JP2000321893A - 加熱定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱定着装置及び画像形成装置

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JP2000321893A
JP2000321893A JP11128828A JP12882899A JP2000321893A JP 2000321893 A JP2000321893 A JP 2000321893A JP 11128828 A JP11128828 A JP 11128828A JP 12882899 A JP12882899 A JP 12882899A JP 2000321893 A JP2000321893 A JP 2000321893A
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Hiroko Ogama
裕子 大釜
Hiroto Hasegawa
浩人 長谷川
Yorihito Naitou
順仁 内藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧用ローラ駆動方式のフィルム定着装置で
は、紙シワを防止するために、定着フィルムの外径形状
規格を厳しく管理する必要があり、歩留まりが低下して
コストが上がるという課題があった。 【解決手段】 耐熱性の定着フィルム11を回転可能に
支持する支持部材12の該定着フィルム対抗面に、定着
フィルムと從動回転する回転摺動部材22(23、24
a、24b、25)を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒータと該ヒータ
面を摺動する耐熱性の定着フィルム及び該定着フィルム
を回転可能に支持する支持部材とで構成した加熱部材
と、上記定着フイルムを上記ヒータに押圧させて加熱ニ
ップ部を形成するとともに該定着フイルムを従動回転さ
せる加圧用回転部材とを有し、電子写真方式、静電記録
方式により形成した未定着画像を保持する記録材を、上
記加熱ニップ部を通過搬送させ、この加熱ニップ部で記
録材を加熱加圧して該記録材上の未定着画像を永久画像
として定着する加熱定着装置及び該加熱定着装置を適用
した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を用いたプリンタ、
複写機、ファクシミリなどにより記録材上に形成した未
定着画像を定着する方式としては、熱効率、安全性が良
好な接触加熱型の定着装置が広く知られている。特に近
年では省エネルギ推進の観点から、熱伝達効率が高く、
装置の立ち上がりも早い省エネルギタイプのフィルム加
熱方式の定着装置が多く用いられている。
【0003】このフィルム加熱方式の定着装置は、例え
ば特開昭63−313182号公報、特開平2−157
878号公報,特開平4−44075号公報〜特開平4
−44083号公報,特開平4−特開平4−20498
0号公報〜特開平4−204984号公報等に提案され
ており、ヒータに耐熱性のフイルム(定着フィルム)を
加圧用回転部材(加圧ローラ)で圧接密着させて摺動搬
送させ、この定着フィルムを挟んでヒータと加圧ローラ
とで形成される圧接ニップ部に未定着画像を坦持した記
録材を導入して該定着フィルムと一緒に搬送させ、この
定着フィルムを介して付与されるヒータからの熱と圧接
ニップ部の加圧力によって未定着画像を記録材上に永久
画像として定着させる。
【0004】このフィルム加熱方式の定着装置の構成と
しては、定着フィルムの搬送に専用のフィルム搬送用ロ
ーラと従動ローラを用いてテンションを加えながら加圧
ローラとの間で定着フィルムを搬送する方式と、定着フ
ィルムを支持部材(フィルムガイド)にルーズに嵌合さ
せ、加圧ローラを駆動することで定着フィルムを該加圧
ローラに対し従動回転させる方式(加圧ローラ駆動方
式)が知られているが、近年では部品点数が少なく小型
化が容易で、低コストで実現できる後者の加圧ローラ駆
動方式が採用されることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加圧ロ
ーラ駆動方式のフィルム定着装置では、定着フィルムを
支持部材に対しテンショシレスで嵌合させているため、
定着フィルムの中央部外径が端部外径よりも大きい、い
わゆる中ぶくれ形状のフィルムを用いた場合は、その形
状にならって記録材が搬送される。この場合、定着フィ
ルムは、外径が大きな中央部のフィルム周速に対し、外
径が小さい左右端部側のフィルム周速が小さくなる。そ
のため、定着フイルムと記録材端部との間では記録材P
をスリップさせる力(図8中矢印a方向の力)が働く。
この時、記録材Pへは図8の矢印bで示したように、記
録材左右端部を中央に寄せる力が働き、記録材後端に紙
シワCが発生してしまう。
【0006】それに対し、支持部材101によって定着
フィルムを張り、加熱ニップ部突入直前の定着フィルム
