JPH1165234A - 画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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JPH1165234A
JPH1165234A JP16345998A JP16345998A JPH1165234A JP H1165234 A JPH1165234 A JP H1165234A JP 16345998 A JP16345998 A JP 16345998A JP 16345998 A JP16345998 A JP 16345998A JP H1165234 A JPH1165234 A JP H1165234A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ブラシ帯電器内に像担持体上から回収さ
れた転写残トナーの劣化を抑制し、磁気ブラシ帯電器か
ら像担持体へのトナーの転移性能に優れた画像形成装置
の提供。 【解決手段】 転写後に像担持体上に存在するトナーの
回収は、現像工程において、現像装置が兼ねて行う画像
形成方法において、像担持体を帯電するための帯電手段
は、磁性粒子を磁気拘束し形成される磁気ブラシ帯電器
であり、該磁気ブラシ帯電器は、磁気ブラシを該像担持
体の表面に当接させることにより該像担持体を帯電する
と共に、転写後に該像担持体上に存在する該トナーの少
なくとも一部を該像担持体から一時的に回収した後、回
収したトナーを再度該像担持体に転移させるものであ
り、該トナーは、重量平均粒径(D4)が該磁性粒子の
平均粒径の1/3以下であり、該磁性粒子は、該磁性粒
子の平均粒径の1/3以下の粒径の粒子を0乃至5.0
体積%含有している画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ及
びファクシミリに用いられる画像形成方法及び画像形成
装置に関するもので、特に、転写後感光体上に残留する
トナーの回収を現像器が行なう画像形成方法、画像形成
装置及びプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の小型化のために、
転写後の感光体上に残留するトナー(以後、転写残トナ
ーと呼ぶ)のクリーニングを、帯電装置または現像装置
で帯電同時クリーニングまたは現像同時クリーニングを
行なう方法がいくつか知られている。
【0003】一方、電子写真装置における帯電方法とし
て、従来、コロナ帯電が主に用いられてきたが、最近で
はエコロジーの観点より、放電によるオゾン生成物の少
ない接触帯電が主流になりつつある。この接触帯電部材
としては、ローラ、ブレード、ファーブラシ及び磁気ブ
ラシが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら像担持体
上の転写残トナーを磁性粒子を磁気拘束し形成される磁
気ブラシ帯電器で一時的に回収する場合には、磁気ブラ
シ帯電器内に高抵抗であるトナー(転写残トナー)が混
入し、磁気ブラシ帯電器の帯電性能を低下させてしまう
という問題点が有った。
【0005】さらに、磁気ブラシ帯電装置で回収された
トナーは、再度像担持体に転位された後、現像工程で現
像装置内に回収され再度現像に用いられるのであるが、
磁気ブラシ帯電装置内でトナーの劣化が生じてしまうこ
とから回収されたトナーが像担持体に充分に転移され
ず、さらに磁気ブラシ帯電装置内にトナーが耐久と共に
蓄積され帯電性能を低下させてしまったり、磁気ブラシ
帯電器から像担持体に転移された磁気ブラシ帯電器内で
劣化したトナーが現像工程において、現像装置内に充分
に回収されず、カブリが生じたり、現像装置内に回収さ
れた劣化トナーが良好に現像されず、カブリや飛び散り
が生じてしまったりするという問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決した画像形
成方法及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】すなわち、本発明は、感光体表面に当接す
るクリーニングブレードの如き独立のクリーニング装置
がなくても帯電性が安定した画像形成方法、画像形成装
置及びプロセスカートリッジを提供することを目的とす
る。
【0008】さらに、本発明は、磁気ブラシ帯電器内に
像担持体上から回収された転写残トナーの劣化を抑制
し、磁気ブラシ帯電器から像担持体へのトナーの転移性
能、像担持体上に転移されたトナーの現像装置での回収
性能及び現像装置に回収されたトナーの現像性能に優れ
た画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッ
ジを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の本発
明の構成によって達成される。
【0010】本発明は、静電潜像を担持するための像担
持体を帯電手段により帯電する帯電工程、帯電された像
担持体に静電潜像を形成する静電潜像形成工程、該像担
持体に担持されている静電潜像を現像装置に保有されて
いるトナーにより現像し、トナー画像を形成する現像工
程、及び該トナー画像を転写材に転写する転写工程、を
有し、転写工程後に該像担持体上に存在するトナーの回
収は、現像工程において該現像装置が兼ねて行う画像形
成方法において、該帯電手段は、磁性粒子を磁気拘束し
形成される磁気ブラシ帯電器であり、該磁気ブラシ帯電
器は、該磁気ブラシ帯電器の磁気ブラシを該像担持体の
表面に当接させることにより該像担体を帯電すると共
に、転写後に該像担持体上に存在する該トナーの少なく
とも一部を該像担持体から一時的に回収した後、回収し
たトナーを再度該像担持体に転移させるものであり、該
トナーは、重量平均粒径(D4)が該磁性粒子の平均粒
径の1/3以下であり、該磁性粒子は、該磁性粒子の平
均粒径の1/3以下の粒径の粒子を0乃至5.0体積%
含有していることを特徴とする画像形成方法に関する。
【0011】本発明は、静電潜像を担持するための像担
持体、該像担持体を帯電するための帯電手段、帯電され
た像担持体に静電潜像を形成するための静電潜像形成手
段、該像担持体に担持されている静電潜像をトナーによ
り現像し、トナー画像を形成するためのトナーを有する
現像装置、及び該トナー画像を転写材に転写するための
転写手段、を有し、該現像装置は、転写後に該像担持体
上に存在する該トナーを回収する機能をも有する画像形
成装置において、該帯電手段は、磁性粒子を磁気拘束し
形成される磁気ブラシ帯電器であり、該磁気ブラシ帯電
器は、該磁気ブラシ帯電器の磁気ブラシを該像担持体の
表面に当接させることにより該像担体を帯電すると共
に、転写後に該像担持体上に存在する該トナーの少なく
とも一部を該像担持体から一時的に回収した後、回収し
たトナーを再度該像担持体に転移させるものであり、該
トナーは、重量平均粒径(D4)が該磁性粒子の平均粒
径の1/3以下であり、該磁性粒子は、該磁性粒子の平
均粒径の1/3以下の粒径の粒子を0乃至5.0体積%
含有していることを特徴とする画像形成装置に関する。
【0012】本発明は、画像形成装置本体に着脱可能に
装着されるプロセスカートリッジにおいて、該プロセス
カートリッジは、静電潜像を担持するための像担持体、
該像担持体を帯電するための帯電手段、及び該像担持体
に担持されている静電潜像をトナーにより現像し、トナ
ー画像を形成するためのトナーを有する現像装置、を有
しており、該現像装置は、転写後に該像担持体上に存在
する該トナーを回収する機能をも有しており、該帯電手
段は、磁性粒子を磁気拘束し形成される磁気ブラシ帯電
器であり、該磁気ブラシ帯電器は、該磁気ブラシ帯電器
の磁気ブラシを該像担持体の表面に当接させることによ
り該像担体を帯電すると共に、転写後に該像担持体上に
存在する該トナーの少なくとも一部を該像担持体から一
時的に回収した後、回収したトナーを再度該像担持体に
転移させるものであり、該トナーは、重量平均粒径(D
4)が該磁性粒子の平均粒径の1/3以下であり、該磁
性粒子は、該磁性粒子の平均粒径の1/3以下の粒径の
粒子を0乃至5.0体積%含有していることを特徴とす
るプロセスカートリッジに関する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明者らは、現像装置が現像時
に像担持体上の転写残トナーの回収を兼ねて行なう現像
同時クリーニング方式を用い、かつ磁気ブラシ帯電器が
像担持体の転写残トナーを一時的に回収した後、回収し
たトナーを再度像担持体に転移させる画像形成方法につ
いて鋭意研究を行なった結果、トナーの重量平均粒径
(D4)を磁気ブラシ帯電器の磁性粒子の平均粒径の1
/3以下にすることにより、磁気ブラシ帯電器内での磁
性粒子のトナーによる汚染及びトナーによる磁気ブラシ
の導電経路の遮断を抑制することができ、さらに、磁性
ブラシ帯電器内に回収されたトナーが磁性粒子による過
大なシュアを受けることがなく、トナーの劣化を抑制す
ることができることから、磁性ブラシ帯電器の帯電性
能、磁性ブラシ帯電器から像担持体へのトナーの転移性
能、像担持体に転移されたトナーの現像装置での回収性
能及び現像器に回収されたトナーの現像性能に優れ、よ
り多数枚耐久後まで良好な画像形成を行なうことができ
ることを見い出した。
【0014】本発明の現像同時クリーニング方式を用い
た画像形成方法においては、像担持体の表面の移動方向
に対して、現像工程での現像部及び転写工程での転写部
及び帯電工程での帯電部の順に位置しており、転写部と
帯電部の間及び帯電部と現像部の間には、像担持体の表
面に接触して転移工程後に像担持体の表面上に存在する
転写残トナーを回収するためのクリーニング部材が存在
していないことが装置全体のコンパクト化の点で好まし
い。
【0015】以下、本発明に関して詳細に説明する。
【0016】本発明の画像形成方法を図1に示す画像形
成装置の概略構成図を用いて説明する。
【0017】図1に示す画像形成装置は電子写真プロセ
ス利用のレーザービームプリンタである。
【0018】1は像担持体としての回転感光ドラム型の
電子写真感光体である(以下、「感光ドラム」と呼
ぶ)。感光体ドラムは、直径が通常10〜180mmの
ものが用いられるが、装置本体の小型化のためには、直
径10〜30mmのものが好ましい。
【0019】感光体ドラムは、矢印Dの時計方向に回転
駆動される。感光体ドラムのプロセススピード(周速
度)は、通常24〜400mm/secである。
【0020】2は感光ドラム1に当接された帯電手段と
しての磁気ブラシ帯電器であり、この磁気ブラシ帯電器
2は、回転可能な非磁性の帯電スリーブ21に内包され
ているマグネット22の磁力により帯電磁性粒子23が
帯電スリーブ21に磁気拘束されて磁気ブラシを形成し
て構成されている。この磁気ブラシ2には帯電バイアス
印加電源S1から好ましくは、−300〜−1kVのD
C帯電バイアスが印加されていて、電荷注入帯電によっ
て回転する感光体ドラム1の感光体の外周面がほぼ印加
電圧と同じ−300〜−1kVに一様に帯電される。
【0021】ここで、導電スリーブと感光体ドラムの周
速比について述べる。周速比は以下の式で定義する。
【0022】周速比%=〔(導電スリーブ周速−感光体
ドラム周速)/感光体ドラム周速〕×100
【0023】周速比は、注入性を向上する点では大きい
方が好ましいのであるが、装置のコストや安全性の面よ
り、注入性を確保した上で出来る限り小さいことが好ま
しい。実際には、磁気ブラシが感光体ドラムの移動方向
と順方向に遅い速度で接触すると、磁気ブラシの磁性粒
子が感光体ドラムに付着しやすくなるため±100%以
上が望ましいが、−100%はブラシが停止している状
態なので、ブラシの感光体表面に停止した形状がそのま
ま帯電不良となって、画像に出てしまう場合がある。
【0024】さらに、磁気ブラシの移動方向が感光体ド
ラムの移動方向と逆の場合には、絶対値で同じ周速比に
したときの磁気ブラシ自体の移動速度(周速)を順方向
の場合に比べて遅くできることから、磁気ブラシ帯電器
の耐久性が高く、且つ磁気ブラシ帯電器を駆動する駆動
源のエネルギーを少なくできることからより好ましく、
特に周速比が−150%〜−300%であることが最も
好ましい。
【0025】4は、転写手段としての転写ローラであ
