
筒体からなっている。金属の材質は円筒への成形加工が
容易であれば、特に限定されない。本実施例では、現像
スリーブ1は、外径20mmのアルミニウム製円筒体の
表面に、結着樹脂バインダーに球状粒子を添加した被膜
層を形成してなっている。結着樹脂バインダー、球状粒
子とも、公知の材料が使用可能である。これにより、ト
ナーに対する摩擦帯電性の向上と、現像スリーブ1表面
の機械的強度の向上を図っているが、特に被膜層を設け
る構成に限るものではない。現像スリーブ1は、所定の
周速度で図の矢印方向に回転駆動される。
【0038】現像スリーブ1の上方にはトナー規制部材
である現像ブレード2が、押さえ板金7に支持され、か
つ自由端側の先端近傍を現像スリーブ1の外周面に面接
触状態で当接するように設けられている。現像ブレード
2の当接方向は、当接部に対して先端側が現像スリーブ
1の回転方向上流側に位置する、いわゆるカウンター方
向である。
【0039】本実施例では、現像ブレード2は、金属薄
板2aとしてのバネ弾性を有する厚さ0.1mmのリン
青銅板に、弾性部材2bである厚さ1mmのポリアミド
エラストマーを接着しもしくは射出成形してなってお
り、弾性部材2b側を現像スリーブ1の表面に対して所
定の線圧で当接している。金属薄板2aにより現像スリ
ーブ1に対する現像ブレード2の圧接力を維持し、ポリ
アミドエラストマーにより負帯電性のトナーに対する帯
電性を持たせるものである。金属薄板は現像ブレードの
圧接力を維持するものであれば特に限定されず、また弾
性部材もトナーの帯電性を考慮して選択可能である。弾
性部材は、現像スリーブ1と現像ブレード2の金属薄板
との間のリーク防止の点で、印加される電圧によって所
定値以上の抵抗を持つことはいうまでもない。
【0040】本発明では、この現像ブレード2の金属薄
板は、現像ブレード2に電圧(ブレードバイアス)を印
加する際の電極としての働きを兼ねている。現像スリー
ブ1には現像電源8が接続され、現像ブレード2の金属
薄板にはブレード電源9が接続され、金属薄板と現像ス
リーブ1との間に所定の電位差を形成するように制御さ
れる。現像ブレード2等へのバイアスの印加方法および
その作用効果については後述する。
【0041】トナー供給ローラ3は、スポンジ構造や芯
金上にレーヨン、ナイロン等の繊維を植毛したファーブ
ラシ構造のものが、現像スリーブに対するトナーの供給
および現像残りのトナーの剥ぎ取りの点から好ましく、
本実施例では、芯金上にウレタンフォームを設けた直径
20mmの弾性ローラを用いている。この弾性ローラか
らなる供給ローラ3は、現像スリーブ1に当接して、図
示しない駆動手段により現像スリーブ1と同一方向に回
転駆動して使用する。
【0042】トナーTについて説明する。本実施例で
は、現像剤は非磁性1成分現像剤の非磁性トナーTとさ
れているが、本発明は、磁性トナーおよび粉砕トナーに
も応用可能である。本実施例では、非磁性トナーTとし
て、転写効率を大幅に向上させたほぼ球形状のトナーを
用いている。具体的には形状係数SF−1が100〜1
80で、SF−2が100〜140であるものを用いて
いる。
【0043】この形状係数SF−1、SF−2は、日立
製作所FE−SEM(S−800)を用い、トナー像を
無作為に100個サンプリングし、その画像情報をイン
ターフェースを介してニコレ社製の画像解析装置(Lu
sex3)に導入して解析を行い、下記式より算出され
た値として定義している。
【0044】SF−1={(MXLNG)2/ARE
A}×(π/4)×100 SF−2={(PERI)2/AREA}×(π/4)
×100 ただし、MXLNG:絶対最大長、AREA:トナー投
影面積、PERI:周長 このトナーの形状係数SF−1は球形度合いを示し、1
00から大きくなるにつれて球形から徐々に不定形にな
る。SF−2は凸凹度合いを示し、100から大きくな
るにつれてトナー表面の凹凸が顕著になる。
【0045】トナーの製造方法としては、トナーが上記
形状係数の範囲内になれば、特に限定されるものではな
い。たとえば、従来の粉砕トナーの表面を熱的・機械的
ストレスにより塑性球形化処理することも可能である
し、懸濁重合法により直接トナーを製造する方法や、単
量体は可溶で得られる重合体は不溶な水系有機溶媒を用
い、直接トナーを生成する分散重合法、水溶性極性開始
剤の存在下で直接重合し、トナーを生成するソープフリ
ー重合法に代表される乳化重合法等を用いることも可能
である。
【0046】本実施例では、重合トナーとして、比較的
容易に球状係数SF−1を100〜180、SF−2を
100〜140に調整でき、粒度分布がシャープな粒径
4〜8μmの微粒子トナーが得られる、常圧下または加
圧下での懸濁重合法を用い、モノマーとしてスチレンと
n−ブチルアクリレート、荷電制御剤としてサリチル酸
金属化合物、極性レジンとして飽和ポリエステル、さら
に着色剤を加え、重量平均粒径が約7μmの着色懸濁粒
子を製造した。
【0047】このトナーは、無機微粉体であるケイ酸微
粉体を外添して使用した。ケイ酸微粉体はシリカ等であ
り、その表面にはカップリング処理、オイル処理等の有
機処理が可能である。また窒素吸着によるBET比表面
