JP2000322298A - バックアップファイルの世代管理システムおよびバックアップファイルの世代管理用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

バックアップファイルの世代管理システムおよびバックアップファイルの世代管理用プログラムを記録した記録媒体

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JP2000322298A
JP2000322298A JP11129263A JP12926399A JP2000322298A JP 2000322298 A JP2000322298 A JP 2000322298A JP 11129263 A JP11129263 A JP 11129263A JP 12926399 A JP12926399 A JP 12926399A JP 2000322298 A JP2000322298 A JP 2000322298A
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JP11129263A
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Satoru Shichimiya
哲 七宮
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NEC Software Tohoku Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いかなる場合でも有効バックアップセットを
確保するバックアップファイルの世代管理システムを提
供する。 【解決手段】 入力装置1がバックアップ情報を入力す
ると、バックアップ情報妥当性確認手段21は妥当性を
確認後、外部記憶装置3のバックアップ情報部31に保
存する。スケジュール監視手段22はバックアップ情報
部31を監視し、スケジュール時刻にバックアップを起
動する。バックアップソース容量算出手段23とバック
アップ媒体空き容量算出手段24との算出結果から、バ
ックアップ可判断手段25がバックアップ媒体41に対
するバックアップ可/不可を判断し、可であればバック
アップ実行手段26が外部記憶装置3内のバックアップ
ソースをデータ格納部43に保存後、バックアップソー
ス情報保存手段27がバックアップ情報をバックアップ
情報部31とバックアップ情報部45とに保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックアップファ
イルの世代管理システムおよびバックアップファイルの
世代管理用プログラムを記録した記録媒体に関し、特
に、バックアップ装置を使用して複数世代のファイルの
保存を行うバックアップファイルの世代管理システムお
よびバックアップファイルの世代管理用プログラムを記
録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、情報システムで使用するファ
イルのバックアップシステムとして種々の方式が行われ
ているが、バックアップファイルの世代管理が人間の判
断に任されていることが多く、その場合、多くのトラブ
ルが発生する。
【0003】人的ミスにより重要な業務データやユーザ
データを削除した場合に、復旧可能なバックアップセッ
トが存在しない可能性がある。
【0004】その理由は、世代管理の判断を行う人間
が、必ずミスを犯さない保証はないことである。万一バ
ックアップ管理者が、重要なバックアップセットに他の
データを上書きしてしまった場合、その時点で復旧可能
なバックアップセットは存在しなくなるためである。
【0005】また、ハードウェア障害またはソフトウェ
ア障害のために有効バックアップセットが存在しない状
況が発生する可能性がある。
【0006】その理由は、バックアップシステムはバッ
クアップを実行するだけであり、運用上のミスやハード
ウェア障害またはソフトウェア障害発生時に、バックア
ップを実行することにより、不十分なバックアップが行
われ、復旧可能なバックアップセットを破壊してしまう
可能性があったためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のバックアップファイルの世代管理システムは、障害発
生時に有効バックアップセットが存在しない可能性があ
るため、重要な業務データやユーザデータは永久に失わ
れ、再作成に膨大な時間と労力を費やすという問題点が
ある。システム環境復元においても、時間を要すること
になる。すなわち、その間はシステムが停止し、情報シ