り、転写ローラ4は、感光体ドラム1の表面に所定の押
圧力で当接されている。そして、不図示の給紙部から記
録材としての転写材Pが供給されると、感光ドラム1
と、中抵抗の転写ローラ4との圧接ニップ部(転写部)
Tに転写材Pが所定のタイミングにて導入される。転写
ローラ4には転写バイアス印加電源S3から所定の転写
バイアス電圧が印加される。
【0026】転写部Tに導入された転写材Pはこの転写
部Tを挟持搬送されて、その表面側に感光ドラム1の表
面に形成担持されているトナー画像が順次に静電気力と
押し圧力にて転写されていく。
【0027】トナー画像の転写を受けた転写材Pは感光
ドラム1の面から分離されて熱定着方式の如きの定着装
置5へ導入されてトナー画像の定着を受け、画像形成物
(プリント、コピー)として装置外へ排出される。
【0028】転写材Pに対するトナー画像転写後の感光
ドラム面は次工程の磁気ブラシ帯電器2により転写残ト
ナーの少なくとも一部を回収し、帯電ニップ通過後に回
収したトナーの少なくとも一部を排出し、再度感光体ド
ラム1上に転位させ、画像露光を経た後の現像工程、余
剰なトナーは現像装置に回収され、繰り返して作像に供
される。
【0029】図1に示す画像形成装置は、感光ドラム1
・磁気ブラシ帯電器2・現像装置3の3つのプロセス機
器を一体に構成したカートリッジ20として、画像形成
装置本体に対して一括して着脱交換自在のカートリッジ
方式の装置であるが、これに限るものではない。
【0030】上記の画像形成プロセスに用いられるトナ
ーを磁気ブラシ帯電器の磁性粒子とは、上述の如く、ト
ナーの重量平均粒径(D4)が磁性粒子の平均粒径の1
/3以下、好ましくは、1/20乃至1/3にすること
が、磁気ブラシ帯電器内での磁性粒子のトナーによる汚
染及びトナーによる磁気ブラシの導電経路の遮断を抑制
することができ、また、磁性ブラシ帯電器内に回収され
たトナーが磁性粒子による過大なシェアを受けることが
なく、トナーの劣化を抑制することができることから好
ましい。
【0031】すなわち、転写残トナーが帯電ブラシに混
入しても帯電性を劣化させないためには、元々の磁気ブ
ラシと感光体との隙間にトナーが入れば良い。磁気ブラ
シと、感光体ドラムの表面との接触を図2を用いて説明
する。図2中の感光体ドラム1は磁性粒子23やトナー
30に比べると表面の曲率が十分に大きいので、平面と
みなす。磁性粒子23が最密に詰まる状態は磁性粒子の
中心が正三角形に位置する場合である。この場合の隙間
に入り得る粒子の最大の粒径は磁性粒子の粒径をRとす
る1/3Rである。よって、磁性粒子の粒径がRの場合
望ましい現像トナーの粒径は1/3R以下である。した
がって、この場合転写残トナーが混入しても、トナーは
磁性粒子同志の間隔を広げることなく、磁性粒子と感光
体の隙間に入ることが出来るので、なんら注入帯電性に
影響を与えることはない。仮に転写残トナーの量が多い
場合には磁気ブラシの内部にトナーが保持されるため、
感光体ドラム面と磁性粒子との接触面の面積に影響は与
えない。これは、磁気ブラシの内部に保持されたトナー
が、ある導電経路を切っても、別の経路が存在するので
通電を行なうことが出来るためと考えられる。
【0032】磁気ブラシに混入したトナーは、トナー同
志の摩擦、トナーと磁性粒子との摩擦、トナーと感光体
との摩擦によって、トナー本来の帯電極性に帯電し(例
えばネガ)、磁気ブラシ電位は感光体表面電位との電位
差によって、ニップの出口でトナーが磁気ブラシから感
光体に電気的に排出され転移される。よって、転写残ト
ナーが磁気ブラシに蓄積して帯電性を急激に悪化させる
こはない。
【0033】一方、トナーの重量平均粒径(D4)磁性
粒子の平均粒径の1/3より大きい場合には、図3に示
すようにトナーが混入することで、磁性粒子と磁性粒子
の間隔D3が最密状態の場合のD2より大きくなるため
に、帯電不良の領域が出来ると考えられる。耐久枚数が
増加するのに伴って、磁性ブラシ内に混入した転写残ト
ナーが多くなった場合に、磁性粒子の平均粒径に対し
て、トナーの重量平均粒径が大きいために、磁気ブラシ
の導電経路が遮断され易くなり、帯電特性の低下が生じ
る場合があり、さらに、磁気ブラシ内に混入した転写残
トナーは、磁性粒子間で強いシェアを受けるため、
(i)磁性粒子の表面は徐々にトナーによって汚染され
てしまうことにより、耐久枚数の増加に伴って帯電特性
が低下する傾向にあり、さらに、(ii)例えば、トナ
ー粒子表面に外添されている外添剤のトナー粒子中への
埋め込みや、トナー粒子の凝集や粉砕の如きトナー劣化
が生じてしまう。
【0034】このトナー劣化が生じた場合には、磁気ブ
ラシ内においてトナーは適正な帯電付与が行なわれなく
なり、磁気ブラシ帯電器から感光体ドラムへの転移が行
なわれず、磁気ブラシ帯電器内に転写残トナーが蓄積さ
れてしまい、帯電特性が大きく低下したり;磁気ブラシ
帯電器内に混入されているトナーが感光体ドラム上に転
移されたとしても、現像工程において、現像装置で余剰
なトナー(静電潜像の非画像部に付着しているトナー)
の回収が行なわれず、カブリが生じてしまったり;磁気
ブラシ帯電器から再度感光体ドラムに転移されているト
ナーが現像工程において、現像装置内に回収されたとし
ても、回収されたトナーは、適正な現像が行なわれず、
カブリや飛び散りを生じてしまう;という問題点が生じ
てしまう。
【0035】本発明において、磁性粒子は、磁性粒子の
平均粒径の1/3以下の粒径の粒子の含有量が好ましく
は、5.0体積%以下(0乃至5.0体積%);より好
ましくは、4.5体積%以下(0乃至4.5体積%)で
あることが、帯電不良の発生が生じ難い点で良い。
【0036】磁性粒子の平均粒径の1/3以下の粒径の
粒子の含有量が5.0体積%を超える場合には、この平
均粒径の1/3以下の粒子同士間にトナーが粒子が混入
してしまうと磁性粒子間の導通を阻害してしまうことが
あり、帯電不良が生じることがある。
【0037】さらに、本発明において、磁性粒子は、磁
性粒子の平均粒径の1.5倍以上の粒径の粒子の含有量
が好ましくは、20.0体積%以下(0乃至20.0体
積%)、より好ましくは15.0体積%以下(0乃至1
5.0体積%)であることが、像担持体に対する均一帯
電性及び像担持体に対する傷の発生を抑制できる点で良
い。
【0038】磁性粒子の平均粒径の1.5倍以上の粒径
の粒子の含有量が20.0体積%を超える場合には、像
担持体に対する帯電性が不均一になり易く、さらに、像
担持体の表面に傷を生じさせることができる。
【0039】さらに、本発明において、磁性粒子は、特
に好ましくは、磁性粒子の平均粒径の2/3乃至4/3
の粒径の粒子の含有量が好ましくは、60.0体積%以
上(60.0乃至100体積%)、より好ましくは6
5.0体積%以上(65.0乃至100体積%)である
ことが像担持体に対する均一帯電性及び帯電不良が生じ
難い点で良い。
【0040】磁性粒子の平均粒径の2/3乃至4/3の
粒径の粒子の含有量が60.0体積%未満の場合には、
像担持体に対する帯電性が不均一になり易く、また帯電
不良が生じることがある。
【0041】本発明において、磁性粒子の平均粒径は、
好ましくは10乃至100μm、より好ましくは15乃
至50μmであることが良い。
【0042】磁性粒子の平均粒径が100μmよりも大
きい場合には、感光体ドラム表面に対する磁気ブラシが
粗くなるため、感光体ドラムの表面に対する磁性粒子の
総接触面積が減少することから、帯電性能が低下する。
【0043】磁性粒子の平均粒径が10μm未満の場合
には、粒子の磁気拘束力が小さくなり磁気ブラシから感
光ドラムに転移しやすくなり、長期に渡り装置を使用す
ると磁性粒子の量が減り、帯電不良となったり、転移し
た粒子がその後の現像、転写、定着工程に悪影響を与え
たりする。
【0044】本発明において磁性粒子の平均粒径及び粒
度分布は、レーザー回折式粒度分布測定装置HELOS
(日本電子製)に乾式分散ユニットRODOS(日本電
子製)を組合わせて用い、レンズ焦点距離200mm,
分散圧3.0bar,測定時間1〜2秒の測定条件で粒
径0.5μm〜350.0μmの範囲を下記第1表に示
す通り31チャンネルに分割して測定し、体積分布の5
0%粒径(メジアン径)を平均粒径として求めると共
に、体積基準の頻度分布から各粒径範囲の粒子の体積%
を求める。
【0045】
【表1】
【0046】本発明において粒度分布の測定に用いるレ
ーザー回折式粒度分布測定装置HELOSは、フランホ
ーファ回折原理を用いて測定を行う装置である。この測
定原理を簡単に説明すれば、レーザー光源から測定粒子
にレーザービームを照射すると、回折像がレーザー光源
の反対側のレンズの焦点面にでき、その回折像を検出器
によって検出して演算処理することにより、測定粒子の
粒度分布を算出するものである。
【0047】本発明において、磁性粒子を上記の平均粒
径及び特定の粒度分布を有するように調製する方法とし
ては、例えば、篩を用いることによる分級によって行な
うことが可能である。特に、精度良く分級を行なうため
に、適当な目開きの篩を用いて複数回くり返してふるう
ことが好ましい。また、メッシュの開口の形状をメッキ
等によって制御したものを使うことも有効な手段であ
る。
【0048】さらに、上述の分級方法以外のものとし
て、空気中を粒子を飛ばしてその重力差によって分級す
る方法(風力分級)、水等の液体に粒子を混ぜその沈降
速度の差によって分級する方法(湿式分級)等を利用す
ることも好ましい。
【0049】本発明において、トナーの重量平均粒径
(D4)は、好ましくは、1乃至20μm、より好まし
くは、2乃至10μm、さらに好ましくは、4乃至8μ
mであることが良い。
【0050】トナーの重量平均粒径(D4)が20μm
よりも大きい場合には、細線再現性及び階調性が低下す
ることに加えて、帯電磁気ブラシに混入した場合には、
磁気ブラシと感光ドラムとの接触性を著しく阻害し、注
入帯電性を低下させてしまう。
【0051】トナーの重量平均粒径(D4)が1μm未
満の場合には、現像時に画像部周辺にとびちりを生じた
り、カブリが生じる傾向にあることに加えて、付着力が
高いため、トナーが磁気粒子表面に一旦付着したら離れ
なくなり、トナーを感光体上に転移させ、現像器で回収
することが困難となり、磁気ブラシの帯電能力が、経時
とともに低下してしまう。
【0052】本発明において、トナーの粒度分布の測定
はコールターカウンターTA−II型あるいはコールタ
ーマルチサイザー(コールター社製)を用い、電解液は
1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液を調整
する。電解液としては、たとえば、ISOTON R−
II(コールターサイエンティフィックジャパン社製)
が使用できる。測定法としては、前記電解水溶液100
〜150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくは
アルキルベンゼンスルフォン酸塩を0.1〜5ml加
え、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁し
た電解液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い
前記測定装置によりアパーチャーとして100μmアパ
ーチャーを用いて、2μm以上のトナーの体積を測定し
て体積分布を算出し、算出された体積分布からトナーの
重量基準の平均粒径(D4:各チャンネルの中央値をチ
ャンネル毎の代表値とする)を求めた。
【0053】尚、上記の測定方法で求められたトナーの
重量平均粒径が4μm未満の場合には、アパーチャーと
して50μmのアパーチャーに変更し0.5μm以上の
トナーの体積を測定して体積分布を算出し、この算出さ
れた体積分布からトナーの重量基準の重量平均粒径(D
4)を求め、この求められた値をトナーの重量平均粒径
(D4)とする。
【0054】チャンネルとしては、2.00〜2.52
μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.17〜
4.00μm未満;4.00〜5.04μm未満;5.
04〜6.35μm未満;6.35〜8.00μm未
満;8.00〜10.08μm未満;10.08〜1
2.70μm未満;12.70〜16.00μm未満;
16.00〜20.20μm未満;20.20〜25.