積が30〜400m2/gの範囲のものが好ましい。本
実施例では、疎水性シリカを1.2wt%を外添した
が、当然これに限定されるものではない。
【0048】さらにトナーの現像性および転写性を向上
する目的で、トナーと逆極性になる、つまり負帯電性の
トナーに対し正帯電性を示す微粉体および弱帯電性を示
す微粉体を、また、感光ドラムのフィルミングを防止す
る目的で、研磨剤としての効果を有する微粉体をトナー
に外添する。
【0049】研磨剤としての効果を有する微粉体として
は、 MXTiYZ ・・・(1) ただし、M:金属元素、Ti:チタニウム元素、O:酸
素原子、X、YおよびZ:0でない正の数で代表される
複合金属酸化物微粒子があり、Mには、たとえばストロ
ンチウム、バリウム、マグネシウム、カルシウムとの元
素が挙げられる。これらの中でも、Mがストロンチウム
である場合が、特に研磨剤としての効果が高い。
【0050】本実施例において、形状係数SF−1が1
00〜180、SF−2が100〜140で、重量平均
粒径が約7μmの負帯電性の非磁性トナーに対し、疎水
性シリカを1.2wt%と、つぎに示す微粉体0.8w
t%を外添し、これを上記構成の現像装置4に用いて現
像に供し、画像形成を行って、現像ブレード2と現像ス
リーブ1との当接ニップ部に、トナーが現像スリーブ長
手方向で不均一に滞留する現象が発生するかを実験し
た。
【0051】具体的には、外添した微粉体によって異な
る3種類の非磁性トナーを使用した。その微粉体は、
無機微粉体でかつ研磨剤効果を有する金属酸化物SrT
iO 3、研磨剤効果を有さない金属酸化物SrSi
3、研磨効果を有する別の金属酸化物CaTiO3
ある。
【0052】実験には、従来と同様の画像形成装置を使
用し、500枚の画像形成を行った。現像ブレード2の
現像スリーブ1への当接条件は、全て同じとし、現像ス
リーブ長手方向の1cmあたりの線圧を25g/cm、
当接最上流位置(スリーブ回転方向の上流)からブレー
ド自由端までの距離を1mmとした。このとき、現像ブ
レードの金属薄板と現像スリーブは等電位とした。結果
を表1に示す。
【0053】
【表1】 表1に示されるように、〜の微粉体を使用した全て
の実験で、トナーが長手方向に不均一に滞留する現象が
発生した。
【0054】微粉体の摩擦帯電量の測定は、温度23
℃、湿度60%の環境下で、キャリアとしてEFV20
0/300(パウダーテック社製)を用いて行った。こ
のキャリア10.0gと微粉体0.2gを容量50ml
のポリエチレン製の容器に入れ、手で90回振盪する。
ついで、図14に示すような測定装置の底が500メッ
シュの導電性スクリーン83になった金属製の測定用器
82に入れ、容器82に金属製のフタ84を被せる。こ
の状態の測定用器82全体の重量を計り、これをW1
(g)とする。
【0055】つぎに、測定用器82を吸引機81に設置
し(吸引機81の少なくとも測定用器82と接する部分
は絶縁体)、吸引口87から吸引し、風量調節弁86を
調節して真空計85の圧力を2450Paとして、この
状態で2分間吸引を行い微粉体を吸引除去する。このと
きの測定用器82に接続した電位計89が示す電位を読
み、これをV1(V)とする。また吸引後の測定容器8
2全体の重量を計り、これをW2(g)とする。測定用
器82に電位計89と並列接続したコンデンサ88の容
量をC1(mF)とすると、微粉体の摩擦帯電量は、下
式: 摩擦帯電量(mC/kg)=C1×V1/(W1−W
2) のごとく計算される。
【0056】この結果により、現像ブレード1と現像ス
リーブ2との当接ニップ部付近において、トナーが滞留
する現象は、研磨剤としての効果の有無、金属酸化物の
種類によらずに発生することが分かった。
【0057】つまり、これら微粉体は、キャリア(鉄
粉)に対する帯電が正帯電性であるか、絶対値で10μ
C/g以下の弱帯電性であった。1成分トナーの鉄粉キ
ャリアに対する帯電量、および本実施例で用いた疎水性
シリカを外添した1成分トナーの鉄粉キャリアに対する
帯電量が−30〜−80μC/gであることから、本発
明の現像装置では、微粉体がトナーにより摩擦帯電を受
けた際に、その帯電系列から微粉体がトナーとは逆極性
に帯電していることが分かった。以上のことから、トナ
ーが現像スリーブ1の長手方向に不均一に滞留する現象
は、トナーとこれと逆極性に帯電する微粉体が静電的に
凝集することにより引き起こされるものである。
【0058】従来例のところで述べたように、特に、こ
の静電凝集が現像ブレード2と現像スリーブ1との当接
ニップ部において、現像スリーブ回転方向下流側のくさ
び形状部で発生すると、現像動作時の現像スリーブの回
転により、トナーの滞留がくさび形状部で徐々に成長し
て最後には凝集塊となり、現像スリーブの回転にともな
って、トナー凝集塊がくさび形状部からこぼれ落ちて画
像不良の原因となる。
【0059】本発明者らは、この問題を解決するべく、
現像スリーブと現像ブレード間の電位差について着目
し、実験を行った。実験は表1の実験で使用した微粉体
が〜の3種類のトナーを使用し、長手手方向でのト
ナーの不均一滞留現象をよりよく明確にするために、現
像スリーブ1を空回転させて、現像ブレード2と現像ス