ステムにおいて重大な損害となり得る。
【0008】本発明の目的は、いかなる場合でも有効バ
ックアップセットを確保するバックアップファイルの世
代管理システムおよびバックアップファイルの世代管理
用プログラムを記録した記録媒体手段を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のバックアップフ
ァイルの世代管理システムは、演算装置と、前記演算装
置に接続されてファイルの保存を行う記憶装置と、前記
記憶装置のファイルの複数世代バックアップを行うバッ
クアップ媒体を挿入されるバックアップ装置とを含むバ
ックアップファイルの世代管理システムであって、前記
記憶装置はバックアップジョブIDとバックアップスケ
ジュールと保証世代数とを記録するバックアップ情報部
を備え、前記バックアップ媒体は前記バックアップジョ
ブIDとバックアップホスト名とバックアップ日時とを
記録するバックアップ情報部を備え、前記演算装置は前
記記憶装置が有するバックアップスケジュールの監視を
行ってスケジュール時刻になるとバックアップを起動す
るスケジュール監視手段とバックアップ正常終了時に前
記バックアップ媒体の前記バックアップ情報部の更新を
行うバックアップソース情報保存手段とを備えたことを
特徴とする。
【0010】本発明のバックアップファイルの世代管理
システムは、さらに、前記バックアップ媒体は媒体情報
部と前記バックアップ情報部とを有するヘッダ部を備
え、前記媒体情報部は前記バックアップ媒体の総容量を
記録し、前記バックアップ情報部はバックアップファイ
ルの開始バックアップ媒体アドレスと終了バックアップ
媒体アドレスとを記録することを特徴としてもよい。
【0011】本発明のバックアップファイルの世代管理
システムは、さらに、前記演算装置は、前記記憶装置の
バックアップソース容量を算出するバックアップ容量算
出手段と、前記バックアップ媒体の空き容量を算出する
バックアップ媒体空き容量算出手段と、前記バックアッ
プ容量算出手段と前記バックアップ媒体空き容量算出手
段との算出結果から前記バックアップ媒体へのバックア
ップ可否を判断するバックアップ可判断手段とを備えた
ことを特徴としてもよい。
【0012】本発明のバックアップファイルの世代管理
システムは、さらに、前記記憶装置の前記バックアップ
情報部はバックアップ日時とバックアップ媒体識別子と
からなるバックアップ世代情報を記録し、前記バックア
ップ媒体の前記バックアップ情報部はバックアップ媒体
識別子を記録し、前記演算装置は前記バックアップ世代
情報と前記バックアップ媒体識別子とを参照して前記バ
ックアップ媒体内の有効バックアップ世代数を算出する
バックアップ世代数算出手段を備えたことを特徴として
もよい。
【0013】本発明のバックアップファイルの世代管理
システムは、前記バックアップ装置は磁気テープ装置で
あることを特徴としてもよい。
【0014】本発明の記録媒体は、ファイルのバックア
ップジョブIDとバックアップスケジュールと保証世代
数とを記録した記憶装置が有する前記バックアップスケ
ジュールの監視を行ってスケジュール時刻になるとバッ
クアップを起動する処理と、バックアップ正常終了時に
バックアップ媒体のバックアップジョブIDとバックア
ップホスト名とバックアップ日時とからなるバックアッ
プ情報の更新を行う処理とをコンピュータに実行させる
ためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0015】本発明の記録媒体は、さらに、記憶装置の
バックアップソース容量と前記バックアップ媒体の空き
容量とを算出し、前記バックアップ媒体へのバックアッ
プ可否を判断する処理をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したことを特徴としてもよい。
【0016】本発明の記録媒体は、さらに、前記記憶装
置に記録されたバックアップ日時とバックアップ媒体識
別子とからなるバックアップ世代情報と前記バックアッ
プ媒体に記録されたバックアップ媒体識別子とを参照し
て前記バックアップ媒体内の有効バックアップ世代数を
算出する処理をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記録したことを特徴としてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【0018】第1の実施の形態は、入力装置1、演算装
置2、外部記憶装置3、バックアップ装置4、出力装置
5を含む。
【0019】入力装置1は、演算装置2へのバックアッ
プ情報の投入やメッセージに対するレスポンス入力を行