40μm未満;25.40〜32.00μm未満;3
2.00〜40.30μm未満の13チャンネルを用い
る。
【0055】本発明において、さらに望ましい構成とし
て、トナーの形状が球形に近い方が、より帯電性が安定
しており好ましい。
【0056】これは、トナーの形状が球からなり離れた
極端な楕円であったり、表面に凹凸があると、トナーの
重量平均粒径(D4)が磁性粒子の平均粒径の1/3以
下であっても、磁性粒子の隙間への入り方で磁性粒子と
磁性粒子が最密に詰まっている間隔D2(図2:磁性粒
子が密に詰まっている状態)を広くする。よってトナー
の形状が球形に近ければ、トナーがどのような向きで磁
気粒子と感光体の隙間に入ったとしても、磁性粒子の隙
間が2Dより広がることがないので帯電性を低下させる
ことがないと考えられる。例えば、図4、図5に示す
が、図に示すような形状のトナーが図4の向きに磁性粒
子の隙間に入った場合は、磁性粒子の間隔はD2と最密
に充填した場合と変らないが、図5に示す向きに入った
場合には、間隔はD5に広がってしまい、帯電均一性を
低下させることになる。
【0057】本発明において、トナーの球形の度合い
は、形状係数SF−1及びSF−2を用いて定義する。
【0058】本発明に用いられる形状係数を示すSF−
1,SF−2とは、日立製作所製FE−SEM(S−8
00)を用い測定する粒子(トナー)を100個無作為
にサンプリングし、その画像情報はインターフェースを
介してニコレ社製画像解析装置(Lusex3)に導入
し解析を行ない、下式より算出し得られた値を本発明に
おいては形状係数SF−1,SF−2と定義した。
【0059】
【外1】 (AREA:トナー投影面積、MXLNG:絶対最大
長、PERI:周長)
【0060】トナーの形状係数SF−1は球形度合いを
示し、100が球形であり、100より大きいと球形か
ら徐々に不定形となる。SF−2は凹凸度合いを示し、
100が凹凸がなく、100より大きいとトナーの表面
積の凹凸が顕著となる。
【0061】本発明において、トナーの形状係数は、S
F−1が好ましくは100乃至170、より好ましく
は、100乃至155、さらに好ましくは、100乃至
150、よりさらに好ましくは、100乃至145であ
ることが良く、SF−2が好ましくは100乃至16
0、より好ましくは、100乃至145、さらに好まし
くは、100乃至130、よりさらに好ましくは、10
0乃至125であることが良い。
【0062】トナーの形状係数は、SF−1が170を
超える場合又はSF−2が160を超える場合には、い
ずれも前述した通り、磁気ブラシ帯電器の帯電性能が低
下する傾向にある。
【0063】さらにトナーの形状が球形に近い場合に
は、上記の効果に加えて、さらに、転写効率が高いこと
から、磁気ブラシ帯電器に混入するトナー量が少なくブ
ラシの劣化を起こしにくくすることができる点からもよ
り好ましい。
【0064】本発明に用いられる特定の形状係数を有す
るトナーを製造する方法としては、(i)粉砕法で得ら
れたトナー粒子を球形化処理する方法、(ii)トナー
の一部または全部を重合方法により形成する方法、また
は(iii)特公昭56−13945号公報等に記載の
ディスクまたは多流体ノズルを用い溶融混合物を空気中
に霧化し球状トナーを得る方法が挙げられる。
【0065】粉砕法で得られたトナーを球形化処理する
方法とは、例えば樹脂、低軟化点物質からなる離型剤、
着色剤、荷電制御剤の如きトナー原料をヘンシェルミキ
サーやメディア分散機の如き混合機を用い均一に分散せ
しめた後、混合物を加圧ニーダーやエクストルダーの如
き混練機を用いて溶融混練し、混練物を機械的またはジ
ェット気流下でターゲットに衝突させ、所望のトナー粒
径に微粉砕化せしめた後、更に分級工程を経て粒度分布
をシャンプー化せしめトナー化する所謂粉砕法によりト
ナー粒子を得た後、得られたトナー粒子を球形化処理す
るものである。
【0066】トナー粒子を球形化処理する方法として
は、例えば、機械衝撃式の微粉砕装置を用いて微粉砕を
する方法やジェット式の粉砕においてその粉砕圧を通常
より下げて循環回数を増やして微粉砕する方法、トナー
粒子を水中に分散させ加熱する湯浴法、熱気流中を通過
させる熱処理法、機械的エネルギーを付与して処理する
機械的衝撃法などが挙げられる。
【0067】これらの中でも、機械的衝撃力による処理
を加える方法が特に好ましい。
【0068】トナーの一部または全部を重合法により形
成する方法としては、例えば特公昭36−10231号
公報、特開昭59−53856号公報、特開昭59−6
1842号公報に述べられている懸濁重合方法を用いて
直接トナーを生成する方法;単量体は可溶で得られる重
合体が不溶な有機溶剤を用い直接トナーを生成する分散
重合方法;または水溶性極性重合開始剤存在下で直接重
合しトナーを生成するソープフリー重合方法の如き乳化
重合方法が挙げられる。
【0069】この少なくともトナー表面部分を重合法に
より形成したトナーについては、表面性については、非
常に球形に近く、平滑化された物を得ることができるこ
とから好ましい。
【0070】本発明において、導電性の磁性粒子は、フ
ェライト、マグネタイトの如き導電性金属の単一あるい
は混晶の種々の材料が使用可能である。一度焼結した導
電性磁性粒子を還元又は酸化処理し後述の抵抗値に調節
したものである。導電性磁性粒子の構成としては、他に
導電性及び磁性を有する微粒子をバインダーポリマーと
混練し、粒状に成型することによって得られた導電性及
び磁性を有する微粒子がバインダーポリマー中に分散さ
れた粒子や、上記の導電性磁性粒子を更に樹脂でコート
する構成もとることができる。この時は、コートした樹
脂層の抵抗をカーボンの如き導電剤の含有量を調整する
ことで、導電性磁性粒子全体の抵抗調整を行うものであ
る。
【0071】本発明に用いられる磁性粒子は、飽和磁化
が好ましくは、15乃至70Am2/kg、より好まし
くは、40乃至60Am2 /kgであることが良い。
【0072】磁性粒子の飽和磁化が70Am2 /kgを
超える場合には、磁気拘束力が大きくなり、磁気ブラシ
の穂が硬くなり自由な動きが出来ず感光ドラムとの接触
性が低下し帯電不良になったり、穂が硬いために感光ド
ラムを著しく削ったりする。
【0073】磁性粒子の飽和磁化が15Am2 /kg未
満の場合には、磁気拘束力が小さくなり、磁性粒子が感
光ドラムに転移したまま磁気ブラシにもどらなくなり粒
子の減少による、帯電劣化や、現像、転写、定着、工程
に悪影響を与えてしまったりする。
【0074】本発明において飽和磁化の測定は、振動磁
力計VSM−3S−15(東英工業製)により、1Kエ
ルステッド下において行ない、その磁化量を飽和磁化と
した。
【0075】さらに、本発明においては、磁性粒子につ
いても形状が球形の方が好ましい。
【0076】これは、磁性粒子については、粒子の形状
が球形に近い方がより密に充填することが出来、感光体
との接触面積が増し、より安定した帯電性を得ることが
出来るためと考えられる。また、表面の凸凹が小さいこ
とで混入したトナーに対する滑性が高いことから、磁性
粒子表面にトナーの成分が融着することが少なくなる。
さらに、磁性粒子とトナーの形状があれていた場合(球
形から離れていたとき)には、感光体上の磁気ブラシ
(転写残トナーを含む磁性粒子)の流動性が低下し磁性
粒子と感光体との接触機会が減り、帯電性が低下すると
考えられる。
【0077】本発明において、磁性粒子の球形度合い
は、トナーと同様に形状係数SF−1及びSF−2を用
いて定義する。
【0078】本発明において、磁性粒子の形状係数は、
SF−1が、好ましくは、100乃至150、より好ま
しくは、100乃至130、さらに好ましくは、100
乃至120であることが良く、SF−2が100乃至1
30より好ましくは、100乃至115、さらに好まし
くは、100乃至110であることが良い。
【0079】磁性粒子の形状係数は、SF−1が150
を超える場合又はSF−2が130を超える場合には、
いずれも前述した通り、磁気ブラシ帯電器の帯電能が低
下する傾向にある。
【0080】さらに、磁性粒子の形状が球形に近い場合
には、上記の効果に加えて、さらに、磁気ブラシ内で混
入したトナーに対するストレスが低下し、かつ均一化さ
れるため、磁気ブラシ内でのトナーの劣化が抑制される
点からもより好ましい。
【0081】このような、形状が球形に近い磁性粒子と
しては、球状スピネル型酸化鉄粒子やバインダーポリマ
ー中に導電性及び磁性を有する微粒子を分散させた球状
粒子を用いることが可能である。
【0082】本発明において、磁性粒子の体積抵抗値
は、好ましくは、1×105 乃至1×109 Ω・cm、
より好ましくは、1×106 乃至1×108 Ω・cmで
あることが良い。
【0083】磁性粒子の体積抵抗値が1×109 Ω・c
mを超える場合には、帯電を充分に行なうことが出来
ず、帯電不良を生じてしまう。
【0084】磁性粒子の体積抵抗値が1×105 Ω・c
m未満の場合には、感光ドラム上にピンホールが生じた
場合にリーク画像(正規現象では白く、反転現像では黒
い異常画像を生じる。)を生じてしまう。
【0085】本発明において、磁性粒子の体積抵抗値
は、底面積227mm2 の筒状の容器に磁性粒子を2g
充填して6.6kg/cm2 加圧し、上下から100V
の電圧を印加して、これに流れる電流から算出し、正規
化したもので定義した。
【0086】本発明においては、磁気ブラシ帯電器の磁
性粒子として、体積抵抗値の異なる2種類以上の磁性粒
子を混合して用いることも好ましい形態の1つである。
【0087】クリーナ装置がなく、現像器が感光体上の
転写残トナーを回収する構成で、磁気ブラシ帯電器を用
いた画像形成装置で長期に耐久を行なった場合には、磁
気ブラシに混入した転写残トナーが磁性粒子表面に付着
しキャリアの導通経路を一部遮断し、特に低湿環境下で
はさらにキャリア抵抗が高くなるため、帯電不良を生じ
てしまうことがある。そこで、主磁性粒子に補助磁性粒
子として本来の主磁性粒子よりも体積抵抗が低い粒子を
混入させることが有効である。混入する補助磁性粒子の
体積抵抗は単体では、感光体にピンホールがあった場合
には、電流が集中してリークを生じ、画像不良(帯状の
帯電不良画像)を起こす程度の低い体積抵抗であるが、
中抵抗の主磁性粒子と混合することで、ピンホールリー
クを生じることはない。
【0088】本発明において、体積抵抗値の異なる2種
類以上の磁性粒子を混合して用いる場合には、主磁性粒
子の体積抵抗値は、好ましくは、1×105 Ω・cm乃
至1×109 Ω・cm、より好ましくは、1×106 Ω
・cm以上1×108 Ω・cmであることが良く、補助
磁性粒子の体積抵抗値は、好ましくは、1×100 Ω・
cm以上1×105 Ω・cm未満、より好ましくは、6
×103 Ω・cm以上1×105 Ω・cm未満であるこ
とが良い。
【0089】補助磁性粒子の体積抵抗値が1×100 Ω
・cm以上1×105 Ω・cm未満であるときに、主磁
性粒子の体積抵抗値が1×109 Ω・cmを超える場合
には、補助磁性粒子を混入しても帯電不良となってしま
う。
【0090】主磁性粒子の体積抵抗値が1×105 Ω・
cm未満の場合には、さらに低抵抗の補助磁性粒子を加
えることになるので、抵抗が低いための感光ドラムにピ
ンホールリークが存在した時にリーク画像となってしま
う。
【0091】主磁性粒子の体積抵抗値が1×105 Ω・
cm乃至1×109 Ω・cmであるときに、補助磁性粒
子の体積抵抗値が1×105 Ω・cm以上の場合には、
補助磁性粒子を加えても充分な効果が出ない。
【0092】補助磁性粒子の体積抵抗値が1×100 Ω
・cm未満の場合には、補助磁性粒子に電荷が誘起し、
その電荷が電界から受ける力で感光ドラムに付着してし
まう。
【0093】さらに、上記の主磁性粒子と補助磁性粒子
との体積抵抗値差は、好ましくは、半ケタ以上であるこ
とが良い。
【0094】この主磁性粒子と補助磁性粒子との体積抵
抗値差が半ケタ未満の場合には、補助磁性粒子を混合さ
せた効果が少ない。つまり、帯電性向上の効果がうすく
なってしまう。
【0095】また、本発明において、上記の主磁性粒子
と補助磁性粒子とを混合する場合の混合割合としては、
主磁性粒子100重量部に対して補助磁性粒子が好まし
くは、1乃至40重量部、より好ましくは3乃至20重
量部であることが良い。
【0096】主磁性粒子100重量部に対する補助磁性
粒子の混合割合が40%重量部を超える場合には、感光
体にピンホールが存在した場合にリーク画像を生じさせ
てしまうことがあり、また、補助磁性粒子の混合割合が
1%重量部未満の場合には、補助磁性粒子を混合した効
果がみられない。
【0097】上記の体積抵抗値の異なる2種類以上の磁
性粒子が混合された混合物から、各磁性粒子の体積抵抗
値を測定する方法としては、上記の体積抵抗の異なる2
種類以上の磁性粒子が混合された混合物から、各磁性粒
子の体積抵抗値を測定する方法としては、金属電極より
成る平行平板中に、混合された磁性粒子を1層に並べ、
平行平板間に電圧を徐々に印加していくと、ある電圧値
で、低抵抗側の粒子だけが片側の電極に付着する。そ
の、付着した粒子を集め前述した磁性粒子の抵抗測定方
法で測定して、低抵抗磁性粒子の体積抵抗を求める。さ
らに、片側の平板に残った粒子を集めて測定して、高抵
抗側の粒子の体積抵抗を求める。
【0098】本発明においては、磁気ブラシ帯電器によ
る像担持体の帯電時に直流(DC)電流を有する帯電バ
イアスを印加して行なうが、この際に直流電圧に交流
(AC)成分を重畳させた帯電バイアスを印加すること
も好ましい形態の1つである。
【0099】このように、交流成分を印加することで、
磁性粒子が交流成分によって、振動して動くために転写
残のトナーが混入してきた場合に、より効率的に磁性粒
子の隙間に入ることが出来、安定した帯電性を得ること
が出来る。
【0100】帯電に交流成分を重畳することは、さら
に、現像用トナーとして非磁性トナーを用いた場合にお
いて有効である。非磁性トナーは一般的に抵抗が高いた
めに単位面積当りの帯電量が磁性トナーに比べて高い。
よって同じ粒径のトナーで考えた場合に非磁性トナーの
方が転写残トナーの感光体との鏡映力が大きく、引きは
がすことが難しい。そこで、帯電の印加電圧にAC成分
を重畳することにより、帯電磁気ブラシの粒子が動き、
感光体への転写残トナーの吸着力を弱め、磁気ブラシで
転写残トナーが回収し易くなる。