リーブ1との間の電位差を変化し、トナーの滞留の有無
を確認した。
【0060】現像ブレードの現像スリーブへの当接条件
は、前と同じで、現像スリーブ長手方向の1cmあたり
の線圧を25g/cm、当接最上流位置(スリーブ回転
方向の上流)からブレード自由端までの距離を1mmと
した。前述したように、現像スリーブ1と現像ブレード
2には、それぞれ電源8、9が接続されている。現像ス
リーブ1には現像バイアスとして、現像時を考慮して、
直流電圧−350Vを印加した。現像ブレード2の金属
薄板には、直流電圧を0〜−500Vまで変化させて印
加した。0Vのときは現像ブレードを接地した。結果を
表2に示す。
【0061】
【表2】 表2から、負帯電性1成分トナーでは、現像スリーブに
印加する直流電圧(これをDC1とする)に対して、現
像ブレードに印加する直流電圧(これをDC2とする)
が、 DC1<DC2≦0 の場合において、現像スリーブ長手方向でトナーが不均
一に滞留するの防止できることが分かった。
【0062】さらなる考察の結果、現像スリーブに対す
る現像ブレードの電位をプラス側にすることにより、負
帯電性1成分トナーと逆極性に帯電する微粉体は、特に
現像スリーブと現像ブレードの当接部およびその近傍に
おいて、静電的に凝集することが抑制され、それにより
引き起こされる長手方向でのトナー不均一滞留の発生を
防いでいることが分かった。
【0063】正帯電性1成分トナーの場合は、これと逆
極性に帯電する微粉体が外添されていれば、現像スリー
ブに対して現像ブレードの電位をマイナス側にすればよ
い。
【0064】しかしながら、現像動作を多数繰り返した
現像装置では、現像スリーブと現像ブレードに直流電圧
を印加した場合でも、長手方向でのトナー不均一滞留を
解消することができなかった。また現像動作を多数繰り
返した現像装置では、トナーの凝集度が極めて上昇して
いた。
【0065】現像動作を多数繰り返すと、トナーの凝集
度が上昇し、トナーが不均一に滞留する原因を検討する
ために、耐久試験後のトナーを観察した結果、以下のこ
とが分かった。 (1)耐久試験に使用後のトナーでは、ケイ酸微粉体が
トナー表面に埋め込まれている。(2)加えて、負帯電
性トナーに外添する逆極性となる正帯電性微粉体、弱帯
電性微粉体は、トナーに対する相対的重量比が初期より
も耐久試験後で増加している。
【0066】これらの結果から、現像動作を多数繰り返
すと、トナーは、トナー同士および現像ブレードや現像
スリーブによる摺擦を受けて摩擦劣化し、特に非磁性ト
ナーにおいては、現像スリーブ1と供給ローラ3との摺
擦によるせん断力によって、より劣化しやすいことが分
かった。このため、ケイ酸微粉体がトナー表面に埋め込
まれてしまい、トナー同士の間に微粉体が存在すること
により作用していた流動性の付与効果が失われ、凝集度
が上昇していることが分かった。
【0067】また逆極性になる正帯電性微粒子、弱帯電
性微粉体のトナーに対する相対的重量比が、トナーの初
期よりも耐久試験後で増加していることによって、トナ
ーと微粉体の静電凝集がより発生しやすいことが分かっ
た。
【0068】この問題を解決するために、現像スリーブ
1および現像ブレード2に印加する電圧について着目
し、実験を行った。実験は、長手方向でのトナーの不均
一滞留現象をよりよくわかりやすくするために、現像ス
リーブを空回転させて、現像ブレードと現像スリーブと
の間の電位差を変化し、トナーの滞留の有無を確認し
た。空回転は10時間で現像装置の耐久寿命に相当す
る。
【0069】現像ブレードの現像スリーブへの当接条件
は、これまでと同様、現像スリーブ長手方向の1cmあ
たりの線圧を25g/cm、当接最上流位置(スリーブ
回転方向の上流)からブレード自由端までの距離を1m
mとした。
【0070】まず、初めに、現像動作を考慮し、現像ス
リーブ1には現像バイアスとして、交流電圧を印加す
る。このとき交流電圧のVppを変化させるが、その実
効値は常に−350Vとする。これに対して、現像ブレ
ードの金属薄板には、−200Vを印加する。結果を表
3に示す。
【0071】
【表3】 つぎに、現像スリーブに直流電圧−350Vを印加し、
現像ブレードの金属薄板には交流電圧を印加する。この
とき交流電圧のVppを変化させるが、その実効値は常
に−200Vとする。結果を表4に示す。
【0072】
【表4】 以上の結果より、現像スリーブ1に印加する現像バイア
スと、現像ブレード2に印加するブレードバイアスの少
なくとも一方を交流電圧とすれば、現像動作を多数繰り
返した現像装置でも、現像スリーブ1と現像ブレード2
の当接ニップ部近傍で、トナーの長手方向での不均一滞
留を解消することができることが分かった。
【0073】これは、現像スリーブ1と現像ブレード2
の少なくとも一方に交流電圧を印加することにより、現
像スリーブと現像ブレードとの当接部に形成される交番
電界で現像ブレードが振動して、現像動作の繰り返しに
より凝集度が上昇したトナーをほぐし、トナーを滞留さ
せないためであると思われる。
【0074】以上の実験結果に鑑み、本発明では、現像
スリーブ1に印加する現像バイアスと、現像ブレード2