うもので、マウス等のポインティングデバイスとキーボ
ードが単独または併用で用いられる。
【0020】演算装置2は、バックアップシステムにお
いて各種管理を行うもので、バックアップ情報妥当性確
認手段21、スケジュール監視手段22、バックアップ
ソース容量算出手段23、バックアップ媒体空き容量算
出手段24、バックアップ可判断手段25、バックアッ
プ実行手段26、バックアップソース情報保存手段27
を含む。
【0021】外部記憶装置3は、バックアップ情報部3
1、バックアップソース部32を含む。外部記憶装置3
としては、磁気ディスク装置が一般的に用いられる。
【0022】バックアップ装置4は、バックアップ媒体
41を挿入し、バックアップ媒体41に対し入出力を行
う装置である。バックアップ媒体41は、ヘッダ部42
とデータ格納部43を含む。ヘッダ部42は、媒体情報
部44とバックアップ情報部45を含む。バックアップ
装置4としては、DAT(Digital Audio Tape)等のカー
トリッジを使用する磁気テープ装置が多く用いられる。
【0023】出力装置5はディスプレイ等であり、各種
情報の確認・システムメッセージの表示を行う。
【0024】構成をさらに詳細に説明する。入力装置1
は、バックアップジョブ情報として「バックアップソー
ス・保証世代数・バックアップスケジュール」を演算装
置2に入力する。
【0025】演算装置2のバックアップ情報妥当性確認
手段21は、入力されたバックアップジョブ情報の妥当
性を確認して、バックアップジョブID(Identificati
on Number)を付加し、外部記憶装置3のバックアップ
情報部31にバックアップ情報として保存する。
【0026】スケジュール監視手段22は、一定間隔毎
に外部記憶装置3内のバックアップ情報部31を監視
し、スケジュール時刻になるとバックアップジョブを起
動する。その際、外部記憶装置3はバックアップ情報の
保管場所であると共に、バックアップソースでもあり得
る。
【0027】バックアップソース容量算出手段23は、
外部記憶装置3のバックアップソース容量を算出する。
【0028】バックアップ媒体空き容量算出手段24
は、バックアップ装置4に挿入されているバックアップ
媒体41の空き容量を算出する。
【0029】バックアップ可判断手段25は、バックア
ップソース容量をバックアップ媒体41の空き容量と比
較してバックアップ可能かどうかを判断する。
【0030】バックアップ実行手段26は、バックアッ
プジョブの実行を行う。
【0031】バックアップソース情報保存手段27は、
バックアップ媒体41のバックアップ情報部45にバッ
クアップ情報を保存する。
【0032】バックアップデスティネーションとしてバ
ックアップ装置4にバックアップ媒体41を挿入してお
く。図2はバックアップ媒体41の詳細構成図である。
媒体情報部44は、バックアップ媒体41の総容量が記
録される。バックアップ情報部45は、バックアップジ
ョブID、バックアップホスト名、バックアップ日時、
開始バックアップ媒体アドレス、終了バックアップ媒体
アドレスが記録される。データ格納部43のバックアッ
プソースは複数の領域に分かれることがあり、n個の領
域に分かれている場合は、開始バックアップ媒体アドレ
スと終了バックアップ媒体アドレスはそれぞれn個記録
される。バックアップ装置4には予めフォーマットされ
たバックアップ媒体41を挿入しておく。この場合のフ
ォーマットとは「バックアップ媒体41総容量の算出・
ヘッダ部42(媒体情報部44・バックアップ情報部4
5)作成・バックアップ媒体41総容量の媒体情報部4
4への保存」である。
【0033】動作中のメッセージや確認はすべて出力装
置5に出力され、入力が必要な場合は入力装置1から入
力する。
【0034】次に、第1の実施の形態の動作について図
1、図2、図3を参照して説明する。図3はバックアッ
プ時の動作を示すフローチャートである。
【0035】入力装置1より入力された「バックアップ
ソース・保証世代数・バックアップスケジュール」から
構成されるバックアップジョブ情報は、演算装置2のバ
ックアップ情報妥当性確認手段21にて各種妥当性チェ
ック(例えばバックアップソース妥当性で言えば、「バ
ックアップソースの外部記憶装置が存在するか?」等)
が行われた後、一意のバックアップジョブIDが付加さ
れ、外部記憶装置3のバックアップ情報部31に保存さ
れる。スケジュール監視手段22は、一定間隔毎にバッ
クアップ情報部31内のバックアップ情報を監視する。
スケジュール実行時刻となると、バックアップジョブを
起動する。
【0036】次にバックアップ時の動作を説明する。図