【0101】本発明において、磁気ブラシ帯電器に印加
する帯電バイアスの交流電圧としては、正弦波、矩形波
等を用いることが可能であるが、磁気ブラシに混入した
トナーを効率的に排出する点で矩形波が好ましい。
【0102】また、交流成分としては、周波数が好まし
くは400乃至4000Hz、より好ましくは500乃
至2000Hz、振幅が好ましくは、200乃至200
0Vppより好ましくは、400乃至1500Vppで
あることが良い。
【0103】交流成分の周波数が4000Hzを超える
場合には、ACを印加している効果が薄くなり、DCと
同等になってしまう、また400Hz未満の場合には、
周波数に応じてトナーが排出されるので、排出されたト
ナーがかぶり及びムラの如き不良画像をひきおこしてし
まう。
【0104】交流成分の振幅が2000Vppを超える
場合には、帯電磁性粒子に誘起した電荷が電界にから受
ける力で、粒子が感光ドラムに付着し易くなる。さらに
交流成分の振幅が200Vpp未満の場合には、充分に
ACの効果が働かず、帯電性の向上が少なくなってしま
う。
【0105】本発明において、磁気ブラシ帯電器に印加
する帯電バイアスの直流電圧としては、感光ドラムの一
般的な帯電電位を得るために、−300V〜−1000
Vが好ましい。
【0106】本発明に用いられる像担持体としては、導
電性基体上に有機光導電体(OPC),ZnO,セレン
又はアモルファスシリコンの如き感光層を形成し、この
感光層上に最表面層として電荷注入層を形成したものを
用いることができる。
【0107】電荷注入層としては、光硬化型アクリル樹
脂の如き導電性微粒子を結着する樹脂に導電性微粒子を
樹脂100重量部に対して20〜100重量部分散させ
たものが好ましい。導電性微粒子としては、SnO2
TiO2 及びITOの如き材料を用いることができる。
導電性微粒子の平均粒径は、好ましくは1μm以下、よ
り好ましくは0.5〜50nmの範囲内であることが、
均一な帯電のために良い。
【0108】本発明において導電性微粒子の平均粒径
は、走査型電子顕微鏡によりランダムに100個以上抽
出し、水平方向最大弦長をもって体積粒度分布を算出
し、その50%平均粒径をもって平均粒径とした。
【0109】導電性微粒子を結着する樹脂としては、ア
クリル樹脂,ポリカーボネート,ポリエステル,ポリエ
チレンテレフタレート及びポリスチレンの如き透明な樹
脂材料を用いることが可能である。加えて、感光ドラム
表面の滑性向上のため、荷電注入層中にテフロンの如き
活性材料を加えることもできる。膜形成のため、架橋
剤、重合開始剤を適当量加えることもできる。荷電注入
層は磁気ブラシ帯電器2から電荷を直接注入することで
表面を均一に帯電する為の注入サイトを意図的に作製し
たものであるが、潜像の電荷が表面を流れないよう電荷
注入層の抵抗値は好ましくは、1×1014Ω・cm以
下、より好ましくは、1×109 Ω・cm乃至1×10
14Ω・cm、さらに好ましくは、1×1011Ω・cm乃
至1×1014Ω・cmであることが良い。
【0110】電荷注入層の体積抵抗値が1×1014Ω・
cmを超える場合には、均一な注入帯電が困難となる。
【0111】電荷注入層の体積抵抗値が低すぎる場合に
は、静電潜像を良好に保持することが困難となり、画像
流れが生じ易くなってしまう。
【0112】本発明において、電荷注入層16の抵抗値
は絶縁性シート上に電荷注入層を塗布しこれをHP社製
の高抵抗計4329Aで印加電圧100Vにて表面抵抗
を測定したものである。
【0113】本発明において、像担持体として用いられ
るOPC感光層としては、導電性基体としてのアルミニ
ウム基体上に、第1層としての下引き層、第2層として
の正電荷注入防止層、第3層としての電荷発生層、第4
層としての電荷輸送層を順に積層した機能分離型のOP
C感光体や単層型のOPC感光体を用いることができ
る。
【0114】本発明においては、感光層上に形成する電
荷注入層には、含フッ素系樹脂粒子やシリコーン樹脂粒
子の如き潤滑性粒子を含有させることが好ましく、この
潤滑性粒子の含有量は、導電性微粒子を決着する樹脂1
00重量部に対して、好ましくは、5〜200重量部が
良い。
【0115】次に本発明に使用可能な現像装置の構成に
ついて図面を用いて詳細に説明する。
【0116】本発明において、現像装置の現像方式は、
現像領域で感光体表面に現像剤担持体に担持される現像
剤を接触させて現像を行う接触現像方式と現像領域で感
光体表面に現像剤担持体に担持されている現像剤を感光
体と現像剤層が非接触となるような間隔に設定した現像
剤担持体から飛翔させて現像を行う非接触ジャンピング
現像方式のいずれを用いることも可能であるが、現像同
時クリーニングを良好に行うことができる点で接触現像
方式が好ましい。
【0117】接触現像方式としては、トナー及びキャリ
アを有する二成分系現像剤を用いる現像方法と一成分系
現像剤を用いる現像方法が挙げられる。
【0118】接触現像方式は、転写後に感光体上に存在
する転写残トナーをクリーニング除去するクリーニング
手段としての作用を現像手段としての現像装置が兼ねる
場合に、非接触現像方式に比べて転写残トナーの回収率
が高い点で、本発明においては、より好ましい。
【0119】接触二成分系現像方法としては、トナーと
磁性キャリアとを混合した二成分系現像剤を例えば図6
に示すような現像装置120用い現像を行うことができ
る。
【0120】現像装置120は、二成分系現像剤128
を収納する現像容器126、現像容器126に収納され
ている二成分系現像剤128を担持し、現像領域に搬送
するための現像剤担持体としての現像スリーブ121、
現像スリーブ121上に形成される現像剤層の層厚を規
制するための現像剤層厚規制手段としての現像ブレード
127を有している。
【0121】現像スリーブ121は、非磁性のスリーブ
基体122内にマグネット123を内包している。
【0122】現像容器126の内部は、隔壁130によ
って現像室(第1室)R1 と攪拌室(第2室)R2 と区
画され、攪拌室R2 の上方には隔壁130を隔ててトナ
ー貯蔵室R3 が形成されている。現像室R1 及び攪拌室
2 内には現像剤128が収容されており、トナー貯蔵
室R3 内には補給用トナー(非磁性トナー)129が収
容されている。なお、トナー貯蔵室R3 には補給口13
1が設けられ、補給口131を経て消費されたトナーに
見合った量の補給用トナー129が攪拌室R2内に落下
補給される。
【0123】現像室R1 内には搬送スクリュー124が
設けられており、この搬送スクリュー124の回転駆動
によって現像室R1 内の現像剤128は、現像スリーブ
121の長手方向に向けて搬送される。同様に、貯蔵室
2 内には搬送スクリュー125が設けられ、搬送スク
リュー125の回転によって、補給口131からの攪拌
室R2 内に落下したトナーを現像スリーブ121の長手
方向に沿って搬送する。
【0124】現像剤128は、非磁性トナーと磁性キャ
リアとを有した二成分系現像剤である。
【0125】現像容器126の感光ドラム119に近接
する部位には開口部が設けられ、該開口部から現像スリ
ーブ121が外部に突出し、現像スリーブ121と感光
ドラム119との間には間隙が設けられている。非磁性
材にて形成される現像スリーブ121には、バイアスを
印加するためのバイアス印加手段132が配置されてい
る。
【0126】スリーブ基体122に固定された磁界発生
手段としてのマグネットローラ、即ち磁石123は、上
述したように、現像磁極S1 とその下流に位置する磁極
3と、現像剤128を搬送するための磁極N2 、S
2 、N1 とを有する。磁石123は、現像磁極S1 が感
光ドラム119に対向するようにスリーブ基体122内
に配置されている。現像磁極S1 は、現像スリーブ12
1と感光ドラム119との間の現像部の近傍に磁界を形
成し、該磁界によって磁気ブラシが形成される。
【0127】現像スリーブ121の上方に配置され、現
像スリーブ121上の現像剤128の層厚を規制する現
像剤層厚規制ブレード127は、アルミニウム、SUS
316、の如き非磁性材料で作成される。非磁性ブレー
ド127の端部と現像スリーブ121面との距離Aは3
00〜1000μm、好ましくは400〜900μmで
ある。この距離Aが300μmより小さいと、磁性キャ
リアがこの間に詰まり現像剤層にムラを生じやすいと共
に、良好な現像を行うのに必要な現像剤を塗布すること
ができず濃度の薄いムラの多い現像画像しか得られない
という問題点がある。現像剤中に混在している不用粒子
による不均一塗布(いわゆるブレードづまり)を防止す
るためには、400μm以上が好ましい。距離Aが10
00μmより大きいと現像スリーブ121上へ塗布され
る現像剤量が増加し所定の現像剤層厚の規制が行えず、
感光ドラム119への磁性キャリア粒子の付着が多くな
ると共に現像剤の循環、非磁性の現像剤層及び規制ブレ
ード127による現像剤規制力が弱まりトナーのトリボ
が不足しカブリやすくなるという問題点がある。
【0128】この二成分系現像装置120の現像は、交
番電界を印加しつつ、トナーと磁性キャリアとにより、
構成される磁気ブラシを像担持体(例えば、感光体ドラ
ム)119に接触している状態で現像を行なう。この磁
気ブラシと像担持体とが接触することによって、転写
後、像担持体上に担持されている転写残トナーは、磁気
ブラシに取り込まれ現像室R1 に回収される。現像剤担
持体(現像スリーブ)121と感光体ドラム119の距
離(S−D間距離)Bは100〜1000μmであるこ
とがキャリア付着防止及びドット再現性の向上において
良好である。100μmより狭いと現像剤の供給が不十
分になりやすく、画像濃度が低くなり、1000μmを
超えると磁石S1からの磁力線が広がり磁気ブラシの密
度が低くなり、ドット再現性に劣ったり、キャリアを拘
束する力が弱まりキャリア付着が生じやすくなる。
【0129】交番電界のピーク間の電圧は500〜50
00Vが好ましく、周波数は500〜10000Hz、
好ましくは500〜3000Hzであり、それぞれプロ
セスに適宜選択して用いることができる。この場合、波
形としては三角波、矩形波、正弦波、あるいはDuty
比を変えた波形から選択して用いることができる。印加
電圧が、500Vより低いと十分な画像濃度が得られに
くく、非画像部のカブリトナーを良好に回収することが
できない場合がある。印加電圧が5000Vを超える場
合には磁気ブラシを介して、静電像を乱してしまい、画
質低下を招く場合がある。
【0130】良好に帯電したトナーを有する二成分系現
像剤を使用することで、カブリ取り電圧(Vback)
を低くすることができ、感光体の一次帯電を低めること
ができるために感光体寿命を長寿命化できる。Vbac
kは、現像システムにもよるが150V以下、より好ま
しくは100V以下が良い。
【0131】コントラスト電位としては、十分画像濃度
ができるように200V〜500Vが好ましく用いられ
る。
【0132】周波数が500Hzより低いとプロセスス
ピードにも関係するが、キャリアへの電荷注入が起こる
ためキャリア付着、あるいは潜像を乱すことで画質を低
下させる場合がある。周波数が10000Hzを超える
と電界に対してトナーが追随できず画質低下を招きやす
い。
【0133】十分な画像濃度を出し、ドット再現性に優
れ、かつキャリア付着のない現像を行うために現像スリ
ーブ121上の磁気ブラシの感光体ドラム119との接
触幅(現像ニップC)を好ましくは3〜8mmにするこ
とである。現像ニップCが3mmより狭いと十分な画像
濃度とドット再現性を良好に満足することが困難であ
り、8mmより広いと、現像剤のパッキングが起き機械
の動作を止めてしまったり、またキャリア付着を十分に
押さえることが困難になる。現像ニップの調整方法とし
ては、現像剤規制部材127と現像スリーブ121との
距離Aを調整したり、現像スリーブ121と感光ドラム
119との距離Bを調整することでニップ幅を適宜調整
する。
【0134】接触一成分現像方法としては、磁性トナー
を用いる場合と非磁性トナーを用いる場合のいずれも用
いることが可能であり、例えば図7に示すような現像装
置140を用い現像することが可能である。
【0135】現像装置140は、磁性トナーまたは非磁
性のトナーとしての一成分現像剤148を収容する現像
容器141、現像容器141に収容されている一成分現
像剤148を担持し、現像領域に搬送するための現像剤
担持体142、現像剤担持体上に現像剤を供給するため
の供給ローラー145、現像剤担持体上の現像剤層厚を
規制するための現像剤層厚規制部材としての弾性ブレー
ド146、現像容器141内の現像剤148を攪拌する
ための攪拌部材147を有している。
【0136】現像剤担持体上142としては、ローラー
基体143上に、発泡シリコーンゴムの如き弾性を有す
るゴムまたは樹脂の如き弾性部材によって形成された弾
性層144を有する弾性ローラーを用いることが好まし
い。
【0137】この弾性ローラー142は、像保持体とし
ての感光体ドラム139の表面に圧接して、弾性ローラ
ー表面に塗布されている一成分系現像剤148により感
光体に形成されている静電潜像を現像すると共に、転写
後に感光体上に存在する不要な一成分現像剤148を回
収する。
【0138】本発明において、接触一成分現像方法で
は、現像剤担持体は実質的に感光体表面と接触してい
る。これは、現像剤担持体から一成分系現像剤を除いた
ときに現像剤担持体が感光体と接触しているということ
を意味する。このとき、現像剤を介して、感光体と現像
剤担持体との間に働く電界によってエッジ効果のない画
像が得られると同時にクリーニングが行われる。現像剤
担持体としての弾性ローラー表面あるいは、表面近傍が
電位をもち感光体表面と弾性ローラー表面間で電界を有
する必要がある。このため、弾性ローラーの弾性ゴムが
中抵抗領域に抵抗制御されて感光体表面との導通を防ぎ
つつ電界を保つか、または導電性ローラーの表面層に薄
層の誘電層を設ける方法も利用できる。さらには、導電
性ローラー上に感光体表面と接触する側の面を絶縁性物
質により被覆した導電性樹脂スリーブあるいは、絶縁性
スリーブで感光体と接触しない側の面に導電層を設けた
構成も可能である。
【0139】この一成分系現像剤を担持する弾性ローラ
ーは、感光体ドラムと同方向に回転してもよいし、逆方
向に回転していてもよい、その回転が同方向である場
合、感光体ドラムの周速に対して、周速比で100%よ