に印加するブレードバイアスの少なくとも一方を交流電
圧とする。そして先のDC1、DC2を改めて使用し
て、ブレードバイアスの直流電圧値または交流電圧実効
値を電圧値DC1とし、ブレードバイアスの直流電圧値
または交流電圧実効値を電圧値DC2としたときに、現
像バイアスの電圧値DC1とブレードバイアスの電圧値
DC2とをトナーの帯電極性と同極性側で、かつブレー
ドバイアスの電圧値DC2が、現像バイアスの電圧値D
C1に対しトナーの帯電極性と逆極性側になるようにす
る。
【0075】すなわち、本実施例では、負帯電性のトナ
ーを使用するので、 DC1<DC2≦0 ・・・(2) とする。
【0076】具体的には、図2示すように、現像スリー
ブには現像バイアスとして、Vppが1800Vで、実効
値DC1がー350Vの交流電圧を印加し、現像ブレー
ドにはブレードバイアスとして、直流電圧値DC2が−
200Vの直流電圧を印加した。
【0077】もちろん、これに限定されるものではな
く、現像ブレードに印加する現像バイアスの電圧値DC
1、すなわち直流電圧値もしくは交流電圧の実効値が、
現像スリーブに印加するブレードバイアスの電圧値DC
2、すなわち直流電圧値もしくは交流電圧の実効値より
も、トナーの帯電極性とは逆の極性側となればよい。
【0078】この条件で、現像動作をその耐久寿命まで
長期間行ったところ、トナーの滞留が過多となったり、
それによりトナー凝集塊がこぼれ落ちて画像不良を招く
というような現象が発生しなかった。
【0079】本実施例は、以上の構成をとるので、従来
問題であった、現像ブレードと現像スリーブの当接ニッ
プ部において、1成分トナーが長手方向で不均一に滞留
する現象を防ぎ、現像スリーブ上に均一な厚さのトナー
薄層を安定して形成することができ、感光ドラム上の潜
像を良好に現像することが可能となった。
【0080】またトナーに、これと逆極性を示す微粉体
を外添してあっても、現像ブレードと現像スリーブとの
当接ニップ部で、トナーが凝集するのを防ぎ、現像スリ
ーブ上に均一な厚さのトナー薄層を安定して形成するこ
とができ、感光ドラム上の潜像を良好に現像することが
可能となった。
【0081】さらに凝集度の高いトナーにおいても、現
像ブレードと現像スリーブの当接ニップ部において滞留
する現象を防ぎ、その耐久寿命まで現像スリーブ上に均
一な厚さのトナー薄層を安定して形成することができ、
感光ドラム上の潜像を良好に現像することが可能となっ
た。
【0082】実施例2 本実施例は、図1に示した実施例1の現像装置におい
て、現像スリーブ1と現像ブレード2の構成を変えた。
本実施例のその他の構成は、実施例1と同様である。以
下、図1を援用して本実施例を説明する。
【0083】本実施例では、現像スリーブ1は、アルミ
ニウム、その合金、ステンレス等の金属の円筒体の周囲
に、基層とその上の表層とからなる弾性層を設けて構成
されており、外径20mmを有する。弾性層の基層はN
BR等のゴムからなり、表層はエーテルウレタンやナイ
ロン等からなっている。もちろん、これらに限定される
ものではなく、基層にスポンジ等の発泡体を用い、表層
にゴム弾性層を形成した等の構造も可能である。現像ス
リーブ1の抵抗も、現像スリーブ1と現像ブレード2と
の間でのリークを防止し、かつ良好な画質を得る点か
ら、適切な値を選択することが可能である。
【0084】また、本実施例では、現像ブレード2は、
バネ弾性を有する厚さ0.1mmのSUS金属製の薄板
のみからなっており、現像スリーブ1の表面に所定の線
圧で当接されている。
【0085】もちろん、現像スリーブ1に対する現像ブ
レード2の圧接力を維持し、負帯電性のトナーに対する
良好な帯電性を持たせることを目的として、実施例1と
同様、現像ブレード2を、金属薄板2aの現像スリーブ
1との当接部側にシリコーン、ウレタン等の弾性部材2
bを設けた構成としてもよい。
【0086】本実施例の現像装置4においても、実施例
1と同様、現像ブレード2と現像スリーブ1との当接ニ
ップ部において、トナーが長手方向に不均一に滞留する
現象が発生し、現像動作を多数繰り返した場合には、滞
留するトナー量が過多になり、現像スリーブ表面から外
部にトナーがこぼれ落ち、画像不良を生じて使用に耐え
なくなる。
【0087】これに対し、現像スリーブ1よりも現像ブ
レード2の電位をプラス側にすると、負帯電性のトナー
と逆極性に帯電する微粉体が現像ブレード2に付着せ
ず、現像スリーブ1側に積極的に供給されることによ
り、特に現像スリーブと現像ブレードとの当接部および
その近傍で、微粉体が静電的に凝集することが抑制さ
れ、微粉体の凝集により引き起こされる長手方向でのト
ナーの不均一滞留を防ぐことができることが分かった。
【0088】正帯電性のトナーでは、これと逆極性に帯
電する微粉体が外添されていれば、現像スリーブ1に対
して現像ブレード2の電位をマイナス側にすればよい。
さらに、現像ブレード2に交流電圧を印加することによ
り、耐久寿命近くまで現像動作を繰り返した際に、トナ
ーが長手方向で不均一に滞留する現象を解消できる。
【0089】以上の実験結果に鑑み、本実施例では、現
像装置の現像スリーブ1に現像バイアスとして直流電圧
を印加し、現像ブレード2に現像バイアスとして交流電