長手形状を補正することで、記録材が加熱ニップ部を通
過する際、定着フィルムから記録材に対してかかる前述
の力を無くし、紙シワを防止することが考えられるが、
この場合、支持部材と定着フィルム間の摺擦抵抗が増し
てトルクが高くなり、定着フィルムの回転が止まって、
紙がスリップすることになる。特に、定着速度が高速に
なるほど、紙シワの防止とスリップの防止の双方のバラ
ンスを取るのが困難となる。
【0007】従って、加圧用ローラ駆動方式のフィルム
定着装置では、紙シワを防止するために、定着フィルム
の外径形状規格を厳しく管理する必要があり、歩留まり
が低下してコストが上がるという課題があった。
【0008】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、加圧ローラ駆動方式のフィルム定着
装置において、定着フィルムと支持部材間の摺擦抵抗を
小さくして、定着フィルムの回転不良とそれに起因する
記録材スリップを防止すると共に、紙シワを防止し、長
期にわたって定着フィルムのよれや破損を防止すること
のできる加熱定着装置を得ることを目的とする。
【0009】また、本発明はこの加熱定着装置を適用し
て、記録材の搬送を円滑に行い、高品質の画像形成を行
うことのできる画像形成装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の構成を有
することを特徴とする加熱定着装置及び画像形成装置で
ある。
【0011】(1)ヒータと該ヒータ面を摺動する耐熱
性の定着フィルム及び該定着フィルムを回転可能に支持
する支持部材とで構成した加熱部材と、上記定着フイル
ムを上記ヒータに押圧させて加熱ニップ部を形成すると
ともに該定着フイルムを従動回転させる加圧用回転部材
とを有し、未定着画像を保持した記録材を上記加熱ニッ
プ部を通過搬送させて該加熱ニップ部で記録材を加熱加
圧して、上記記録材上の未定着画像を永久画像として定
着する加熱定着装置において、上記支持部材の定着フィ
ルム対抗面に該定着フィルムと従動回転する回転摺動部
材を設けたことを特徴とする加熱定着装置。
【0012】(2)上記回転摺動部材は、上記支持部材
の長手方向端部に配置したことを特徴とする(1)記載
の加熱定着装置。
【0013】(3)上記回転摺動部材は、長手方向に外
径差のある円筒形コロであり、上記記録材幅方向に対し
て外側になるほど外径が大となるように配置したことを
特徴とする(1)記載の加熱定着装置。
【0014】(4)上記回転摺動部材は、円筒形コロで
あり、上記記録材通紙方向に対して上記円滑形コロの回
転軸を上記定着フィルムの仮想中心軸に対して角度を持
たせて配置したことを特徴とする(1)記載の加熱定着
装置。
【0015】(5)記録材に未定着画像を形成坦持させ
る作像手段と、上記記録材に形成坦持させた未定着画像
を該記録材に加熱定着させる加熱定着手段とを有する画
像形成装置において、前記加熱定着手段が(1)から
(4)のうちのいずれか1項記載の加熱定着装置である
ことを特徴とする画像形成装置。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の一形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0017】実施の形態1.図1に本発明の実施の形態
1に係る加熱定着装置6の構成図であり、図1におい
て、10は加圧部材としての加圧ローラであり、芯金1
6の外側にシリコンゴムやフッ素ゴム等の耐熱ゴムある
いはシリコンゴムを発泡して形成した弾性層17を有す
る構成である。また、弾性層17の上にPFA,PTF
E,FEP等の離型性層18を形成してもよい。
【0018】9は加熱部材であり、ヒータHと該ヒータ
面とを摺動する耐熱性の定着フィルム11及び該定着フ
ィルムを回転可能に支持する断熱性の支持部材(フィル
ムガイド部材)12とで構成されている。定着フイルム
11は熱容量の小さな耐熱性、熱可塑性を有するポリイ
ミド、ポリアミドイミド、PEEK,PES,PPS,
PFA,PTFE,FEP等の円筒形フィルムである。
そして、オフセット防止や記録材の分離性を確保するた
めに、表層にはPFA,PTFE,FEP等の離型性の
良好な耐熱樹脂を混合ないし単独で被覆したものであ
る。
【0019】また、ヒータHは、サーミスタ13,ヒー
タ基板14,発熱体15で構成されて定着フィルム11
の内部に具備されており、記録材8上のトナー像Tを溶
融、定着させる加熱ニップ部Nの加熱を行う。
【0020】ヒータHを保持し、加熱ニップ部Nと反対
方向への放熱を防ぐための断熱性の支持部材12は、液
晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS,PEEK等によ
り形成されており、定着フィルム11が矢印の方向に余
裕を持って回れるような形状と大きさを持っている端部
支持部材20と中央部支持部材21とで構成されたガイ
ドGである。
【0021】また、定着フィルム11はヒータHおよび
支持部材12に摺擦しながら回転するため、ヒータHお