り大きいことが好ましい。100%以下であると、ライ
ンの鮮明性が悪いなどの画像品質に問題を生じやすい。
周速比が高まれば高まるほど、現像部位に供給される現
像剤の量は多く、静電潜像に対し現像剤の脱着頻度が多
くなり、不要な部分の現像剤は掻き落とされ、必要な部
分には現像剤が付与されるという繰り返しにより、静電
潜像に忠実な画像が得られる。さらに好ましくは周速比
は110%以上が良い。現像同時クリーニングという観
点では、感光体上に付着している転写残余の現像剤を感
光体表面と現像剤の付着部分との周速差により物理的に
引き剥がし、電界により回収するという効果も期待でき
ることから、感光体ドラムに対する弾性ローラーの周速
比は高いほど転写残余の現像剤の回収は良好である。
【0140】現像剤層厚規制部材146は、現像剤担持
体142の表面に弾性力で圧接するものであれば、弾性
ブレードに限られることはなく、弾性ローラーを用いる
ことも可能である。
【0141】弾性ブレード、弾性ローラーとしては、シ
リコーンゴム、ウレタンゴム、NBRの如きゴム弾性
体;ポリエチレンテレフタレートの如き合成樹脂弾性
体;ステンレス、鋼の如き金属弾性体が使用できる。さ
らに、それらの複合体であっても使用できる。
【0142】弾性ブレードの場合には、弾性ブレード上
辺部側である基部は現像剤容器側に固定保持され、下辺
部側をブレードの弾性に抗して現像スリーブの順方向あ
るいは逆方向にたわめ状態にしてブレード内面側(逆方
向の場合には外面側)をスリーブ表面に適度に弾性押圧
をもって当接させる。
【0143】供給ローラー145はポリウレタンフォー
ムの如き発泡材より成っており、現像剤担持体に対し
て、順または逆方向に0でない相対速度をもって回転
し、一成分系現像材の供給とともに、現像剤担持体上の
現像後の現像剤(未現像現像剤)のはぎ取りも行ってい
る。
【0144】現像領域において、現像剤担持体上の一成
分現像剤によって感光体の静電潜像を現像する際には、
現像剤担持体と感光体ドラムとの間に直流及び/または
交流の現像バイアスを印加して現像することが好まし
い。
【0145】次に非接触ジャンピング現像方式について
説明する。
【0146】非接触ジャンピング現像方式としては、磁
性トナーを有する一成分系磁性現像剤を用いる現像方法
と非磁性トナーを有する一成分系非磁性現像剤を用いる
現像方法が挙げられる。
【0147】磁性トナーとしての一成分系磁性現像剤を
用いる現像方法を図8に示す概略構成図に基づいて説明
する。
【0148】現像装置150は、磁性トナーとしての一
成分系磁性現像剤155を収容する現像容器151、現
像容器151に収容されている一成分系磁性現像剤15
5を担持し、現像領域に搬送するための現像剤担持体1
52、現像剤担持体上の現像剤層厚を規制するための現
像剤層厚規制部材としてのドクターブレード154現像
容器151内の一成分系磁性現像剤155を攪拌するた
めの攪拌部材156を有している。
【0149】図8において、現像剤担持体としての現像
スリーブ152の略右半周面は現像剤容器151内の現
像剤溜りに常時接触していて、その現像スリーブ面近傍
の磁性一成分系現像剤が現像スリーブ面にスリーブ内の
磁気発生手段153の磁力で及び/または静電気力によ
り付着保持される。現像スリーブ152が回転されると
そのスリーブ面の現像剤層がドクターブレード154の
位置を通過する過程で各部略均一厚さの磁性一成分系現
像剤の薄層T1 として整層化される。磁性一成分系現像
剤の帯電は主として現像スリーブ152の回転に伴なう
スリーブ面とその近傍の現像剤溜りの磁性一成分系現像
剤との摩擦接触によりなされ、現像スリーブ152上の
上記磁性一成分系現像剤薄層面は現像スリーブの回転に
伴ない像担持体149側へ回転し、像担持体149と現
像スリーブ152の最接近部である現像領域部Dを通過
する。この通過過程で現像スリーブ152面側の磁性一
成分系現像剤の薄層の磁性一成分系現像剤が像担持体1
49と現像スリーブ152の間に印加した直流と交流電
圧による直流と交流電界により飛翔し、現像領域部Dの
潜像保持体149面と、現像スリーブ152面との間
(間隙α)を往復運動する。最終的には現像スリーブ1
52側の磁性一成分系現像剤が像担持体149面と表面
に静電潜像の電位パターンに応じて選択的に移行付着し
て現像剤像T2が順次形成される。
【0150】現像領域部Dを通過して、磁性一成分系現
像剤が選択的に消費された現像スリーブ面は現像容器9
1の現像剤溜りへ再回転することにより磁性一成分系現
像剤の再供給を受け、現像領域部Dへ現像スリーブ15
2の磁性一成分系現像剤の薄層T1 面が移送され、繰り
返し現像工程が行われる。
【0151】本発明に用いられる現像剤像層厚規制部材
としてのドクターブレードは、現像スリーブと一定の間
隙をおいて配置される金属ブレード、磁性ブレード(例
えば図8に示される154)が用いられる。
【0152】磁性一成分現像方法、非磁性一成分現像方
法の如き一成分系現像方法においては、現像剤層厚規制
部材として現像スリーブ表面に弾性力で当接する弾性ブ
レードが用いられる。現像剤層厚規制部材としてドクタ
ーブレードの代わりに弾性ローラーを用いても良い。
【0153】弾性ブレード、弾性ローラーとしては、シ
リコーンゴム、ウレタンゴム、NBRの如きゴム弾性
体;ポリエチレンテレフタレートの如き合成樹脂弾性
体;ステンレス、鋼の如き金属弾性体が使用でき、さら
にそれらの複合体であっても使用できる。好ましくは、
ゴム弾性体が良い。
【0154】図9は、図8の現像装置150で用いた現
像剤層厚規制部材としてのドクターブレード154を現
像容器151に一端を固定し他端を現像剤担持体152
に弾性力で圧接させたブレード157に変更した現像装
置160の概略構成図を示す。
【0155】図9において、図8と同一の構成部材は同
一の符号を用いる。
【0156】現像剤層厚規制部材としての弾性ブレード
157は、上辺部側である基部は現像剤容器151側に
固定保持され、下辺部側を弾性ブレードの弾性に抗して
現像スリーブ152の順方向或いは逆方向にたわめ状態
にして弾性ブレード内面側(逆方向の場合には外面側)
を現像スリーブ表面に適度の弾性押圧をもって当接させ
る。この様な装置によると、環境の変動に対してもより
安定に薄く、緻密なトナー層が得られる。その理由は必
ずしも明確ではないが、通常用いられる金属製のブレー
ドを現像スリーブからある間隙を隔てて取り付けられた
装置と比較して現像剤が弾性ブレード157によって現
像スリーブ152表面と強制的に摩擦されるため現像剤
の環境変化による挙動の変化に関係なく常に同じ状態で
帯電が行われるためと推測される。
【0157】その一方で帯電が過剰になり易すく、現像
スリーブ、ブレード上のトナーが融着し易いが、本発明
のトナーは流動性に優れているので好ましく用いられ
る。
【0158】磁性一成分現像方法の場合、弾性ブレード
と現像スリーブとの当接圧力は、現像スリーブ母線方向
の線圧として0.1kg/m以上、好ましくは0.3〜
25kg/m、更に好ましくは0.5〜12kg/mが
有効である。当接圧力が0.1kg/mより小さい場
合、現像剤の均一塗布が困難となり、現像剤の帯電量分
布がセブロードになりカブリや飛散の原因となる。当接
圧力が25kg/mを超えると、現像剤に大きな圧力が
かかり、現像剤が劣化するため、現像剤の凝集が発生す
ることがあり好ましくない。さらに現像剤担持体を駆動
させるために大きなトルクを要するため好ましくない。
【0159】本発明においては、潜像担持体と現像剤担
持体との間隙αは、例えば50〜500μmに設定さ
れ、現像剤層厚規制部材として磁性ブレードを用いる場
合には、磁性ブレードと現像剤担持体との間隙は、50
〜400μmに設定されることが好ましい。
【0160】現像剤担持体上の磁性一成分系現像剤の層
厚は、潜像担持体と現像剤担持体との間隙αよりも薄い
ことが最も好ましいが、場合により、磁性一成分系現像
剤の層を構成する磁性一成分系現像剤の多数の穂のう
ち、一部は静電潜像保持体に接する程度に磁性一成分系
現像剤の層の層厚を規制してもよい。
【0161】現像スリーブは潜像保持体に対し、100
〜200%の周速で回転される。交番バイアス電圧は、
ピークトゥーピークで0.1kV以上、好ましくは0.
2〜3.0kV、更に好ましくは0.3〜2.0kVで
用いるのが良い。交番バイアス周波数は、1.0〜5.
0kHx、好ましくは1.0〜3.0kHz、更に好ま
しくは1.5〜3.0kHzで用いられる。交番バイア
ス波形は、矩形波、サイン波、のこぎり波、三角波の如
き波形が適用できる。さらに、正、逆の電圧、時間の異
なる非対称交流バイアスも利用できる。直流バイアスを
重畳するのも好ましい。
【0162】次に非磁性トナーを有する一成分系非磁性
現像剤を用いる現像方法を図10に示す概略構成図に基
づいて説明する。
【0163】現像装置170は、非磁性トナーとしての
非磁性一成分系現像剤176を収容する現像容器17
1、現像容器171に収容されている一成分系非磁性現
像剤176を担持し、現像領域に搬送するための現像剤
担持体172、現像剤担持体上に一成分系非磁性現像剤
を供給するための供給ローラ173、現像剤担持体上の
現像剤層厚を規制するための現像剤層厚規制部材として
の弾性ブレード174、現像容器171内の一成分系非
磁性現像剤176を攪拌するための攪拌部材175を有
している。
【0164】169は静電潜像を担持するための像担持
体であり、潜像形成は図示しない電子写真プロセス手段
または静電記録手段によりなされる。172は現像剤担
持体としての現像スリーブであり、アルミニウムあるい
はステンレスからなる非磁性スリーブからなる。
【0165】現像スリーブは、アルミニウム、ステンレ
スの粗管をそのまま用いてもよいが、好ましくはその表
面をガラスビーズを吹きつけて均一に荒らしたものや、
鏡面処理したもの、あるいは樹脂でコートしたものがよ
い。
【0166】一成分系非磁性現像剤176は現像容器1
71に貯蔵されており、供給ローラー173によって現
像剤担持体172上へ供給される。供給ローラー173
はポリウレタンフォームの如き発泡材より成っており、
現像剤担持体に対して、順または逆方向に0でない相対
速度をもって回転し、現像材の供給とともに、現像剤担
持体172上の現像後の現像剤(未現像現像剤)のはぎ
取りも行っている。現像剤担持体172上に供給された
一成分系非磁性現像剤は現像剤層厚規制部材としての弾
性ブレード174によって均一かつ薄層に塗布される。
【0167】弾性塗布ブレードと現像剤担持体との当接
圧力は現像スリーブ母線方向の線圧として0.3〜25
kg/m、好ましくは0.5〜12kg/mが有効であ
る。当接圧力が0.3kg/mより小さい場合、一成分
系非磁性現像剤の均一塗布が困難となり、一成分系非磁
性現像剤の帯電量分布がブロードとなりカブリや飛散の
原因となる。当接圧力が25kg/mを超えると、一成
分系非磁性現像剤に大きな圧力がかかり、一成分系非磁
性現像剤が劣化するため、一成分系非磁性現像剤の凝集
が発生するなど好ましくない。現像剤担持体を駆動させ
るために大きなトルクを要するため好ましくない。即
ち、当接圧力を0.3〜25kg/mに調整すること
で、本発明のトナーを用いた一成分系非磁性現像剤の凝
集を効果的にほぐすことが可能になり、さらに一成分系
非磁性現像剤の帯電量を瞬時に立ち上げることが可能に
なる。
【0168】現像剤層厚規制部材は、図8で用いた非接
触の一成分磁性現像方法に使用されるものに準ずる。弾
性ブレード、弾性ローラーは所望の極性に現像剤を帯電
するのに適した摩擦帯電系列の材質のものを用いること
が好ましく図8で用いた非接触の一成分磁性現像方法に
使用されるものに準ずる。
【0169】この非磁性成分現像方法において、ブレー
ドにより現像スリーブ上に一成分系非磁性現像剤を薄層
コートする系においては、十分な画像濃度を得るため
に、現像スリーブ上の一成分系非磁性現像剤層の厚さを
現像スリーブと潜像保持体との対抗空隙長βよりも小さ
くし、この空隙に交番電場を印加することが好ましい。
すなわち図10に示すバイアス電源により、現像スリー
ブ172と像担持体169との間に交番電場または交番
電場に直流電場を重畳した現像バイアスを印加すること
により、現像スリーブ上から像担持体上への一成分系非
磁性現像剤の移動を容易にし、更に良質の画像を得るこ
とができる。これらの条件も図8で用いた非接触の一成
分系非磁性現像方法にに準ずる。
【0170】本発明において、転写手段として用いられ
る転写ローラ4としては、芯金に中抵抗発泡層を形成も
のが好ましく用いられ、この転写ローラ4の芯金に好ま
しくは、500V乃至4kVの転写電圧を印加して静電
転写を行うことが良い。
【0171】上記の転写ローラの体積抵抗値は、好まし
くは、2000V印加時に106 乃至1010Ω・cmで
あることがさまざまな環境下、また、さまざまな画像パ
ターンにおいて良好な転写特性を示す点で良い。
【0172】本発明においては、転写手段として、図1
に示す転写ローラ4を用いる接触転写手段に代えて、転
写材の裏面側に配置されているブレード状の転写ブレー
ドを用いて、転写材Pの裏面に転写ブレードを当接させ
て(転写ベルトの如き転写材担持体を介して転写材Pの
裏面に当接する場合も含む)、転写電圧を印加して静電
気力と軽い押し圧力にてトナー画像を転写する接触転写
手段を適用することも可能である。
【0173】さらに、上記の接触帯電手段に代えて、一
般的に用いられている転写材裏面側に非接触に配置され
ているコロナ帯電器から転写電圧を印加して静電気力に
よりトナー画像を転写する非接触転写手段を適用するこ
とも可能である。
【0174】しかしながら、転写電圧印加時のオゾンの
発生量を抑制できる点で接触転写手段を用いることが好
ましい。
【0175】図12に本発明のプロセスカートリッジの
一具体例を示す。
【0176】本発明のプロセスカートリッジは、少なく
とも現像手段としての現像装置と静電潜像を担持するた
めの像担持体と一次帯電手段としての磁気ブラシ帯電器
とが一体的にカートリッジ化されたものであり、画像形
成装置本体(例えば、複写機、レーザービームプリンタ
ー、ファクシミリ装置)に脱離可能に装着される。図5
に示した実施形態では、現像手段としての現像装置6
0、ドラム状の像担持体(感光ドラム)50、一次帯電
手段としての磁気ブラシ帯電器70を一体としたプロセ
スカートリッジ80が例示される。磁気ブラシ帯電器7