圧を印加し、その現像バイアスの直流電圧DC1に対し
て、ブレードバイアスの交流電圧の実効値DC2を、 DC1<DC2≦0 となるように設定した。
【0090】具体的には、図3に示すように、現像スリ
ーブに印加する現像バイアスの直流電圧DC1は−35
0V、現像ブレードに印加するブレードバイアスの交流
電圧は、Vppが800Vで、実効値DC2が−200V
とした。もちろん、これに限定されるものではない。
【0091】この条件で、現像動作を長期間行ったとこ
ろ、トナーの滞留が過多となったり、それによりトナー
凝集塊がこぼれ落ちて画像不良となるような現象が発生
しなかった。
【0092】本実施例は、以上のように構成され、実施
例1と同様、従来問題であった、現像ブレードと現像ス
リーブの当接ニップ部において、長手方向での1成分ト
ナーの不均一滞留を防ぎ、またトナーにこれと逆極性を
示す微粉体を外添してあった場合のトナーの凝集を防
ぎ、さらに凝集度の高いトナーにおける滞留を防いで、
いずれも、現像スリーブ上に均一な厚さのトナー薄層を
安定して形成することができ、感光ドラム上の潜像を良
好に現像することが可能となった。
【0093】以上の実施例1〜2では、現像装置4は、
図15に示すような画像形成装置本体に着脱可能な現像
カートリッジとして用いたが、画像形成装置本体に固定
設置して、トナーを補給するタイプの現像装置としても
よい。また少なくとも現像装置4と感光ドラム110と
を一体に組み込んで、画像形成装置本体に着脱自在なプ
ロセスカートリッジに構成してもよい。このプロセスカ
ートリッジには、他に、図15に示したクリーナ106
や帯電装置102等を組み込むこともできる。
【0094】実施例3 図4は、本発明の現像装置のさらに他の一実施例を示す
概略構成図である。
【0095】本実施例では、現像スリーブ1に現像バイ
アスを印加する現像電源8を設けているが、実施例1〜
2と違って、現像ブレード2にはブレードバイアスを印
加するブレード電源を設けていない。その代わり、現像
スリーブ1に印加した現像バイアスから、図5に示すよ
うなRC等価回路によって分圧して、ブレードバイアス
を現像ブレード2に印加するようにしたことが特徴であ
る。
【0096】現像装置4は、画像形成装置本体に固定設
置のタイプでも、着脱自在な現像カートリッジのタイプ
でもよい。
【0097】現像バイアスは、図6に示すように、Vpp
=1800V、周波数f=2000HzのAC電圧に、
Vdc=−300Vを重畳した電圧とされており、現像動
作時に、現像スリーブ1に実効値−300VのAC電圧
が印加され、これにより、現像ブレード2にはブレード
バイアスとして、実効値−200VのAC電圧が印加さ
れる。
【0098】ブレードバイアスは、図5のコンデンサー
C1、C2において、主に現像バイアスのAC成分のV
ppを分圧し、抵抗R1、R2で実効値もしくは直流電圧
を調整している。同様なバイアスを得られる等価回路な
らば、図5に示したものに限られない。
【0099】本実施例は、以上のように構成され、実施
例1と同様、現像ブレードと現像スリーブの当接ニップ
部において、長手方向での1成分トナーの不均一滞留を
防ぎ、またトナーにこれと逆極性を示す微粉体を外添し
てあった場合のトナーの凝集を防ぎ、さらに凝集度の高
いトナーにおける滞留を防いで、いずれも、現像スリー
ブ上に均一な厚さのトナー薄層を安定して形成すること
ができ、感光ドラム上の潜像を良好に現像することが可
能となった。さらに、本実施例では、現像スリーブの電
源の他に、現像ブレードの電源を設ける必要がないの
で、現像装置、ひいては画像形成装置を安価かつコンパ
クトにすることができる利点もある。
【0100】実施例4 本実施例は、現像装置4が画像形成装置本体に着脱自在
な現像カートリッジとされており、図7に示すように、
現像スリーブ1に接続した電源供給部10を有する。現
像電源8は画像形成装置本体側に設置されており、この
カートリッジタイプの現像装置4を画像形成装置本体に
装着したときに、電源供給部10を現像電源8に接続す
るようにしてある。
【0101】本実施例では、電源8から現像スリーブ1
に印加する現像バイアスを、図6のRC等価回路、すな
わち電圧分圧部により分圧して、現像ブレード2にブレ
ードバイアスを印加する。
【0102】本実施例でも、現像動作時に、現像スリー
ブ1に現像バイアスとして、Vpp=1800V、周波数
f=2000HzのAC電圧に、Vdc=−300Vを重
畳した、実効値−300VのAC電圧を印加し、現像ブ
レード2にはブレードバイアスとして、実効値−200
VのAC電圧を印加した。
【0103】本実施例によっても、実施例3と同様、現
像ブレードと現像スリーブの当接ニップ部において、長
手方向での1成分トナーの不均一滞留等を防ぎ、現像ス
リーブ上に均一な厚さのトナー薄層を安定して、感光ド
ラム上の潜像を良好に現像することができ、また現像装
置、ひいては画像形成装置を安価かつコンパクトにする
ことができる。
【0104】実施例5 本実施例では、図8に示すように、現像装置4の現像ス
リーブ1に対しトナー帯電ローラ11を設置している。