よび支持部材12と定着フィルム11の間の摩擦抵抗を
小さく抑える必要がある。このため、ヒータHおよび支
持部材12の表面に耐熱性グリースなどの潤滑剤を少量
介在させてある。これにより定着フィルム11はスムー
ズに回転することが可能である。
【0022】表面にトナーTによる未定着画像を保持し
た記録材8は、上記の加圧ローラ10と定着フィルム1
1による加熱ニップ部Nを通過することにより、トナー
Tは加熱加圧を受けて溶融され、記録材8に定着され
る。このときの搬送力は加圧ローラ10駆動方式の定着
フィルム定着装置の場合は、加圧ローラのみに限られ、
定着フィルム自体は従動する形をとり、記録材8と共に
回転移動する。
【0023】この場合、重要な役割を果たすのが耐熱性
グリースと支持部材12である。耐熱性グリースは定着
フィルム11と支持部材12と間の潤滑性のために使わ
れ、支持部材12は定着フィルム自体の熱を逃がさない
用途がある。
【0024】本発明では、図1、図2に示したように、
支持部材12の定着フィルム対抗面の両端部にPOMな
どの樹脂を円筒形に成形した従動コロ22を設け、この
従動コロ22によって加熱ニップ部N近傍の定着フィル
ム11にテンションを与えるものである。紙シワは加熱
ニップ部N直前の定着フィルム11の長手形状をまっす
ぐに保つことで防止されるため、この従動コロ22は支
持部材12の上流側(記録材突入側)の加熱ニップ部近
傍におくことが望ましい。このように定着フィルム11
を従動コロ22によってガイドすることで、支持部材1
2と定着フィルム11の間の摺擦抵抗をなくすことがで
きる。
【0025】表1は、支持部材12からの従動コロ22
の突出量xと紙シワ、スリップの関係を示す。比較例と
して、支持部材12から固定部材を出して定着フィルム
11にテンションを与えた例を示す。
【0026】外径Φ25のポリイミドベースの定着フィ
ルム11と、Φ25のソリッドシリコーンゴムローラを
加圧ローラ10に用い、加圧ローラ10をヒータに対し
総圧9kgfの加圧力で圧接したフィルム加熱方式の定
着装置に、幅20mmのPOM製コロ22を図3の
(a)に示したように、長手方向は記録材通紙域端部か
ら5〜25mm、記録材進行方向に対しては図2に示し
たように加熱ニップ部突入口から3mm手前に配置し、
従動コロ22の支持部材12からの突出量Xを変えた場
合の紙シワとスリップの関係を表1に示す。
【0027】なお、この実施の形態1では端部外径に対
し中央部の外径差が40μmの定着フィルム11を用
い、記録材8としては常温常湿環境(20℃・60%R
H)に3日間放置したA4サイズの普通紙を使用して、
表中には100枚プリントを行った際の紙シワ、または
スリップの発生枚数を示した。
【0028】
【表1】
【0029】表1に示したように、支持部材12からの
従動コロ22の突出量xを大きくするほど、定着フィル
ム11を張る効果が高くなり、紙シワの発生頻度が低く
なる。これは従動コロ22で定着フィルム11を張るこ
とによって該定着フィルムの外径差が小さくなり、図3
の(b)に示すようにフィルム長手方向でほぼ均一の外
周速で定着フィルム11が回転するためである。
【0030】このとき定着フィルム11を従動コロ22
で張ると、定着フィルム11に対して摺動抵抗がかから
ないため、スリップは全く発生しない。それに対し、定
着フィルム11を固定部材で張った場合は、シワに対す
る効果は従動コロ22で定着フィルム11にテンション
を与えた場合と同様に得られるが、固定部材の突出量が
高くなるに従って、定着フィルム11と支持部材12の
間の摺動抵抗が高くなり、定着フィルム11の回転が阻
害されるためにスリップが発生するようになる。このた
め、固定部材で定着フィルム11を張った場合は、紙シ
ワ防止とスリップ防止の双方を満足させる設定が困難で
ある。
【0031】以上説明したように、本発明のように支持
部材12の定着フィルム対抗面に摺動性の良い従動コロ
22を設けると、支持部材12と定着フィルム11の間
の摺擦抵抗がなくなり、紙シワを防止するために従動コ
ロ22で定着フィルム11にテンションをかけても、定
着フィルム11の回転不良による記録材スリップをなく
すことができる。
【0032】実施の形態2.この実施の形態2では、支
持部材12の定着フィルム対抗面に従動コロ23を設
け、この従動コロ23で定着フィルム11にテンション
を与えると同時に、この従動コロ23の形状を記録材8
の外側に対向する部分の外径を大、中央に近い側の外径
を小さい形状とすることで定着フィルム11を外側に張
る力を付与したものである。
【0033】図4は、この実施の形態2を適用したフィ
ルム加熱方式の定着装置の概略断面図である。定着装置
の基本構成は前述の実施の形態1と同一であるから、重
複説明は省略する。図4の(a)に示したテーパ形状の
従動コロ23を、定着フィルム11の左右端ほど径が大
きくなるように配置する。
【0034】この実施の形態2では、従動コロ23の中
央端の外径をφ4mm、左右端側をφ5mmとして0.