3を参照すると、スケジュール監視手段22がバックア
ップジョブを起動する(ステップ101)と、バックア
ップソース容量算出手段23がバックアップソースの容
量を算出する(ステップ102)。これは個々のバック
アップソース容量を加算すれば算出できる。さらに、バ
ックアップ媒体空き容量算出手段24が現在挿入されて
いるバックアップ媒体41の空き容量を算出する(ステ
ップ103)。これはバックアップ媒体41の媒体情報
部44に保存されている媒体総容量情報から、バックア
ップ情報部45に保存されている情報の各容量を減算す
れば算出できる。この時バックアップ媒体41のバック
アップ情報部45に保存されている容量は、終了バック
アップ媒体アドレス(n)と開始バックアップ媒体アド
レス(n)から算出できる(図2参照)。
【0037】バックアップソース容量とバックアップ媒
体空き容量が算出されると、バックアップ可判断手段2
5にて容量が比較され条件分岐される(ステップ10
4)。条件分岐の内容は、 1)バックアップソース容量≦バックアップ媒体空き容
量の場合、バックアップ実行手段26は、バックアップ
ジョブを実行し、バックアップソースをバックアップ媒
体41のデータ格納部43に保存する(ステップ10
5)。 2)バックアップソース容量>バックアップ媒体空き容
量の場合、バックアップ可判断手段25は、バックアッ
プ不可能と判断し、出力装置5にバックアップ媒体41
の交換を求めるメッセージを出力し(ステップ10
8)、バックアップを中断する。オペレータはバックア
ップ媒体41を交換し(ステップ109)、ステップ1
03に進む。
【0038】バックアップジョブが正常に実行される
と、ステップ106で、バックアップソース情報保守手
段27が、バックアップ媒体41のバックアップ情報部
45に正常終了したバックアップジョブの「バックアッ
プジョブID・バックアップホスト名・バックアップ日
時・開始バックアップ媒体アドレス・終了バックアップ
媒体アドレス」をバックアップ情報として保存する。ま
たバックアップ媒体41のバックアップ情報部45に同
一バックアックジョブID・バックアップホスト名のバ
ックアップ情報が複数存在した場合、外部記憶装置3に
保存されているバックアップ情報の保証世代数を参照す
る。バックアップ媒体ヘッダ部の同一バックアップジョ
ブID・バックアップホスト名のバックアップ情報の世
代数が大きい場合、そのバックアップ情報のバックアッ
プ日時を比較し、保証世代外のバックアップ情報を消去
する。
【0039】以上の動作によりバックアップを終了する
(ステップ107)。
【0040】さらに具体的な実施例を用いて動作を説明
する。外部記憶装置3のバックアップソース部32にフ
ァイルAが存在しており、入力装置1より「ファイルA
を3世代、土曜日のAM9:00からバックアップする」とい
ったバックアップジョブ情報を入力した場合、演算装置
2のバックアップ情報妥当性確認手段21にてスケジュ
ール妥当性がチェックされる。この時「土曜日のAM9:00
から」であり、未来において確実に発生するスケジュー
ルである。よってスケジュール妥当性に問題はない。ま
たファイルAも外部記憶装置3のバックアップソース部
32内に存在しているので、ソース妥当性も問題ない。
チェックが終了した時点で一意のバックアップジョブI
Dを付加する。バックアップジョブID「A」が一意と
なるとして、バックアップジョブIDに「A」が付加さ
れたとする。その上で外部記憶装置3のバックアップ情
報部31にバックアップ情報として保存されるが、保存
する情報は「バックアップソース=ファイルA・保証世
代数=3・バックアップスケジュール=土曜日AM9:00・
バックアップジョブID=A」となる。
【0041】スケジュール監視手段22は一定間隔でバ
ックアップ情報部31に保存されているバックアップ情
報のバックアップスケジュールを監視し、「土曜日AM9:
00」になると、バックアップ実行手段26はバックアッ
プジョブID=「A」のバックアップを実行する。
【0042】本実施例のステップ101〜107の動作
は次のようになる。ホスト名「A」の演算装置(コンピ
ュータ)2に接続されている外部記憶装置3のバックア
ップソース部32に保存されているファイルAのサイズ
が2Mbyteである。また、バックアップ装置4に挿入さ
れているバックアップ媒体41の総容量が100Mbyte
で、以下の1)〜3)項のバックアップが保存されてい
る。 1)バックアップジョブID=A・バックアップホスト
名=A・バックアップ日時=3週間前の土曜日AM9:00・
容量(開始バックアップ媒体アドレスと終了バックアッ
プ媒体アドレスより算出)=2Mbyte 2)バックアップジョブID=A・バックアップホスト