0は、帯電スリーブ72に内包されているマグネット7
1の磁力により帯電磁性粒子73が帯電スリーブ72に
磁気拘束され磁気ブラシを形成して構成されている。本
実施形態では、現像装置60は、磁性規制ブレード61
と現像剤容器62内にトナー及び磁性キャリアを有する
二成分系現像剤63を有し、該二成分系現像剤63のト
ナーを用い、現像時にはバイアス印加手段からの現像バ
イアス電圧により感光ドラム50と現像剤担持体として
の現像スリーブ64との間に所定の電界が形成されて現
像工程が実施される。
【0177】上記では、現像装置60、像担持体50及
び一次帯電手段70の3つの構成要素を一体的にカート
リッジ化した実施形態について説明したが、本発明にお
いては、その他の構成要素を加えて一体的にカートリッ
ジ化することも可能である。
【0178】上述の本発明の画像形成装置をファクシミ
リのプリンターに適用する場合には、光像露光Lは受信
データをプリントするための露光になる。図12はこの
場合の1例をブロック図で示したものである。
【0179】コントローラ91は画像読取部90とプリ
ンター99を制御する。コントローラ91の全体はCP
U97により制御されている。画像読取部からの読取デ
ータは、送信回路93を通して相手局に送信される。相
手局から受けたデータは受信回路92を通してプリンタ
ー99に送られる。画像メモリには所定の画像データが
記憶される。プリンタコントローラ98はプリンター9
9を制御している。94は電話である。
【0180】回線95から受信された画像(回線を介し
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路99で復調された後、CPU97は画像情報の復号処
理を行い順次画像メモリ96に格納される。そして、少
なくとも1ページの画像がメモリ96に格納されると、
そのページの画像記録を行う。CPU97は、メモリ9
6より1ページの画像情報を読み出しプリンタコントロ
ーラ98に複合化された1ページの画像情報を送出す
る。プリンタコントローラ98は、CPU97からの1
ページの画像情報を受け取るとそのページの画像情報記
録を行うべく、プリンタ99を制御する。
【0181】尚、CPU97は、プリンタ99による記
録中に、次のページの受信を行っている。
【0182】以上の様に、画像の受信と記録が行われ
る。
【0183】上述した通り、本発明は、現像装置が現像
時に像担持体上の転写残トナーの回収を兼ねて行なう現
像同時クリーニング方式を用い、かつ磁気ブラシ帯電器
が像担持体の転写残トナーを一時的に回収した後、回収
したトナーを再度像担持体に転移させる画像形成方法に
おいて、トナーの重量平均粒径(D )を磁気ブラシ
帯電器の磁性粒子の平均粒径の1/3以下にし、かつ磁
性粒子の1/3以下の粒径の粒子の含有量を5体積%未
満としたことにより、磁気ブラシ帯電器内での磁性粒子
のトナーによる汚染及びトナーによる磁気ブラシの導電
経路の遮断を抑制することができ、さらに、磁性ブラシ
帯電器内に回収されたトナーが磁性粒子による過大なシ
ェアを受けることがなく、トナーの劣化を抑制すること
ができることから、磁性ブラシ帯電器の帯電性能、磁性
ブラシ帯電器から像担持体へのトナーの転移性能、像担
持体に転移されたトナーの現像装置での回収性能及び現
像器に回収されたトナーの現像性能に優れ、より多数枚
耐久後でま良好な画像形成を行なうことができる。
【0184】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
【0185】(実施例1)図1に示す画像形成装置に以
下の像担持体、帯電手段、潜像形成手段、現像装置、転
写手段を用いて以下の通り連続耐久1000枚の画像形
成を行ない、以下の評価方法に基づいて評価を行なっ
た。
【0186】像担持体 30φのアルミニウム基体上に、下引き層、正電荷注入
層、電荷発生層及び電荷輸送層の順に積層したOPC感
光体ドラム表面に、光硬化型のアクリル樹脂100重量
部と、重合開始剤45部に導電性微粒子として、平均粒
径400ÅのSnO2 超微粒子を277重量部及び潤滑
性粒子として、平均粒径0.3μmのポリテトラフルホ
ロエチレン樹脂微粒子を83重量部分散させた電荷注入
層をディッピング塗工法により3μmの層厚で塗工した
感光体ドラムを用いた。
【0187】この電荷注入層の体積抵抗値は、1×10
12Ω・cmであった。
【0188】帯電工程 非磁性の導電性スリーブ、この導電性スリーブに内包さ
れるマグネットロール、及び導電性スリーブ表面に磁気
拘束される磁性導電粒子によって形成される磁気ブラシ
により構成される磁気ブラシ帯電器を用い、マグネット
ロールは固定、スリーブ表面が感光ドラムの周速方向と
逆に移動するように回転させた。感光体と帯電スリーブ
の最近接位置でのスリーブ表面の磁束密度は950ガウ
スである。磁気ブラシ帯電器の磁性粒子の付着幅は20
0mmで、磁気ブラシの磁性粒子量は約10gで導電性
スリーブ21と感光ドラム1との最近接ギャップは50
0μmとした。導電スリーブ表面の感光体ドラムに対す
る周速比、図1に示す通り導電スリーブを感光体ドラム
の移動方向と逆方向に、感光体ドラムの周速の150%
の速度で駆動回転させた。
【0189】導電性の磁性粒子としては、篩を用いて分
級を行なった平均粒径25μm、体積抵抗値6×107
Ω・cm、1Kエルステッドの磁場における飽和磁化5
8.0A・m2 /kgのフェライト粒子(磁性粒子1)
を用いた。フェライト粒子は、製造過程において粒度分
布が製造ロット単位でばらつくため、製造ロットが変わ
っても粒度分布を精度良く得るためには、平均粒径に応
じた開口径の篩を用いてくり返し分級することが良く、
磁性粒子1は、下限の500メッシュの篩を用いて、フ
ェライト粒子を2回くり返してふるって粒度分布を調整
したものである。
【0190】この磁性粒子1は、平均粒径(25μm)
の1/3(約8.3μm)以下の粒径の粒子の含有量が
約4.5体積%であり、平均粒径(25μm)の1.5
倍(36μm)以上の粒径の粒子の含有量が10.3体
積%であり、平均粒径(25μm)の2/3乃至4/3
(約16.7乃至約33.3μm)の粒径の粒子の含有
量が約79.8体積%であった。この磁性粒子1の粒度
分布を第2表及び図11に示す。
【0191】
【表2】
【0192】磁気ブラシ帯電器の導電性スリーブに印加
する帯電バイアスは、−700Vの直流電圧を用い、上
記の感光ドラムの表面を−700Vに一様に帯電した。
【0193】潜像形成工程 潜像形成手段として、レーザービームスキャナから出力
される目的の画像情報の時系列電気ディジタル画素信号
に対応して強度変調されたレーザービームを用いて、走
査露光を行ない、感光体ドラムの周面に対して目的の画
像情報に対応した静電潜像を形成した。
【0194】現像工程 現像装置として、図6に示す二成分現像剤を用いた接触
現像装置を用い、感光体ドラムの表面に形成された静電
潜像を反転現像を行ないトナー画像の形成を行なった。
【0195】二成分現像剤のトナーとしては、カーボン
ブラック5重量部、スチレン−アクリル系樹脂100重
量部及び負荷電制御剤を溶融混練、粉砕、分級を行なっ
て得られた非磁性トナー粒子に外添剤(疎水性酸化チタ
ン微粉末)を外添した重量平均粒径(D4)7μmの非
磁性の負帯電性トナー(トナー1)を用いた。
【0196】二成分現像剤の磁性キャリアとしては、フ
ェライト粒子をシリコーン樹脂で被覆した重量平均粒径
40μmの樹脂コートキャリアを用いた。
【0197】二成分現像剤におけるトナー濃度は、約6
重量%に設定した。
【0198】現像条件は、非磁性ブレードの端面−現像
スリーブ表面の間隔Aが500μm、現像スリーブ表面
−感光体ドラム表面の間隔Bが500μm、現像ニップ
Cが6mmに設定し、現像バイアスとして直流電圧−5
00V、交番電界のピーク間電圧1500V、周波数2
000Hzの矩形波を現像スリーブと感光体ドラム間に
印加して現像した。
【0199】転写工程 転写手段としては、芯金に中抵抗発泡層を形成した2k
V印加時の体積抵抗値が5×108 Ω・cmの転写ロー
ラを用い、この転写ローラを転写材の裏面側から圧接さ
せることにより、転写材を感光体ドラム表面に当接させ
て、画像転写時には+2kVの転写電圧を芯金に印加し
ながら転写を行なった。
【0200】定着工程 転写材表面に転写されたトナー画像は、加熱ローラ及び
加圧ローラから構成される熱ローラ定着装置により、加
熱定着した。
【0201】転写残トナーの回収工程 転写工程で転写材に転写されなかった感光体ドラム上の
転写残トナーは、帯電工程において、磁気ブラシ帯電器
にて感光体ドラム上から一時的に回収した後、再度感光
体ドラムに転移させ、感光体ドラムに再度転移されたト
ナーは、現像工程において、現像装置で回収した。
【0202】評価方法 (1)帯電性 帯電性の評価は、前述の画像形成装置において、実際に
画出し耐久を行ない、各枚数時でのドラムの露光後一周
目の帯電不良によるゴースト画像と、ベタ白部でのカブ
リから帯電均一性を評価した。
【0203】以下の評価基準に基づいて評価した。
【0204】(評価基準)露光後1周目の帯電不足によ
る A:帯電ゴーストも、帯電不均一によるかぶりもない良
好な帯電性 B:帯電ゴーストはないが帯電不均一によるかぶりが少
しみられる C:ベタ画像を連続した後に帯電ゴーストが多少みられ
る D:ベタ白で帯電ゴーストが目立つかまたは、キャリア
付着による不良画像
【0205】評価結果を第3表に示す。
【0206】(実施例2)実施例1において、磁気ブラ
シ帯電器の磁性粒子1を平均粒径50μmの第1表に示
す磁性粒子2に変更することを除いては、実施例1と同
様にして、画像形成を行ない評価を行なった。
【0207】その結果、磁性粒子の粒径が大きいために
初期帯電性は実施例1に比較して若干低かったが、磁性
粒子に対するトナー粒径が小さいので、耐久によって磁
性粒子と感光体表面との接触面積が減少することがない
ので帯電性が劣化することはなかった。
【0208】評価結果を第3表に示す。
【0209】(実施例3乃至17)実施例1で用いた磁
気ブラシ帯電器の磁性粒子1及び二成分現像剤のトナー
1をそれぞれ第3表に示すものに変更することを除いて
は、実施例1と同様にして画像形成を行ない評価した。
【0210】特に、実施例4で用いた磁性粒子4の分級
前のベース粒子は、磁性粒子1の分級前のベース粒子と
組成は同じで製造ロット違いであり、磁性粒子4の分級
方法として下限の500メッシュの篩で2回ふるって粒
度分布を調整したものである。
【0211】評価結果を第3表に示す。
【0212】(比較例1乃至3)実施例1で用いた磁気
ブラシ帯電器の磁性粒子1及び二成分現像剤のトナー1
を第1表に示すものに変更することを除いては、実施例
1と同様にして画像形成を行ない評価した。
【0213】その結果、比較例1は、磁性粒子12の平
均粒径が小さいために磁性粒子が感光体に付着する画像
不良を生じ、比較例2は、初期帯電性は満足している
が、磁性粒子1の平均粒径に対してトナー5の重量平均
粒径が大きいために1000枚通紙後は、帯電ブラシに
混入した転写残トナーによって、磁性粒子と感光体表面
との接触面積が減少することにより、感光体上の帯電面
積が減少し、帯電不良を生じた。
【0214】比較例3は、磁性粒子4と同様に平均粒径
が25μmであるが、磁性粒子4の分散前のベース粒子
の粒度分布がブロードであったために、下限の500メ
ッシュでの1回のふるいでは平均粒径(25μm)の1
/3以下の8μm以下の粒子が全体の8体積%もあり、
磁性粒子が感光体に付着することで、画像不良を生じ
た。さらに、耐久を続けているとトナーの平均粒径の3
倍に満たない磁性粒子が多いため、帯電ブラシに混入し
た転写残トナーによって、磁性粒子と感光体表面との接
触面積が減少することにより、感光体上の帯電面積が減
少し帯電不良を生じた。
【0215】評価結果を第3表に示す。
【0216】
【表3】
【0217】
【表4】
【0218】(実施例18)実施例1で用いた磁気ブラ
シ帯電器の磁性粒子1に代えて、磁性粒子1の分級前の
ベース粒子と組成は同じであるが、製造ロットが異なる
ベース粒子を500メッシュの篩を用いて2回くり返し
てふるって分級を行なった平均粒径26μm、平均粒径
(26μm)の1/3(約8.7μm)以下の粒径の粒
子の含有量が約2.7体積%であり、平均粒径(26μ
m)の1.5倍(39μm)以上の粒径の粒子の含有量
が約1.0体積%であり、平均粒径(26μm)の2/
3乃至4/3(約17.3乃至約34.7μm)の粒径
の粒子の含有量が約70.7体積%であり、体積抵抗5
×108 Ω・cmのフェライト粒子を磁性粒子16とし
て用い、二成分現像剤のトナー1に代えて、重合性モノ
マー、着色剤及び負荷電制御剤を有するモノマー組成物
を水系媒体中で懸濁重合することによって得られた球形
トナー粒子に外添剤(疎水性酸化チタン微粒子)を外添
した重量平均粒径(D4)6.5μmの非磁性の負帯電
性トナー(トナー6)を用いることを除いては、実施例
1と同様にして連続耐久5000枚の画像形成を行ない
評価を行なった。
【0219】評価結果を第4表に示す。
【0220】(実施例19)実施例18で用いた磁性粒
子16に代えて、体積抵抗値が5×107 Ω・cmの球
状フライト粒子を主磁性粒子として90重量部と体積抵
抗値が8×104 Ω・cmの球状フェライトを補助磁性
粒子として10重量部とを混合して磁性粒子17を用い
ることを除いては、実施例18と同様にして画像形成を
行ない評価を行なった。
【0221】評価結果を第4表に示す。
【0222】(実施例20乃至28、比較例4乃至6)
実施例18で用いた磁性粒子16に代えて第4表に示す
磁性粒子を用いることを除いては、実施例18と同様に
して画像形成を行ない評価を行なった。
【0223】評価結果を第4表に示す。
【0224】
【表5】
【0225】
【表6】
【0226】(実施例29)実施例1で用いた磁気ブラ
シ帯電器の磁性粒子1に代えて、磁性粒子1の分級前の
ベース粒子と組成は同じであるが、製造ロットが異なる
ベース粒子を400メッシュの篩を用いて2回くり返し
てふるって分級を行なった平均粒径30μm、平均粒径
(30μm)の1/3以下の粒径(10μm)以下の粒
径の粒子の含有量が約2.9体積%であり、平均粒径
(30μm)の2倍(45μm)以上の粒子の含有量が
約2.8体積%であり、平均粒径(30μm)の2/3