5mmのテーパーを設けた。この従動コロ23の幅は実
施の形態1と同一の20mmである。このように、支持
部材12と従動コロ23によって、定着フィルム11の
左右端よりになるほど外径を大きくする形状を持たせる
と、図4の(b)に示すような、回転中に定着フィルム
11を長手方向左右端側にのばす力Faが生じ、これに
よって加熱ニップ部N内にある記録材8に対しても同様
に外側に伸ばす力Fbがかかるために、より高い紙シワ
防止効果が得られる。
【0035】このような構成を取ることで、定着フィル
ム11にかけるテンションを小さくしても、高いシワ防
止効果が得られるため、スリップに対するマージンを広
げることができる。また、この実施の形態2のように定
着フィルム11に対して左右端に該定着フィルムを伸ば
す力を与えた構成にすることで、定着装置を長期にわた
って回転使用した場合に、定着フィルム11が中央部に
徐々によることで発生するフィルム破損の問題も防止す
ることができ、定着フィルム11の長寿命化を図ること
ができる。
【0036】従来例では、フィルム破損に対する寿命は
約25万ペ一ジのプリントであったが、この実施の形態
2を適用した加熱定着装置では、40万ペ一ジのプリン
トをしても定着フィルム11のよれや裂けもなく、良好
な結果が得られた。さらに、従動コロ23は図5に示す
ように複数のコロ24a,24bを1セットとし、この
従動コロの外径を記録材通紙域の外側になるほど大きく
なるような構成配置にしても、前述のテーパ形状の従動
コロ23を用いた場合とまったく同じ効果を得ることが
できる。
【0037】実施の形態3.この実施の形態3では、支
持部材12の定着フイルム対抗面に、記録材通紙方向に
対して斜めにかたむけた斜送コロ25を配置したもので
ある。図6は、この実施の形態3を適用した加熱定着装
置の概略断面図である。なお、定着装置の従動コロ以外
の基本構成は、前述の実施の形態と同一構成であるか
ら、重複説明は省略する。
【0038】図6に示した従動コロ25は、円筒形に成
形したPOM製コロをフィルムガイドの定着フィルム対
抗面に記録材通紙方向に対して斜めになるように配置し
てある。加圧ローラ10を回転駆動して定着フィルム1
1を従動回転させると、斜送従動コロ25は図6に示し
た矢印R方向に従動回転する。この斜送コロ25の回転
によって、定着フィルム11には図6中の矢印Fc方向
に力がかかり、その結果、回転駆動時の定着フィルム全
体には該定着フィルムを外側に伸ばす力が働く。従動コ
ロ25を傾ける角度は該従動コロの幅によって有効な範
囲が変化するが、例えば幅20mmの従動コロ25を用
いた場合、約10〜30°程度にすると良好な結果が得
られた。
【0039】以上の実施の形態3によれば、従動コロ2
5を傾けて配置したので、定着フィルム11の中ぶくれ
形状が矯正されるため、前述の実施の形態2と同様に、
紙シワの発生を防止することができ、また長時間使用時
の定着フィルム破損を防止することができる。
【0040】実施の形態4.図7は、本発明の実施の形
態4に係る画像形成装置の構成図である。図7におい
て、1は感光ドラムであり、OPC、アモルファスS
e、アモルファスSi等の感光材料がアルミニウムやニ
ッケルなどのシリンダ状の基板上に形成されている。こ
の感光ドラム1は矢印の方向に回転駆動され、まず、そ
の表面は帯電装置としての帯電ローラ2によって一様帯
電される。
【0041】次に、画像情報に応じてON/OFF制御
されたレーザビーム3による走査露光が施され、静電潜
像が形成される。この静電潜像は、現像装置4で現像、
可視化される。この現像方法としては、ジャンピング現
像法、2成分現像法,FEED現像法などが用いられ、
イメージ露光と反転現像とを組み合わせて用いられるこ
とが多い。
【0042】上記可視化されたトナーTの画像は転写装
置としての転写ローラ5により、所定のタイミングで搬
送された記録材8上に感光ドラム1上より転写される。
このとき記録材8は感光ドラム1と転写ローラ5に一定
の加圧力で挟持搬送される。このトナーTの画像が転写
された記録材8は定着装置6へと搬送され、永久画像と
して定着される。一方、感光ドラム1上に残存する転写
残りの残留トナーは、クリーニング装置7により感光ド
ラム1表面より除去される。
【0043】以上の実施の形態4によれば、本発明の加
熱定着装置を適用したので、記録材の搬送を円滑に行
い、定着トラブルのない、高品質の画像形成を行なうこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加圧ローラ駆動方式のフィルム定着装置において、支持