現像装置4は、実施例4と同様、画像形成装置本体に着
脱自在な現像カートリッジとされ、現像スリーブ1に接
続した電源供給部10を有する。
【0105】上記のトナー帯電ローラ11はNBR製の
ゴムローラからなり、現像容器6に押圧部材12によっ
て取り付けて、現像スリーブ1の表面に圧接されてい
る。帯電ローラ11は現像スリーブ1と同速度で回転さ
れ、その回転は現像スリーブ1の従動回転でも、現像ス
リーブ1と独立の駆動回転でもどちらでもよい。このト
ナー帯電ローラ11は、現像スリーブ1上のトナー層が
不均一になり、トナーの帯電量が不十分になる場合に、
トナー帯電ローラ11に帯電バイアスを印加して放電さ
せることにより、現像スリーブ1上の帯電が不十分なト
ナーを帯電させるように使用される。
【0106】本実施例でも、カートリッジタイプの現像
装置4を画像形成装置本体に装着したときに、電源供給
部10を画像形成装置本体側に設置された現像電源8に
接続する。
【0107】実施例1と同様、現像動作時、現像スリー
ブ1に現像バイアスとして、図10に示すように、Vpp
=1800V、周波数f=2000HzのAC電圧に、
Vdc=−300Vを重畳した、実効値−300VのAC
電圧を印加した。
【0108】トナー帯電ローラ11への帯電バイアス
は、本実施例では、電源8から現像スリーブ1に印加し
た現像バイアスから分岐し、図9に示すような等価回路
(電圧分圧部)によって分圧して印加するようにした。
【0109】図10に示すように、現像動作時、帯電バ
イアスは、Vpp=600V、周波数f=2000Hzの
AC電圧に、Vdc=−950Vを重畳した、実効値−9
50のAC電圧を印加した。このトナー帯電バイアス
は、図9の等価回路のコンデンサーC3、C4によって
調整される。同様なバイアスを得られる等価回路なら
ば、図9に示したものに限られない。
【0110】現像ブレード2へのブレードバイアスは、
トナー帯電ローラ11に印加したトナー帯電バイアスか
ら分岐し、図9に示すような等価回路(電圧分圧部)に
よって分圧して印加するようにした。
【0111】現像動作時、図10に示すようなブレード
バイアスを印加した。図10のコンデンサーC1、C2
において、主に現像バイアスのAC成分のVppを分圧
し、抵抗R1、R2で実効値もしくは直流電圧を調整し
ている。同様なバイアスを得られる等価回路ならば、図
10に示したものに限られない。
【0112】本実施例によっても、実施例4と同様、現
像ブレードと現像スリーブの当接ニップ部において、長
手方向での1成分トナーの不均一滞留等を防ぎ、現像ス
リーブ上に均一な厚さのトナー薄層を安定して、感光ド
ラム上の潜像を良好に現像することができる他、現像装
置、ひいては画像形成装置を安価かつコンパクトにする
ことができる。
【0113】実施例6 本実施例は、現像装置における現像スリーブ等への電圧
供給系の実装について説明する。
【0114】図11は、本発明の一実施例における現像
カートリッジを示す断面図、図12は、図11の現像カ
ートリッジのカバー部材内部の電圧発生回路とトナー帯
電ローラ等との接続部の構造を示す斜視図、図13は、
図11の現像カートリッジのカバー部材と電圧発生回路
を示す断面図である。
【0115】図11において、電源Eは画像形成装置本
体に設置されており、電源Eは、現像カートリッジとさ
れた現像装置4の内部、図示しない電源供給部を経て現
像スリーブ1およびトナー供給ローラ3へとつながって
いる。電源Eには、現像動作時に現像スリーブ1に印加
する現像バイアスが設定されており、現像バイアスは、
Vpp=1800V、周波数f=2000Hzの矩形波の
交流電圧に、Vdc=−300Vを重畳した電圧、すなわ
ち実効値−300VのAC電圧を印加した。
【0116】トナー帯電ローラ11に与えるトナー帯電
バイアスは、現像装置4内の電圧発生回路18内で現像
バイアスから分岐して印加される。帯電バイアスは、V
pp=600V、周波数f=2000Hzの矩形波の交流
電圧に、Vdc=−950Vを重畳した電圧、すなわち実
効値−950VのAC電圧を印加した。
【0117】現像ブレード2へのブレードバイアスは、
回路18内で帯電バイアスから分岐して印加される。
【0118】図12は、本実施例の特徴を示す現像カー
トリッジのカバー部材34内の電圧発生回路とトナー帯
電ローラ11、現像ブレード2との接続部の構造を示す
斜視図である。符号21a〜21cで示されるバイアス
供給板金は、バイアス受け取り部21aで、図示しない
画像形成装置本体側のバイアス接点部から現像バイアス
を受け取り、現像スリーブ接点部21bで現像スリーブ
1に、またトナー供給ローラ接点部21cでトナー供給
ローラ3に現像バイアスを供給している。
【0119】一方、電圧発生回路18へのバイアスの供
給は、バイアス分岐板金22が板金接触部22aでバイ
アス供給板金21と接触してバイアスを受け取って、バ
イアスの供給を行っている。電圧発生回路18はアース
接続板金23で図示しないアース接点部に接続されてい
る。また電圧供給板金24で、現像スリーブの軸受け部
材25に取り付けられた接続板金26の先端に取り付け
た図示しないバネ接点部材に接続されている。バネ接点