名=A・バックアップ日時=2週間前の土曜日AM9:00・
容量(開始バックアップ媒体アドレスと終了バックアッ
プ媒体アドレスより算出)=2Mbyte 3)バックアップジョブID=A・バックアップホスト
名=A・バックアップ日時=1週間前の土曜日AM9:00・
容量(開始バックアップ媒体アドレスと終了バックアッ
プ媒体アドレスより算出)=2Mbyte また、「バックアップソース=ファイルA・保証世代数
=3・バックアップスケジュール=土曜日AM9:00・バッ
クアップジョブID=A」が外部記憶装置3のバックア
ップ情報部31に存在したとする。
【0043】土曜日AM9:00になるとバックアップスケジ
ュール時刻であるため、スケジュール監視手段22はバ
ックアップジョブID=Aのバックアップを起動する
(ステップ101)。
【0044】ステップ102で、バックアップソース容
量算出手段23がバックアップソースの容量を算出す
る。バックアップソース容量はバックアップソース部3
2のファイルAサイズが2Mbyteであるため2Mbyteであ
る。
【0045】ステップ103で、バックアップ媒体空き
容量算出手段24がバックアップ媒体41の空き容量を
算出する。バックアップ媒体41は総容量が100Mbyt
eで、すでに保管されているバックアップ容量を加算し
たものが2×3=6Mbyteであるため、空き容量は10
0−6=94Mbyteである。
【0046】ステップ104で、バックアップ可判断手
段25が容量の比較を行う。挿入されているバックアッ
プ媒体41には十分にバックアップジョブ=Aを保存す
る容量があることがわかる。
【0047】よって、ステップ105で、バックアップ
実行手段26がバックアップジョブID=Aのバックア
ップを実行する。バックアップ媒体41のデータ格納部
43への書き込みは、前回バックアップ終了アドレスの
次から書き込まれ、EOT(End of Tape)になればバ
ックアップ媒体41交換を求めるのではなく、データ格
納部43の使用可能領域に書き込まれる。
【0048】ステップ106では、「バックアップジョ
ブID=A・バックアップホスト名=A・バックアップ
日時=今週の土曜日AM9:00・開始バックアップ媒体アド
レス=XXXX・終了バックアップ媒体アドレス=YYYY」と
いったバックアップ情報が、バックアップ媒体41の媒
体情報部44に登録される。外部記憶装置3のバックア
ップ情報部31では「バックアップジョブID=Aは保
証世代数=3」である。その時点でバックアップジョブ
ID=Aが4世代バックアップ媒体41に存在すること
になる。よって1世代不用になる。すなわち一番古いも
の、「バックアップジョブID=A・バックアップホス
ト名=A・バックアップ日時=3週間前の土曜日AM9:0
0」のバックアップ情報がバックアップ媒体41のヘッ
ダ部42より消去される。
【0049】上記の一連の流れにより世代バックアップ
を保証することができるようになる。
【0050】本実施の形態および実施例では、バックア
ップソース容量≦バックアップ媒体空き容量である場合
にのみバックアップを実行する例を説明した。1世代が
複数の媒体にまたがらないようにしたものである。バッ
クアップソース容量>バックアップ媒体空き容量であっ
ても、バックアップ媒体がフォーマット直後のものであ
れば、複数媒体でのバックアップを行うことは可能であ
る。
【0051】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図4は第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。図5は第2の実施の形態のバックアップ媒
体41の詳細構成図である。図6は第2の実施の形態の
バックアップ時の動作を示すフローチャートである。
【0052】第2の実施の形態の構成が第1の実施の形
態と異なる点は以下のとおりである。図4を参照する
と、演算装置2のバックアップ媒体空き容量算出手段
(図1の24)がバックアップ世代数・媒体空き容量算
出手段29に変更されている。また、外部記憶装置3の
バックアップ情報部31にバックアップ世代情報が追加
されている。バックアップ世代情報の内容は「バックア
ップ日時・媒体識別子」である。図5を参照すると、媒
体情報部44に媒体識別子が追加されている。図6を参
照すると、ステップ103でバックアップ世代数算出が
追加されている。
【0053】動作について、第1の実施の形態と異なる
点を説明する。第1の実施の形態では単一バックアップ
媒体でのみ世代保証を行うが、第2の実施の形態ではバ
ックアップ世代情報を外部記憶装置3にも保存して複数