部材の定着フィルム対抗面に、定着フィルムに従動回転
する従動コロを設け、定着フィルムと支持部材の間の摺
擦抵抗を小さくして、定着フィルムの回転不良とそれに
起因する記録材スリップを防止すると共に、この従動コ
ロによって定着フィルムを張り、定着部突入直前のフィ
ルム形状を補正することで紙シワを防止することが可能
となる。
【0045】また、従動コロを記録材通紙域長手方向の
外側ほど径が大きい構成にする。もしくは従動コロを斜
送コロとすることで、定着フィルム回転駆動時に該定着
フィルムを外側に伸ばす力を加え、より高い紙シワ防止
効果を得るとともに、長期にわたって使用した場合に発
生する定着フィルムのよれや破損を防止することが可能
となる加熱定着装置を得ることができる。
【0046】また、この加熱定着装置を適用することに
より、記録材の搬送を円滑に行ない、高品質の画像形成
を行なうことができる画像形成装置を得ることができる
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による加熱定着装置の
概略断面図である。
【図2】 本発明の適用した定着フィルムの支持状態を
示す概略断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1を説明する図である。
【図4】 本発明の実施の形態2を説明する図である。
【図5】 本発明の実施の形態3を説明する図である。
【図6】 本発明の実施の形態4を説明する図である。
【図7】 本発明を適用する画像形成装置の概略断面図
である。
【図8】 加圧ローラ駆動方式のフィルム定着装置にお
けるシワの発生原理を説明する図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム、6 加熱定着装置、11 定着フイル
ム、21 フィルムガイド(支持部材)、22、23、
24a、24b、25 従動コロ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 順仁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA31 BA11 BE03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータと該ヒータ面を摺動する耐熱性の
    定着フィルム及び該定着フィルムを回転可能に支持する
    支持部材とで構成した加熱部材と、上記定着フイルムを
    上記ヒータに押圧させて加熱ニップ部を形成するととも
    に該定着フイルムを従動回転させる加圧用回転部材とを
    有し、未定着画像を保持した記録材を上記加熱ニップ部
    を通過搬送させて該加熱ニップ部で記録材を加熱加圧し
    て、上記記録材上の未定着画像を永久画像として定着す
    る加熱定着装置において、上記支持部材の定着フィルム
    対抗面に該定着フィルムと従動回転する回転摺動部材を
    設けたことを特徴とする加熱定着装置。
  2. 【請求項2】 上記回転摺動部材は、上記支持部材の長
    手方向端部に配置したことを特徴とする請求項1記載の
    加熱定着装置。
  3. 【請求項3】 上記回転摺動部材は、長手方向に外径差
    のある円筒形コロであり、上記記録材幅方向に対して外
    側になるほど外径が大となるように配置したことを特徴
    とする請求項1記載の加熱定着装置。
  4. 【請求項4】 上記回転摺動部材は、円筒形コロであ
    り、上記記録材通紙方向に対して上記円筒形コロの回転
    軸を上記定着フィルムの仮想中心軸に対して角度を持た
    せて配置したことを特徴とする請求項1記載の加熱定着
    装置。
  5. 【請求項5】 記録材に未定着画像を形成坦持させる作
    像手段と、上記記録材に形成坦持させた未定着画像を該
    記録材に加熱定着させる加熱定着手段とを有する画像形
    成装置において、前記加熱定着手段が請求項1から請求
    項4のうちのいずれか1項記載の加熱定着装置であるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005010201A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
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