乃至4/3(20乃至40μm)の粒径の粒子の含有量
が約84.3体積%であり、体積抵抗8×107 Ω・c
mのフェライト粒子を磁性粒子29として用い、磁気ブ
ラシ帯電器の導電スリーブに印加する帯電バイアスを−
650Vの直流バイアスに変更し、さらに、二成分現像
剤のトナー1に代えて、カーボンブラック5重量部、ス
チレン−アクリル系樹脂100重量部及び負荷電制御剤
を溶融混練、粉砕、分級を行なって得られた非磁性トナ
ー粒子に外添剤(疎水性酸化チタン微粉末)を外添した
重量平均粒径(D4)6.8μmの非磁性の負帯電性ト
ナー(トナー8)を用いることを除いては、実施例1と
同様にして連続耐久10,000枚の画像形成を行ない
評価を行なった。
【0227】評価結果を第5表に示す。
【0228】(実施例30)実施例29において、磁気
ブラシ帯電器の導電スリーブに印加する帯電バイアスを
−700Vの直流電圧に周波数1.0kHz、振幅80
0Vppの矩形波の交流成分を重畳させたバイアスに変
更することを除いては、実施例29と同様にして画像形
成を行ない評価を行なった。
【0229】評価結果を第5表に示す。
【0230】(実施例31乃至35、比較例7乃至9)
実施例29で用いた磁気ブラシ帯電器の磁性粒子及び二
成分現像剤のトナー8を第5表に示すものに変更すると
共に、磁気ブラシ帯電器の導電スリーブに印加する帯電
バイアスを実施例30と同様に−700Vの直流電圧に
周波数1.0kHz、振幅800Vppの矩形波の交流
成分を重畳させたバイアスに変更することを除いては、
実施例29と同様にして画像形成を行ない評価を行なっ
た。
【0231】評価結果を第5表に示す。
【0232】
【表7】
【0233】
【発明の効果】上述した通り、本発明は、現像装置が現
像時に像担持体上の転写残トナーの回収を兼ねて行なう
現像同時クリーニング方式を用い、かつ磁気ブラシ帯電
器が像担持体の転写残トナーを一時的に回収した後、回
収したトナーを再度像担持体に転移させる画像形成方法
において、トナーの重量平均粒径(D4 )を磁気ブラシ
帯電器の磁性粒子の平均粒径の1/3以下にし、かつ磁
性粒子の1/3以下の粒径の粒子の含有量を5体積%未
満としたことにより、磁気ブラシ帯電器内での磁性粒子
のトナーによる汚染及びトナーによる磁気ブラシの導電
経路の遮断を抑制することができ、また、磁性ブラシ帯
電器内に回収されたトナーが磁性粒子による過大なシェ
アを受けることがなく、トナーの劣化を抑制することが
できることから、磁性ブラシ帯電器の帯電性能、磁性ブ
ラシ帯電器から像担持体へのトナーの転移性能、像担持
体に転移されたトナーの現像装置での回収性能及び現像
器に回収されたトナーの現像性能に優れ、より多数枚耐
久後でま良好な画像形成を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成方法を実施し得る画像形成装
置の概略構成図を示す。
【図2】本発明の原理を説明する図。
【図3】本発明の原理の比較例の図。
【図4】本発明の原理の比較例の図。
【図5】本発明の原理の比較例の図。
【図6】接触二成分系現像方式の現像装置の概略構成図
を示す。
【図7】接触一成分系現像方式の現像装置の概略構成図
を示す。
【図8】非接触の一成分系磁性現像方式の現像装置の概
略構成図である。
【図9】図9の現像装置の現像剤層厚規制手段を弾性ブ
レードに代えた現像装置の概略構成図である。
【図10】非接触の一成分系非磁性現像方式の現像装置
の概略構成図である。
【図11】実施例1で用いた磁性粒子1の粒度分布を示
す。
【図12】本発明のプロセスカートリッジの概略構成図
を示す。
【図13】本発明の画像形成装置をファクシミリ装置の
プリンターに適用した場合のブロック図を示す。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(像担持体) 2 磁気ブラシ帯電器(帯電手段) 3 現像装置 4 転写ローラ(転写手段) 5 定着手段 21 帯電スリーブ 22 帯電マグネット 23 磁性粒子 30 現像用トナー 50 像担持体 60 現像装置 61 磁性規制ブレード 62 現像剤容器 63 二成分系現像剤 64 現像剤担持体 70 磁気ブラシ帯電器 71 マグネット 72 帯電スリーブ 73 帯電磁性粒子 80 プロセスカートリッジ

Claims (71)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を担持するための像担持体を帯
    電手段により帯電する帯電工程、帯電された像担持体に
    静電潜像を形成する静電潜像形成工程、 該像担持体に担持されている静電潜像を現像装置に保有
    されているトナーにより現像し、トナー画像を形成する
    現像工程、及び該トナー画像を転写材に転写する転写工
    程、を有し、転写工程後に該像担持体上に存在するトナ
    ーの回収は、現像工程において該現像装置が兼ねて行う
    画像形成方法において、 該帯電手段は、磁性粒子を磁気拘束し形成される磁気ブ
    ラシ帯電器であり、 該磁気ブラシ帯電器は、該磁気ブラシ帯電器の磁気ブラ
    シを該像担持体の表面に当接させることにより該像担体
    を帯電すると共に、転写後に該像担持体上に存在する該
    トナーの少なくとも一部を該像担持体から一時的に回収
    した後、回収したトナーを再度該像担持体に転移させる
    ものであり、 該トナーは、重量平均粒径(D4 )が該磁性粒子の平均
    粒径の1/3以下であり、 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径の1/3以下の粒
    径の粒子を0乃至5.0体積%含有していることを特徴
    とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径の
    1/3以下の粒径の粒子を0乃至4.5体積%含有して
    いることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径の
    1.5倍以上の粒径の粒子を0乃至20.0体積%含有
    していることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像
    形成方法。
  4. 【請求項4】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径の
    1.5倍以上の粒径の粒子を0乃至15.0体積%含有
    していることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像
    形成方法。
  5. 【請求項5】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径の
    2/3乃至4/3の粒径の粒子を60.0乃至100体
    積%含有していることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径の
    2/3乃至4/3の粒径の粒子を65.0乃至100体
    積%含有していることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 該磁性粒子は、平均粒径が10乃至10
    0μmであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    かに記載の画像形成方法。
  8. 【請求項8】 該磁性粒子は、平均粒径が15乃至50
    μmであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    に記載の画像形成方法。
  9. 【請求項9】 該トナーは、重量平均粒径(D4 )が1
    乃至20μmであることを特徴とする請求項1乃至8の
    いずれかに記載の画像形成方法。
  10. 【請求項10】 該トナーは、重量平均粒径(D4 )が
    2乃至10μmであることを特徴とする請求項1乃至8
    のいずれかに記載の画像形成方法。
  11. 【請求項11】 該トナーは、SF−1が100乃至1
    55及びSF−2が100乃至145の形状係数を有し
    ていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに
    記載の画像形成方法。
  12. 【請求項12】 該磁性粒子は、SF−1が100乃至
    150及びSF−2が100乃至130の形状係数を有
    していることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか
    に記載の画像形成方法。
  13. 【請求項13】 該トナーは、SF−1が100乃至1
    55及びSF−2が100乃至145の形状係数を有し
    ており、該磁性粒子は、SF−1が100乃至150及
    びSF−2が100乃至130の形状係数を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の
    画像形成方法。
  14. 【請求項14】 該磁性粒子は、体積抵抗値が1×10
    5 乃至1×109 Ωcmであることを特徴とする請求項
    1乃至13のいずれかに記載の画像形成方法。
  15. 【請求項15】 該磁性粒子は、体積抵抗値が1×10
    5 乃至1×109 Ωcmの主磁性粒子及び体積抵抗値が
    1×100 以上1×105 Ωcm未満の補助磁性粒子の
    混合物であることを特徴とする請求項1乃至13のいず
    れかに記載の画像形成方法。
  16. 【請求項16】 該磁性粒子は、体積抵抗値が1×10
    6 乃至1×108 Ωcmの主磁性粒子及び体積抵抗値が
    1×103 以上1×105 Ωcm未満の補助磁性粒子の
    混合物であることを特徴とする請求項1乃至13のいず
    れかに記載の画像形成方法。
  17. 【請求項17】 該磁性粒子は、該主磁性粒子100重
    量部に対して、該補助磁性粒子を10乃至40重量部含
    有していることを特徴とする請求項15又は16に記載
    の画像形成方法。
  18. 【請求項18】 該像担持体は、バインダー樹脂中に導
    電性微粒子が分散された最表面層を有しているとを特徴
    とする請求項1乃至17のいずれかに記載の画像形成方
    法。
  19. 【請求項19】 該像担持体は、体積抵抗値が1×10
    14Ωcm以下の最表面層を有していることを特徴とする
    請求項1乃至18のいずれかに記載の画像形成方法。
  20. 【請求項20】 該像担持体は、体積抵抗値が1×10
    9 乃至1×1014Ωcmの最表面層を有していることを
    特徴とする請求項1乃至18のいずれかに記載の画像形
    成方法。
  21. 【請求項21】 該磁気ブラシ帯電器は、磁気ブラシを
    該像担持体の表面に当接させることにより該像担持体の
    表面層に電荷を直接注入して帯電を行うことを特徴とす
    る請求項18乃至20のいずれかに記載の画像形成方
    法。
  22. 【請求項22】 該磁気ブラシ帯電器は、直流電圧を有
    する帯電バイアスを印加して該像担持体の帯電を行うこ
    とを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の
    画像形成方法。
  23. 【請求項23】 該磁気ブラシ帯電器は、直流電圧に交
    流成分を重畳した帯電バイアスを印加して該像担持体の
    帯電を行うことを特徴とする請求項18乃至21のいず
    れかに記載の画像形成方法。
  24. 【請求項24】 該転写工程での転写部、該帯電工程で
    の帯電部及び該現像工程での現像部は、該像担持体の移
    動方向に沿って、該転写部、該帯電部及び該現像部の順
    に配置されており、該転写部と該帯電部との間及び該帯
    電部と該現像部との間には、いずれも該像担持体表面に
    当接して該像担持体表面に残存するトナーを回収するた
    めのクリーニング部材が存在していないことを特徴とす
    る請求項1乃至23のいずれかに記載の画像形成方法。
  25. 【請求項25】 静電潜像を担持するための像担持体、 該像担持体を帯電するための帯電手段、 帯電された像担持体に静電潜像を形成するための静電潜
    像形成手段、 該像担持体に担持されている静電潜像をトナーにより現
    像し、トナー画像を形成するためのトナーを有する現像
    装置、及び該トナー画像を転写材に転写するための転写
    手段、 を有し、該現像装置は、転写後に該像担持体上に存在す
    る該トナーを回収する機能をも有する画像形成装置にお
    いて、 該帯電手段は、磁性粒子を磁気拘束し形成される磁気ブ
    ラシ帯電器であり、 該磁気ブラシ帯電器は、該磁気ブラシ帯電器の磁気ブラ
    シを該像担持体の表面に当接させることにより該像担体
    を帯電すると共に、転写後に該像担持体上に存在する該
    トナーの少なくとも一部を該像担持体から一時的に回収
    した後、回収したトナーを再度該像担持体に転移させる
    ものであり、 該トナーは、重量平均粒径(D4 )が該磁性粒子の平均
    粒径の1/3以下であり、 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径の1/3以下の粒
    径の粒子を0乃至5.0体積%含有していることを特徴
    とする画像形成装置。
  26. 【請求項26】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径
    の1/3以下の粒径の粒子を0乃至4.5体積%含有し
    ていることを特徴とする請求項25に記載の画像形成装
    置。
  27. 【請求項27】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径
    の1.5倍以上の粒径の粒子を0乃至20.0体積%含
    有していることを特徴とする請求項25又は26に記載
    の画像形成装置。
  28. 【請求項28】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径