バックアップ媒体での世代管理を行う。
【0054】バックアップ世代数・媒体空き容量算出手
段29は、バックアップ媒体空き容量を算出する前に外
部記憶装置3上のバックアップ情報部31のバックアッ
プ世代情報を参照し、他のバックアップ媒体に世代バッ
クアップが存在する場合、バックアップ装置4に挿入さ
れているバックアップ媒体41内の有効バックアップ世
代を算出する。バックアップ媒体41に存在しているバ
ックアップセット世代数を確認すると同時に外部記憶装
置3内のバックアップ情報部31に保存されているバッ
クアップ世代情報を参照し、挿入されているバックアッ
プ媒体41の保存バックアップセットの内、有効世代を
算出する。このことにより、複数バックアップ媒体での
世代管理を行い、無効な世代バックアップセットを破棄
することが可能になる。
【0055】第2の実施の形態の具体的な実施例を説明
する。ホスト名「A」の演算装置(コンピュータ)2の
外部記憶装置3のバックアップソース部32のファイル
Aのサイズが30Mbyteであり、バックアップ装置4に
挿入されているバックアップ媒体41の媒体識別子が
「A」、総容量が100Mbyteで、以下のバックアップ
が保存されている。 1)バックアップジョブID=A・バックアップホスト
名=A・バックアップ日時=4週間前の土曜日AM9:00・
容量(開始バックアップ媒体アドレスと終了バックアッ
プ媒体アドレスより算出)=30Mbyte 2)バックアップジョブID=A・バックアップホスト
名=A・バックアップ日時=2週間前の土曜日AM9:00・
容量(開始バックアップ媒体アドレスと終了バックアッ
プ媒体アドレスより算出)=30Mbyte 3)バックアップジョブID=A・バックアップホスト
名=A・バックアップ日時=1週間前の土曜日AM9:00・
容量(開始バックアップ媒体アドレスと終了バックアッ
プ媒体アドレスより算出)=30Mbyte また、「バックアップソース=ファイルA・保証世代数
=3・バックアップスケジュール=土曜日AM9:00・バッ
クアップジョブID=A・バックアップ世代情報=
{(1週間前土曜日AM9:00・媒体識別子=A)(2週間
前土曜日AM9:00・媒体識別子=A)(3週間前土曜日AM
9:00・媒体識別子=B)}」が外部記憶装置3内のバッ
クアップ情報部31に存在したとする。
【0056】本実施例ではバックアップ媒体41の空き
容量は(100−30×3)=10Mbyteとなりバック
アップソース容量の30Mbyteより小さくなる。よって
媒体交換が必要になるが、本実施例では外部記憶装置3
内のバックアップ情報部31のバックアップ世代情報に
有効世代バックアップの一つが媒体識別子「B」に存在
することが記録されている。すなわち媒体識別子「A」
内に存在するバックアップジョブID=Aのバックアッ
プ3世代の内、外部記憶装置3のバックアップ情報部3
1のバックアップ世代情報とマッチングしないものは無
効であると判断できる。よってバックアップ媒体41の
空き容量は(100−30×2)=40Mbyteとなりバ
ックアップソース容量の30Mbyteより大きくなり、バ
ックアップ実行可能と判断できる。
【0057】このように、本実施例では、複数媒体を利
用した世代バックアップに関しても対応し、かつ保証世
代以上の世代バックアップを作成しなくなるといった利
点がある。
【0058】図7は本発明の第3の実施の形態の構成を
示すブロック図である。第3の実施の形態は、入力装置
1、演算装置2、外部記憶装置3、バックアップ装置
4、出力装置5、記録媒体6を含む。記録媒体6は、バ
ックアップファイルの世代管理用プログラムを記録して
いる。この記録媒体6は、磁気ディスク、半導体メモ
リ、光ディスク、その他の記録媒体であってよい。
【0059】バックアップファイルの世代管理用プログ
ラムは記録媒体6から演算装置2に読み込まれ、第1の
実施の形態におけるバックアップ情報妥当性確認手段2
1、スケジュール監視手段22、バックアップソース容
量算出手段23、バックアップ媒体空き容量算出手段2
4、バックアップ可判断手段25、バックアップ実行手
段26、バックアップソース情報保存手段27の処理と
同様の処理を行う。
【0060】演算装置2は、ファイルのバックアップジ
ョブIDとバックアップスケジュールと保証世代数とを
記録した記憶装置3が有するバックアップスケジュール
の監視を行ってスケジュール時刻になるとバックアップ
を起動する処理と、バックアップ正常終了時にバックア
ップ媒体41のバックアップジョブIDとバックアップ
ホスト名とバックアップ日時とからなるバックアップ情
報部45の更新を行う処理とを行う。