部材で受けたバイアスは接続板金26を導通し、バネ接
続部材27によりローラバイアス接続板金28に導通
し、トナー帯電ローラ11にバイアスが供給される。
【0120】図13において、電圧発生回路18には電
気素子として、ダイオード29、コンデンサー30、3
1、抵抗32、33が使用されている。それらの電気素
子は、カバー部材34に一体的に設けられている受け部
によって受けられており、バイアス分岐板金22、スリ
ーブバイアス供給板金24、アース接続板金23、ブレ
ード接続板金35で押さえ付けられ保持されている。そ
れぞれの板金は、熱カシメ等の方法によりカバー部材3
4に取り付けられている。ここで、ブレード接続板金3
5にブレード接点板金36が接触しており、図12に示
すように、接点部36aとブレード押え板金20が接続
して、現像ブレード2にバイアスが印加される。
【0121】本実施例によれば、現像装置の長手方向両
端の一方側を覆うカバー部材内に、電源供給部から現像
スリーブに供給される現像バイアスを分圧して、現像ブ
レードにブレードバイアスを供給する電気回路を設けた
ので、高圧接点の数を増さずに、現像スリーブ1と現像
ブレード2にバイアスを印加することができ、現像ブレ
ードと現像スリーブとの当接ニップ部において、長手方
向での1成分トナーの不均一滞留等を防ぎ、現像スリー
ブ上に均一な厚さのトナー薄層を安定して、感光ドラム
上の潜像を良好に現像することができる。また接点の数
が増えないので、新規接点用の面積を設ける必要がな
く、装置を小型化するのに障害とならない。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トナーにこれと逆極性に帯電する微粉体を外添してあっ
ても、現像剤担持体と現像剤規制部材との当接部近傍に
おいて、長手方向でのトナーの滞留を防止して、現像剤
担持体上にトナーの薄層を安定して形成することがで
き、良好な現像を行って高品質の画像を得ることを可能
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一実施例を示す概略図であ
る。
【図2】図1の現像装置の現像スリーブおよび現像ブレ
ードに印加するバイアスの電圧波形を示す図である。
【図3】本発明の他の一実施例における現像スリーブお
よび現像ブレードに印加するバイアスの電圧波形を示す
図である。
【図4】本発明の現像装置のさらに他の一実施例を示す
概略図である。
【図5】図4の現像装置における電圧分圧部の等価回路
を示す図である。
【図6】図4の現像装置の現像スリーブおよび現像ブレ
ードに印加するバイアスの電圧波形を示す図である。
【図7】本発明の現像装置のさらに他の一実施例を示す
概略図である。
【図8】本発明の現像装置のさらに他の一実施例を示す
概略図である。
【図9】図8の現像装置における電圧分圧部の等価回路
を示す図である。
【図10】図8の現像装置の現像スリーブ、トナー帯電
ローラおよび現像ブレードに印加するバイアスの電圧波
形を示す図である。
【図11】本発明のさらに他の一実施例における現像カ
ートリッジを示す断面図である。
【図12】図11の現像カートリッジのカバー部材内部
の電圧発生回路とトナー帯電ローラ等との接続部の構造
を示す斜視図である。
【図13】図11の現像カートリッジのカバー部材と電
圧発生回路を示す断面図である。
【図14】本発明で、トナーに添加している微粉体の帯
電量を測定するのに使用した測定装置を示す斜視図であ
る。
【図15】中間転写体を用いた画像形成装置を示す概略
図である。
【図16】従来の磁性トナーを用いた現像装置を示す概
略図である。
【図17】従来の非磁性トナーを用いた現像装置を示す
概略図である。
【図18】図17の現像装置における現像スリーブと現
像ブレードとの当接ニップ部に形成されるくさび形状部
を示す図である。
【符号の説明】
1 現像スリーブ 2 現像ブレード 3 トナー供給ローラ 4 現像装置 5 トナー撹拌部材 6 現像容器 8 現像電源 9 ブレード電源 10 電源供給部 11 トナー帯電ローラ 18 電圧発生回路 34 カバー部材 110 感光ドラム E 電源 T 1成分トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 橋本 浩二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 笹目 裕志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H073 AA07 BA04 BA13 BA21 BA41 BA45 CA02 2H077 AA01 AB03 AB12 AC04 AD02 AD06 AD13 AD36 DB08 DB25 EA14 GA03 GA13

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する現像剤担持体上に現像剤を担持
    して搬送し、前記現像剤担持体に当接した現像剤規制部
    材により前記担持された現像剤の層厚を規制した後、像
    担持体と前記現像剤担持体とが対向した現像部において
    現像剤により、前記現像剤担持体に現像バイアスを印加