    の1.5倍以上の粒径の粒子を0乃至15.0体積%含
    有していることを特徴とする請求項25又は26に記載
    の画像形成装置。
  29. 【請求項29】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径
    の2/3乃至4/3の粒径の粒子を60.0乃至100
    体積%含有していることを特徴とする請求項25乃至2
    8のいずれかに記載の画像形成装置。
  30. 【請求項30】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径
    の2/3乃至4/3の粒径の粒子を65.0乃至100
    体積%含有していることを特徴とする請求項25乃至2
    8のいずれかに記載の画像形成装置。
  31. 【請求項31】 該磁性粒子は、平均粒径が10乃至1
    00μmであることを特徴とする請求項25乃至30の
    いずれかに記載の画像形成装置。
  32. 【請求項32】 該磁性粒子は、平均粒径が15乃至5
    0μmであることを特徴とする請求項25乃至30のい
    ずれかに記載の画像形成装置。
  33. 【請求項33】 該トナーは、重量平均粒径(D4 )が
    1乃至20μmであることを特徴とする請求項25乃至
    32のいずれかに記載の画像形成装置。
  34. 【請求項34】 該トナーは、重量平均粒径(D4 )が
    2乃至10μmであることを特徴とする請求項25乃至
    32のいずれかに記載の画像形成装置。
  35. 【請求項35】 該トナーは、SF−1が100乃至1
    55及びSF−2が100乃至145の形状係数を有し
    ていることを特徴とする請求項25乃至34のいずれか
    に記載の画像形成装置。
  36. 【請求項36】 該磁性粒子は、SF−1が100乃至
    150及びSF−2が100乃至130の形状係数を有
    していることを特徴とする請求項25乃至34のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  37. 【請求項37】 該トナーは、SF−1が100乃至1
    55及びSF−2が100乃至145の形状係数を有し
    ており、該磁性粒子は、SF−1が100乃至150及
    びSF−2が100乃至130の形状係数を有している
    ことを特徴とする請求項25乃至34のいずれかに記載
    の画像形成装置。
  38. 【請求項38】 該磁性粒子は、体積抵抗値が1×10
    5 乃至1×109 Ωcmであることを特徴とする請求項
    25乃至37のいずれかに記載の画像形成装置。
  39. 【請求項39】 該磁性粒子は、体積抵抗値が1×10
    5 乃至1×109 Ωcmの主磁性粒子及び体積抵抗値が
    1×100 以上1×105 Ωcm未満の補助磁性粒子の
    混合物であることを特徴とする請求項25乃至37のい
    ずれかに記載の画像形成装置。
  40. 【請求項40】 該磁性粒子は、体積抵抗値が1×10
    6 乃至1×108 Ωcmの主磁性粒子及び体積抵抗値が
    1×103 以上1×105 Ωcm未満の補助磁性粒子の
    混合物であることを特徴とする請求項25乃至37のい
    ずれかに記載の画像形成装置。
  41. 【請求項41】 該磁性粒子は、該主磁性粒子100重
    量部に対して、該補助磁性粒子を10乃至40重量部含
    有していることを特徴とする請求項39又は40に記載
    の画像形成装置。
  42. 【請求項42】 該像担持体は、バインダー樹脂中に導
    電性微粒子を分散した最表面層を有しているとを特徴と
    する請求項25乃至41のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  43. 【請求項43】 該像担持体は、体積抵抗値が1×10
    14Ωcm以下の最表面層を有していることを特徴とする
    請求項25乃至42のいずれかに記載の画像形成装置。
  44. 【請求項44】 該像担持体は、体積抵抗値が1×10
    9 乃至1×1014Ωcmの最表面層を有していることを
    特徴とする請求項25乃至42のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  45. 【請求項45】 該磁気ブラシ帯電器は、磁気ブラシを
    該像担持体の表面に当接させることにより該像担持体の
    表面層に電荷を直接注入して帯電するものであることを
    特徴とする請求項42乃至44のいずれかに記載の画像
    形成方法。
  46. 【請求項46】 該画像形成装置は、該磁気ブラシ帯電
    器による該像担持体の帯電時に、直流電圧を有する帯電
    バイアスを印加する電源を有していることを特徴とする
    請求項42乃至45のいずれかに記載の画像形成装置。
  47. 【請求項47】 該画像形成装置は、該磁気ブラシ帯電
    器による該像担持体の帯電時に、直流電圧に交流成分を
    重畳した帯電バイアスを印加する電源を有していること
    を特徴とする請求項42乃至45のいずれかに記載の画
    像形成装置。
  48. 【請求項48】 該転写工程での転写部、該帯電工程で
    の帯電部及び該現像工程での現像部は、該像担持体の移
    動方向に沿って、該転写部、該帯電部及び該現像部の順
    に配置されており、該転写部と該帯電部との間及び該帯
    電部と該現像部との間には、いずれも該像担持体表面に
    当接して該像担持体表面に残存するトナーを回収するた
    めのクリーニング部材が存在していないことを特徴とす
    る請求項25乃至47のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  49. 【請求項49】 画像形成装置本体に着脱可能に装着さ
    れるプロセスカートリッジにおいて、該プロセスカート
    リッジは、 静電潜像を担持するための像担持体、 該像担持体を帯電するための帯電手段、及び該像担持体
    に担持されている静電潜像をトナーにより現像し、トナ
    ー画像を形成するためのトナーを有する現像装置、を有
    しており、 該現像装置は、転写後に該像担持体上に存在する該トナ
    ーを回収する機能をも有しており、 該帯電手段は、磁性粒子を磁気拘束し形成される磁気ブ
    ラシ帯電器であり、 該磁気ブラシ帯電器は、該磁気ブラシ帯電器の磁気ブラ
    シを該像担持体の表面に当接させることにより該像担体
    を帯電すると共に、転写後に該像担持体上に存在する該
    トナーの少なくとも一部を該像担持体から一時的に回収
    した後、回収したトナーを再度該像担持体に転移させる
    ものであり、 該トナーは、重量平均粒径(D4 )が該磁性粒子の平均
    粒径の1/3以下であり、 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径の1/3以下の粒
    径の粒子を0乃至5.0体積%含有していることを特徴
    とするプロセスカートリッジ。
  50. 【請求項50】 該像担持体は、電子写真感光体である
    ことを特徴とする請求項49に記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  51. 【請求項51】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径
    の1/3以下の粒径の粒子を0乃至4.5体積%含有し
    ていることを特徴とする請求項49又は50に記載のプ
    ロセスカートリッジ。
  52. 【請求項52】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径
    の1.5倍以上の粒径の粒子を0乃至20.0体積%含
    有していることを特徴とする請求項49乃至51のいず
    れかに記載のプロセスカートリッジ。
  53. 【請求項53】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径
    の1.5倍以上の粒径の粒子を0乃至15.0体積%含
    有していることを特徴とする請求項49乃至51のいず
    れかに記載のプロセスカートリッジ。
  54. 【請求項54】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径
    の2/3乃至4/3の粒径の粒子を60.0乃至100
    体積%含有していることを特徴とする請求項49乃至5
    3のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  55. 【請求項55】 該磁性粒子は、該磁性粒子の平均粒径
    の2/3乃至4/3の粒径の粒子を65.0乃至100
    体積%含有していることを特徴とする請求項49乃至5
    3のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  56. 【請求項56】 該磁性粒子は、平均粒径が10乃至1
    00μmであることを特徴とする請求項49乃至55の
    いずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  57. 【請求項57】 該磁性粒子は、平均粒径が15乃至5
    0μmであることを特徴とする請求項49乃至55のい
    ずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  58. 【請求項58】 該トナーは、重量平均粒径(D4 )が
    1乃至20μmであることを特徴とする請求項49乃至
    57のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  59. 【請求項59】 該トナーは、重量平均粒径(D4 )が
    2乃至10μmであることを特徴とする請求項49乃至
    57のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  60. 【請求項60】 該トナーは、SF−1が100乃至1
    55及びSF−2が100乃至145の形状係数を有し
    ていることを特徴とする請求項49乃至59のいずれか
    に記載のプロセスカートリッジ。
  61. 【請求項61】 該磁性粒子は、SF−1が100乃至
    150及びSF−2が100乃至130の形状係数を有
    していることを特徴とする請求項49乃至59のいずれ
    かに記載のプロセスカートリッジ。
  62. 【請求項62】 該トナーは、SF−1が100乃至1
    55及びSF−2が100乃至145の形状係数を有し
    ており、該磁性粒子は、SF−1が100乃至150及
    びSF−2が100乃至130の形状係数を有している
    ことを特徴とする請求項49乃至59のいずれかに記載
    のプロセスカートリッジ。
  63. 【請求項63】 該磁性粒子は、体積抵抗値が1×10
    5 乃至1×109 Ωcmであることを特徴とする請求項
    49乃至62のいずれかに記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  64. 【請求項64】 該磁性粒子は、体積抵抗値が1×10
    5 乃至1×109 Ωcmの主磁性粒子及び体積抵抗値が
    1×100 以上1×105 Ωcm未満の補助磁性粒子の
    混合物であることを特徴とする請求項49乃至62のい
    ずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  65. 【請求項65】 該磁性粒子は、体積抵抗値が1×10
    6 乃至1×108 Ωcmの主磁性粒子及び体積抵抗値が
    1×103 以上1×105 Ωcm未満の補助磁性粒子の
    混合物であることを特徴とする請求項49乃至62のい
    ずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  66. 【請求項66】 該磁性粒子は、該主磁性粒子100重
    量部に対して、該補助磁性粒子を1乃至40重量部含有
    していることを特徴とする請求項64又は65に記載の
    プロセスカートリッジ。
  67. 【請求項67】 該像担持体は、バインダー樹脂中に導
    電性微粒子を分散した最表面層を有しているとを特徴と
    する請求項49乃至66のいずれかに記載のプロセスカ
    ートリッジ。
  68. 【請求項68】 該像担持体は、体積抵抗値が1×10
    14Ωcm以下の最表面層を有していることを特徴とする
    請求項49乃至67のいずれかに記載のプロセスカート
    リッジ。
  69. 【請求項69】 該像担持体は、体積抵抗値が1×10
    9 乃至1×1014Ωcmの最表面層を有していることを
    特徴とする請求項49乃至67のいずれかに記載のプロ
    セスカートリッジ。
  70. 【請求項70】 該磁気ブラシ帯電器は、磁気ブラシを
    該像担持体の表面に当接させることにより該像担持体の
    表面層に電荷を直接注入して帯電するものであることを
    特徴とする請求項67乃至69のいずれかに記載のプロ
    セスカートリッジ。
  71. 【請求項71】 該転写工程での転写部、該帯電工程で
    の帯電部及び該現像工程での現像部は、該像担持体の移
    動方向に沿って、該転写部、該帯電部及び該現像部の順
    に配置されており、該転写部と該帯電部との間及び該帯
    電部と該現像部との間には、いずれも該像担持体表面に
    当接して該像担持体表面に残存するトナーを回収するた
    めのクリーニング部材が存在していないことを特徴とす
    る請求項49乃至70のいずれかに記載のプロセスカー
    トリッジ。
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