【0061】さらに、演算装置2は、記憶装置3のバッ
クアップソース容量とバックアップ媒体41の空き容量
とを算出し、バックアップ媒体へのバックアップ可否を
判断する処理を行う。
【0062】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。第4の実施の形態は、第3の実施の形態に、
第2の実施の形態で説明したバックアップ世代数算出手
段の処理を追加したものである。
【0063】演算装置2は、記憶装置3に記録されたバ
ックアップ日時とバックアップ媒体識別子とからなるバ
ックアップ世代情報とバックアップ媒体41に記録され
たバックアップ媒体識別子とを参照してバックアップ媒
体内の有効バックアップ世代数を算出する処理を行う。
【0064】
【発明の効果】本発明の第一の効果は、バックアップの
世代管理が保証されることである。その理由は、従来、
バックアップセットの世代管理は、物理的な媒体交換に
よらざるをえなかったが、誤って媒体交換しなかった
り、何らかの理由で交換できない場合もバックアップが
行われ、バックアップの世代管理が崩れたり、最悪の場
合では、復旧可能なバックアップセットが存在しなくな
ることもあり得る。これは従来のバックアップシステム
において、システムはバックアップを実行するだけで、
世代管理は人間にのみ頼っていたためである。本発明で
は最終的な判断は人間がするが、バックアップシステム
内に世代管理機能を付加することにより、バックアップ
システムのみでは保証世代以内のバックアップセットを
消去することができない。すなわち人間の判断が入らな
い限り保証世代バックアップセットを保証できることに
なり、最悪でも数世代前の状態に復元することが可能と
なり、データの完全消失は回避できる。
【0065】第二の効果は、バックアップ媒体の一部に
消耗が集中しなくなることである。その理由は、本発明
においてバックアップ媒体のすべての領域はサイクリッ
クに使用されることである。バックアップ動作時に挿入
されているバックアップ媒体にバックアップ可/不可判
断を行っているが、可であれば、バックアップ媒体の前
回バックアップ終了アドレスの次から書き込まれ、EO
Tになれば媒体交換を求めるのではなく、バックアップ
媒体データ部の使用可能領域に書き込まれる。すなわ
ち、バックアップ媒体の容量を効率的に利用するため、
バックアップ媒体の一部のみが消耗することはなく、媒
体疲労はバックアップ媒体全体で分散されることとな
る。また、バックアップ媒体1個につき複数バックアッ
プセットを格納可能であるため、使用バックアップ媒体
数も減少する可能性があり、ランニングコストを減少さ
せることも可能になる。
【0066】第三の効果は、バックアップ/復旧動作が
高速化されることである。その理由としては、バックア
ップ媒体ヘッダ部に媒体情報・バックアップ情報を保存
することにより、媒体情報・バックアップ情報がすばや
く検索でき、バックアップ/復旧時の実行判断が迅速に
行える。実際にデータをバックアップ/復旧する場合も
バックアップ情報により、直接バックアップ媒体の対象
データ部にアクセスすることが可能になり処理の高速化
につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施の形態のバックアップ媒体の詳細構
成図である。
【図3】第1の実施の形態のバックアップ時の動作を示
すフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】第2の実施の形態のバックアップ媒体の詳細構
成図である。
【図6】第2の実施の形態のバックアップ時の動作を示
すフローチャートである。
【図7】第3の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 入力装置 2 演算装置 3 外部記憶装置 4 バックアップ装置 5 出力装置 6 記録媒体 21 バックアップ情報妥当性確認手段 22 スケジュール監視手段 23 バックアップソース容量算出手段 24 バックアップ媒体空き容量算出手段 25 バックアップ可判断手段 26 バックアップ実行手段 27 バックアップソース情報保存手段 29 バックアップ世代数・媒体空き容量算出手段 31 バックアップ情報部 32 バックアップソース部 41 バックアップ媒体 42 ヘッダ部 43 データ格納部 44 媒体情報部 45 バックアップ情報部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算装置と、前記演算装置に接続されて
    ファイルの保存を行う記憶装置と、前記記憶装置のファ
    イルの複数世代バックアップを行うバックアップ媒体を