    した下で、前記像担持体上の静電潜像を現像する現像装
    置において、 前記規制部材にブレードバイアスが印加され、しかも、
    前記ブレードバイアスと現像バイアスの少なくとも一方
    は交流電圧とされ、そして前記現像バイアスの直流電圧
    値または交流電圧実効値を電圧値DC1、前記ブレード
    バイアスの直流電圧値または交流電圧実効値を電圧値D
    C2としたときに、前記ブレードバイアスの電圧値DC
    2が、前記現像バイアスの電圧値DC1に対し前記現像
    剤の帯電極性と逆極性側になることを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤担持体または前記規制部材の
    現像剤担持体との当接部の少なくとも一方に絶縁層を有
    する請求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記規制部材は導電性板、または前記現
    像剤担持体と当接する側に弾性層を設けた導電性板から
    なる請求項1の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記規制部材が、前記現像剤担持体に印
    加した現像バイアスと前記規制部材に印加したブレード
    バイアスにより振動する請求項1の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤担持体の前記規制部材よりも
    回転方向上流側に、前記現像剤担持体に当接して回転す
    る現像剤供給部材を有する請求項1の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤供給部材が弾性ローラからな
    る請求項5の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤が非磁性1成分現像剤である
    請求項1の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤の鉄分に対する帯電量に対
    し、鉄分に対する帯電量が同極性の場合は、絶対値とし
    て低いあるいは逆極性を示す微粉体を前記現像剤に外添
    した請求項1の現像装置。
  9. 【請求項9】 前記現像バイアスとブレードバイアスの
    電源を別個に有する請求項1の現像装置。
  10. 【請求項10】 前記現像バイアスまたはブレードバイ
    アスの一方の電源を有し、他方のバイアスは、前記一方
    のバイアスから分圧して生成する請求項1の現像装置。
  11. 【請求項11】 前記現像装置の長手方向両端の一方側
    を覆うカバー内に、前記一方のバイアスを分圧する電気
    回路を設けた請求項10の現像装置。
  12. 【請求項12】 前記現像剤担持体に当接して印加され
    た帯電バイアスにより、前記現像剤担持体上に担持され
    たトナーを帯電するトナー帯電部材を有し、前記帯電バ
    イアスは、前記他方のバイアスから分圧して生成する請
    求項10の現像装置。
  13. 【請求項13】 前記現像装置の長手方向両端の一方側
    を覆うカバー内に、前記他方のバイアスを分圧する電気
    回路を設けた請求項12の現像装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13の現像装置を有する、
    画像形成装置本体に着脱自在な現像カートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記一方のバイアスの電源が前記画像
    形成装置本体に設けられ、前記現像カートリッジの前記
    画像形成装置本体への装着により、前記一方のバイアス
    の電源を前記一方のバイアスを分圧する電気回路に接続
    する接続部を、前記現像装置の長手方向両端の一方側を
    覆うカバー内に設けた請求項14の現像カートリッジ。
  16. 【請求項16】 請求項1〜13の現像装置を有する、
    画像形成装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ。
  17. 【請求項17】 前記一方のバイアスの電源が前記画像
    形成装置本体に設けられ、前記プロセスカートリッジの
    前記画像形成装置本体への装着により、前記一方のバイ
    アスの電源を前記一方のバイアスを分圧する電気回路に
    接続する接続部を、前記現像装置の長手方向両端の一方
    側を覆うカバー内に設けた請求項16のプロセスカート
    リッジ。
  18. 【請求項18】 請求項1〜13の現像装置を有する画
    像形成装置。
  19. 【請求項19】 請求項14〜15の現像カートリッジ
    を着脱自在に有する画像形成装置。
  20. 【請求項20】 請求項16〜17のプロセスカートリ
    ッジを着脱自在に有する画像形成装置。
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