    挿入されるバックアップ装置とを含むバックアップファ
    イルの世代管理システムであって、前記記憶装置はバッ
    クアップジョブIDとバックアップスケジュールと保証
    世代数とを記録するバックアップ情報部を備え、前記バ
    ックアップ媒体は前記バックアップジョブIDとバック
    アップホスト名とバックアップ日時とを記録するバック
    アップ情報部を備え、前記演算装置は前記記憶装置が有
    するバックアップスケジュールの監視を行ってスケジュ
    ール時刻になるとバックアップを起動するスケジュール
    監視手段とバックアップ正常終了時に前記バックアップ
    媒体の前記バックアップ情報部の更新を行うバックアッ
    プソース情報保存手段とを備えたことを特徴とするバッ
    クアップファイルの世代管理システム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記バックアップ媒体は媒体情
    報部と前記バックアップ情報部とを有するヘッダ部を備
    え、前記媒体情報部は前記バックアップ媒体の総容量を
    記録し、前記バックアップ情報部はバックアップファイ
    ルの開始バックアップ媒体アドレスと終了バックアップ
    媒体アドレスとを記録することを特徴とする請求項1記
    載のバックアップファイルの世代管理システム。
  3. 【請求項3】 さらに、前記演算装置は、前記記憶装置
    のバックアップソース容量を算出するバックアップ容量
    算出手段と、前記バックアップ媒体の空き容量を算出す
    るバックアップ媒体空き容量算出手段と、前記バックア
    ップ容量算出手段と前記バックアップ媒体空き容量算出
    手段との算出結果から前記バックアップ媒体へのバック
    アップ可否を判断するバックアップ可判断手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1または2記載のバックアッ
    プファイルの世代管理システム。
  4. 【請求項4】 さらに、前記記憶装置の前記バックアッ
    プ情報部はバックアップ日時とバックアップ媒体識別子
    とからなるバックアップ世代情報を記録し、前記バック
    アップ媒体の前記バックアップ情報部はバックアップ媒
    体識別子を記録し、前記演算装置は前記バックアップ世
    代情報と前記バックアップ媒体識別子とを参照して前記
    バックアップ媒体内の有効バックアップ世代数を算出す
    るバックアップ世代数算出手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1、2または3記載のバックアップファイルの
    世代管理システム。
  5. 【請求項5】 前記バックアップ装置は磁気テープ装置
    であることを特徴とする請求項1、2、3または4記載
    のバックアップファイルの世代管理システム。
  6. 【請求項6】 ファイルのバックアップジョブIDとバ
    ックアップスケジュールと保証世代数とを記録した記憶
    装置が有する前記バックアップスケジュールの監視を行
    ってスケジュール時刻になるとバックアップを起動する
    処理と、バックアップ正常終了時にバックアップ媒体の
    バックアップジョブIDとバックアップホスト名とバッ
    クアップ日時とからなるバックアップ情報の更新を行う
    処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを
    記録したことを特徴とする記録媒体。
  7. 【請求項7】 さらに、記憶装置のバックアップソース
    容量と前記バックアップ媒体の空き容量とを算出し、前
    記バックアップ媒体へのバックアップ可否を判断する処
    理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
    したことを特徴とする請求項6記載の記録媒体。
  8. 【請求項8】 さらに、前記記憶装置に記録されたバッ
    クアップ日時とバックアップ媒体識別子とからなるバッ
    クアップ世代情報と前記バックアップ媒体に記録された
    バックアップ媒体識別子とを参照して前記バックアップ
    媒体内の有効バックアップ世代数を算出する処理をコン
    ピュータに実行させるためのプログラムを記録したこと
    を特徴とする請求項6または7記載の記録媒体。
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